JPWO2016135957A1 - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

冷凍装置(熱源側ユニット単体)で凝縮器の目詰まり状態を判定し、異常信号を出力することで、凝縮器の清掃を促し、冷凍装置(1)本来の性能を長期間維持することができる冷凍装置(1)を得ることを目的とする。冷凍装置(1)は、少なくとも圧縮機(3)及び凝縮器(4)を備えた熱源側ユニット(15)と、少なくとも減圧装置(5)及び負荷側熱交換器(6)を備える負荷側ユニット(30)とを接続して冷凍サイクルを構成する。熱源側ユニット(15)は、熱源側ユニット(15)で測定される冷凍サイクルの高圧飽和温度値と外気温度測定値との差が目詰まり判定閾値(A)より大きい場合に、凝縮器(4)が目詰まりであると判定し、凝縮器(4)が目詰まり状態であることを報知する。

Description

本発明は、冷凍装置に関し、特に熱源ユニットの凝縮器の目詰まり判定及び報知に関するものである。
従来の冷凍装置では、凝縮器の目詰まりを判定、報知する機能及び制御は搭載しておらず、凝縮器を目視で確認する以外に凝縮器の目詰まりを確認する方法はなかった。そのため、長期間の使用に伴い、凝縮器に目詰まりが発生し、凝縮器の性能低下が生じ、冷凍装置の性能の低下や、場合によっては高圧カットによる異常停止を招くという問題があった。
また、特許文献1に開示されている技術では、冷凍装置において、熱源側ユニットに搭載された凝縮器の目詰まりを検知するためには、負荷側ユニットであるショーケースの温度と圧縮機の吐出圧力、ショーケースの温度と冷凍装置の庫内温度プルダウン時間(設定温度到達時間)より収集データ(圧縮機の吐出温度の平均値)を補正し、補正値が閾値以上の場合(あるいは閾値以上である場合が一定回数以上である場合)は、異常信号を発報している。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−172567号公報
しかし、冷凍装置の熱源側ユニットは、例えば、ユニットクーラが繋がれる場合や、ショーケースが繋がれる場合がある等、接続される負荷側ユニットが決まっていない。よって、特許文献1のように負荷側ユニットでの収集したデータを使用することができず、冷凍装置の熱源側ユニット単体で凝縮器の目詰まりを検知する必要があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷凍装置の熱源側ユニット単体から収集した情報で凝縮器の目詰まり状態を判定し、異常信号を出力することにより、凝縮器の清掃を促し、冷凍装置本来の性能を長期間維持することができる冷凍装置を得ることを目的とするものである。
本発明に係る冷凍装置は、少なくとも圧縮機及び凝縮器を備えた熱源側ユニットと、少なくとも減圧装置及び負荷側熱交換器を備える負荷側ユニットと、を接続して冷凍サイクルを構成する冷凍装置であって、前記熱源側ユニットは、該熱源側ユニットで測定される前記冷凍サイクルの高圧飽和温度値と外気温度測定値との差が前記凝縮器の目詰まり判定閾値より大きい場合に、前記凝縮器が目詰まりであると判定し、前記凝縮器が目詰まり状態であることを報知する。
本発明によれば、冷凍装置の熱源側ユニットから収集されたデータから凝縮器の目詰まり状態を判定、報知できるように構成したので、負荷側ユニットの種類に関係なく、凝縮器の目詰まりを判定し、それを報知でき、冷凍装置本来の性能を長期間維持することができるという効果が得られる。また、圧縮機運転周波数、ファン出力、蒸発温度に応じて凝縮器の目詰まりを判定する閾値を変更することにより、冷凍装置の運転条件がどのような条件でも凝縮器の目詰まり判定が可能である。
実施の形態1における冷凍装置の熱源側ユニットが負荷側ユニットと接続された時の冷媒回路の略図である。 図1の熱源側ユニットの凝縮器の目詰まりを判定し、異常を報知する制御フローである。 圧縮機の運転周波数の変化に伴う凝縮器の目詰まりを判定する閾値の変化を表したものである。 ファンの出力の変化に伴う凝縮器の目詰まりを判定する閾値の変化を表したものである。 蒸発温度の変化に伴う凝縮器の目詰まりを判定する閾値の変化を表したものである。
実施の形態1.
以下に、図を用いて本実施の形態に係る冷凍装置1について説明をする。
図1は、本実施の形態における冷凍装置1の熱源側ユニット15が負荷側ユニット30と接続された時の冷媒回路2の略図である。冷媒回路2は、冷凍サイクルを構成している。熱源側ユニット15には、例えばコンデンシングユニット(冷凍機)等が該当する。負荷側ユニット30には、例えばショーケース、ユニットクーラー等が該当する。
熱源側ユニット15は、圧縮機3及び凝縮器4が搭載されており、冷凍サイクルの熱源側として機能する。負荷側ユニット30は、減圧装置5、負荷側熱交換器6が搭載されている。熱源側ユニット15と負荷側ユニット30とは、現地液側冷媒配管20及び現地ガス側冷媒配管21により接続されている。熱源側ユニット15及び負荷側ユニット30にそれぞれに搭載されている、圧縮機3、凝縮器4、減圧装置5、及び負荷側熱交換器6が冷媒配管により直列に接続され冷媒回路2が構成される。冷媒回路2は、冷凍サイクルとして機能する。熱源側ユニット15には、圧縮機3がインバータ駆動をする仕様である場合は、駆動周波数を変更するための圧縮機インバータ基板10がさらに搭載される。また、熱源側ユニット15は、圧縮機3の高圧側の圧力を測定する圧力センサ9a、及び圧縮機3の低圧側の圧力を測定する圧力センサ9bを備える。圧力センサ9aにより測定された圧力値は、冷媒の飽和温度に換算されて、高圧飽和温度値として後述する目詰まり判定に使用される。また、圧力センサ9bにより測定された圧力値は、換算されて、負荷側ユニット30に搭載されている負荷側熱交換器6の蒸発温度として後述する目詰まり判定に使用される。熱源側ユニット15に搭載されている凝縮器4は、凝縮器4内の冷媒と外気との間での熱交換を促進するためのファン7をその近傍に備える。さらに熱源側ユニット15には、ファン7から凝縮器4へ送り込まれた空気の温度を検知するための温度センサ8が備えられている。温度センサ8により検知された温度値は、外気温度測定値として、後述する目詰まり判定のために使用される。
熱源側ユニット15は、インバータやファン7の出力の制御、温度センサ8、圧力センサ9a及び圧力センサ9bでの測定値の処理、後述する目詰まり判定、表示部12に対し目詰まり報知の指示などを行う制御装置11を備える。制御装置11は、例えばマイコン等から構成されるものである。制御装置11及び表示部12は、熱源側ユニット15と一体に構成されていても、別のユニットとして設けられていてもよく、測定値等の検知及び各機器を制御をするために通信可能な状態になっていればよい。
次に図1の冷凍装置1の動作について説明する。
冷媒回路2内の冷媒は、圧縮機3にて高温高圧の過熱ガスに圧縮された後、凝縮器4にて空気等の冷媒過熱ガスより温度が低い媒体と熱交換を行い、中温高圧の液冷媒に凝縮される。そして、その液冷媒は現地液側冷媒配管20を通り負荷側ユニット30に搭載された減圧装置5により低温低圧の気液二相冷媒とされる。負荷側熱交換器6内で周囲の空気や水と熱交換されて低圧の過熱ガスの状態にされ、現地ガス側冷媒配管21を通り、再度圧縮機3に吸入される。この一連の動作を行い冷媒回路2の冷凍サイクルが構成されている。
次に、冷凍装置1の熱源側ユニット15から情報を収集して、その情報を基に凝縮器4が目詰まりしているかを判定し、異常を報知する制御について説明する。具体的には、熱源側ユニット15の制御装置11が、外気温度と冷媒回路2の高圧飽和温度データを収集し、「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」がある所定の値に設定された閾値Aより大きくなった場合(高圧飽和温度と外気温度との差が閾値Aより大きい時)に凝縮器4が目詰まりしていると判定し、異常を報知する制御をする。高圧飽和温度は、圧力センサ9aにて測定された圧力値から求められる。また外気温度測定値は、温度センサ8にて測定されたものである。それぞれのセンサで測定された値は、制御装置11へ送られ、凝縮器4の目詰まりの判定に用いられる。閾値Aは、冷凍装置1の複数の機器のそれぞれに関連して設定された設定値であり、以下に説明するように、それぞれの運転条件ごとに求められる。それらの設定値をそれぞれ閾値A1〜A3として表す。閾値A1〜A3のうち目詰まり判定に使用されるものをまとめて表す場合に、閾値Aと呼ぶことにする。
図2は、図1の熱源側ユニット15の凝縮器4の目詰まりを判定し、異常を報知する制御フローである。
まず、熱源側ユニット15に搭載された制御装置11は、圧縮機3が定常運転を開始してから所定時間経過しているかを判定する(ステップS1)。所定時間が経過していない場合(Noの場合)は、再度制御開始からフローを始める。所定時間が経過している場合(Yesの場合)は、圧縮機3の運転周波数を検知し、運転周波数に応じ決まる目詰まり判定のための閾値A1を求める(ステップS2)。なお、ステップS2は、圧縮機3がインバータ駆動されている場合に実施される。その後、制御装置11は、ファン7のファン出力を検知し、ファン出力に応じ決まる目詰まり判定のための閾値A2を求める(ステップS3)。さらに、制御装置11は、圧力センサ9bから冷媒回路2の低圧側の圧力を検知し、そこから蒸発器(負荷側熱交換器6)での蒸発温度を求め、その蒸発温度に応じ決まる目詰まり判定のための閾値A3(℃)を求める(ステップS4)。
ステップS2〜S4で求められた目詰まり判定のための閾値A1〜A3について、「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」の値が求められた閾値A1〜A3を超えたかどうかを判定する(ステップS5)。高圧飽和温度と外気温度の差の値が、閾値A1〜A3のうちどれか一つでも超えていない場合(Noの場合)、制御フローは再度最初から開始される。全ての閾値Aを超えて所定時間経過した場合(Yesの場合)、凝縮器4の目詰まりと判定し、制御装置11は凝縮器4が目詰まりしたことを報知するよう指示を出す。目詰まり報知は、例えば、熱源側ユニット15に搭載された表示部12にあるLEDランプを点灯させる、あるいは表示部12に異常コードを表示させる等がある。
なお、ステップS5において、ステップS2〜S4で求められた閾値A1〜A3全てについて「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」の値が所定時間超えている場合に目詰まりが判定するとして説明したが、その判定条件は、製品の仕様に応じ適宜変更できる。例えば、冷凍装置1の運転状態により、ステップS2〜S4で求められた閾値のうち優先順位を決めて判定に用いることや、閾値A1〜A3のそれぞれについて超えたと判定するまでの経過時間を変える等をしてもよい。
また、ステップS2〜S4の全てを用いてステップS5の判定を行っても良いし、ステップS2〜S4のうちどれか1つ又は2つの制御ステップで求められた閾値Aを用いてステップS5での判定を行っても良い。例えば、圧縮機3の運転周波数だけを検知して、その閾値Aを求め、ステップS3及びステップS4については省略しても良い。例えば、圧縮機3がインバータ駆動でない仕様の場合は、ステップS2は省略して判定することができる。ステップS2〜S4のうちどれかを省略すれば、3つの機器の情報を全て確認する必要がなく、ステップS5の判定を簡略化することもできる。ステップS2〜S4全てを用いて判定をする場合は、搭載された3つの機器の情報を確認できることから、判定の精度が高まる。
また、ステップS2〜S4において、運転条件の検知だけを行い、それら複数の運転条件の組み合わせに応じて設定された閾値Aを用いて、ステップS5の目詰まり判定をおこなっても良い。
ステップS5で「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」が閾値Aを超え、目詰まり判定する場合の経過時間は、熱源側ユニット15の仕様、使用される環境(接続される負荷側ユニット30の仕様など)、運転条件などに応じて設定を適宜変更することができる。例えば、圧縮機3の運転開始から3分経過後、ファン7の出力100%、蒸発温度が−5℃以下である運転条件において、「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」が閾値A=19.1Kを超えて10分経過した場合に、凝縮器4が目詰まりしたと判定する、といった設定が可能である。なお、閾値A及び目詰まり判定するための各パラメータの具体的な値は、実機での試験により決定すればよい。
以上より、冷凍装置1の熱源側ユニット15から収集された情報から凝縮器4の目詰まり状態を判定、報知できるように構成したので、負荷側ユニット30の種類に関係なく、凝縮器4の目詰まりを判定し、それを報知することができる。目詰まりの報知に基づき、例えば人の手などにより凝縮器4の目詰まりを除去することにより、冷凍装置1本来の性能を長期間維持することが可能となる。
なお、上記の高圧飽和温度値は、圧力センサ9aにて測定された圧縮機3の高圧側(吐出側)の圧力値から求められると説明したが、その代わりに凝縮器4の出口温度又は凝縮器4の気液二相部の温度を用いても良い。凝縮器4の出口温度又は凝縮器4の気液二相部の温度を用いる場合は、温度測定値をそのまま高圧飽和温度値として用いることができる。冷凍装置1の熱源側ユニット15の仕様に応じて温度センサや圧力センサを適宜設け、その設置されたセンサに応じ高圧飽和温度値を求めるようにすればよい。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で説明した判定フローに用いる目詰まり判定の閾値Aについて説明する。実施の形態1において、例えば圧縮機3の運転周波数、ファン7の出力及び蒸発温度がある所定の値の時の目詰まり判定の閾値Aを設定しておき、それにより目詰まり判定をすることもできるが、この場合、目詰まり判定ができるのがある所定の運転条件に限られてしまう。よって、以下に説明する各閾値Aの設定をする。
圧縮機3がインバータ駆動である場合、圧縮機3の運転周波数によって「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」を判定するための規定値の変更を実施する運転について説明する。
図3は、圧縮機3の運転周波数の変化に伴う凝縮器4の目詰まりを判定する閾値A1の変化を表したものである。例えば、図3に示すように、圧縮機3の運転周波数が増加するに従い、「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」を判定するための閾値A1を増加させることにより、圧縮機3の運転周波数が高くなることによって増加する冷媒回路2の高圧側の圧力に応じた凝縮器4の目詰まり判定を実施することができる。
次に、凝縮器4に備えられたファン7の出力によって「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」の閾値Aの変更を実施する運転について説明する。
図4は、ファン7の出力の変化に伴う凝縮器4の目詰まりを判定する閾値A2の変化を表したものである。例えば、図4に示すように、ファン7の出力が上がるごとに凝縮器目詰まりを判定する閾値A2を減少させる。閾値A2を減少させることにより、ファン7の出力増加に応じた凝縮器4の目詰まり判定をすることができる。
蒸発温度によって「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」の閾値Aの変更を実施する運転について説明する。
図5は、蒸発温度の変化に伴う凝縮器4の目詰まりを判定する閾値A3の変化を表したものである。例えば、図5に示すように、負荷側熱交換器6での蒸発温度の「(高圧飽和温度値)−(外気温度測定値)」上昇に伴って、凝縮器4の目詰まりを判定する閾値A3を増加させる。これにより、負荷側熱交換器6の蒸発温度の上昇変化による高圧側圧力の増加に応じ凝縮器4の目詰まり判定を実施することができる。
なお、上記の閾値Aは、実機での試験を実施し、その結果より、圧縮機3の運転周波数(熱源側ユニット15がインバータ駆動圧縮機を搭載している場合)、ファン7のファン出力、負荷側熱交換器6での蒸発温度のそれぞれについて推定し、閾値Aとなる曲線を決定すればよい。
上記のような閾値Aの設定をすることにより、実施の形態1と同様に冷凍装置1の熱源側ユニット15のみから収集した情報で凝縮器4の目詰まりを判定することができる。また、実施の形態1における制御の説明では、ある所定の運転条件における閾値Aをもとに目詰まり判定を行っていたが、上記の閾値Aの設定により、さらに幅広い冷凍装置1の運転条件(圧縮機3の運転周波数、ファン7の出力、蒸発温度の状態)にて目詰まり判定をできるという効果が得られる。
なお、実施の形態1と同様に、図2に示したフローで目詰まりの判定を行うが、ステップS2〜S4の全てを用いてステップS5の判定を行っても良いし、ステップS2〜S4うちどれか1つ又は2つのステップを省略してステップS5での判定を行っても良い。また、ステップS2〜S4のうち何れか1つ又は2つについてのみ、運転条件に応じ変更される閾値を用い、他はある所定の運転条件における閾値を用いてもよい。
1 冷凍装置、2 冷媒回路、3 圧縮機、4 凝縮器、5 減圧装置、6 負荷側熱交換器、7 ファン、8 温度センサ、9a 圧力センサ、9b 圧力センサ、10 圧縮機インバータ基板、11 制御装置、12 表示部、15 熱源側ユニット、20 現地液側冷媒配管、21 現地ガス側冷媒配管、30 負荷側ユニット、A 閾値、A1 閾値、A2 閾値、A3 閾値。
本発明に係る冷凍装置は、少なくとも圧縮機凝縮器、及び冷媒と熱交換をするための外気を前記凝縮器に送るためのファンを備えた熱源側ユニットと、少なくとも減圧装置及び負荷側熱交換器を備える負荷側ユニットと、を接続して冷凍サイクルを構成する冷凍装置であって、前記熱源側ユニットは、前記ファンの出力、及び前記熱源側ユニットで測定される前記負荷側熱交換器の蒸発温度の運転条件を検知し、目詰まり判定閾値を設定し、該熱源側ユニットで測定される前記冷凍サイクルの高圧飽和温度値と外気温度測定値との差が前記凝縮器の目詰まり判定閾値より大きい場合に、前記凝縮器が目詰まりであると判定し、前記凝縮器が目詰まり状態であることを報知し、前記目詰まり判定閾値は、前記ファンの出力と前記蒸発温度とに応じて変更される

Claims (10)

  1. 少なくとも圧縮機及び凝縮器を備えた熱源側ユニットと、
    少なくとも減圧装置及び負荷側熱交換器を備える負荷側ユニットと、を接続して冷凍サイクルを構成する冷凍装置であって、
    前記熱源側ユニットは、
    該熱源側ユニットで測定される前記冷凍サイクルの高圧飽和温度値と外気温度測定値との差が前記凝縮器の目詰まり判定閾値より大きい場合に、前記凝縮器が目詰まりであると判定し、前記凝縮器が目詰まり状態であることを報知する、冷凍装置。
  2. 前記熱源側ユニットは、
    冷媒と熱交換をするための外気を前記凝縮器に送るためのファンを、さらに備え、
    前記圧縮機の運転周波数、前記ファンの出力、及び前記熱源側ユニットで測定される前記負荷側熱交換器の蒸発温度のうち少なくとも何れか一つの運転条件を検知し、
    前記目詰まり判定閾値は、
    前記運転条件に応じて定められた設定値である、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記蒸発温度は、
    前記圧縮機の吸入側圧力から求められる、請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記設定値は、
    前記圧縮機の運転周波数に応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  5. 前記設定値は、
    前記ファンの出力に応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  6. 前記設定値は、
    前記蒸発温度に応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  7. 前記設定値は、
    前記圧縮機の運転周波数と前記ファンの出力とに応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  8. 前記設定値は、
    前記ファンの出力と前記蒸発温度とに応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  9. 前記設定値は、
    前記蒸発温度と前記圧縮機の運転周波数とに応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
  10. 前記設定値は、
    前記圧縮機の運転周波数と前記ファンの出力と前記蒸発温度とに応じて変更される、請求項2又は3に記載の冷凍装置。
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