JPWO2017061192A1 - 受電装置 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス電力給電システムは、送電装置(200)から電力を受電する受電部(10)と、前記受電部(10)と負荷回路(20)との間に設けられ、受電部(10)の出力電圧を充電する蓄電部(30)とを有し、負荷回路(20)の入力電圧が第1しきい値を下回った場合に、蓄電部(30)を負荷回路(20)から遮断する遮断回路(40)を備える。また、負荷回路の入力電圧が第2しきい値以上になった場合に、蓄電部(30)を急速充電する急速充電回路(50)を備える。

Description

本発明は、送電装置から電力を受電して負荷回路へ電源電圧を供給する受電装置に関し、特に、受電電圧の変動が激しい受電装置に関する。
マウスパッドから非接触で電力を給電するワイヤレスマウスの非接触給電システムが特許文献1に示されている。
マウスパッドに備える送電コイルから磁束が発生し、その磁束が受電コイルに鎖交することで受電し動作するワイヤレス受電マウスにおいて、マウスが一時的にマウスパッドから電力を受けられない位置に外れると受電電力が低下し、マウスへ供給する電源電圧が低下する。電源電圧が所定の電圧を下回ると、マウス内に備えられた制御ICを含む負荷回路がリセットされるので、マウスの動作が不連続となり、操作性が非常に低下する。
そこで、特許文献1に示されるワイヤレスマウスの非接触給電システムでは、マウスパッドに設けられた複数のコイルからマウスの位置に対応する1つの給電コイルを選択する給電用選択手段と、受電コイルを介して受電した電力を電気二重層キャパシタ(以下、「EDLC」)に充電する回路とを備える。この構成により、マウスパッドからの受電時にEDLCに電荷が充電され、マウスパッドから受電できないときには、EDLCから負荷回路に電力が供給される。
特開2009−271846号公報
EDLCのような蓄電手段は、瞬間的な、または短時間の電力の遮断に際してマウスの動作を維持できる。しかしEDLCを設けた場合に、マウスパッドから受電した受電電力よりもEDLCへ充電する電力が大きいと、負荷回路に供給する電圧の立ち上がりが緩やかとなり、マウスの起動に時間を要する起動遅延になる場合がある。また、受電電力が一時的に低下するとEDLCから負荷回路に電力を供給するが、EDLCの蓄電量が減り、負荷に供給される電圧が低下すると、マウスの動作が停止する。負荷に供給される電圧がゼロになる前に受電電力が増加して、負荷に供給される電圧が上昇した場合、マウスの動作が停止したまま再開できない誤動作になる場合がある。
上述事象はワイヤレスマウスの非接触給電システムに限るものではなく、送電装置から受電装置への電力給電システムにおいて、受電電圧が不安定になり得る電力給電システムに共通する。
本発明の目的は、受電電圧の変動に伴う負荷回路の起動遅延または誤動作を防止した受電装置を提供することにある。
(1)本発明のワイヤレス電力受電システムは、送電装置から電力を受電する受電部と、前記受電部と負荷回路との間に設けられ、前記受電部の出力電圧を充電する蓄電部とを有する受電装置であって、負荷回路の入力電圧が第1しきい値を下回った場合に、前記蓄電部を前記負荷回路から遮断する遮断回路を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、負荷回路の入力電圧(受電部の出力電圧)が次第に低下し、第1しきい値を下回った場合に、蓄電部が負荷回路から遮断されることにより、蓄電部から負荷回路への電源電圧供給が遮断される。これにより、負荷回路は不安定な電源電圧が続くことによる誤動作が回避される。
(2)前記遮断回路は、前記蓄電部に直列接続された第1スイッチ素子を備えることが好ましい。これにより、蓄電部の無駄な電荷放電が無く、その後の蓄電部の接続時にその電圧から蓄電を開始できる。すなわち接続直後から蓄電部の電圧を有効に利用できるため起動に要する時間を短縮できる。
(3)上記(1)または(2)において、前記入力電圧が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を上回った場合に、前記蓄電部に供給する電流を増加する急速充電回路を備えることが好ましい。これにより、蓄電部への急速充電を開始しても、負荷回路へ速やかに電源電圧を供給でき、且つ急速充電によって蓄電部の電圧が速やかに上昇するので、直後の受電電力の低下に対応できる。
(4)上記(2)において、前記入力電圧が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を上回った場合に、前記蓄電部に供給する電流を増加する急速充電回路を備え、前記急速充電回路は、前記抵抗素子に並列接続された第2スイッチ素子を備えることが好ましい。これにより、第2スイッチを導通させるだけで急速充電が可能となる。すなわち、簡素な回路で構成できる。
(5)上記(4)において、前記入力電圧を検出する分圧回路と、前記入力電圧が第2しきい値を上回ったときオンして前記第1スイッチ素子および前記第2スイッチ素子をオンするスイッチ回路と、前記スイッチ回路のオンにより前記分圧回路の分圧比を切り替えて、前記入力電圧が前記第1しきい値を下回ったとき前記スイッチ回路をオフする分圧比切替回路と、を更に備える。このことにより、入力電圧を検出する単一の回路を用いながら、入力電圧の2つのしきい値で、蓄電部から負荷回路への電源電圧の供給/遮断の切替と、急速充電の実行/停止の切替を行うことができる。
(6)上記(4)または(5)において、前記第2スイッチ素子に並列接続された抵抗素子を備えることが好ましい。これにより、抵抗素子は補充電電流経路を構成する。蓄電部30が化学二次電池で構成される場合は、過放電状態から充電する際に微小な充電電流から充電することが好ましい。
(7)上記(1)から(6)のいずれかにおいて、前記蓄電部は、電気二重層キャパシタを含むことが好ましい。一般に、電気二重層キャパシタは化学二次電池に比べて内部抵抗が低いので、充電時間を短くでき、断続的な電力受電の状況下でも蓄電部への充電が速やかに行われる。また、電気二重層キャパシタは化学二次電池に比べて体積エネルギー密度および重量エネルギー密度が高いので、小型軽量の受電装置に適用できる。
(8)上記(1)から(7)のいずれかにおいて、例えば前記受電部は、前記送電装置からワイヤレスで電力を受電する。これにより、受電電力の変動に伴う負荷回路の起動遅延または誤動作が効果的に防止される。
(9)上記(8)において、前記負荷回路は例えばマウスの回路であり、前記受電部は、マウスパッドに設けられた前記送電装置から電力を受電する構成としてもよい。
本発明によれば、受電電圧の変動に伴う負荷回路の起動遅延または誤動作を防止した受電装置が構成される。
図1Aは第1の実施形態に係る、ワイヤレス受電装置100Aと送電装置200とで構成されるワイヤレス電力給電システムのブロック図である。 図1Bは第1の実施形態に係る、ワイヤレス受電装置100Bと送電装置200とで構成されるワイヤレス電力給電システムのブロック図である。 図2は受電部10の回路図である。 図3は、負荷回路20の入力電圧に応じた、遮断回路40および急速充電回路50の動作を表すフローチャートである。 図4は負荷回路20の入力電圧に応じた、遮断回路40および急速充電回路50の動作を表すテーブルである。 図5は第2の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図6は負荷回路20の入力電圧Vinおよび蓄電部30の充電電圧(両端電圧)Vcの波形図である。 図7は第3の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図8は第4の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図9は第5の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図10は第6の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図11は第7の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図12は、第8の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図13(A)(B)は、第8の実施形態に係るワイヤレス受電装置が備えるトランジスタQ1の状態に応じた、分圧比切替回路61の分圧比切替について示す図である。 図14は、負荷回路の入力電圧Vinに応じた、トランジスタQ1、FETQ2,Q6の状態遷移を表すフローチャートである。 図15は負荷回路の入力電圧Vinに応じた、蓄電部30の接続/遮断の状態遷移を表す図である。 図16は負荷回路の入力電圧Vinおよび蓄電部30の充電電圧(両端電圧)Vcの波形図である。 図17は第9の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。 図18は第10の実施形態に係る電力給電システムのブロック図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1Aは第1の実施形態に係る、ワイヤレス受電装置100Aと送電装置200とで構成されるワイヤレス電力給電システムのブロック図である。図1Bは第1の実施形態に係る、ワイヤレス受電装置100Bと送電装置200とで構成されるワイヤレス電力給電システムのブロック図である。送電装置200は例えばマウスパッドであり、ワイヤレス受電装置は、マウスパッドからワイヤレスで電力を受電するワイヤレスマウスである。
図1に示すワイヤレス受電装置100Aは、送電装置200からワイヤレスで電力を受電する受電部10と、受電部10で受電された電力を消費する負荷回路20とを備える。受電部10と負荷回路20との間には、受電部10の出力電圧を充電する蓄電部30が設けられている。また、負荷回路20の入力電圧が第1しきい値を下回った場合に、蓄電部30を負荷回路から遮断する遮断回路40が設けられている。
受電部10は、送電装置200の送電部211と磁界結合、電界結合、または電磁界結合することによって、ワイヤレスで電力を受電する。受電部10は共鳴部11、整流平滑回路12および電圧安定化回路13で構成される。
遮断回路40は、蓄電部30に直列接続されるスイッチSW1と、負荷回路20の入力電圧を第1しきい値と比較してスイッチSW1を制御する電圧検出回路41とを備える。
急速充電回路50は、蓄電部30に直列接続された抵抗Rc、抵抗Rcに並列接続されたスイッチSW2、負荷回路20の入力電圧を第2しきい値と比較してスイッチSW2を制御する電圧検出回路51とを備える。
図1Bに示すワイヤレス受電装置100Bは、図1Aに示したワイヤレス受電装置100Aとは、遮断回路40の構成および急速充電回路50の構成が異なる。ワイヤレス受電装置100Bにおいては、負荷回路の入力電圧(受電部10の出力電圧)Vinのラインから基準電位(グランド)まで、遮断回路40、蓄電部30、急速充電回路50の順に、これらが直列接続されている。その他の構成はワイヤレス受電装置100Aと同じである。
図1Aに示すワイヤレス受電装置100A、図1Bに示すワイヤレス受電装置100Bはいずれも同様に動作する。
図2は受電部10の回路図である。共鳴部11は受電コイルLs1,Ls2,Ls3とキャパシタCrs1,Crs2,Crs3とを備える。受電コイルLs1とキャパシタCrs1とで第1共振回路が構成され、受電コイルLs2とキャパシタCrs2とで第2共振回路が構成され、受電コイルLs3とキャパシタCrs3とで第3共振回路が構成される。
整流平滑回路12は、ダイオードDrおよびキャパシタCo1で構成され、上記の共振回路の電圧を整流し、平滑する。
電圧安定化回路13は、正特性サーミスタPTC、ツェナーダイオードZDp、ダイオードDp、およびDC−DCコンバータCNVで構成される。正特性サーミスタPTCは過電流時または過熱時の流入電流を制限し、ツェナーダイオードZDpは受電電圧の上限電圧を定める。ダイオードDpはDC−DCコンバータCNVの入力部に流れる還流電流の経路となる。
DC−DCコンバータCNVは、非安定直流電圧を入力し、出力電圧と基準電圧との比較によるフィードバック制御により、安定化直流電圧を出力する。
図3は、負荷回路20の入力電圧に応じた、遮断回路40および急速充電回路50の動作を表すフローチャートである。また、図4は負荷回路20の入力電圧に応じた、遮断回路40および急速充電回路50の動作を表すテーブルである。
負荷回路の入力電圧(受電部10の出力電圧)Vinと第1しきい値Vth1、第2しきい値Vth2との高低関係による遮断回路40および急速充電回路50の動作の一例は次のとおりである。
[SW1のON条件]
Vin≧Vth1(3.9V)
[SW2のON条件]
Vin≧Vth2(4.0V)
例えば、Vinの定格電圧は5.0Vであり、Vth1=3.9V、Vth2=4.0Vである。
受電を開始すれば、負荷回路20の入力電圧Vinは急速に上昇する。Vinが負荷回路20の動作可能な電圧に達すると、負荷回路20は動作を開始する。Vinが4.0Vを超えると、スイッチSW1,SW2共にON状態になる。そのことにより、蓄電部30は急速充電が開始される。この時点のVin(=4.0V)は負荷回路には十分な電圧であるので、蓄電部30へ充電電流が流れ始めることでVinの上昇が緩慢になったり、電圧Vinが一旦低下したりすることはなく、負荷回路の誤動作が抑制される。
その後、受電電力が低下または停止すると、蓄電部30は放電に転じ、蓄電部30の充電電圧が負荷回路20の入力電圧Vinを維持する。その後、蓄電部30の電圧は次第に低下する。負荷回路20の入力電圧Vinが3.9V未満になると、スイッチSW1がOFF状態になって、蓄電部30は遮断される(切り離される)。このことにより、Vinは急速に低下する。したがって、負荷回路に不十分な電圧Vinが印加され続けることがなく、負荷回路の誤動作が防止される。また、その後の受電開始によるVinの上昇時に負荷回路はパワーオンリセットが作動し、正常に起動することとなる。また、上記スイッチSW1がOFF状態になって、蓄電部30が切り離されることにより、蓄電部30の無駄な電荷放電が無く、その後の蓄電部の接続時に、その電圧から蓄電を開始できる。すなわち接続直後から蓄電部30の電圧を有効に利用できる。
なお、図2では、共鳴部11に3組の共振回路を備える例を示したが、共鳴部に1組の共振回路を備える構成であっても同様に適用でき、同様の作用効果を奏する。また、4組以上備えてもよい。また、図2では、整流平滑回路12に共振回路毎にダイオード(Dr1,Dr2,Dr3)を備える例を示したが、整流平滑回路12に1つの整流回路を備える構成であっても同様に適用でき、同様の作用効果を奏する。例えば、図2において、受電コイルLs1とキャパシタCrs1とで共鳴部を構成し、ダイオードDr1とキャパシタCo1とで整流平滑回路12を構成してもよい。
また、図2では、電圧安定化回路13に、正特性サーミスタPTC、ツェナーダイオードZDpおよびダイオードDpを備えた例を示したが、これらは必須ではなく、いずれかが、または全部が無くてもよい。
本実施形態では、位置が頻繁に移動するような受電装置の例としてマウスを挙げたが、送電装置からワイヤレスで電力を受電する、玩具、ゲーム機のコントローラ等にも同様に適用でき、同様の効果を奏する。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1の実施形態で図1A、図1Bに示した回路のうち、遮断回路40および急速充電回路50の具体的な回路の例を示す。
図5は第2の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。図5においては、負荷回路20を抵抗Roで表している。また、蓄電部30は、EDLCと抵抗との並列回路の組が2組直列接続されたものである。
抵抗R11,R12は電圧検出回路41を構成している。また、抵抗R31,R32は電圧検出回路51を構成している。トランジスタQ1、抵抗R2およびFETQ2はスイッチSW1を構成している。また、トランジスタQ3および抵抗R33はスイッチSW2を構成している。図5においては、FETQ2のボディダイオードおよび寄生容量についても表している。
なお、抵抗RcにダイオードDcを並列接続している。このダイオードDcは、蓄電部30の放電電流経路を構成し、抵抗Rcは補充電電流経路を構成する。蓄電部30が化学二次電池で構成される場合は、蓄電部30を過放電状態から充電する際に微小な充電電流から充電することが望ましい。上記抵抗Rcによる補充電電流経路を急速充電電流が流れる経路に並列接続することにより、急速充電以外の期間で蓄電部30を補充電できる。
図5に示した回路の動作は次のとおりである。
Vinが第1しきい値電圧Vth1(3.9V)以上になると、トランジスタQ1のベース・エミッタ電流が流れ、Q1はONし、それにより、Q1→R2→FETQ2のボディダイオードの経路で電流が流れ、Q2のゲート・ソース間電圧が高くなってQ2はONする。
Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0V)以上になると、トランジスタQ3のベース・エミッタ電流が流れ、Q3はONする。Q3のONにより、DC−DCコンバータCNV→Q3→R33→30→Q2の経路で急速充電電流が流れる。
蓄電部30の放電時は、30→Dc→Ro→Q2→30の経路で放電電流が流れる。
Vinが第1しきい値電圧Vth1(3.9V)未満になると、Q2はOFFして、蓄電部30の電圧は遮断され、Vinは急速に低下する。また、蓄電部30の電荷は保持される。
図6は負荷回路20の入力電圧Vinおよび蓄電部30の充電電圧(両端電圧)Vcの波形図である。時刻t1で受電が開始されると、負荷回路20の入力電圧Vinは急速に上昇し、Vinが4.0Vを超えた時点では、Q2,Q3共にON状態である。Q2,Q3が共にONであることにより、蓄電部30は急速充電される。Vinが負荷回路20の動作可能な電圧に達すると、負荷回路20は動作を開始する。
時刻t1以降、蓄電部30の充電電圧Vcは時刻t1から上昇し、Vinに漸近する。
その後の時刻t2で受電が停止すると、蓄電部30は放電に転じる。その状態で、FETQ2のOn抵抗による電圧降下およびダイオードDcの順方向電圧による電圧降下により負荷回路20への入力電圧Vinは約4.4Vになる。
その後、蓄電部30の電圧は次第に低下し、それに伴い、Vinも低下する。Vinが3.9V未満になると、Q2はOFF状態になって、蓄電部30は遮断される(切り離される)。このことにより、Vinは急速に低下する。したがって、負荷回路に不十分な電圧Vinが印加され続けることがなく、負荷回路の誤動作が防止される。また、その後の受電開始によるVinの上昇時に負荷回路はパワーオンリセットが作動し、正常に起動することとなる。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、第2の実施形態とは異なる、遮断回路40および急速充電回路50の具体的な回路の例を示す。
図7は第3の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。図5に示したワイヤレス受電装置とは、電圧検出回路51の基準電位側接続点が異なる。本実施形態においては、電圧検出回路51の基準電位側をDC−DCコンバータCNVおよび負荷回路20のグランドに接続している。
本実施形態によれば、急速充電回路用の電圧検出回路51が遮断回路用のFETQ2での電圧降下の影響を受けない。そのため、Vinの上昇時に、より高い精度で急速充電を開始できる。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、急速充電回路のスイッチにFETを用いた例を示す。
図8は第4の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。図7に示したワイヤレス受電装置とは、急速充電回路の構成が異なる。本実施形態においては、トランジスタQ4、抵抗R51,R52、FETQ5によって、急速充電回路用のスイッチ(図1AのSW2参照)を構成している。
Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0V)以上になると、トランジスタQ4のベース・エミッタ電流が流れ、Q4はONする。Q4のONにより、FETQ5のゲート電位が低下し、Q5はONする。これにより、DC−DCコンバータCNV→Q5→30→Q2の経路で急速充電電流が流れる。
図5、図7に示したような、バイポーラトランジスタ、すなわち電流駆動型のトランジスタを用いる場合と比べて、バイアス抵抗(図8の例では抵抗R51,R52)を高抵抗にでき、そのことで、バイアス抵抗による電力損失を低減できる。
《第5の実施形態》
第5の実施形態では、急速充電回路のスイッチにNチャンネルFETを用いた例を示す。また、急速充電回路のFETと遮断回路用のFETとの接続形態が第4の実施形態とは異なる例を示す。
図9は第5の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。本実施形態においては、トランジスタQ3、FETQ6によって、急速充電回路用のスイッチ(図1A、図1BのSW2参照)を構成している。FETQ6はFETQ2と同様にNチャンネルFETである。
Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0V)以上になると、トランジスタQ3のベース・エミッタ電流が流れ、Q3はONする。Q3のONにより、FETQ6のゲート電位が上昇し、Q6はONする。これにより、DC−DCコンバータCNV→30→Q6→Q2の経路で急速充電電流が流れる。
一般に、PチャンネルFETに比べてNチャンネルFETの方がON抵抗が低いので、本実施形態によれば、急速充電回路50での電力損失をより低減できる。
《第6の実施形態》
第6の実施形態では、急速充電回路と遮断回路の電圧検出回路を共用する例を示す。
図10は、第6の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。本実施形態においては、抵抗R11,R12による電圧検出回路41は急速充電回路用の電圧検出回路であり、且つ遮断回路の電圧検出回路である。本実施形態においては、第1しきい値電圧Vth1と第2しきい値電圧Vth2は同一値(例えば3.95V)である。
Vinが第2しきい値電圧Vth2(3.95V)以上になると、トランジスタQ1のベース・エミッタ電流が流れ、Q1はONする。Q1のONにより、Q1→R2→FETQ2のボディダイオードの経路で電流が流れ、Q2のゲート・ソース間電圧が高くなってQ2はONする。また、FETQ6のゲート電位が上昇し、Q6はONする。これにより、DC−DCコンバータCNV→30→Q6→Q2の経路で急速充電電流が流れる。
Vinが第1しきい値電圧Vth1(3.95V)未満になると、トランジスタQ1はOFFし、それにより、Q2,Q6はOFFする。
本実施形態によれば、回路素子数が低減でき、小型化、低コスト化できる。
《第7の実施形態》
第7の実施形態では、遮断回路にバイポーラトランジスタを用いた例を示す。
図11は第7の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。図5に示したワイヤレス受電装置とは、遮断回路の構成が異なる。本実施形態においては、トランジスタQ1,Q2、抵抗R2,R13、ダイオードD2によって、遮断回路用のスイッチ(図1AのSW1参照)を構成している。ここで、抵抗R13はトランジスタQ2のベース電流を制限し、ダイオードD2はトランジスタQ2のベース電流経路を構成する。この遮断回路以外の構成は、第2の実施形態で図5に示した回路と同じである。
Vinが第1しきい値電圧Vth1(3.9V)以上になると、トランジスタQ1のベース・エミッタ電流が流れ、Q1はONし、それにより、Q1→R13→Q2→ダイオードD2の経路で電流が流れ、Q2のベース・エミッタ電流が流れ、Q2はONする。
蓄電部30の放電時は、30→Dc→Ro→Q2→30の経路で放電電流が流れる。Vinが第1しきい値電圧Vth1(3.9V)未満になると、Q1,Q2はOFFして、蓄電部30の電圧は遮断され、Vinは急速に低下する。また、蓄電部30の電荷は保持される。
このように、遮断回路のスイッチをバイポーラトランジスタで構成してもよい。遮断回路のスイッチをバイポーラトランジスタに変更することは、図7〜図10のいずれのワイヤレス受電装置についても同様に適用できる。
《第8の実施形態》
第8の実施形態では、入力電圧を検出する単一の回路を用いながら、入力電圧の2つのしきい値で、蓄電部から負荷回路への電源電圧の供給/遮断の切替と、急速充電の実行/停止の切替を行う受電装置の例を示す。
図12は、第8の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。第6の実施形態で図10に示した回路とは、分圧比切替回路61を備える点で異なる。また、電圧検出回路41は、入力電圧Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0)V以上でトランジスタQ1をONする。その他の構成は第6の実施形態で示した回路と同じである。
図12において、抵抗R11,R12による電圧検出回路41は急速充電回路用の電圧検出回路であり、且つ遮断回路の電圧検出回路である。しかし、本実施形態においては、第1しきい値電圧Vth1と第2しきい値電圧Vth2は異なる。
分圧比切替回路61は、抵抗R41,R42による抵抗分圧回路と、抵抗R41に対して並列接続される、抵抗R1、ダイオードD1およびトランジスタQ1の直列回路を備えている。また、分圧比切替回路61は、抵抗R11,R12に直列接続されたシャントレギュレータSR、このシャントレギュレータSRの基準電圧入力端とカソード端との間に接続されたキャパシタC1を備えている。
図12に示す回路の動作は次のとおりである。
抵抗R41,R42による分圧電圧はシャントレギュレータSRの基準電圧として入力される。そのため、シャントレギュレータSRのアノード・カソード間に流れる電流は、基準電圧に応じて定まる。基準電圧が上昇する程、アノード・カソード間電流は増大する。
入力電圧Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0V)以上になると、トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧がしきい値を超えて、Q1はONする。
Q1のONにより、Q1→R2→FETQ2のボディダイオードの経路で電流が流れ、Q2のゲート・ソース間電圧が高くなってQ2はONする。また、FETQ6のゲート電位が上昇し、Q6はONする。これにより、DC−DCコンバータCNV→30→Q6→Q2の経路で急速充電電流が流れる。
一方、上記トランジスタQ1のONにより、トランジスタQ1、ダイオードD1、抵抗R1の直列回路が抵抗R41に並列接続されることになる。
図13(A)(B)は、上記トランジスタQ1の状態に応じた、分圧比切替回路61の分圧比切替について示す図である。トランジスタQ1がOFFであると、図13(A)に示すように、分圧比切替回路61の分圧比は、抵抗R41,R42により定まる分圧比となる。この状態でトランジスタQ1がONするしきい値は第2しきい値電圧Vth2(4.0V)である。トランジスタQ1がONであると、図13(B)に示すように、分圧比切替回路61の分圧比は、実質的に抵抗R1と抵抗R41の並列回路と抵抗R42とにより定まる分圧比となる。この状態でトランジスタQ1がOFFするしきい値は第1しきい値電圧Vth1(3.9V)である。
図14は、負荷回路の入力電圧Vinに応じた、トランジスタQ1、FETQ2,Q6の状態遷移を表すフローチャートである。また、図15は負荷回路の入力電圧Vinに応じた、蓄電部30の接続/遮断の状態遷移を表す図である。
入力電圧Vinが第2しきい値電圧Vth2(4.0V)以上になると、トランジスタQ1はONし、それにより、Q2,Q6はONする。すなわち蓄電部30が接続される。その後、入力電圧Vinが3.9V未満になるまで、この接続状態は維持される。入力電圧Vinが第1しきい値Vth1(3.9V)未満になると、トランジスタQ1はOFFし、それにより、Q2,Q6はOFFする。すなわち蓄電部30が遮断される。
上述の分圧比切替回路61の分圧比切替動作により、蓄電部30の接続/遮断の状態遷移にヒステリシスが生じる。なお、キャパシタC1は負帰還回路であり、シャントレギュレータSRの動作安定化のために設けている。
図16は負荷回路の入力電圧Vinおよび蓄電部30の充電電圧(両端電圧)Vcの波形図である。時刻t1で受電が開始されると、負荷回路の入力電圧Vinは急速に上昇し、Vinが4.0Vを超えた時点でQ2,Q6共にON状態となって、蓄電部30は急速充電される。
その後の時刻t2で受電が停止すると、蓄電部30は放電に転じる。その状態で、FETQ2,Q6は共にON状態であるので、FETのボディダイオードによる電圧降下はない。第2の実施形態で図6に示した波形図と対比すると、t2以降でのVinの電圧降下が無いことがわかる。
本実施形態によれば、急速充電回路用の電圧検出回路と遮断回路用の電圧検出回路とを個別に備える必要がないので、部品数の削減による小型化、低コスト化が図れる。また、蓄電部30の放電状態で、FETのボディダイオードによる電圧降下はないので、その分、蓄電部30の放電時間(使用可能時間)を長時間化できる。
《第9の実施形態》
第9の実施形態では、第8の実施形態で示した例とは分圧比切替回路の構成が異なる例を示す。
図17は第9の実施形態に係るワイヤレス受電装置の、遮断回路および急速充電回路の回路図である。本実施形態の回路が備える分圧比切替回路62は、図12に示した分圧比切替回路61におけるシャントレギュレータSRをトランジスタQ7に代えたものである。
図17において、抵抗R41,R42による分圧電圧はトランジスタQ7のベース・エミッタ間に入力される。そのため、トランジスタQ7に流れるコレクタ電流は、ベース電圧に応じて定まる。ベース電圧が上昇する程、コレクタ電流は増大する。
入力電圧Vinが第2しきい値電圧Vth2(例えば4.0V)以上になると、トランジスタQ1のベース・エミッタ電流が流れ、トランジスタQ1はONする。トランジスタQ1が一旦ONすると、分圧比切替回路62の分圧比は変化し、入力Vinが3.9V未満になるまで、この接続状態は維持される。入力電圧Vinが第1しきい値Vth1(3.9V)未満になると、トランジスタQ1はOFFし、それにより、Q2,Q6はOFFする。
分圧比切替回路62の上記の動作により、回路全体は第8の実施形態と同様に作用する。
《第10の実施形態》
第10の実施形態では、ワイヤレスマウス以外の電力給電システムについて示す。
図18は第8の実施形態に係る電力給電システムのブロック図である。第1の実施形態で図1A、図1Bに示したワイヤレス電力給電システムとは異なり、受電装置108は送電装置208に直接接続されている。送電装置200は例えば自動車や自転車の発電機(オルタネータ)である。この発電機から発生される電圧は、エンジンの回転数等に応じて大きく変動する。受電装置108の負荷回路20は、例えば自動車や自転車のライトである。
受電装置108の受電部10は整流平滑回路12と電圧安定化回路13で構成されている。送電装置208がダイナモのように直流電圧を発生する発電機である場合には、整流平滑回路12は不要である。遮断回路40および急速充電回路50の構成は第1の実施形態で示したものと同じである。
本実施形態で示したように、本発明の受電装置はワイヤレス受電装置に限るものではなく、送電装置から受電装置への電力給電システムにおいて、使用形態によって受電電圧が不安定になり得る電力給電システムに適用できる。
なお、蓄電部30はEDLCを含むものに限らず、化学二次電池やその他のキャパシタで構成されている場合でも、本発明は適用できる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。例えば、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
CNV…DC−DCコンバータ
Co1…キャパシタ
Crs1,Crs2,Crs3…キャパシタ
Dc,Dp,D1,D2…ダイオード
Dr1,Dr2,Dr3…ダイオード
Ls1,Ls2,Ls3…受電コイル
PTC…正特性サーミスタ
Q1,Q3,Q4,Q7…トランジスタ
Q2,Q5,Q6…FET
R11,R12,R13…抵抗
R1,R2…抵抗
R31,R32,R33…抵抗
R41,R42…抵抗
R51,R52…抵抗
Rc…抵抗
Ro…負荷回路
SW1,SW2…スイッチ
Vc…充電電圧
Vin…負荷回路の入力電圧
Vth1…第1しきい値
Vth2…第2しきい値
ZDp…ツェナーダイオード
10…受電部
11…共鳴部
12…整流平滑回路
13…電圧安定化回路
20…負荷回路
30…蓄電部
40…遮断回路
41…電圧検出回路
50…急速充電回路
51…電圧検出回路
61,62…分圧比切替回路
100A,100B…ワイヤレス受電装置
108…受電装置
200…送電装置
208…送電装置
211…送電部

Claims (9)

  1. 送電装置から電力を受電する受電部と、前記受電部と負荷回路との間に設けられ、前記受電部の出力電力を充電する蓄電部とを有する受電装置であって、
    前記負荷回路の入力電圧が第1しきい値を下回った場合に、前記蓄電部を前記負荷回路から遮断する遮断回路を備えたことを特徴とする受電装置。
  2. 前記遮断回路は、前記蓄電部に直列接続された第1スイッチ素子を備える、請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記入力電圧が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を上回った場合に、前記蓄電部に供給する電流を増加する急速充電回路を備える、請求項1または2に記載の受電装置。
  4. 前記入力電圧が前記第1しきい値よりも高い第2しきい値を上回った場合に、前記蓄電部に供給する電流を増加する急速充電回路を備え、
    前記急速充電回路は、前記蓄電部に直列接続された第2スイッチ素子を備える、請求項2に記載の受電装置。
  5. 前記入力電圧を検出する分圧回路と、
    前記入力電圧が第2しきい値を上回ったときオンして前記第1スイッチ素子および前記第2スイッチ素子をオンするスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路のオンにより前記分圧回路の分圧比を切り替えて、前記入力電圧が前記第1しきい値を下回ったとき前記スイッチ回路をオフする分圧比切替回路と、
    を更に備える、請求項4に記載の受電装置。
  6. 前記第2スイッチ素子に並列接続された抵抗素子を備える、請求項4または5に記載の受電装置。
  7. 前記蓄電部は、電気二重層キャパシタを含む、請求項1から6のいずれかに記載の受電装置。
  8. 前記受電部は、前記送電装置からワイヤレスで電力を受電する、請求項1から7のいずれかに記載の受電装置。
  9. 前記負荷回路はマウスの回路であり、前記受電部は、マウスパッドに設けられた前記送電装置から電力を受電する、請求項8に記載の受電装置。
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