JPWO2017077614A1 - 極端紫外光生成装置 - Google Patents

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Abstract

極端紫外光生成装置は、生成領域に供給されたターゲットから極端紫外光が生成されるチャンバと、前記極端紫外光を反射面231で反射し集光点に集光する集光ミラー23と、照明光を出力する光源部と、前記ターゲットからの反射光を受光する受光部と、を備え、前記反射面は、前記生成領域を第1焦点F1とし前記集光点を第2焦点F2とする回転楕円面に形成され、前記反射面の外周縁231a及び前記第1焦点を結ぶ線分Kの前記第1焦点側の延長線K1を、前記第1焦点及び前記第2焦点を通るZ軸の周りに回転させたときに形成される面を第1限界面Sf1とし、前記線分並びにその前記外周縁側の延長線K2を、前記軸の周りに回転させたときに形成される面を第2限界面Sf2とすると、前記光源部及び前記受光部は、前記照明光の光路及び前記反射光の光路の少なくとも1つが、前記第1焦点を通ると共に、前記第1限界面と前記第2限界面との間に含まれるように配置されてもよい。

Description

本開示は、極端紫外光生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、20nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、波長13nm程度の極端紫外(EUV)光を生成する極端紫外(EUV)光生成装置と縮小投影反射光学系とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲットにレーザ光を照射することによって生成されるプラズマが用いられるLPP(Laser Produced Plasma)式の装置と、放電によって生成されるプラズマが用いられるDPP(Discharge Produced Plasma)式の装置と、軌道放射光が用いられるSR(Synchrotron Radiation)式の装置との3種類の装置が提案されている。
特表2007−528607号公報 特表2005−507489号公報 特表平09−502254号公報
概要
本開示の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、内部の生成領域に供給されたターゲットから極端紫外光が生成されるチャンバと、生成領域で生成された極端紫外光を反射面で反射し、生成領域よりも反射面から離れた所定の集光点に集光する集光ミラーと、チャンバに接続され、生成領域に供給されるターゲットに向けて照明光を出力する光源部と、チャンバに接続され、ターゲットに向けて出力された照明光のうちターゲットからの反射光を受光してターゲットの像を撮像する受光部と、を備え、集光ミラーの反射面は、生成領域を第1焦点とし所定の集光点を第2焦点とする回転楕円面に形成され、反射面の外周縁及び第1焦点を結ぶ線分の第1焦点側の延長線を、第1焦点及び第2焦点を通る軸の周りに回転させたときに形成される面を第1限界面とし、反射面の外周縁及び第1焦点を結ぶ線分並びにその外周縁側の延長線を、第1焦点及び第2焦点を通る軸の周りに回転させたときに形成される面を第2限界面とすると、光源部及び受光部は、照明光の光路及び反射光の光路の少なくとも1つが、第1焦点を通ると共に、第1限界面と第2限界面との間にあるチャンバの内部空間に含まれるように配置されてもよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図2は、比較例のEUV光生成装置の構成を説明するための図を示す。 図3は、比較例のEUV光生成装置の課題を説明するための図を示す。 図4は、EUV集光ミラー、第1焦点及び第2焦点が含まれるチャンバの内部空間を示す。 図5は、光源部及び受光部の位置と迷光との関係を条件1〜4に場合分けして検証した結果を示す。 図6は、第1実施形態のEUV光生成装置を説明するための図を示す。 図7は、第2実施形態のEUV光生成装置を説明するための図を示す。 図8は、第3実施形態のEUV光生成装置を説明するための図を示す。 図9は、第4実施形態のEUV光生成装置に含まれる光源部を説明するための図を示す。 図10は、図9に示された第1焦点付近を拡大した図を示す。
実施形態
<内容>
1.EUV光生成システムの全体説明
1.1 構成
1.2 動作
2.用語の説明
3.課題
3.1 比較例の構成
3.2 比較例の動作
3.3 課題
4.第1実施形態
4.1 構成
4.2 動作
4.3 作用効果
5.第2実施形態
5.1 構成
5.2 動作
5.3 作用効果
6.第3実施形態
6.1 構成
6.2 動作
6.3 作用効果
7.第4実施形態
7.1 構成
7.2 作用効果
8.その他
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
[1.EUV光生成システムの全体説明]
[1.1 構成]
図1に、例示的なLPP方式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。
EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いられてもよい。本願においては、EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2、ターゲット供給器26を含んでもよい。チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給器26は、例えば、チャンバ2の壁を貫通するように取り付けられてもよい。ターゲット供給器26から供給されるターゲット27の材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられていてもよい。その貫通孔には、ウインドウ21が設けられてもよく、ウインドウ21をレーザ装置3から出力されるパルスレーザ光32が透過してもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1及び第2焦点を有し得る。EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンと、シリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されていてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1焦点がプラズマ生成領域25に位置し、その第2焦点が中間集光点(IF)292に位置するように配置されるのが好ましい。EUV集光ミラー23の中央部には貫通孔24が設けられていてもよく、貫通孔24をパルスレーザ光33が通過してもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御部5、ターゲットセンサ4等を含んでもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有してもよく、ターゲット27の存在、軌跡、位置、速度等を検出するよう構成されてもよい。
また、EUV光生成装置1は、チャンバ2の内部と露光装置6の内部とを連通させる接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャ293が形成された壁291が設けられてもよい。壁291は、そのアパーチャ293がEUV集光ミラー23の第2焦点位置に位置するように配置されてもよい。
更に、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御部34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するためのターゲット回収器28等を含んでもよい。レーザ光進行方向制御部34は、レーザ光の進行方向を規定するための光学素子と、この光学素子の位置、姿勢等を調整するためのアクチュエータとを備えてもよい。
[1.2 動作]
図1を参照すると、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34を経て、パルスレーザ光32としてウインドウ21を透過してチャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザ光経路に沿ってチャンバ2内を進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33として少なくとも1つのターゲット27に照射されてもよい。
ターゲット供給器26は、ターゲット27をチャンバ2内部のプラズマ生成領域25に向けて出力するよう構成されてもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射されてもよい。パルスレーザ光33が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマからEUV光251が、他の波長の光の放射に伴って放射され得る。EUV光251は、EUV集光ミラー23によって選択的に反射されてもよい。EUV集光ミラー23によって反射されたEUV光252は、中間集光点292で集光され、露光装置6に出力されてもよい。なお、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
EUV光生成制御部5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括するよう構成されてもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理するよう構成されてもよい。また、EUV光生成制御部5は、例えば、ターゲット27が出力されるタイミング制御及びターゲット27の出力方向等の制御の内の少なくとも1つを行ってもよい。更に、EUV光生成制御部5は、例えば、レーザ装置3の出力タイミングの制御、パルスレーザ光32の進行方向の制御、パルスレーザ光33の集光位置の制御の内の少なくとも1つを行ってもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてもよい。
[2.用語の説明]
「ターゲット」は、チャンバ内に導入されたレーザ光の被照射物である。レーザ光が照射されたターゲットは、プラズマ化してEUV光を放射する。
「ドロップレット」は、チャンバ内へ供給されるターゲットの一形態である。
「プラズマ生成領域」は、チャンバ内の所定領域である。プラズマ生成領域は、チャンバ内に出力されたターゲットに対してレーザ光が照射され、ターゲットがプラズマ化される領域である。
「ターゲット軌道」は、チャンバ内に出力されたターゲットが進行する経路である。ターゲット軌道は、プラズマ生成領域において、チャンバ内に導入されたレーザ光の光路と交差してもよい。
「光路軸」は、光の進行方向に沿って光のビーム断面の中心を通る軸である。
「光路」は、光が通る経路である。光路には、光路軸が含まれてもよい。
[3.課題]
図2及び図3を用いて、比較例のEUV光生成装置1について説明する。
比較例のEUV光生成装置1は、ターゲットセンサ4を含むEUV光生成装置1であってもよい。
[3.1 比較例の構成]
図2は、比較例のEUV光生成装置1の構成を説明するための図を示す。
比較例のEUV光生成装置1は、チャンバ2と、ターゲット供給器26と、ターゲットセンサ4とを含んでもよい。
チャンバ2は、上述のように、ターゲット供給器26によって内部に供給されたターゲット27にパルスレーザ光33が照射されることでEUV光252が生成される容器であってもよい。
チャンバ2の内部には、レーザ光集光ミラー22と、EUV集光ミラー23とが設けられてもよい。
レーザ光集光ミラー22は、ウインドウ21を透過して入射したパルスレーザ光32を反射してもよい。レーザ光集光ミラー22は、反射されたパルスレーザ光32をパルスレーザ光33としてプラズマ生成領域25に集光してもよい。
EUV集光ミラー23は、プラズマ生成領域25で生成されたEUV光251のうち特定の波長付近の光を反射面231で選択的に反射してもよい。EUV集光ミラー23は、選択的に反射されたEUV光251を、EUV光252として所定の集光点である中間集光点292に集光してもよい。
EUV集光ミラー23の反射面231は、第1焦点F1及び第2焦点F2を有する回転楕円面に形成されてもよい。
第1焦点F1は、プラズマ生成領域25に位置してもよい。第2焦点F2は、プラズマ生成領域25よりも反射面231から離れた位置にある中間集光点292に位置してもよい。
ターゲット供給器26は、チャンバ2内に供給されるターゲット27を溶融させ、ドロップレット271としてチャンバ2内のプラズマ生成領域25に出力する機器であってもよい。ターゲット供給器26は、いわゆるコンティニュアスジェット方式でドロップレット271を出力する機器であってもよい。
ターゲット供給器26の動作は、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。
ターゲット供給器26は、タンク261と、圧力調節器262と、ガスボンベ263と、2軸ステージ264とを含んでもよい。
タンク261は、チャンバ2内に供給されるターゲット27を溶融させた状態で収容してもよい。
圧力調節器262は、ガスボンベ263に充填された不活性ガスがタンク261内へ供給される際の圧力を調節することによって、タンク261内に収容されたターゲット27に加わる圧力を調節してもよい。それにより、圧力調節器262は、タンク261内からチャンバ2内へ出力されるターゲット27の速度を所望の速度に調節してもよい。
2軸ステージ264は、タンク261を、図4を用いて後述する座標系のX軸及びZ軸に略平行な方向に移動させることによって、チャンバ2内へ出力されたターゲット27のターゲット軌道Tを、プラズマ生成領域25を通る所望の軌道に調節してもよい。
ターゲットセンサ4は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を検出するセンサであってもよい。
具体的には、ターゲットセンサ4は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を撮像し、そのターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tを計測するセンサであってもよい。
ターゲットセンサ4の動作は、EUV光生成制御部5によって制御されてもよい。
ターゲットセンサ4は、光源部41と、受光部42とを含んでもよい。
光源部41は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27に向けて照明光を出力してもよい。
具体的には、光源部41は、プラズマ生成領域25に位置する第1焦点F1及びその近傍に照明光を出力してもよい。第1焦点F1の近傍は、第1焦点F1よりもターゲット供給器26側にあるターゲット軌道T上の領域であってもよい。
光源部41は、例えば、単波長の連続レーザ光を出力するCW(Continuous Wave)レーザ等を用いて構成されてもよい。或いは、光源部41は、複数の波長を有する連続光を出力するランプ等を用いて構成されてもよい。
光源部41は、チャンバ2の壁2aに接続されてもよい。
光源部41は、照明光の出射口が、プラズマ生成領域25に位置する第1焦点F1を向くように配置されてもよい。
受光部42は、ターゲット27からの反射光を受光して、ターゲット27の像を撮像してもよい。
ターゲット27からの反射光は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27に向けて光源部41から出力された照明光のうち、当該ターゲット27によって反射された照明光であってもよい。
具体的には、受光部42は、プラズマ生成領域25に位置する第1焦点F1及びその近傍に位置するターゲット27からの反射光を受光してターゲット27の像を撮像してもよい。
受光部42は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)等のイメージセンサを用いて構成されてもよい。
受光部42は、チャンバ2の壁2aに接続されてもよい。
受光部42は、ターゲット27からの反射光の光路上に配置されてもよい。
受光部42は、ターゲット27からの反射光の入射口が、プラズマ生成領域25に位置する第1焦点F1を向くように配置されてもよい。
[3.2 比較例の動作]
比較例のEUV光生成装置1の動作について説明する。
ターゲット供給器26は、タンク261内に収容されたターゲット27をチャンバ2内に出力してもよい。出力されたターゲット27は、プラズマ生成領域25に向かってターゲット軌道T上を進行し得る。
光源部41は、プラズマ生成領域25に位置する第1焦点F1及びその近傍に照明光を出力してもよい。
チャンバ2内に出力されたターゲット27が第1焦点F1を通過する場合、光源部41から出力された照明光は、ターゲット27を照射し得る。ターゲット27に照射された光は、ターゲット27の表面で反射され得る。ターゲット27からの反射光は、受光部42にて受光され得る。
受光部42は、ターゲット27からの反射光を撮像してもよい。受光部42は、ターゲット27の画像を取得してもよい。受光部42は、取得された画像からターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tを計測してもよい。受光部42は、この計測結果を示す信号をEUV光生成制御部5に送信してもよい。
EUV光生成制御部5は、当該計測結果に基づいてターゲット供給器26を制御して、ターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tを制御してもよい。
[3.3 課題]
図3は、比較例のEUV光生成装置1の課題を説明するための図を示す。
ターゲットセンサ4の受光部42は、上述のように、ターゲット27からの反射光を受光して、ターゲット27の像を撮像してもよい。
しかしながら、受光部42は、光源部41及び受光部42の位置によっては、迷光を撮像することがあり得る。迷光は、受光部42にて受光された光のうち、ターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tの計測に不必要な光であり得る。迷光は、ターゲット27からの反射光以外の光であり得る。
特に、光源部41から出力された照明光がターゲット27を照射せずに第1焦点F1を通過し、EUV集光ミラー23の反射面231に入射することがあり得る。すると、反射面231に入射した照明光は、反射面231で反射され、中間集光点292に位置する第2焦点F2に到達し得る。第2焦点F2に到達した照明光は、第2焦点F2の周囲にある壁291等によって散乱し得る。このとき、壁291等による散乱光の一部は、再び反射面231に入射し、再び反射面231で反射されることがあり得る。すると、反射面231で反射された散乱光は、第1焦点F1を通過して受光部42にて受光され、迷光として撮像されることがあり得る。
受光部42が迷光を撮像すると、図3に示されるように、受光部42にて取得される画像には、ターゲット27の像と重なるように迷光が写り込んでしまい得る。
それにより、受光部42は、取得された画像からターゲット27の像を正確に認識し難くなり、ターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tを正確に計測し難くなり得る。その結果、これらの計測結果に含まれる誤差が大きくなり得る。
したがって、受光部42に撮像される迷光を抑制することによって、ターゲット27を高精度で計測し得る技術が望まれている。
[4.第1実施形態]
図4〜図6を用いて、第1実施形態のEUV光生成装置1について説明する。
第1実施形態のEUV光生成装置1は、比較例のEUV光生成装置1に対して、光源部41及び受光部42の位置が異なってもよい。
第1実施形態のEUV光生成装置1の構成において、比較例のEUV光生成装置1と同様の構成については説明を省略する。
図4は、EUV集光ミラー23、第1焦点F1及び第2焦点F2が含まれるチャンバ2の内部空間を示す。
図4に示された座標系では、プラズマ生成領域25の位置にある第1焦点F1を原点とする。
図4に示された座標系では、第1焦点F1及び第2焦点F2を通る軸をZ軸とする。Z軸方向は、第1焦点F1から第2焦点F2に向かう方向であり得る。Z軸方向は、チャンバ2から露光装置6へEUV光252が出力される方向であり得る。
図4に示された座標系では、ターゲット供給器26及びプラズマ生成領域25を通る軸をY軸とする。Y軸方向は、ターゲット供給器26がチャンバ2内にターゲット27を出力する方向の反対方向であり得る。Y軸は、ターゲット軌道Tと重なり得る。
図4に示された座標系では、Y軸及びZ軸に直交する軸をX軸とする。
ここで、反射面231の外周縁231a及び第1焦点F1を結ぶ線分を、Kとする。
線分KとZ軸とが成す鋭角の角度を、θとする。θは、例えば、45°以上90°未満であってもよい。θは、例えば45°、50°、55°、60°、65°、70°、75°、80°、85°の何れかであってもよい。θは、例えば84°であってもよい。
線分Kの第1焦点F1側の延長線を、K1とする。延長線K1とZ軸とが成す鋭角の角度は、θであり得る。
線分Kの外周縁231a側の延長線を、K2とする。延長線K2とZ軸とが成す鋭角の角度は、θであり得る。
延長線K1を、Z軸の周りに2π[rad]回転させたときに形成される面を、第1限界面Sf1とする。第1限界面Sf1は、頂点を第1焦点F1とし、半頂角をθとし、第2焦点F2側に開いた円錐の側面のような形状であり得る。
線分K及び延長線K2を、Z軸の周りに2π[rad]回転させたときに形成される面を、第2限界面Sf2とする。第2限界面Sf2は、頂点を第1焦点F1とし、半頂角をθとし、反射面231側に開いた円錐の側面のような形状であり得る。
チャンバ2の内部空間において、少なくとも第1限界面Sf1よりも第2焦点F2側の領域を第1領域Re1とする。
チャンバ2の内部空間において、第1限界面Sf1と第2限界面Sf2との間の領域を第2領域Re2とする。
受光部42にて迷光が撮像されるか否かは、光源部41及び受光部42の位置に依存し得る。
図5は、光源部41及び受光部42の位置と迷光との関係を条件1〜4に場合分けして検証した結果を示す。
条件1は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通り第2領域Re2に含まれており、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通り第1領域Re1に含まれている場合である。
条件1の場合、受光部42にて迷光が撮像され難いという検証結果が得られた。
条件2は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通り第2領域Re2に含まれており、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通り第2領域Re2に含まれている場合である。
条件2の場合、受光部42にて迷光が撮像され難いという検証結果が得られた。
条件3は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通り第1領域Re1に含まれており、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通り第2領域Re2に含まれている場合である。
条件3の場合、受光部42にて迷光が撮像され難いという検証結果が得られた。
条件4は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通り第1領域Re1に含まれており、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通り第1領域Re1に含まれている場合である。
条件4の場合、受光部42にて迷光が撮像され易いという検証結果が得られた。
すなわち、光源部41から出力される照明光の光路、及び、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路の少なくとも1つが、第1焦点F1を通ると共に、第2領域Re2に含まれると、受光部42にて迷光が撮像され難くなり得る。
言い換えると、光源部41及び受光部42は、照明光の光路及びターゲット27からの反射光の光路の少なくとも1つが、第1焦点F1を通ると共に、第1限界面Sf1と第2限界面Sf2との間にあるチャンバ2の内部空間に含まれるように配置されるとよい。
また、図4に示されたチャンバ2の内部空間は、極座標系を用いて記述されてもよい。
図4に示された極座標系では、プラズマ生成領域25の位置にある第1焦点F1を極としてもよい。
図4に示された極座標系では、極である第1焦点F1からの距離を動径とし、Z軸に対する動径の角度を偏角θ[rad]としてもよい。偏角θは、極である第1焦点F1を回転中心点として、動径をZ軸に対して回転させたときの回転角度であってもよい。
図4に示されたチャンバ2の内部空間を極座標系を用いて記述する場合、第1領域Re1は数式1のように記述されてもよく、第2領域Re2は数式2のように記述されてもよい。
この場合、光源部41及び受光部42は、照明光の光路及びターゲット27からの反射光の光路の少なくとも1つが、第1焦点F1を通ると共に、第2領域Re2を示す数式2を満たす偏角θで記述されるチャンバ2の内部空間に含まれるように配置されてもよい。
[4.1 構成]
図6は、第1実施形態のEUV光生成装置1を説明するための図を示す。
第1実施形態に係る光源部41及び受光部42は、図5の条件1に適合するように配置されてもよい。
第1実施形態に係る光源部41は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第1実施形態に係る光源部41は、光源部41の照明光軸が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
照明光軸とは、光源部41から出力される照明光の光路軸であってもよい。
また、第1実施形態に係る受光部42は、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第1領域Re1に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第1実施形態に係る受光部42は、受光部42の受光光軸が、第1焦点F1を通ると共に第1領域Re1に含まれるように配置されてもよい。
受光光軸とは、ターゲット27からの反射光のうち受光部42によって受光される光の光路軸であってもよい。
第1実施形態のEUV光生成装置1における他の構成については、比較例のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[4.2 動作]
第1実施形態に係る光源部41は、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍に向けて照明光を出力してもよい。
第1実施形態に係る受光部42は、第1領域Re1から第1焦点F1及びその近傍を撮像してもよい。照明光がターゲット27を照射するとき、受光部42は、ターゲット27からの反射光として、第1焦点F1及びその近傍から第1領域Re1に向かう反射光を受光してもよい。
光源部41から出力された照明光は、ターゲット27を照射しないとき、第1焦点F1を通過し得る。第1焦点F1を通過した照明光は、EUV集光ミラー23の反射面231に入射せずに、チャンバ2の壁2a等を照射して拡散し得る。
チャンバ2の壁2a等を照射して拡散した光は、光量が低下しているため受光部42に到達し難く、迷光にはなり難い。仮に受光部42にて受光されたとしても、チャンバ2の壁2a等を照射して拡散した光は、ターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tの計測に影響を与え難い。
第1実施形態のEUV光生成装置1における他の動作については、比較例のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[4.3 作用効果]
第1実施形態に係る光源部41は、出力した照明光による迷光が発生し難いように配置され得る。
すなわち、第1実施形態のEUV光生成装置1は、迷光の発生自体を抑制することによって、受光部42に撮像される迷光を抑制し得る。
それにより、第1実施形態のEUV光生成装置1は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を高精度で計測し得る。
[5.第2実施形態]
図7を用いて、第2実施形態のEUV光生成装置1について説明する。
第2実施形態のEUV光生成装置1は、第1実施形態のEUV光生成装置1に対して、光源部41及び受光部42の位置が異なってもよい。
第2実施形態に係る光源部41及び受光部42は、図5の条件2に適合するように配置されてもよい。
第2実施形態のEUV光生成装置1の構成において、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様の構成については説明を省略する。
[5.1 構成]
図7は、第2実施形態のEUV光生成装置1を説明するための図を示す。
第2実施形態に係る光源部41は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第2実施形態に係る光源部41は、光源部41の照明光軸が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
第2実施形態に係る受光部42は、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第2実施形態に係る受光部42は、受光部42の受光光軸が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
第2実施形態のEUV光生成装置1における他の構成については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[5.2 動作]
第2実施形態に係る光源部41は、第1実施形態と同様に、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍に向けて照明光を出力してもよい。
第2実施形態に係る受光部42は、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍を撮像してもよい。照明光がターゲット27を照射するとき、受光部42は、ターゲット27からの反射光として、第1焦点F1及びその近傍から第2領域Re2に向かう反射光を受光してもよい。
光源部41から出力された照明光は、第1実施形態と同様に、第1焦点F1を通過した後、チャンバ2の壁2a等を照射して拡散し得るため、迷光にはなり難い。
第2実施形態のEUV光生成装置1における他の動作については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[5.3 作用効果]
第2実施形態に係る光源部41は、第1実施形態と同様に、出力した照明光による迷光が発生し難いように配置され得る。
それにより、第2実施形態のEUV光生成装置1は、第1実施形態と同様に迷光の発生自体を抑制し、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を高精度で計測し得る。
[6.第3実施形態]
図8を用いて、第3実施形態のEUV光生成装置1について説明する。
第3実施形態のEUV光生成装置1は、第1実施形態のEUV光生成装置1に対して、光源部41及び受光部42の位置が異なってもよい。
第3実施形態に係る光源部41及び受光部42は、図5の条件3に適合するように配置されてもよい。
第3実施形態のEUV光生成装置1の構成において、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様の構成については説明を省略する。
[6.1 構成]
図8は、第3実施形態のEUV光生成装置1を説明するための図を示す。
第3実施形態に係る光源部41は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第1領域Re1に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第3実施形態に係る光源部41は、光源部41の照明光軸が、第1焦点F1を通ると共に第1領域Re1に含まれるように配置されてもよい。
第3実施形態に係る受光部42は、受光部42にて受光されるターゲット27からの反射光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第3実施形態に係る受光部42は、受光部42の受光光軸が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
第3実施形態のEUV光生成装置1における他の構成については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[6.2 動作]
第3実施形態に係る光源部41は、第1領域Re1から第1焦点F1及びその近傍に向けて照明光を出力してもよい。
第3実施形態に係る受光部42は、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍を撮像してもよい。照明光がターゲット27を照射するとき、受光部42は、ターゲット27からの反射光として、第1焦点F1及びその近傍から第2領域Re2に向かう反射光を受光してもよい。
光源部41から出力された照明光は、ターゲット27を照射しないとき、第1焦点F1を通過し得る。第1焦点F1を通過した照明光は、EUV集光ミラー23の反射面231に入射し得る。反射面231に入射した照明光は、反射面231で反射され、中間集光点292に位置する第2焦点F2の周囲にある壁291等によって散乱し得る。
壁291等による散乱光の一部は、再び反射面231に入射して反射され、受光部42に向かって進む場合があり得る。しかしながら、壁291等による散乱光の一部は、受光部42の視野角内には進入し難く、受光部42にて受光され難い。受光部42の視野角から外れた散乱光は、チャンバ2の壁2a等を照射して拡散し得る。
チャンバ2の壁2a等を照射して拡散した光は、光量が低下しているため受光部42に到達し難く、迷光にはなり難い。仮に受光部42にて受光されたとしても、チャンバ2の壁2a等を照射して拡散した光は、ターゲット27の位置、速度又はターゲット軌道Tの計測に影響を与え難い。
第3実施形態のEUV光生成装置1における他の動作については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
[6.3 作用効果]
第3実施形態に係る受光部42は、壁291等による散乱光などの迷光の要因となる光が発生しても、これを受光し難いように配置され得る。
第3実施形態のEUV光生成装置1は、迷光の要因となる光を受光部42にて受光され難くすることによって、受光部42に迷光が撮像されることを抑制し得る。
それにより、第3実施形態のEUV光生成装置1は、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を高精度で計測し得る。
[7.第4実施形態]
図9及び図10を用いて、第4実施形態のEUV光生成装置1について説明する。
第4実施形態のEUV光生成装置1は、第1実施形態のEUV光生成装置1に対して、光源部41の位置が異なってもよい。
第4実施形態に係る光源部41は、第1実施形態と同様に、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
より詳細には、第4実施形態に係る光源部41は、光源部41の照明光軸が、第1焦点F1を通ると共に第2領域Re2に含まれるように配置されてもよい。
但し、第4実施形態に係る光源部41は、光源部41から出力される照明光のビームダイバージェンスを考慮して配置されてもよい。
第4実施形態のEUV光生成装置1の構成において、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様の構成については説明を省略する。
[7.1 構成]
図9は、第4実施形態のEUV光生成装置1に含まれる光源部41を説明するための図を示す。図10は、図9に示された第1焦点F1付近を拡大した図を示す。
図9及び図10は、第4実施形態に係る光源部41が、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍に照明光を出力した際に、第1焦点F1を通る照明光の光路が反射面231の外周縁231aと交差する場合を示している。
ここで、光源部41の照明光軸を、Aとする。すなわち、光源部41から出力される照明光の光路軸を、Aとする。
照明光の光路軸AとY軸とが成す鋭角の角度を、θとする。
照明光の発散角を、半値でθとする。
第1焦点F1を通過する際の照明光のビーム幅を、半値でWとする。ビーム幅の半値Wは、1/(e)又は4σで定義された値であってもよい。ビーム幅の半値Wは、第1焦点F1を通過する際における照明光のビーム半径であり得る。
第1焦点F1を通過する際の照明光の光路がZ軸を横切る位置であって、反射面231側の位置を、xとする。
第1焦点F1から位置xまでの距離を、Xとする。
反射面231の外周縁231aと位置xとを結ぶ線分をBとする。
線分BとZ軸とが成す鋭角の角度を、θとする。
反射面231の外周縁231aからZ軸までの距離を、Rとする。
反射面231の外周縁231aから第1焦点F1までのZ軸方向における距離を、Lとする。距離Lは、Z軸に沿った方向における距離であって外周縁231aから第1焦点F1までの距離であり得る。
反射面231の外周縁231aから位置xまでのZ軸方向における距離を、Lとする。
このような前提において、第1焦点F1を通る照明光の光路が反射面231の外周縁231aと交差する場合、距離X、距離L及び距離Lには、数式3のような関係があってもよい。
まず、数式3の左辺の距離Xについて検討する。
図10に示された三角形を参照すると、正弦定理より数式4が成り立ち得る。
角度θは、図10より、数式5のように記述され得る。
距離Xは、数式5を数式4に代入して整理すると、数式6のように記述され得る。
発散角の半値θは微小であり得る。このため、θを変数とする三角関数は、テイラー展開の1次項で近似し得る。すると、数式6は、数式7のように記述され得る。
次に、数式3の左辺のLについて検討する。
距離Lは、図9より、数式8のように記述され得る。
数式8の右辺のtanθは、θに数式5を代入して整理すると、数式9のように記述され得る。
発散角の半値θは微小であり得る。このため、θを変数とする三角関数は、テイラー展開の1次項で近似し得る。すると、数式9は、数式10のように記述され得る。
距離Lは、数式10を数式8に代入して整理すると、数式11のように記述され得る。
よって、数式3は、数式7及び数式11を数式3に代入して整理すると、数式12のように記述され得る。
更に数式12を整理すると、数式3は、数式13のように記述され得る。
ここで、角度θは、照明光の光路軸AとY軸とが成す角度であり得る。数式1及び数式2並びに図4に示されたθは、Z軸に対する角度であり得る。Z軸とY軸とは直交し得る。このため、角度θは、数式14のように記述され得る。
したがって、数式3は、数式14を数式13に代入して整理すると、数式15のように記述され得る。
すなわち、第1焦点F1を通る照明光の光路が数式15を満たす偏角θで記述される場合、第1焦点F1を通る照明光の光路は、反射面231の外周縁231aと交差し得る。
反射面231に係る距離R及び距離Lは、EUV集光ミラー23の設計で予め定められる値であり得る。
よって、光源部41は、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍に照明光を出力する際、ビーム幅及び発散角の半値W及びθを有して第1焦点F1を通る照明光の光路が数式15を満たさない偏角θで記述されるように、照明光を出力してもよい。
また、第1焦点F1を通る照明光の光路が、外周縁231aを含む反射面231と交差しない場合、距離X、距離L及び距離Lには、数式16のような関係があってもよい。
数式16は、数式4〜数式15と同様な考え方で展開すると、数式17のように記述され得る。
すなわち、第1焦点F1を通る照明光の光路が数式17を満たす偏角θで記述される場合、第1焦点F1を通る照明光の光路は、照明光のビームダイバージェンスを考慮しても、外周縁231aを含む反射面231と交差しなくなり得る。
よって、光源部41は、第2領域Re2から第1焦点F1及びその近傍に照明光を出力する際、ビーム幅及び発散角の半値W及びθを有して第1焦点F1を通る照明光の光路が数式17を満たす偏角θで記述されるように、照明光を出力してよい。
言い換えると、第4実施形態に係る光源部41は、光源部41から出力される照明光の光路が、第1焦点F1を通り、且つ、数式2及び数式17を満たす偏角θで記述されるチャンバ2の内部空間に含まれるように配置されてもよい。
第4実施形態のEUV光生成装置1における他の構成については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であってもよい。
第4実施形態のEUV光生成装置1の動作については、第1実施形態のEUV光生成装置1と同様であるため説明を省略する。
[7.2 作用効果]
第4実施形態に係る光源部41は、照明光のビームダイバージェンスまで考慮して、出力した照明光による迷光が発生し難いように配置され得る。
それにより、第4実施形態のEUV光生成装置1は、迷光の発生自体を更に抑制し、プラズマ生成領域25に供給されたターゲット27を更に高精度で計測し得る。
[8.その他]
上記で説明した実施形態は、変形例を含めて各実施形態同士で互いの技術を適用し得ることは、当業者には明らかであろう。
上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図したものである。従って、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書、及び添付の特許請求の範囲に記載される修飾語「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。
1 …EUV光生成装置
11 …EUV光生成システム
2 …チャンバ
2a …壁
21 …ウインドウ
22 …レーザ光集光ミラー
23 …EUV集光ミラー
231 …反射面
231a …外周縁
24 …貫通孔
25 …プラズマ生成領域
251 …EUV光
252 …EUV光
26 …ターゲット供給器
261 …タンク
262 …圧力調節器
263 …ガスボンベ
264 …2軸ステージ
27 …ターゲット
271 …ドロップレット
28 …ターゲット回収器
29 …接続部
291 …壁
292 …中間集光点
293 …アパーチャ
3 …レーザ装置
31 …パルスレーザ光
32 …パルスレーザ光
33 …パルスレーザ光
34 …レーザ光進行方向制御部
4 …ターゲットセンサ
41 …光源部
42 …受光部
5 …EUV光生成制御部
6 …露光装置
A …照明光軸
B …線分
F1 …第1焦点
F2 …第2焦点
K …線分
K1 …延長線
K2 …延長線
Re1 …第1領域
Re2 …第2領域
Sf1 …第1限界面
Sf2 …第2限界面
T …ターゲット軌道
x …位置
X …距離
W …ビーム幅の半値
θ …偏角
θ …角度
θ …発散角の半値
θ …角度
θ …角度

Claims (6)

  1. 内部の生成領域に供給されたターゲットから極端紫外光が生成されるチャンバと、
    前記生成領域で生成された前記極端紫外光を反射面で反射し、前記生成領域よりも前記反射面から離れた所定の集光点に集光する集光ミラーと、
    前記チャンバに接続され、前記生成領域に供給される前記ターゲットに向けて照明光を出力する光源部と、
    前記チャンバに接続され、前記ターゲットに向けて出力された前記照明光のうち前記ターゲットからの反射光を受光して前記ターゲットの像を撮像する受光部と、
    を備え、
    前記集光ミラーの前記反射面は、前記生成領域を第1焦点とし前記所定の集光点を第2焦点とする回転楕円面に形成され、
    前記反射面の外周縁及び前記第1焦点を結ぶ線分の前記第1焦点側の延長線を、前記第1焦点及び前記第2焦点を通る軸の周りに回転させたときに形成される面を第1限界面とし、
    前記反射面の外周縁及び前記第1焦点を結ぶ前記線分並びにその前記外周縁側の延長線を、前記第1焦点及び前記第2焦点を通る前記軸の周りに回転させたときに形成される面を第2限界面とすると、
    前記光源部及び前記受光部は、前記照明光の光路及び前記反射光の光路の少なくとも1つが、前記第1限界面と前記第2限界面との間にある前記チャンバの内部空間に含まれるように配置されている
    極端紫外光生成装置。
  2. 前記第1焦点を極とし、前記極からの距離を動径とし、前記第1焦点及び前記第2焦点を通る前記軸に対する前記動径の角度を偏角θ[rad]とする極座標系を用いて、前記チャンバの前記内部空間を記述する場合において、
    前記反射面の前記外周縁及び前記第1焦点を結ぶ前記線分と、前記第1焦点及び前記第2焦点を通る前記軸とが成す鋭角の角度をθとし、
    0<θ≦θの関係を満たす前記内部空間に含まれる領域を第1領域とし、
    θ<θ<(π−θ)の関係を満たす前記内部空間に含まれる領域を第2領域をとすると、
    前記光源部及び前記受光部は、前記照明光の光路及び前記反射光の光路の少なくとも1つが、前記第2領域に含まれるように配置されている
    請求項1に記載の極端紫外光生成装置。
  3. 前記光源部は、前記照明光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第2領域に含まれるように配置され、
    前記受光部は、前記反射光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第1領域に含まれるように配置されている
    請求項2に記載の極端紫外光生成装置。
  4. 前記照明光の発散角の半値をθとし、
    前記第1焦点を通過する前記照明光のビーム幅の半値をWとし、
    前記反射面の前記外周縁から前記第1焦点及び前記第2焦点を通る前記軸までの距離をRとし、
    前記第1焦点及び前記第2焦点を通る前記軸に沿った方向における距離であって前記反射面の前記外周縁から前記第1焦点までの前記距離を、Lとすると、
    前記光源部は、前記照明光の前記光路が、
    R(θsinθ−cosθ)<L(θcosθ+sinθ)−W
    の関係を満たす前記偏角θで記述される前記内部空間に含まれるように配置されている
    請求項3に記載の極端紫外光生成装置。
  5. 前記光源部は、前記照明光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第2領域に含まれるように配置され、
    前記受光部は、前記反射光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第2領域に含まれるように配置されている
    請求項2に記載の極端紫外光生成装置。
  6. 前記光源部は、前記照明光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第1領域に含まれるように配置され、
    前記受光部は、前記反射光の前記光路が、前記第1焦点を通ると共に前記第2領域に含まれるように配置されている
    請求項2に記載の極端紫外光生成装置。

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