JPWO2017006374A1 - 旋回装置及び医療機器 - Google Patents

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Abstract

ロボットアーム(2)の関節に設けられた旋回装置(S)が、軸方向(Da)に延びる筒形状の壁(70)を有する軸カバー(7)と、軸カバー(7)の壁(70)の内側に挿入された軸方向(Da)に延びる旋回軸(9)と、軸カバー(7)に旋回軸(9)をその軸心まわりに回動可能に支持させる軸受(8)と、軸カバー(7)の壁の内側において旋回軸(9)と結合された少なくとも1本の操作ワイヤ(78)とを備える。軸カバー(7)は、操作ワイヤ(78)を案内するためのガイド(74)を有する。ガイド(74)は、軸カバー(7)の軸心を通り且つ軸方向(Da)と平行な対称面(P1)を中心として面対称に形成されている。ガイド(74)は、壁(70)の外面に形成された軸方向(Da)に延びる外周部分(743)と、壁(70)の内面に沿って形成された円周方向に延びる内周部分(744)と、外周部分(743)と内周部分(744)を接続する接続部分(745)とを、対称面(P1)を介して両側に有する。

Description

本発明は、ロボットアームの先端に外科ツールが取り付けられた医療機器に関し、詳細にはロボットアームの関節に適用される旋回装置に関する。
近年、内視鏡下外科手術(又は腹腔鏡下手術とも呼ばれる)が注目されている。内視鏡下外科手術では、シャフトの先端に外科ツールが取り付けられて成る医療機器が使用される。外科ツールには、例えば、鉗子、把持器、鋏、ステープラ、針保持器、及び電気メスなどがあり、作業の内容に応じた外科ツールが用いられる。内視鏡下外科手術では、患者の腹部等に1又は複数の孔を開け、器具の通過ポートとしてトラカールを挿入した後、腹腔鏡及び外科ツールをトラカールを通じて体腔内に挿入して患部の手術を行う。外科医は、腹腔鏡から撮影された外科部位の画像を表示するモニタを利用して処理を監視し、腹部の外側から医療機器を操作する。
特許文献1では、この種の医療機器(ロボティック機器システム)が示されている。特許文献1に示された医療機器は、フレキシブルなシースカテーテルと、シースカテーテルに挿通されたガイドカテーテルと、ガイドカテーテルの遠位端に結合された作業器具とを備えている。作業器具は、ガイドカテーテルの遠位端に旋回装置を介して結合されている。旋回装置は、ガイドカテーテルの遠位端に設けられた第1プレートと、作業器具と結合された第2プレートと、第1プレートと第2プレートの間に挟まれた球状要素と、第1プレートに対して第2プレートを回転操作するケーブル状の複数の操作要素とを備えている。各操作要素は、第1プレートに挿通されたうえ、その遠位端が第2プレートと結合されている。複数の操作要素のうち、少なくとも1組の操作要素は第1プレートと第2プレートの間で交差している。そして、複数の操作要素の引張と弛緩を組み合わせることによって、第1プレートに対して第2プレートが回転操作される。
米国特許公開US2009/0138025号公報、図38A−E、図39A−C、図40A−B、図41A−B、及び、段落0235−0246
上記特許文献1の医療機器の旋回装置では、少なくとも1組の操作要素が交差している。交差している操作要素同士の間には摩擦が生じることから、他の操作要素と交差している操作要素の制御特性は、交差していない操作要素の制御特性とは異なる。更に、他の操作要素と交差している操作要素の制御特性は、他の操作要素から受ける影響の程度によって変化する。つまり、他の操作要素と交差している操作要素の制御特性は一定ではなく変化する。このような複雑な制御特性を有する操作要素のために、旋回装置の制御が複雑となるおそれがある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、先行技術の問題点の少なくとも一つを軽減することである。
本発明の一態様に係る旋回装置は、ロボットアームの関節に設けられた旋回装置であって、
軸方向に延びる筒形状の壁を有する軸カバーと、
前記軸カバーの前記壁の内側に挿入された前記軸方向に延びる旋回軸と、
前記軸カバーに前記旋回軸をその軸心まわりに回動可能に支持させる軸受と、
前記軸カバーの前記壁の内側において前記旋回軸と結合された少なくとも1本の操作ワイヤとを備え、
前記軸カバーは、前記少なくとも1本の操作ワイヤを案内するためのガイドを有し、
前記ガイドは、前記軸カバーの軸心を通り且つ前記軸方向と平行な対称面を介して面対称に形成されており、前記壁の外面に形成された前記壁の基端から前記軸方向に延びる外周部分と、前記壁の内面に沿って形成された円周方向に延びる内周部分と、前記外周部分と前記内周部分を接続する接続部分とを前記対称面を介して両側に有することを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る医療機器は、前記旋回装置を具備するロボットアームと、前記ロボットアームの先端に設けられたエンドエフェクタとを備えることを特徴としている。
上記旋回装置及び医療機器では、操作ワイヤが軸カバーのガイドに案内されることによって、1本の操作ワイヤの一部分と他の一部分、又は、複数の操作ワイヤどうしが干渉しない。よって、操作ワイヤの制御特性が、操作ワイヤの部分どうしの干渉、又は、他方の操作ワイヤとの干渉によって変化することがない。
本発明によれば、先行技術の問題点の少なくとも一つが軽減された、医療機器及び、この医療機器が備えるロボットアームを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る医療機器の概略構成を示す図である。 図2は、手首関節の概略構成を示す医療機器の一部拡大断面図である。 図3は、軸カバーの側面図である。 図4は、旋回装置の概略構成を示す断面図である。 図5は、図3におけるV矢視図である。 図6は、図3におけるVI−VI矢視断面図である。 図7は、変形例1に係る医療機器の手首関節の概略構成を示す医療機器の一部拡大断面図である。 図8は、旋回装置が備える連動機構の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る医療機器1の概略構成を示す図である。図1に示すように、医療機器1は、所謂医療用マニピュレータであって、細長いシャフト状のロボットアーム2と、ロボットアーム2の先端に連結されたエンドエフェクタ24とを備えている。ロボットアーム2は、基端に設けられたベース21と、先端に設けられた手首関節23と、ベース21と連結された軟性シャフト26と、軟性シャフト26と手首関節23との間に設けられた複数のリンク22と、複数のリンク22の間を連結する中間関節25とを備えている。
ベース21は図示されない移動機構や駆動機構と接続される。軟性シャフト26は、ベース21に対し回動可能に連結されている。軟性シャフト26は、柔軟性と、入力されたトルクを複数のリンク22のうち基端側のリンク22へ伝達するトルク伝達性とを有している。複数のリンク22は、硬性の筒状部材であり、内部にワイヤや配線類が挿通されている。手首関節23は、エンドエフェクタ24を複数のリンク22のうち先端のリンク22に対して回動可能に連結している。
上記エンドエフェクタ24とは、患者の腹腔における外科部位に挿入され、外科部位における目標組織の所望の処理又は医療機能を実行するために腹腔の外側から駆動可能な実際の被操作部を意味する。エンドエフェクタ24は、例えば、鉗子、把持器、鋏、ステープラ、針保持器、及び電気メスなどの外科ツールであって良い。また、エンドエフェクタ24は、例えば、電子外科電極、トランスデューサ、センサなどの電気的に駆動される機器であってもよい。また、エンドエフェクタ24は、例えば、吸入、ガス注入、洗浄、処理流体、アクセサリ導入、生検摘出などのための流体を供給するノズルであってもよい。或いは、エンドエフェクタ24は、カメラなどの撮像装置が搭載されたものであってもよい。
そして、上記の医療機器1とは、上記のエンドエフェクタ24を有する医療機器を意味する。医療機器1は、外科医によって直接的に操作されてもよいし、ロボットなどを用いた遠隔外科システムによって遠隔操作されてもよい。
続いて、医療機器1が具備する手首関節23について詳細に説明する。図2は、手首関節23の概略構成を示す医療機器1の一部拡大断面図である。
図2に示すように、手首関節23は、ロボットアーム2が具備するリンク22のうち最も先端側に設けられたリンク22(以下、「先端リンク22E」という)と、エンドエフェクタ24とを連結している。エンドエフェクタ24は、手首関節23の第1軸A1(旋回軸)を中心として先端リンク22Eに対して回動可能である。また、エンドエフェクタ24は、第1軸A1と直交する手首関節23の第2軸A2(揺動軸)を中心として先端リンク22Eに対して回動可能である。以下では、第1軸A1の延在方向と平行な方向を「軸方向Da」という。
手首関節23には、先端リンク22Eと結合された軸カバー7と、エンドエフェクタ24と結合された旋回軸9と、軸カバー7に対し旋回軸9を第1軸A1回りに回転可能に支持する軸受8と、旋回軸9を軸カバー7に対し回転駆動する駆動機構10とにより概ね構成された旋回装置Sが設けられている。
旋回軸9は、軸方向Daに延びる筒状の軸部材であって、その軸心を第1軸A1が通っている。旋回軸9には、複数のワイヤやセンサケーブルなどの配線類が挿通されている。旋回軸9に挿通される配線類には、例えば、エンドエフェクタ24を動作させる操作ワイヤや、エンドエフェクタ24を第2軸A2まわりに回転させる操作ワイヤや、エンドエフェクタ24に設けられたセンサのセンサケーブルなどが含まれる。
旋回軸9の先端部91は、エンドエフェクタ24の基部とピン接合されている。ピン接合の態様は限定されないが、例えば、エンドエフェクタ24の基部から第2軸A2と平行に突出するピンと、このピンを支承する旋回軸9の先端部91に形成された支持孔とにより実現することができる。
旋回軸9の基部92は、軸カバー7に挿入されている。旋回軸9の基部92の外面には、旋回軸9の外径の差による段差面93が形成されている。軸受8は、旋回軸9の先端部91と基部92の軸方向Daの間に配設されている。
図3は軸カバー7の側面図、図4は旋回装置Sの概略構成を示す断面図、図5は図3におけるV矢視図、図6は図3におけるVI−VI矢視断面図である。なお、図3では、軸カバー7のガイド74に配線された操作ワイヤ78が薄墨塗り且つ二点鎖線(仮想線)で示されている。また、図6では、軸カバー7のガイド74に配線された操作ワイヤ78が薄墨塗り且つ二点鎖線で示され、軸カバー7に挿入された旋回軸9が二点鎖線で示されている。
図2〜6に示すように、軸カバー7は、軸方向Daに延びる筒形状の壁70を有している。壁70の外面の基端縁には、円周方向に連続する切欠き73が設けられている。この切欠き73を利用して軸カバー7と先端リンク22Eとが結合される。
軸カバー7は、軸カバー7の軸心を通り且つ軸方向Daと平行な対称面P1を中心として面対称に形成されている。そして、軸カバー7には、操作ワイヤ78を案内するガイド74が形成されている。ガイド74は、対称面P1を介して一方と他方の両側に対称に形成されている。
ガイド74は軸カバー7における操作ワイヤ78の配線経路を形成しており、1つのガイド74につき1本ずつの操作ワイヤ78が配線される。ガイド74に配線された操作ワイヤ78は、旋回軸9を旋回操作するためのワイヤである。本実施形態に係る操作ワイヤ78は、無端状ワイヤであって、旋回軸9とベース21に配設されたプーリ77とに巻き掛けられている。操作ワイヤ78の旋回軸9とプーリ77との間の部分は、リンク22内を通されている。操作ワイヤ78は、旋回軸9の外周面に円周方向に巻き掛けられており、旋回軸9の外周面において当該旋回軸9に固定されている。プーリ77は図示されない駆動源によって正逆回転駆動される。この駆動源の動作は、図示されない制御装置によって制御される。プーリ77の正逆回転によって、操作ワイヤ78が引張・弛緩操作され、旋回軸9が第1軸A1を中心として回動する。
操作ワイヤ78の旋回軸9への固定態様は限定されないが、例えば、旋回軸9の外周面に設けられた凹部又は孔と、この凹部又は孔に輪にして嵌め込まれた操作ワイヤ78の一部分の抜け止めを成すピンとで、旋回軸9に操作ワイヤ78の一部分を留めつけることができる。旋回軸9の回動角度範囲をより大きくするために、旋回軸9への操作ワイヤ78の留めつけ幅(円周方向の幅)はより小さいことが望ましい。なお、操作ワイヤ78は、無端状ではなく、複数に分断されていてもよい。例えば、操作ワイヤ78が旋回軸9の外周面において分断されている場合には、操作ワイヤ78の一方の端部と他方の端部は、旋回軸9の外面において近接して配置され、且つ、各々旋回軸9と結合されていてよい。また、例えば、操作ワイヤ78がプーリ77に巻き掛けられている部分において分断されている場合には、複数のプーリ77を設けて、操作ワイヤ78の分断された端部の各々が異なるプーリ77に巻きとられていてもよい。また、1の旋回軸9に対し複数本の操作ワイヤ78が巻き掛けられていてもよい。この場合、操作ワイヤ78の数と対応する数のガイド74が軸カバー7に設けられる。
ガイド74は、軸カバー7の壁70の外面に形成された外周部分743と、壁70の内面に沿って形成された内周部分744と、外周部分743と内周部分744とを滑らかに接続する接続部分745とを、対称面P1を介して両側に有している。
ガイド74のうち外周部分743は、壁70の外面に形成された溝(即ち、連続する凹部)である。外周部分743は、壁70の基端を始点741とし、この始点741から壁70の軸方向Da中途部分まで軸方向Daに延びている。
図5に示すように、軸カバー7を軸方向Daから見たときに、対称面P1を介して一方側の始点741と他方側の始点741の中心角はおよそ45°である。また、外周部分743の溝の深さ方向Dtは、軸カバー7の半径方向と一致せず、半径方向から傾いている。これにより、制限された厚さの壁に、より深い溝を形成することができる。ガイド74の、対称面P1を介して一方側の外周部分743の深さ方向Dtと、他方側の外周部分743の深さ方向Dtとは、対称面P1上で交差している。
ガイド74のうち内周部分744は、軸カバー7と旋回軸9の協働により形成されている。軸カバー7の壁70の内面には、第1の内径Φ1を有する大径部分71と、第2の内径Φ2を有する小径部分72と、大径部分71と小径部分72の内径の差による段差面75が形成されている。第1の内径Φ1よりも第2の内径Φ2が小さく、且つ、大径部分71は小径部分72の先端側に位置する。
軸カバー7の段差面75と、旋回軸9の段差面93は、軸方向Daに間を開けて対峙している。そして、これらの段差面75,93の間において、軸カバー7の内面と旋回軸9の外面とに囲まれた環状の空間が形成されている。この環状の空間の少なくとも一部分がガイド74の内周部分744として利用される。内周部分744は壁70の内面に沿って円周方向に延びている。換言すれば、ガイド74の内周部分744は、旋回軸9の外面に沿って円周方向に延びている。なお、2つの段差面75,93の間において軸カバー7の内面と旋回軸9の外面とに囲まれた環状の空間は、ガイド74の内周部分744として利用される。
ガイド74のうち接続部分745は、壁70を内外に貫く連通孔746と、この連通孔746と外周部分743とを繋ぐ壁70の外面に形成された溝(即ち、連続する凹部)とにより形成されている。連通孔746は、軸カバー7の大径部分71と小径部分72の境界の直ぐ大径部分71側に位置する開口端742から、開口端742における接線方向(円周方向)へ延びている。連通孔746の内側には、ガイド74の内周部分744が存在している。なお、ガイド74の、対称面P1を介して一方側の開口端742と他方側の開口端742の中心角はおよそ180°である(図6、参照)。
接続部分745のうち連通孔746と外周部分743とを繋ぐ溝は、軸方向Daに延びる外周部分743と円周方向に延びる内周部分744とを円弧状の曲線で緩やかに接続している。接続部分745の曲率半径は、この接続部分745を操作ワイヤ78が滑らかに通過することができる程度に十分に大きい。
上記構成の軸カバー7のガイド74に配線された操作ワイヤ78は、外周部分743で軸方向Daへ延び、内周部分744で円周方向へ延び、接続部分745で軸方向Daから円周方向へ延伸方向を徐々に変換している。
以上のように軸カバー7のガイド74に配線された操作ワイヤ78では、当該操作ワイヤ78の一部分と他の一部分が干渉していない。つまり、操作ワイヤ78は手首関節23において交差したり重なったりしない。
以上に説明したように、本実施形態の旋回装置Sは、軸方向Daに延びる筒形状の壁70を有する軸カバー7と、軸カバー7の壁70の内側に挿入された軸方向Daに延びる旋回軸9と、軸カバー7に旋回軸9をその軸心まわりに回動可能に支持させる軸受8と、軸カバー7の壁70の内側において旋回軸9と結合された操作ワイヤ78とを備えている。軸カバー7は、操作ワイヤ78を案内するためのガイド74を有している。ガイド74は、軸カバー7の軸心を通り且つ軸方向Daと平行な対称面P1を介して面対称に形成されている。そして、ガイド74は、壁70の外面に形成された壁70の基端から軸方向Daに延びる外周部分743と、壁70の内面に沿って形成された円周方向に延びる内周部分744と、外周部分743と内周部分744を接続する接続部分745とを、対称面P1を介して両側に有している。
上記構成の旋回装置Sにおいて、ガイド74に配線された操作ワイヤ78のうち引っ張られて緊張している部分において、操作ワイヤ78に掛かる引っ張り力の作用方向は、ガイド74の始点741から旋回軸9の外面までの配線経路内で変化している。操作ワイヤ78に掛かる引っ張り力の作用方向の変化の程度は、操作ワイヤ78がガイド74に沿って配線されることで軽減されている。つまり、操作ワイヤ78がガイド74に案内されることによって、操作ワイヤ78に掛かる引っ張り力の作用方向の急激な変化が回避されている。よって、操作ワイヤ78が、部分的に過剰な負荷を受けたり、拗れたりすることを回避することができる。
上記構成の旋回装置Sにおいて、軸カバー7のガイド74は、対称面P1を介して一方側に設けられた始点741から他方側に設けられた始点741まで一筋で連続しており、途中で重複したり交差したりしていない。そのため、ガイド74に配線された操作ワイヤ78の一部分と他の一部分は互いに干渉しない。なお、操作ワイヤ78が複数本の場合は、各操作ワイヤ78につき他のガイド74から独立し且つ重複したり交差したりしないガイド74が、軸カバー7に形成される。このように、軸カバー7において、1本の操作ワイヤ78の一部分と他の一部分、又は、複数の操作ワイヤ78どうしが干渉しないように、操作ワイヤ78が案内される。よって、操作ワイヤ78どうし又はその部分どうしが干渉して生じる摩擦力などによって操作ワイヤ78の制御特性が変化することを、回避できる。
また、本実施形態の旋回装置Sでは、接続部分745が、壁70を内外に貫き且つ内周部分744に開口している連通孔746と、連通孔746と外周部分743とを曲線状に接続する壁70の外面に設けられた溝とにより形成されている。
これにより、外周部分743に案内されて軸方向Daに延びる操作ワイヤ78の一部分と、内周部分744に案内されて円周方向に延びる操作ワイヤ78の他の一部分とが、接続部分745に案内された操作ワイヤ78の更に他の一部分によって緩やか(滑らか)に結合される。よって、操作ワイヤ78が、部分的に過剰な負荷を受けたり、折れたり、拗れたりすることを回避することができる。
また、本実施形態の旋回装置Sでは、接続部分745の連通孔746が、その開口端742から当該開口端742における接線方向に延びている。これにより、操作ワイヤ78の連通孔746を通過している部分は、開口端742の接線方向に延びており、操作ワイヤ78の内周部分744に案内されている部分と一層滑らかに接続される。
また、本実施形態の旋回装置Sでは、軸カバー7の壁70は内面に軸方向Daのうち一方を向いた環状の第1の段差面75を有し、旋回軸9は外面に軸方向Daのうち他方を向いた環状の第2の段差面93を有し、これらの段差面75,93は軸方向Daに間を開けて対峙するように配置されている。そして、これらの段差面75,93の間において、軸カバー7の内面と旋回軸9の外面によってガイド74の内周部分744が形成されている。
これにより、機械加工の難しい軸カバー7の壁70の内面に、機械加工による溝を形成することなく、壁70の内面にガイド74の内周部分744を形成することができる。
次に、上記実施形態の変形例1を説明する。図7は、変形例1に係る医療機器1の手首関節23の概略構成を示す医療機器1の一部拡大断面図である。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図7に示すように、変形例1に係る医療機器1の手首関節23には、旋回軸9、軸カバー7、軸受8、及び、操作ワイヤ78を1つの旋回ユニットとして、軸方向Daに連結された複数の旋回ユニットを備えた旋回装置Sが設けられている。本変形例に係る旋回装置Sでは、2つの旋回ユニットU1,U2が連結部材79を介して(又は、直接的に)直列的に連結されている。
2つの旋回ユニットU1,U2のうち先端側に配置された旋回ユニットU1において、旋回軸9はエンドエフェクタ24と結合され、軸カバー7は筒状の連結部材79と結合されている。また、2つの旋回ユニットU1,U2のうち基部側に配置された旋回ユニットU2において、旋回軸9は連結部材79と結合されており、軸カバー7は先端リンク22Eと結合されている。
旋回装置Sが1の旋回ユニットを備えている場合は、旋回軸9に対する操作ワイヤ78の巻き付け範囲は1周未満であるため、旋回軸9の回動範囲は360°未満となる。この場合と比較して、本変形例のように旋回装置Sが直列的に配置された複数の旋回ユニットU1,U2を備えている場合は、旋回軸9の回動範囲を大きくすることができる。
本変形例に係る医療機器1の手首関節23では、旋回ユニットU1の操作ワイヤ78(78A)と旋回ユニットU2の操作ワイヤ78(78B)とが直接的又は間接的に結合可能であり、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2とを連動させることができる。旋回ユニットU1と旋回ユニットU2とを連動させた状態では、旋回ユニットU1の操作ワイヤ78Aと旋回ユニットU2の操作ワイヤ78Bが同量且つ同速度で移動する。
また、旋回ユニットU1の操作ワイヤ78Aと旋回ユニットU2の操作ワイヤ78Bとの結合が解除可能であり、これらの結合を解除して、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2を独立して動作させることができる。
旋回ユニットU1と旋回ユニットU2とを連動させる場合には、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2を独立して動作させる場合と比較して、エンドエフェクタ24(旋回ユニットU1の旋回軸9)を速く回転させることができる。つまり、操作ワイヤ78を同量且つ同速度で引張操作すると、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2とを連動させる場合には、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2を独立して動作させる場合と比較してエンドエフェクタ24の回転量が多い。
そして、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2の連動と独立とが選択できることによって、エンドエフェクタ24の第1軸A1まわりの旋回をより細やかに制御することができる。
なお、変形例1に係る旋回装置Sは、旋回ユニットU1と旋回ユニットU2の連動と独立とを切り換える連動機構を備えている。連動機構は、例えば、複数の旋回ユニット間の同時に操作可能な操作ワイヤどうしの結合及び結合解除を行う機構である。本変形例に係る連動機構は、旋回ユニットU1の操作ワイヤ78Aと旋回ユニットU2の操作ワイヤ78Bとの結合及び結合解除を行うことができる。このような機構は、例えば図8に示すように、旋回ユニットU1の操作ワイヤ78Aが巻き掛けられたプーリ77Aと旋回ユニットU2の操作ワイヤ78Bが巻き掛けられたプーリ77Bとを同軸上に配置し、同軸上に配置されたプーリ77A,77Bの係合と係合解除を切り換えるクラッチ等の係脱装置80を設けることによって実現することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態及びその変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。例えば、旋回装置Sは手首関節23に適用されているが、同様の旋回装置Sが中間関節25に適用されてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
1 :医療機器
2 :ロボットアーム
7 :軸カバー
71 :大径部分
72 :小径部分
73 :切欠き
74 :ガイド
741 :始点
742 :開口端
743 :外周部分
744 :内周部分
745 :接続部分
746 :連通孔
75 :段差面
8 :軸受
9 :旋回軸
10 :駆動機構
21 :ベース
22,22E :リンク
23 :手首関節
24 :エンドエフェクタ
25 :中間関節
26 :軟性シャフト
77 :プーリ
78(78A,78B):操作ワイヤ
79 :連結部材
80 :係脱装置
A1 :第1軸
A2 :第2軸
S :旋回装置
U1,U2 :旋回ユニット

Claims (7)

  1. ロボットアームの関節に設けられた旋回装置であって、
    軸方向に延びる筒形状の壁を有する軸カバーと、
    前記軸カバーの前記壁の内側に挿入された前記軸方向に延びる旋回軸と、
    前記軸カバーに前記旋回軸をその軸心まわりに回動可能に支持させる軸受と、
    前記軸カバーの前記壁の内側において前記旋回軸と結合された少なくとも1本の操作ワイヤとを備え、
    前記軸カバーは、前記少なくとも1本の操作ワイヤを案内するためのガイドを有し、
    前記ガイドは、前記軸カバーの軸心を通り且つ前記軸方向と平行な対称面を介して面対称に形成されており、前記壁の外面に形成された前記壁の基端から前記軸方向に延びる外周部分と、前記壁の内面に沿って形成された円周方向に延びる内周部分と、前記外周部分と前記内周部分を接続する接続部分とを前記対称面を介して両側に有する、
    旋回装置。
  2. 前記接続部分が、前記壁を内外に貫き且つ前記内周部分に開口している連通孔と、前記連通孔と前記外周部分とを曲線状に接続する前記壁の外面に設けられた溝とにより形成されている、請求項1に記載の旋回装置。
  3. 前記連通孔が、その開口端から当該開口端における接線方向に延びている、請求項2に記載の旋回装置。
  4. 前記軸カバーの前記壁は内面に前記軸方向のうち一方を向いた環状の第1の段差面を有し、
    前記旋回軸は外面に前記軸方向のうち他方を向いた環状の第2の段差面を有し、
    前記第1の段差面と前記第2の段差面が前記軸方向に間を開けて対峙するように配置され、前記第1の段差面と前記第2の段差面の間において前記軸カバーの内面と前記旋回軸の外面によって前記内周部分が形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の旋回装置。
  5. 前記旋回軸、前記軸カバー、前記軸受、及び、前記少なくとも1本の操作ワイヤを1つの旋回ユニットとして、前記軸方向に連結された複数の前記旋回ユニットを備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の旋回装置。
  6. 前記複数の旋回ユニット間の前記少なくとも1本の操作ワイヤを結合して、前記複数の旋回ユニットを連動させる連動機構を更に備える、請求項5に記載の旋回装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の旋回装置を具備するロボットアームと、
    前記ロボットアームの先端に設けられたエンドエフェクタとを備える、
    医療機器。
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