JPWO2016136063A1 - 超音波プローブ - Google Patents

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Abstract

超音波プローブ(100)は、超音波を被検体に送信すると共に、被検体によって反射された超音波エコーを受信する超音波送受信部(101)と、超音波送受信部(101)の先端側に固定された絶縁部(102)と、超音波送受信部(101)を覆うバルーンの開口端部を係止する溝部(104)が設けられたバルーン係止部(103)であって、絶縁部(102)の先端側に固定され、絶縁部(102)よりも硬い材料によって形成されたバルーン係止部(103)とを備える。

Description

本発明は、超音波を用いて被検体内を観測する超音波プローブに関する。
内視鏡に超音波プローブを組み合わせた超音波内視鏡や、内視鏡の処置具チャネルを経由して用いられる細径の超音波プローブのように、被検体内において用いられる超音波プローブは、超音波送受信部と観察対象(臓器等)との音響整合を図るために、バルーンによって超音波送受信部を覆い、バルーン内を水で充填して使用される(例えば特許文献1参照)。バルーンは、筒状をなす可撓膜(ゴム膜)の両端開口部にOリングが設けられた構造を有し、超音波送受信部の先端側及び基端側にそれぞれ設けられた溝にOリングを嵌め込むことにより取り付けられる。従来、このようなバルーン係止部は、超音波送受信部との電気的な絶縁性を確保するため、樹脂等の絶縁材料によって形成されていた。
特開2006−280407号公報
バルーンのOリングは、バルーン内部に充填される水の漏れを防ぐため、バルーン溝に密着するように嵌め込まれている。そのため、超音波プローブの使用後、バルーンを取り外すためにバルーン係止部に機械的負荷をかけ、この機械的負荷により、バルーン係止部に細かな傷等の損傷を生じさせてしまうことがあった。バルーン係止部に損傷が生じると、バルーンとバルーン溝との間の水密を確保することができなくなり、当該超音波プローブを用いた検査を適切に実行できなくなるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、超音波送受信部との絶縁性を確保しつつ、バルーン係止部に機械的負荷がかかった場合であっても、バルーン係止部が損傷し難い超音波プローブを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波プローブは、被検体内に挿入される挿入部に設けられ、超音波を前記被検体に送信すると共に、前記被検体によって反射された超音波エコーを受信する超音波送受信部と、前記超音波送受信部の先端側に固定された絶縁部と、前記超音波送受信部を覆うバルーンの開口端部を係止する溝部が設けられたバルーン係止部であって、前記絶縁部の先端側に固定され、前記絶縁部よりも硬い材料によって形成されたバルーン係止部と、を備えることを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記絶縁部は、前記超音波送受信部側に突出し、該超音波送受信部の先端部と嵌合可能な側壁部を有する、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記側壁部は、前記超音波送受信部の先端部の外周面を一周に渡って覆うように設けられている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記側壁部は、前記超音波送受信部の先端部の外周面の複数箇所を覆うように設けられている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記バルーン係止部は、金属又はカーボンによって形成されている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記バルーン係止部のビッカース硬さが50以上である、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記バルーン係止部と前記絶縁部とは、二色成形により一体的に形成されている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記バルーン係止部と前記絶縁部とは、接着、嵌め込み、又は螺合により一体化されている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記バルーン係止部の外周面に、前記溝部と連通する窪みが設けられている、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記窪みの深さは、前記溝部の底に向かうほど深くなる、ことを特徴とする。
上記超音波プローブにおいて、前記窪みの表面に、前記絶縁部よりも硬い材料からなる保護部材が設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、超音波送受信部の先端側に絶縁部と、この絶縁部よりも硬い材料によって形成されたバルーン係止部とを設けるので、超音波送受信部との絶縁性を確保しつつ、バルーン係止部に機械的負荷がかかった場合でも、バルーン係止部の損傷を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る超音波プローブを備える超音波内視鏡システムを示す模式図である。 図2は、図1に示す超音波内視鏡の先端硬質部を拡大して示す模式図である。 図3は、図2に示す先端硬質部の一部断面図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る超音波プローブを示す模式図である。 図5は、図4に示す超音波プローブの一部断面図である。 図6は、本発明の実施の形態3に係る超音波プローブを示す模式図である。 図7は、本発明の実施の形態4に係る超音波プローブを示す斜視図である。 図8は、本発明の実施の形態5に係る超音波プローブを示す斜視図である。 図9は、図8に示す超音波プローブの一部断面図である。 図10は、本発明の実施の形態6に係る超音波プローブを示す一部断面図である。 図11は、本発明の実施の形態6の変形例1に係る超音波プローブを示す一部断面図である。 図12は、本発明の実施の形態6の変形例2に係る超音波プローブを示す一部断面図である。 図13は、本発明の実施の形態6の変形例3に係る超音波プローブを示す一部断面図である。 図14は、本発明の実施の形態6の変形例4に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る超音波プローブについて、図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。以下の実施の形態においては、超音波内視鏡に設けられた超音波プローブを例示して説明するが、本発明に係る超音波プローブは、内視鏡の処置具チャネルを経由して被検体内で用いられる細径の超音波プローブなど、生体内で使用される超音波プローブ一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を附している。図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、各部材の比率などは、現実と異なることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る超音波内視鏡システムを示す模式図である。図1に示す超音波内視鏡システム1は、超音波内視鏡2と、内視鏡観察装置3と、超音波観測装置4と、表示装置5と、光源装置6と、超音波内視鏡2と内視鏡観察装置3とを接続するビデオケーブル7と、超音波内視鏡2と超音波観測装置4とを接続する超音波ケーブル8と、超音波内視鏡2と光源装置6とを接続する光源ケーブル9とを備える。
超音波内視鏡2は、レンズ等で構成される観察光学系及び撮像素子を有する内視鏡観察部に超音波プローブを組み合わせたものであり、内視鏡観察機能及び超音波観測機能を有する。内視鏡観察装置3は、内視鏡観察機能を制御すると共に、内視鏡観察により超音波内視鏡2から出力された出力信号を処理する。超音波観測装置4は、超音波観測機能を制御すると共に、超音波観測により超音波内視鏡2から出力された出力信号を処理する。表示装置5は、例えば内視鏡観察装置3及び超音波観測装置4から出力された信号を取得し、内視鏡画像と超音波断層像とのうちの少なくとも一方を適宜表示する。光源装置6は、内視鏡観察を行うための照明光を供給するための光源を備えている。
超音波内視鏡2は、体内に挿入され、被検体内において超音波信号を送信するとともに、被検体内において反射された超音波信号を受信する挿入部10と、この挿入部10の基端側に連設された操作部11と、この操作部11の側部から延出するユニバーサルケーブル12とを備える。ユニバーサルケーブル12は、操作部11側と異なる側の端部に設けられ、ビデオケーブル7、超音波ケーブル8、及び光源ケーブル9とそれぞれ接続されるコネクタ部13を有する。
挿入部10は、先端側から順に、硬質部材で形成された先端硬質部10aと、湾曲自在に構成された湾曲部10bと、可撓性を有する可撓管部10cとを連設することにより構成されている。可撓管部10cの基端は、操作部11の先端側に連設されている。先端硬質部10aには、後述する超音波送受信部101が配設される。
操作部11には、処置具である穿刺針等を体内へと導入するための処置具挿入口11aが設けられている。挿入部10の内部には処置具挿通路が設けられており、処置具挿入口11aは、処置具挿通路の挿入口になっている。
超音波内視鏡2と内視鏡観察装置3とは、コネクタ部13に接続されるビデオケーブル7によって電気的に接続される。超音波内視鏡2と超音波観測装置4とは、コネクタ部13に接続される超音波ケーブル8によって電気的に接続される。光源ケーブル9は光ファイバーケーブルであって、超音波内視鏡2と光源装置6とは、コネクタ部13に接続される光源ケーブル9によって光源装置6の光源からの照明光を超音波内視鏡2に導く。
図2は、超音波内視鏡2の先端硬質部を示す模式図である。挿入部10の先端側に位置する先端硬質部10aは、観察対象である患部組織(臓器等)を超音波により観測する超音波プローブ100と、臓器等の表面を直接的に光学観察する内視鏡観察部200とを備えている。
超音波プローブ100は、超音波を送信すると共に観察対象において反射された超音波(超音波エコー)を受信する超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部102と、絶縁部102の先端側に設けられ、超音波送受信部101を覆うバルーンを係止するためのバルーン係止部103と、超音波送受信部101と超音波観測装置4との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。バルーンは、筒状をなす可撓膜(ゴム膜)の両端開口部にOリングが設けられた構造を有し、このうちの一方のOリングが、バルーン係止部103の外周面に形成された溝部104に嵌め込まれて固定される。超音波プローブ100の構成の詳細については後述する。
超音波送受信部101は連結部105を介して内視鏡観察部200と連結されている。連結部105には、バルーンに設けられた他方のOリングが嵌め込まれる溝部106が形成されている。また、連結部105のうち、溝部106よりも超音波送受信部101側の領域には、バルーン内に充填される水を供給するための給水口107が設けられている。
内視鏡観察部200は、照明光を観察対象(臓器等の表面)に導く照明レンズ201と、臓器等の表面において反射された反射光を集光する対物レンズ202と、体腔内へ気体又は液体を送気又は送水するための送気兼送水口203と、体腔内の気体又は液体を吸引したり鉗子を取り付けたりするための吸引兼鉗子口204とを備えている。
このような超音波内視鏡システム1によって被検体内を観測する際には、バルーンの両端に設けられたOリングをバルーン係止部103の溝部104及び連結部105の溝部106にそれぞれ嵌め込み、固定した状態で、挿入部10を被検体内に挿入する。そして、給水口107から給水を行い、バルーン内を水で満たした状態で、バルーンを観察対象に接触させて超音波観測を行う。また、照明レンズ201を介して観察対象を照明することにより、被検体内を光学的に観察する。
次に、超音波プローブ100の構成について詳細に説明する。図3は、図2に示す先端硬質部の一部断面図である。超音波送受信部101は、矩形状をなす複数の圧電素子111が円環状に配列された、所謂電子ラジアル走査型のプローブである。各圧電素子111の一端面(超音波送受信部101の外周側である超音波送受信面)には音響整合層112及び音響レンズ113が積層され、他端面(超音波送受信部101の中心軸側の面)にはバッキング材114が配置されている。これらの圧電素子111、音響整合層112、音響レンズ113、バッキング材114は、端部において支持部材115によって支持されている。なお、図3においては、圧電素子111に電圧を印加するための電極やケーブルの記載を省略している。
絶縁部102は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成された円盤状の部材であり、超音波送受信部101の先端面に接着剤等を用いて固定されている。
バルーン係止部103は、全体として円柱状をなし、側面にはバルーンの開口端部を係止する溝部104が一周にわたって形成されている。バルーン係止部103の先端面は、図2に示すように湾曲面状にしても良いし、先端面を平面状にして外周を面取りすることとしても良い。
バルーン係止部103は、絶縁部102よりも硬い材料によって形成されている。ここで、材料の硬さとしては種々の指標を用いることができ、本実施の形態1においては一例としてビッカース硬さを用いて硬さを評価する。
例えばエポキシ樹脂(ビッカース硬さ(HV)が30以下)によって絶縁部102が形成されている場合、ビッカース硬さが50以上、好ましくは150以上の材料によってバルーン係止部103を形成する。そのような材料として、具体的には、ステンレス(ビッカース硬さが150〜300程度)、チタン合金(ビッカース硬さが110〜150程度)、ニッケル合金(ビッカース硬さが150〜450程度)、カーボン(ビッカース硬さが数千程度)が挙げられる。本実施の形態1においては、一例として、ステンレスによってバルーン係止部103を形成している。
このようなバルーン係止部103は、絶縁部102の先端側に固定されている。バルーン係止部103を絶縁部102に固定する方法は特に限定されない。例えば、接着剤を用いてバルーン係止部103を絶縁部102に固定しても良いし、バルーン係止部103と絶縁部102とを二色成形法により一体的に形成しても良い。或いは、バルーン係止部103と絶縁部102とのいずれか一方に雄ネジ部を形成すると共に他方に雌ネジ部を形成し、両者を螺合しても良い。また、バルーン係止部103と絶縁部102とのいずれか一方の端部に凹部を設け、他方をこの凹部に嵌合(圧入)しても良い。
本実施の形態1において、超音波送受信部101の先端側に絶縁部102と、該絶縁部102よりも硬い材料により形成されたバルーン係止部103との2つの部材を設ける理由は次のとおりである。超音波送受信部101の内部には、電気信号と超音波信号とを変換する圧電素子111に電圧を印加するための電極や信号線、グランド線等が設けられており、これらは保護接地されている(参考:特開2006−212077号公報)。そこで、超音波プローブ100の使用時にバルーン内に充填される水から超音波送受信部101を絶縁するため、先端に絶縁部102を設けている。
一方、バルーン係止部103については、超音波プローブ100の使用後、溝部104に取り付けたバルーンを取り外す際に、機械的負荷がかかることがある。場合によっては、細い器具などを用いて、溝部104からバルーンを穿り出すこともある。そのため、実施の形態1においては、樹脂材料からなる絶縁部102よりも硬い材料によってバルーン係止部103を形成している。それにより、バルーン係止部103に機械的負荷がかかった場合であっても、バルーン係止部103の損傷を抑制することができ、超音波プローブ100を長寿命化することが可能となる。
なお、上記実施の形態1においては、バルーン係止部103を絶縁部102よりも硬い材料によって形成することとしたが、例えばエンジニアリングプラスチックのように、絶縁部102が十分に硬い(例えば、ビッカース硬さが50以上、好ましくは150以上)絶縁材料によって形成されている場合には、バルーン係止部103は、必ずしも絶縁部102よりも硬い材料によって形成する必要はない。即ち、バルーン係止部103の材料として、絶縁部102と同程度の硬さの材料を用いても良いし、絶縁部102よりも硬さが小さい材料を用いても良い。いずれにしても、溝部104からバルーンを取り外す際の機械的負荷に耐えられる硬さを有する材料によってバルーン係止部103を形成すれば良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る超音波プローブを示す模式図である。図5は、図4に示す超音波プローブの一部断面図である。
図4及び図5に示すように、実施の形態2に係る超音波プローブ120は、超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部121と、絶縁部121の先端側に設けられたバルーン係止部103と、超音波送受信部101と超音波観測装置4との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。このうち、超音波送受信部101及びバルーン係止部103の構造及び機能は、実施の形態1と同様である。
絶縁部121は、超音波送受信部101の端面と当接する底板部122と、この底板部122の外周全体に渡って形成され、超音波送受信部101の端部側面を覆う側壁部123とを有するキャップ状をなしている。この絶縁部121の内周の凹部124に接着剤(図示せず)を配置し、超音波送受信部101の端部を嵌め込むことにより、超音波送受信部101に対して絶縁部121が固定される。
絶縁部121は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成され、実施の形態1と同様の方法によりバルーン係止部103と固定される。即ち、接着剤を用いて両者を接着しても良いし、二色成形法により両者を一体的に形成しても良い。或いは、螺合又は嵌合(圧入)により両者を固定しても良い。
このように、キャップ状をなす絶縁部121により超音波送受信部101の端部の外周面を一周に渡って覆う構造とすることにより、超音波プローブ120の使用時に周囲に充填される水から、絶縁部121と超音波送受信部101との接着部分を保護することができる。それにより、超音波プローブ120を長寿命化することが可能となる。また、超音波送受信部101の端部における径方向への放電を抑制することが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図6は、本発明の実施の形態3に係る超音波プローブを示す模式図である。
図6に示すように、実施の形態3に係る超音波プローブ130は、超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部131と、絶縁部131の先端側に設けられたバルーン係止部103と、超音波送受信部101と超音波観測装置4との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。このうち、超音波送受信部101及びバルーン係止部103の構造及び機能は、実施の形態1と同様である。
絶縁部131は、超音波送受信部101の端面と当接する底板部132と、この底板部132の外周の複数箇所に形成され、超音波送受信部101の端部側面と当接する複数の側壁部133とを有する。これらの側壁部133の内側に接着剤(図示せず)を配置し、超音波送受信部101の端部を嵌め込むことにより、超音波送受信部101に対して絶縁部131が固定される。
絶縁部131は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成され、実施の形態1と同様の方法によりバルーン係止部103と固定される 。即ち、接着剤を用いて両者を接着しても良いし、二色成形法により両者を一体的に形成しても良い。或いは、螺合又は嵌合(圧入)により両者を固定しても良い。
本実施の形態3においては側壁部133を複数に分割した状態とするので、図4に示すように側壁部123を一体的に設ける場合と比較して、超音波送受信部101への取り付けを容易に行うことができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。図7は、本発明の実施の形態4に係る超音波プローブを示す斜視図である。
図7に示すように、実施の形態4に係る超音波プローブ140は、超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部121と、絶縁部121の先端側に設けられたバルーン係止部141と、超音波送受信部101と超音波観測装置4(図1参照)との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。このうち、超音波送受信部101の構造及び機能は、実施の形態1と同様である。また、絶縁部121の構造及び機能は、実施の形態2と同様である。なお、絶縁部121の代わりに、図3に示す絶縁部102を配置しても良いし、図6に示す絶縁部131を配置しても良い。
バルーン係止部141は、全体として円柱状をなし、側面にはバルーンの開口端部を係止する溝部142が一周にわたって形成されている。バルーン係止部141の先端面は、図7に示すように湾曲面状にしても良いし、先端面を平面状にして外周を面取りすることとしても良い。また、バルーン係止部141の外周面には、溝部142と連通する窪み143が設けられている。この窪み143は、超音波プローブ140の使用後、溝部142に嵌め込まれたバルーンを取り外す際に用いられる。窪み143は、好ましくは溝部142の底に向かうほど深さが徐々に深くなるように傾斜している。
バルーン係止部141は、ステンレス等の金属やカーボンのように、絶縁部121よりも硬い材料によって形成されている。バルーン係止部141の硬さに関する条件や具体的な材料については、実施の形態1と同様である。このようなバルーン係止部141は、実施の形態1と同様、接着、二色成形法、螺合、嵌合(圧入)等の方法により、絶縁部121と固定されている。
バルーンを取り外す際には、ピンセット等の器具を窪み143に差し入れ、溝部142に嵌め込まれたバルーンの端部をすくい出すように、窪み143に沿って器具を動かせば良い。このとき、上述したように、バルーン係止部141はステンレスやカーボン等の硬い材料によって形成されているので、器具がバルーン係止部141に接触した場合であっても、バルーン係止部141の損傷を抑制することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。図8は、本発明の実施の形態5に係る超音波プローブを示す斜視図である。図9は、図8に示す超音波プローブの一部断面図である。
図8及び図9に示すように、実施の形態5に係る超音波プローブ150は、超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部151と、絶縁部151の先端側に設けられたバルーン係止部152と、超音波送受信部101と超音波観測装置4(図1参照)との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。このうち、超音波送受信部101の構造及び機能は、実施の形態1と同様である。
絶縁部151は、実施の形態2(図5の絶縁部121参照)と同様に、キャップ状をなしている。或いは、実施の形態1(図3の絶縁部102参照)と同様の円盤状であっても良いし、実施の形態3(図6の絶縁部131参照)と同様に、複数の側壁部を有する形状であっても良い。絶縁部151は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成されている。
バルーン係止部152は、全体として円柱状をなし、側面にはバルーンの開口端部を係止する溝部153が一周にわたって形成されている。バルーン係止部152の先端面は、図9に示すように湾曲面状にしても良いし、先端面を平面状にして外周を面取りすることとしても良い。また、バルーン係止部152は、ステンレス等の金属やカーボンのように、絶縁部151よりも硬い材料によって形成されている。バルーン係止部152の硬さに関する条件や具体的な材料については、実施の形態1と同様である。このようなバルーン係止部152は、実施の形態1と同様、接着、二色成形法、螺合、嵌合(圧入)等の方法により、絶縁部151と固定されている。
絶縁部151及びバルーン係止部152には、溝部153と連通する窪み154が設けられ、この窪み154の表面(底面及び側面)には保護部材155が配置されている。この窪み154は、超音波プローブ150の使用後、溝部153に嵌め込まれたバルーンを取り外す際に用いられる。窪み154は、好ましくは溝部153の底に向かうほど深さが徐々に深くなるように傾斜している。
保護部材155は、絶縁部151よりも硬い材料によって形成されている。例えば、ビッカース硬さが30以下であるエポキシ樹脂によって絶縁部151を形成する場合、ビッカース硬さが50以上、好ましくは150以上の材料によって保護部材155を形成すると良い。具体的には、保護部材155の材料として、ステンレス、チタン合金、ニッケル合金等の金属やカーボンが挙げられる。
保護部材155を窪み154に配置する方法は特に限定されない。一例として、金属やカーボンによって形成された板状又は膜状の部材を窪み154に接着すれば良い。
このように、窪み154を絶縁部151及びバルーン係止部152にわたって長く設けることにより、溝部153からバルーンを取り外す作業を容易に行うことができる。また、絶縁部151は保護部材155によって覆われているので、バルーンの取り外しに用いた器具(ピンセット等)が窪み154に接触した場合であっても、絶縁部151の損傷を抑制することができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について説明する。図10は、本発明の実施の形態6に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
図10に示すように、実施の形態6に係る超音波プローブ160は、超音波送受信部101と、超音波送受信部101の先端側に設けられた絶縁部161と、絶縁部161の先端側に設けられたバルーン係止部162と、超音波送受信部101と超音波観測装置4(図1参照)との間で電気信号の送受信を行う信号線(図示せず)とを備える。このうち、超音波送受信部101の構造及び機能は、実施の形態1と同様であるが、本実施の形態6においては、支持部材115に、先端側に向かって突出する脱落防止部材163が設けられている。
絶縁部161の外形は、実施の形態2(図5の絶縁部121参照)と同様に、キャップ状をなしている。或いは、実施の形態1(図3の絶縁部102参照)と同様の円盤状であっても良いし、実施の形態3(図6の絶縁部131参照)と同様に、複数の側壁部を有する形状であっても良い。また、絶縁部161には、脱落防止部材163が通過可能な貫通孔164が形成されている。このような絶縁部161は、ポリサルフォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンオキサイド、エポキシ樹脂等の樹脂材料によって形成されている。
バルーン係止部162は、全体として円柱状をなし、側面にはバルーンの開口端部を係止する溝部165が一周にわたって形成されている。また、バルーン係止部162の内部には、絶縁部161の貫通孔164と連通する開口166が設けられている。このようなバルーン係止部162は、ステンレス等の金属やカーボンのように、絶縁部161よりも硬い材料によって形成されている。バルーン係止部162の硬さに関する条件や具体的な材料については、実施の形態1と同様である。バルーン係止部162は、実施の形態1と同様、接着、二色成形法、螺合、嵌合(圧入)等の方法により、絶縁部161と固定されている。
脱落防止部材163は、棒状部材の先端を鉤状に屈曲させた部材である。屈曲した先端部分の長さは、絶縁部161の貫通孔164の内径以上とすることが好ましい。このような脱落防止部材163は、好ましくは硬質プラスチックやカーボン等の絶縁材料によって形成されている。或いは、脱落防止部材163を金属等の導電材料によって形成する場合には、その表面を樹脂等の絶縁材料によってコーティングすると良い。それにより、脱落防止部材163とバルーン係止部162との間の短絡を防ぐことができる。
超音波プローブ160を組み立てる際には、絶縁部161の貫通孔164に脱落防止部材163を通過させ、鉤状に屈曲した部分をバルーン係止部162の開口166に突出させた状態で、絶縁部161と超音波送受信部101とを接着する。
このような脱落防止部材163を設けることにより、万が一、超音波送受信部101から絶縁部161が外れた場合であっても、絶縁部161が脱落防止部材163に引っ掛かるので、絶縁部161及びバルーン係止部162の脱落を防止することが可能となる。
(変形例1)
次に、本発明の実施の形態6の変形例1について説明する。図11は、本発明の実施の形態6の変形例1に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
図11に示すように、本変形例1においては、バルーン係止部162の開口166内に絶縁性の接着剤171を充填している。或いは、絶縁部161の貫通孔164にも接着剤171を充填しても良い。
これにより、脱落防止部材163が金属等の導電材料によって形成されている場合であっても、脱落防止部材163とバルーン係止部162との間の短絡を防ぐことができると共に、超音波送受信部101、絶縁部161、及びバルーン係止部162をより強固に固定することが可能となる。
(変形例2)
次に、本発明の実施の形態6の変形例2について説明する。図12は、本発明の実施の形態6の変形例2に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
図12に示すように、本変形例2においては、バルーン係止部162の開口166の内壁面に絶縁コート172を形成している。絶縁コート172は、例えば、絶縁性の接着剤や液体の絶縁コート剤を開口166の内壁面に塗布して硬化させることにより形成する。
このような絶縁コート172を設けることにより、脱落防止部材163が金属等の導電材料によって形成されている場合であっても、脱落防止部材163とバルーン係止部162との間の短絡を防ぐことができる。
(変形例3)
次に、本発明の実施の形態6の変形例3について説明する。図13は、本発明の実施の形態6の変形例3に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
図13に示すように、本変形例3においては、絶縁部161のうちのバルーン係止部162側の面に、貫通孔164を覆う絶縁部材173を設ける。この絶縁部材173は、樹脂等の絶縁材料によって形成され、シート状又は板状をなしている。
このような絶縁部材173を設けることによっても、脱落防止部材163とバルーン係止部162との間の短絡を防ぐことができる。
(変形例4)
次に、本発明の実施の形態6の変形例4について説明する。図14は、本発明の実施の形態6の変形例4に係る超音波プローブを示す一部断面図である。
図14に示すように、本変形例4においては、バルーン係止部162の開口166の内壁面に絶縁コート172を形成すると共に、絶縁部161に絶縁部材173を設け、さらに、絶縁コート172と絶縁部材173との間や、絶縁部材173の内側に絶縁性の接着剤174を充填する。或いは、絶縁部161の貫通孔164内にも接着剤174を充填しても良い。
これにより、脱落防止部材163が金属等の導電材料によって形成されている場合であっても、脱落防止部材163とバルーン係止部162との間の短絡をさらに確実に防ぐことができると共に、超音波送受信部101、絶縁部161、及びバルーン係止部162をより強固に固定することが可能となる。
以上説明した本発明の実施の形態1〜6及び変形例1〜4においては、超音波送受信部101を、矩形状をなす複数の圧電素子111が円環状に配列された電子ラジアル走査型としたが、これらの実施の形態1〜6及び変形例1〜4は、複数の圧電素子が直線状に配列されたリニア型や、複数の圧電素子が凸の湾曲面状に配列されたコンベックス型や、1つの圧電素子を機械的に回転させるメカニカルラジアル走査型の超音波送受信部を有する超音波プローブにも適用することができる。
以上説明した本発明は、実施の形態1〜6及びこれらの変形例1〜4に限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することが可能であり、例えば上記実施の形態1〜6及びこれらの変形例1〜4に示される全構成要素からいくつかの構成要素を除外して形成しても良い。本発明の範囲内において、他の様々な実施の形態が可能であることは、上記記載から自明である。
以上のように、本発明にかかる超音波プローブは、超音波送受信部との絶縁性を確保しつつ、バルーン係止部に機械的負荷がかかった場合であっても、バルーン係止部の損傷を抑制するのに有用である。
1 超音波内視鏡システム
2 超音波内視鏡
3 内視鏡観察装置
4 超音波観測装置
5 表示装置
6 光源装置
7 ビデオケーブル
8 超音波ケーブル
9 光源ケーブル
10 挿入部
11 操作部
12 ユニバーサルケーブル
13 コネクタ部
100、120、130、140、150、160 超音波プローブ
101 超音波送受信部
102、121、131、151、161 絶縁部
103、141、152、162 バルーン係止部
104、106、142、153、165 溝部
105 連結部
107 給水口
111 圧電素子
112 音響整合層
113 音響レンズ
114 バッキング材
115 支持部材
122、132 底板部
123、133 側壁部
124 凹部
143、154 窪み
155 保護部材
163 脱落防止部材
164 貫通孔
166 開口
171、174 接着剤
172 絶縁コート
173 絶縁部材
200 内視鏡観察部
201 照明レンズ
202 対物レンズ
203 送気兼送水口
204 吸引兼鉗子口

Claims (11)

  1. 被検体内に挿入される挿入部に設けられ、超音波を前記被検体に送信すると共に、前記被検体によって反射された超音波エコーを受信する超音波送受信部と、
    前記超音波送受信部の先端側に固定された絶縁部と、
    前記超音波送受信部を覆うバルーンの開口端部を係止する溝部が設けられたバルーン係止部であって、前記絶縁部の先端側に固定され、前記絶縁部よりも硬い材料によって形成されたバルーン係止部と、
    を備えることを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記絶縁部は、前記超音波送受信部側に突出し、該超音波送受信部の先端部と嵌合可能な側壁部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記側壁部は、前記超音波送受信部の先端部の外周面を一周に渡って覆うように設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 前記側壁部は、前記超音波送受信部の先端部の外周面の複数箇所を覆うように設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  5. 前記バルーン係止部は、金属又はカーボンによって形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  6. 前記バルーン係止部のビッカース硬さが50以上である、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  7. 前記バルーン係止部と前記絶縁部とは、二色成形により一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  8. 前記バルーン係止部と前記絶縁部とは、接着、嵌め込み、又は螺合により一体化されている、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  9. 前記バルーン係止部の外周面に、前記溝部と連通する窪みが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  10. 前記窪みの深さは、前記溝部の底に向かうほど深くなる、ことを特徴とする請求項9に記載の超音波プローブ。
  11. 前記窪みの表面に、前記絶縁部よりも硬い材料からなる保護部材が設けられている、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の超音波プローブ。
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