JPWO2016103458A1 - 制御装置及びリモートコントローラ - Google Patents

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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]

Abstract

本発明は、ユーザが設定した文字列等の表示を他の画像の描画処理の遅延を招くことなく行うことのできる制御装置等を提供することを目的とす中央演算装置(41)は、表示画面の更新の必要がある場合に、描画演算装置(42)に更新対象の表示画面の一括描画を示す第1のコマンドを送信する。また、中央演算装置は、描画演算装置から中断信号を受けると、描画演算装置に予めユーザにより設定されたユーザ設定画像の一部分の描画を示す第2のコマンドを順次送信する。描画演算装置は、第1のコマンドを受信すると、記憶装置(40)に記憶されている、更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブルに基づいて表示画面の一括描画を開始し、画面構成テーブルに一括描画の中断が必要であることを示す中断情報が含まれる場合、一括描画を中断すると共に、中央演算装置に中断信号を出力し、中央演算装置から第2のコマンドを受信すると、ユーザ設定画像における、受信した第2のコマンドに対応する部分を描画する。

Description

本発明は、制御装置及びこの制御装置を備えたリモートコントローラに関する。
近年、家電機器や設備機器などを操作するためのリモートコントローラにおいては、ユーザの利便性を向上させるため、フルドット液晶表示器を備え、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)を採用するものも珍しくない。
このようなリモートコントローラでは、画像を描画するための処理負荷が大きいため、描画処理によって、家電機器や設備機器などを制御するメイン処理が遅延してしまうという問題があった。
これに対し、例えば、特許文献1には、描画処理を実行する専用のハードウェアとして描画演算装置を別途設ける技術が開示されている。
特開2010−175638号公報
ところで、リモートコントローラにおいて、ユーザが任意に設定した名称等の文字列を表示することができれば、ユーザの利便性は向上する。
しかしながら、上記のように、中央演算装置とは別に画像演算装置を搭載する構成では、通常、低コストの小型ICで画像演算装置を実現することが要請される。このため、高度な処理を必要とするフォント描画機能やフォント検索機能を組み込むことができず、ユーザが設定した任意の文字列等の表示を、他の画像の描画処理の遅延を招くことなく行うことが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザが設定した任意の文字列等の表示を他の画像の描画処理の遅延を招くことなく行うことのできる制御装置及びリモートコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
記憶装置と、中央演算装置と、描画演算装置と、を備える制御装置であって、
前記記憶装置には、
表示画面の種類毎に、少なくとも1つの要素画像の各々に関する要素情報を含む画面構成テーブルと、
前記少なくとも1つの要素画像の各々に対応する画像データと、が記憶され、
前記中央演算装置は、
表示画面の更新に関する条件が定義された更新条件テーブルと、
前記更新条件テーブルに基づいて、表示画面の更新の要否を判別し、更新の必要がある場合には、前記描画演算装置に更新対象の表示画面の一括描画を示す第1のコマンドを送信する第1の描画指示部と、
前記描画演算装置から一括描画の中断を示す中断信号を受けると、前記描画演算装置に予めユーザにより設定されたユーザ設定画像の一部分の描画を示す第2のコマンドを順次送信する第2の描画指示部と、を備え、
前記描画演算装置は、
前記中央演算装置から前記第1のコマンドを受信すると、前記更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブルに基づいて前記表示画面の一括描画を開始し、前記画面構成テーブルに一括描画の中断が必要であることを示す中断情報が含まれる場合、前記一括描画を中断すると共に、前記中央演算装置に前記中断信号を出力し、
前記中央演算装置から前記第2のコマンドを受信すると、前記ユーザ設定画像における、前記受信した第2のコマンドに対応する部分を描画する描画実行部と、を備える。
本発明によれば、ユーザが設定した任意の文字列等の画像の表示を他の画像の描画処理の遅延を招くことなく実現できる。
本発明の実施形態に係るリモートコントローラの構成を示すブロック図である。 本実施形態のリモートコントローラが備える記憶装置に記憶されるデータについて説明するための図である。 画面構成テーブルの一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 画面構成テーブルの各要素情報と、表示画面を構成する各画面要素との対応関係を示す図である。 本実施形態の制御装置が備える中央演算装置の構成を示すブロック図である。 中央演算装置が備える制御部の機能構成を示す図である。 中央演算装置が備えるデータ記憶部に記憶されるデータについて説明するための図である。 問合せ解釈テーブルの一例を示す図である。 ユーザ設定画像テーブルの一例を示す図である。 中央演算装置が実行する描画指示処理の手順を示すフローチャートである。 中央演算装置が実行する個別描画指示処理の手順を示すフローチャートである。 描画演算装置の機能構成を示す図である。 描画演算装置が実行する描画処理の手順を示すフローチャートである。 描画演算装置が実行する一括描画処理の手順を示すフローチャートである。 描画演算装置が実行する一括描画メイン処理の手順を示すフローチャートである。 描画演算装置が実行する応答データ受信時処理の手順を示すフローチャートである。 描画演算装置が実行する一括描画再開処理の手順を示すフローチャートである。 他の実施形態における画面構成テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリモートコントローラ1の構成を示す図である。このリモートコントローラ1は、ユーザが、図示しない空調機等の制御対象機器を操作するための装置である。なお、制御対象機器は、この他にも、照明器やセキュリティシステムなどであってもよく、様々な家電機器や設備機器が、リモートコントローラ1の操作対象となり得る。
リモートコントローラ1は、図1に示すように、操作受付部2と、表示装置3と、制御装置4と、を備える。操作受付部2は、例えば、押しボタン、スイッチ、ダイヤル、タッチパネル、タッチパッド等を含んで構成され、ユーザからの入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に応じた信号(操作信号)を制御装置4に出力する。
表示装置3は、制御装置4によって描画された(生成された)画面を表示する電子装置である。表示装置3は、例えば、32階調グレースケール対応のフルドット形式の液晶デバイスなどから構成され、一定の大きさの画面領域に一定の画素数(例えば、横140画素×縦255画素)で画面(表示画面)を表示する。なお、表示装置3は、カラー対応であってもよい。
制御装置4は、記憶装置40と、中央演算装置41と、描画演算装置42と、を備える。記憶装置40は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、シリアルフラッシュROM(Read Only Memory)、パラレルフラッシュROM等から構成される。記憶装置40は、図2に示すように、複数の画像データ400 〜400と、複数のフォントテーブル401〜401と、複数の画面構成テーブル402〜402と、を記憶する。これらは、各々、予め定められたアドレス(先頭アドレス)から連続する記憶領域に記憶される。
各画像データ400は、表示装置3によって表示される画面(表示画面)を構成する各画像(要素画像)を示すデータである。要素画像は、文字、記号、図形などを表す画像である。例えば、空調機が冷房運転中である場合、“冷房”の各文字(“冷”と“房”)を表す画像、目標温度を表す“0”〜“9”の各数字や“℃”を表す画像、風量を表す画像などが要素画像に該当する。なお、1つの要素画像が、“冷房”のように複数の文字などから構成されていてもよい。また、要素画像は背景画像であってもよい。本実施形態では、L(Lは2以上の整数)種類分の要素画像に対応する分の画像データ400が、記憶装置40に記憶されている。
各フォントテーブル401は、ユーザにより設定された任意の文字列(ユーザ設定画像)を表示するためのフォントデータが文字コードに沿った順に登録されたデータテーブルであり、フォントの種類毎に用意されている。本実施形態では、M(Mは2以上の整数)種類のフォントに対応する分のフォントテーブル401が、記憶装置40に記憶されている。
各画面構成テーブル402は、一の表示画面を構成する少なくとも1つの要素画像の各々に関する要素情報が登録されたデータテーブルであり、表示画面の種類毎に用意されている。本実施形態では、N(Nは2以上の整数)種類の表示画面に対応する分の画面構成テーブル402が、記憶装置40に記憶されている。
詳細は後述するが、描画演算装置42は、中央演算装置41から表示画面の一括描画指示を受けると、更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブル402から、要素情報を順次読み出す。そして、描画演算装置42は、読み出した要素情報に対応する要素画像の描画を行う。要素情報には、少なくとも1つの要素候補が含まれている。
読み出した要素情報に複数の要素候補が含まれている場合、描画演算装置42は、中央演算装置41に問合せ信号を出力して、何れの要素候補を選択するべきかの問合せを行う。かかる問合せに応答して中央演算装置41から送信された応答データに基づいて、描画演算装置42は、上記の複数の要素候補の内から何れか1つを選択し、選択した要素候補に基づいて要素画像の描画を行う。一方、読み出した要素情報に含まれている要素候補が1つの場合、画像演算装置42は、中央演算装置41に問合せを行うことなく、当該要素候補に基づいて要素画像の描画を行う。
画面構成テーブル402の一例を図3に示す。図3に示される画面構成テーブル402は、快適セレクト画面(図4参照)に対応する。この画面構成テーブル402には、No.1〜6までの6つの要素情報が登録されている。
図3の画面構成テーブル402において、No.1の要素情報は、表示画面(快適セレクト画面)における背景に関する情報であり(図5参照)、No.2の要素情報は、タイトルに関する情報であり、No.3の要素情報は、メニューに関する情報である。No.4の要素情報は、一括描画を中断して、ユーザにより任意に設定された文字列(本例では、“お父さん”)を表示するための情報(中断情報)を示している。No.5の要素情報は、カーソルに関する情報であり、No.6の要素情報は、カーソルで示された、即ち、ユーザにより選択されたメニュー項目に対応する説明絵柄に関する情報である。
No.1〜4の要素情報には、1つの要素候補が含まれており、No.5及び6の要素情報には、複数の要素候補が含まれている。中断情報である場合を除き、各要素情報における各要素候補には、対応する要素画像を描画する領域(描画領域)を示す情報(描画領域情報)と、当該要素画像に対応するデータ(画像データ)の格納先(メモリアドレス)を示す情報とが含まれている。描画領域情報には、描画の開始位置(x:横方向の位置,y:縦方向の位置)と、横幅(dx)及び縦幅(dy)とが含まれている(何れも単位は“ドット”)。
図1に戻り、中央演算装置41は、ユーザにより操作された内容に応じて、空調機等の制御対象機器の動作を制御したり、表示装置3に表示させる内容の変更等を行うマイクロコンピュータである。
中央演算装置41は、図6に示すように、中央演算装置41を統括的に制御する制御部410と、描画演算装置42と通信するための通信部411と、後述する各種のテーブルを記憶するデータ記憶部412と、プログラムや該プログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶するROM413と、制御部410の作業領域として使用されるRAM414と、操作受付部2から出力された操作信号を入力する入力ポート415と、を備える。
なお、上述した各構成部に加え、中央演算装置41は、空調機等の制御対象機器と通信するためのインタフェース(図示せず)等も備えている。
制御部410は、CPU(Central Processing Unit)等を含んで構成され、ROM413から読み込んだプログラムを解釈し、その内容に従って演算処理や各構成部の制御を行う。制御部410は、本発明特有の機能として、図7に示すように、一括描画指示部4100と、個別描画指示部4101と、問合せ対応部4102と、を備える。
一括描画指示部4100(第1の描画指示部)は、ユーザの操作があった場合や管理する特定の情報に変化があった場合、表示画面の更新が必要であるか否かを判別する。特定の情報には、例えば、現在時刻(分単位)や温度センサ等の計測値が含まれる。表示画面の更新が必要である場合、一括描画指示部4100は、描画演算装置42に対して、表示画面の一括描画の指示を行う。
個別描画指示部4101は、描画演算装置42から一括描画の中断を示す中断信号を受けると、描画演算装置42に対して、ユーザにより設定された文字列の描画指示を文字別に順次行う。
問合せ対応部4102は、描画演算装置42からの上述した問合せ信号を受けた場合、現在時刻や制御状態に基づいて、当該問合せに対する応答データを生成して、生成した応答データを描画演算装置42に送信する。
データ記憶部412は、例えば、フラッシュメモリ等から構成される読み書き可能な不揮発性のメモリである。データ記憶部412は、図8に示すように、更新条件テーブル4120と、問合せ解釈テーブル4121と、ユーザ設定画像テーブル4122と、を記憶する。
更新条件テーブル4120は、表示画面の更新に関する条件が定義されたデータテーブルである。更新条件テーブル4120には、例えば、ユーザの操作内容と表示画面の遷移との関係を示す情報が含まれている。また、更新条件テーブル4120には、ユーザの操作内容と再描画すべき表示画面との関係や、現在時刻の変化や温度センサ等の計測値の変化と再描画すべき表示画面との関係を示す情報が含まれている。
より具体的には、更新条件テーブル4120には、例えば、「運転設定画面」の表示中に、ユーザにより運転モードとして“快適セレクト”が選択された場合、「快適セレクト画面」(図4参照)に切り替えることを示す情報が含まれている。また、例えば、「運転設定画面」の表示中に現在時刻(分単位)が変化すると、「運転設定画面」の再描画を行うことや、「快適セレクト画面」の表示中にユーザによりメニュー項目の選択操作が行われると、「快適セレクト画面」の再描画を行うことを示す情報が含まれている。
問合せ解釈テーブル4121は、問合せ対応部4102により、描画演算装置42からの問合せの内容を解釈するために参照されるデータテーブルである。より詳細には、問合せ解釈テーブル4121には、図9に示すように、表示画面毎に、描画演算装置42からの問合せ回数と、問合せ内容とを対応付けた情報が登録されている。例えば、快適セレクト画面の一括描画中に、描画演算装置42から1回目の問合せ信号を受けた場合、当該問合せは、カーソルの描画に関する問合せであることが示されている。また、快適セレクト画面の一括描画中に、描画演算装置42から2回目の問合せを受けた場合、当該問合せは、説明絵柄の描画に関する問合せであることが示されている。
図8に戻り、ユーザ設定画像テーブル4122は、ユーザにより設定された任意の文字列に関する情報が登録されたデータテーブルである。ユーザは、運転設定画面において、部屋名称として任意の名称(例えば、“お父さんの書斎”)を設定することができる。また、ユーザは、快適セレクト画面において、設定名称として任意の名称(例えば、“お父さん”)を設定することができる。
ユーザ設定画像テーブル4122には、上記のようにユーザにより任意に設定された名称(文字列)に関する情報(設定文字列情報)が表示画面毎に登録される。図10に示すように、設定文字列情報には、フォントIDと、文字コード列と、描画領域の起点と、最大文字数と、配置態様と、が含まれる。フォントIDは、フォントのタイプを示すID(identification)であり、予め用意された複数のフォントのタイプの内から、ユーザにより、文字列の入力の際に選択されたものである。文字コード列は、ユーザにより入力された文字列を示すものである。描画領域の起点は、当該文字列が表示可能な描画領域の起点(始点)となる位置を示す。この位置は、表示画面に応じて一意に定まるものであり、ユーザによる文字列の入力の際に、制御部410によって自動的に設定される。
最大文字数は、ユーザが設定できる最大の文字数を示し、表示画面に応じて一意に定まるものであり、ユーザによる文字列の入力の際に、制御部410によって自動的に設定される。配置態様は、「左寄せ」、「センタリング」、「右寄せ」の内から、ユーザにより、文字列の入力の際に選択されたものである。
個別描画指示部4101は、描画演算装置42から中断信号を受けると、ユーザ設定画像テーブル4122の登録内容に従って、ユーザにより設定された文字列(例えば、“お父さん”)の各文字の描画を描画演算装置42に対して順次指示する。
図11は、中央演算装置41の制御部410によって実行される処理(描画指示処理)の手順を示すフローチャートである。この描画指示処理は、予め定めた周期で繰り返し実行される。
一括描画指示部4100は、表示画面の更新が必要であるか否か(更新要否)を判別する(ステップS101)。例えば、ユーザによる操作があった場合、一括描画指示部4100は、現在表示中の表示画面を特定する情報(例えば、画面No.)と、操作の内容とに基づいて更新条件テーブル4120を参照して、表示画面の更新(即ち、表示画面の切り替えや再描画)が必要であるか否かを判別する。あるいは、現在時刻(分単位)の変化があった場合、更新条件テーブル4120を参照して、現在表示中の表示画面の再描画が必要であるか否かを判別する。
表示画面の更新が必要であると判別した場合(ステップS102;YES)、一括描画指示部4100は、描画演算装置42に対して、表示画面の一括描画を指示する(ステップS103)。この際、一括描画指示部4100は、一括描画の指示を示す情報と、更新する表示画面に対応する画面構成テーブル402の格納先(メモリアドレス)とを格納した描画コマンド(第1のコマンド)を生成する。そして、一括描画指示部4100は、生成した描画コマンドを通信部411を介して描画演算装置42に送信する。なお、中央演算装置41のデータ記憶部412には、表示画面を特定する情報(例えば、画面No.)と、画面構成テーブル402の格納先とを対応付けたデータテーブル(図示せず)が予め記憶されている。一括描画の指示後、制御部410は、本周期での描画指示処理を終了する。
描画演算装置42から中断信号を受けた場合(ステップS104;YES)、個別描画指示部4101は、個別描画指示処理を実行する(ステップS105)。個別描画指示処理の詳細については後述する。個別描画指示処理の終了後、制御部410は、本周期での描画指示処理を終了する。
表示画面の更新が必要でなく(ステップS102;NO)且つ中断信号を受けていない場合(ステップS104;NO)であって、描画演算装置42から問合せ信号を受けていない場合(ステップS106;NO)、制御部410は、本周期での描画指示処理を終了する。一方、描画演算装置42から問合せ信号を受けた場合(ステップS106;YES)、問合せ対応部4102は、当該問合せに対する応答データを生成し、生成した応答データを通信部411を介して描画演算装置42に送信する(ステップS107)。より詳細には、問合せ対応部4102は、一括描画中の表示画面の画面No.と、一括描画を指示してからの問合せ回数とに基づいて問合せ解釈テーブル4121を参照して、当該問合せの内容を解釈する。そして、問合せ対応部4102は、解釈した内容に対応する情報を取得する。
例えば、問合せが、運転設定画面における現在時刻(分)の描画を示すものである場合、問合せ対応部4102は、中央演算装置41が備える時計機能から図示しない現在時刻(分)を取得する。あるいは、問合せが、快適セレクト画面におけるカーソルの描画を示すものである場合、問合せ対応部4102は、データ記憶部412に記憶されている、制御状態を管理するデータテーブル(図示せず)から、快適セレクト画面にてユーザにより選択されたメニュー項目を取得する。
問合せ対応部4102は、上記のように取得した情報に対応する要素候補No.を判別する。例えば、描画演算装置42からの問合せがカーソルの描画を示すものであって、ユーザにより快適セレクト画面(図4参照)のメニュー項目にて“除菌脱臭したい”が選択されている場合では、判別される要素候補No.は、“1”となる。
問合せ対応部4102は、上記のように判別した要素候補No.を格納した応答データを描画演算装置42に送信する。応答データの送信後、制御部410は、本周期での描画指示処理を終了する。
図12は、制御部410の個別描画指示部4101によって実行される個別描画指示処理の手順を示すフローチャートである。個別描画指示部4101は、ユーザ設定画像テーブル4122から、一括描画中の表示画面に対応する設定文字列情報を読み出す。そして、読み出した設定文字列情報に含まれる文字コード列の先頭から1つの文字コードを取得する(ステップS201)。
個別描画指示部4101は、取得した文字コードに対応するフォントデータの格納先(メモリアドレス)を算出する(ステップS202)。この際、個別描画指示部4101は、読み出した設定文字列情報に含まれるフォントIDから判別されるフォントテーブル401の格納先と、取得した文字コードとに基づいて、当該文字コードに対応するフォントデータの格納先を算出する。具体的には、フォントテーブル401において、各文字コードが昇順に格納されている場合、フォントデータの格納先は、以下の式1で算出される。
(式1)
フォントデータの格納先=フォントテーブル401の格納先+文字コードの格納順番N×個別フォントデータサイズ
上記の式1において、N=0,1,2,…であり、また、個別フォントデータサイズは、同一のフォントIDでは各フォントデータ共通(例えば、32バイト)である。なお、フォントIDと、フォントテーブル401の格納先と、個別フォントデータサイズとを対応付けたデータテーブル(図示せず)は、予め中央演算装置41のデータ記憶部412に記憶されている。
次に、個別描画指示部4101は、取得した文字コードに対応する文字の描画開始位置を算出する(ステップS203)。具体的には、配置態様が「右寄せ」の場合、各文字の描画開始位置(X)は、以下の式2で算出され、配置態様が「左寄せ」の場合、各文字の描画開始位置(X)は、以下の式3で算出される。なお、描画開始位置(Y)は、配置態様にかかわらず、描画領域の起点(y)と同一である。
(式2)
X=描画領域の起点(x)+(最大文字数−描画文字数+文字の順番N−1)×フォント幅
(式3)
X=描画領域の起点(x)+(文字の順番N−1)×フォント幅
上記の式2及び式3において、N=0,1,2,…である。
個別描画指示部4101は、描画演算装置42に対して、取得した文字コードに対応する文字の個別描画を指示する(ステップS204)。この際、個別描画指示部4101は、個別描画の指示を示す情報と、上記のようにそれぞれ算出した、フォントデータの格納先と描画開始位置とを格納した描画コマンド(第2のコマンド)を生成する。そして、個別描画指示部4101は、生成した描画コマンドを通信部411を介して描画演算装置42に送信する。
文字コード列から全ての文字コードの取得が完了していない場合(ステップS205;NO)、個別描画指示部4101の処理は、ステップS201に戻る。一方、文字コード列から全ての文字コードの取得が完了した場合(ステップS205;YES)、個別描画指示部4101は、描画演算装置42に対して一括描画の再開を指示する(ステップS206)。この際、個別描画指示部4101は、一括描画の再開指示を示す情報を格納した描画コマンド(第3のコマンド)を生成し、生成した描画コマンドを通信部411を介して描画演算装置42に送信する。
図1に戻り、描画演算装置42は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成され、中央演算装置41からの描画コマンドに従って、表示装置3によって表示される、表示画面の一括描画や、文字の個別描画を行う。
画像演算装置42は、機能的には、図13に示すように、描画実行部を備える。描画実行部には、一括描画実行部4200と、個別描画実行部4201とが含まれる。一括描画実行部4200は、中央演算装置41から一括描画の指示を示す描画コマンドを受けると、記憶装置40に記憶されている、更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブル402(図3参照)から各要素情報を順次読み出して描画を行う一括描画の実行を開始する。
読み出した要素情報が中断情報を示す場合、一括描画実行部4200は、一括描画の実行を中断すると共に、中央演算装置41に中断信号を出力する。なお、読み出した要素情報が中断情報を示すものであるか否かは、当該要素情報における要素候補1の画面領域情報(4バイト)に予め定めた値(例えば、0xFFFFFFFF)が格納されているか否かで判別される。
中央演算装置41から一括描画再開の指示を示す描画コマンドを受けると、一括描画実行部4200は、中断していた一括描画の実行を再開する。
また、一括描画実行部4200は、読み出した要素情報に複数の要素候補が含まれている場合、中央演算装置41に問合せ信号を出力する。かかる問合せ信号に対する中央演算装置41からの応答データを受信すると、一括描画実行部4200は、複数の要素候補の内から、受信した応答データに含まれる要素候補No.に対応するものを選択する。そして、一括描画実行部4200は、選択した要素候補に基づいて要素画像の描画を行う。
個別描画実行部4201は、中央演算装置41から個別描画の指示を示す描画コマンドを受信すると、受信した描画コマンドに格納されているフォントデータの格納先に基づいて記憶装置40からフォントデータを読み出す。そして、個別描画実行部4201は、読み出したフォントデータと、受信した描画コマンドに格納されている描画開始位置とに基づいて文字の描画を行う。
図14は、描画演算装置42によって実行される処理(描画処理)の手順を示すフローチャートである。この描画処理は、予め定めた周期で繰り返し実行される。
中央演算装置41からのデータを受信していない場合(ステップS301;NO)、描画演算装置42は本周期での描画処理を終了する。一方、中央演算装置41から、一括描画に関する描画コマンド又は応答データを受信した場合(ステップS302;YES)、一括描画実行部4200は、一括描画処理を実行する(ステップS303)。その後、描画演算装置42は本周期での描画処理を終了する。
ステップS302でNOの場合、即ち、中央演算装置41から個別描画に関する描画コマンドを受信した場合、個別描画実行部4201は、当該描画コマンドで指定された文字の描画を行う(ステップS304)。その後、描画演算装置42は本周期での描画実行処理を終了する。
図15は、一括描画処理の手順を示すフローチャートである。中央演算装置41からのデータが一括描画の開始指示を示す描画コマンドである場合(ステップS401;YES)、一括描画実行部4200は、当該描画コマンドから、描画対象の表示画面に対応する画面構成テーブル402の格納先(メモリアドレス)を抽出し、抽出したメモリアドレスを読出開始アドレスとして第1のアドレスレジスタ(図示せず)に格納する(ステップS402)。第1のアドレスレジスタは、データの読み出しを開始するメモリアドレス(読出開始アドレス)を格納するためのレジスタであり、一括描画実行部4200及び個別描画実行部4201によって使用される。そして、一括描画実行部4200は、一括描画メイン処理を実行する(ステップS403)。
中央演算装置41からのデータが応答データである場合(ステップS404;YES)、一括描画実行部4200は、応答データ受信時処理を実行する(ステップS405)。
中央演算装置41からのデータが、一括描画の開始指示を示す描画コマンドでなく(ステップS401;NO)且つ応答データでない場合(ステップS404;NO)、中央演算装置41からのデータは、一括描画の再開指示を示す描画コマンドであるため、一括描画実行部4200は、一括描画再開処理を実行する(ステップS406)。
図16は、一括描画メイン処理の手順を示すフローチャートである。一括描画実行部4200は、記憶装置40に記憶されている画面構成テーブル402から要素情報を1レコード読み出す(ステップS501)。一括描画実行部4200は、読み出しが完了すると、第1のアドレスレジスタに格納されている読出開始アドレスを更新する。即ち、読出開始アドレスに1レコード分の要素情報のサイズが加算される。
要素情報がない場合、即ち、当該画面構成テーブル402から全ての要素情報の読み出しが完了した場合(ステップS502;NO)、一括描画実行部4200は、一括描画メイン処理を終了する。
読み出した要素情報が中断情報を示す場合(ステップS503;YES)、一括描画実行部4200は、第1のアドレスレジスタに格納されている読出開始アドレスを第2のアドレスレジスタ(図示せず)に格納する(ステップS504)。第2のアドレスレジスタは、中断時の読出開始アドレスを一時的に待避させておくためのレジスタである。そして、一括描画実行部4200は、中央演算装置41に中断信号を出力し(ステップS505)、一括描画メイン処理を終了する。
読み出した要素情報に複数の要素候補が含まれている場合(ステップS506;YES)、一括描画実行部4200は、中央演算装置41に問合せ信号を出力し、一括描画メイン処理を終了する。
読み出した要素情報が中断情報を示すものでなく(ステップS503;NO)且つ要素候補が1つの場合(ステップS506:NO)、一括描画実行部4200は、この要素候補に基づいて要素画像の描画を行う(ステップS508)。即ち、要素候補に含まれる画像データの格納先に基づいて記憶装置40から対応する画像データ400を読み出し、読み出した画像データ400を、要素候補に含まれる描画領域情報に従って描画する。
図17は、応答データ受信時処理の手順を示すフローチャートである。一括描画実行部4200は、複数の要素候補の内から、受信した応答データに含まれる要素候補No.に対応するものを選択する(ステップ601)。一括描画実行部4200は、選択した要素候補に基づいて要素画像の描画を行う(ステップS602)。そして、一括描画実行部4200は、一括描画メイン処理を実行する(ステップS603)。この一括描画メイン処理の内容は、上述した一括メイン処理(図16参照)の内容と同一である。
図18は、一括描画再開処理の手順を示すフローチャートである。一括描画実行部4200は、第2のアドレスレジスタに格納されているメモリアドレスを第1のアドレスレジスタに格納する(ステップS701)。これにより、中断時の読出開始アドレスを用いて、一括描画を再開することができる。そして、一括描画実行部4200は、一括描画メイン処理を実行する(ステップS702)。この一括描画メイン処理の内容は、上述した一括メイン処理(図16参照)の内容と同一である。
以上説明したように、本実施形態のリモートコントローラ1では、表示画面を更新が必要な際、中央演算装置41は、描画演算装置42に対して一括描画の指示を行う。かかる指示を受けると、描画演算装置42は、更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブル402を参照して、当該表示画面の一括描画を行う。これにより、中央演算装置41と描画演算装置42との間の通信頻度を低減でき、画像を描画するための処理負荷を少なくすることが可能となる。
また、更新対象の表示画面に、ユーザが任意に設定した文字列が表示され得る領域がある場合では、対応する画面構成テーブルには、中断情報が含まれるようにしている。このため、一括描画を中断して、ユーザが設定した文字列を文字毎に個別に描画(個別描画)することができる。そして、個別描画が終了すると、直ちに一括描画を再開する。したがって、ユーザが設定した任意の文字列の描画を他の画像の描画処理の遅延を招くことなく実行することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記実施形態では、各表示画面において、ユーザが任意に設定した文字列を表示できる領域は1つであったが、複数の領域において、それぞれ別個にユーザが設定した文字列を表示できるようにしてもよい。
また、リモートコントローラ1において、ユーザにより任意に設定されたユーザ設定画像として、文字列を表示するのみならず、ユーザにより任意に設定(選択)されたアイコンその他の画像を表示するようにしてもよい。この場合においても、一括描画の中断時に、中央演算装置41の個別描画指示部4101が当該画像の個別描画を描画演算装置42に対して指示すればよい。この際の描画コマンドには、当該画像に対応する記憶装置40における画像データ400の格納先と描画開始位置とが格納される。
また、表示画面の切り替えは必要ないが、現在時刻等の一部の要素画像の更新が必要な場合、中央演算装置41の一括描画指示部4100は、描画演算装置42に対して送信する描画コマンドに、描画の必要がない要素画像に対応する要素情報の番号又は描画の必要がある要素画像に対応する要素情報の番号の何れかを格納するようにしてもよい。このようにすると、描画演算装置42の一括描画実行部4200による一括描画において、更新が必要な要素画像のみを描画することができるため、表示画面の更新の高速化が図れる。
また、上記実施形態では、一括描画の中断の際、描画演算装置42において、第2のアドレスレジスタに読出開始アドレスを一時的に待避させ、一括描画の再開の際に取り出すことで、再開時の読出開始アドレスを得ていた。しかし、これに限定されることなく、再開時の読出開始アドレスを得る手法は様々である。
例えば、中央演算装置41が、表示画面毎に、一括描画の中断回数に対応した再開時の読出開始アドレスを予め保持し、一括描画の再開を指示する際に描画演算装置42に通知するようにしてもよい。このようにすれば、読出開始アドレスを一時的に待避させるためのアドレスレジスタを設ける必要がなく、描画演算装置42を構成するICの小型化がより図れる。
あるいは、記憶装置40に、表示画面毎に、一括描画の中断回数に対応した再開時の読出開始アドレスを定義した情報(再開アドレス情報)を予め記憶させ、一括描画の再開の際、中央演算装置41は、対象となる再開時の読出開始アドレスの格納先を描画演算装置42に通知するようにしてもよい。このようにすると、中央演算装置41において、上記のように、表示画面毎に、一括描画の中断回数に対応した再開時の読出開始アドレスを予め保持する構成に比べ、メモリ容量の節約が図れる。
あるいは、一括描画の中断時に中央演算装置41は、描画演算装置42から読出開始アドレスを取得して、RAM414に一時的に保存し、一括描画の中断時に描画演算装置42に通知するようにしてもよい。このようにすると、中央演算装置41において、静的なメモリの容量を抑えることができる。
また、図19に示すように、画面構成テーブル402において、中断情報を示す要素情報に、ユーザが設定した文字列を描画する際の各文字の描画領域を示す情報を予め格納してもよい。図19の例では、No.4−1〜4−4の要素情報が中断情報を示し、各々要素候補1に描画領域を示す情報が格納されている。なお、このような場合、中断情報を示すものでるか否かは、要素候補1の「格納先」(4バイト)に予め定めた値(例えば、0xFFFFFFFF)が格納されているか否かで判別される。
上記のようにすると、中央演算装置41において、ユーザが設定した文字列の描画位置に関する情報を保持する必要がないため、メモリ容量の節約が図れる。また、中央演算装置41は、個別描画の指示の際、各文字の描画開始位置を描画演算装置42に通知する必要がないため、処理の高速化が図れる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、家電機器や設備機器などを操作するためのリモートコントローラに好適に採用され得る。
1 リモートコントローラ、2 操作受付部、3 表示装置、4 制御装置、40 記憶装置、41 中央演算装置、42 描画演算装置、400 画像データ、401 フォントテーブル、402 画面構成テーブル、410 制御部、411 通信部、412 データ記憶部、413 ROM、414 RAM、415 入力ポート、4100 一括描画指示部、4101 個別描画指示部、4102 問合せ対応部、4120 更新条件テーブル、4121 問合せ解釈テーブル、4122 ユーザ設定画像テーブル、4200 一括描画実行部、4201 個別描画実行部
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
記憶装置と、中央演算装置と、描画演算装置と、を備える制御装置であって、
前記記憶装置には、表示画面の種類毎に、少なくとも1つの要素画像の各々に関する要素情報を含む画面構成テーブルが記憶され、
前記中央演算装置は、
表示画面の更新の必要がある場合には、前記描画演算装置に更新対象の表示画面の一括描画を示す第1のコマンドを送信する第1の描画指示部と、
前記描画演算装置から一括描画の中断を示す中断信号を受けると、前記描画演算装置に予めユーザにより設定されたユーザ設定画像の一部分の描画を示す第2のコマンドを順次送信する第2の描画指示部と、を備え、
前記描画演算装置は、
前記中央演算装置から前記第1のコマンドを受信すると、前記更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブルに基づいて前記表示画面の一括描画を開始し、前記画面構成テーブルに一括描画の中断が必要であることを示す中断情報が含まれる場合、前記一括描画を中断すると共に、前記中央演算装置に前記中断信号を出力し、
前記中央演算装置から前記第2のコマンドを受信すると、前記ユーザ設定画像における、前記受信した第2のコマンドに対応する部分を描画する描画実行部を備える。

Claims (6)

  1. 記憶装置と、中央演算装置と、描画演算装置と、を備える制御装置であって、
    前記記憶装置には、
    表示画面の種類毎に、少なくとも1つの要素画像の各々に関する要素情報を含む画面構成テーブルと、
    前記少なくとも1つの要素画像の各々に対応する画像データと、が記憶され、
    前記中央演算装置は、
    表示画面の更新に関する条件が定義された更新条件テーブルと、
    前記更新条件テーブルに基づいて、表示画面の更新の要否を判別し、更新の必要がある場合には、前記描画演算装置に更新対象の表示画面の一括描画を示す第1のコマンドを送信する第1の描画指示部と、
    前記描画演算装置から一括描画の中断を示す中断信号を受けると、前記描画演算装置に予めユーザにより設定されたユーザ設定画像の一部分の描画を示す第2のコマンドを順次送信する第2の描画指示部と、を備え、
    前記描画演算装置は、
    前記中央演算装置から前記第1のコマンドを受信すると、前記更新対象の表示画面に対応する画面構成テーブルに基づいて前記表示画面の一括描画を開始し、前記画面構成テーブルに一括描画の中断が必要であることを示す中断情報が含まれる場合、前記一括描画を中断すると共に、前記中央演算装置に前記中断信号を出力し、
    前記中央演算装置から前記第2のコマンドを受信すると、前記ユーザ設定画像における、前記受信した第2のコマンドに対応する部分を描画する描画実行部と、を備える、制御装置。
  2. 前記第2の描画指示部は、前記ユーザ設定画像についての描画の指示が完了すると、前記描画演算装置に一括描画の再開を示す第3のコマンドを送信し、
    前記描画実行部は、前記中央演算装置から前記第3のコマンドを受信すると、一括描画を再開する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記記憶装置に記憶される前記画面構成テーブルにおいて、前記中断情報には、画像の描画領域を示す情報が含まれる、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の描画指示部は、表示画面の更新の必要はあるが、表示画面の切り替えの必要はない場合、前記第1のコマンドに、描画の必要がない要素画像に対応する要素情報を識別する情報又は描画の必要がある要素画像に対応する要素情報を識別する情報の何れかを格納する、請求項1から3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記記憶装置に記憶される前記画面構成テーブルにおいて、前記要素情報には、少なくとも1つの要素候補が含まれており、
    前記描画実行部は、前記一括描画において、前記画面構成テーブルから取り出した要素情報に複数の要素候補が含まれている場合、前記中央演算装置に何れの要素候補を選択するかについての問合せを行い、前記問合せに応答して前記中央演算装置から送信された応答データに基づいて、前記複数の要素候補の内から何れか1つを選択し、
    前記中央演算装置は、
    表示画面の種類毎に、前記描画演算装置からの問合せを受けた回数と、問合せ内容とを対応付けた情報が登録された問合せ解釈テーブルと、
    前記問合せを受けた場合、前記問合せ解釈テーブルに基づいて応答データを生成し、前記描画演算装置に送信する問合せ対応部をさらに備える、請求項1から4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の制御装置と、
    ユーザからの操作を受け付ける操作受付部と、
    表示装置と、を備える、リモートコントローラ。
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