JPWO2016047141A1 - 強化繊維シート製造装置 - Google Patents

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Abstract

強化繊維糸条をテーブル上に配置する強化繊維シート製造装置は、前記強化繊維糸条を前記テーブルに押し付け可能な糸条押付部を備え、前記強化繊維糸条を送り出す糸条供給機構と、前記糸条供給機構と独立して位置決めされ、前記糸条押付部により前記強化繊維糸条を押し付けて切断する切刃と、を備える。

Description

本願は、2014年9月25日に出願された出願番号2014−194593の日本特許出願に基づく優先権を主張し、その開示の全てが参照によって本願に組み込まれる。
本発明は、繊維強化プラスチックの製造に供する強化繊維シート製造装置に関する。
繊維強化プラスチックの製造に用いられるガラス繊維や炭素繊維といった強化繊維のプリフォームを作製する方法として、種々の方法が知られている。例えば、強化繊維の織物基材のような布帛から所定のカットパターンを切り出し、プレスによってプリフォームを賦形する方法が知られている。しかし、この方法では、カットパターンを切り出したあとの残りの部分を廃棄することとなる。このため、プリフォーム製造上の歩留まりが悪く、プリフォーム製造コストが高くなるという問題があった。
この問題を回避するため、必要な場所のみに強化繊維を配置し、無駄となる強化繊維を削減することを目的としたAFP(Automated Fiber Placement)やTFP(Tailored Fiber Placement)といった方法が知られている。例えば、特許文献1には、図1に示すように、移動可能な積層ヘッド2でバインダーが付与された強化繊維のストランド(強化繊維糸条14)をプリフォーム成形治具上に配置して、この配置作業を徐々に上の層に向かって複数層に渡って繰り返すことでプリフォームを製造する方法が開示されている。また、特許文献2には、複合積層体を基板上に形成する方法として、基板の上で自動繊維配置ヘッドを移動させながら、必要とする部分のみに複数の平行する複合テープストリップを配置していく方法が開示されている。
特開2011−57767号公報 特表2011−515242号公報
しかしながら、上記技術は、二つの問題を抱えている。上記特許文献1,2いずれの方法を用いた装置においても、例えば図1に示すように、強化繊維糸条14を切断するための切断機構11は強化繊維糸条14を供給するヘッド2内に搭載されている。このため、一つ目の問題としては、強化繊維糸条はヘッドから高速で引き出されている状態で切断しなければならないことである。
一般的に切断を行うためには、切断対象に対して剪断等の力を一点に集中して加え続ける必要がある。しかし、切断対象が高速で運動していると、力を一点に加え続ける時間を十分に確保できない。このため切断が困難となる。これを解決するためには切断に要する時間を極小化し、瞬間的に切断が終了出来るようにすれば良い。しかし、そのためには上記の力を極大化する必要がある。例えば、剪断による切断の場合であれば、剪断刃の動作速度をアップし、かつ剪断に至るのに十分な力を短時間で付与できるよう、剪断力を極大化させる必要がある。しかし、切断機構をヘッド内に搭載するがゆえに寸法や重量あるいは配置位置といった構造的制約がある。また、剪断能力アップは設備費の増大につながる。このため、剪断力の極大化には自ずと限界が生じる。
特に、強化繊維の場合、繊維自体が切断しにくい材質であることが多い。しかも、装置の生産能力を上げるために複数本の繊維を一度に扱うことが多い。これらの要素はいずれも切断に要する時間を大きく拡大させる要素であり、切断を瞬間的に終了させるのは困難である。
また、切断時に強化繊維糸条が走行していると、切断するタイミングに僅かなずれが生じる。このため、強化繊維糸条を毎回同じタイミングで切断したつもりでも、切断位置にずれが生じてしまう。切断位置にずれが生じる場合、あらかじめずれの発生を見越してマージンを確保する。しかし、このマージンを確保することによって、最終的に所定の形状へのトリミングが必要になる。このため、強化繊維のロスを拡大し、歩留まり悪化の要因となる。
上記の理由から、強化繊維糸条を切断する際は強化繊維糸条の走行速度を減少させる必要が生じる。このためにヘッドを減速または停止させなければならず、これが生産能力の減少を招いていた。
次に、上記特許文献1,2の技術の二つ目の問題は、図1に示すように、強化繊維糸条を供給するヘッド2の先端部分には強化繊維糸条14を配置するための押さえローラー6を有しているが、強化繊維糸条14を切断する毎に切断機構11より上流側の強化繊維糸条14をこの押さえローラー6まで送り込むことが必要となることである。上記特許文献1,2に記載の装置は、ともに、図1に示すように、強化繊維糸条14の切断機構11は押さえローラー6があるヘッド2の先端部分より手前側、つまり、強化繊維糸条14が走行する方向の視点で見ると、強化繊維糸条14の最下流となるヘッド先端部分に対して少し上流側に配置されている。この配置構成で強化繊維糸条14を切断すると、強化繊維糸条14の切断部分より下流側の強化繊維糸条14は、押さえローラー6によって成形治具や基板上に配置されきってしまう。このため、ヘッド2内の強化繊維糸条14の切断部分からヘッド2の先端部分まで強化繊維糸条14がなくなってしまうことになる。従って、強化繊維糸条14を成形治具や基板上に配置する動作を繰り返すためには、何らかの方法でヘッド2の先端部分まで強化繊維糸条14を送り込まなければならない。この方法としては、例えば、ニップロールで強化繊維糸条を送り込む、あるいはエアで強化繊維糸条を吸引して引っ張るといった方法である。上記特許文献1,2に記載のいずれの装置においても、強化繊維糸条を送り込む機構を備えており、この機構が設備費の増大につながると同時に、強化繊維糸条を送り込む動作に余分な時間が割かれ、生産能力の減少を招いていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することができる。
(1)本発明の一形態によれば、強化繊維糸条をテーブル上に配置する強化繊維シート製造装置が提供される。この強化繊維シート製造装置は、前記強化繊維糸条を前記テーブルに押し付け可能な糸条押付部を備え、前記強化繊維糸条を送り出す糸条供給機構と、前記糸条供給機構と独立して位置決めされ、前記糸条押付部により前記強化繊維糸条を押し付けて切断する切刃と、を備える。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(2)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記糸条押付部が、前記テーブルに接近、退避可能なローラーとしてもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(3)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブル上の任意の位置に前記切刃が固定されていてもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(4)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記切刃が、前記テーブル上の任意の位置に移動可能な切断機構に取り付けられていてもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(5)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記糸条供給機構と前記切刃とを独立して略平行に移動可能な複数のスライダー機構を有してもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(6)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブルが移動可能に設けられていてもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(7)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブル上に前記強化繊維糸条を固定するエア吸引手段を有してもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(8)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブル上に前記強化繊維糸条を固定する静電吸着手段を有してもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(9)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブルと前記強化繊維糸条との間に粘着材料を配置してもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(10)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記強化繊維糸条の表面に付着させた熱融着材料を溶融し前記テーブルに融着させる加熱手段を有してもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(11)上記形態の強化繊維シート製造装置において、前記テーブルにベルトコンベアが備えてもよい。この形態の強化繊維シート製造装置によれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
(12)糸条供給機構から繰り出された強化繊維糸条を、テーブル上の任意の位置に任意の長さで配置する強化繊維シート製造装置は、前記糸条供給機構は前記強化繊維糸条を前記テーブルに押し付け可能な糸押付手段を有し、前記糸押付手段により前記強化繊維糸条を押し付けて切断する切刃を前記テーブル上に有する。
本発明に係る強化繊維シート製造装置を用いれば、効率的に強化繊維糸条を切断できる。
特許文献1で開示されている糸条供給機構の概略構成図。 本発明の一実施態様に係る強化繊維シート製造装置の概略構成図。 本発明の一実施態様に係る強化繊維糸条切断の様子を示す部分拡大図。 本発明の一実施態様に係る強化繊維シート製造装置の概略全体図。 本発明の一実施態様に係る強化繊維シート製造装置の概略全体図。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明はこの図面によって何ら制限されるものではない。まず、図2及び図3において、強化繊維シート製造装置1の動作の説明を行い、次に、図4及び図5において、強化繊維シート製造装置1の各部の説明を行う。
図2は本発明の一実施態様に係る強化繊維シート製造装置1の概略構成を示している。図2には、相互に直交するXYZ軸が図示されている。X軸方向は、強化繊維シート製造装置1の奥行き方向を示し、Y軸方向は、強化繊維シート製造装置1の幅方向を示し、Z軸方向は、鉛直方向を示す。強化繊維シート製造装置1は、糸条供給機構2と、テーブル・ベース3と、移動テーブル4と、スライダー機構5と、押さえローラー6と、押さえ機構7と、ニップロール9と、糸条ガイド10と、切断機構11などを備える。強化繊維糸条14は、炭素繊維から構成されている糸束である。強化繊維糸条14を構成する他の材料としては、例えば、ガラス繊維、セラミック繊維、アラミド繊維などが挙げられる。
図2に示すように、強化繊維糸条14はニップロール9を経て、ニップ機構20で把持されており、糸条供給機構2がスライダー機構5によりY軸の−方向へ移動することで、任意の位置まで引き出される。このとき、糸条押付部である押さえローラー6は、押さえ機構7によりZ軸の+方向に上昇している。次に、ニップ機構20による強化繊維糸条14の把持が解除され、押さえローラー6は、押さえ機構7によりZ軸の−方向に下降し、吸着テーブル16に押し付けられる。その後、糸条供給機構2がスライダー機構5によりY軸の+方向へ移動することにより、強化繊維糸条14の吸着テーブル16への配置が開始される。強化繊維糸条14は、糸条ガイド10によりX軸方向の位置精度が保たれ、かつ、蛇行が抑制される。強化繊維糸条14は、押さえローラー6により吸着テーブル16上に押し付けられながら、吸着テーブル16へ配置される。
糸条供給機構2は、上記の動作により、任意の位置で強化繊維糸条14の送り出しを行う。これと並行して、スライダー機構5とは別のスライダー機構5aにより、任意の位置に移動可能な切断機構11が、糸条供給機構2の行き先にあらかじめ待ち受けている。つまり、切断機構11に備えられた低頭ダイ・カッター12が吸着テーブル16上に待機している。この状態において、糸条供給機構2と切断機構11との両者が接近すると、切刃である低頭ダイ・カッター12の刃先に強化繊維糸条14が接触し、さらに、押さえローラー6によって強化繊維糸条14が刃先に押しつけられることで強化繊維糸条14が切断される。押さえローラー6と切断機構11は、それぞれのZ軸の±方向(上下方向)に動きを制御する押さえ機構7と7aとを有している。押さえ機構7や7aとしては、ピストン・シリンダー等を使用することができる。
なお、吸着テーブル16は配置・切断された強化繊維糸条14の位置を維持するために吸着力を有するテーブルであり、移動テーブル4の上に配置されている。移動テーブル4はテーブル・ベース3の上に取り付けられたガイドレール13によりX軸の±方向に移動することができる。ガイドレール13は、他の例としてベルトコンベアを用いることもできる。強化繊維糸条14の配置から切断までの一連の動作が完了すると、移動テーブル4は強化繊維糸条14の幅と同じ距離だけX軸の±方向(いずれに設定してもよい)に移動する。以降、強化繊維シート製造装置1は、強化繊維糸条14を所定の形状に配置し終わるまで上記の動作を繰り返すことにより、強化繊維シート15の原型が形成される。
一般的なAFP装置やTFP装置は、強化繊維糸条を供給・配置するヘッド内に強化繊維糸条を切断する機構や切断後に強化繊維糸条を送り込む機構を搭載している。これに対して、本発明の実施形態に係る切断機構11は、糸条供給機構2と独立して設けられており、吸着テーブル16上を移動できる。このため、糸条供給機構2の大きさや重量による構造的制約が生じない。また、あらかじめ待ち受けている低頭ダイ・カッター12の刃先に、強化繊維糸条14を、押さえローラー6により押さえ付けることで、強化繊維糸条14を切断する。このため、切断が非常に容易である。また、糸条供給機構2の移動速度を制限することなく、移動速度を高速にしても強化繊維糸条14を正確に切断することができる。このため、強化繊維シート製造装置1によれば、素早く効率的に強化繊維糸条14を配置することができる。
図3は、本発明の一実施態様に係る強化繊維切断時の様子を示す部分拡大図である。上記の通り、押さえローラー6は、強化繊維糸条14を低頭ダイ・カッター12に接触させることにより、強化繊維糸条14を切断する。
具体的には、図3(A)に示すように、まず、低頭ダイ・カッター12は吸着テーブル16上にあらかじめ待機している。そして、低頭ダイ・カッター12が待機している場所に向かって、糸条供給機構2の押さえローラー6が、強化繊維糸条14を吸着テーブル16へ押さえつけながら接近してくる。次に、図3(B)に示すように、低頭ダイ・カッター12が待機している場所を、糸条供給機構2の押さえローラー6が通過することにより、強化繊維糸条14が切断される。つまり、押さえローラー6と低頭ダイ・カッター12とが接触することにより、押さえローラー6と低頭ダイ・カッター12との間に配されている強化繊維糸条14が切断される。そして、図3(C)に示すように、切断後もしばらく押さえローラー6を走行させ続けることにより、切断により生じた強化繊維糸条14の端部が押さえローラー6の下に配される。この状態で、押さえ機構7によりローラー6を上方に移動させることにより、ローラー6の下に強化繊維糸条14の端部が配される状態を維持できる。そして、糸条供給機構2をY軸の−方向に移動させ、所望の位置に来たところで、押さえ機構7によりローラー6を下方に移動させる。この動作により、吸着テーブル16へ強化繊維糸条14を配置する動作を再開できる。このようにすることにより、強化繊維糸条14の端部をローラー6の下に配置するために、強化繊維糸条14を別の機構で改めて送り込む必要がない。つまり、強化繊維糸条14をローラー6のしたへ配置する新たな工程を設けずに、次の強化繊維糸条14の吸着テーブル16への配置動作に移ることができる。このため、強化繊維糸条14を送り込む余分な時間が掛からず生産能力が向上する。また、強化繊維糸条14を送り込む機構を別途設ける必要がないため、送り込む機構を別途設ける設備費を低減することができる。
図4は、本発明の一実施態様に係る強化繊維シート製造装置1の概略全体図である。強化繊維シート製造装置1は、強化繊維糸条14が巻かれている強化繊維ボビン17から糸条供給機構2へ、強化繊維糸条14をスムーズに送り出すアキューム機構18を備えている。アキューム機構18は、糸条供給機構2がスライダー機構5によってY軸方向に高速移動する際に、強化繊維糸条14の張力を安定させるとともに、強化繊維糸条14の表裏が反転しないように素早く強化繊維糸条14を供給することができる。
このアキューム機構18はエアを利用しており、強化繊維糸条14の弛み量を調整することで強化繊維糸条14が高速で引出されてもスムーズに追従させることができる。アキューム機構18は、上記のエアを利用した方法以外にも、軽量式のダンサロールを用いる方法や、電磁力等を用いた浮上ロールを使用する方法など、強化繊維糸条14が高速で引出されてもスムーズに追従させることができる別の方法を採用してもよい。
強化繊維ボビン17から安定して強化繊維糸条14をアキューム機構18に供給するために、強化繊維糸条14の裏面および/または表面をカメラ19で観察することも好ましい。本実施形態では、強化繊維糸条14の裏面および表面をカメラ19で観察している。カメラ19により、供給されている強化繊維糸条14上の異物等の付着や、強化繊維糸条14の反転の有無を確認することができる。特に、強化繊維糸条14の裏面の状態は吸着テーブル16に配置された後に観察することが困難である。強化繊維糸条14を吸着テーブル16から引き剥がして確認する場合、改めて強化繊維糸条14を吸着テーブル16へ精度良く配置することが必要となる。また、この場合、吸着テーブル16表面を傷つけたりするおそれもある。従って、強化繊維糸条14の裏面を観察するカメラ19を設置し、状態を監視することが特に好ましい。
図5は、図4に記載のA方向から見た強化繊維シート製造装置1を示している。強化繊維シート製造装置1には、(i)糸条供給機構2を図5の奥行き方向(紙面に垂直な方向)(Y軸の±方向)に動作させるスライダー機構5と、(ii)スライダー機構5と略平行に配されており、切断機構11を同じ方向(紙面に垂直な方向)(Y軸の±方向)に動作させるスライダー機構5aと、が設置されている。強化繊維シート製造装置1がスライダー機構5とスライダー機構5aとを備えるため、切断機構11に搭載された低頭ダイ・カッター12の刃先が、糸条供給機構2に搭載された押さえローラー6の下面の吸着テーブル16への投影面に重なるように配置させることができる。このように配置させ、押さえローラー6を下降させると低頭ダイ・カッター12の刃先と接触させることができる。このような機構とすることにより、糸条供給機構2から供給される強化繊維糸条14は、押さえローラー6と低頭ダイ・カッター12の刃先とが接触する位置において、両者に挟まれて切断される。なお、図2、4、5には、スライダー機構5および5aとしてリニアスライダーが図示されているが、リニアスライダーに代えて、それぞれロボットアームを用いることもできる。
なお、強化繊維糸条14を引き出す際、各強化繊維糸条14の始点から終点まで、必ずしも直線状である必要はない。つまり、隣接する強化繊維糸条14同士が微視的な領域でほぼ平行を保っていれば、強化繊維糸条14は全体および/または部分的に円弧状に湾曲するように配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、低頭ダイ・カッター12を搭載する切断機構11がスライダー機構5aによりY軸の±方向へ任意の位置に移動できることを示した。しかし、より簡略化した構成として、吸着テーブル16上の一部に低頭ダイ・カッター12を固定してもよい。このような構成とすることにより、糸条供給機構2の押さえローラー6が強化繊維糸条14を吸着テーブル16へ押さえつけながら低頭ダイ・カッター12に向かって接近し、低頭ダイ・カッター12が固定されている場所を、押さえローラー6が通過することにより強化繊維糸条14が切断される。この場合、切断機構11を移動させるためのスライダー機構5a等が不要となるため、設備を簡略化できる。例えば、同じ形状の強化繊維シートを短時間で大量に形成する場合には、設備費等の面からこのような構成とすることにより、設備を簡略化できる。さらに、吸着テーブル16上に固定される低頭ダイ・カッター12を、所望の形状である最終形状と同じ輪郭を形取ったものとすることにより、切断工程と同時に、最終形状へのトリム工程まで同時に完了することができる。このため、製造の時間的な効率が向上する。
吸着テーブル16は、配置された強化繊維糸条14の位置を維持するための機能を備えたものが好ましい。強化繊維糸条14の位置を維持するための機構としては、具体的には、エア吸引によるエア吸引手段、静電気による静電吸着手段、粘着性の材料による粘着力、あるいは、熱融着する材料を含む強化繊維糸条14の場合は熱による融着等を用いる機構を挙げることができる。ここで、粘着性の材料としては、温度変化に伴って粘着・非粘着の両方を発現することのできる温感性材料を用いることが好ましい。本発明の実施形態では、いずれの方法を用いてもよく、また、これらを組み合わせてもよい。
本実施形態では、吸着テーブル16の機能として静電気による静電吸着力を用いる。この場合、強化繊維糸条14は導電性の材質であることが好ましい。炭素繊維は良好な導電体であるうえ、強化繊維としての高い強度・弾性率を持つ。このため、吸着テーブル16の機能として静電吸着力を用いることが特に好ましい。また、ガラス繊維やケブラー(登録商標)繊維のように繊維自体が導電性を持たない場合であっても、繊維の表面に電気抵抗を下げる界面活性剤等を付着させることで静電吸着が可能となる。
エア吸引による吸着力や静電吸着力を用いた吸着テーブル16上で強化繊維糸条14の位置を維持する場合は、後述する熱可塑性タック材等の材料を別途強化繊維糸条14に付与する必要がない。このため、強化繊維糸条14の材料コストを下げることに大きく寄与できる。さらに、後工程においても熱可塑性タック材を溶かすための処理時間が不要となる。また、熱可塑性タック材を溶かすためのレーザー照射装置等の大掛かりな加熱システムも不要となる。このため、設備的なコストダウンに寄与する。
粘着性のある粘着材料を用いる場合は、単純な接着による方法をとることも可能である。この場合、常温で粘着性のあるものは取り扱いが困難となるため、加熱溶融時のみ粘着性を発現する熱融着材料である熱可塑性タック材を用いるのが望ましい。熱可塑性タック材の加熱溶融には、IRヒーター等の加熱手段を別途設ける必要があるが、加熱溶融時間を短縮するには、レーザー照射装置や超音波装置、通電加熱装置等の加熱システムを設けることが好ましい。
吸着テーブル16上に配置された強化繊維糸条14は、強化繊維糸条14同士をバインダー等の物質により結着させ、強化繊維シート15の形状を崩さないように固定したうえで、吸着テーブル16上から引き剥がす。ここで、バインダーの形態としては、短繊維からなるものでも連続繊維からなるものでもよく、あるいは双方が混在したものでも良く、不織布やフィルム、その他様々な形態のものを用いることができる。また、バインダーとして、溶剤や熱によって溶融させた樹脂を空気中に噴射し、固化させるメルトスプレー方式によって得られる材料を用いてもよい。メルトスプレー方式によって得られる材料をバインダーとして用いる場合は、(i)吸着テーブル16上に配置した複数の強化繊維糸条14に直接スプレーしてバインダーを形成する方法や、(ii)別工程にてあらかじめ不織布状に形成したものを準備しておき、それを吸着テーブル16上に配置した複数の強化繊維糸条14に貼り付ける方法などを用いることができる。これらの方法によって、複数の強化繊維糸条14とバインダーとから形成される強化繊維シート15を形成することができる。複数の強化繊維糸条14を結着させるバインダー量は特に制限はないものの、得られる強化繊維シート15が賦形性を発揮できる程度とすることが好ましい。
上記実施形態では、切刃として、低頭ダイ・カッター12を用いたが、本発明はこれに限定されない。切刃は、強化繊維糸条14が切断可能な刃であればよい。
本発明は特に自動車や航空機等の大型の繊維強化プラスチック成形品の製造に好適であり、繊維強化プラスチックの製造に必要な三次元形状を有するプリフォームを構成する強化繊維シートを提供することができる。
1…強化繊維シート製造装置
2…糸条供給機構
3…テーブル・ベース
4…移動テーブル
5…スライダー機構
6…押さえローラー
7…押さえ機構
9…ニップロール
10…糸条ガイド
11…切断機構
12…低頭ダイ・カッター
13…ガイドレール
14…強化繊維糸条
15…強化繊維シート
16…吸着テーブル
17…強化繊維ボビン
18…アキューム機構
19…カメラ
20…ニップ機構

Claims (11)

  1. 強化繊維糸条をテーブル上に配置する強化繊維シート製造装置であって、
    前記強化繊維糸条を前記テーブルに押し付け可能な糸条押付部を備え、前記強化繊維糸条を送り出す糸条供給機構と、
    前記糸条供給機構と独立して位置決めされ、前記糸条押付部により前記強化繊維糸条を押し付けて切断する切刃と、を備える、強化繊維シート製造装置。
  2. 前記糸条押付部が、前記テーブルに接近、退避可能なローラーである、請求項1に記載の強化繊維シート製造装置。
  3. 前記テーブル上の任意の位置に前記切刃が固定されている、請求項1または2に記載の強化繊維シート製造装置。
  4. 前記切刃が、前記テーブル上の任意の位置に移動可能な切断機構に取り付けられている請求項1または2に記載の強化繊維シート製造装置。
  5. 前記糸条供給機構と前記切刃とを独立して略平行に移動可能な複数のスライダー機構を有する請求項4に記載の強化繊維シート製造装置。
  6. 前記テーブルが移動可能に設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
  7. 前記テーブル上に前記強化繊維糸条を固定するエア吸引手段を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
  8. 前記テーブル上に前記強化繊維糸条を固定する静電吸着手段を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
  9. 前記テーブルと前記強化繊維糸条との間に粘着材料を配置する請求項1〜6のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
  10. 前記強化繊維糸条の表面に付着させた熱融着材料を溶融し前記テーブルに融着させる加熱手段を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
  11. 前記テーブルにベルトコンベアが備えられている請求項1〜10のいずれか1項に記載の強化繊維シート製造装置。
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