JPWO2016071994A1 - 分岐コネクタ - Google Patents

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Abstract

分岐コネクタ(101)は、分岐コネクタ対応通信機器(102)に接続される分岐前ポート(103)と、分岐コネクタ対応通信機器(120)に接続される第1の分岐後ポート(107)と、分岐コネクタ対応通信機器(121)に接続される第2の分岐後ポート(108)と、分岐前ポート(103)の第1チャンネル用の端子(103a)と、第1の分岐後ポート(107)の通常使用する端子とを接続する第1チャンネル配線(104)と、分岐前ポート(103)の第2チャンネル用の端子(103b)と、第2の分岐後ポート(108)の通常使用する端子とを接続する第2チャンネル配線(105)と、第1の分岐後ポート(107)の通常不使用の端子と、第2の分岐後ポート(108)の通常不使用の端子とを接続するリピート配線(106)とを有する。

Description

本発明は、複数の通信機器をデイジーチェーン接続するために用いる分岐コネクタに関する。
従来、複数の通信機器がデイジーチェーン接続されたシステムにおいては、終端局間を直接接続し、ループバックによる冗長性を確保していた。ループバックを実現するためには、デイジーチェーンの終端局同士を直接通信させるためのループバック用の回線を通信機器の内部に実装する必要があった(特許文献1参照)。
また、Registered jack RJ45規格に準拠し、通信用ポートの通常不使用の端子を利用するための分岐及び集約機能を持つRJ45分岐コネクタが知られている。RJ45分岐コネクタは、分岐前ポートの通常不使用の端子を活用することによって2ポート分の通信を可能にしており、1ポートから2ポートに分岐させることが可能である(特許文献2参照)。特許文献2に開示される分岐コネクタは、分岐前ポート一つに対し、二つの分岐後ポートを備えた構造である。
特開2006−314098号公報 特開2000−331758号公報
しかしながら、RJ45規格に準拠する従来の分岐コネクタでは、分岐前ポートにおいては全ての端子を活用しているが、二つの分岐後ポートでは通常のコネクタと同様に通常不使用の端子は未使用のままであり、分岐後ポートの通常不使用の端子を有効活用できているとは言えない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、分岐後ポートの通常不使用の端子を活用した分岐コネクタを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信ポート内の通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いて第1チャンネル及び第2チャンネルの2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する第1の分岐コネクタ対応通信機器に接続される分岐前ポートと、二重通信機能を有する第2の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第1の分岐後ポートと、二重通信機能を有する第3の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第2の分岐後ポートと、分岐前ポートの第1チャンネル用の端子と、第1の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第1チャンネル配線と、分岐前ポートの第2チャンネル用の端子と、第2の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第2チャンネル配線と、第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と、第2の分岐後ポートの通常不使用の端子とを接続するリピート配線とを有することを特徴とする。
本発明にかかる分岐コネクタは、分岐後ポートの通常不使用の端子を活用できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる分岐コネクタの構成を示す図 実施の形態1にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムの構成を示す図 実施の形態1にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムにおいて通信機器に故障が発生した状態を示す図 本発明の実施の形態2にかかる分岐コネクタの構成を示す図 実施の形態2にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムの構成を示す図 実施の形態3にかかる分岐コネクタに適用される切替プラグの上面図 実施の形態3にかかる分岐コネクタに適用される切替プラグの側面図 実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図 実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる分岐コネクタを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる分岐コネクタの構成を示す図である。分岐コネクタ101は、第1の分岐コネクタ対応通信機器である分岐コネクタ対応通信機器102を第2の分岐コネクタ対応通信機器である分岐コネクタ対応通信機器120及び第3の分岐コネクタ対応通信機器である分岐コネクタ対応通信機器121と接続するコネクタである。ここで、分岐コネクタ対応通信機器とは、通信ポート内の通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いて2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する通信機器のことである。なお、通常使用する端子とは、通信に使用することが規格上で定められている端子であり、通常不使用の端子とは、規格上では通信に使用すると定められていない端子である。
分岐コネクタ101は、分岐コネクタ対応通信機器102に接続される分岐前ポート103と、分岐コネクタ対応通信機器120に通じるプラグ109に接続される第1の分岐後ポート107と、分岐コネクタ対応通信機器121に通じるプラグ110に接続される第2の分岐後ポート108と、分岐前ポート103及び第1の分岐後ポート107を接続する第1チャンネル配線104と、分岐前ポート103及び第2の分岐後ポート108を接続する第2チャンネル配線105と、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108を接続するリピート配線106とを有する。
プラグ109は、通信ケーブル111を通じて分岐コネクタ通信機器120に繋がっている。プラグ110は、通信ケーブル112を通じて分岐コネクタ対応通信機器121に繋がっている。プラグ109,110及び通信ケーブル111,112は、既存の一般的なものを適用可能である。
分岐コネクタ対応通信機器102は、分岐コネクタ101内での分岐において分岐元となる側の通信機器であり、ポート内の通常不使用の端子を使用することによって、1ポートで2ポート分の情報を送受信する機能を有する。
第1チャンネル配線104は、分岐前ポート103の第1チャンネル用の端子103aと分岐後ポート107の第1チャンネル第1端子107a、第1チャンネル第2端子107b、第1チャンネル第3端子107c及び第1チャンネル第4端子107dとを接続する。第2チャンネル配線105は、分岐前ポート103の第2チャンネル用の端子103bと分岐後ポート108の第2チャンネル第1端子108a、第2チャンネル第2端子108b、第2チャンネル第3端子108c及び第2チャンネル第4端子108dとを接続する。第1の分岐後ポート107は、第1チャンネル配線104に接続される第1チャンネル第1端子107a、第1チャンネル第2端子107b、第1チャンネル第3端子107c及び第1チャンネル第4端子107dが通常使用される端子である。第2の分岐後ポート108は、第2チャンネル配線105に接続される第2チャンネル第1端子108a、第2チャンネル第2端子108b、第2チャンネル第3端子108c及び第2チャンネル第4端子108dが通常使用される端子である。
分岐コネクタ101は、分岐前ポート103の2ポート分の端子を通常の端子配列に戻して第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108に接続している。すなわち、分岐前ポート103の第1チャンネル用の端子103aは、第1チャンネル配線104により、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子である第1チャンネル第1端子107a、第1チャンネル第2端子107b、第1チャンネル第3端子107c及び第1チャンネル第4端子107dに接続されている。また、分岐前ポート103の第2チャンネル用の端子103bは、第2チャンネル配線105により、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子である第2チャンネル第1端子108a、第2チャンネル第2端子108b、第2チャンネル第3端子108c及び第2チャンネル第4端子108dに接続されている。したがって、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108では、通常不使用の端子を活用可能となっている。分岐コネクタ101は、これらの通常不使用の端子を用いて、リピート配線106により、第1の分岐後ポート107から第2の分岐後ポート108への通信経路を確立させている。
第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108の端子のうち、第1の分岐後ポート107と第2の分岐後ポート108との通信経路確立用の端子をリピート端子と称する。すなわち、リピート配線106は、第1の分岐後ポート107のリピート第1端子107e、リピート第2端子107f、リピート第3端子107g及びリピート第4端子107hと第2の分岐後ポート108のリピート第1端子108e、リピート第2端子108f、リピート第3端子108g及びリピート第4端子108hとを接続している。第1の分岐後ポート107のリピート第1端子107d、リピート第2端子107f、リピート第3端子107g及びリピート第4端子107hは、第2の分岐後ポート108のリピート第1端子108e、リピート第2端子108f、リピート第3端子108g及びリピート第4端子108hにリピート配線106によって接続されている。
図2は、実施の形態1にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムの構成を示す図である。システム内の通信機器201,202,203,204は、通常不使用の端子を使用して1ポートで2ポート分の情報を送受信する機能を有する。換言すると、デイジーチェーンシステムに含まれる複数の通信機器201,202,203,204の各々は、分岐コネクタ101の分岐前ポート103と接続し、1ポートで2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する分岐コネクタ対応通信機器である。システム中の通信機器201,202,203,204のうち、デイジーチェーンの終端に位置する通信機器201,204を除く通信機器202,203には、分岐コネクタ101,101の分岐前ポート103が接続されている。分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108と分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107とは、通信ケーブル208で接続されている。
分岐コネクタ101,101は、便宜上符号に下付数字を付して区別しているが、どちらも図1に示した分岐コネクタ101と同じ構造である。すなわち、分岐コネクタ101に着目した場合、通信機器202が第1の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器201,203の一方が第2の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器201,203の他方が第3の分岐コネクタ対応通信機器である。同様に、分岐コネクタ101に着目した場合、通信機器203が第1の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器202,204の一方が第2の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器202,204の他方が第3の分岐コネクタ対応通信機器である。
通信機器201は、通信ケーブル207が備える一般的なコネクタにより通信ケーブル207に接続される。通信ケーブル207は、回線207a及び回線207bの二つの回線を備えている。通信機器201は、通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いることにより、回線207aを通じて通信機器202と接続されるとともに、通信機器回線207bを通じて通信機器202,203を介さずに通信機器204と接続される。同様に、通信機器204は、通信ケーブル209が備える一般的なコネクタにより通信ケーブル209に接続される。通信ケーブル209は、回線209a及び回線209bの二つの回線を備えている。通信機器204は、通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いることにより、回線209aを通じて通信機器203と接続されるとともに、通信機器回線209bを通じて通信機器202,203を介さずに通信機器201と接続される。分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常使用する端子は、通信ケーブル208内の回線208aによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常使用する端子に接続されている。分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常不使用の端子は、通信ケーブル208内の回線208bによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常不使用の端子に接続されている。なお、通信機器201と通信機器204とを通信機器202,203を介さずに接続する回線については後述する。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子が、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子が、第2チャンネル配線で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器201から回線207aを通じて送られてきた情報及び通信機器203から回線208aを通じて送られてきた情報は通信機器202に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器202で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子が、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子が、第2チャンネル配線で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器202から回線208aを通じて送られてきた情報及び通信機器204から回線209aを通じて送られてきた情報は通信機器203に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器203で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
このように、通信ケーブル207の回線207aと、通信ケーブル208の回線208aと、通信ケーブル209の回線209aとは、隣接する通信機器間でやりとりされる情報を伝送する回線を形成している。また、通信ケーブル207の回線207bと、通信ケーブル208の回線208bと、通信ケーブル209の回線209bとは、通信機器201と通信機器204とを通信機器202,203を介さずに接続する回線を形成している。
図3は、実施の形態1にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムにおいて通信機器に故障が発生した状態を示す図である。図3では、通信機器203に故障が発生したことを通信機器203に×印を付して表している。デイジーチェーン接続のシステム内の通信機器203に故障が発生し、通信継続が不可能になった場合、通信機器202と通信機器203との通信及び通信機器203と通信機器204との通信は遮断される。しかしながら、通信機器203に接続されている分岐コネクタ101内のリピート配線106によって通信機器201と通信機器204との通信は確保される。したがって、通信機器203を除く通信機器201、通信機器202及び通信機器204の通信は継続される。
これに対し、従来の分岐コネクタでは、分岐前ポートに接続されている通信機器が故障した場合は、通常のデイジーチェーン接続のシステムと同様に、二つの分岐後ポートに接続される二つの通信機器間で通信を継続できなくなる。よって、従来の分岐コネクタを用いて通信機器をデイジーチェーン接続したシステムは、システム中の通信機器が故障すると、故障した通信機器を境界にしてシステムが分断されてしまう。
また、従来は、カテゴリ5ケーブルを用いたデイジーチェーン接続で構成されたシステムの終端局同士を直接接続させ、ループバックによる冗長化を可能にする方法がとられることもあったが、ループバック専用の回線をシステム内の全ての通信機器の内部に設ける必要があるため、通信機器の内部構造が複雑になるという問題があった。
実施の形態1にかかる分岐コネクタは、二つの分岐後ポートの通常不使用の端子同士をリピート配線で接続することで、分岐前ポートに接続された通信機器を経由しない通信経路を確立する。したがって、デイジーチェーン接続のシステムの終端局同士での直接的な通信回線を確立でき、ループバックによるシステムの冗長化を通信機器への機能付加無しに実現できる。
また、通信機器から独立した分岐コネクタが分岐後ポート同士を接続するリピート配線を備えるため、デイジーチェーン接続によるシステムを構成しない場合には、二重通信機能を有さない通信機器を用いることができ、通信機器についての設備投資のコストを低減できる。
このように、実施の形態1にかかる分岐コネクタは、第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と、第2の分岐後ポートの通常不使用の端子とを接続するリピート配線とを有する。したがって、実施の形態1にかかる分岐コネクタを用いて通信機器をデイジーチェーン接続することにより、ループバック専用の回線を通信機器内部に設ける必要がなくなる。また、デイジーチェーン接続のシステムにおいて中間に位置する通信機器が故障しても、故障していない通信機器間では通信を継続可能である。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかる分岐コネクタの構成を示す図である。実施の形態2にかかる分岐コネクタ301は、第1の分岐後ポート306のリピート第1端子306e、リピート第2端子306f、リピート第3端子306g及びリピート第4端子306hが、第2の分岐後ポート307の第2チャンネル第1端子307a、第2チャンネル第2端子307b、第2チャンネル第3端子307c及び第2チャンネル第4端子307dに接続される。分岐前ポート303及び第1チャンネル配線304は、実施の形態1にかかる分岐コネクタ101の分岐前ポート103及び第1チャンネル配線104と同様である。すなわち、第1チャンネル配線304は、分岐前ポート303の第1チャンネル用の端子303aと第1の分岐後ポート306の第1チャンネル第1端子306a、第1チャンネル第2端子306b、第1チャンネル第3端子306c及び第1チャンネル第4端子306dとを接続する。
分岐前ポート303の第2チャンネル用の端子303bは、第1の分岐後ポート306及び第2の分岐後ポート307のいずれとも接続されていない。また、第2の分岐後ポート307は、リピート端子が設けられておらず、第2チャンネル第1端子307a、第2チャンネル第2端子307b、第2チャンネル第3端子307c及び第2チャンネル第4端子307d以外の端子は、通常不使用の未使用端子となっている。
分岐前ポート303には、二重通信機能を有する分岐コネクタ対応通信機器302が接続される。
第1の分岐後ポート306には、プラグ308及び通信ケーブル310を介して分岐コネクタ対応通信機器320が接続される。
第2の分岐後ポート307には、プラグ309、通信ケーブル311及びプラグ312を介して二重通信機能を有さない通信機器の通信ポート313に接続される。二重通信機能を有さない通信機器の通信ポート313は、第1端子313a、第2端子313b、第3端子313c及び第4端子313dが通常使用する端子であり、第5端子313e、第6端子313f、第7端子313g及び第8端子313hは、通常不使用の端子であり、未使用端子となっている。
分岐コネクタ301は、通常不使用の端子を使用して分岐コネクタ対応通信機器320から伝送されてきたデータを、通常使用される端子にリピート配線305を用いて割り当て直している。これにより、通常不使用の端子を使用する機能を有しない二重通信機能を有さない通信機器の通信ポート313を第2の分岐後ポート307に接続できる。
図5は、実施の形態2にかかる分岐コネクタを適用したデイジーチェーン接続のシステムの構成を示す図である。通信機器401,402,403,404は、通常不使用端子を使用して1ポートで2ポート分の情報を伝達する機能を有する。
システム中の通信機器401,402,403,404のうち、デイジーチェーンの終端に位置する通信機器401,404を除く通信機器402,403には、分岐コネクタ101,101の分岐前ポート103が接続されている。通信機器402,403に接続されている分岐コネクタ101,101は実施の形態1にかかる分岐コネクタ101と同じ構造である。分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108と分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107とは、通信ケーブル410で接続されている。
システム中の通信機器401,402,403,404のうち、デイジーチェーンの終端に位置する通信機器401,404には、分岐コネクタ301,301の分岐前ポート303が接続されている。通信機器401,404に接続されている分岐コネクタ301,301は分岐コネクタ301と同じ構造である。
分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306と分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107とは、通信ケーブル409で接続されている。分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306と分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108とは、通信ケーブル411で接続されている。
図5に示すように、実施の形態2にかかる分岐コネクタ301,301は、実施の形態1にかかる分岐コネクタ101,101によってデイジーチェーン接続されたシステムの終端に位置する通信機器401,404に接続されるものであり、分岐コネクタ301,301を単独で用いることはない。
分岐コネクタ301に着目した場合、通信機器401が第1の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器402が第2の分岐コネクタ対応通信機器である。同様に、分岐コネクタ301に着目した場合、通信機器404が第1の分岐コネクタ対応通信機器であり、通信機器403が第2の分岐コネクタ対応通信機器である。
通信ケーブル409は、通信機器401と通信機器402の通信用の回線409aと、通信機器402,403を介さずに通信機器401と通信機器404と接続するための回線409bとを備えている。同様に、通信ケーブル410は、通信機器402と通信機器403の通信用の回線410aと、通信機器402,403を介さずに通信機器401と通信機器404と接続するための回線410bとを備えている。同様に、通信ケーブル411は、通信機器403と通信機器404の通信用の回線411aと、通信機器402,403を介さずに通信機器401と通信機器404と接続するための回線411bとを備えている。
分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306の通常使用する端子は、通信ケーブル409内の回線409aによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常使用する端子に接続されている。分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306の通常不使用の端子は、通信ケーブル409内の回線409bによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常不使用の端子に接続されている。
分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306の通常使用する端子は、通信ケーブル411内の回線411aによって分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常使用する端子に接続されている。分岐コネクタ301の第1の分岐後ポート306の通常不使用の端子は、通信ケーブル411内の回線411bによって分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常不使用の端子に接続されている。
分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常使用する端子は、通信ケーブル410内の回線410aによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常使用する端子に接続されている。分岐コネクタ101の第2の分岐後ポート108の通常不使用の端子は、通信ケーブル410内の回線410bによって分岐コネクタ101の第1の分岐後ポート107の通常不使用の端子に接続されている。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子は、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子は、第2チャンネル配線105で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器401から回線409aを通じて送られてきた情報及び通信機器403から回線410aを通じて送られてきた情報は通信機器402に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器402で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子は、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子は、第2チャンネル配線105で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器402から回線410aを通じて送られてきた情報及び通信機器404から回線411aを通じて送られてきた情報は通信機器403に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器403で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
このように、通信ケーブル409の回線409aと、通信ケーブル410の回線410aと、通信ケーブル411の回線411aとは、隣接する通信機器間でやりとりされる情報を伝送する回線を形成している。また、通信ケーブル409の回線409bと、通信ケーブル410の回線410bと、通信ケーブル411の回線411bとは、二重通信機能を有さない通信機器412と二重通信機能を有さない通信機器413とを直接接続する回線を形成している。
システムの終端に位置する通信機器401,404に分岐コネクタ301,301を接続することで、二重通信機能を有さない二重通信機能を有さない通信機器412,413を分岐コネクタ301,301の第2の分岐後ポート307に接続することができる。システムには、分岐コネクタ301,101,101,301内のリピート配線305,106を通じて二重通信機能を有さない通信機器412,413を直接接続する回線が構築される。
従来の分岐コネクタは、冗長化が目的であるために、システムに関係のない通信機器を接続し通信させることができず、システムの拡張性に欠ける。
一方、実施の形態2にかかる分岐コネクタは、デイジーチェーン接続のシステムの終端に位置する通信機器に接続することにより、システムの両端の通信機器に二重通信機能を有さない通信機器を接続し、二重通信機能を有さない通信機器の間に個別の回線を確立させることができる。これにより、デイジーチェーン接続で構成されたシステム上の終端局を二重通信機能を有さない通信機器とした場合に、システムの中間に配置される通信機器から影響を受けずに通信性能を確保することができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3にかかる分岐コネクタに適用される切替プラグの上面図である。図7は、実施の形態3にかかる分岐コネクタに適用される切替プラグの側面図である。切替プラグ502は、分岐前ポートと第1の分岐後ポートとに接続される配線であるケーブル501と、第2の分岐後ポートに挿入される絶縁部503と、絶縁部503の上面503aに配置された第1の端子504aと、絶縁部503の下面503bに配置された第2の端子504bとを有する。すなわち、第1の端子504aと第2の端子504bとは、背中合わせに配置されている。絶縁部503の上面503aに配置されている第1の端子504aと下面503bに配置されている第2の端子504bの数は同数であるが、分岐前ポート及び第1の分岐後ポートの端子との接続が異なっている。
第2の分岐後ポートに絶縁部503を挿入した際に、絶縁部503の上面503aに配置された第1の端子504a又は下面503bに配置された第2の端子504bが第2の分岐後ポートの端子と接続される。したがって、絶縁部503をどの向きで第2の分岐後ポートに挿入したかによって、分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態が切り替わる。ここで、第1の端子504aが第2の分岐後ポートの端子と接触する向きを第1の向きとし、第2の端子504bが第2の分岐後ポートの端子と接触する向きを第2の向きとする。
ここで、絶縁部503の上面503a側の第1の端子504aが第2の分岐後ポートの端子に接続された場合には、実施の形態1にかかる分岐コネクタ101と同様の接続状態となり、絶縁部503の下面503b側の第2の端子504bが第2の分岐後ポートの端子に接続された場合には、実施の形態2にかかる分岐コネクタ301と同様の接続状態となるものとする。
図8は、実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図である。図8は、絶縁部503の上面503a側の第1の端子504aを第2の分岐後ポート603の端子に接続した状態を示している。実施の形態3にかかる分岐コネクタ600の第1の分岐後ポート602の通常不使用の端子は、リピートチャネルとなって第2の分岐後ポート603の端子に接続される。絶縁部503の上面503a側の第1の端子504aが第2の分岐後ポート603の端子に接続されるため、第1の分岐後ポート602のリピート端子は、第2の分岐後ポートのリピート端子に接続される。したがって、分岐コネクタ600では、分岐前ポート601と第1の分岐後ポート602とは第1チャンネル配線で接続され、分岐前ポート601と第2の分岐後ポート603とは第2チャンネル配線で接続されている。また、第1の分岐後ポート602と第2の分岐後ポート603とはリピート配線で接続される。
図8に示す接続状態は、絶縁部503の上面503a側に配置された第1の端子504aが第2の分岐後ポート603の端子に接続されて、分岐前ポート601及び第1の分岐後ポート602と第2の分岐後ポート603との接続状態は、第1の実施形態にかかる分岐コネクタ101と同様になっている。
図9は、実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図である。図9は、絶縁部503の下面503b側の第2の端子504bを第2の分岐後ポート603の端子に接続した状態を示している。分岐コネクタ600の第1の分岐後ポート602の通常不使用の端子は、リピート端子となっている。絶縁部503の下面503b側の第2の端子504bが第2の分岐後ポート603の端子に接続されるため、第1の分岐後ポート602のリピート端子は、第2の分岐後ポートの通常使用する端子に接続される。したがって、分岐前ポート601と第1の分岐後ポート602とは第1チャンネルで接続され、第1の分岐後ポート602と第2の分岐後ポート603とは、第1の分岐後ポート602では通常不使用の端子を用いて送受信される信号が、第2の分岐後ポート603では通常使用する端子を用いて送受信するように配列が変換されて接続される。
従来から、内部の端子同士の接続を変更するためにスライド部品を使用した分岐コネクタが知られているが、スライド部品による機械的な可動部分が存在する構造であるため、分岐コネクタが大きくなってしまっていた。
実施の形態3にかかる分岐コネクタは、デイジーチェーン接続で構成されたシステムの中間局に適用する場合と、終端局に適用する場合とで、分岐コネクタ内部の配線状態を変えることができる。配線状態の切替は、切替プラグの向きを変更することによって行えるため、スライドスイッチのような可動部を有する機構を設ける必要がない。従って、実施の形態3にかかる分岐コネクタは、可動部を設ける場合と比較して小型化が可能である。
なお、上記の説明においては、第1の端子504aと第2の端子504bとが同数であるとしたが、第2の端子504bは、第2の分岐後ポート603の通常使用する端子に接続される分のみ設けても良い。この場合には、第1の端子504aの数と第2の端子504bの数とが異なるため、切替プラグ502の上下を識別しやすくなり、意図とは異なる向きで切替プラグ502を第2の分岐後ポート603に挿入してしまうことを起こりにくくできる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
101,101,101,101,101,301,301,301,320,600 分岐コネクタ、102,302,120,121 分岐コネクタ対応通信機器、103,303,601 分岐前ポート、103a,303a 第1チャンネル用の端子、103b,303b 第2チャンネル用の端子、104,304 第1チャンネル配線、105 第2チャンネル配線、106,305 リピート配線、107,306,602 第1の分岐後ポート、107a,306a 第1チャンネル第1端子、107b,306b 第1チャンネル第2端子、107c,306c 第1チャンネル第3端子、107d,306d 第1チャンネル第4端子、107e,108e,306e リピート第1端子、107f,108f,306f リピート第2端子、107g,108g,306g リピート第3端子、107h,108h,306h リピート第4端子、108,307,603 第2の分岐後ポート、108a,307a 第2チャンネル第1端子、108b,307b 第2チャンネル第2端子、108c,307c 第2チャンネル第3端子、108d,307d 第2チャンネル第4端子、109,110,308,309,312 プラグ、111,112,207,208,209,310,311,409,410,411 通信ケーブル、201,202,203,204,401,402,403,404 通信機器、207a,207b,208a,208b,209a,209b,409a,409b,410a,410b,411a,411b 回線、313 通信ポート、313a 第1端子、313b 第2端子、313c 第3端子、313d 第4端子、313e 第5端子、313f 第6端子、313g 第7端子、313h 第8端子、412,413 二重通信機能を有さない通信機器、501 ケーブル、502 切替プラグ、503 絶縁部、503a 上面、503b 下面、504a 第1の端子、504b 第2の端子。
図8は、実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図である。図8は、絶縁部503の上面503a側の第1の端子504aを第2の分岐後ポート603の端子に接続した状態を示している。実施の形態3にかかる分岐コネクタ600の第1の分岐後ポート602の通常不使用の端子は、リピートチャネルとなって第2の分岐後ポート603の端子に接続される。絶縁部503の上面503a側の第1の端子504aが第2の分岐後ポート603の端子に接続されるため、第1の分岐後ポート602のリピート端子は、第2の分岐後ポート603のリピート端子に接続される。したがって、分岐コネクタ600では、分岐前ポート601と第1の分岐後ポート602とは第1チャンネル配線で接続され、分岐前ポート601と第2の分岐後ポート603とは第2チャンネル配線で接続されている。また、第1の分岐後ポート602と第2の分岐後ポート603とは第1のリピート配線で接続される。
図9は、実施の形態3にかかる分岐コネクタの分岐前ポート及び第1の分岐後ポートと第2の分岐後ポートとの接続状態を示す図である。図9は、絶縁部503の下面503b側の第2の端子504bを第2の分岐後ポート603の端子に接続した状態を示している。分岐コネクタ600の第1の分岐後ポート602の通常不使用の端子は、リピート端子となっている。絶縁部503の下面503b側の第2の端子504bが第2の分岐後ポート603の端子に接続されるため、第1の分岐後ポート602のリピート端子は、第2の分岐後ポート603の通常使用する端子に接続される。したがって、分岐前ポート601と第1の分岐後ポート602とは第1チャンネル配線で接続され、第1の分岐後ポート602と第2の分岐後ポート603とは、第1の分岐後ポート602では通常不使用の端子を用いて送受信される信号が、第2の分岐後ポート603では通常使用する端子を用いて送受信するように配列が変換されて第2のリピート配線で接続される。
第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108の端子のうち、第1の分岐後ポート107と第2の分岐後ポート108との通信経路確立用の端子をリピート端子と称する。すなわち、リピート配線106は、第1の分岐後ポート107のリピート第1端子107e、リピート第2端子107f、リピート第3端子107g及びリピート第4端子107hと第2の分岐後ポート108のリピート第1端子108e、リピート第2端子108f、リピート第3端子108g及びリピート第4端子108hとを接続している。第1の分岐後ポート107のリピート第1端子107、リピート第2端子107f、リピート第3端子107g及びリピート第4端子107hは、第2の分岐後ポート108のリピート第1端子108e、リピート第2端子108f、リピート第3端子108g及びリピート第4端子108hにリピート配線106によって接続されている。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子が、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子が、第2チャンネル配線105で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器201から回線207aを通じて送られてきた情報及び通信機器203から回線208aを通じて送られてきた情報は通信機器202に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器202で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
分岐コネクタ101では、第1の分岐後ポート107の通常使用する端子が、第1チャンネル配線104で分岐前ポート103の端子と接続されており、第2の分岐後ポート108の通常使用する端子が、第2チャンネル配線105で分岐前ポート103の端子と接続されている。したがって、通信機器202から回線208aを通じて送られてきた情報及び通信機器204から回線209aを通じて送られてきた情報は通信機器203に伝えられる。一方、第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108のリピート端子で伝送される情報については、通信機器203で中継されずに、リピート配線106により第1の分岐後ポート107及び第2の分岐後ポート108間で授受される。
システムの終端に位置する通信機器401,404に分岐コネクタ301,301を接続することで、二重通信機能を有さない通信機器412,413を分岐コネクタ301,301の第2の分岐後ポート307に接続することができる。システムには、分岐コネクタ301,101,101,301内のリピート配線305,106を通じて二重通信機能を有さない通信機器412,413を直接接続する回線が構築される。

Claims (4)

  1. 通信ポート内の通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いて第1チャンネル及び第2チャンネルの2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する第1の分岐コネクタ対応通信機器に接続される分岐前ポートと、
    前記二重通信機能を有する第2の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第1の分岐後ポートと、
    前記二重通信機能を有する第3の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第2の分岐後ポートと、
    前記分岐前ポートの前記第1チャンネル用の端子と、前記第1の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第1チャンネル配線と、
    前記分岐前ポートの前記第2チャンネル用の端子と、前記第2の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第2チャンネル配線と、
    前記第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と、前記第2の分岐後ポートの通常不使用の端子とを接続するリピート配線とを有することを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 通信ポート内の通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いて第1チャンネル及び第2チャンネルの2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する第1の分岐コネクタ対応通信機器に接続される分岐前ポートと、
    前記二重通信機能を有する第2の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第1の分岐後ポートと、
    前記二重通信機能を有さない通信機器に接続される第2の分岐後ポートと、
    前記分岐前ポートの前記第1チャンネル用の端子と、前記第1の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第1チャンネル配線と、
    前記第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と、前記第2の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続するリピート配線とを有することを特徴とする分岐コネクタ。
  3. 通信ポート内の通常使用する端子と通常不使用の端子との両方を用いて第1チャンネル及び第2チャンネルの2ポート分の情報を送受信する二重通信機能を有する第1の分岐コネクタ対応通信機器に接続される分岐前ポートと、
    前記二重通信機能を有する第2の分岐コネクタ対応通信機器に接続される第1の分岐後ポートと、
    前記二重通信機能を有する第3の分岐コネクタ対応通信機器又は前記二重通信機能を有さない通信機器に接続される第2の分岐後ポートと、
    前記分岐前ポート及び前記第1の分岐後ポートの端子に通じる配線を備え、前記第2の分岐後ポートに第1の向き又は第2の向きで装着可能な切替プラグとを有し、
    前記配線は、前記切替プラグが前記第1の向きで前記第2の分岐後ポートに装着されると、前記分岐前ポートの前記第1チャンネル用の端子と前記第1の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第1チャンネル配線と、前記分岐前ポートの前記第2チャンネル用の端子と前記第2の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第2チャンネル配線と、前記第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と前記第2の分岐後ポートの通常不使用の端子とを接続する第1のリピート配線とを形成し、
    前記切替プラグが前記第2の向きで前記第2の分岐後ポートに装着されると、前記第1チャンネル配線と、前記第1の分岐後ポートの通常不使用の端子と前記第2の分岐後ポートの通常使用する端子とを接続する第2のリピート配線とを形成することを特徴とする分岐コネクタ。
  4. 前記切替プラグは、該切替プラグを前記第1の向きで前記第2の分岐後ポートへ装着した時に前記第2の分岐後ポートの端子と導通する第1の端子と、前記切替プラグを前記第2の向きで前記第2の分岐後ポートへ装着した時に前記第2の分岐後ポートの端子と導通する第2の端子とを有し、
    前記第1の端子と前記第2の端子とは背中合わせに配置されていることを特徴とする請求項3に記載の分岐コネクタ。
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