JP2015158215A - シールリング - Google Patents

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Abstract

【課題】回転トルクの低減を図りつつ、密封性の安定化を図ったシールリングを提供する。【解決手段】外周面側には、幅方向の中央に設けられ、周方向に伸びる凹部140と、凹部140を介して両側に設けられ、軸孔の内周面に対して摺動する一対の凸部150と、を有すると共に、内周面側から凹部140の底面に至るように設けられ、かつ内周面側からシール対象流体を凹部140内に導入可能とする貫通孔141aを有することによって、流体圧力により軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、流体圧力により環状溝における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されると共に、シールリング100は、軸線方向に対して高圧側の第1分割体100Aと低圧側の第2分割体100Bとの組み合わせにより構成されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止するシールリングに関する。
自動車用のAutomatic Transmission(AT)やContinuously Variable Transmission(CVT)においては、油圧を保持させるために、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止するシールリングが設けられている。近年、環境問題対策として低燃費化が進められており、上記シールリングにおいては、回転トルクを低減させる要求が高まっている。そこで、従来、シールリングが装着される環状溝の側壁面とシールリングとの摺動部分の接触面積を小さくする対策が取られている。このような従来例に係るシールリングについて、図8を参照して説明する。
図8は従来例に係るシールリングの使用状態を示す模式的断面図である。従来例に係るシールリング300は、軸500の外周に設けられた環状溝510に装着される。そして、シールリング300は、軸500が挿通されるハウジング600の軸孔の内周面に密着し、かつ環状溝510の側壁面に摺動自在に接触することで、軸500とハウジング600の軸孔との間の環状隙間が封止される。
ここで、従来例に係るシールリング300には、周方向に伸びる一対の凹部320が両側面の内周側に設けられている。これにより、シールリング300が、シール対象流体によって高圧側(H)から低圧側(L)に向かって軸線方向に押圧される際の有効な受圧領域は、図8中Aで示す領域となる。つまり、シールリング300の側面のうち、凹部320が設けられていない部分310の径方向の領域が、有効な受圧領域Aとなる。何故なら、凹部320が設けられている領域においては、軸線方向の両側から流体圧力が作用して、シールリング300に対して軸線方向に加わる力が相殺されるからである。なお、受圧領域Aの全周に亘る面積が軸線方向に対する有効な受圧面積となる。
また、シールリング300が、シール対象流体によって内周面側から外周面側に向かって径方向外側に押圧される際の有効な受圧領域は、図8中Bで示す領域となる。つまり、シールリング300における軸線方向の厚み分が、有効な受圧領域Bとなる。なお、受圧領域Bの全周に亘る面積が径方向に対する受圧面積となる。
以上より、[領域Aの長さ]<[領域Bの長さ]に設定することによって、シールリング300と環状溝510の側壁面との間で摺動させることが可能となる。また、受圧領域Aの長さをできる限り小さくすることによって、回転トルクを低減させることが可能となる。
しかしながら、環状溝510の側壁面に対するシールリング300の接触領域は、図8中Cで示す領域となる。つまり、シールリング300は、その低圧側(L)の側面であって、凹部320が設けられていない部分310のうち、軸500とハウジング600との間の隙間に晒される部分を除く部分のみが環状溝510の側壁面に接触する。そのため、シールリング300における接触領域Cは、軸500とハウジング600との間の隙間の寸法に影響される。従って、使用環境によっては、環状溝510の側壁面に対するシールリング300の接触面積が過剰に小さくなってしまい、密封性が低下してしまうおそれがある。また、使用環境に応じて、接触領域が変化してしまい、密封性が安定しないなどの問題もある。更に、一般的に、環状溝510と軸500の外周表面との境界部分には、面
取りが形成されるため、面取りが大きくなるほど、上記の問題はより顕著になる。
特許第3437312号公報 特許第4872152号公報
本発明の目的は、回転トルクの低減を図りつつ、密封性の安定化を図ったシールリングを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のシールリングは、
軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持するシールリングであって、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動するシールリングにおいて、
外周面側には、
幅方向の中央に設けられ、周方向に伸びる凹部と、
該凹部を介して両側に設けられ、前記軸孔の内周面に対して摺動する一対の凸部と、
を有すると共に、
内周面側から前記凹部の底面に至るように設けられ、かつ内周面側からシール対象流体を前記凹部内に導入可能とする貫通孔を有することによって、
前記流体圧力により前記軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、前記流体圧力により前記環状溝における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されると共に、
前記シールリングは、軸線方向に対して高圧側の第1分割体と低圧側の第2分割体との組み合わせにより構成されており、
第1分割体と第2分割体との間の分割位置が、前記凹部が設けられる部分を通るように設定されていることを特徴とする。
なお、本発明において、「高圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に高圧となる側を意味し、「低圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に低圧となる側を意味する。
本発明によれば、シールリングにおける凸部の外周面を、より確実に軸孔内周面に対して摺動させることができる。これにより、軸とハウジングとの間の環状隙間の大小に拘らず、摺動部分の面積を安定させることができる。従って、密封性の安定化を図ることができる。また、シールリングの外周面のうち凸部の部分をより確実に摺動させることで、摺動抵抗を低減させ、回転トルクを低減させることができる。更に、シールリングは、第1分割体と第2分割体との組み合わせにより構成されており、第1分割体と第2分割体との間の分割位置が、凹部が設けられる部分を通るように設定されている。これにより、第1分割体と第2分割体にはアンダーカット部が存在しないようにすることができるため、これらを金型成形のみによって成形することが可能となる。
また、周方向の1箇所には合口部が設けられており、
該合口部は、
切断部を介して一方の側の外周側には、低圧側に第1嵌合凸部が設けられ、かつ高圧側に第1嵌合凹部が設けられ、
切断部を介して他方の側の外周側には、低圧側に第1嵌合凸部が嵌る第2嵌合凹部が設けられ、かつ高圧側に第1嵌合凹部に嵌る第2嵌合凸部が設けられると共に、
第1嵌合凹部が設けられる部分と第2嵌合凸部が設けられる部分が第1分割体に形成されており、第1嵌合凸部が設けられる部分と第2嵌合凹部が設けられる部分が第2分割体に形成されているとよい。
これにより、合口部を設ける部分についても、第1分割体と第2分割体に、アンダーカット部が存在しないようにすることができる。
第1分割体における低圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに突出する第3嵌合凸部と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに凹む第3嵌合凹部とが周方向に交互に複数設けられ、
第2分割体における高圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに凹み、かつ第3嵌合凸部が嵌る第4嵌合凹部と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに突出し、かつ第3嵌合凹部に嵌る第4嵌合凸部とが周方向に交互に複数設けられるとよい。
これにより、第1分割体と第2分割体を周方向に対して位置決めした状態で、これらを組み合わせることができる。また、第3嵌合凸部及び第4嵌合凸部は、いずれも軸線方向に向かって真っ直ぐに突出し、第3嵌合凹部及び第4嵌合凹部は、いずれも軸線方向に向かって真っ直ぐに凹む構成である。従って、これらの凹凸部を設けても、第1分割体と第2分割体に、アンダーカット部が存在しないようにすることができる。
第3嵌合凸部と第4嵌合凸部との間に周方向の隙間が設けられ、当該隙間によって前記貫通孔が形成されると好適である。
これにより、第1分割体と第2分割体のいずれに対してもアンダーカット部を設けることなく、貫通孔を形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、回転トルクの低減を図りつつ、密封性の安定化を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係るシールリングを外周面側から見た一部破断断面図である。 図2は本発明の実施例に係るシールリングの側面図である。 図3は本発明の実施例に係るシールリングの一部破断斜視図である。 図4は本発明の実施例に係るシールリングを分解した状態を示す一部破断斜視図である。 図5は本発明の実施例に係るシールリングの使用状態を示す模式的断面図である。 図6は本発明の実施例に係るシールリングの使用状態を示す模式的断面図である。 図7は本発明の実施例に係るシールリングの使用状態を示す模式的断面図である。 図8は従来例に係るシールリングの使用状態を示す模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本実施例に係るシールリングは、自動車用のATやCVTなどの変速機において、油圧を保持させるために、相対的に回転する軸とハウジングとの間の環状隙間を封止する用途に用いられるものである。また、以下の説明において、「高圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に高圧となる側を意味し、「低圧側」とは、シールリングの両側に差圧が生じた際に低圧となる側を意味する。また、以下の説明において、「軸線方向」とは、軸や環状のシールリングにおける中心軸線方向を意味する。
(実施例)
図1〜図7を参照して、本発明の実施例に係るシールリングについて説明する。
<シールリングの構成>
本実施例に係るシールリング100は、軸500の外周に設けられた環状溝510に装着され、相対的に回転する軸500とハウジング600(ハウジング600における軸500が挿通される軸孔の内周面)との間の環状隙間を封止する。これにより、シールリング100は、流体圧力(本実施例では油圧)が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する。ここで、本実施例においては、図5〜図7中の右側の領域の流体圧力が変化するように構成されており、シールリング100は図中右側のシール対象領域の流体圧力を保持する役割を担っている。なお、自動車のエンジンが停止した状態においては、シール対象領域の流体圧力は低く、無負荷の状態となっており、エンジンをかけるとシール対象領域の流体圧力は高くなる。
そして、シールリング100は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの樹脂材からなる。また、シールリング100の外周面の周長はハウジング600の軸孔の内周面の周長よりも短く構成されており、締め代を持たないように構成されている。
このシールリング100には、周方向の1箇所に合口部110が設けられている。また、シールリング100の外周面側には、幅方向の中央に設けられ、周方向に伸びる凹部140と、この凹部140を介して両側に設けられ、ハウジング600の軸孔の内周面に対して摺動する一対の凸部150が設けられている。更に、シールリング100には、内周面側から凹部140の底面に至るように設けられ、かつ内周面側からシール対象流体(ここでは油)を凹部140内に導入可能とする貫通孔141aが複数設けられている。凹部140の底面は、シールリング100の内周面と同心的な面で構成されている。
合口部110は、外周面側及び両側壁面側のいずれから見ても階段状に切断された、いわゆる特殊ステップカットを採用している。これにより、シールリング100においては、切断部を介して一方の側の外周側には第1嵌合凸部111a及び第1嵌合凹部112aが設けられ、他方の側の外周側には第1嵌合凸部111aが嵌る第2嵌合凹部112bと第1嵌合凹部112aに嵌る第2嵌合凸部111bが設けられている。特殊ステップカットに関しては公知技術であるので、その詳細な説明は省略するが、熱膨張収縮によりシールリング100の周長が変化しても安定したシール性能を維持する特性を有する。なお、ここでは合口部110の一例として、特殊ステップカットの場合を示したが、合口部110については、これに限らず、ストレートカットやバイアスカットやステップカットなども採用し得る。なお、シールリング100の材料として、低弾性の材料(PTFEなど)
を採用した場合には、合口部110を設けずに、エンドレスとしてもよい。
凹部140は、合口部110付近を除く全周に亘って形成されている。合口部110付近の凹部140が設けられていない部位と、一対の凸部150の外周面は同一面となっている。これらによって、シールリング100の外周面側における環状の連続的なシール面を形成する。つまり、シールリング100の外周面において、合口部110付近を除く領域では、一対の凸部150の外周面のみが軸孔の内周面に対して摺動する。なお、合口部110を設けない構成を採用する場合には、凹部140を環状に設けることで、一対の凸部150も環状となる。これにより、一対の凸部150の外周面のみで、環状の連続的なシール面を形成させることが可能となる。
凹部140の深さについては、浅い方が、一対の凸部150の剛性が高くなる。一方、一対の凸部150は摺動により摩耗するため、凹部140の深さは経時的に浅くなっていく。そのため、凹部140の深さが浅くなり過ぎると流体を導入することができなくなってしまう。そこで、上記剛性と経時的な摩耗が進んでも流体の導入を維持することの両者を考慮して、初期の凹部140の深さを設定するのが望ましい。例えば、シールリング100の肉厚が1.7mmの場合、凹部140の深さを0.1mm以上0.3mm以下程度に設定するとよい。
一対の凸部150の幅については、狭いほどトルクを低減することができるものの、幅を狭くし過ぎると、シール性及び耐久性が低下してしまう。そこで、使用環境等に応じて、シール性及び耐久性を維持できる程度に、当該幅を可及的に狭くするのが望ましい。なお、例えば、シールリング100の横幅の全長が1.9mmの場合、一対の凸部150の幅は、0.3mm以上0.7mm以下程度に設定するとよい。
そして、本実施例に係るシールリング100においては、一対の凸部150のそれぞれの幅(図6中の領域B1と領域B2の長さに相当)を足した長さが、シールリング100における内周面から凸部150の外周面までの距離(図6中、領域Aの長さに相当)よりも短く設定されている。なお、領域B1の長さと領域B2の長さは等しく設定されている。
領域Aと領域B1,B2の関係を上記のように設定することで、シールリング100が、流体圧力により軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、流体圧力により環状溝510における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されている。
<密封装置の使用時のメカニズム>
特に、図5〜図7を参照して、本実施例に係るシールリング100の使用時のメカニズムについて説明する。図5は、エンジンが停止して、シールリング100を介して左右の領域の差圧がなく(または、差圧が殆どなく)、無負荷の状態を示している。なお、図5中のシールリング100は図2中のAA断面に相当する。図6及び図7は、エンジンがかかり、シールリング100を介して、左側の領域に比べて右側の領域の流体圧力の方が高くなった状態を示している。なお、図6中のシールリング100は図2中のBB断面に相当し、図7中のシールリング100は図2中のAA断面に相当する。
無負荷状態においては、左右の領域の差圧がなく、かつ内周面側からの流体圧力も作用しないため、シールリング100は、環状溝510における図5中左側の側壁面及び軸孔の内周面から離れた状態となり得る。
そして、エンジンがかかり、差圧が生じた状態においては、シールリング100は、環
状溝510の低圧側(L)の側壁面に密着した状態となり、かつ軸孔の内周面に対して摺動した状態となる(図6及び図7参照)。
<分割体>
上記の通り、シールリング100には、凹部140と貫通孔141aが設けられている。そのため、シールリング100を金型により成形する場合、凹部140と貫通孔141aがアンダーカット部となってしまう。従って、凹部140と貫通孔141aについては、切削加工などの後加工により製作しなければならず、コストが増加してしまう。そこで、本実施例においては、いずれもアンダーカット部が存在しない2つの分割体を組み合わせることにより、シールリング100が得られるようにしている。この点について、特に、図3及び図4を参照して説明する。なお、図3は2つの分割体を組み合わせてシールリング100を構成した状態を示す斜視図の一部であり、図4は2つの分割体に分解した状態を示す斜視図の一部である。
本実施例に係るシールリング100は、軸線方向に対して高圧側の第1分割体100Aと低圧側の第2分割体100Bとの組み合わせにより構成される。そして、第1分割体100Aと第2分割体100Bとの間の分割位置は、凹部140が設けられる部分を通るように設定されている。こうすることで、第1分割体100Aと第2分割体100Bのいずれについてもアンダーカット部が存在しないようにすることができる。つまり、軸線方向に対して型を開く金型によって、第1分割体100A及び第2分割体100Bを成形することができる。以下、より具体的に説明する。
第1分割体100Aにおける低圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに突出する第3嵌合凸部100A1と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに凹む第3嵌合凹部100A2とが周方向に交互に複数設けられている。また、第2分割体100Bにおける高圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに凹み、かつ第3嵌合凸部100A1が嵌る第4嵌合凹部100B2と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに突出し、かつ第3嵌合凹部100A2に嵌る第4嵌合凸部100B1とが周方向に交互に複数設けられている。
このように、第3嵌合凸部100A1及び第4嵌合凸部100B1は、いずれも軸線方向に向かって真っ直ぐに突出し、第3嵌合凹部100A2及び第4嵌合凹部100B2は、いずれも軸線方向に向かって真っ直ぐに凹む構成である。従って、これらの凹凸部を設けても、第1分割体100Aと第2分割体100Bに、アンダーカット部が存在しないようにすることができる。
そして、第3嵌合凸部100A1と第4嵌合凸部100B1との間に周方向の隙間が設けられることにより、この隙間によって貫通孔141aが形成される。これにより、第1分割体100Aと第2分割体100Bのいずれに対してもアンダーカット部を設けることなく、貫通孔141aを形成することができる。
また、本実施例に係るシールリング100には、周方向の1箇所に、特殊ステップカットにより構成される合口部110が設けられている。つまり、シールリング100においては、切断部を介して一方の側の外周側に第1嵌合凸部111a及び第1嵌合凹部112aが設けられ、他方の側の外周側に第2嵌合凹部112b及び第2嵌合凸部111bが設けられている。ここで、本実施例においては、第1嵌合凹部112aが設けられる部分と第2嵌合凸部111bが設けられる部分が第1分割体100Aに形成されており、第1嵌合凸部111aが設けられる部分と第2嵌合凹部112bが設けられる部分が第2分割体100Bに形成されている。これにより、合口部110を設ける部分についても、第1分割体100Aと第2分割体100Bに、アンダーカット部が存在しないようにすることが
できる。
<本実施例に係るシールリングの優れた点>
本実施例に係るシールリング100によれば、シールリング100を介して両側に差圧が生じた際には、貫通孔141aを介して、シールリング100の内周面側からシール対象流体が凹部140内に導かれる。そのため、流体圧力が高まっても、この凹部140が設けられた領域においては流体圧力が内周面側に向かって作用する。ここで、本実施例においては、凹部140の底面は、シールリング100の内周面と同心的な面で構成されているので、凹部140が設けられている領域においては、内周面側から流体圧力が作用する向きと、外周面側から流体圧力が作用する向きは真逆となる。なお、図6及び図7中の矢印は、流体圧力がシールリング100に対して作用する様子を示している。これにより、本実施例に係るシールリング100においては、流体圧力の増加に伴う、シールリング100による外周面側への圧力の増加を抑制でき、摺動トルクを低く抑えることができる。
ここで、本実施例に係るシールリング100においては、上記の通り、図6に示す領域B1と領域B2の長さの和は領域Aの長さよりも短く設定されている。これにより、上記の通り、シールリング100が、流体圧力により軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、流体圧力により環状溝510における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されている。
すなわち、領域Aは、シールリング100がシール対象流体によって高圧側(H)から低圧側(L)に向かって軸線方向に押圧される際の有効な受圧領域となる。また、受圧領域Aの全周に亘る面積が軸線方向に対する有効な受圧面積となる。そして、領域B1と領域B2は、シールリング100がシール対象流体によって内周面側から外周面側に向かって径方向外側に押圧される際の有効な受圧領域となる。何故なら、上記の通り、凹部140が設けられている領域においては、径方向の両側から流体圧力が作用して、シールリング100に対して径方向に加わる力が相殺されるからである。なお、受圧領域B1及び領域B2の全周に亘る面積が径方向に対する有効な受圧面積となる。
従って、シールリング100の両側に差圧が生じた際に、シールリング100に対する有効な受圧領域(受圧面積)は、軸線方向よりも径方向外側に向かう方向の方が小さくなる。そのため、シールリング100における一対の凸部150の外周面を、より確実に軸孔内周面に対して摺動させることができる。これにより、軸500とハウジング600との間の環状隙間の大小に拘らず、摺動部分の面積を安定させることができる。従って、密封性の安定化を図ることができる。また、シールリング100の外周面のうち一対の凸部150の部分をより確実に摺動させることで、摺動抵抗を低減させ、回転トルクを低減させることができる。更に、シールリング100は外周面側が摺動するため、環状溝の側壁面との間で摺動するシールリングの場合に比べて、シール対象流体による潤滑膜(ここでは油膜)が形成され易くなり、より一層、摺動トルクを低減させることができる。これは、シールリング100の外周面と軸孔内周面との間で摺動する場合には、これらの間の微小隙間部分で楔効果が発揮されるためである。
また、本実施例においては、凹部140は、合口部110付近を除く全周に亘って形成されている。このように、本実施例においては、シールリング100の外周面の広範囲に亘って凹部140を設けたことにより、シールリング100とハウジング600の軸孔の内周面との摺動面積を可及的に狭くすることができ、摺動トルクを極めて軽減することができる。
このように、摺動トルクの低減を実現できることにより、摺動による発熱を抑制することができ、高速高圧の環境条件下でも本実施例に係るシールリング100を好適に用いることが可能となる。また、環状溝510の側面に対して摺動しないことにより、軸500の材料としてアルミニウムなどの軟質材を用いることもできる。
また、本実施例に係るシールリング100は、幅方向の中心面に対して、対称的な形状となっているため、シールリング100を環状溝510に装着する際に、装着方向を気にする必要はない。また、高圧側(H)と低圧側(L)の関係が入れ替わるような環境下においても、上記のような優れた効果が発揮される。
更に、本実施例に係るシールリング100においては、凹部140の両側に設けられた一対の凸部150が、軸孔の内周面に対して摺動するため、シールリング100の姿勢を安定させることができる。つまり、流体圧力によって、シールリング100が環状溝510内で傾いてしまうことを抑制できる。
また、本実施例に係るシールリング100は、軸線方向に対して高圧側の第1分割体100Aと低圧側の第2分割体100Bとの組み合わせにより構成される。そして、これらの第1分割体100Aと第2分割体100Bは、いずれもアンダーカット部が存在しないように構成されている。これにより、金型による成形(例えば、射出成形)後に、凹部140及び貫通孔141aを後加工により製作する必要がなく、コストを低減させることが可能となる。
100 シールリング
100A 第1分割体
100A1 第3嵌合凸部
100A2 第3嵌合凹部
100B 第2分割体
100B1 第4嵌合凸部
100B2 第4嵌合凹部
110 合口部
111a 第1嵌合凸部
111b 第2嵌合凸部
112a 第1嵌合凹部
112b 第2嵌合凹部
140 凹部
141a 貫通孔
150 凸部
500 軸
510 環状溝
600 ハウジング

Claims (4)

  1. 軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持するシールリングであって、
    前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動するシールリングにおいて、
    外周面側には、
    幅方向の中央に設けられ、周方向に伸びる凹部と、
    該凹部を介して両側に設けられ、前記軸孔の内周面に対して摺動する一対の凸部と、
    を有すると共に、
    内周面側から前記凹部の底面に至るように設けられ、かつ内周面側からシール対象流体を前記凹部内に導入可能とする貫通孔を有することによって、
    前記流体圧力により前記軸孔の内周面に対して押し付けられる力に寄与する内周面側からの有効受圧面積の方が、前記流体圧力により前記環状溝における低圧側の側壁面に対して押し付けられる力に寄与する側面側からの有効受圧面積よりも狭くなるように構成されると共に、
    前記シールリングは、軸線方向に対して高圧側の第1分割体と低圧側の第2分割体との組み合わせにより構成されており、
    第1分割体と第2分割体との間の分割位置が、前記凹部が設けられる部分を通るように設定されていることを特徴とするシールリング。
  2. 周方向の1箇所には合口部が設けられており、
    該合口部は、
    切断部を介して一方の側の外周側には、低圧側に第1嵌合凸部が設けられ、かつ高圧側に第1嵌合凹部が設けられ、
    切断部を介して他方の側の外周側には、低圧側に第1嵌合凸部が嵌る第2嵌合凹部が設けられ、かつ高圧側に第1嵌合凹部に嵌る第2嵌合凸部が設けられると共に、
    第1嵌合凹部が設けられる部分と第2嵌合凸部が設けられる部分が第1分割体に形成されており、第1嵌合凸部が設けられる部分と第2嵌合凹部が設けられる部分が第2分割体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシールリング。
  3. 第1分割体における低圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに突出する第3嵌合凸部と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに凹む第3嵌合凹部とが周方向に交互に複数設けられ、
    第2分割体における高圧側の側壁面側には、軸線方向の低圧側に向かって真っ直ぐに凹み、かつ第3嵌合凸部が嵌る第4嵌合凹部と、軸線方向の高圧側に向かって真っ直ぐに突出し、かつ第3嵌合凹部に嵌る第4嵌合凸部とが周方向に交互に複数設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のシールリング。
  4. 第3嵌合凸部と第4嵌合凸部との間に周方向の隙間が設けられ、当該隙間によって前記貫通孔が形成されることを特徴とする請求項3に記載のシールリング。
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