JPWO2017017846A1 - 送風システム及び換気システム - Google Patents

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Abstract

熱交換換気システムは、室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路(6)と、室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路(5)と、排気風路(6)に組み込まれた排気用送風機(3)と、給気風路(5)に組み込まれ、運転ノッチが複数である給気用送風機(4)と、給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換器(2)とを備えた熱交換換気装置(1)と、給気風路(5)の途中に設置され、給気流を加圧して室内へ送風する給気用補助送風機(15)と、給気用送風機(4)の運転ノッチ及び給気用補助送風機(15)の運転状態の組合せと運転強度との対応を示す運転制御情報に従って給気用送風機(4)及び給気用補助送風機(15)を動作させる制御装置(20)とを有する。

Description

本発明は、給気と排気とを同時に行い、熱交換器を通じて給排気流間で連続的な熱交換を行う熱交換換気装置を用いた熱交換換気システムに関する。
熱交換換気装置には、給気空気及び排気空気を誘導するためにダクト配管が接続される。ダクト配管は、配管長さ及び曲がり具合によって圧力損失が生じる。圧力損失によって必要量の換気量を確保できない場合、ダクト配管の途中に補助送風機を配置し、補助送風機によって加圧及び送風することで、換気量の低下を補うことができる。
従来の補助送風機を備えた熱交換換気システムでは、特許文献1に開示されるように、熱交換換気装置の運転に連動させて補助送風機を運転するようにしていた。
特開2002−372277号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、給気風量が不足した場合に給気ファンの運転を継続したまま補助送風機を運転する。そのため、消費電力が増大してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要換気量を確保し、かつ消費電力の低減を図ることができる熱交換換気システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路と、室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路と、排気風路に組み込まれた排気用送風機と、給気風路に組み込まれ、運転ノッチが複数である給気用送風機と、給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換器とを備えた熱交換換気装置を有する。また、本発明は、給気風路の途中に設置され、給気流を加圧して室内へ送風する給気用補助送風機と、給気用送風機の運転ノッチ及び給気用補助送風機の運転状態の組合せと運転強度との対応を示す運転制御情報に従って給気用送風機及び給気用補助送風機を動作させる制御装置とを有する。
本発明にかかる熱交換換気システムは、必要換気量を確保し、かつ消費電力の低減を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る熱交換換気システムの構成を示す図 実施の形態1に係る熱交換換気システムの制御装置のブロック構成図 実施の形態1に係る熱交換換気装置が備える給気用送風機の性能を示す図 実施の形態1に係る熱交換換気システムが備える給気用補助送風機の性能を示す図 実施の形態1に係る熱交換換気システムの換気性能を示す図 実施の形態1に係る熱交換換気システムの運転制御情報を示す図 本発明の実施の形態2に係る熱交換換気システムの構成を示す図 実施の形態2に係る熱交換換気装置の制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態2に係る熱交換換気装置の運転制御情報を示す図 実施の形態2に係る熱交換換気システムの動作のタイムチャート 実施の形態3に係る熱交換換気システムの運転制御情報を示す図 実施の形態4に係る熱交換換気システムの制御装置のブロック構成図 実施の形態4に係る熱交換換気システムの動作パターンを示す図 本発明の実施の形態5に係る熱交換換気システムの構成を示す図 実施の形態5に係る熱交換換気システムの別の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る熱交換換気システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気システムの構成を示す図である。熱交換換気システムは、室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路6と、室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路5と、排気風路6に組み込まれ、運転ノッチが複数である排気用送風機3と、給気風路5に組み込まれ、運転ノッチが複数である給気用送風機4と、給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換器2とを備えた熱交換換気装置1と、給気風路5の途中に設置され、給気流を加圧して室内へ送風する給気用補助送風機15とを有する。熱交換換気装置1は、排気用送風機3、給気用送風機4及び熱交換器2が本体箱体1aに組み込まれて構成されている。排気用送風機3は、排気風路6内に配置され、室内側吸込口9から熱交換器2を通して室外側吐出口10へ空気を排出する。給気用送風機4は、給気風路5内に配置され、室外側吸込口7から熱交換器2を通して室内側吐出口8へ空気を供給する。
室外側吸込口7から熱交換換気装置1までは、外気側ダクト11によって配管接続される。熱交換換気装置1から室内側吐出口8までは、給気側ダクト12によって配管接続される。室内側吸込口9から熱交換換気装置1までは、室内側ダクト13によって配管接続される。熱交換換気装置1から室外側吐出口10までは、排気側ダクト14によって配管接続される。
給気風路5は、室外側吸込口7から外気側ダクト11を経由して熱交換換気装置1に至り、熱交換器2を通過した後に給気側ダクト12を通じて室内側吐出口8へ至る。排気風路6は、室内側吸込口9から室内側ダクト13を経由して熱交換換気装置1に至り、熱交換器2を通過した後に排気側ダクト14を通じて室外側吐出口10へ至る。
外気側ダクト11、給気側ダクト12、室内側ダクト13及び排気側ダクト14は、建物の柱16、梁、照明又は空気調和機といった機器との接触を避けるために曲がっていることがある。また、外気側ダクト11、給気側ダクト12、室内側ダクト13及び排気側ダクト14は、熱交換換気装置1を設置する位置によって、長さが異なっている。図1では、給気風路5が、熱交換換気装置1の設置位置により、障害物である建物の柱16を回避するために、距離が長くかつ曲りも多くなっており、そのため排気風路6よりも圧力損失が高くなっている。圧力損失が高いことで、排気風量に比べて給気風量が少なくなるため、給気風量と排気風量とが同等になるように給気用補助送風機15を給気側ダクト12内に設置している。なお、給気用補助送風機15は、給気風路5上であればどこに設置してもよく、外気側ダクト11内に設置してもよい。
排気用送風機3、給気用送風機4及び給気用補助送風機15は、制御装置20により独立に駆動制御される。熱交換換気装置1の操作及び状態確認は、制御装置20に接続された操作装置21から行う。
図2は、実施の形態1に係る熱交換換気システムの制御装置のブロック構成図である。電源回路32は、商用電源31が入力され、マイクロコンピュータ33及び各回路を駆動させるための電源を生成し供給する。なお、図が煩雑になることを避けるために、図2では、電源回路32からマイクロコンピュータ33及び各回路への電源供給を示す線は省略している。マイクロコンピュータ33は、操作装置通信回路37及び機能設定回路40からの信号を受けて、給気用送風機4を駆動するための給気用送風機駆動回路34への駆動指令の出力と、排気用送風機3を駆動するための排気用送風機駆動回路35への駆動指令の出力と、給気用補助送風機15を駆動するための給気用補助送風機駆動回路36への駆動指令の出力を行う。
熱交換換気装置1には、運転状態及び送風機の動作風量などの情報の表示、運転操作及び停止操作、送風機の動作ノッチを設定するための操作装置21が接続されている。操作装置21には、リモートコントローラを適用できる。操作装置21は、操作装置通信回路37を経て、マイクロコンピュータ33へ接続される。また、制御装置20には、給気用送風機4の運転ノッチと給気用補助送風機15の動作パターンとを換気量ごとに設定するためのスイッチを含む機能設定回路40が設けられている。
次に給気用送風機4の性能について説明する。図3は、実施の形態1に係る熱交換換気装置が備える給気用送風機の性能を示す図である。なお、図3は、給気風路5に設置した状態での給気用送風機4の性能を示している。給気用送風機4は、強ノッチ又は弱ノッチで運転でき、弱ノッチの場合は、消費電力35W、換気量100m/hであり、強ノッチの場合は、消費電力50W、換気量150m/hである。なお、排気用送風機3は、給気用送風機4と同等の性能を有するものとする。
次に給気用補助送風機15の性能について説明する。図4は、実施の形態1に係る熱交換換気システムが備える給気用補助送風機の性能を示す図である。給気用補助送風機15は、単ノッチであり、運転時の消費電力は20Wである。給気用補助送風機15を運転させることで、換気量を50m/h増加させることができる。
次に給気用送風機4と給気用補助送風機15とを組み合わせた時の換気性能について説明する。図5は、実施の形態1に係る熱交換換気システムの換気性能を示す図である。熱交換換気システムは、給気用送風機4の運転パターンである「停止」、「弱ノッチ」及び「強ノッチ」と、給気用補助送風機の運転パターンである「運転」及び「停止」の組み合わせにより、6通りの運転パターンを取り得る。熱交換換気システムの給気側消費電力は、給気用送風機4の消費電力と給気用補助送風機15の消費電力との合計である。図5に示すように、給気側消費電力及び給気換気量は、給気用送風機4及び給気用補助送風機15がともに「停止」の場合には、0W、0m/hである。また、給気用送風機4が「停止」で給気用補助送風機15が「運転」の場合には、20W、50m/hである。また、給気用送風機4が「弱ノッチ」で給気用補助送風機15が「停止」の場合には、35W、100m/hである。また、給気用送風機4が「弱ノッチ」で給気用補助送風機15が「運転」の場合には、55W、150m/hである。また、給気用送風機4が「強ノッチ」で給気用補助送風機15が「停止」の場合には、50W、150m/hである。また、給気用送風機4が「強ノッチ」で給気用補助送風機15が「運転」の場合には、70W、200m/hである。
熱交換換気システムが、弱ノッチの運転強度では150m/h、強ノッチの運転強度では200m/hの換気量を必要とするのであれば、強ノッチでは、給気用送風機4を「強ノッチ」、給気用補助送風機15を「運転」とすれば必要な換気量を実現できる。一方、弱ノッチでは、給気用送風機4を「弱ノッチ」で給気用補助送風機15を「運転」とするか、又は給気用送風機4を「強ノッチ」で給気用補助送風機15を「停止」とすれば必要な換気量を実現できる。実施の形態1に係る熱交換換気システムの弱ノッチには、より消費電力の低い給気用送風機4を「強ノッチ」で給気用補助送風機15を「停止」が採用されている。なお、消費電力よりも運転時の静粛性を優先するのであれば、熱交換換気システムの弱ノッチに、給気用送風機4を「弱ノッチ」で給気用補助送風機15を「運転」を採用してもよい。
図6は、実施の形態1に係る熱交換換気システムの運転制御情報を示す図である。運転制御情報は、給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態の組合せと熱交換換気システムの運転強度との対応を示す情報である。ユーザは、図6に示す運転制御情報を機能設定回路40に設定する。なお、この時の排気用送風機3は、熱交換換気システムの運転強度に対応させて、「停止」、「弱ノッチ」又は「強ノッチ」とする。すなわち、マイクロコンピュータ33は、熱交換換気システムを停止する場合には、排気用送風機3を停止させ、熱交換換気システムを弱ノッチで運転する場合には、排気用送風機3を弱ノッチにし、熱交換換気システムを強ノッチで運転する場合には、排気用送風機3を強ノッチにする。このように、制御装置20は、給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態の組合せと熱交換換気システムの運転強度との対応を示す運転制御情報に従って給気用送風機4及び給気用補助送風機15を動作させる。
マイクロコンピュータ33は、熱交換換気システムの運転強度を弱ノッチにする設定操作が操作装置21に対してなされた場合は、機能設定回路40で設定した内容に従って、給気用送風機4を強ノッチで動作させるよう給気用送風機駆動回路34へ駆動指令を出力するとともに、給気用補助送風機15を停止させるよう給気用補助送風機駆動回路36へ駆動指令を出力する。また、熱交換換気システムの運転強度を強ノッチにする設定操作が操作装置21に対してなされた場合は、機能設定回路40で設定した内容に従って給気用送風機4を強ノッチで動作させるよう給気用送風機駆動回路34へ駆動指令を出力するとともに、給気用補助送風機15を運転させるよう給気用補助送風機駆動回路36へ駆動指令を出力する。
上記のように、実施の形態1に係る熱交換換気システムは、給気用送風機4及び給気用補助送風機15の一方を停止させる組合せを含む給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態の組合せの中から必要換気量を満たす組合せを選択して強ノッチ及び弱ノッチに割り当てることができる。したがって、必要換気量を満たす組合せが複数存在する場合には、消費電力の少ない組合せを割り当てることで、電力消費の低減を図ることができる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る熱交換換気システムの構成を示す図である。実施の形態1との相違点は、給気風路5における熱交換器2よりも室外側に外気の状態を測定するための外気状態センサである温度センサ17を設けたことであり、それ以外は実施の形態1と同様である。実施の形態2に係る熱交換換気システムでは、熱交換換気装置1内に搭載した温度センサ17によって屋外の温度を計測するためのセンシング運転時には、給気用送風機4及び給気用補助送風機15の一方を停止する。これにより、室外の温度の計測が目的で、換気量が少なくてもよいセンシング運転時の給気用送風機4及び給気用補助送風機15による電力消費量を抑制することができる。以下の説明は、温度センサ17を備えた構成に基づいて行うが、外気状態センサが湿度を測定する湿度センサ又はCO濃度を測定するCOセンサである構成においても同様である。
図8は、実施の形態2に係る熱交換換気装置の制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態1との相違点は、給気流の温度を測定するための温度センサ17の信号が、温度センサ検知回路38を経てマイクロコンピュータ33へ入力されることであり、他は実施の形態1と同様である。
図9は、実施の形態2に係る熱交換換気装置1の運転制御情報を示す図である。センシング運転時は、給気用送風機4は弱ノッチで給気用補助送風機15は停止とする。
なお、センシング運転は、給気用送風機4は停止させ、給気用補助送風機15を運転することで実現しても良い。給気用送風機4は停止させ給気用補助送風機15を運転してセンシング運転を行う場合、給気換気量が50m/hとなり、給気用送風機4は弱ノッチで給気用補助送風機15を停止させる場合よりも給気換気量が減る。したがって、温度センサ17の周囲の温度が外気温度に達するまでの時間が長くなる。そこで、機能設定回路40にて、センシング運転時間を長くするよう設定できるようにしても良い。温度センサ17の周囲の温度が外気温度に達するまでの時間は、給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態の組合せごとの所要時間のテーブルをマイクロコンピュータ33に保持させておくことによって、機能設定回路40が熱交換換気装置の運転強度に基づいて変更してもよい。所要時間のテーブルは、温度センサ17とは別の温度計を用いて温度を測定し、要した時間を計測することで作成可能である。また、センシング運転時に、温度センサ17の測定結果をリアルタイムに操作装置21に表示させ、温度センサ17の周囲の温度が外気温度に達した時の操作を受け付けてセンシング運転を終了するとともに、運転時間をマイクロコンピュータ33に記憶し、次回以降のセンシング運転では、マイクロコンピュータ33に記憶した運転時間だけセンシング運転を行うようにしてもよい。
センシング運転時間を長くすると、消費電力と運転時間との積である消費電力量が増えるため、給気用送風機4は弱ノッチで給気用補助送風機15を停止の時の消費電力量と比較し、より消費電力量が少なくなる方を選択するのが良い。
センシング運転は、外気の温度を計測するのが目的であるため、排気用送風機3は停止とする。ただし、センシング運転時に排気用送風機3を停止させると、給気と排気のバランスが崩れ、室内の圧力が外気よりも高くなるため、排気用送風機3を弱ノッチ運転にしても良い。
図10は、実施の形態2に係る熱交換換気システムの動作のタイムチャートである。マイクロコンピュータ33は、外気温度が低下し、温度Ta以下となった場合に動作を停止させる。温度Taは、熱交換器2に結露又は結氷が発生する可能性がある温度であり、一例を挙げると−5℃である。停止後、予め設定した時間T1経過後に、マイクロコンピュータ33は、外気温度を計測するためのセンシング運転を行い、外気温度が予め設定した温度Tb以上まで上昇すれば運転し、温度Tb未満であれば再び時間T1だけ停止とする。一例を挙げると、時間T1は1時間であり、温度Tbは0℃である。
まず、マイクロコンピュータ33は、時刻t0において強ノッチの運転強度で熱交換換気システムの運転を開始する。その後、マイクロコンピュータ33は、時刻t1において外気温度が温度Taになるのを検知し、熱交換換気システムを停止させる。マイクロコンピュータ33は、時刻t1から時間T1経過後の時刻t2で、センシング運転を開始する。このとき給気用送風機4は弱ノッチとし、給気用補助送風機15は停止とする。センシング運転を開始してから時間T2が経過し、温度センサ17の周囲温度が外気温度に達する時刻t3にて、外気温度が温度Tb未満のため、マイクロコンピュータ33は再び熱交換換気システムを停止させる。時間T2は、換気性能により決まる時間であり、一例を挙げると5分である。マイクロコンピュータ33は、時刻t3から時間T1経過後の時刻t4で、再びセンシング運転を開始する。マイクロコンピュータ33は、時刻t4から時間T2経過後の時刻t5で、外気温度が温度Tb以上となっているため、強ノッチの運転強度での熱交換換気システムの運転を再開する。
上記の動作のように、室外の空気の状態の計測が目的で、換気量が少なくてもよいセンシング運転時に給気用送風機4及び給気用補助送風機15の一方を停止することで、消費電力量を抑制することができる。なお、空気の状態の例には、温度、湿度及びCO濃度を挙げることができる。また、熱交換器2の性能が低下してしまうような温度及び湿度条件の外気を取り込みにくくすることができる。
また、例えば、冬場で外気温度が低く、室内は空気調和器又は加湿器によって外気よりも温湿度が高くなっている場合、熱交換器2は温度の低い外気空気と高温高湿度の室内空気との間で熱交換を行うこととなり、室内空気に含まれる湿気が低温の外気によって冷やされ、結露又は結氷して熱交換器2の目詰まりが生じ、熱交換器2の温度交換効率が低下してしまう。しかし、少ない換気量で、外気の温度を計測することで、熱交換器2の結露及び結氷を抑制することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る熱交換換気システムについて、以下説明をする。実施の形態3に係る熱交換換気装置1では、給気用送風機4が2段階の運転ノッチであるが、給気用送風機4の運転ノッチと給気用補助送風機15の運転状態とを組み合わせることで、熱交換換気システムの運転強度の段数を給気用送風機4の運転ノッチの段数よりも増やしている。その他の部分については、実施の形態1又は実施の形態2と同様である。
図11は、実施の形態3に係る熱交換換気システムの運転制御情報を示す図である。図11に示すように、給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態を組み合わせることで、微弱、弱、中及び強の4段階の運転強度を実現している。このときの排気用送風機3は、給気換気量に近い風量で動作させる。熱交換換気システムの運転強度を微弱ノッチ又は弱ノッチとする操作を操作装置21が受け付けた場合は、排気用送風機3を弱ノッチとし、熱交換換気システムの運転強度を中ノッチ又は強ノッチとする操作を操作装置21が受け付けた場合は、排気用送風機3を強ノッチとする。
なお、機能設定回路40にて設定することで、微弱、弱、強の3段階又は、弱、中、強の3段階などのように、運転強度を切り換えられるようにしても良い。
上記の動作のように、熱交換換気システムの運転強度の段数を給気用送風機の運転ノッチの段数よりも増やすことで、室内の環境に応じてきめ細かく換気量を調整し、省エネルギーを図ることが可能となる。具体例を挙げると、室内の在室人員が少なく室内のCO濃度が低いときは微弱ノッチで動作させ、室内の在室人員がやや少なく室内のCO濃度が比較的低いときは弱ノッチで動作させ、室内の在室人員が多く室内のCO濃度が高いときは中ノッチで動作させ、室内の在室人員が非常に多く室内のCO濃度が非常に高いときは強ノッチで動作させることで、消費エネルギーを低減できる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る熱交換換気システムについて、以下説明をする。実施の形態4に係る熱交換換気システムでは、給気用送風機4の故障を検知するための給気用送風機故障検知回路39と給気用補助送風機15の故障を検知するための給気用補助送風機故障検知回路41とを制御装置20に搭載し、給気用送風機4又は給気用補助送風機15の何れかが故障したときに、正常な他方を運転させることで、換気量は低下するが、熱交換換気装置1の運転を継続できるようにしたものである。その他の部分については、実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3と同様である。
図12は、実施の形態4に係る熱交換換気システムの制御装置のブロック構成図である。実施の形態1との相違点は、給気用送風機4の電流を監視することで、給気用送風機4が動作しているか停止しているかを判定し、判定結果を出力する給気用送風機故障検知回路39と、給気用補助送風機15の電流を監視することで、給気用補助送風機が動作しているか停止しているかを判定し、判定結果を出力する給気用補助送風機故障検知回路41とを備えたことである。
マイクロコンピュータ33は、給気用送風機駆動回路34への指令信号と給気用送風機故障検知回路39の出力信号とを比較し、給気用送風機4へ運転指令を出力しているにも関わらず、給気用送風機故障検知回路39からは給気用送風機4の停止信号を受けた場合、給気用送風機4の故障と判断する。また、マイクロコンピュータ33は、給気用補助送風機駆動回路36への指令信号と給気用補助送風機故障検知回路41の出力信号とを比較し、給気用補助送風機15へ運転指令を出力しているにも関わらず、給気用補助送風機故障検知回路41からは給気用補助送風機15の停止信号を受けた場合、給気用補助送風機15の故障と判断する。
なお、給気用送風機4及び給気用補助送風機15の動作の監視は、給気用送風機4及び給気用補助送風機15に取り付けられた羽根の回転数を監視したり、給気風路5に取り付けた風速計による検出値を監視したり、給気用送風機4及び給気用補助送風機15が直流モータであれば、モータが回転する際に発生する磁界を磁気センサで検知し、モータの回転に応じて出力される回転信号を監視したりしても良い。
図13は、実施の形態4に係る熱交換換気システムの動作パターンを示す図である。図13に示すように、給気用送風機4が故障した場合は、給気用送風機4を停止して補助送風機15を運転とすることで、給気用送風機4を運転する場合よりも換気量は低下するものの熱交換換気システムの動作を継続することができる。なお、給気用送風機4が故障した場合には、排気用送風機3は、給気換気量に近い風量となるよう弱ノッチとする。また、給気用補助送風機15が故障した場合は、給気用送風機4を強ノッチ運転、給気用補助送風機15を停止とすることで、熱交換換気システムは弱風量での運転を継続することができる。なお、給気用補助送風機15が故障した場合には、排気用送風機3は、給気換気量に近い風量となるよう弱ノッチとする。
上記の動作のように、給気用送風機4又は給気用補助送風機15が故障しても、正常な他方による運転を継続することで、室内のCO濃度の上昇を抑制できる。
実施の形態5.
上記の実施の形態1から実施の形態4では、給気用送風機4と給気用補助送風機15とを備えた熱交換換気システムについて説明したが、排気風路6に組み込んだ排気用補助送風機と排気用送風機3とに置き換えた熱交換換気システムについても同様の実施が可能である。
図14は、本発明の実施の形態5に係る熱交換換気システムの構成を示す図である。図14に示す熱交換換気システムは、排気風路6が、熱交換換気装置1の設置位置により、障害物である建物の柱16を回避するために、距離が長くかつ曲りも多くなっており、そのため給気風路5よりも圧力損失が高くなっている。圧力損失が高いことで、給気風量に比べて排気風量が少なくなるため、給気風量と排気風量とが同等になるように排気用補助送風機18を排気側ダクト14内に設置している。排気風路6における熱交換器2よりも室内側に室内空気の状態を測定するための室内空気状態センサである温度センサ19を設けている。なお、室内空気状態センサは、湿度センサ又はCOセンサであってもよい。上記構成では、排気用送風機3の運転ノッチ及び排気用補助送風機18の運転状態の組合せと熱交換換気システムの運転強度との対応を示す情報が運転制御情報となる。
図14に示した熱交換換気システムは、上記実施の形態1から実施の形態4に係る熱交換換気システムの動作の給気側と排気側とを入れ替えた動作を行うことができる。
また、給気風路5及び排気風路6の両方に補助送風機を備え、給気用送風機4と給気用補助送風機15、及び排気用送風機3と排気用補助送風機18の双方で熱交換換気システムを構成してもよい。図15は、実施の形態5に係る熱交換換気システムの別の構成を示す図である。図15に示す熱交換換気システムは、給気風路5に給気用補助送風機15を設置し、排気風路6に排気用補助送風機18を設置している。給気風路5における熱交換器2よりも室外側に外気の状態を測定するための外気状態センサである温度センサ17を設け、排気風路6における熱交換器2よりも室内側に室内空気の状態を測定するための室内空気状態センサである温度センサ19を設けている。なお、外気状態センサは、湿度センサ又はCOセンサであってもよい。また、室内空気状態センサは、湿度センサ又はCOセンサであってもよい。上記構成では、給気用送風機4の運転ノッチ及び給気用補助送風機15の運転状態の組合せと、排気用送風機3の運転ノッチ及び排気用補助送風機18の運転状態の組合せと、熱交換換気システムの運転強度との対応を示す情報が運転制御情報となる。
図15に示した熱交換換気システムは、上記実施の形態1から実施の形態4に係る熱交換換気システムの動作に加え、給気側の制御内容と排気側の制御内容とを入れ替えた動作も行うことができる。なお、排気用送風機3と給気用送風機4とが同じ換気性能を有し、排気用補助送風機18と給気用補助送風機15とが同じ換気性能を有するのであれば、給気用送風機の運転ノッチ及び給気用補助送風機の運転状態の組合せと排気用送風機の運転ノッチ及び排気用補助送風機の運転状態の組合せとを一致させることで給排気のバランスを取ることができるが、給気側と排気側とで送風機の性能が異なるのであれば、給気側と排気側とで運転状態を異ならせた方が換気量の差が小さくなることもありうる。したがって、給気用送風機の運転ノッチ及び給気用補助送風機の運転状態の組合せと排気用送風機の運転ノッチ及び排気用補助送風機の運転状態の組合せとは異なっていてもよい。
なお、給気側の換気量と排気側の換気量とは必ずしも一致させる必要はなく、意図的に給排気のバランスを崩し、室内と室外とに気圧差を設けるようにしてもよい。具体例をあげると、クリーンルームのような埃の侵入を防止する必要がある部屋では、給気換気量を排気換気量よりも多くして室内の気圧を室外よりも高くすることで、室内に埃が侵入することを防止できる。また、トイレのような臭気が発生する部屋では、給気換気量を排気換気量よりも少なくして室内の気圧を屋外よりも低くすることで、臭気が室外に漏れ出すことを防止できる。
上記の動作のように、給気用送風機4、排気用送風機3、給気用補助送風機15及び排気用補助送風機18を制御することで、熱交換換気システムの運転に要する消費電力を抑制し、また、送風機が故障しても運転を継続することでCO濃度の上昇を抑制できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 熱交換換気装置、2 熱交換器、3 排気用送風機、4 給気用送風機、5 給気風路、6 排気風路、7 室外側吸込口、8 室内側吐出口、9 室内側吸込口、10 室外側吐出口、11 外気側ダクト、12 給気側ダクト、13 室内側ダクト、14 排気側ダクト、15 給気用補助送風機、16 柱、17,19 温度センサ、18 排気用補助送風機、20 制御装置、21 操作装置、31 商用電源、32 電源回路、33 マイクロコンピュータ、34 給気用送風機駆動回路、35 排気用送風機駆動回路、36 給気用補助送風機駆動回路、37 操作装置通信回路、38 温度センサ検知回路、39 給気用送風機故障検知回路、40 機能設定回路、41 給気用補助送風機故障検知回路。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要換気量を確保し、かつ消費電力の低減を図ることができる送風システムを得ることを目的とする。
本発明にかかる送風システムは、必要換気量を確保し、かつ消費電力の低減を図ることができるという効果を奏する。

Claims (13)

  1. 室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路と、
    室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路と、
    前記排気風路に組み込まれた排気用送風機と、前記給気風路に組み込まれ、運転ノッチが複数である給気用送風機と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換器とを備えた熱交換換気装置と、
    前記給気風路の途中に設置され、前記給気流を加圧して室内へ送風する給気用補助送風機と、
    前記給気用送風機の運転ノッチ及び前記給気用補助送風機の運転状態の組合せと運転強度との対応を示す運転制御情報に従って前記給気用送風機及び前記給気用補助送風機を動作させる制御装置とを有することを特徴とする熱交換換気システム。
  2. 外気の状態を計測する外気状態センサを有し、
    前記外気状態センサで外気の状態を計測する際には、前記制御装置は、前記給気用送風機を換気量が最小の運転ノッチで運転させて前記給気用補助送風機を停止させるか、又は前記給気用送風機を停止させて前記給気用補助送風機を運転させることを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気システム。
  3. 前記運転制御情報は、前記給気用送風機の運転ノッチの段数よりも多くの段数の運転強度と、前記給気用送風機の運転ノッチ及び前記給気用補助送風機の運転状態の組合せとが対応付けられていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気システム。
  4. 前記給気用送風機の故障を検出する手段と、
    前記給気用補助送風機の故障を検出する手段とを有し、
    前記給気用送風機及び前記給気用補助送風機の一方の故障を検出した場合に、前記制御装置は、正常な他方を運転させて換気運転を継続することを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気システム。
  5. 室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路と、
    室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路と、
    前記給気風路に組み込まれた給気用送風機と、前記排気風路に組み込まれ、運転ノッチが複数である排気用送風機と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換器とを備えた熱交換換気装置と、
    前記排気風路の途中に設置され、前記排気流を加圧して室外へ送風する排気用補助送風機と、
    前記排気用送風機の運転ノッチ及び前記排気用補助送風機の運転状態の組合せと運転強度との対応を示す運転制御情報に従って前記排気用送風機及び前記排気用補助送風機を動作させる制御装置とを有することを特徴とする熱交換換気システム。
  6. 室内空気の状態を計測する室内空気状態センサを有し、
    前記室内空気状態センサで室内空気の状態を計測する際には、前記制御装置は、前記排気用送風機を換気量が最小の運転ノッチで運転させて前記排気用補助送風機を停止させるか、又は前記排気用送風機を停止させて前記排気用補助送風機を運転させることを特徴とする請求項5に記載の熱交換換気システム。
  7. 前記運転制御情報は、前記排気用送風機の運転ノッチの段数よりも多くの段数の運転強度と、前記排気用送風機の運転ノッチ及び前記排気用補助送風機の運転状態の組合せとが対応付けられていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換換気システム。
  8. 前記排気用送風機の故障を検出する手段と、
    前記排気用補助送風機の故障を検出する手段とを有し、
    前記排気用送風機及び前記排気用補助送風機の一方の故障を検出した場合に、前記制御装置は、正常な他方を運転させて換気運転を継続することを特徴とする請求項5に記載の熱交換換気システム。
  9. 室内から室外へ向かう排気流を通す排気風路と、
    室外から室内へ向かう給気流を通す給気風路と、
    前記給気風路に組み込まれ、運転ノッチが複数である給気用送風機と、前記排気風路に組み込まれ、運転ノッチが複数である排気用送風機と、前記給気流と前記排気流との間で熱交換を行う熱交換器とを備えた熱交換換気装置と、
    前記給気風路の途中に設置され、前記給気流を加圧して室内へ送風する給気用補助送風機と、
    前記排気風路の途中に設置され、前記排気流を加圧して室外へ送風する排気用補助送風機と、
    前記給気用送風機の運転ノッチ及び前記給気用補助送風機の運転状態の組合せと、前記排気用送風機の運転ノッチ及び前記排気用補助送風機の運転状態の組合せと、運転強度との対応を示す運転制御情報に従って前記給気用送風機、前記給気用補助送風機、前記排気用送風機及び前記排気用補助送風機を動作させる制御装置とを有することを特徴とする熱交換換気システム。
  10. 外気の状態を計測する外気状態センサと、室内空気の状態を計測する室内空気状態センサとを有し、
    前記外気状態センサで外気の状態を計測する際には、前記制御装置は、前記給気用送風機を換気量が最小の運転ノッチで運転させて前記給気用補助送風機を停止させるか、又は前記給気用送風機を停止させて前記給気用補助送風機を運転させ、
    前記室内空気状態センサで室内空気の状態を計測する際には、前記制御装置は、前記排気用送風機を換気量が最小の運転ノッチで運転させて前記排気用補助送風機を停止させるか、又は前記排気用送風機を停止させて前記排気用補助送風機を運転させることを特徴とする請求項9に記載の熱交換換気システム。
  11. 前記運転制御情報は、前記給気用送風機の運転ノッチの段数及び前記排気用送風機の運転ノッチの段数よりも多くの段数の運転強度と、前記給気用送風機の運転ノッチ及び前記給気用補助送風機の運転状態の組合せと、前記排気用送風機の運転ノッチ及び前記排気用補助送風機の運転状態の組合せとが対応付けられていることを特徴とする請求項9に記載の熱交換換気システム。
  12. 前記給気用送風機の故障を検出する手段と、
    前記給気用補助送風機の故障を検出する手段と、
    前記排気用送風機の故障を検出する手段と、
    前記排気用補助送風機の故障を検出する手段とを有し、
    前記給気用送風機及び前記給気用補助送風機の一方の故障を検出した場合に、前記制御装置は、正常な他方を運転させて換気運転を継続し、
    前記排気用送風機及び前記排気用補助送風機の一方の故障を検出した場合に、前記制御装置は、正常な他方を運転させて換気運転を継続することを特徴とする請求項9に記載の熱交換換気システム。
  13. 前記運転制御情報を前記制御装置に記憶させる操作を受け付ける操作装置を有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の熱交換換気システム。
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