JPWO2016047339A1 - 薬液貯蔵容器および薬液投与装置 - Google Patents

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Abstract

筒状体の一端側を外側に凸となる錐形の頭部で閉塞し当該筒状体の他端側を開口端とした貯蔵筒と、前記頭部における錐形の頂部において前記貯蔵筒に連通して設けられた排出ポートと、前記排出ポートよりも前記貯蔵筒の開口端側において当該貯蔵筒に連通して設けられた充填ポートと、前記貯蔵筒における前記筒状体の内壁に液密に密着した状態で当該筒状体の軸方向に摺動可能な押し子とを有する薬液貯蔵容器である。

Description

本発明は、薬液貯蔵容器および薬液投与装置に関し、例えばインスリンポンプのような携帯型の薬液貯蔵容器および薬液投与装置に関する。
近年、皮下注射や静脈内注射などによって、患者の体内に薬液を持続的に投与する治療法が行われている。例えば、糖尿病患者に対する治療法として、患者の体内に微量のインスリンを持続的に注入する治療が実施されている。この治療法では、患者に対して薬液(インスリン)を一日中持続的に投与するために、患者の身体又は衣服に固定して持ち運び可能な携帯型の薬液投与装置(いわゆるインスリンポンプ)が用いられている。
従来の薬液投与装置として、例えば、下記特許文献1に記載されている注入媒体送達デバイスがある。このデバイスは、円筒状キャニスターとして構成された貯蔵容器と、貯蔵容器の内部において移動して貯蔵容器の内部の流体含有部分の容積を変えるピストンプランジャとを備えている。貯蔵容器は、中空針を刺し通すことができる隔壁を備えており、ピストンプランジャによって加えられる力に応じて、貯蔵容器内の注入媒体が中空針から放出される構成である。
特表2010−501283号公報
ここで一般的な薬液投与装置は、使用者の手元に届く際、貯蔵筒内に薬液が予め充填されていない。そのため、薬液投与装置を使用する際、使用者は、別途薬液が貯蔵された薬液容器(例えば、バイアル)から貯蔵筒内へ薬液を移送し、貯蔵筒内に薬液を充填する作業を行う必要がある。
しかしながら、貯蔵筒内へ薬液を充填する作業に際しては、貯蔵筒内に空気が残留し易く、残留した空気を貯蔵筒から排出する工程が別途必要となり、充填作業が大変煩雑なものとなっていた。
そこで本発明は、薬液の充填作業に際して空気が残留することを防止できる薬液貯蔵容器を提供すること、およびこの薬液貯蔵容器を備えた薬液投与装置を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するための本発明の薬液貯蔵容器は、筒状体の一端側を外側に凸となる錐形の頭部で閉塞し当該筒状体の他端側を開口端とした貯蔵筒と、前記頭部における錐形の頂部において前記貯蔵筒に連通して設けられた排出ポートと、前記排出ポートよりも前記貯蔵筒の開口端側において当該貯蔵筒に連通して設けられた充填ポートと、前記貯蔵筒における前記筒状体の内壁に液密に密着した状態で当該筒状体の軸方向に摺動可能な押し子とを有する。
また本発明の薬液投与装置は、薬液が充填される薬液貯蔵容器と、当該薬液貯蔵容器からの薬液の投与を制御する駆動部とを有する薬液投与装置であって、前記薬液貯蔵容器は上述した構成のものであり、前記駆動部は、前記押し子に連結して設けられ、前記貯蔵筒内における前記押し子の摺動を制御する。
以上のような構成の薬液貯蔵容器によれば、薬液の充填作業に際して容器内に空気が残留することを防止できる。
実施形態に係る薬液貯蔵容器の斜視図である。 実施形態に係る薬液貯蔵容器を頭部側から見た平面図である。 実施形態に係る薬液貯蔵容器の断面図であり、図2のA−A’断面に相当する図である。 実施形態に係る薬液貯蔵容器への薬液充填を説明するための模式図である。 実施形態に係る薬液投与装置の全体構成を示す分解斜視図である。 実施形態に係る薬液投与装置の要部平面図である。
以下、本発明を適用した実施の形態を、薬液貯蔵容器、この薬液貯蔵容器を用いた薬液投与装置の順に、図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明の薬液貯蔵容器は、ごく微量の薬液の貯蔵に好適に用いられるものであり、またこれを用いた薬液投与装置は、パッチ式のインスリンポンプやチューブ式のインスリンポンプ、さらにその他の携帯型の薬液投与装置のように、患者の体内に持続的に薬液投与を行うための携帯型の薬液投与装置に広く適用されるものである。
≪薬液貯蔵容器≫
図1は実施形態に係る薬液貯蔵容器1の斜視図であり、図2は薬液貯蔵容器1を頭部側から見た平面図であり、図3は薬液貯蔵容器1の断面図であって図2のA−A’断面に相当する図である。
これらの図に示す薬液貯蔵容器1は、一方が閉じられた筒状の貯蔵筒11、貯蔵筒11に設けられた排出ポート13および充填ポート15、さらには貯蔵筒11の内部に収容された押し子17を有している。以下、これらの構成要素の詳細を説明する。
<貯蔵筒11>
貯蔵筒11は、筒状体11aと、その一端側を閉塞する状態で設けられた錐形の頭部11bとを有し、筒状体11aの他端側を開口端11cとして構成されている。
筒状体11aは、寸胴であって、筒状の延設方向(すなわち軸方向)に一定の口径が保たれていれば良く、図示したような円筒形の他、楕円筒形、あるいは角筒形であってもよい。
錐形の頭部11bは、筒状体11aの外側、すなわち筒状体11aの軸方向の一端側に凸となる状態で設けられている。このような頭部11bは、筒状体11aの口径(開口形状)に一致する底面を有する錐形であって、筒状体11aが円筒形であれば円錐形、筒状体11aが楕円筒形であれば楕円錐形となっている。また頭部11bの内周側の口径は、筒状体11aの口径に一致する底面から、錐形の頂部に向かって狭くなっている。また錐形の頭部11bにおける頂部は、一例として錐形の底面の中心線上に位置している。しかしながら、貯蔵筒11内に収容された押し子17が、貯蔵筒11内において回動せずにこの貯蔵筒11の軸方向に沿って移動するものである場合、頭部11bにおける錐形の頂部は、錐形の底面の中心線上から外れた位置であってもよい。
開口端11cは、以降に説明する押し子17の貯蔵筒11内においての摺動を妨げることのない形状を有していればよい。このため開口端11cの開口形状は、筒状体11aの口径(開口形状)と一致している必要はない。
以上のような構成の貯蔵筒11は、薬液貯蔵容器1内への薬液充填の際には、錐形の頭部11bを上方に向けた状態で配置される。
<排出ポート13>
排出ポート13は、頭部11bにおける錐形の頂部において、貯蔵筒11内に連通して設けられている。この排出ポート13は、管形状のものであって、薬液貯蔵容器1内に薬液を充填する際に薬液貯蔵容器1内の空気を排気する一方、薬液貯蔵容器1内に充填された薬液を投与する際に薬液貯蔵容器1内の薬液を流出させるための流路となる。
このような管形状の排出ポート13は、この薬液貯蔵容器1が設置される薬液投与装置内のレイアウトに応じた方向に延設されればよい。このため、薬液投与装置を小型化する観点からは、排出ポート13は、筒状体11aの軸に対して垂直な方向に延設することにより、貯蔵筒11をコンパクト化することが好ましい。
しかしながら以降に説明するように、薬液貯蔵容器1内への薬液充填の際には、貯蔵筒11は、錐形の頭部11bを上方に向けた状態で配置される。このため、薬液貯蔵容器1内への薬液充填の際に、貯蔵筒11内の空気を上昇させて排出ポート13から排気する観点からは、排出ポート13は、筒状体11aに対して鈍角に配置されることが好ましい。すなわち、頭部11bを上方向に向けて貯蔵筒11を配置した場合に、排出ポート13は、頭部11bにおける錐形の頂部から水平方向よりも上側に向かって延設されていることが好ましい。また同様の観点から、排出ポート13は、貯蔵筒11における筒状体11aの軸に対して、軸方向を平行にして設けられることが最も好ましい。これにより、上述した薬液充填時に、頭部11bにおける錐形の頂点にまで上昇した空気が、排出ポート13に停滞することなく排出される。
またこの排出ポート13には、管形状の内部に密閉部材13aが内設されていることとする。この密閉部材13aは、例えばゴム製のパッキンであり、中空管P1が穿刺されるものである。この中空管P1は、薬液貯蔵容器1内に薬液を充填する際には薬液貯蔵容器1内の空気を吸引する吸引機構が接続されるものであり、また薬液貯蔵容器1内に充填された薬液を投与する際には投与ポートが接続されるものである。
<充填ポート15>
充填ポート15は、排出ポート13よりも貯蔵筒11の開口端11c側において貯蔵筒11内に連通して設けられている。この充填ポート15は、管形状のものであって、薬液貯蔵容器1内に薬液を充填する際に、薬液容器から薬液を流入させるための流路となる。
このような充填ポート15は、その内壁の少なくとも一部が、貯蔵筒11における筒状体11aの内壁から連続して設けられている。充填ポート15と筒状体11aの内壁同士が連続した部分においては、充填ポート15の内壁と筒状体11aの内壁との間に錐形の頭部11bの内壁が介在せず、充填ポート15の内壁と筒状体11aの内壁とが直接接続された状態となっている。
このような一例としては、図示したように、充填ポート15が、錐形の頭部11b側における筒状体11aの端部から延設された状態が示される。この状態において、充填ポート15は、その周壁の一部が貯蔵筒11における筒状体11aから延設され、錐形の頭部11bにおいて貯蔵筒11内に連通している。このような構成であれば、貯蔵筒11と押し子17とで構成される容積空間を極微小とした場合であっても、この極微小な容積空間に対して充填ポート15を連通させることができる。
また貯蔵筒11に対する充填ポート15の連通位置は、図示した構成に限定されることはなく、貯蔵筒11の筒状体11aの周壁を充填ポート15の連通位置としてもよい。
ただし、充填ポート15の内壁と筒状体11aの内壁とが連続した部分は、充填ポート15の内壁が筒状体11aの内側に凸となることのないような連続性を有し、これらの内壁同士が面一であることが好ましい。
以上のような充填ポート15は、この薬液貯蔵容器1が設置される装置内のレイアウトに応じた方向に延設されればよい。さらに貯蔵筒11を錐形の頭部11b側から見た場合においての排出ポート13の延設方向に対する充填ポート15の位置も、この薬液貯蔵容器1が設置される装置内のレイアウトに応じた位置であればよい。
またこの充填ポート15には、管形状の内部に密閉部材15aが内設されていることとする。この密閉部材15aは、例えばゴム製のパッキンであり、薬液貯蔵容器1内に薬液を充填する際に、薬液容器に連通する送液管P2が穿刺されるものである。
<押し子17>
図3に示すように、押し子17は、貯蔵筒11の開口端11cから貯蔵筒11の内部に陥入されたものである。この押し子17は、貯蔵筒11内に収容された先端部分を構成するガスケット17aと、このガスケット17aに固定された棒状のシャフト17bとを有する。
このうちガスケット17aは、貯蔵筒11における筒状体11aの内壁に液密に密着しながら筒状体11aの軸方向に摺動可能である。薬液貯蔵容器1においては、このガスケット17aと貯蔵筒11とで囲まれた容積空間が、薬液の充填空間となる。このようなガスケット17aは、貯蔵筒11の頭部11bに嵌合する形状を有する。すなわちガスケット17aの形状は、貯蔵筒11における錐形の頭部11bの内壁を転写した形状となっている。これにより、この薬液貯蔵容器1は、薬液貯蔵容器1内に充填された薬液が無駄なく排出ポート13から排出される構成となっている。
またシャフト17bは、一端側が貯蔵筒11の開口端11cから挿入されてガスケット17aに固定される。またシャフト17bの他端側は、貯蔵筒11の開口端11cから外側に延設され、例えば薬液充填装置の駆動部や、以降に説明する薬液投与装置の駆動部に連結される。この薬液貯蔵容器1は、これらの駆動部により、貯蔵筒11の内部の所定位置にガスケット17aを移動させ、ガスケット17aと貯蔵筒11とで囲まれた薬液の充填空間を制御する構成である。
尚、シャフト17bは、この薬液貯蔵容器1が設置される装置(例えば薬液投与装置)の構成により、ガスケット17aに固定された一端側と逆の他端側が、ナットやハーフナットとして構成されていてもよい。また上記装置の構成によって、押し子17は、ガスケット17aのみで構成されたものであってもよい。
<薬液貯蔵容器1への薬液充填>
図4は、以上のような構成の薬液貯蔵容器1への薬液充填を説明する模式図である。以下、先の図3および図4に基づいて薬液貯蔵容器1への薬液の充填動作を説明する。
先ず、図3に示したように、薬液貯蔵容器1の使用者は、充填ポート15の密閉部材15aに送液管P2を穿刺し、薬液貯蔵容器1への薬液の充填量に合わせて押し子17を移動させる。これにより、送液管P2から空気を送り込みつつ、貯蔵筒11内の所定位置にガスケット17aを配置し、ガスケット17aで密閉された貯蔵筒11内の容積空間を薬液の充填量に一致させる。
次いで、薬液貯蔵容器1における排出ポート13の密閉部材13aに中空管P1を穿刺し、この中空管P1に対して、ここでの図示を省略した通気フィルタを介して吸引機構を接続する。尚、通気フィルタは、空気等の気体のみを通過させ、液体を通過させないような機構となっている。
そして図4Aに示すように、充填ポート15から突出している送液管P2に、薬液を収容した薬液容器Sを取り付ける。ここで薬液容器Sは、いわゆるゴム栓S1で密閉されたバイアル瓶であり、充填ポート15から突出している送液管P2を、薬液容器Sのゴム栓S1に貫通させ、この送液管P2によって、薬液容器Sと貯蔵筒11の内部空間を連通させる。
尚、薬液容器Sのゴム栓S1には、外部と連通する通気管P3が穿刺されているが、この状態においては、薬液容器S内の圧力と外部の圧力とが平衡に保たれているため、薬液容器S内の薬液が、送液管P2および通気管P3から流出することはない。また、以上説明した手順は、薬液貯蔵容器1への薬液の充填量に合わせて押し子17を移動させて貯蔵筒11内の容積を薬液の充填量に一致させた後、送液管P2によって薬液容器Sと貯蔵筒11の内部空間が連通される手順であればよく、その他の手順は入れ替わってもよい。
以上のような状態において、薬液貯蔵容器1における貯蔵筒11の頭部11bを(鉛直方向の)上方に向けた状態とする。
その後、図4Bに示すように、使用者は、排出ポート13から引き出された中空管P1に接続された吸引機構を作動させ、薬液貯蔵容器1内の空気を中空管P1を介して排出ポート13から薬液貯蔵容器1の外部に排気する。これにより、薬液貯蔵容器1の内部が負圧となり、送液管P2を介して薬液貯蔵容器1の内部と連通された薬液容器S内の薬液Lが、送液管P2を介して充填ポート15から薬液貯蔵容器1の内部に流入し、薬液貯蔵容器1内に薬液Lが充填される。この際、薬液容器S内には、通気管P3を介して外部の空気が送り込まれ、薬液容器S内は大気圧に保たれる。
そして図4Cに示すように、薬液容器S内から流入した薬液Lによって薬液貯蔵容器1内が満たされ、さらに薬液Lが中空管P1内を満たして通気フィルタに達したところで吸引機構による吸引が不可能となり、薬液貯蔵容器1内への薬液充填が終了する。
このような薬液充填が終了した後には、薬液貯蔵容器1の使用者は、充填ポート15から送液管P2を引き抜き、薬液容器Sと薬液貯蔵容器1との連通状態を解除する。これにより、充填ポート15を密閉部材15aによって液密に封止する。また薬液貯蔵容器1の使用者は、排出ポート13の密閉部材13aに穿刺した中空管P1と吸引機構との接続を解除する。この状態においては、充填ポート15は密閉部材15aで密閉されているため、薬液貯蔵容器1の内部と外部との圧力が平衡に保たれ。薬液貯蔵容器1内に充填された薬液Lが中空管P1を介して排出ポート13側から漏れ出すことはない。
尚、排出ポート13の密閉部材13aに穿刺された状態の中空管P1には、この薬液貯蔵容器1を用いて薬液投与を行う際に、薬液投与ポートが接続される。また薬液貯蔵容器1の使用者は、必要に応じて排出ポート13から中空管P1を引き抜いてもよく、この場合には、排出ポート13は密閉部材13aによって液密に封止された状態となる。
<薬液貯蔵容器1の効果>
以上説明した構成の薬液貯蔵容器1は、薬液貯蔵容器1内に薬液を充填する際に、貯蔵筒11における錐形の頭部11bを上方に向けることで、貯蔵筒11の最も高い位置に排出ポート13が配置され、これよりも低い位置に充填ポート15が配置された状態となる。このため、図4Bを用いて説明したように、充填ポート15から貯蔵筒11内に薬液Lが流入すると、流入した薬液Lによって貯蔵筒11の内部の空気が頭部11bにおける錐形の頂部にまで押し上げられ、貯蔵筒11内に停滞することなく排出ポート13から排出される。これにより、薬液貯蔵容器1の使用者は、薬液貯蔵容器1に対して気泡残りのない薬液充填を容易に実施することが可能になる。
また特に、充填ポート15の内壁の少なくとも一部を、貯蔵筒11における筒状体11aの内壁に対して連続させた構成とすることにより、薬液貯蔵容器1内への薬液充填に際しては、充填ポート15から流入させた薬液Lが、充填ポート15の内壁から筒状体11aの内壁を伝わって貯蔵筒11内に流入する。これにより、薬液Lが気泡を巻き込むことなく貯蔵筒11内に充填される。これによっても、充填された薬液L内への気泡残りを確実に防止することができると共に、薬液Lの充填量を高精度に制御することが可能になる。
さらに充填ポート15を、頭部11b側における筒状体11aの端部から延設させ、錐形の頭部11bにおいて貯蔵筒11内に連通させた構成とすることにより、貯蔵筒11とガスケット17aとで囲まれた容積空間を最小限にまで少なくでき、超微量の薬液Lを薬液貯蔵容器1内に高精度に充填することが可能になる。
しかも、押し子17の先端部分を構成するガスケット17aは、貯蔵筒11の頭部11bに嵌合する形状を有していることから、貯蔵筒11に高精度の分量で充填された超微量の薬液Lを、無駄なく排出ポート13から排出して投与することが可能である。
また排出ポート13は、頭部11bにおける錐形の頂部に設けられているが、この延設方向を筒状体11aの軸に対して垂直な方向とすることにより、貯蔵筒11がコンパクト化され、この薬液貯蔵容器1が設けられる薬液投与装置の小型化を図ることが可能である。
≪薬液投与装置≫
図5は、実施形態に係る薬液投与装置2の全体構成を示す分解斜視図である。また、図6は、実施形態に係る薬液投与装置2の要部平面図である。以下、これらの図に基づいて、薬液投与装置2の構成を説明する。尚、薬液投与装置2の説明においては、図1〜図4を用いて説明した構成要素と同一のものに同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
これらの図5および図6に示す薬液投与装置2は、図1〜4を用いて説明した薬液貯蔵容器1を備えたものであり、例えばインスリンポンプとして用いられるものである。このような薬液投与装置2は、薬液貯蔵容器1が設けられたディスポ部20、ディスポ部20に対して組み合わせて用いられるリユース部30およびクレードル40を有する。以下、薬液投与装置2の詳細な構成を、ディスポ部20、リユース部30、およびクレードル40の順に説明する。
<ディスポ部20>
ディスポ部20は、筐体21の内部に、薬液貯蔵容器1、薬液貯蔵容器1の押し子17を駆動させる駆動部23、および電池ボックス25を備えている。
[筐体21]
筐体21は、平箱形状の一主面側を大きく開口した凹状の収納部21aを有する。さらにこの筐体21は、平箱形状の他主面側の角部を開口した小容量の凹状の裏面収納部21bを有し、裏面収納部21bの底面は収納部21a側に凸となっている。これらの収納部21aと裏面収納部21bとは、収納部21aと裏面収納部21bとを隔てる壁面に設けた開口21cにおいて連通している。
また収納部21aには、以降に説明する駆動部23における平歯車23aの回転軸を支持するための軸受21d、および駆動部23における送りネジ23bを支持するための軸受21eが設けられている。
[薬液貯蔵容器1]
薬液貯蔵容器1は、先に図1〜図4を用いて説明した薬液貯蔵容器1である。図示した状態において、薬液貯蔵容器1は、先に図4を用いて説明した手順によって薬液Lが充填された状態となっている。また図6に示すように、薬液貯蔵容器1の排出ポート13には中空管P1が接続されている。一方、充填ポート15は、ここでの図示を省略した密閉部材によって封止された状態となっている。この薬液貯蔵容器1は、筐体21の収納部21a内に、排出ポート13を裏面収納部21b側に向けた状態で収納されている。
またここでは、薬液貯蔵容器1の押し子17は、シャフト17bの後端部分、すなわちガスケット17aが設けられた先端部分と逆側に、ナット17cが設けられた構成であることとする。このナット17cは、次に説明する駆動部23の送りネジ23bに螺合している。また押し子17は、筐体21に薬液貯蔵容器1を収納した状態において、貯蔵筒11に対する回動が規制される構成となっている。
[駆動部23]
駆動部23は、平歯車23aと、平歯車23aの軸に立設された送りネジ23bとを備え、筐体21の収納部21aに対して固定された状態で収納されている。
平歯車23aは、その回転軸が、筐体21の収納部21aに固定された軸受21dに対して支持された状態で配置されている。
また送りネジ23bは、一端が平歯車23aの回転軸に立設された状態で固定され、他端が筐体21の収納部21aに固定された軸受21eに支持され、薬液貯蔵容器1の押し子17に形成されたナット17cに対して螺合し、シャフト17bに対して平行に設けられている。これにより、平歯車23aの回転によって送りネジ23bが回転すると、送りネジ23bにナット17cを螺合させた押し子17が、送りネジ23bに沿った方向に移動する構成となっている。尚、このような駆動部23は、リユース部30の構成要素として設けられてもよい。
[電池ボックス25]
電池ボックス25は、以降に説明するモータ33の電源となる電池を収納するものであって、モータ33と電池とを接続するための電極を備えている。この電池ボックス25は、筐体21の収納部21aに対して固定された状態で収納されている。尚、この電池ボックス25は、リユース部30の構成要素として設けられてもよい。
<リユース部30>
リユース部30は、ディスポ部20の筐体21に対する蓋体31と、この蓋体31の内部に収納されたモータ33、および歯車部35を備えている。
[蓋体31]
蓋体31は、ディスポ部20の筐体21において収納部21a側を覆って閉塞する構成のものであり、筐体21に向かう主面側に、上述したモータ33および歯車部35が固定される構成となっている。
[モータ33]
モータ33は、電池によって駆動されるものであり、回動する回転軸を有する。このモータ33は、例えばパルス駆動されるステッピングモータであることとする。このモータ33は、ディスポ部20の筐体21を蓋体31で閉塞した状態において、ディスポ部20の筐体21に収納された電池ボックス25の電極に接続される構成となっている。このようなモータ33は、薬液貯蔵容器1からの薬液Lの投与を制御する駆動部を構成する。
[歯車部35]
歯車部35は、モータ33の駆動によって連動して回転する複数段の歯車で構成されている。また図6に示すように、歯車部35を構成する複数段の歯車のうち、初段の歯車35aは、モータ33の回転軸に対して同軸上に固定させている。さらに、蓋体31をディスポ部20の筐体21に被せてディスポ部20とリユース部30とを組み合わせた状態においては、歯車部35を構成する複数段の歯車のうち、最終段の歯車35bは、ディスポ部20の駆動部23を構成する平歯車23aに対してかみ合わせて設けられる。
これにより、モータ33によって歯車部35の各歯車が回転すると、ディスポ部20の送りネジ23bが回転し、薬液貯蔵容器1の押し子17が送りネジ23bに沿った方向に移動する構成となっている。このような歯車部35は、蓋体31に対して固定されている。また歯車部35は、薬液貯蔵容器1からの薬液Lの投与を制御する駆動部を構成する。
<クレードル40>
クレードル40は、本体部41と、この本体部41に設けられたカテーテルポート43と、投与ポート45とを備えている。
[本体部41]
本体部41は、ディスポ部20の筐体21に対して、リユース部30の蓋体31と逆側から着脱自在に装着される。また本体部41において、ディスポ部20に向かう面とは逆側の面は、皮膚に対する貼合せ面となっている。
[カテーテルポート43]
カテーテルポート43は、本体部41においてディスポ部20側に向けられる面であって、ディスポ部20の筐体21の裏面収納部21bと重ね合わせられる位置に設けられている。このカテーテルポート43は、次に説明する投与ポート45を保持するための部分であり、カテーテルポート43が設けられた部分において、本体部41には、ここでは図示されない貫通孔が設けられている。
[投与ポート45]
投与ポート45は、注射針45aを保持するものであって、カテーテルポート43に嵌合させた状態で配置される。投与ポート45をカテーテルポート43に嵌合させた状態においては、投与ポート45に保持された注射針45aが、クレードル40の本体部41に設けた貫通孔からディスポ部20とは逆側に突出する。
またクレードル40に対してディスポ部20を装着した状態において、カテーテルポート43に嵌合された投与ポート45は、ディスポ部20における筐体21の裏面収納部21bに収納される。さらにこの状態において、投与ポート45は、収納部21aと裏面収納部21bとを連通する開口21cを介して、薬液貯蔵容器1の排出ポート13から引き出された中空管P1に接続された状態となり、保持した注射針45aと中空管P1とを連通させる。
尚、この投与ポート45は、中空管P1に対して接続自在であり、薬液貯蔵容器1内への薬液充填の際には、中空管P1に対して投与ポート45に換えて通気フィルタを介して吸引機構が接続される構成となる。
[薬液投与装置2による薬液投与の手順]
以上のように構成された薬液投与装置2による薬液投与は、次のように行う。先ず、ディスポ部20において薬液貯蔵容器1の排出ポート13から引き出された中空管P1に対し、通気フィルタを介して吸引機構を接続させた状態で、先の図4を用いて説明した手順で薬液貯蔵容器1に所定量の薬液Lを充填しておく。
次に、モータ33および歯車部35が収納されたリユース部30の蓋体31を、ディスポ部20の筐体21に被せることで、ディスポ部20とリユース部30とを組み合わせる。
またクレードル40を、薬液の投与部位に貼り付ける。この際、クレードル40に設けたカテーテルポート43が投与部位に一致するようにして、クレードル40の貼り付けを行う。次いで、カテーテルポート43に対して投与ポート45を嵌合させることにより、投与ポート45に保持された注射針45aを投与部位に対して穿刺する。
その後、薬液の投与部位に貼り付けられたクレードル40に対して、リユース部30と組み合わされたディスポ部20を装着する。これにより、ディスポ部20における筐体21の裏面収納部21b内に投与ポート45を収納し、さらにディスポ部20の筐体21における収納部21aと裏面収納部21bとの連通部分において、投与ポート45と中空管P1とを接続させる。
以上のようにして薬液の投与部位に対して、薬液投与装置2を装着させたところで、ここでの図示を省略したコントローラからの無線遠隔操作により、モータ33を駆動させる。これにより、ディスポ部20の駆動部23を構成する平歯車23aが回動し、この平歯車23aに固定された送りネジ23bを介して押し子17が移動する。そして、薬液貯蔵容器1に充填された薬液Lが、排出ポート13および中空管P1を介して注射針45aから投与部位に投与される。押し子17が、貯蔵筒11の最深部にまで押し込まれたところで、薬液Lの投与が終了する。
[薬液投与装置2の効果]
以上説明した薬液投与装置2は、先に説明した実施形態の薬液貯蔵容器1と共に、この薬液貯蔵容器1の押し子17を駆動する駆動部を備えたものである。このため、気泡残りなく薬液貯蔵容器1に充填された薬液Lを、高精度に無駄なく投与することが可能である。
尚、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
2…薬液投与装置、11…貯蔵筒、1…薬液貯蔵容器、11a…筒状体、11b…頭部、11c…開口端、13…排出ポート、15…充填ポート、17…押し子、23…駆動部、33…モータ(駆動部)、35…歯車部(駆動部)、45…投与ポート、L…薬液

Claims (7)

  1. 筒状体の一端側を外側に凸となる錐形の頭部で閉塞し当該筒状体の他端側を開口端とした貯蔵筒と、
    前記頭部における錐形の頂部において前記貯蔵筒に連通して設けられた排出ポートと、
    前記排出ポートよりも前記貯蔵筒の開口端側において当該貯蔵筒に連通して設けられた充填ポートと、
    前記貯蔵筒における前記筒状体の内壁に液密に密着した状態で当該筒状体の軸方向に摺動可能な押し子とを有する
    薬液貯蔵容器。
  2. 前記充填ポートは、管形状を有し、内壁の少なくとも一部が前記貯蔵筒における前記筒状体の内壁から連続して設けられている
    請求項1に記載の薬液貯蔵容器。
  3. 前記充填ポートは、前記筒状体における前記頭部側の端部から延設され前記錐形の頭部において前記貯蔵筒に連通された
    請求項1または2に記載の薬液貯蔵容器。
  4. 前記押し子の先端部分は、前記貯蔵筒の頭部に嵌合する形状を有する
    請求項1〜3の何れかに記載の薬液貯蔵容器。
  5. 前記排出ポートは、前記貯蔵筒の頭部における錐形の頂部から前記筒状体の軸に対して垂直な方向に延設された
    請求項1〜4の何れかに記載の薬液貯蔵容器。
  6. 薬液が充填される薬液貯蔵容器と、当該薬液貯蔵容器からの薬液の投与を制御する駆動部とを有する薬液投与装置であって、
    前記薬液貯蔵容器は、
    筒状体の一端側を外側に凸となる錐形の頭部で閉塞し当該筒状体の他端側を開口端とした貯蔵筒と、
    前記頭部における錐形の頂部において前記貯蔵筒に連通して設けられた排出ポートと、
    前記排出ポートよりも前記貯蔵筒の開口端側において当該貯蔵筒に連通して設けられた充填ポートと、
    前記貯蔵筒における前記筒状体の内壁に液密に密着した状態で当該筒状体の軸方向に摺動可能な押し子とを有し、
    前記駆動部は、前記押し子に連結して設けられ、前記貯蔵筒内における前記押し子の摺動を制御する
    薬液投与装置。
  7. 前記排出ポートには、前記薬液貯蔵容器内の薬液を投与するための投与ポートが接続される
    請求項6記載の薬液投与装置。
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