JPWO2016147670A1 - 無線通信ネットワークにおける通信端末、通信制御方法および通信システム - Google Patents

無線通信ネットワークにおける通信端末、通信制御方法および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】端末間の接続性を効率的に改善することができる通信端末、通信制御方法および通信システムを提供する。【解決手段】他の通信端末と無線接続する通信端末の通信制御において、他の通信端末(B)が使用する第一チャネルと当該他の通信端末が利用可能な第二チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを保持し(S10)、第一チャネルを用いた他の通信端末との第一ハンドシェーク処理(S11)が所定回数失敗したとき、チャネルリストに含まれるチャネルを用いて第二ハンドシェーク処理(S12)を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は相互に無線接続可能な端末を含む無線通信ネットワークに係り、特に無線通信ネットワークにおける通信端末、通信制御方法および通信システムに関する。
近年、広帯域化、セキュリティ強化等の観点から、端末間通信方式としてのWi−Fi Directが注目されている。それ以前のWi−Fiネットワークが特定のデバイスをアクセスポイント(AP)としたインフラストラクチャモードで動作するのに対して、Wi−Fi Direct標準に準拠したネットワークでは、特定のデバイスではなく任意のP2P(Peer-to-Peer)端末がグループオーナ(Group Owner)となることで、そのグループ内での通信を可能にする(非特許文献1)。グループオーナはグループのアクセスポイントとして動作するP2P端末であり、当該グループの親として、他のP2P端末を子(クライアント)とするグループを形成することができる。P2P端末間の接続手順は、たとえば図1に示すように実行される。
図1において、まず、Device Discovery処理により近隣のP2P端末を探索し(動作S1)、P2P端末が発見されるとGO Negotiation処理によりいずれか一方がグループオーナ(GO)、他方がクライアントとなる(動作S2)。ここでは、端末Aがクライアント、端末BがGOになったものとする。GO端末BはSSID(“DIRECT-XX”: XXはランダムな2文字)を設定し、アクセスポイントとして動作し始める。
クライアント端末Aは、GO端末Bのアクセスポイントとしての情報を取得するために、GO端末Bが利用するチャネルで、Probe Requestをブロードキャストし、それに対するProbe Responseを待つ(動作S3)。以下、Probe RequestのブロードキャストとProbe Responseの受信からなるハンドシェーク動作を「スキャン処理」と呼ぶものとする。スキャン処理は、Wi−Fi Direct標準には規定されていないが、GO Negotiation処理後のカーネルの内部情報を更新するために、実装では接続手順に含まれている。
スキャン処理(動作S3)の後に、セキュリティ技術であるWPA2の共通鍵の生成およびグループの認証処理が実行され(動作S4)、一旦切断した後で再びスキャン処理が実行される(動作S5)。2回目のスキャン処理S5の後、AESの暗号化の鍵生成処理が実行され(動作S6)、端末Aおよび端末Bの間の接続が完了する。なお、2回目のスキャン処理S5は環境によって実行されない場合もある。
図2に示すように、通常、スキャン処理のProbe Requestはブロードキャストパケットであるために、Probe Requestが廃棄されてもMAC層での再送制御が働かない。したがって、電波の品質が悪いところではスキャン処理が失敗して繰り返し実行される可能性が高くなる。通常、一定時間(およそ100ミリ秒)が経過してもProbe Requestが返らないと、スキャン処理が再度実行される。
Wi−Fiピアツーピア技術仕様バージョン1.1(Wi-Fi Alliance Technical Committee PSP Task Group, Wi-Fi Peer-to-Peer (P2P) Technical Specification Version 1.1)
図2に示すように、スキャン処理は、最初、GO Negotiation時に通知されたGO端末の利用チャネル(図2ではCH1)のみで実行される。当初のチャネルCH1でのスキャン処理が所定回数失敗すると、クライアント端末は、単一チャネルのスキャンから全チャネルにわたるフルスキャンに遷移する。フルスキャンでは、クライアント端末Aが使用可能な全ての無線チャネルCH1〜CHnを順次用いてProbe Requestを送出し、GO端末からのProbe Requestを待つという動作を行う。このようなフルスキャンへの遷移が発生するのは、GO端末AがGO Negotiation時に決めたチャネルを他のチャネルに切り替えた場合である。たとえば、GO端末のオートチャネルセレクト機能により、GO Negotiation後に混雑していない別のチャネルを自動的に選択した場合、あるいはDFS(Dynamic Frequency Selection)機能により当初のGO利用チャネルでレーダ波を検知したことで別のチャネルに切り替えた場合などがある。このような場合、クライアント端末Aは当初のGO利用チャネルでのスキャンが所定回数失敗するので、フルスキャンモードへ遷移する。
この他、都心部など電波が混雑している環境でもフルスキャンが発生しやすい。スキャン処理ではProbe Requestがブロードキャストで送出されるため、干渉が発生してパケットが廃棄されても、ユニキャストパケットのようにMAC層で再送されない。そのため、電波環境が悪く干渉が発生しやすい環境ではGO端末の利用チャネルが変わっていないにも関わらずスキャン処理が失敗しやすく、所定回数失敗した後にフルスキャンモードに遷移する。
このように、決められた一つのチャネルでのハンドシェークが所定回数失敗するとフルスキャンへ遷移する接続制御では、高速で接続を確立することができない場合がある。上述したように、フルスキャンが発生すると、使用可能な全ての無線チャネルにわたって制御信号を順次送信し、送信ごとに相手端末からの応答を待つという動作を行うので、ハンドシェークが成功するまでに、数秒(2〜3秒)を要する場合がありうる。このために端末間での接続確立が遅延してユーザに大きなフラストレーションを与え、また、2つの通信端末が互いに高速で接近している状況下での接続成功率を大きく低下させる等の好ましくない事態を引き起こす。このような接続遅延は、上述したWi−Fi Directだけでなく、指定チャネルでのハンドシェークの失敗がフルスキャンを起動する他の接続プロトコルであっても同様に解決すべき課題である。
そこで、本発明の目的は、端末間の接続性を効率的に改善することができる通信端末、通信制御方法および通信システムを提供することにある。
本発明による通信制御方法は、他の通信端末と無線接続する通信端末の通信制御方法であって、前記他の通信端末が使用する第一チャネルと当該他の通信端末が利用可能な第二チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを保持し、前記第一チャネルを用いて前記他の通信端末との第一ハンドシェーク処理を実行し、前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、前記チャネルリストに含まれるチャネルを用いた第二ハンドシェーク処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明による通信端末は、他の通信端末と無線接続する通信端末であって、前記他の通信端末が使用する第一チャネルと当該他の通信端末が利用可能な第二チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを格納する格納手段と、前記第一チャネルで当該他の通信端末との第一ハンドシェーク処理を実行し、前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、前記チャネルリストに含まれるチャネルを用いた第二ハンドシェーク処理を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による通信システムは、第一の通信端末と第二の通信端末とからなる通信システムであって、前記第一の通信端末が、前記第二の通信端末の使用チャネルと利用可能チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを保持し、前記第一の通信端末が前記第一チャネルを用いて第一ハンドシェーク処理を実行し、前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、第一の通信端末が前記使用チャネルから前記チャネルリストに含まれるチャネルへ切り替えて第二ハンドシェーク処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、通知された第一チャネルでのハンドシェーク処理が所定回数失敗したときに、この第一チャネルと利用可能な第二チャネルとを含むチャネルリストを用いてハンドシェーク処理を実行することにより、端末間の接続性を効率的に改善することができる。
図1はWi−Fi Direct接続手順の一例を示すシーケンス図である。 図2は図1に示す接続手順におけるスキャン動作の一例を示すシーケンス図である。 図3は本発明の一実施形態によるスキャン制御の一例を示すシーケンス図である。 図4は本発明の第1実施例による端末の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 図5は第1実施例による通信制御に用いられる利用可能チャネルデータベースの一例を示す模式図である。 図6は第1実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図7は本発明の第2実施例による通信制御を示すシーケンス図である。 図8は第2実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図9は本発明の第3実施例による通信制御を示すシーケンス図である。 図10は第3実施例による端末の機能的構成を模式的に示すブロック図である。 図11は第3実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図12は本発明の第4実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図13は本発明の第5実施例による通信制御を示すシーケンス図である。 図14は第5実施例による通信制御に用いられる利用可能チャネルリストの一例を示す模式図である。 図15は第5実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図16は本発明の第6実施例による通信制御に用いられる利用可能チャネルリストの一例を示す模式図である。 図17は第6実施例による通信制御を示すフローチャートである。 図18は本発明の第7実施例による通信制御に用いられる利用可能チャネルリストの一例を示す模式図である。
<実施形態の概要>
本発明の実施形態によれば、ある端末と他の端末とのハンドシェーク処理において、一方の端末が通知したチャネルでのハンドシェーク処理が最終的に失敗すると、全チャネルを用いたハンドシェークではなく、予め制限されたチャネルを用いたハンドシェークを実行する。たとえば、アクセスポイントとして動作する端末とハンドシェークを実行しようとする場合、当該ハンドシェーク処理の前に、通知チャネルとアクセスポイント端末が利用可能な少なくとも1つのチャネルとを含むチャネルリストを保持しておく。このチャネルリストを保持した端末は、使用チャネルでのハンドシェーク処理が所定回数失敗した場合、全チャネルを用いたハンドシェーク処理ではなく、チャネルリスト内の限定されたチャネルを用いてハンドシェーク処理を続行する。
このように、全チャネルを用いたハンドシェークではなく、チャネルリスト内の制限された個数のチャネルでハンドシェークを実行するので、接続処理に要する時間が大幅に短縮され、パケットの欠落が生じる環境であっても端末間の接続性を効率的に改善することができる。さらに、都心部など電波が混雑している環境で使用チャネルでのハンドシェークが失敗した場合にはアクセスポイントとして動作する端末が使用チャネルを変更していない場合もある。このような場合、チャネルリストに含まれる前記使用チャネルを最初に選択してハンドシェークを実行することにより接続性を大幅に改善できる。以下、Wi−FiあるいはWi−Fi Directの接続手順を一例として、本発明の実施形態および実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施形態によれば、アクセスポイントとして動作する端末に対する既存のハンドシェーク処理が所定回数失敗した場合、当該失敗した使用チャネルと予め取得した利用可能チャネルとを含む利用可能チャネルリストを用いてハンドシェーク処理を続行する。
図3に例示するように、クライアントとして動作する端末Aとアクセスポイントとして動作する端末Bとがハンドシェーク処理を実行する場合、まず、端末Aは、端末Bが指定した使用チャネルと端末Bが利用可能なチャネルとを含む利用可能チャネルリストを予め取得して保持する(動作S10)。利用可能チャネルリストの取得方法の具体例については後述する。
利用可能チャネルリストを保持した後、端末Aは端末Bに対して使用チャネルで通常のハンドシェーク処理を開始する(動作S11)。ハンドシェーク処理では、端末Aが応答を要求する制御信号(リクエスト信号)を使用チャネルで送信し、それに対する制御信号(レスポンス信号)を待つ。所定時間内に応答がなければ、端末Aはリクエスト信号を再送し、同様の再送処理を応答があるまで所定回数繰り返す。
使用チャネルでのハンドシェーク処理を所定回数繰り返しても成功しなければ、端末Aは、予め取得した利用可能チャネルリストを用いた制限ハンドシェーク処理へ移行する(動作S12)。制限ハンドシェーク処理では、利用可能チャネルリストに含まれるチャネルを所定の基準で順次選択し、選択されたチャネルでリクエスト信号を送信する。それに対するレスポンス信号が所定時間内になければ、端末Aは利用可能チャネルリストから次のチャネルを選択し、選択されたチャネルでリクエスト信号を再送する。このように利用可能チャネルリストから順次選択されたチャネルで再送を応答があるまで繰り返す。利用可能チャネルリストからのチャネル選択基準は、最初に既存のハンドシェーク処理で失敗した使用チャネルを選択し、以下、所定の順序でチャネルを選択することが望ましい。なお、制限ハンドシェーク処理を所定回数繰り返しても応答がなければ、全チャネルを用いたフルサーチ処理へ移行してもよい。
上述したように、本発明の第1実施形態によれば、利用可能チャネルリストを用意しておき、既存のハンドシェーク処理が所定回数失敗した場合、利用可能チャネルリストからチャネルを順次選択することで、限定されたチャネル数でハンドシェーク処理を続行することができる。これにより、全チャネルを用いたハンドシェーク処理に比べて、接続処理に要する時間が大幅に短縮され、パケットの欠落が生じる環境であっても端末間の接続性を効率的に改善することができる。さらに、利用可能チャネルリストに端末Bの当初の使用チャネルを含め、制限ハンドシェーク処理において当該使用チャネルを最初に選択することで、端末Bが使用チャネルを変更していない場合に高速接続が可能になるという利点がある。
以下、ハンドシェーク処理がWi−Fi Directの接続手順におけるスキャン処理(図1を参照)である場合を一例として、本発明の実施例について説明する。
1.第1実施例
本発明の第1実施例によれば、クライアント端末は、Wi−Fi Direct接続手順のGO Negotiation処理で取得したGO端末の端末名を用いて、GO端末が利用可能なチャネル情報を取得する。
<端末構成>
図4に示すように、本発明による第1実施例による端末は、Wi−Fi通信を行うためのWi−Fiデバイス101、Wi−Fi接続制御部102、ハンドシェークチャネル制御部103、および利用可能チャネルデータベース104あるいは同等の記憶部を有する。ただし、Wi−Fi接続制御部102はWi−Fi Directのコマンドを既存の通信アプリケーションに代わって制御する機能を有し、既存のアプリケーションを修正することなく、Wi−Fi Directに従った制御を自動化できるものとする。
ハンドシェークチャネル制御部103は、上述したように、使用チャネルでのハンドシェーク処理が所定回数失敗したときに、利用可能チャネルデータベース104に保持したチャネルリストから利用可能チャネルを選択してハンドシェーク処理を再実行するようにWi−Fi接続制御部102を制御する。
<利用可能チャネルリスト>
図5に例示するように、利用可能チャネルデータベース104には、端末情報とその端末の利用可能なチャネルとが対応付けられ保持されている。本実施例では利用可能チャネルデータベース104が各端末に予め設けられているものとする。端末情報は、端末名(P2P Device Name)、端末のMACアドレス等の識別情報に含まれる所定パターンを構成し、パターンマッチングにより検索可能である。あるいは、端末情報として、P2Pデバイスの能力を示すパラメータ(P2P Device Capability bit)、P2Pグループの現状を示すパラメータ(Group Capability bit)、ベンダ情報のP2P属性情報(P2P Attribute)、Probe Request/Responseの独自フィールド(Vendor Specific Attribute)等を用いて上記パターンマッチングにより検索してもよい。各端末情報に対応する利用可能チャネルには、当該対応端末の使用チャネルの他に、一つの固定チャネルあるいは複数の特定チャネルが含まれてもよい。
端末情報は端末名のフルネームである必要はなく、たとえば、端末名に含まれる部分的な特定文字列等を含むものであればよい。一例として、図5における端末情報BBBが特定文字列”_CH_SOCIAL”であれば、端末名に”_CH_SOCIAL”が含まれる端末に対して利用可能チャネルCH1、CH6およびCH11が限定的な検索チャネルとして用いられる。このように、アクセスポイントとして動作する端末の端末情報から当該アクセスポイントが利用できる1つあるいは複数のチャネルを限定することができる。なお、利用可能チャネルデータベース104の各利用可能チャネルリストは、対応するアクセスポイント端末から直接取得されてもよいし、各端末に予め保持されたすべての利用可能チャネルリストから端末情報に従って選択されてもよい。また、全チャネルリストから端末情報に従って利用可能チャネルリストを生成することもでき、この場合、端末の状態、たとえばバッテリ残量、電波状況、あるいは端末の位置情報に応じて、端末状態に関連した利用可能チャネルを選択することも可能である。
<動作>
図6において、まず、ある端末AのWi−Fi接続制御部102がProbe Requestを送出して近隣の端末を探索するDevice Discovery処理を開始し(動作S201)、それに対するProbe Responseを受信することで、その送信元の端末Bを発見したとする(動作S202)。端末Aのハンドシェークチャネル制御部103は、受信したProbe Responseから端末Bのデバイス情報(ここでは端末名)を読み出し、端末名を用いて利用可能チャネルデータベース104を検索する(動作S203)。すなわち、近隣端末の端末名と利用可能チャネルデータベース104の端末情報との部分マッチングを順次実行することで、一致する端末情報を見つけ出す。こうしてハンドシェークチャネル制御部103はマッチした端末情報に対応する利用可能チャネルリストを取得する(動作S204)。
Device Discovery処理に続くGO Negotiation処理により、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする。GO Negotiation処理において、GO端末Bが使用するチャネルの情報がクライアント端末Aへ通知されると、クライアント端末AのWi−Fi接続制御部102は、この使用チャネルを利用可能チャネルDB104の対応する利用可能チャネルリストの最優先順位に設定する(動作S205)。
端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bのアクセスポイントとしての情報を取得するために、GO端末Bが使用するチャネルを選択し(動作S206)、スキャン処理を実行する(動作S207)。すなわち、端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bが使用するチャネルでProbe Requestをブロードキャストして、それに対するProbe Responseを待つ。スキャン処理が成功すれば(動作S208のYes)、既に説明したように、WPA2の共通鍵の生成およびグループの認証処理等の残りの処理を実行する(動作S209)。
スキャン処理が失敗すると(動作S208のNo)、Wi−Fi接続制御部102は失敗回数をカウントし、失敗回数が所定しきい値に到達したか否かを判定する(動作S210)。失敗回数が所定しきい値に到達していなければ(動作S210のNo)、動作S206に戻ってスキャン処理を繰り返す。その際、利用可能チャネルリストが設定されていなければ、すなわち初回のGO使用チャネルでのスキャン処理であれば、同じチャネルでスキャン処理が繰り返される。失敗回数が所定しきい値に到達すると(動作S210のYes)、ハンドシェークチャネル制御部103は、動作S204およびS205において得られた利用可能チャネルリストを設定し(動作S211)、スキャン処理に用いるチャネルの順次選択を開始する(動作S206)。すなわち、失敗回数が所定しきい値に到達すると(動作S210のYes)、全チャネルにわたるフルスキャンではなく、利用可能チャネルリストを用いた制限スキャンが実行される。利用可能チャネルリストを用いた制限スキャンでは、望ましくは、初回のスキャンが失敗したGO使用チャネルが最初に選択され、それが失敗すれば、他の利用可能チャネルが順次選択される。
たとえば、図5に示す利用可能チャネルリスト104から端末情報BBBがマッチして利用可能チャネルCH1、CH6およびCH11が設定され、ここでは、CH1がGO使用チャネルであり、たとえばCH1、CH6、CH11の順で選択優先順位が設定されているものとする。この場合、ハンドシェークチャネル制御部103は、スキャン処理に用いるチャネルとして、まずGO使用チャネルCH1を選択し、この選択されたチャネルでWi−Fi接続制御部102はスキャン処理を実行する。このスキャンが失敗すれば、続いて利用可能チャネルCH6、CH11の順で選択し、スキャンが実行される。
<効果>
上述したように、本発明の第1実施例によれば、接続相手の端末が使用するチャネルを含む利用可能チャネルリストを用意しておき、使用チャネルでの既存のハンドシェーク処理が所定回数失敗した場合、利用可能チャネルリストからチャネルを選択することで、限定されたチャネル群でハンドシェーク処理を続行することができる。これにより、全チャネルを用いたハンドシェーク処理に比べて、接続処理に要する時間が大幅に短縮され、パケットの欠落が生じる環境であっても端末間の接続性を効率的に改善することができる。
さらに、利用可能チャネルリストにおいて、初回のハンドシェークで失敗した使用チャネルを最優先順位に設定しておけば、初回の失敗が都心部など電波が混雑している環境によるもので相手端末が使用チャネルを変更していない場合に、ハンドシェークの成功率を大幅に改善できる。
2.第2実施例
本発明の第2実施例によれば、GO端末が制御フレームを利用して利用可能チャネルリストをクライアント端末へ通知する。
図7に例示するように、GO端末Bは、スキャン処理の前の段階で、制御フレームに自身が使用するチャネルリストを埋め込んで送信しておく(動作S10)。GO端末からの制御フレームとしては、ビーコン(Beacon)の他に、クライアント側からの要求(Request)フレームに対する応答(Response)フレーム等を用いることもできる。ビーコンフレームの場合、ベンダ独自情報フィールド(Vendor Specific Attribute)に使用チャネルを含む利用可能チャネル情報を埋め込む。通常スキャン処理S11および制限スキャン処理S12については、既に述べたとおりであるから、詳細は省略する。以下、本実施例による制御フローを図8を参照しながら説明する。ただし、第1実施例と同じ動作には同じ参照符号を付して説明は省略する。
図8に示すように、まず、ある端末AのWi−Fi接続制御部102がProbe Requestを送出して近隣の端末を探索するDevice Discovery処理を開始し(動作S301)、それに対するProbe Responseを受信することで、その送信元の端末Bを発見したとする(動作S302)。Device Discovery処理に続くGO Negotiation処理により、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする(動作S303)。GO端末Bは自身の使用チャネルを含む利用可能チャネル情報を埋め込んだビーコンパケットを所定周期で送信する。なお、利用可能チャネル情報の通知には、Device Discovery処理あるいはGO Negotiation処理における端末BからのResponseフレームを利用することもできる。
クライアント端末Aのハンドシェークチャネル制御部103は、ビーコンパケットを受信すると(動作S304)、当該ビーコンパケットから利用可能チャネルリストを取得する(動作S305)。こうして取得された利用可能チャネルリストを用いて、上述したようにスキャンチャネル制御(動作S206〜S210)が行われる。
3.第3実施例
本発明の第3実施例によれば、Wi−Fi以外の通信インタフェースを通して、利用可能チャネルリストが通知される。
図9に例示するように、GO端末Bは他の通信インタフェースを通してチャネルリストを端末Aへ通知する(動作S10)。他の通信インタフェースはWi−Fi以外の通信手段であればよく、たとえば3G(第3世代)、LTE(Long Term Evolution)などのセルラ通信インタフェースである。通常スキャン処理S11および制限スキャン処理S12については、既に述べたとおりであるから、詳細は省略する。
<端末構成>
図10において、本実施例による端末は、Wi−Fi通信を行うためのWi−Fiデバイス101、Wi−Fi接続制御部102、およびハンドシェークチャネル制御部103を有し、さらにセルラ通信インタフェースとしてセルラ無線通信部201および端末の全体的な動作を制御する制御部202とを有する。
ハンドシェークチャネル制御部103は、上述したように、使用チャネルでのハンドシェーク処理が所定回数失敗したときに、セルラ通信インタフェースを通して取得した利用可能チャネルリストを用いてハンドシェーク処理を再実行するようにWi−Fi接続制御部102を制御する。GO端末Bの制御部202は、自身の利用可能チャネルリストをセルラ無線通信部201を通して予め登録された端末Aへ送信する。端末Aは、セルラ無線通信部201を通して端末Bの利用可能チャネルリストを受け取る。以下、本実施例による制御フローを図11を参照しながら説明する。ただし、第1実施例と同じ動作には同じ参照符号を付して説明は省略する。
<動作>
図11に示すように、まず、ある端末Aはセルラ無線通信部201を通して端末Bの利用可能チャネルリストを前もって取得しているものとする(動作S401)。その後、端末AのWi−Fi接続制御部102がProbe Requestを送出して近隣の端末を探索するDevice Discovery処理を開始し(動作S402)、それに対するProbe Responseを受信することで、その送信元の端末Bを発見したとする(動作S403)。Device Discovery処理に続くGO Negotiation処理により、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする。GO Negotiation処理において、GO端末Bが使用するチャネルの情報がクライアント端末Aへ通知されると、クライアント端末AのWi−Fi接続制御部102は、この使用チャネルを利用可能チャネルリストの最優先順位に設定する(動作S404)。
クライアント端末Aのハンドシェークチャネル制御部103は、こうして得られた利用可能チャネルリストを用いて、上述したようにスキャンチャネル制御(動作S206〜S210)を行う。
4.第4実施例
本発明の第4実施例によれば、利用可能チャネルリストにGO使用チャネル以外に単一のチャネルのみが含まれる場合、チャネルが固定か否かを示す1ビットのフラグを通知することで、スキャンチャネルの制御が可能となる。
図12において、上記第1〜第3実施例で述べた方法によりチャネル変更可否情報(フラグ)を取得する(動作S501)。GO Negotiation処理が完了して、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする。GO Negotiation処理において、GO端末Bが使用するチャネルの情報がクライアント端末Aへ通知されると、クライアント端末AのWi−Fi接続制御部102は、この使用チャネルを利用可能チャネルリストの最優先順位に設定する(動作S502)。
クライアント端末Aのハンドシェークチャネル制御部103は、上述のように得られた利用可能チャネルリストを用いて、上述したようにスキャンチャネル制御(動作S206〜S210)を行う。ただし、図12において、スキャン失敗回数が所定しきい値に到達すると(動作S210のYes)、ハンドシェークチャネル制御部103は、動作S501で取得したチャネル変更可否フラグを参照して、利用可能チャネルリストへの切り替えを行う(動作S211a)。こうして、失敗回数が所定しきい値に到達すると、全チャネルにわたるフルスキャンではなく、すでに述べたようにGO使用チャネルと単一の固定チャネルとを含む利用可能チャネルリストを用いたスキャンが実行される。
5.第5実施例
本発明の第5実施例によれば、クライアント端末がチャネル切替しきい値を取得し、何回失敗したらチャネルをGO使用チャネルから複数チャネル(利用可能チャネルリスト)へ切り替えるかを調整することができる。
図13に例示するように、クライアントとして動作する端末Aとアクセスポイントとして動作する端末Bとがハンドシェーク処理を実行する場合、まず、端末Aは、端末Bが指定した使用チャネルを含む利用可能なチャネルリストとチャネル切替しきい値THとを取得する(動作S10)。利用可能チャネルリストおよびチャネル切替しきい値THの取得には、上記第1〜第3実施例で説明した種々の方法を用いることができるが、ここでは一例として第1実施例による取得方法を用いるものとする。また、スキャン処理(動作S11およびS12)は、取得したチャネル切替しきい値THを用いる点を除けば、第1実施形態の場合と基本的に同様である。
図14に例示するように、利用可能チャネルデータベース104bには、端末情報と、端末名に対応付けられた利用可能なチャネルおよびチャネル切替しきい値THとが保持されている。端末情報および利用可能チャネルについては、第1実施例で説明したとおりである。チャネル切替しきい値THは、GO端末の使用チャネルあるいは取得した利用可能チャネルリストのいずれを採用するかを決定する基準であり、図14に例示するように端末情報ごとにしきい値TH1、TH2・・・THnがそれぞれ設定されているものとする。また、一律に同じしきい値を用いることもできる。
図15において、上記第1実施例で述べた方法により、端末情報を用いて利用可能チャネルデータベース104bを検索し、所定の文字列を含む端末情報に対応する利用可能チャネルリスト情報(利用可能なチャネルおよびチャネル切替しきい値TH)を取得する(動作S601)。GO Negotiation処理が完了して、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする(動作S602)。既に述べたように、GO Negotiation処理において、GO端末Bが使用するチャネルの情報がクライアント端末Aへ通知されるので、このGO使用チャネルを利用可能チャネルリストの最優先順位に設定する。
クライアント端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bのアクセスポイントとしての情報を取得するために、GO端末Bが使用するチャネルおよび失敗回数のしきい値THを選択し(動作S206b)、スキャン処理を実行する(動作S207)。すなわち、端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bが使用するチャネルでProbe Requestをブロードキャストして、それに対するProbe Responseを待つ。スキャン処理が成功すれば(動作S208のYes)、既に説明したように、WPA2の共通鍵の生成およびグループの認証処理等の残りの処理を実行する(動作S209)。
スキャン処理が失敗すると(動作S208のNo)、Wi−Fi接続制御部102は失敗回数をカウントし、失敗回数が設定されたしきい値THに到達したか否かを判定する(動作S210b)。失敗回数が所定しきい値に到達していなければ(動作S210bのNo)、動作S206bに戻ってスキャン処理を繰り返す。その際、利用可能チャネルリストが設定されていなければ、すなわち初回のGO使用チャネルでのスキャン処理であれば、同じチャネルでスキャン処理が繰り返される。
失敗回数が設定されたしきい値THに到達すると(動作S210bのYes)、ハンドシェークチャネル制御部103は、動作S601およびS602で得られた利用可能チャネルリストおよび切替しきい値THを設定し(動作S211b)、スキャン処理に用いるチャネルの順次選択を開始する(動作S206b)。すなわち、失敗回数が設定されたしきい値THに到達すると(動作S210bのYes)、全チャネルにわたるフルスキャンではなく、利用可能チャネルリストを用いた制限スキャンが実行される。
以上述べたように、本発明の第5実施例によれば、上述した各実施例の効果に加えて、チャネル切替しきい値を通知することで、GO使用チャネルから複数チャネル(利用可能チャネルリスト)へ切り替える判定基準であるチャネル切替しきい値を端末情報ごとに変更することができる。
6.第6実施例
本発明の第6実施例によれば、利用可能チャネルリストを利用優先度(切替可能性)に応じて複数のグループに分け、複数のチャネル切替しきい値を通知することで、優先度に応じて利用可能チャネルのグループを切り替える。
図16に例示するように、利用可能チャネルデータベース104cには、端末情報と、端末情報に対応付けられ優先度によりグループ化された利用可能チャネルグループと、各グループに対応するチャネル切替しきい値THとが保持されている。端末情報および各グループの利用可能チャネルについては、上述した実施例と同様であるが、利用可能チャネルが使用優先度の高い順にグループ化され、各グループに対応したチャネル切替しきい値が設定されている点が異なっている。チャネル切替しきい値THは、利用可能チャネルグループを切り替える基準であり、図16に例示するようにグループごとにしきい値TH1、TH2、TH3・・・が優先度の高い方から低い方へ設定されているものとする。たとえばチャネルCHaが最も優先度が高く、以下、CHb、CHc、CHd・・・の順で優先度が低くなるものとすれば、CHaだけのグループが最も高い優先度を有し、次に高い優先度のグループにはCHa〜CHcが含まれ、その次に高い優先度のグループにはCHa〜CHeが含まれる、というようにより低い優先度のチャネルを追加するように順次階層的に構成され、それぞれのグループに対してしきい値TH1、TH2、・・・が設定されている。したがって、しきい値THは、ある優先度のグループからより優先度の低い(チャネル数の多い)グループへ切り替わる基準である。
図17において、上記第2実施形態で述べた方法により、端末情報を用いて利用可能チャネルデータベース104cを検索し、所定の文字列を含む端末情報に対応する利用可能チャネルグループ情報(利用可能チャネルグループとチャネル切替しきい値TH)を取得する(動作S701)。GO Negotiation処理が完了して、端末Aがクライアントとなり、端末Bがグループオーナ(GO)になったものとする(動作S702)。既に述べたように、GO Negotiation処理において、GO端末Bが使用するチャネルの情報がクライアント端末Aへ通知されるので、このGO使用チャネルを利用可能チャネルリストの最優先順位に設定する。
クライアント端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bのアクセスポイントとしての情報を取得するために、GO端末Bが使用するチャネルおよび失敗回数のしきい値THを選択し(動作S703)、スキャン処理を実行する(動作S704)。すなわち、端末AのWi−Fi接続制御部102は、GO端末Bが使用するチャネルでProbe Requestをブロードキャストして、それに対するProbe Responseを待つ。スキャン処理が成功すれば(動作S705のYes)、既に説明したように、WPA2の共通鍵の生成およびグループの認証処理等の残りの処理を実行する(動作S706)。
スキャン処理が失敗すると(動作S705のNo)、Wi−Fi接続制御部102は失敗回数をカウントし、失敗回数が現時点で設定されているしきい値THに到達したか否かを判定する(動作S707)。失敗回数が現在のしきい値THに到達していなければ(動作S707のNo)、動作S703に戻ってスキャン処理を繰り返す。その際、利用可能チャネルリストが設定されていなければ、すなわち初回のGO使用チャネルでのスキャン処理であれば、同じチャネルでスキャン処理が繰り返される。
失敗回数が現在のしきい値THに到達すると(動作S707のYes)、ハンドシェークチャネル制御部103は、現在選択されているグループに他の利用可能なチャネルがあるか否かを判断し(動作S708)、他のチャネルがあれば(動作S708のYes)、当該チャネルに切り替えて失敗回数をリセットし(動作S709)、スキャン処理を繰り返す。現在選択されているグループに他の利用可能なチャネルがなければ(動作S708のNo)、より優先度の低いグループを選択し、失敗回数をリセットして(動作S710)、動作S703へ戻り、選択したより低い優先度のグループに含まれるチャネルとそれに対応するチャネル切替しきい値THとを選択して上記動作を繰り返す。このように、優先度の高い順に選択されたグループにおける利用可能チャネルを用いた制限スキャンが実行される。
以上述べたように、本発明の第6実施例によれば、利用可能チャネルリストを利用優先度に応じて複数のグループに分けし、グループごとにチャネル切替しきい値を通知することで、優先度に従って利用可能チャネルを切り替えることができる。
7.第7実施例
本発明の第7実施例によれば、利用可能チャネルリストを端末が位置するエリアに応じて変更することが可能である。
図18に例示するように、エリアごとに利用可能チャネルリストを予め用意しておき、端末のGPS(Global Positioning System)あるいは基地局を利用した位置検出機能を利用して、端末が位置するエリアに対応する利用可能チャネルリストを用いる。すなわち、端末が他のエリアへ移動すると、当該他のエリアに対応する利用可能チャネルリストへ切り替わる。端末が移動通信ネットワークとWi−Fi Directの両方に加入している場合、サーバが移動通信ネットワーク経由で利用可能チャネルリストを通知することもできる。利用可能チャネルリストを用いたハンドシェーク処理については、上述した第1〜第6実施例で説明したとおりであるから、説明は省略する。
本実施例によれば、端末がある特定のエリアに入ったときだけ特別なチャネルを使用できるように設定することが可能となる。なお、本発明は上述した実施形態あるいは実施例に限定されるものではなく、本発明の特徴を備えた種々の変形例が可能である。
本発明はWi−Fi Directに準拠した無線通信制御に適用できる。
101 Wi−Fiデバイス
102 Wi−Fi接続制御部
103 ハンドシェークチャネル制御部
104 利用可能チャネルデータベース
201 セルラ無線通信部
202 制御部

Claims (33)

  1. 他の通信端末と無線接続する通信端末の通信制御方法であって、
    前記他の通信端末が使用する第一チャネルと当該他の通信端末が利用可能な第二チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを保持し、
    前記第一チャネルを用いて前記他の通信端末との第一ハンドシェーク処理を実行し、
    前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、前記チャネルリストに含まれるチャネルを用いた第二ハンドシェーク処理を実行する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記チャネルリストに含まれる前記第一チャネルを最初に用いて前記第二ハンドシェーク処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記チャネルリストに含まれるチャネルに優先順位を設定し、この優先順位に従って選択されたチャネルを用いて前記第二ハンドシェーク処理を実行する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信制御方法。
  4. 前記第二チャネルに関する情報は、複数の端末情報と当該複数の端末情報の各々に対応した少なくとも1つの利用可能チャネルとからなり、前記他の通信端末がマッチした端末情報に対応する少なくとも1つの利用可能チャネルを用いて、前記第二ハンドシェーク処理を実行することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  5. 前記通信端末と前記他の通信端末とがWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記他の通信端末の端末情報をDevice Discovery処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe ResponseフレームのP2P Device Nameフィールドから取得することを特徴とする請求項4に記載の通信制御方法。
  6. 前記通信端末が前記第二チャネルに関する情報を前記他の通信端末から通知されることを特徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  7. 前記通信端末と前記他の通信端末とがWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をGO Negotiation処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe Responseフレームを用いて取得することを特徴とする請求項6に記載の通信制御方法。
  8. 前記通信端末と前記他の通信端末とがWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をDevice Discovery処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe ResponseフレームのVendor Specific Attributeから取得することを特徴とする請求項6に記載の通信制御方法。
  9. 前記通信端末と前記他の通信端末とがWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をGO Negotiation処理後にグループオーナとなった前記他の通信端末が送出するビーコン(Beacon)フレームから取得することを特徴とする請求項6に記載の通信制御方法。
  10. 前記通信端末が、前記第二チャネルに関する情報を前記他の通信端末から前記ハンドシェーク処理を行う通信インタフェース以外の通信インタフェースを通して通知されることを特徴とする請求項5に記載の通信制御方法。
  11. 前記第二チャネルに関する情報は前記第一チャネルから前記チャネルリストへの切り替えの可否を示すチャネル切替可否情報を含むことを特徴とする請求項1−10のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  12. 前記第一ハンドシェーク処理の失敗回数が所定しきい値を超えたときに、前記第二ハンドシェーク処理へ切り替えることを特徴とする請求項1−12のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  13. 前記チャネルリストに含まれるチャネルに関する情報は、前記他の通信端末に対応付けられた複数の利用可能チャネルと、前記複数の利用可能チャネルの各々に対応するチャネル切替しきい値とを含み、
    一の利用可能チャネルでの失敗回数が当該利用可能チャネルに対応するチャネル切替しきい値を超えると、他の利用可能チャネルに切り替えて前記第二ハンドシェーク処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1−12のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  14. 前記複数の利用可能チャネルは、所定の優先順位に従って順次選択されることを特徴とする請求項13に記載の通信制御方法。
  15. 前記チャネルリストに含まれるチャネルに関する情報は、前記他の通信端末に対応付けられた複数の利用可能チャネルを含み、前記複数の利用可能チャネルが複数の優先度に従ったチャネルグループに分けられ、前記複数のチャネルグループの各々に対応してチャネル切替しきい値が設けられ、
    一のチャネルグループが選択されると、当該チャネルグループ内で利用可能チャネルを順次切り替えて前記第二ハンドシェーク処理を実行し、当該第二ハンドシェーク処理が失敗すると、より優先度の低いチャネルグループが選択されて前記第二ハンドシェーク処理が繰り返される、
    ことを特徴とする請求項1−12のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  16. 前記チャネルリストの第二チャネルに関する情報は、前記通信端末の状態および/または前記通信端末が位置するエリアに応じて設定されることを特徴とする請求項1−15のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  17. 他の通信端末と無線接続する通信端末であって、
    前記他の通信端末が使用する第一チャネルと当該他の通信端末が利用可能な第二チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを格納する格納手段と、
    前記第一チャネルで当該他の通信端末との第一ハンドシェーク処理を実行し、前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、前記チャネルリストに含まれるチャネルを用いた第二ハンドシェーク処理を実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  18. 前記制御手段が前記チャネルリストに含まれる前記第一チャネルを最初に用いて前記第二ハンドシェーク処理を実行する、ことを特徴とする請求項17に記載の通信端末。
  19. 前記制御手段が、前記チャネルリストに含まれるチャネルに優先順位を設定し、この優先順位に従って選択されたチャネルを用いて前記第二ハンドシェーク処理を実行する、ことを特徴とする請求項17または18に記載の通信端末。
  20. 前記第二チャネルに関する情報は、複数の端末情報と当該複数の端末情報の各々に対応した少なくとも1つの利用可能チャネルとからなり、
    前記制御手段が、前記他の通信端末がマッチした端末情報に対応する少なくとも1つの利用可能チャネルを用いて、前記第二ハンドシェーク処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項17−19のいずれか1項に記載の通信端末。
  21. 前記他の通信端末とWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記他の通信端末の端末情報をDevice Discovery処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe ResponseフレームのP2P Device Nameフィールドから取得することを特徴とする請求項20に記載の通信端末。
  22. 前記第二チャネルに関する情報を前記他の通信端末から取得することを特徴とする請求項17−20のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  23. 前記他の通信端末とWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をGO Negotiation処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe Responseフレームを用いて取得することを特徴とする請求項22に記載の通信端末。
  24. 前記他の通信端末とWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をDevice Discovery処理で交換されるProbe RequestあるいはProbe ResponseフレームのVendor Specific Attributeから取得することを特徴とする請求項22に記載の通信端末。
  25. 前記他の通信端末とWi−Fi Directに準拠した接続手順を実行し、前記第二チャネルに関する情報をGO Negotiation処理後にグループオーナとなった前記他の通信端末が送出するビーコン(Beacon)フレームから取得することを特徴とする請求項22に記載の通信端末。
  26. 前記第二チャネルに関する情報は前記ハンドシェーク処理を行う通信インタフェース以外の通信インタフェースを通して前記他の通信端末から通知されることを特徴とする請求項22に記載の通信端末。
  27. 前記第二チャネルに関する情報は前記第一チャネルから前記チャネルリストへの切り替えの可否を示すチャネル切替可否情報を含むことを特徴とする請求項17−26のいずれか1項に記載の通信端末。
  28. 前記第一ハンドシェーク処理の失敗回数が所定しきい値を超えたときに、前記第二ハンドシェーク処理へ切り替えることを特徴とする請求項17−27のいずれか1項に記載の通信端末。
  29. 前記チャネルリストに含まれるチャネルに関する情報は、前記他の通信端末に対応付けられた複数の利用可能チャネルと、前記複数の利用可能チャネルの各々に対応するチャネル切替しきい値とを含み、
    一の利用可能チャネルでの失敗回数が当該利用可能チャネルに対応するチャネル切替しきい値を超えると、他の利用可能チャネルに切り替えて前記第二ハンドシェーク処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項17−28のいずれか1項に記載の通信端末。
  30. 前記複数の利用可能チャネルは、所定の優先順位に従って順次選択されることを特徴とする請求項29に記載の通信端末。
  31. 前記チャネルリストに含まれるチャネルに関する情報は、前記他の通信端末に対応付けられた複数の利用可能チャネルを含み、前記複数の利用可能チャネルが複数の優先度に従ったチャネルグループに分けられ、前記複数のチャネルグループの各々に対応してチャネル切替しきい値が設けられ、
    一のチャネルグループが選択されると、当該チャネルグループ内で利用可能チャネルを順次切り替えて前記第二ハンドシェーク処理を実行し、当該第二ハンドシェーク処理が失敗すると、より優先度の低いチャネルグループが選択され、前記第二ハンドシェーク処理が繰り返される、
    ことを特徴とする請求項17−28のいずれか1項に記載の通信端末。
  32. 前記チャネルリストの第二チャネルに関する情報は、前記通信端末の状態および/または前記通信端末が位置するエリアに応じて設定されることを特徴とする請求項17−31のいずれか1項に記載の通信端末。
  33. 第一の通信端末と第二の通信端末とからなる通信システムであって、
    前記第一の通信端末が、前記第二の通信端末の使用チャネルと利用可能チャネルとに関する情報を含むチャネルリストを保持し、
    前記第一の通信端末が前記第一チャネルで第一ハンドシェーク処理を実行し、
    前記第一ハンドシェーク処理が所定回数失敗したとき、前記第一の通信端末が前記使用チャネルから前記チャネルリストに含まれるチャネルへ切り替えて第二ハンドシェーク処理を実行する、
    ことを特徴とする通信システム。
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