JPWO2016088801A1 - 光ファイバ心線及び光ファイバテープ心線 - Google Patents

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Abstract

光ファイバ心線は、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う被覆樹脂層とを備え、被覆樹脂層が複数の層を有しており、複数の層のうちガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上300%以下である、又は、第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上600%以下であり、かつ、第1の層のヤング率が0.3MPa以下である。

Description

本発明は、光ファイバ心線及び光ファイバテープ心線に関する。
一般に、光ファイバ心線は、ガラスファイバを保護するための保護被覆層を有している。特許文献1には、ガラスファイバを被覆する1次被覆層及び2次被覆層を備えた光ファイバに関して、1次被覆層の外半径、ヤング率、線膨張係数及びポアソン比を調整することで、1次被覆層にボイド又は亀裂が生じて光ファイバの伝送損失を防ぐことが記載されている。
また、特許文献2には、耐マイクロベンド特性と耐温水性を両立するために、1次被覆層と2次被覆層の2層の被覆層を有する光ファイバ着色心線に関して、1次被覆層と2次被覆層のいずれかを着色することが記載されている。
特開2004−59420号公報 特開2013−167762号公報
一方、ガラスファイバの被覆層が収縮し易い低温下では、伝送損失が増加する傾向にあることから、光ファイバ心線には、温度等の環境の変化による伝送損失を低減することが求められている。
そこで、本発明は、低温環境下における伝送損失の増加を低減した光ファイバ心線を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、一実施形態による光ファイバ心線は、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、被覆樹脂層が複数の層を有しており、複数の層のうちガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上300%以下である。
また、上記課題を解決するために、一実施形態による光ファイバ心線は、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、被覆樹脂層が複数の層を有しており、複数の層のうちガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上600%以下であり、第1の層のヤング率が0.3MPa以下であってもよい。
本発明によれば、低温環境下における伝送損失の増加を低減した被覆樹脂層を有する光ファイバ心線及び光ファイバテープ心線を提供することができる。
本実施形態に係る光ファイバ心線の一例を示す断面図である。 本実施形態に係る光ファイバテープ心線の一例を示す断面図である。 第1の層に存在するボイドを説明するための模式図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態による光ファイバ心線は、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、被覆樹脂層が複数の層を有しており、複数の層のうちガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上300%以下である。
本実施形態の光ファイバ心線は、−40℃という低温になっても第1の層に形成されたボイドの膨張が抑えられていることから、低温環境下における伝送損失の増加を低減することができる。
上記光ファイバ心線において、第1の層のヤング率は、常温で0.8MPa以下であってもよい。これにより、側圧特性を向上し易くなる。
低温環境下における伝送損失の増加を低減する観点から、上記光ファイバ心線における23℃での伝送損失に対する−40℃での伝送損失の増加量は、0.05dB/km以下であるとよい。
上記被覆樹脂層は、厚さ10μm以上の着色層を有していてもよい。これにより、光ファイバテープ心線としたときの色剥がれを防ぐことができる。
被覆樹脂層は、チタン(Ti)元素を含有してもよい。これにより、被覆樹脂層の硬化度の低下を防ぐことができる。
被覆樹脂層は、第1の層及び該第1の層と接する第2の層の2層からなり、第2の層が着色されていてもよい。これにより、光ファイバ心線を識別し易くなる。
また、本実施形態の光ファイバ心線は、ガラスファイバと、ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、被覆樹脂層が複数の層を有しており、複数の層のうちガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上600%以下であり、第1の層のヤング率が0.3MPa以下である態様をとることもできる。
本発明の一実施形態による光ファイバテープ心線は、上記光ファイバ心線を複数並列してテープ材で覆われている。本実施形態の光ファイバ心線を用いていることから、低温環境下における伝送損失の増加を抑えることができる。また、光ファイバテープ心線からテープ材を除去して光ファイバ心線を取り出す作業をする際に色剥がれが生じなくなる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光ファイバ及びその製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(ファイバ心線)
図1は、本実施形態に係る光ファイバ心線1の一例を示す断面図である。図1に示されるように、本実施形態の光ファイバ心線1は、光伝送体であるガラスファイバ10及び被覆樹脂層20を備えている。
ガラスファイバ10は、コア12及びクラッド14を有しており、ガラス製の部材、例えばSiOガラスからなる。ガラスファイバ10は、光ファイバ心線1に導入された光を伝送する。コア12は、例えばガラスファイバ10の中心軸線を含む領域に設けられている。コア12は、純SiOガラス、又は、それにGeO、フッ素元素等を含んでいてもよい。クラッド14は、コア12を囲む領域に設けられている。クラッド14は、コア12の屈折率より低い屈折率を有する。クラッド14は、純SiOガラスからなってもよいし、フッ素元素が添加されたSiOガラスからなってもよい。
ガラスファイバ10の径は、通常、125μm程度である。被覆樹脂層20の総厚は、通常、60〜70μmであり、70μm以下が好ましく、65μmがより好ましい。光ファイバ心線1の外径は、245〜265μmであり、255μmのものが好ましい。
被覆樹脂層20は、複数の層から構成されており、少なくともガラスファイバと接する第1の層22と、該第1の層22と接する第2の層24とを有している。例えば、被覆樹脂層20が2層からなる場合、図1に示すように、被覆樹脂層20は、第1の層22であるプライマリ樹脂層と、第2の層24であるセカンダリ樹脂層とから構成される。なお、被覆樹脂層20の層数は2層に限定されず、第2の層24の外周面にはインク層となる第3の層が更に形成されていてもよい。
被覆樹脂層20は、厚さ10μm以上の着色層を有することが好ましい。被覆樹脂層20が第1の層22及び第2の層24からなる場合、少なくとも一方の層が着色層であればよいが、光ファイバ心線1の識別性を向上する観点からは、第2の層24が着色されていることが好ましい。
着色層の厚さは、10μm以上であり、10〜70μmであることが好ましく、10〜50μmであることがより好ましく、20〜40μmであると光ファイバ心線1の機械強度の観点で更に好ましい。着色層の厚さが10μm以上であれば、色剥がれを抑制することができる。
第1の層22の厚さは、通常、20〜50μm程度であり、第1の層22が着色層となる場合には、第1の層22の厚さが着色層の厚さとなる。第2の層24の厚さは、通常、20〜40μm程度であり、第2の層24が着色層となる場合には、第2の層24の厚さが着色層の厚さとなる。
被覆樹脂層20は、例えば、オリゴマー、モノマー及び光重合開始剤を含む紫外線硬化性樹脂組成物を硬化させて形成することができる。
オリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート及びエポキシ(メタ)アクリレートが挙げられる。オリゴマーは、2種以上を混合して用いてもよい。
ウレタン(メタ)アクリレートとしては、ポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物及び水酸基含有アクリレート化合物を反応させて得られるものが挙げられる。ポリオール化合物としては、例えば、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ビスフェノールA・エチレンオキサイド付加ジオール等が挙げられる。ポリイソシアネート化合物としては、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。水酸基含有アクリレート化合物としては、例えば、2−ヒドロキシ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノ(メタ)アクリレート、ベンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブロピル(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。エポキシ(メタ)アクリレートとしては、例えば、エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸とを反応させて得られたものを用いることができる。
ここで、(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はそれに対応するメタクリレートを意味する。(メタ)アクリル酸についても同様である。
オリゴマーの含有量は、紫外線硬化性樹脂組成物の全量を基準として、50〜90質量%であることが好ましく、35〜85質量%であることがより好ましい。
モノマーとしては、重合性基を1つ有する単官能モノマー、重合性基を2以上有する多官能モノマーを用いることができる。
単官能モノマーとしては、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、(メタ)アクリロイルモルフォリン等の環状構造を有するN−ビニルモノマー;イソボルニル(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ノニルフェニル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート化合物が挙げられる。中でも、環状構造を有するN−ビニルモノマーが、硬化速度を向上する点で好ましい。
多官能モノマーとしては、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジイルジメチレンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA・エチレンオキサイド付加ジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
モノマーは、2種以上を混合して用いてもよい。モノマーの含有量は、紫外線硬化性樹脂組成物の全量を基準として、5〜45質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。
光重合開始剤としては、公知のラジカル光重合開始剤の中から適宜選択して使用することができ、例えば、アシルフォスフィンオキサイド系開始剤及びアセトフェノン系開始剤が挙げられる。
アシルフォスフィンオキサイド系開始剤としては、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド(BASF社製、商品名「ルシリンTPO」)、2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、2,4,4−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィノキサイド等が挙げられる。
アセトフェノン系開始剤としては、1−ヒドロキシシクロヘキサン−1−イルフェニルケトン(BASF社製、商品名「イルガキュア184」)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(BASF社製、商品名「ダロキュア1173」)、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(BASF社製、商品名「イルガキュア651」)、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン(BASF社製、商品名「イルガキュア907」)、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1(BASF社製、商品名「イルガキュア369」)、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン等が挙げられる。
光重合開始剤は、2種以上を混合して用いてもよい。光重合開始剤の含有量は、紫外線硬化性樹脂組成物の全量を基準として、0.1〜10質量%であることが好ましく、0.3〜7質量%であることがより好ましい。
被覆樹脂層は、チタン元素を含有することが好ましく、着色層となる樹脂層には、酸化チタンを含有することがより好ましい。酸化チタンを含有する紫外線硬化性樹脂組成物を用いることで、紫外線照射により硬化度の高い着色層を形成することができ、かつ、着色層の経時的な色味の変化を抑制し易くなる。また、着色層の硬化度の低下を防ぐことで、光ファイバテープ心線の耐温水性を向上することもできる。この理由として、樹脂層中の酸化チタンが紫外線を散乱するためであると考えられる。被覆樹脂層中のTi元素の量は、0.06〜1.8質量%が好ましく、0.12〜0.90質量%がより好ましい。被覆樹脂層に添加される酸化チタンの量でいうと、被覆樹脂層20の総量を基準として、0.1〜3質量%となるように配合されることが好ましく、0.2〜1.5質量%がより好ましい。被覆樹脂層中のチタン元素が含有量は、高周波誘導結合プラズマ(ICP)測定により求めることができる。
着色層は、光ファイバ心線の識別性を向上する観点から、顔料を含有することが好ましい。顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、亜鉛華等の着色顔料、γ−Fe、γ−Feとγ−Feの混晶、CrO、コバルトフェライト、コバルト被着酸化鉄、バリウムフェライト、Fe−Co、Fe−Co−Ni等の磁性粉、MIO、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、トリポリリン酸アルミニウム、亜鉛、アルミナ、ガラス、マイカ等の無機顔料が挙げられる。また、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、染付レーキ顔料等の有機顔料を用いることもできる。顔料には、各種表面改質や複合顔料化等の処理が施されていてもよい。顔料は、被覆樹脂層20の総量に対して0.1〜5質量%含まれるように添加するとよく、0.12〜3.2質量%含まれるように添加するとなおよい。被覆樹脂層20の硬化性を良くする観点で、顔料が被覆樹脂層20の総量に対して0.12〜0.99質量%含まれるのが好ましい。
ガラスファイバ10に被覆樹脂層20を形成する方法としては、従来、光ファイバ心線の製造に用いられている方法を適用することができる。
例えば、クラッド14の周囲に硬化性樹脂組成物を塗布し、その硬化性樹脂組成物を紫外線の照射によって硬化させることにより、被覆樹脂層20を形成する。
被覆樹脂層20が、第1の層22及び第2の層24を有する場合は、第1の層形成用の硬化性樹脂組成物をクラッド14の周囲に塗布し、紫外線の照射によって硬化させて第1の層22を形成した後、第2の層形成用の硬化性樹脂組成物を第1の層22の周囲に塗布し、紫外線の照射によって硬化させて第2の層24を形成する方式(wet−on−dry方式)を用いてもよい。また、第1の層形成用の硬化性樹脂組成物をクラッド14の周囲に塗布した後、その周りに第2の層形成用の硬化性樹脂組成物を塗布し、紫外線の照射によって同時に硬化させて第1の層22及び第2の層24を形成する方式(wet−on−wet方式)を用いてもよい。
第1の層22のヤング率は、常温で1MPa以下であることが好ましく、0.8MPa以下であることがより好ましく、0.4MPa以下であることがさらに好ましい。第1の層22のヤング率の下限値は、特に限定されないが0.05MPa程度である。第2の層24のヤング率は、500〜1000MPaであることが好ましく、700〜900MPaであることがより好ましい。なお、本明細書において、「常温」とは、23℃をいう。
第1の層のヤング率と第2の層のヤング率の組み合わせ例は、第1の層が0.05MPaで第2層が1000MPa、第1の層が1MPaで第2の層が500MPa、第1の層が0.1MPaで第2の層が900MPa、第1の層が0.2MPaで第2の層が800MPa、第1の層が0.3MPaで第2の層が700MPaなど、上記の第1の層のヤング率と第2の層のヤング率の範囲で種々の組み合わせが可能である。
本実施形態の光ファイバ心線の第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径と23℃での最長径の比が光ファイバ心線によって異なるのは、樹脂の組成、製造条件(紫外線照射量、硬化時の温度、線引時の張力など)、保管条件などによる。同じ樹脂でも製造履歴、保管条件でボイドの最長径比は異なり、樹脂組成のみで言い換えられるものではない。
本実施形態の光ファイバ心線1の第1の層に存在する(形成された)ボイドの−40℃での最長径は、23℃での最長径の100%以上300%以下であるが、低温環境下における伝送損失の増加を更に低減する観点から、100〜250%であることがより好ましい。
また、本実施形態の光ファイバ心線1において、第1の層のヤング率が0.3MPa以下である場合、第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径は、23℃での最長径の100%以上600%以下であっても、低温環境下における伝送損失の増加を低減することができる。
(光ファイバテープ心線)
本実施形態の光ファイバ心線を用いて光ファイバテープ心線を作製することができる。図2は、本実施形態に係る光ファイバテープ心線100の断面図である。同図に示される光ファイバテープ心線100は、並列配置された複数本(ここでは4本)の光ファイバ心線1がテープ材40により一体化されたものである。テープ材40は、例えば、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等によって形成されている。このような光ファイバテープ心線は、低温環境下における伝送損失の増加を低減することができる。また、上記光ファイバテープ心線は、光ファイバテープ心線からテープ材を除去して光ファイバ心線を取り出す作業をする際に色剥がれが生じることがなく、光ファイバ心線を容易に識別することができる。
次に実施例を挙げて、本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[樹脂組成物の調製]
(オリゴマー)
数平均分子量3000のポリプロピレングリコールに、2,4−トリレンジイソシアネート及び2−ヒドロキシエチルアクリレートを反応させることで、表1に示すウレタンアクリレートオリゴマーを準備した。
Figure 2016088801
片末端非反応性オリゴマーは、「H−T−ポリプロピレングリコール−T−MeOH」を表される構造を有し、両末端反応性オリゴマーは、「H−T−ポリプロピレングリコール−T−H」で表される構造を有する。上記オリゴマーの表記において、「H」は2−ヒドロキシエチルアクリレートの残基を、「T」は2,4−トリレンジイソシアネートの残基を、「MeOH」はメタノールの残基を、「ポリプロピレングリコール」はポリプロピレングリコールの残基を示す。
(調製例1)
オリゴマーとしてウレタンアクリレートオリゴマーaを75質量部、モノマーとしてN−ビニルカプロラクタムを10質量部、光重合開始剤として2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド(ルシリンTPO)を3質量部及びシランカップリング剤を1質量部混合して、樹脂組成物A1を調製した。
(調製例2)
オリゴマーをウレタンアクリレートオリゴマーbに変更した以外は調製例1と同様にして、樹脂組成物A2を調製した。
(調製例3)
オリゴマーをウレタンアクリレートオリゴマーcに変更した以外は調製例1と同様にして、樹脂組成物A3を調製した。
(調製例4)
オリゴマーとして数平均分子量1000のポリプロピレングリコールに、2,4−トリレンジイソシアネート及び2−ヒドロキシエチルアクリレートを反応させることにより得られるからウレタンアクリレートオリゴマーを50質量部、モノマーとしてエポキシジアクリレートを25質量部及び2−エチルヘキシルアクリレートを15質量部、並びに、光重合開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキサン−1−イルフェニルケトン(イルガキュア184)を3質量部混合して、樹脂組成物Bを調製した。
(調製例5)
上記樹脂組成物Bに、着色剤である銅フタロシアニンを被覆樹脂層の総量に対して0.2質量%になるように混合して、樹脂組成物Cを調製した。
(調製例6)
上記樹脂組成物Bに、着色剤として銅フタロシアニンを被覆樹脂層の総量に対して0.2質量%及び酸化チタンを被覆樹脂層の総量に対して0.9質量%になるように混合して、樹脂組成物Dを調製した。
[光ファイバ心線]
(実施例1)
コア及びクラッドから構成される直径125μmのガラスファイバの外周に、樹脂組成物A1を用いて厚さ35μmの第1の層(プライマリ樹脂層)を形成し、更にその外周に樹脂組成物Bを用いて厚さ25μmの第2の層(セカンダリ樹脂層)を形成して、直径245μmの光ファイバ心線を得た。なお、線速は1000m/分とした。
(実施例2)
樹脂組成物A2を用いて第1の層を形成した以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例3)
樹脂組成物A3を用いて第1の層を形成し、線速500m/分とした以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例4)
樹脂組成物A3を用いて第1の層を形成した以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例5)
線速500m/分とした以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例6)
コア及びクラッドから構成される直径125μmのガラスファイバに樹脂組成物A1を用いて厚さ35μmの第1の層(プライマリ樹脂層)を形成し、更にその周囲に樹脂組成物Bにより、厚さ25μmの第2の層(セカンダリ樹脂層)を形成した。なお、線速は1000m/分とした。これを一旦巻き取った後に、着色機で光ファイバ心線を改めて繰り出しながら第2の層の外周に樹脂組成物Cにより、厚さ5μmのインク層(着色層)を形成することで、直径255μmの光ファイバ心線を作製した。
(実施例7)
樹脂組成物A1を用いて厚さ55μmの第1の層(プライマリ樹脂層)を形成し、樹脂組成物Dを用いて厚さ10μmの第2の層(着色層)を形成した以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例8)
樹脂組成物A1を用いて厚さ55μmの第1の層(プライマリ樹脂層)を形成し、樹脂組成物Cを用いて厚さ10μmの第2の層(着色層)を形成した以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(実施例9)
樹脂組成物A2を用いて第1の層を形成し、線速2000m/分とした以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
(比較例1)
線速2000m/分とした以外は、実施例1と同様に操作して光ファイバ心線を作製した。
[光ファイバ心線の評価]
作製した光ファイバ心線を以下のようにして評価した。評価結果を表2に示す。
(被覆樹脂中のチタン元素量)
光ファイバ心線0.2g(うち被覆樹脂は0.12g)に、硫酸10ml及び硝酸5ml加え白煙が出て10分間加温した後、過塩素酸1mlを加え不溶物がなくなるまで加温した後、ICPにてチタン(Ti)量を測定した。
(ヤング率)
光ファイバ心線の第1の層の常温(23℃)におけるヤング率をPullout Modulus(POM)法により測定した。光ファイバ心線の2箇所を2つのチャック装置で固定し、2つのチャック装置の間の被覆樹脂層部分を除去した。次いで、一方のチャック装置を固定し、他方のチャック装置を固定したチャック装置の反対方向に緩やかに移動させた。光ファイバ心線における移動させるチャック装置に挟まれている部分の長さをL、チャックの移動量をZ、第1の層の外径をDp、ガラスファイバの外径をDf、第1の層のポアソン比をn、チャック装置の移動時の荷重をWとした場合、下記の式から第1の層のヤング率(POM値)を求めた。
ヤング率(MPa)=((1+n)W/πLZ)×ln(Dp/Df)
(ボイドの変化率)
光ファイバ心線を錘を調整しながらローラーでしごき、ボイドの最長径が23℃で5μm程度となるように第1の層にボイドを形成した。この光ファイバ心線をマッチングオイルに浸漬し、光ファイバ心線の側面を、顕微鏡及び温度コントロール可能なステージを用いて観察した。図3は、第1の層22に存在するボイド30を説明するための模式図である。まず、ステージ温度23℃でボイド30の最長径a1を測定した。次いで、ステージ温度を−40℃に変更し、−40℃に到達後2時間置いた後、ボイド30の最長径a2を再度測定し、下記式から変化率を求めた。
変化率(%)=(ボイド最長径@−40℃)/(ボイド最長径@23℃)×100
(低温損失増加)
2kgのスクリーニング張力をかけた光ファイバ心線の伝送損失を23℃で測定した後、同光ファイバ心線を−40℃に2時間置いて伝送損失を測定した。−40℃に置く前のものと比べて、−40℃に置いた後のものの、1550nmの波長の光の伝送損失の増加を求めた。表2中、伝送損失の増加が0.05dB/kmを超えるものをB、0.05dB/km以下のものをAとした。
(側圧特性)
サンドペーパーで表面を覆った280mm径のボビンと同径でサンドペーパーのないボビンのそれぞれに、被試験光ファイバ心線を単層状に巻き付け、OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)法により1550nmの波長の光の伝送損失を測定した。なお、被試験光ファイバ心線は、G652に準拠するシングルモード光ファイバで、MFD1(モードフィールド径)が10.4μmのものを使用した。測定した損失を用いて、下記式よりΔα算出した。表2中、Δαが0.3dB/km以上のものをA、Δαが0.3dB/km超0.5dB/km以下のものをB、Δαが0.5dB/kmを超えるものをCとした。
Δα(dB/km)=損失(サンドペーパー有り)−損失(サンドペーパー無し)
[光ファイバテープ心線]
光ファイバ心線を4本用意し、図2に示す光ファイバテープ心線を作製した。
光ファイバテープ心線のテープ材としては、ビスフェノールA・エチレンオキサイド付加ジオール1mol、トリレンジイソシアネート2mol及びヒドロキシエチルアクリレート2molを反応させて得られるウレタンアクリレートを18質量部、ポリテトラメチレングリコール1mol、トリレンジイソシアネート2mol及びヒドロキシエチルアクリレート2molを反応させて得られるウレタンアクリレートを10質量部、トリレンジイソシアネート1mol及びヒドロキシエチルアクリレート2molを反応させて得られるトリシクロデカンジアクリレートを15質量部、N−ビニルピロリドンを10質量部、イソボニルアクリレートを10質量部、ビスフェノールA・エチレンオキサイド付加ジオールジアクリレートを5質量部、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−プロパン−1−オン(イルガキュア907、チバスペシアリティケミカルズ社製)を0.7質量部、並びに、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(ルシリンTPO、BASF社製)を1.3質量部混合した樹脂組成物を使用した。
(温水損失増加)
光ファイバテープ心線を60℃温水に30日間浸漬し、OTDR法により浸漬前と30日浸漬後の1.55μm波長における伝送損失を測定した。測定した損失レベルを用いて、下記式より温水損失増(Δα)を算出した。表2中、Δαが0.05dB/km以下の場合をA、0.05dB/km超の場合をBとした。
Δα(dB/km)=損失(60℃温水30日浸漬後)−損失(浸漬前)
(色剥がれ)
光ファイバテープ心線を85℃85%RH(暗所)環境下で30日間劣化させた後、当該光ファイバテープ心線からTelcordia GR−20 5.3.1に準拠し、光ファイバ心線を単心分離させた。その際の着色層及びインク層の剥がれの有無を評価した。表2中、剥がれ無しをA、剥がれ有りをBとした。なお、着色層がないものは評価対象外とした。
Figure 2016088801
実施例で作製した光ファイバ心線は、いずれも低温環境下における伝送損失の増加が小さいことが確認できた。これに対し、比較例1は、ボイド最長径の変化率が300%を超えており、低温損失増加がBと比較的大きい。なお、実施例5で側圧特性がCなのは、第1の層のヤング率が1.0MPaと比較的高いことが原因と考えられる。第1の層のヤング率が0.8MPaである実施例1では側圧特性がBとなり改善されている。
1…光ファイバ心線、10…ガラスファイバ、12…コア、14…クラッド、20…被覆樹脂層、22…第1の層、24…第2の層、30…ボイド、40…テープ材、100…光ファイバテープ心線。

Claims (8)

  1. ガラスファイバと、前記ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、
    前記被覆樹脂層が複数の層を有しており、
    前記複数の層のうち前記ガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上300%以下である、光ファイバ心線。
  2. 前記第1の層のヤング率が、常温で0.8MPa以下である、請求項1に記載の光ファイバ心線。
  3. ガラスファイバと、前記ガラスファイバを覆う被覆樹脂層と、を備え、
    前記被覆樹脂層が複数の層を有しており、
    前記複数の層のうち前記ガラスファイバと接する第1の層に形成されたボイドの−40℃での最長径が、23℃での最長径の100%以上600%以下であり、前記第1の層のヤング率が0.3MPa以下である、光ファイバ心線。
  4. 23℃での伝送損失に対する−40℃での伝送損失の増加量が、0.05dB/km以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光ファイバ心線。
  5. 前記被覆樹脂層が、厚さ10μm以上の着色層を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の光ファイバ心線。
  6. 前記着色層がチタン元素を含有する、請求項5に記載の光ファイバ心線。
  7. 前記被覆樹脂層が、前記第1の層及び該第1の層と接する第2の層の2層からなり、前記第2の層が着色されている、請求項1〜6の何れか一項に記載の光ファイバ心線。
  8. 請求項5〜7の何れか一項に記載の光ファイバ心線を複数並列してテープ材で覆われた、光ファイバテープ心線。
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