JPWO2016132440A1 - バッテリ充電装置、およびバッテリ充電装置の制御方法 - Google Patents

バッテリ充電装置、およびバッテリ充電装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

バッテリ充電装置の制御回路は、入力電圧が規定値以上になった時において、充電許可信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオンし、一方、充電停止信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオフし、入力電圧が規定値未満になった時において、第1のスイッチ素子をオフし、バッテリ電圧検出回路は、バッテリの正極が第1のバッテリ端子に接続され且つバッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、目標値を第1の目標値に設定し、一方、バッテリの正極が第1のバッテリ端子から外れ又はバッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、目標値を第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する。

Description

本発明は、バッテリ充電装置、およびバッテリ充電装置の制御方法に関する。
従来、例えば、特開2000−184613号公報、特開2009−118608号公報等には、二輪車などのエンジンにより駆動される単相交流発電機Gの交流電圧出力を用いて、バッテリBを充電するための電源を供給するバッテリ充電装置が開示されている(図3)。
この従来のバッテリ充電装置100Aは、例えば、第1ノード(アノード)が第1の発電機端子TD1に接続され、第2ノード(カソード)が第1のバッテリ端子TB1に接続された第1のスイッチ素子(サイリスタ)SW1と、第1の発電機端子TD1と第2の発電機端子TD2との間の入力電圧VINに応じて、第1のスイッチ素子SW1の動作を制御する制御回路CONとを備えるものがある(図3)。
このバッテリ充電装置100Aは、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間の出力電圧VOUTを検出し、出力電圧VOUTが正の目標値以上である場合には、充電を停止するための充電停止信号を制御回路CONに出力し、一方、出力電圧VOUTが目標値X未満である場合には、充電を許可するための充電許可信号を制御回路CONに出力するバッテリ電圧検出回路BVDと、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間に接続されたコンデンサCを含み、負荷ノードNLに接続された負荷回路(図示せず)に電力を供給する補助バッテリ回路ABCと、をさらに備える(図3)。
そして、例えば、上記制御回路CONは、入力電圧VINが規定値以上(正の電圧)になった時に、該充電許可信号に応じて第1のスイッチ素子SW1をオンする。一方、制御回路CONは、該充電停止信号に応じてスイッチ素子SW1をオフする。
また、制御回路CONは、入力電圧VINが規定値未満になった時に、第1のスイッチ素子SW1をオフする。
しかし、既述の従来のバッテリ充電装置100Aにおいて、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリBの接続状態に拘わらず、出力電圧VOUTが固定の目標値未満(コンデンサCの電圧VCが調整値X未満(図4))である場合には、充電許可信号を制御回路CONに出力する。
したがって、バッテリBの正極が第1のバッテリ端子TB1から外れ又はバッテリBの負極が第2のバッテリ端子TB2から外れたバッテリオープン状態においても、制御回路CONは、入力電圧VINが規定値以上(正の電圧)になると、充電許可信号に応じて第1のスイッチ素子SW1をオンする(図4)。
これにより、上記バッテリオープン状態において、単相交流発電機Gの出力エネルギーが補助バッテリ回路ABCのコンデンサCにのみ供給されることとなる。
そのため、単相交流発電機Gの交流の1波で上昇するコンデンサCの電圧VCの上昇分が大きくなり、コンデンサCのピーク電圧が高くなる問題がある。
これにより、例えば、補助バッテリ回路ABCに接続された負荷回路に基準値以上の電圧が供給され得る。
そこで、本発明は、バッテリオープン状態において、補助バッテリ回路のコンデンサのピーク電圧の上昇を抑制することが可能なバッテリ充電装置、およびバッテリ充電装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従ったバッテリ充電装置は、
単相交流発電機によるバッテリの充電を制御するバッテリ充電装置であって、
前記単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、
前記コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、
前記バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、
前記第2の発電機端子に接続され且つ前記バッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、
第1ノードが前記第1の発電機端子に接続され、第2ノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、
前記第1の発電機端子と前記第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、前記第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、
前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、前記出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を前記制御回路に出力し、一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、充電許可信号を前記制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、
前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記入力電圧が規定値以上になった時において、
前記充電許可信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオンし、一方、前記充電停止信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオフし、
前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、
前記第1のスイッチ素子をオフし、
前記バッテリ電圧検出回路は、
前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子に接続され且つ前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、前記目標値を第1の目標値に設定し、
一方、前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子から外れ又は前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、前記目標値を前記第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記第1のスイッチ素子は、
前記第1ノードがアノードであり且つ前記第2ノードがカソードである第1のサイリスタである
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記制御回路は、
アノードが前記第1の発電機端子に接続された第1のダイオードと、
エミッタが前記第1のダイオードのカソードに接続された第1のPNP型バイポーラトランジスタと、
アノードが前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタに接続され、カソードが前記第1のサイリスタのゲートに接続された第2のダイオードと、
コレクタが前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第2の発電機端子に接続され、ベースが前記充電停止信号又は前記充電許可信号が入力される信号ノードに接続された第1のNPN型バイポーラトランジスタと、
前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの間に接続された第1の抵抗素子と、を備え、
前記制御回路は、
前記入力電圧が前記規定値以上になった時において、
前記充電許可信号に応じて前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオンすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタをオンし、一方、前記充電停止信号に応じて前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオフすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタをオフし、
前記制御回路は、
前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、
前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオフすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタがオフする
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記制御回路は、
前記第1のダイオードのカソードと前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースとの間に接続された第2の抵抗素子をさらに備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記制御回路は、
前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのコレクタとの間に接続された第3の抵抗素子をさらに備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記制御回路は、
前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のダイオードのアノードとの間に接続された第4の抵抗素子をさらに備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記バッテリ電圧検出回路は、
アノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第3のダイオードと、
カソードが前記第3のダイオードのカソードに接続された第1のツェナーダイオードと、
コレクタが前記第1のツェナーダイオードのアノードに接続され、ベースが前記第3のダイオードのカソードに接続された第2のPNP型バイポーラトランジスタと、
アノードが前記負荷ノードに接続され、カソードが前記第2のPNP型バイポーラトランジスタのエミッタに接続された第4のダイオードと、
カソードが前記第1のツェナーダイオードのアノードに接続された第2のツェナーダイオードと、
前記第2のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第2のバッテリ端子との間に接続された第5の抵抗素子と、
コレクタが前記信号ノードに接続され、エミッタが前記第2のバッテリ端子に接続され、ベースが前記第2のツェナーダイオードのアノードに接続され、前記コレクタから前記充電停止信号又は前記充電許可信号を出力する第2のNPN型バイポーラトランジスタと、を備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記バッテリ電圧検出回路は、
前記出力電圧が前記目標値以上である場合には、前記第2のNPN型バイポーラトランジスタをオンすることで、前記充電停止信号を前記信号ノードに出力し、
一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、前記第2のNPN型バイポーラトランジスタをオフすることで、前記充電許可信号を前記信号ノードに出力する
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記バッテリ電圧検出回路は、
前記第2のツェナーダイオードのアノードと前記第2のNPN型バイポーラトランジスタのベースとの間に接続された第6の抵抗素子をさらに備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記バッテリ電圧検出回路は、
第2のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第2のバッテリ端子との間で、前記第5の抵抗素子と直列に接続された第2のスイッチ素子をさらに備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記補助バッテリ回路は、
アノードが前記第1のバッテリ端子に接続され、カソードが前記負荷ノードに接続された第5のダイオードと、
一端が前記負荷ノードに接続され、他端が前記第2のバッテリ端子に接続された前記コンデンサと、を備える
ことを特徴とする。
前記バッテリ充電装置において、
前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に第1の負荷回路が接続され、前記負荷ノードと前記第2のバッテリ端子との間に第2の負荷回路が接続される
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従ったバッテリ充電装置の制御方法は、
単相交流発電機によるバッテリの充電を制御するバッテリ充電装置であって、前記単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、前記コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、前記バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、前記第2の発電機端子に接続され且つ前記バッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、第1ノードが前記第1の発電機端子に接続され、第2ノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、前記第1の発電機端子と前記第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、前記第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、前記出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を前記制御回路に出力し、一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、充電許可信号を前記制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備えたバッテリ充電装置の制御方法であって、
前記入力電圧が規定値以上になった時において、前記制御回路が、前記充電許可信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオンし、一方、前記充電停止信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオフし、
前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、前記制御回路が、前記第1のスイッチ素子をオフするものであり、
前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子に接続され且つ前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、前記バッテリ電圧検出回路が、 前記目標値を第1の目標値に設定し、
一方、前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子から外れ又は前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、前記バッテリ電圧検出回路が、前記前記目標値を前記第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する
ことを特徴とする。
本発明の一様に係るバッテリ充電装置は、単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、第2の発電機端子に接続され且つバッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、第1ノードが第1の発電機端子に接続され、第2ノードが第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、第1の発電機端子と第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を制御回路に出力し、一方、出力電圧が目標値未満である場合には、充電許可信号を制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備える。
そして、制御回路は、入力電圧が規定値以上になった時に、充電許可信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオンし、一方、充電停止信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオフし、また、入力電圧が規定値未満になった時に、第1のスイッチ素子をオフする。
さらに、バッテリ電圧検出回路は、バッテリの正極が第1のバッテリ端子に接続され且つバッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、目標値を第1の目標値に設定し、一方、バッテリの正極が第1のバッテリ端子から外れ又はバッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、目標値を第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する。
すなわち、本実施形態に係るバッテリ充電装置によれば、バッテリオープン状態において、単相交流発電機の交流の1波で上昇する該コンデンサの電圧の上昇分が大きくなるときに、出力電圧の目標値を低くする。
これにより、バッテリオープン状態において、補助バッテリ回路のコンデンサのピーク電圧の上昇を抑制することができる。
図1は、第1の実施形態にかかるバッテリ充電装置100の回路構成の一例を示す回路図である。 図2は、図1に示すバッテリ充電装置100の動作波形の一例を示す波形図である。 図3は、従来のバッテリ充電装置100Aの回路構成の一例を示す回路図である。 図4は、図3に示すバッテリ充電装置100Aの動作波形の一例を示す波形図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
第1の実施形態に係るバッテリ充電装置100は、単相交流発電機GによるバッテリBの充電を制御するようになっている(図1)。
このバッテリ充電装置100は、単相交流発電機GのコイルLGの一端が接続される第1の発電機端子TD1と、コイルLGの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子TD2と、を備える(図1)。
また、バッテリ充電装置100は、バッテリBの正極が接続される第1のバッテリ端子TB1と、第2の発電機端子TD2に接続され且つバッテリBの負極が接続される第2のバッテリ端子TB2と、を備える(図1)。
なお、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間に、第1の負荷回路(図示せず)が接続される。
さらに、バッテリ充電装置100は、第1ノードが第1の発電機端子TD1に接続され、第2ノードが第1のバッテリ端子TB1に接続された第1のスイッチ素子SW1を備える。
この第1のスイッチ素子SW1は、例えば、図1に示すように、該第1ノードがアノードであり且つ該第2ノードがカソードである第1のサイリスタ(以降、第1のサイリスタSW1とも表記する)である。
さらに、バッテリ充電装置100は、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間の出力電圧VOUTを検出するバッテリ電圧検出回路BVDを備える(図1)。
このバッテリ電圧検出回路BVDは、例えば、アノードが第1のバッテリ端子TB1に接続された第3のダイオードD3と、カソードが第3のダイオードD3のカソードに接続された第1のツェナーダイオードZ1と、を備える(図1)。
さらに、バッテリ電圧検出回路BVDは、コレクタが第1のツェナーダイオードZ1のアノードに接続され、ベースが第3のダイオードD3のカソードに接続された第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2と、アノードが負荷ノードNLに接続され、カソードが第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2のエミッタに接続された第4のダイオードD4と、を備える(図1)。
さらに、バッテリ電圧検出回路BVDは、カソードが第1のツェナーダイオードZ1のアノードに接続された第2のツェナーダイオードZ2と、第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2のベースと第2のバッテリ端子TB2との間に接続された第5の抵抗素子R5と、を備える(図1)。
さらに、バッテリ電圧検出回路BVDは、コレクタが信号ノードNSに接続され、エミッタが第2のバッテリ端子TB2に接続され、ベースが第2のツェナーダイオードZ2のアノードに接続され、コレクタから充電停止信号又は充電許可信号を出力する第2のNPN型バイポーラトランジスタYb2と、第2のツェナーダイオードZ2のアノードと第2のNPN型バイポーラトランジスタYb2のベースとの間に接続された第6の抵抗素子R6と、を備える。
さらに、バッテリ電圧検出回路BVDは、第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2のベースと第2のバッテリ端子TB2との間で、第5の抵抗素子R5と直列に接続された第2のスイッチ素子SW2を備える(図1)。なお、この第2のスイッチ素子SW2は、省略されていてもよい。
この第2のスイッチ素子SW2は、単相交流発電機Gが発電していない場合(入力電圧VINを出力していない場合)、オフに制御され、一方、単相交流発電機Gが発電している場合(入力電圧VINを出力している場合)、オンに制御される。これにより、単相交流発電機Gが発電していない場合において、第5の抵抗R5の消費電流を遮断することができる。なお、以下では、単相交流発電機Gが発電している場合を前提として説明する場合は、第2のスイッチ素子SW2は、オンしている。
ここで、バッテリ電圧検出回路BVDは、例えば、出力電圧VOUTが正の目標値以上である場合には、バッテリBの充電を停止するための充電停止信号を制御回路CONに出力する。
例えば、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが該目標値以上である場合には、第2のNPN型バイポーラトランジスタYb2をオンすることで、充電停止信号を信号ノードNSに出力する。
これにより、信号ノードNS(第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1のベース)の電位が、第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1のエミッタの電位と等しくなり、第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1がオフすることとなる。
一方、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが該目標値未満である場合には、バッテリBの充電を許可するための充電許可信号を制御回路CONに出力する。
例えば、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが該目標値未満である場合には、第2のNPN型バイポーラトランジスタYb2をオフすることで、充電許可信号を信号ノードNSに出力する。
これにより、第1の抵抗R1に流れる電流に応じて、第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1がオンできる状態になる。
ここで、特に、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリBの電極の接続状態に応じて、該目標値を制御するようになっている。
例えば、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリBの正極が第1のバッテリ端子TB1に接続され且つバッテリBの負極が第2のバッテリ端子TB2に接続されたバッテリ接続状態において、該目標値を第1の目標値に設定する。なお、出力電圧VOUTが該第1の目標値のとき、コンデンサCの電圧VCは第1の調整値X1になる(図2)。
上記バッテリ接続状態においては、第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2のベースの電位の方がエミッタの電位よりも高くなるため、この第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2がオフする。
これにより、該目標値は、第1、第2のツェナーダイオードZ1、Z2のツェナー電圧で該第1の目標値に調整される。
一方、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリBの正極が第1のバッテリ端子TB1から外れ又はバッテリBの負極が第2のバッテリ端子TB2から外れたバッテリオープン状態において、該目標値を第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する。なお、出力電圧VOUTが該第2の目標値のとき、コンデンサCの電圧VCは第2の調整値X2になる(図2)。
上記バッテリオープン状態においては、第1のスイッチ素子SW1がオフ又は入力電圧VINが負のとき、第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2のベースの電位の方がエミッタの電位よりも低くなるため、この第2のPNP型バイポーラトランジスタYa2がオンする。
これにより、該目標値は、第2のツェナーダイオードZ2のツェナー電圧で該第2の目標値に調整される。すなわち、この第2の目標値は、該第1の目標値よりも、第1のツェナーダイオードZ1の電圧だけ、低くなる。
また、バッテリ充電装置100は、第1の発電機端子TD1と第2の発電機端子TD2との間の入力電圧VINに応じて、第1のスイッチ素子SW1の動作を制御する制御回路CONを備える。
この制御回路CONは、例えば、アノードが第1の発電機端子TD1に接続された第1のダイオードD1と、エミッタが第1のダイオードD1のカソードに接続された第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1と、アノードが第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1のコレクタに接続され、カソードが第1のサイリスタSW1のゲートに接続された第2のダイオードD2と、を備える(図1)。
さらに、制御回路CONは、コレクタが第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1のベースに接続され、エミッタが第2の発電機端子TD2に接続され、ベースが充電停止信号又は充電許可信号が入力される信号ノードNSに接続された第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1を備える(図1)。
さらに、制御回路CONは、第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1のベースとエミッタとの間に接続された第1の抵抗素子R1と、第1のダイオードD1のカソードと第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1のベースとの間に接続された第2の抵抗素子R2と、を備える(図1)。
さらに、制御回路CONは、第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1のベースと第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1のコレクタとの間に接続された第3の抵抗素子R3と、第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1のコレクタと第2のダイオードD2のアノードとの間に接続された第4の抵抗素子R4と、を備える(図1)。
この制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値以上になった時において、充電を許可する充電許可信号が信号ノードNsを介して入力されていれば第1のスイッチ素子(第1のサイリスタ)SW1をオンする。
例えば、制御回路CONは、入力電圧VINが規定値以上(ここでは、例えば、正の電圧)になった時において、充電許可信号に応じて第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1がオンすることで、第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1をオンする。
これにより、第1のサイリスタSW1のゲートに所定の電流が供給されて、第1のサイリスタSW1がオンする。
したがって、単相交流発電機Gで生成された正の電圧がバッテリBに供給され、バッテリBが充電されることとなる。
また、制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値以上になった時において、充電を停止する充電停止信号が信号ノードNSを介して入力されていれば第1のスイッチ素子(第1のサイリスタ)SW1をオフする。
例えば、制御回路CONでは、入力電圧VINが該規定値以上になった時において、充電停止信号に応じて第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1がオフすることで、第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1をオフする。
これにより、第1のサイリスタSW1のゲートに所定の電流が供給されず、第1のサイリスタSW1がオンしない。
したがって、単相交流発電機Gで生成された正の電圧はバッテリBに供給されず、バッテリBが充電されない。
また、制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値未満(ここでは、例えば、負の電圧)になった時において、第1のスイッチ素子SW1をオフする。
例えば、制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値未満になった時において、第1のNPN型バイポーラトランジスタYb1がオフすることで、第1のPNP型バイポーラトランジスタYa1をオフする。
これにより、第1のサイリスタSW1のゲートに所定の電流が供給されず、入力電圧VINがゼロになったときに第1のサイリスタSW1がオフする。
したがって、単相交流発電機Gで生成した電圧が負のときは、バッテリBが充電されない。
さらに、バッテリ充電装置100は、第1のバッテリ端子TB1と第2のバッテリ端子TB2との間に接続されたコンデンサCを含む補助バッテリ回路ABCを備える(図1)。
この補助バッテリ回路ABCは、例えば、図1に示すように、アノードが第1のバッテリ端子TB1に接続され、カソードが負荷ノードNLに接続された第5のダイオードD5と、一端が負荷ノードNLに接続され、他端が第2のバッテリ端子TB2に接続されたコンデンサCと、を備える。なお、負荷ノードNLと第2のバッテリ端子TB2との間に、コンデンサCの電圧が供給される第2の負荷回路(図示せず)が接続される。
この補助バッテリ回路ABCは、負荷ノードNLに接続された該第2の負荷回路に電力を供給する。
次に、以上のような構成を有するバッテリ充電装置100の制御方法の一例について、図2を用いて説明する。
先ず、バッテリ充電装置100は、バッテリBの正極が第1のバッテリ端子TB1に接続され且つバッテリBの負極が第2のバッテリ端子TB2に接続されたバッテリ接続状態にあるものとする。バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリ接続状態であるので、該目標値は第1の目標値に設定している。したがって、既述のように、出力電圧VOUTが該第1の目標値のとき、コンデンサCの電圧VCは第1の調整値X1になる(図2)。
例えば、図2の時刻t1において、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが該第1の目標値未満(コンデンサCの電圧VCが第1の調整値X1未満)になると、充電許可信号を制御回路CONに出力する。さらに、図2の時刻t1において、入力電圧VINが該規定値以上(正の電圧)であるので、制御回路CONは、充電許可信号に応じて第1のスイッチ素子(第1のサイリスタ)SW1をオンする。
これにより、バッテリBに正の電圧が供給され、バッテリBが充電される(この時、コンデンサCも充電される)。
その後、入力電圧VINが該規定値未満(ここでは、例えば、負の電圧)になった時(時刻t2)において、制御回路CONは、第1のスイッチ素子SW1をオフする。
その後、時刻txにおいて、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリBの正極が第1のバッテリ端子TB1から外れ又はバッテリBの負極が第2のバッテリ端子TB2から外れたバッテリオープン状態になるものとする。
このとき、バッテリ電圧検出回路BVDは、バッテリオープン状態であるので、該目標値を第2の目標値に設定する。したがって、既述のように、出力電圧VOUTが該第2の目標値のとき、コンデンサCの電圧VCは第1の調整値X1よりも低い第2の調整値X2になる(図2)。
その後、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが第2の目標値未満になると、充電許可信号を制御回路CONに出力する。そして、制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値以上になった時(時刻t3)において、充電許可信号に応じて第1のスイッチ素子SW1をオンする。
これにより、コンデンサCに正の電圧が供給され、コンデンサCのみが充電され、単相交流発電機Gの交流の1波で上昇するコンデンサCの電圧VCの上昇分が大きくなる。これにより、コンデンサCの電圧VCもより高くなる。
その後、入力電圧VINが該規定値未満(ここでは、例えば、負の電圧)になった時(時刻t4)において、制御回路CONは、第1のスイッチ素子SW1をオフする。
その後、バッテリ電圧検出回路BVDは、出力電圧VOUTが第2の目標値未満(コンデンサCの電圧VCが第2の調整値X2未満)になると、充電許可信号を制御回路CONに出力する。そして、制御回路CONは、入力電圧VINが該規定値以上になった時(時刻t5)において、充電許可信号に応じて第1のスイッチ素子SW1をオンする。
このとき、さらにコンデンサCのみが充電され、単相交流発電機Gの交流の1波で上昇するコンデンサCの電圧VCの上昇分が大きくなる。しかし、バッテリオープン状態において、調整値が第1の調整値X1よりも低い第2の調整値X2が設定されているため、調整値(目標値)が固定の場合と比較して、コンデンサCのピーク電圧を低く抑えることができる。
このように、本実施形態に係るバッテリ充電装置100によれば、バッテリオープン状態において、単相交流発電機Gの交流の1波で上昇する該コンデンサCの電圧VCの上昇分が大きくなるときに、出力電圧VOUTの目標値(コンデンサCの電圧VCの調整値)を低くする。
これにより、バッテリオープン状態において、補助バッテリ回路ABCのコンデンサCのピーク電圧の上昇を抑制することができる。特に、コンデンサCおよびこのコンデンサCから電圧が供給される第2の負荷回路の温度の上昇を抑制することができる。
以上のように、本発明の一態様に係るバッテリ充電装置は、単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、第2の発電機端子に接続され且つバッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、第1ノードが第1の発電機端子に接続され、第2ノードが第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、第1の発電機端子と第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を制御回路に出力し、一方、出力電圧が目標値未満である場合には、充電許可信号を制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、第1のバッテリ端子と第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備える。
そして、制御回路は、入力電圧が規定値以上になった時に、充電許可信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオンし、一方、充電停止信号が入力されていれば第1のスイッチ素子をオフし、また、入力電圧が規定値未満になった時に、第1のスイッチ素子をオフする。
さらに、バッテリ電圧検出回路は、バッテリの正極が第1のバッテリ端子に接続され且つバッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、目標値を第1の目標値に設定し、一方、バッテリの正極が第1のバッテリ端子から外れ又はバッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、目標値を第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する。
すなわち、本実施形態に係るバッテリ充電装置によれば、バッテリオープン状態において、単相交流発電機の交流の1波で上昇する該コンデンサの電圧の上昇分が大きくなるときに、出力電圧の目標値を低くする。
これにより、バッテリオープン状態において、補助バッテリ回路のコンデンサのピーク電圧の上昇を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

Claims (13)

  1. 単相交流発電機によるバッテリの充電を制御するバッテリ充電装置であって、
    前記単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、
    前記コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、
    前記バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、
    前記第2の発電機端子に接続され且つ前記バッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、
    第1ノードが前記第1の発電機端子に接続され、第2ノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、
    前記第1の発電機端子と前記第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、前記第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、
    前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、前記出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を前記制御回路に出力し、一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、充電許可信号を前記制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、
    前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記入力電圧が規定値以上になった時において、
    前記充電許可信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオンし、一方、前記充電停止信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオフし、
    前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、
    前記第1のスイッチ素子をオフし、
    前記バッテリ電圧検出回路は、
    前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子に接続され且つ前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、前記目標値を第1の目標値に設定し、
    一方、前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子から外れ又は前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、前記目標値を前記第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する
    ことを特徴とするバッテリ充電装置。
  2. 前記第1のスイッチ素子は、
    前記第1ノードがアノードであり且つ前記第2ノードがカソードである第1のサイリスタである
    ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電装置。
  3. 前記制御回路は、
    アノードが前記第1の発電機端子に接続された第1のダイオードと、
    エミッタが前記第1のダイオードのカソードに接続された第1のPNP型バイポーラトランジスタと、
    アノードが前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタに接続され、カソードが前記第1のサイリスタのゲートに接続された第2のダイオードと、
    コレクタが前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第2の発電機端子に接続され、ベースが前記充電停止信号又は前記充電許可信号が入力される信号ノードに接続された第1のNPN型バイポーラトランジスタと、
    前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースとエミッタとの間に接続された第1の抵抗素子と、を備え、
    前記制御回路は、
    前記入力電圧が前記規定値以上になった時において、
    前記充電許可信号に応じて前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオンすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタをオンし、一方、前記充電停止信号に応じて前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオフすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタをオフし、
    前記制御回路は、
    前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、
    前記第1のNPN型バイポーラトランジスタがオフすることで、前記第1のPNP型バイポーラトランジスタがオフする
    ことを特徴とする請求項2に記載のバッテリ充電装置。
  4. 前記制御回路は、
    前記第1のダイオードのカソードと前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースとの間に接続された第2の抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ充電装置。
  5. 前記制御回路は、
    前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第1のNPN型バイポーラトランジスタのコレクタとの間に接続された第3の抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ充電装置。
  6. 前記制御回路は、
    前記第1のPNP型バイポーラトランジスタのコレクタと前記第2のダイオードのアノードとの間に接続された第4の抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ充電装置。
  7. 前記バッテリ電圧検出回路は、
    アノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第3のダイオードと、
    カソードが前記第3のダイオードのカソードに接続された第1のツェナーダイオードと、
    コレクタが前記第1のツェナーダイオードのアノードに接続され、ベースが前記第3のダイオードのカソードに接続された第2のPNP型バイポーラトランジスタと、
    アノードが前記負荷ノードに接続され、カソードが前記第2のPNP型バイポーラトランジスタのエミッタに接続された第4のダイオードと、
    カソードが前記第1のツェナーダイオードのアノードに接続された第2のツェナーダイオードと、
    前記第2のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第2のバッテリ端子との間に接続された第5の抵抗素子と、
    コレクタが前記信号ノードに接続され、エミッタが前記第2のバッテリ端子に接続され、ベースが前記第2のツェナーダイオードのアノードに接続され、前記コレクタから前記充電停止信号又は前記充電許可信号を出力する第2のNPN型バイポーラトランジスタと、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のバッテリ充電装置。
  8. 前記バッテリ電圧検出回路は、
    前記出力電圧が前記目標値以上である場合には、前記第2のNPN型バイポーラトランジスタをオンすることで、前記充電停止信号を前記信号ノードに出力し、
    一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、前記第2のNPN型バイポーラトランジスタをオフすることで、前記充電許可信号を前記信号ノードに出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電装置。
  9. 前記バッテリ電圧検出回路は、
    前記第2のツェナーダイオードのアノードと前記第2のNPN型バイポーラトランジスタのベースとの間に接続された第6の抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電装置。
  10. 前記バッテリ電圧検出回路は、
    第2のPNP型バイポーラトランジスタのベースと前記第2のバッテリ端子との間で、前記第5の抵抗素子と直列に接続された第2のスイッチ素子をさらに備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電装置。
  11. 前記補助バッテリ回路は、
    アノードが前記第1のバッテリ端子に接続され、カソードが前記負荷ノードに接続された第5のダイオードと、
    一端が前記負荷ノードに接続され、他端が前記第2のバッテリ端子に接続された前記コンデンサと、を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電装置。
  12. 前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に第1の負荷回路が接続され、前記負荷ノードと前記第2のバッテリ端子との間に第2の負荷回路が接続される
    ことを特徴とする請求項11に記載のバッテリ充電装置。
  13. 単相交流発電機によるバッテリの充電を制御するバッテリ充電装置であって、前記単相交流発電機のコイルの一端が接続される第1の発電機端子と、前記コイルの他端が接続され且つ接地される第2の発電機端子と、前記バッテリの正極が接続される第1のバッテリ端子と、前記第2の発電機端子に接続され且つ前記バッテリの負極が接続される第2のバッテリ端子と、第1ノードが前記第1の発電機端子に接続され、第2ノードが前記第1のバッテリ端子に接続された第1のスイッチ素子と、前記第1の発電機端子と前記第2の発電機端子との間の入力電圧に応じて、前記第1のスイッチ素子の動作を制御する制御回路と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間の出力電圧を検出し、前記出力電圧が正の目標値以上である場合には、充電停止信号を前記制御回路に出力し、一方、前記出力電圧が前記目標値未満である場合には、充電許可信号を前記制御回路に出力するバッテリ電圧検出回路と、前記第1のバッテリ端子と前記第2のバッテリ端子との間に接続されたコンデンサを含み、負荷ノードに接続された負荷回路に電力を供給する補助バッテリ回路と、を備えたバッテリ充電装置の制御方法であって、
    前記入力電圧が規定値以上になった時において、前記制御回路が、前記充電許可信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオンし、一方、前記充電停止信号が入力されていれば前記第1のスイッチ素子をオフし、
    前記入力電圧が前記規定値未満になった時において、前記制御回路が、前記第1のスイッチ素子をオフするものであり、
    前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子に接続され且つ前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子に接続されたバッテリ接続状態において、前記バッテリ電圧検出回路が、前記目標値を第1の目標値に設定し、
    一方、前記バッテリの正極が前記第1のバッテリ端子から外れ又は前記バッテリの負極が第2のバッテリ端子から外れたバッテリオープン状態において、前記バッテリ電圧検出回路が、前記前記目標値を前記第1の目標値よりも低い第2の目標値に設定する
    ことを特徴とするバッテリ充電装置の制御方法。
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