JPWO2017056261A1 - ピストンバルブ用ブラケット及びピストンバルブ用ブラケットの固定構造 - Google Patents

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Abstract

本発明を適用したブラケット(1)は、金属製の本体(9)に孔や長孔が形成された板状体となっている。本体(9)は、バルブ側固定片(10)とセンサー側固定片(11)を有し、これらが2つの連設片(12)で繋がった構造体となっている。また、本体(9)は、バルブ側固定片(10)、センサー側固定片(11)及び2つの連設片(12)で囲まれた中央空隙(13)が形成されている。バルブ側固定片(10)は、ビス用孔(14)と、2つの長孔(15)及び長孔(16)が形成されている。センサー側固定片(11)は、ビス用孔(17)と、2つの長孔(18)及び長孔(19)が形成されている。

Description

本発明はピストンバルブ用ブラケット及びピストンバルブ用ブラケットの固定構造に関する。詳しくは、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能とするピストンバルブ用ブラケット及びピストンバルブ用ブラケットの固定構造に係るものである。
ピストンの移動により流体の移動を制御するピストンバルブが種々用いられている。バルブの制御対象は水だけでなく、高温高圧の蒸気や、高粘度の流体、腐食性流体等も対象となり、配管経路等に設けられるものである。
例えば、特許文献1には、自動車の車体組み立てラインで使用される高粘度の接着剤の供給を制御するピストンバルブが記載されている。このように特殊な流体もピストンバルブにより制御することが可能である。
また、ピストンバルブのバルブ開閉に連動したONとOFFの状態を視覚的に確認するために、近接センサーがピストンバルブに取り付けられることがある。より詳細には、ピストンに金属製の棒状インジケーターを取り付け、インジケーターの動きを近接センサーの検知により確認するものとなっている。
ピストンバルブ内部構造との干渉を避けるために、近接センサーはピストンバルブ本体の外側に取り付けられる。例えば、ピストンバルブに孔を設け、ピストンの動きに応じてインジケーターが孔から突出または孔の内側に収容される構造とし、孔から突出してくる位置の近傍にブラケットを介して近接センサーを取り付ける。
近接センサーをピストンバルブに取り付けるブラケットは、近接センサー及びピストンバルブ本体との間で、ビス等の固定器具を用いて取り付けられるものとなっている。このブラケットは図5に示すような形状を有している。
図5に示すように、ブラケット100は、バルブ固定用ビス孔101と、センサー固定用ビス孔102を有している。バルブ固定用ビス孔101は図示しないバルブ本体にビス止め用のタップが形成されている。
また、センサー固定用ビス孔102にもビス止め用のタップ103が形成されている。即ち、バルブ固定用のビスとセンサー固定用のビスは互いに逆方向の向きでブラケット100に取り付けられるものとなっている。
特開2012−145130号公報
しかしながら、高温高圧の蒸気をピストンバルブで制御する場合、ピストンバルブ自体が蒸気によって高温となる。その際、ブラケットとピストンバルブ本体とを接続したバルブ固定用のビスを介して熱が伝わり、ブラケットのビス周辺も100℃程度の高温となる。
この結果、ブラケットを介して近接センサーの側に伝熱し、近接センサーの周囲も高温になってしまう。一般的な近接センサーの耐熱温度は70℃前後であり、蒸気からの熱で近接センサーが破壊されてしまう不都合が生じていた。また、耐熱性の高い近接センサーは高価であるため、汎用性の高いピストンバルブへの採用は難しくなっている。
また、ブラケットを形成する素材を熱伝導率の低いプラスチック等の樹脂にすることも考慮されるが、樹脂素材を用いると、高熱で変形して形状が保てなくなってしまう。また、ビスを固定するためのタップ加工が困難であり、別途、ナット等の別部材を用いた固定も可能であるが部材点数が増えてしまう問題があった。更に、強度が不充分となるおそれがあった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能とするピストンバルブ用ブラケット及びピストンバルブ用ブラケットの固定構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のピストンバルブ用ブラケットは、第1の貫通孔が形成された第1の部材と、該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、内周面にねじ溝加工がされた第2の貫通孔が形成された第2の部材とを備える。
ここで、第1の貫通孔が形成された第1の部材によって、第1の部材を介してブラケットをバルブに固定可能となる。即ち、例えば、ピストンバルブ本体の側にタップ加工を施し、ビスを用いてブラケットをピストンバルブに固定できるものとなる。
また、内周面にねじ溝加工がされた第2の貫通孔が形成された第2の部材によって、近接センサーをブラケットに固定することができる。即ち、例えば、近接センサーにビス貫通用の孔を設け、近接センサーの孔にビスを挿通させ、更に第2の貫通孔にビスの先端を固定することで、ビスとブラケットの間に近接センサーを挟持固定できるものとなる。なお、近接センサーとは、電気的信号の変化により金属製の素材の近接を検出可能なセンサーを意味するものである。
また、第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、第1の部材の第1の突出片とは反対側の端部に第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が第1の突出片及び第2の突出片と連設された第2の部材によって、第1の部材と第2の部材との間に第1の突出片及び第2の突出片を端部とする空隙が形成されるものとなる。この結果、ブラケット全体での放熱性が向上するものとなる。また、第1の部材側から第2の部材側への熱伝導は、第1の突出片または第2の突出片を介するものとなる。より具体的には、ブラケットの端部を伝わるものとなり、空隙のない平板状の形状に比して、熱の伝達に時間を要するものとなり、近接センサーを固定する第2の貫通孔の周辺領域が高温になりにくいものとすることができる。
また、第1の部材に長孔が形成された場合には、ブラケット全体の面積における空隙が形成された面積が大きくなり、より一層放熱性を高めることができる。
また、第1の部材に第1の貫通孔の直径より小さな長さの短辺を有する長孔が形成された場合には、ビスを長孔に挿入する誤使用をなくすことができる。即ち、第1の貫通孔をビス用の孔とし、長孔の短辺は第1の貫通孔の直径より小さいため、長孔を介して、ピストンバルブ本体の側のタップ加工が施された部分にビスを固定する誤った取り付け方が生じないものとなる。
また、第2の部材に長孔が形成された場合には、ブラケット全体の面積における空隙が形成された面積が大きくなり、より一層放熱性を高めることができる。
また、第1の部材、第1の突出片、第2の突出片及び第2の部材は熱伝導率が30W・m−1・K−1以下の金属で形成された場合には、第1の部材側から第2の部材側への熱伝導の効率を充分に下げ、より一層、近接センサーを固定する第2の貫通孔の周辺領域が高温になりにくいものとすることができる。
また、第1の突出片及び第2の突出片の長手方向の長さが、第1の突出片及び第2の突出片の幅方向の長さの12倍である場合には、ブラケットの強度を充分に担保できる構造体となる。また、第1の部材側から第2の部材側への熱伝導の効率を充分に下げ、より一層、近接センサーを固定する第2の貫通孔の周辺領域が高温になりにくいものとすることができる。即ち、第1の突出片及び第2の突出片の幅が狭く、熱伝導の経路を小さくすることができる。また、第1の突出片及び第2の突出片の長手方向の長さが長く、熱伝導に時間を要するものとなる。
また、第1の部材、第1の突出片、第2の突出片及び第2の部材の厚みは、第1の突出片及び第2の突出片の幅方向の長さの4倍である場合には、ブラケットの強度を充分に担保できる構造体となる。
また、第1の部材、第1の突出片、第2の突出片及び第2の部材がオーステナイト系ステンレス鋼またはマルテンサイト系ステンレス鋼で形成された場合には、第1の部材側から第2の部材側への熱伝導の効率を充分に下げ、より一層、近接センサーを固定する第2の貫通孔の周辺領域が高温になりにくいものとすることができる。より詳細には、ブラケットの素材として用いられている鉄や炭素鋼よりも熱伝導効率の値が大幅に下がったものとなる。
また、上記の目的を達成するために、本発明のピストンバルブ用ブラケットは、第1の貫通孔が形成された第1の部材と、該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、第2の貫通孔が形成された第2の部材とを備える。
ここで、内周面に第2の貫通孔が形成された第2の部材によって、近接センサーをブラケットに固定することができる。即ち、例えば、近接センサーにビス貫通用の孔を設け、近接センサーの孔にビスを挿通させ、更に第2の貫通孔にビスを挿通させ、かつ、ビスの先端をナットで固定することで、ビス及びナットにより近接センサーをブラケットに取り付けることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明のピストンバルブ用ブラケットの固定構造は、第1のビスと、所定の近接センサーに嵌合可能な第2のビスと、前記第1のビスが嵌合可能な第1の貫通孔が形成された第1の部材と、該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、内周面にねじ溝加工がされかつ前記第2のビスを固定可能な第2の貫通孔が形成された第2の部材とを有するピストンバルブ用ブラケットとを備える。
ここで、第1のビスによって、ブラケットをピストンバルブの固定できるものとなる。即ち、例えば、バルブ本体側の側にタップ加工を施し、第1のビスを第1の部材の第1の貫通孔に嵌合させてバルブ本体に固定することができる。
また、所定の近接センサーに嵌合可能な第2のビスと、内周面にねじ溝加工がされかつ第2のビスを固定可能な第2の貫通孔が形成された第2の部材によって、近接センサーをブラケットに固定することができる。即ち、例えば、近接センサーにビス貫通用の孔を設け、近接センサーの孔にビスを挿通させ、更に第2の貫通孔にビスの先端を固定することで、ビスとブラケットの間に近接センサーを挟持固定できるものとなる。なお、近接センサーとは、電気的信号の変化により金属製の素材の近接を検出可能なセンサーを意味するものである。
また、第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、第1の部材の第1の突出片とは反対側の端部に第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が第1の突出片及び第2の突出片と連設された第2の部材によって、第1の部材と第2の部材との間に第1の突出片及び第2の突出片を端部とする空隙が形成されるものとなる。この結果、ブラケット全体での放熱性が向上するものとなる。また、第1の部材側から第2の部材側への熱伝導は、第1の突出片または第2の突出片を介するものとなる。より具体的には、ブラケットの端部を伝わるものとなり、空隙のない平板状の形状に比して、熱の伝達に時間を要するものとなり、近接センサーを固定する第2の貫通孔の周辺領域が高温になりにくいものとすることができる。
本発明に係るピストンバルブ用ブラケットは、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能なものとなっている。
また、本発明に係るピストンバルブ用ブラケットの固定構造は、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能なものとなっている。
インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す図(b)である。 本発明の第1の実施の形態を示す概略図である。 インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す側面図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す側面図(b)である。 インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す正面図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す正面図(b)である。 本発明の第2の実施の形態を示す概略図(a)及び本発明の第3の実施の形態を示す概略図(b)である。 従来のブラケットの構造を示す概略平面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す図(b)である。なお、以下に示す構造は本発明の一例であり、本発明の内容はこれに限定されるものではない。
図1では、ピストンバルブとインジケーター及び本発明を適用したブラケットの一例であるブラケット1の位置関係を示している。図1(a)に示すピストンバルブ2は、筒状のシリンダ3と、シリンダ3の内部に収容されたピストン4と、バルブ部5から構成される。
また、シリンダ3はヨークスタンド21を有している。また、ピストン4はステム22と一体化した構造となっている。
ピストンバルブ2では、シリンダ3内をピストン4が上下に駆動することで、バルブ部5が開閉し、バルブ部5に接続された配管経路(図示せず)を流れる高温の蒸気の移動が制御されるものとなる。なお、図1(a)がバルブ部5の開放状態(ON時)、図1(b)がバルブ部5の閉塞状態2(OFF時)を示している。
ピストン4の端部には金属製のインジケーター6が取り付けられ、ピストン4の動きに連動してインジケーター6が上下動するものとなっている。また、シリンダ3の側面には、貫通孔7が形成され、貫通孔7を介してインジケーター6の先端がシリンダ3の外部に突出可能に構成されている。
即ち、図1(a)及び図1(b)においては、バルブ部5の開放状態(ON時)にインジケーター6の一部がピストンバルブ2の外部に突出する。また、バルブ部5の閉塞状態2(OFF時)には、インジケーター6はピストンバルブ2の内部に収容される。
また、シリンダ3の貫通孔7の近傍にブラケット1と、近接センサー8が取り付けられている。近接センサー8は、電気的信号の変化によりセンサーに近づいた金属体の存在を検出対象物に接触することなく検知可能なものとなっている。近接センサー8は既知の近接センサーを使用しうる。
ブラケット1に固定された近接センサー8は、ピストンバルブ2の外部に突出してきたインジケーター6を検知する。
図2は、本発明の第1の実施の形態を示す概略図である。図2に示すように、ブラケット1は、金属製の本体9に孔や長孔が形成された板状体となっている。
本体9は、バルブ側固定片10とセンサー側固定片11を有し、これらが2つの連設片12で繋がった構造体となっている。また、本体9は、バルブ側固定片10、センサー側固定片11及び2つの連設片12で囲まれた中央空隙13が形成されている。
バルブ側固定片10は、ビス用孔14と、2つの長孔15及び長孔16が形成されている。ビス用孔14には、その直径に嵌合可能なビスが挿通され、ピストンバルブ2のシリンダ3の側面に設けられタップ溝にビスを固定できる箇所となっている。即ち、ビスを介してブラケット1がシリンダ3に固定される。
センサー側固定片11は、ビス用孔17と、2つの長孔18及び長孔19が形成されている。ビス用孔17は、タップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能な箇所となっている。また、近接センサー8にはビスが貫通可能な孔が設けられ、ビス用孔17では、近接センサー8を貫通したビスの先端が固定される。即ち、ビスを介して近接センサーがブラケット1に固定される。
ここで、必ずしも、ビス用孔17にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成される必要はない。例えば、ビス用孔17はねじ溝を切らない貫通孔にして、ビスの先端をナットで固定する構造を採用することもできる。但し、ナットを使用しない分、固定に必要な部材点数を減らすことができる点から、ビス用孔17にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成されることが好ましい。
また、本体9は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成され、その熱伝導率は15(W/(m・K))となっている。また、本体9の寸法は、短辺が21mm、長辺が50mm、厚みが2mmである。また、中央空隙13の短辺、即ち、符号Xで示す連設片12の長さが6mm、符号Yで示す連設片12の幅が0.5mmとなっている。
バルブ側固定片10のビス用孔14の直径は4.2mmであり、符号Zで示す2つの長孔15及び長孔16の短辺側の長さは3.8mmで形成されている。
が形成されている。
また、平面視で、中央空隙13、ビス用孔14、長孔15、長孔16、ビス用孔17、長孔18及び長孔19を足した総面積は、本体9の短辺と長辺を乗じた面積の約50%に相当する。即ち、本体9の約半分に空隙が形成されているものとなっている。
ここで、必ずしも、バルブ側固定片10に2つの長孔15及び長孔16が形成される必要はない。但し、ブラケット1の放熱性を向上させる点から、バルブ側固定片10に2つの長孔15及び長孔16が形成されることが好ましい。
また、必ずしも、センサー側固定片11に2つの長孔18及び長孔19が形成される必要はない。但し、ブラケット1の放熱性を向上させる点から、センサー側固定片11に2つの長孔18及び長孔19が形成されることが好ましい。
また、必ずしも、本体9は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成される必要はなく、熱伝導率の低い金属素材であれば採用しうる。例えば、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS410)等も採用しうる。
また、本体9の寸法は短辺が21mm、長辺が50mm、厚みが2mmに限定されるものではなく、ピストンバルブや近接センサーの大きさに応じて適宜変更することができる。
また、必ずしも、本体9の寸法で、本体9の厚みが2mm、連設片12の幅が0.5mmに限定される必要はない。但し、ブラケットの強度を充分に担保できる点から、本体9の厚みが2mm、連設片12の幅が0.5mmの値が採用されることが好ましい。
また、必ずしも、連設片12の長さが6mm、幅が0.5mmに限定される必要はない。即ち、連設片12の長さが幅の長さの12倍に設定される必要はない。但し、熱の伝導効率を下げ、かつ、ブラケット1の強度を担保する点から、連設片12の長さが6mm、幅が0.5mmの値が採用されることが好ましい。
また、必ずしも、ビス用孔14の直径が4.2mmで、長孔15及び長孔16の短辺側の長さは3.8mmで形成される必要はない。但し、ビスの長孔での誤った挿入が生じなくなる点から、ビス用孔14の直径が長孔15及び長孔16の短辺側の長さよりも大きく形成されることが好ましい。
以下、本発明を適用したブラケット1における熱伝導について説明する。
上述したように、ピストンバルブ2は、バルブ部5の開閉により高温の蒸気の移動を制御するものである。そのため、シリンダ3内部が高温となり、シリンダ3の熱は、ブラケット1をシリンダ3に固定したビスを介して、ブラケット1に伝わるものとなる。
ブラケット1においては、ビスと接触する、バルブ側固定片10のビス用孔14の部分にシリンダ3から熱が伝わってくる。更に、ブラケット1上では、ビス用孔14から両端の連設片12の方に、図2で見れば左右方向に熱が移動し、連設片12を経路として、センサー側固定片11の側に熱が伝わる。
センサー側固定片11では、両端側から中央のビス用孔17に向けて熱が移動し、最終的に、近接用センサー8の近傍に熱が到達するものとなる。
ここで、ブラケット1では、中央空隙13が形成されたことで本体9に伝わる熱を効率よく放熱できるものとなっている。また、各ビス用孔や長孔が形成されたことで、放熱性はより一層向上するものとなる。
また、ブラケット1では、本体9の2つの連設片12がブラケット1の伝熱効率を下げる上で大きな役割を果たしている。まず、本体9上で連設片12は両端に位置しており、ビス用孔14の部分からセンサー側固定片11の側に熱が移動するには、連設片12の側に伝わる必要がある。この移動距離が生じる分、熱が伝わりにくいものとなる。
また、連設片12の幅が0.5mmという細いものになっていることから、熱の伝わる経路として小さなものとなり、より一層センサー側固定片11の側に熱が移動しにくいものとなっている。
上述したように、この0.5mmの幅は数値が限定されるものではなく、ブラケット1の強度が担保しうる範囲で設定されたものである。より詳細には、連設片12の長さ6mmの数値に伴い変更されるもので、この長さが2倍になれば、連設片12の幅も2倍にできる。連設片12の長さが2倍になる際には、本体9の短辺及び長辺も大きくすることができる。
また、ブラケット1は、オーステナイト系ステンレス鋼で形成され、その熱伝導率は15(W/(m・K))という低い値となっている。この熱伝導率の数値は、従来のブラケットの素材として採用されている低炭素鋼(熱伝導率:57〜60W/(m・K))や、中炭素鋼(熱伝導率:44W/(m・K))に比して、大幅に小さくなっている。そのため、素材においても、熱伝導率が低く、放熱性の高いブラケットとなっている。
以上のとおり、本発明を適用したブラケット1は、センサー側固定片11の方への熱伝導効率が低く、かつ、放熱性に優れたものとなっている。
以上までで説明したブラケット1を取り付けたピストンバルブ2におけるONとOFFの検知の流れを説明する。
図3は、インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す側面図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す側面図(b)である。図4は、インジケーターがバルブの外側に突出した状態を示す正面図(a)及びインジケーターがバルブの内側に収容された状態を示す正面図(b)である。
図3(a)に示すように、ピストン(本図では図示せず)が下がり、バルブ部がONの状態になると、ピストンの動きに連動してインジケーター6が下がってくる。インジケーター6はシリンダ3の貫通孔7を介してシリンダ3の外部に、その一部が突出してくる。
インジケーター6の先端が突出してきた部分には、ブラケット1を介して近接センサー8がシリンダ3に取り付けられている。近接センサー8は、金属製のインジケーター6に反応し、インジケーター6とは非接触で、突出状態を検知することができる。
一方、図3(b)に示すように、ピストン(本図では図示せず)が上がり、バルブ部がOFFの状態になると、ピストンの動きに連動してインジケーター6が上がってくる。インジケーター6はシリンダ3の貫通孔7に位置してシリンダ3の内部に収容される
この場合、近接センサー8の近傍にインジケーター6が位置しなくなるため、センサーによる金属体の検出はなされないものとなる。即ち、インジケーター6が突出していない未検出の状態を示す。
図4(a)では、バルブ部がONの状態になると、近接センサー8がインジケーター6の突出を検知し、近接センサー8のランプ20が点灯する様子を示している。このように、近接センサー8が有するランプ等の点灯を利用することで、視覚的にバルブがONとなっている状態を確認することができる。
一方、バルブがOFFの状態になると、図4(b)に示すように、近接センサー8のランプ20は点灯せず、未検出となる。即ち、ランプ20が点灯していないことで、バルブ部がOFFであることを確認することができる。
以下、本発明の第2の実施の形態及び第3の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図5は、本発明の第2の実施の形態を示す概略図(a)及び本発明の第3の実施の形態を示す概略図(b)である。
図5(a)に示す、本発明の第2の実施の形態であるブラケット23は、金属製の本体24に孔や長孔が形成された板状体となっている。第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態における長孔15、長孔18及び長孔19に相当する孔が形成されていない点と、連設片12に相当する部分の幅が第1の実施の形態に比べて大きくなっている点である。また、後述する中央空隙28の幅(図2の符号Xに相当)も第1の実施の形態に比べ小さくなっている。
本体24は、バルブ側固定片25とセンサー側固定片26を有し、これらが2つの連設片27で繋がった構造体となっている。また、本体24は、バルブ側固定片25、センサー側固定片26及び2つの連設片27で囲まれた中央空隙28が形成されている。
バルブ側固定片25は、ビス用孔29と、長孔30が形成されている。ビス用孔29には、その直径に嵌合可能なビスが挿通され、ピストンバルブ2のシリンダ3の側面に設けられタップ溝にビスを固定できる箇所となっている。長孔30の短辺側の長さはビス用孔29の直径よりも小さくなるように形成されている。
センサー側固定片26は、ビス用孔31が形成されている。ビス用孔31は、タップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能な箇所となっている。また、近接センサーにはビスが貫通可能な孔が設けられ、ビス用孔31では、近接センサーを貫通したビスの先端が固定される。
ここで、必ずしも、長孔30の短辺側の長さがビス用孔29の直径よりも小さくなるように形成される必要はない。但し、ビスの長孔での誤った挿入が生じなくなる点から、長孔30の短辺側の長さがビス用孔29の直径よりも小さくなるように形成されることが好ましい。
また、必ずしも、ビス用孔31にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成される必要はない。例えば、ビス用孔31はねじ溝を切らない貫通孔にして、ビスの先端をナットで固定する構造を採用することもできる。但し、ナットを使用しない分、固定に必要な部材点数を減らすことができる点から、ビス用孔31にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成されることが好ましい。
また、本体24は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成され、その熱伝導率は15(W/(m・K))となっている。
ここで、必ずしも、バルブ側固定片25に長孔30が形成される必要はない。但し、ブラケット23の放熱性を向上させる点から、バルブ側固定片25に長孔30が形成されることが好ましい。
また、必ずしも、本体24は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成される必要はなく、熱伝導率の低い金属素材であれば採用しうる。例えば、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS410)等も採用しうる。
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図5(b)に示す、本発明の第3の実施の形態であるブラケット32は、金属製の本体33に孔や長孔が形成された板状体となっている。第1の実施の形態との違いは、第1の実施の形態における長孔15、長孔18及び長孔19に相当する孔が形成されていない点と、連設片12に相当する部分の幅が第1の実施の形態に比べて大きくなっている点である。また、後述する中央空隙37の幅(図2の符号Xに相当)は第1の実施の形態に比べ大きくなっている。更に、本体33の短辺側の長さが、本体9の短辺側の長さより大きくなっている。
また、第3の実施の形態のブラケット32と、第2の実施の形態のブラケット23との違いは、中央空隙の幅と、本体の短辺側の長さの部分にある。即ち、中央空隙37の幅は、中央空隙28の幅の約2倍の大きさを有している。また、本体33の短辺側の長さは本体24の短辺側の長さよりも長く形成されている。これにより、後述する第3の実施の形態の連設片36は第2の実施の形態の連設片27よりも長く形成されたものとなっている。
本体33は、バルブ側固定片34とセンサー側固定片35を有し、これらが2つの連設片36で繋がった構造体となっている。また、本体33は、バルブ側固定片34、センサー側固定片35及び2つの連設片36で囲まれた中央空隙37が形成されている。
バルブ側固定片34は、ビス用孔38と、長孔39が形成されている。ビス用孔38には、その直径に嵌合可能なビスが挿通され、ピストンバルブ2のシリンダ3の側面に設けられタップ溝にビスを固定できる箇所となっている。長孔39の短辺側の長さはビス用孔38の直径よりも小さくなるように形成されている。
センサー側固定片35は、ビス用孔40が形成されている。ビス用孔40は、タップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能な箇所となっている。また、近接センサーにはビスが貫通可能な孔が設けられ、ビス用孔40では、近接センサーを貫通したビスの先端が固定される。
ここで、必ずしも、長孔39の短辺側の長さがビス用孔38の直径よりも小さくなるように形成される必要はない。但し、ビスの長孔での誤った挿入が生じなくなる点から、長孔39の短辺側の長さがビス用孔38の直径よりも小さくなるように形成されることが好ましい。
また、必ずしも、ビス用孔40にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成される必要はない。例えば、ビス用孔40はねじ溝を切らない貫通孔にして、ビスの先端をナットで固定する構造を採用することもできる。但し、ナットを使用しない分、固定に必要な部材点数を減らすことができる点から、ビス用孔40にタップ加工が施され、ビスのねじ溝が固定可能に構成されることが好ましい。
また、本体33は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成され、その熱伝導率は15(W/(m・K))となっている。
ここで、必ずしも、バルブ側固定片34に長孔39が形成される必要はない。但し、ブラケット32の放熱性を向上させる点から、バルブ側固定片34に長孔39が形成されることが好ましい。
また、必ずしも、本体33は、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)で形成される必要はなく、熱伝導率の低い金属素材であれば採用しうる。例えば、マルテンサイト系ステンレス鋼(SUS410)等も採用しうる。
以上で示したような本発明の第2の実施の形態及び第3の実施の形態では、ブラケットの本体の中央部に中央空隙を設けたことによって、センサー側固定片の方への熱伝導効率が低く、放熱性に優れたものとなっている。特に第3の実施の形態では、中央空隙の幅を大きくしたことで、熱伝導効率をより一層低く抑えることが可能となっている。
更に、本発明の第4の実施の形態として、長孔を設けず、中央空隙を形成した構造も採用しうる。より詳細には、本発明の第2の実施の形態で示すブラケット23の構造で、長孔30を設けない本体とすることもできる。第4の実施の形態は、中央空隙が設けられたことで、センサー側固定片の方への熱伝導効率が低く、放熱性を高めることができる。
以上のように、本発明のピストンバルブ用ブラケットは、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能なものとなっている。
また、本発明のピストンバルブ用ブラケットの固定構造は、放熱性及び耐久性に優れ、ピストンバルブの動きを検出するための近接センサーを安定して取り付け可能なものとなっている。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明を適用したブラケットである実施例1〜3及び比較例1について、ピストンバルブにブラケットを介して近接センサーを固定し、以下の内容で温度測定を行った。
(1)実施例1〜3及び比較例1について
本実施例では、前述した第2の実施の形態であるブラケット23を実施例1、第3の実施の形態であるブラケット32を実施例2、第1の実施の形態であるブラケット1を実施例3とした。また、前述したブラケット100を比較例1とした。
(2)温度の測定条件
高温高圧の蒸気を制御するピストンバルブに上述した実施例1〜3及び比較例1のブラケットを介して、ピストンバルブの開閉を検知する近接センサー(センサー型式:GX−F8A 1M。パナソニック(株)社製)をピストンバルブ本体に固定した。各ブラケットのブラケット取付部(図2のビス用孔14に取り付けたビスに相当)の温度、センサー取付部(図2の長孔17に取り付けたビスに相当)の温度を計測した。温度計測はデータロガー(型式:ZR−RX40。オムロン(株)社製)を用いて、対象箇所の熱電対温度を計測した。20〜28℃の室温雰囲気下に設置したピストンバルブを作動させ、蒸気の流体経路のONとOFFの制御をしながら、蒸気の制御を2時間以上行い、作動中の対象箇所の温度を継時的に測定した。対象箇所の計測時間中の最大温度を温度測定結果とした。
表1は、実施例1〜3及び比較例1における温度測定の結果を示している。表1において、センサー取付部温度(2)の温度が近接センサーの耐熱温度に影響する部分となる。
表1に示すように、実施例1〜3のブラケットでは、センサー取付部温度(2)が70℃前後の温度まで下がり、比較例1のセンサー取付部温度(2)よりも低い温度となることが確認された。特に実施例3においては、ピストンバルブ側の温度が大きく影響するブラケット取付部温度(1)が88℃の高温となるが、センサー取付部温度(2)の温度は70℃を下回っており、熱伝導効率を低くし、放熱性の高いブラケットとなっていることが明らかとなった。
1 ブラケット
2 ピストンバルブ
3 シリンダ
4 ピストン
5 バルブ部
6 インジケーター
7 貫通孔
8 近接センサー
9 本体
10 バルブ側固定片
11 センサー側固定片
12 連設片
13 中央空隙
14 ビス用孔
15 長孔
16 長孔
17 ビス用孔
18 長孔
19 長孔
20 ランプ
21 ヨークスタンド
22 ステム
23 ブラケット
24 本体
25 バルブ側固定片
26 センサー側固定片
27 連設片
28 中央空隙
29 ビス用孔
30 長孔
31 ビス用孔
32 ブラケット
33 本体
34 バルブ側固定片
35 センサー側固定片
36 連設片
37 中央空隙
38 ビス用孔
39 長孔
40 ビス用孔

Claims (9)

  1. 第1の貫通孔が形成された第1の部材と、
    該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、
    前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、
    両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、内周面にねじ溝加工がされた第2の貫通孔が形成された第2の部材とを備える
    ピストンバルブ用ブラケット。
  2. 前記第1の部材は前記第1の貫通孔の直径より小さな長さの短辺を有する長孔が形成された
    請求項1に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  3. 前記第2の部材は長孔が形成された
    請求項1または請求項2に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  4. 前記第1の部材、前記第1の突出片、前記第2の突出片及び前記第2の部材は熱伝導率が30W・m−1・K−1以下の金属で形成された
    請求項1、請求項2または請求項3に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  5. 前記第1の突出片及び前記第2の突出片の長手方向の長さは、同第1の突出片及び同第2の突出片の幅方向の長さの12倍である
    請求項4に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  6. 前記第1の部材、前記第1の突出片、前記第2の突出片及び前記第2の部材の厚みは、同第1の突出片及び同第2の突出片の幅方向の長さの4倍である
    請求項4または請求項5に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  7. 前記第1の部材、前記第1の突出片、前記第2の突出片及び前記第2の部材はオーステナイト系ステンレス鋼またはマルテンサイト系ステンレス鋼で形成された
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6に記載のピストンバルブ用ブラケット。
  8. 第1の貫通孔が形成された第1の部材と、
    該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、
    前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、
    両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、第2の貫通孔が形成された第2の部材とを備える
    ピストンバルブ用ブラケット。
  9. 第1のビスと、
    所定の近接センサーに嵌合可能な第2のビスと、
    前記第1のビスが嵌合可能な第1の貫通孔が形成された第1の部材と、該第1の部材の端部に連設された第1の突出片と、前記第1の部材の前記第1の突出片とは反対側の端部に同第1の突出片と略平行かつ同一方向に連設された第2の突出片と、両端が前記第1の突出片及び前記第2の突出片と連設されると共に、内周面にねじ溝加工がされかつ前記第2のビスを固定可能な第2の貫通孔が形成された第2の部材とを有するピストンバルブ用ブラケットとを備える
    ピストンバルブ用ブラケットの固定構造。
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