JPWO2016148043A1 - シールリング - Google Patents

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Abstract

使用によって摺動面が摩耗しても、回転トルクの増大を抑制することのできるシールリングを提供する。軸(200)の外周に設けられた環状溝(210)に装着され、環状溝(210)における低圧側の側壁面(211)に対して摺動するシールリング(100)において、低圧側の側面(111)における側壁面(211)に対して摺動する摺動領域X内に設けられた、密封対象流体が導入されることによって動圧を発生する動圧発生溝(120)と、シールリング(100)の内周面(112)における側面(111)から距離Y離れた位置に開口(131)を有し、動圧発生溝(120)に連通した、動圧発生溝(120)に密封対象流体を導入する導入孔(130)と、を備える。

Description

本発明は、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止するシールリングに関する。
従来、自動車の自動変速機(AT)や無段変速機(CVT)には、油圧を保持するために、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止するシールリングが用いられている。自動車の燃費の向上や、シールリングの摩耗の低減のためには、シールリングの回転トルクが低いことが望ましい。そこで、従来、相対摺動時に摺動面となるシールリングの側面に、密封対象流体を導入する溝を設ける技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に開示されたシールリングでは、シールリングの摺動面(側面)における内周側に、シールリングの内周側から密封対象流体を導入させる流路(溝)が全周に亘って形成されている。当該流路に密封対象流体が導入されると、動圧が発生することによって摺動面の面圧が低下するため、シールリングの回転トルク(摩擦トルク)が低減される。
特開平08−121603号公報
特許文献1に開示されたシールリングによれば、回転トルクが低減されることによって摺動面の摩耗は抑制されるものの、使用が継続すれば摩耗は徐々に進行し得る。摺動面が摩耗すると、摺動面に設けられた流路の摺動面からの深さが減少する(流路が浅くなる)ため、当該流路の内周側の流路面積も減少する。内周側の流路面積が減少すると、当該流路に導入される密封対象流体の流量も減少するため、流路による動圧効果が低下し得る。つまり、特許文献1に開示されたシールリングでは、使用によって摺動面が摩耗すると、動圧効果の低下によって回転トルクが増大する可能性がある。
上記の課題に鑑み、本発明は、使用によって摺動面が摩耗しても、回転トルクの増大を抑制することのできるシールリングを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のシールリングは、
相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、高圧側の領域内の密封対象流体の圧力を保持するシールリングであって、
前記軸の外周に設けられた環状溝に装着され、前記環状溝における低圧側の側壁面に対して摺動するシールリングにおいて、
低圧側の側面における前記側壁面に対して摺動する領域内に設けられた、密封対象流体が導入されることによって動圧を発生する動圧発生溝と、
前記シールリングの内周面における前記側面から離れた位置に開口を有し、前記動圧発生溝に連通した、前記動圧発生溝に密封対象流体を導入する導入孔と、
を備えることを特徴とする。
ここで、本発明において、「高圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に高圧となる側を意味し、「低圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に低圧となる側を意味する。本発明によれば、シールリングの内周面に開口を有する導入孔から、低圧側の側面に設けられた動圧発生溝に密封対象流体が導入されるため、環状溝の側壁面に対して摺動する側面(摺動面)の面圧が低減される。これにより、シールリングの回転トルクが効果的に低減される。ここで、回転トルクが低減された場合であっても、シールリングの側面は、使用によって徐々に摩耗し得るが、本発明によれば、導入孔の開口は、シールリングの内周面における低圧側の側面から離れた位置に設けられている。ゆえに、摩耗によって当該側面の位置が徐々に高圧側に移動したとしても(シールリングが徐々に薄くなったとしても)、導入孔の開口の面積は減少しない。したがって、本発明によれば、使用によって摺動面が摩耗したとしても、導入孔から動圧発生溝に導入される密封対象流体の流量が減少しないため、シールリングの摩耗による回転トルクの増大を抑制することができる。
動圧発生溝は、周方向において、中央よりも両端側が浅く形成されており、導入孔は、動圧発生溝の中央に連通していてもよい。
動圧発生溝をこのような形状とすることにより、いわゆる楔効果によって、動圧を効果的に発生させることが可能になる。また、環状溝に対するシールリングの回転方向に関係なく、動圧を発生させることが可能になる。
以上説明したように、本発明に係るシールリングによれば、使用によって摺動面が摩耗しても、回転トルクの増大を抑制することができる。
図1は、本発明の実施例に係るシールリングの側面図である。 図2は、本発明の実施例に係るシールリングの側面の一部拡大図である。 図3は、本発明の実施例に係るシールリングの内周面の一部拡大図である。 図4は、本発明の実施例に係るシールリングの模式的断面図である。 図5は、本発明の実施例に係るシールリングの模式的断面図である。 図6は、本発明の実施例に係るシールリングの使用時の状態を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本実施例に係るシールリングは、自動車用のATやCVTなどの変速機において、油圧を保持するために、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止する用途に用いられる。また、以下の説明において、「高圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に高圧となる側を意味し、「低圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に低圧となる側を意味する。
(実施例)
図1〜図6を参照して、本発明の実施例に係るシールリングについて説明する。図1は本発明の実施例に係るシールリングの側面図である。なお、図1は、シールリングにおける2つの側面のうち、軸の環状溝の側壁面に対して摺動する側面(摺動面)を示している。図2は本発明の実施例に係るシールリングの当該側面の一部拡大図である。図3は本発明の実施例に係るシールリングの内周面の一部拡大図である。図4は本発明の実施例に係るシールリングの模式的断面図である。なお、図4は図2中のAA断面図である。図5は本発明の実施例に係るシールリングの模式的断面図である。なお、図5は図2中のBB断面図である。そして、図6は本発明の実施例に係るシールリングの使用時の状態を示す模式的断面図である。なお、図6におけるシールリングの断面は、図2中のAA断面である。
<シールリングの構成>
本実施例に係るシールリング100は、軸200の外周に設けられた環状溝210に装着され、相対的に回転する軸200とハウジング300との間の環状隙間を封止する(図6参照)。これにより、シールリング100は、シールリング100によって隔てられた一方側の領域である密封対象領域の流体の圧力を保持する。なお、本実施例では、密封対象領域内の流体(密封対象流体)は変速機の潤滑油である。本実施例においては、流体圧力(油圧)が発生しているとき(例えば、自動車のエンジン作動中)において、図6中の右側の領域の流体圧力が、図中左側の領域よりも高くなるように構成されている。つまり、シールリング100は、図中右側の密封対象領域の流体圧力を保持する役割を発揮する。以下、図6中における右側を高圧側H、左側を低圧側Lと称する。
シールリング100は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの樹脂材から形成される。また、シールリング100の外周面の周長はハウジング300の軸孔の内周面310の周長よりも短く構成されており、締め代を持たないように構成されている。したがって、流体圧力が作用していない状態においては、シールリング100の外周面はハウジング300の内周面310から離れた状態となり得る。
シールリング100には、周方向の1箇所に合口部110が設けられている。合口部110は、外周面側及び両側面側のいずれから見ても階段状に切断された、いわゆる特殊ステップカットを採用している。特殊ステップカットに関しては公知技術であるので、その詳細な説明は省略するが、熱膨張収縮によりシールリング100の周長が変化しても安定したシール性能を維持する特性を有する。なお、合口部110の形状については、これに限らず、ストレートカットやバイアスカットやステップカットなども採用し得る。なお、シールリング100の材料として、低弾性の材料(PTFEなど)を採用した場合には、合口部110を設けずに、エンドレスとしてもよい。また、合口部110は、金型によって成形してもよいし、切削加工等によって成形してもよい。
シールリング100の摺動面側の側面111には動圧発生溝120が設けられている。動圧発生溝120は、シールリング100における側面111上において、合口部110付近を除く全周に亘って、等間隔に複数(本実施例では11個)設けられている。これら複数の動圧発生溝120は、シールリング100の側面111における、環状溝210の低圧側の側壁面211に対して摺動する領域内に設けられており(図6中の摺動領域X)、密封対象流体が導入されることによって動圧を発生する。なお、動圧発生溝120は、例えば切削加工によって成形することができるが、成形方法は特に限定されるものではない。
動圧発生溝120は、シールリング100の周方向の中央に設けられた中央部121と、中央部121から周方向に延びる1対のテーパ部122、123とから構成される。中央部121は、底面が平坦に形成されている。一方、テーパ部122、123は、中央部121からそれぞれの末端部へ向かって、徐々に浅くなるように形成されている。なお、中央部121の底面は、テーパ部122、123よりも更に深く形成されている。
シールリング100には、内周面112における側面111から離れた位置に開口131を有し、動圧発生溝120に連通した、動圧発生溝120に潤滑油を導入する導入孔130が設けられている。導入孔130は、複数の動圧発生溝120の各々に設けられており、動圧発生溝120の中央部121に連通している。ここで、導入孔130の開口131は、シールリング100の側面111から距離Y離れた位置に設けられている。なお、導入孔130は、ドリル等を用いて成形することができるが、成形方法は特に限定されるものではない。
なお、不図示ではあるが、シールリング100における側面111の反対側の側面は、全体が平坦になっている。
<シールリングの使用時のメカニズム>
特に、図6を参照して、本実施例に係るシールリング100の使用時のメカニズムについて説明する。図6は、自動車のエンジンがかかり、シールリング100によって隔てられた2つの領域間に差圧が生じている状態(図中右側の領域の圧力が左側の領域の圧力に比べて高くなった状態)を示している。このようにして差圧が生じた状態においては、シールリング100は、高圧側Hの側面に作用する流体圧力によって、側面111が、環状溝210の低圧側Lの側壁面211に対して摺動自在に密着する。これと同時に、シールリング100の内周面112に作用する流体圧力によって、シールリング100の外周面が、ハウジング300の軸孔の内周面310に対して摺動自在に密着する。
以上により、相対的に回転する軸200とハウジング300との間の環状隙間を封止して、高圧側Hの領域(密封対象領域)内の油圧を保持することが可能となる。そして、軸200とハウジング300との相対的な回転時には、環状溝210の側壁面211に対して、シールリング100の側面111が摺動する。ここで、シールリング100の側面111に設けられた動圧発生溝120には、導入孔130から潤滑油が導入される。図6に示されるように、動圧発生溝120は、側面111における環状溝210の側壁面211に対して摺動する摺動領域X内に設けられているため、導入された潤滑油は、側面111と側壁面211の各々の摺動部分の間に流出する。このようにして、潤滑油が流出することにより、側面111と側壁面211との間、すなわち、シールリング100と環状溝210との摺動面間には動圧が発生する。なお、シールリング100が環状溝210に対して、図2における時計回りに回転する場合には、テーパ部122の末端部から摺動部分に潤滑油が流出する。一方、シールリング100が環状溝210に対して、図2における反時計回りに回転する場合には、テーパ部123の末端部から摺動部分に潤滑油が流出する。
<本実施例に係るシールリングの優れた点>
本実施例に係るシールリング100によれば、密封対象流体としての潤滑油が、導入孔130から動圧発生溝120内に導入されるため、動圧発生溝120が設けられている領域においては、高圧側Hからシールリング100に対して作用する流体圧力と低圧側Lからシールリング100に対して作用する流体圧力が相殺される。また、シールリング100と環状溝210との相対的な回転時には、テーパ部122、123から潤滑油が流出するため、シールリング100と環状溝210との間の摺動部分に動圧が発生する。以上により、側壁面211に対する側面111の面圧が低減されるため、シールリング100の回転トルク(摺動トルク)を効果的に低減させることが可能となる。
なお、動圧発生溝120は、中央部121から周方向の一方側と他方側に延びるテーパ部122、123を備えている。したがって、シールリング100によれば、環状溝210に対するシールリング100の回転方向に関係なく、上記の動圧を発生させることができる。また、テーパ部122、123のそれぞれは、末端部へ向かって徐々に浅くなるように形成されている。したがって、いわゆる楔効果により、上記の動圧を効果的に発生させることができる。
ここで、回転トルクが低減された場合であっても、シールリング100の側面111は、使用によって徐々に摩耗し得る。ただし、シールリング100によれば、導入孔130の開口131は、側面111から距離Y離れた位置に設けられている。ゆえに、摩耗によって側面111の位置が徐々に高圧側Hに移動したとしても(シールリング100が徐々に薄くなったとしても)、開口131の面積は減少しない。つまり、側面111が摩耗したとしても、シールリング100の内周側から動圧発生溝120に潤滑油を導入させるための流路面積が減少することはない。ゆえに、シールリング100によれば、側面111が摩耗したとしても、導入孔130から動圧発生溝120に導入される潤滑油の流量が減少しないため、動圧効果の低下が抑制される。したがって、シールリング100によれば、摩耗による回転トルクの増大を抑制することができる。
なお、動圧発生溝120や導入孔130の数や形状は、上述したものに限られない。特に、動圧発生溝120の数や形状は、所望の動圧効果を得るために適宜変更してよい。また、導入孔130や開口131の設置位置や形状は、所望の動圧効果を得るために、あるいは側面111の想定される摩耗の程度に応じて適宜変更してよい。
100:シールリング、110:合口部、111:側面、120:動圧発生溝、130:導入孔、200:軸、210:環状溝、211:側壁面、300:ハウジング

Claims (2)

  1. 相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、高圧側の領域内の密封対象流体の圧力を保持するシールリングであって、
    前記軸の外周に設けられた環状溝に装着され、前記環状溝における低圧側の側壁面に対して摺動するシールリングにおいて、
    低圧側の側面における前記側壁面に対して摺動する領域内に設けられた、密封対象流体が導入されることによって動圧を発生する動圧発生溝と、
    前記シールリングの内周面における前記側面から離れた位置に開口を有し、前記動圧発生溝に連通した、前記動圧発生溝に密封対象流体を導入する導入孔と、
    を備えることを特徴とするシールリング。
  2. 前記動圧発生溝は、周方向において、中央よりも両端側が浅く形成されており、
    前記導入孔は、前記動圧発生溝の中央に連通している、
    請求項1に記載のシールリング。
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