JPWO2016031565A1 - 流量可変バルブ機構及び過給機 - Google Patents

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Abstract

アクチュエータ(57)の作動ロッド(75)がリンク部材(55)の先端部に回転可能に連結され、作動ロッド(75)の先端部に連結ピン(79)が一体的に設けられ、リンク部材(55)の先端部に連結ピン(79)を挿通させるためのピン穴(81)が貫通形成され、リンク部材(55)の先端部と作動ロッド(75)の先端部の間に、リンク部材(55)の先端部と作動ロッド(75)の先端部を互いに反対方向としての作動ロッド(75)の軸方向(軸方向の両側)へ付勢する皿バネ(85)が設けられている。

Description

本発明は、車両用過給機等の過給機におけるタービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を調整するためのガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構及び過給機に関する。
車両用過給機による過給圧の過度の上昇を抑制する対策として、通常、車両用過給機におけるタービンハウジングの内部にはバイパス通路が形成されている。排気ガスの一部はこのバイパス通路を流れ、タービンインペラをバイパスする。また、タービンハウジングの適宜位置には、バイパス通路の開口部を開閉するウェイストゲートバルブが設けられている。ここで、バイパス通路は、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を調整するガス流量可変通路の1つであって、ウェイストゲートバルブは、ガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構の1つである。
ウェイストゲートバルブは、タービンハウジングに回転可能に支持されたステム(回転軸)と、バイパス通路の開口部側のバルブシートに当接可能および離隔可能なバルブと、ステム及びバルブを連結する取付部材とを備える。ステムは、タービンハウジングの外壁に貫通形成された支持穴に、正方向及び逆方向へ回転可能に支持されている。ステムの基端部(一端部)は、タービンハウジングの外側へ突出している。また、ステムの先端部には、取付部材の基端部が一体的に連結されている。取付部材の先端部にはバルブが設けられている。バルブは、バイパス通路の開口部側のバルブシートに当接可能及び離隔可能である。更に、ステムの基端部には、リンク部材の基端部(一端部)が一体的に連結されている。リンク部材が、ステムの軸心周りに正方向或いは逆方向へ揺動すると、バルブがステム及び取付部材を介して正方向或いは逆方向(開方向或いは閉方向)へ揺動する。
車両用過給機におけるコンプレッサハウジングの外壁にはアクチュエータが配設されている。アクチュエータは、リンク部材をステムの軸心周りに揺動させる。また、アクチュエータは、自己の軸方向(作動ロッドの軸方向、換言すれば、アクチュエータの軸方向)へ移動可能な作動ロッドを備えている。作動ロッドの先端部は、リンク部材の先端部(他端部)に回転可能に連結されている。過給圧が設定圧に達すると、アクチュエータの駆動により作動ロッドがその軸方向(作動ロッドの軸方向)の一方側へ移動して、リンク部材を正方向へ揺動させる。バイパス通路の開口部を開いた後に、過給圧が設定圧未満になると、アクチュエータの駆動により作動ロッドがその軸方向の他方側へ移動して、リンク部材を逆方向へ揺動させる。
なお、本発明に関連する技術が、特許文献1及び特許文献2に示されている。
特開2009−236088号公報 特開2008−101589号公報
ところで、車両用過給機の運転中、エンジン側からの排気ガスの脈動(脈動圧力)又はアクチュエータ側からの脈動等が発生すると、バルブだけでなく、バルブと連動関係にあるリンク部材及び作動ロッドが振動することになる。このような場合に、ウェイストゲートバルブからチャタリング音(振動による接触音)が発生して、ウェイストゲートバルブの静音性の低下を招くことが懸念される。
なお、前述の問題は、ウェイストゲートバルブ以外の流量可変バルブ機構においても同様に生じる。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる流量可変バルブ機構及び過給機を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、タービンハウジング又は前記タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体の内部に、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を調整するためのガス流量可変通路を含む過給機に用いられ、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構であって、前記タービンハウジング又は前記接続体の外壁に支持されたステムと、基端部が前記ステムに一体的に連結された取付部材と、前記取付部材の先端部に設けられ、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉するバルブと、基端部が前記ステムの基端部に一体的に連結されたリンク部材と、先端部が前記リンク部材の先端部に回転可能に連結され、前記リンク部材を前記ステムの軸心周りに正方向及び逆方向へ揺動させるための作動ロッドと、前記リンク部材の先端部又は前記作動ロッドの先端部に形成されるピン穴と、前記作動ロッドの先端部又は前記リンク部材の先端部に設けられ、前記ピン穴に挿通される連結ピンと、前記リンク部材の先端部と前記作動ロッドの先端部を互いに反対方向へ付勢する付勢部材とを具備することを要旨とする。
ここで、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「過給機」とは、単一段の過給機だけでなく、複数段(低圧段と高圧段)の過給機を含む意である。また「タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体」とは、タービンハウジングのガス導入口又はガス排出口に連通した状態で接続した配管、マニホールド、ケーシング等を含む意である。更に、「ガス流量可変通路」とは、排気ガスの一部をタービンインペラをバイパスさせるためのバイパス通路等を含む意であって、「流量可変バルブ機構」とは、バイパス通路の開口部を開閉するウェイストゲートバルブ等を含む意である。そして、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意である。「支持され」とは、直接的に支持されたことの他に、別部材を介して間接的に支持されたことを含む意である。「連結され」とは、直接的に連結されたことの他に、別部材を介して間接的に連結されたことを含む意である。更に、「付勢部材」とは、皿バネ、波ワッシャ、コイルバネ等のバネ部材、耐熱ゴムからなるゴム部材、制振合金からなる制振合金部材等を含む意である。
本発明の第2の態様は、エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジンに供給される空気を過給する過給機であって、第1の態様に係る流量可変バルブ機構を具備したことを要旨とする。
本発明によれば、エンジン側からの排気ガスの脈動等によるリンク部材及び作動ロッド等の振動を抑制できる。そのため、流量可変バルブ機構からのチャタリング音を低減して、流量可変バルブ機構の静音性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る過給機の正面図である。 図2は、図1におけるII-II線に沿った断面図である。 図3は、ダイヤフラム式アクチュエータの断面図である。図3は、リンク部材も示している。 図4(a)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に皿バネが設けられた様子を示す図、図4(b)は、図4(a)におけるIVB-IVB線に沿った断面図である。 図5(a)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に皿バネが設けられた他の様子を示す図、図5(b)は、図5(a)におけるVB-VB線に沿った断面図である。 図6(a)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に波ワッシャが設けられた様子を示す断面図、図6(b)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間にコイルバネが設けられた様子を示す断面図である。 図7(a)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間にゴム部材が設けられた様子を示す断面図、図7(b)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に制振合金部材が設けられた様子を示す断面図である。 図8(a)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間にバネクリップが設けられた様子を示す図、図8(b)は、図8(a)におけるVIIIB-VIIIB線に沿った断面図である。 図9は、図8(a)及び図8(b)に示す板バネの斜視図である。 図10(a)及び図10(b)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に皿バネが設けられた他の様子を示す断面図である。 図11(a)及び図11(b)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間に板バネが設けられた様子を示す断面図である。 図12(a)及び図12(b)は、リンク部材の先端部と作動ロッドの先端部との間にトーションバネが設けられた様子を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る過給機の正断面図である。
本発明の実施形態について図1から図13を参照して説明する。なお、図面における「L」は左方向、「R」は右方向を示す。
本発明の実施形態に係る過給機1は例えば車両用のものである。図1及び図13に示すように、過給機1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスのエネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)する。
図13に示すように、過給機1は、ベアリングハウジング3を具備している。ベアリングハウジング3内には、一対のラジアルベアリング5、5及び一対のスラストベアリング7、7が設けられている。これらのベアリングは、左右方向へ延びたロータ軸(タービン軸)9を回転可能に支持する。換言すれば、ベアリングハウジング3には、ロータ軸9が複数のベアリング5,7を介して回転可能に設けられている。
ベアリングハウジング3の右側には、コンプレッサハウジング11が設けられている。コンプレッサハウジング11内には、コンプレッサインペラ13が回転可能に設けられている。コンプレッサインペラ13は、ロータ軸9の右端部に同心上に一体的に連結されており、遠心力を利用して空気を圧縮する。
コンプレッサハウジング11におけるコンプレッサインペラ13の入口側(空気の主流方向の上流側)には、空気を導入するための空気導入口(空気導入通路)15が形成されている。空気導入口15は、空気を浄化するエアクリーナー(図示省略)に接続する。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング11との間におけるコンプレッサインペラ13の出口側(空気の主流方向の下流側)には、ディフューザ流路17が設けられている。ディフューザ流路17は環状に形成され、圧縮された空気を昇圧する。更に、コンプレッサハウジング11の内部には、コンプレッサスクロール流路19が設けられている。コンプレッサスクロール流路19は、コンプレッサインペラ13を囲むように渦巻き状に形成されており、ディフューザ流路17に連通している。コンプレッサハウジング11の外壁の適宜位置には、圧縮された空気を排出するための空気排出口(空気排出通路)21が形成されている。空気排出口21は、コンプレッサスクロール流路19に連通しており、エンジンの給気マニホールド(図示省略)に接続する。
ベアリングハウジング3の左側には、タービンハウジング23が設けられている。また、タービンハウジング23内には、タービンインペラ25が回転可能に設けられている。タービンインペラ25は、ロータ軸9の左端部に同心上に一体的に連結されており、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させる。
図1、図2、及び図13に示すように、タービンハウジング23の外壁の適宜位置には、排気ガスを導入するためのガス導入口(ガス導入通路)27が形成されている。ガス導入口27は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続する。また、タービンハウジング23の内部におけるタービンインペラ25の入口側(排気ガスの主流方向の上流側)には、タービンスクロール流路29が渦巻き状に形成されている。そして、タービンハウジング23におけるタービンインペラ25の出口側(排気ガスの主流方向の下流側)には、排気ガスを排出するためのガス排出口(ガス排出通路)31が形成されている。ガス排出口31は、接続管(図示省略)等を介して、触媒を用いた排気ガスの浄化装置(図示省略)に接続する。
図1及び図2に示すように、タービンハウジング23の内部には、バイパス通路33が形成されている。ガス導入口27から導入した排気ガスの一部は、バイパス通路33を流れ、ガス排出口31側に導出される。即ち、排気ガスの一部は、バイパス通路33によってタービンインペラ25をバイパスする。バイパス通路33は、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を調整するための所謂ガス流量可変通路であり、例えば特開2013−185552号公報に示す公知のバイパス通路と同様の構成を有している。
タービンハウジング23の適宜位置には、ウェイストゲートバルブ35が設けられている。ウェイストゲートバルブ35は、バイパス通路33の開口部を開閉するように構成されている。即ち、ウェイストゲートバルブ35は所謂流量可変バルブ機構である。
ウェイストゲートバルブ35は、タービンハウジング23に回転可能に支持されたステム(回転軸)39と、バイパス通路33の開口部(バルブシート47)を開閉するバルブ45と、ステム39及びバルブ45を連結する取付部材43とを備える。ステム39は、タービンハウジング23の外壁に貫通形成された支持穴37に、ブッシュ41を介して正方向及び逆方向へ回転可能に設けられている。ステム39の基端部(一端部、第1の端部)は、タービンハウジング23の外側へ突出している。また、ステム39の先端部(他端部、第2の端部)には、取付部材43の基端部が一体的に連結されている。取付部材43の先端部には、二面幅(width across flats)を有する形状又は円形状の取付穴(図示省略)が当該先端部を貫通するように形成されている。なお、取付部材43の基端部は、ステム39の先端部に、例えば、隅肉溶接、TIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によってステム39の先端部に一体的に連結される。
取付部材43の取付穴には、バルブ45が嵌合している。この嵌合において、バルブ45は、取付部材43に対する遊び(傾動及び微動含む)が許容されている。また、バルブ45は、バイパス通路33の開口部側のバルブシート47に当接可能及び離隔可能なバルブ本体49、及びバルブ本体49の中央部に一体形成されかつ取付部材43の取付穴に嵌合したバルブ軸51を備えている。上述の通り、取付部材43に対するバルブ45の遊び(ガタ)が許容されているので、バルブシート47に対するバルブ本体49の密着性が確保される。更に、バルブ軸51の先端部には、環状の止め金(座金)53が一体的に設けられている。止め金(座金)53は、取付部材43に対するバルブ45の離脱を防止する。なお、止め金53は、例えば、隅肉溶接、TIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によってバルブ軸51の先端部に一体的に設けられる。
ここで、バルブ軸51がバルブ本体49の中央部に一体形成されかつ止め金53がバルブ軸51の先端部に一体的に設けられる代わりに、バルブ軸51がバルブ本体49の中央部に一体的に設けられかつ止め金53がバルブ軸51の先端部に一体形成されていてもよい。なお、バルブ軸51は、例えば、かしめ、隅肉溶接、TIG溶接、又はレーザビーム溶接によってバルブ本体49の中央部に一体的に設けられる
ステム39の基端部には、リンク部材(リンク板)55の基端部(一端部)が一体的に連結されている。ここで、リンク部材55をステム39の軸心周りに正逆方向へ揺動させることによって、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して正方向及び逆方向(開方向及び閉方向)へ揺動する。なお、リンク部材55の基端部は、例えば、隅肉溶接、TIG溶接、レーザビーム溶接、又はかしめ等によって、ステム39の基端部に一体的に連結される。
図1から図4(a)及び図4(b)に示すように、コンプレッサハウジング11の外壁には、アクチュエータ57がブラケット59を介して設けられている。アクチュエータ57は、例えば下記の通り、ダイヤフラム式アクチュエータであり、リンク部材55をステム39の軸心周りに正方向及び逆方向へ揺動させる。アクチュエータ57は、筒状のアクチュエータ本体61を備えている。また、アクチュエータ本体61内には、ダイヤフラム63が圧力室65と大気室67を区画するように設けられている。圧力室65は、圧力源としての空気排出口21からの正圧が印加される部屋(空間)である。大気室67は、大気に連通した部屋である。ダイヤフラム63における圧力室65側の面には、第1リテーナプレート69が設けられている。また、ダイヤフラム63における大気室67側の面には、第2リテーナプレート71が設けられている。更に、大気室67内には、復帰バネ(コイルバネ)73が設けられている。復帰バネ73は、ダイヤフラム63を圧力室65側へ付勢する
アクチュエータ本体61には、作動ロッド75が、ブッシュ77を介して設けられている。作動ロッド75は、アクチュエータ本体61から外側へ突出しており、その軸方向へ移動可能である。また、作動ロッド75の基端部は、ダイヤフラム63の中央部に一体的に連結されている。作動ロッド75の先端部は、平板形状を呈しており、リンク部材55の先端部に回転可能(揺動可能)に連結されている。そして、作動ロッド75の先端部とリンク部材55の先端部を回転可能に連結するため、作動ロッド75の先端部には、断面円形状の連結ピン79が一体的に設けられている。また、リンク部材55の先端部には、連結ピン79を挿通(嵌合)させるための円形のピン穴81が貫通形成されている。更に、連結ピン79には、作動ロッド75に対するリンク部材55の離脱を防止するための止め輪83が設けられている。なお、連結ピン79は、例えば、かしめ、隅肉溶接、TIG溶接、又はレーザビーム溶接によって作動ロッド75の先端部に一体的に設けられる。本実施形態における連結ピン79の断面形状及びピン穴81の形状は円形である。しかしながら、これらの形状は、連結ピン79がピン穴81に対して相対的に回転可能であれば、四角形状等の任意の形状に変更してもよい。
リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部の間には、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を、作動ロッド75の軸方向において互いに反対方向へ付勢する付勢部材(第1の付勢部材)として、皿バネ85が設けられている。即ち、皿バネ85は、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部が作動ロッド75の軸方向において互いに離れるように、両先端部を付勢する。皿バネ85は、例えばNi基合金、Ni−Co系合金、ステンレス鋼等の耐熱金属からなる。皿バネ85の内側には、作動ロッド75の先端部が挿通されている。更に、作動ロッド75の先端部には、受け座(座金)87が止め輪89を介して設けられている。受け座87は、皿バネ85の一端部(右端部)を支持(保持)する。皿バネ85の付勢力(弾性力)によって、リンク部材55のピン穴81の内周面が、連結ピン79の外周面に局所的に圧接する。なお、圧接とは押し付けられながら接触することを意味する。なお、皿バネ85の付勢方向は、作動ロッド75の軸方向に一致している。本発明の効果が発揮できる範囲内において、この付勢方向は、作動ロッド75の軸方向に対して傾斜していてもよい。また、作動ロッド75の先端部に、皿バネ85の他端部(左端部)を支持する別の受け座が設けられていてもよい。
そして、作動ロッド75の先端部とリンク部材55の先端部を連結させるための構成、及び付勢部材の構成は、次のように変更が可能である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、リンク部材55の先端部に連結ピン91がかしめ等によって一体的に設けられ、かつ作動ロッド75の先端部に連結ピン91を挿通(嵌合)させるためのピン穴93が貫通形成されてもよい。この場合には、止め輪95が連結ピン91に設けられ、リンク部材55に対する作動ロッド75の離脱を防止する。従って、皿バネ85の付勢力(弾性力)によって、作動ロッド75のピン穴93の内周面が、連結ピン91の外周面に局所的に圧接する。
図6(a)に示すように、上述の付勢部材として、耐熱合金からなる波ワッシャ97を用いてもよい。或いは、図6(b)に示すように、付勢部材として、耐熱合金からなるコイルバネ99を用いてもよい。更には、図7(a)に示すように、付勢部材として、環状のゴム部材101を用いてもよい。ゴム部材101は、例えばシリコンゴム、クロロプレンゴム等の耐熱ゴムからなる。何れにおいても、波ワッシャ97等の付勢力(弾性力)によって、リンク部材55のピン穴81の内周面が、連結ピン79の外周面に局所的に圧接する。
図7(b)に示すように、上述の付勢部材として、環状の制振合金部材103を用いてもよい。制振合金部材103は、例えば、Mg系合金、Ti−Ni系合金、Al−Zn系合金、Mn−Cn系合金、Cu−Al−Mn系合金等の制振合金(damping alloy)からなる。なお、制振合金部材103は、中空の構造を有してもよい。この場合、制振合金部材103の内部には、空気や油が充填されていてもよく、ゴム等の弾性部材が介在していてもよい。何れにおいても、制振合金部材103の付勢力によって、リンク部材55のピン穴81の内周面が、連結ピン79の外周面に局所的に圧接する。
図8(a)、図8(b)及び図9に示すように、上述の付勢部材として、バネクリップ105を用いてもよい。バネクリップ105は、一端側に、作動ロッド75の軸方向へ弾性変形可能な折曲げ部107を有している。折曲げ部107は、リンク部材55と受け座87によって挟持されている。また、バネクリップ105の中央には、作動ロッド75に嵌合させるためのスリット(切欠部)109が形成されている。さらに、スリット109の入口側には、抜け止め用の突起(図示省略)が形成されている。リンク部材55のピン穴81の内周面は、バネクリップ105の折曲げ部107の付勢力(弾性力)によって、連結ピン79の外周面に局所的に圧接する。なお、バネクリップ105の中央にスリット109が形成される代わりに、作動ロッド75を挿通させるための挿通穴(図示省略)が形成されてもよい。なお、バネクリップ105の中央にスリット109が形成される場合、作動ロッド75の先端部とリンク部材55の先端部を連結した後に、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部の間にバネクリップ105を容易に組付けることができ、ウェイストゲートバルブ35の生産性への影響を極力小さくすることができる。
皿バネ85等の付勢部材及び受け座87は、リンク部材55の先端部の右側の代わりに、リンク部材55の先端部の左側に配置されていてもよい。
図10(a)及び図10(b)に示すように、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を、連結ピン79(又は91)の軸方向において互いに反対方向へ付勢する付勢部材(第2の付勢部材)として、皿バネ111を用いてもよい。皿バネ111は、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を、連結ピン79(又は91)の軸方向において互いに反対方向へ付勢する。なお、皿バネ111の代わりに、上述の波ワッシャ、コイルバネ、環状の制振合金部材或いはバネクリップを用いてもよい。いずれの場合においても、皿バネ111等の付勢部材の内側には、連結ピン79(又は91)が挿通する。ここで、図10(a)に示すように、作動ロッド75の先端部に連結ピン79が一体的に設けられかつリンク部材55の先端部にピン穴81が貫通形成された状態において、皿バネ111等の付勢部材の付勢力(弾性力)によってリンク部材55が止め輪83に圧接するようになっている。図10(b)に示すように、リンク部材55の先端部に連結ピン91が一体的に設けられかつ作動ロッド75の先端部にピン穴93が貫通形成された状態において、皿バネ111等の付勢部材の付勢力(弾性力)によって作動ロッド75が止め輪95に圧接するようになっている。なお、皿バネ111等の付勢部材の付勢方向は、連結ピン79(又は91)の軸方向になっているが、本発明の効果が発揮できる範囲内において、連結ピン79(又は91)の軸方向に対して傾斜していてもよい。
図11(a)に示すように、皿バネ111等の付勢部材を用いる代わりに、板バネ113を用いてもよい。板バネ113は帯状に形成され、その長手方向の中間に、例えばプレス成形によって形成された折り返し部113tを有し、側面視U字状を呈している。板バネ113の一端部には、連結ピン79を挿通させるための第1挿通穴115が貫通形成されている。板バネ113の他端部には、連結ピン79を挿通させるための第2挿通穴117が貫通形成されている。また、板バネ113の一端部は、板バネ113の弾性力によってリンク部材55の先端部に圧接しており、板バネ113の他端部は、連結ピン79のかしめ等によって作動ロッド75の先端部に固定されている。また、板バネ113の他端部が作動ロッド75の先端部に固定される代わりに、図11(b)に示すように、板バネ113の弾性力によって作動ロッド75の先端部に圧接していてもよい。ここで、板バネ113の付勢力(弾性力)によってリンク部材55が止め輪83に圧接するようになっている。なお、板バネ113は側面視U字状を呈しているが、本発明の効果を発揮できる範囲内において、例えば、折り返し部113tを重なり合う形状にする等、板バネ113の形状(側面視形状を含む)を任意の形状に変更してもよい。板バネ113の一端部に第1挿通穴115が貫通形成される代わりに、連結ピン79を挿通させるためのU字状の第1切欠部(図示省略)が形成されてもよい。板バネ113の他端部に第2挿通穴117が貫通形成される代わりに、連結ピン79を挿通させるためのU字状の第2切欠部(図示省略)が形成されてもよい。
リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を互いに反対方向としての作動ロッド75等の軸方向へ付勢する皿バネ85等の付勢部材を用いる代わりに、図12(a)及び図12(b)に示すように、リンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を互いに接近する方向又は離反する方向へ付勢するトーションバネ119を用いてもよい。また、トーションバネ119は、連結ピン79に配設されたコイル部121と、このコイル部121に突出して設けられかつ先端部がリンク部材55の一部に係止又は固定された第1アーム部123と、コイル部121に突出して設けられかつ先端部が作動ロッド75の一部に係止又は固定された第2アーム部125とを備えている。なお、図12(a)は、トーションバネ119によってリンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を接近する方向へ付勢している状態を示しており、図12(b)は、トーションバネ119によってリンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を離反する方向へ付勢している状態を示している。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
ガス導入口27から導入した排気ガスがタービンスクロール流路29を経由してタービンインペラ25の入口側から出口側へ流通することにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸9及びコンプレッサインペラ13をタービンインペラ25と一体的に回転させることができる。これにより、空気導入口15から導入した空気を圧縮して、ディフューザ流路17及びコンプレッサスクロール流路19を経由して空気排出口21から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給することができる。
過給機1の運転中に、過給圧(空気排出口21の圧力)が設定圧に達して、圧力源としての空気排出口21から圧力室65に正圧が印加されると、作動ロッド75がその軸方向(作動ロッド75の軸方向)の一方側(左方向)へ移動して、リンク部材55を正方向(図1及び図3において時計回り方向)へ揺動させる。すると、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して正方向(開方向)へ揺動して、バイパス通路33の開口部を開くことができる。これにより、ガス導入口27から導入した排気ガスの一部をタービンインペラ25をバイパスさせて、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を減少させることができる。
また、バイパス通路33の開口部を開いた後に、過給圧が設定圧未満になって、空気排出口21からの正圧の印加状態が解除されると、復帰バネ73の付勢力によって作動ロッド75がその軸方向の他方側(右方向)へ移動して、リンク部材55を逆方向(図1及び図3において反時計回り方向)へ揺動させる。すると、バルブ45がステム39及び取付部材43を介して逆方向(閉方向)へ揺動して、バイパス通路33の開口部を閉じることができる。よって、バイパス通路33内の排気ガスの流れを遮断して、タービンインペラ25側へ供給される排気ガスの流量を増加させることができる。
皿バネ85等の付勢部材によってリンク部材55の先端部と作動ロッド75の先端部を互いに反対方向へ付勢しているため、エンジン側からの排気ガスの脈動(脈動圧力)又はダイヤフラム式アクチュエータ57側からの脈動等が発生しても、その脈動等によるリンク部材55及び作動ロッド75の振動を低減することができる。皿バネ85等の付勢部材の付勢方向が作動ロッド75の軸方向である場合には、受け座87によって皿バネ85等の付勢部材の付勢力を安定させつつ、エンジン側からの排気ガスの脈動及びダイヤフラム式アクチュエータ57側からの脈動によるリンク部材55等の振動を効果的に抑制することができる。皿バネ111等の付勢部材の付勢方向が連結ピン79(又は91)の軸方向である場合には、エンジン側からの排気ガスの脈動によるリンク部材55等の振動を効果的に抑制することができる。更に、リンク部材55及び作動ロッド75の振動を抑制することによって、結果的に、その脈動等によるバルブ45の振動も抑制することができる。
従って、本発明の実施形態によれば、エンジン側からの排気ガスの脈動等によるリンク部材55及び作動ロッド75等の振動を抑制できるため、ウェイストゲートバルブ35からのチャタリング音(振動による接触音)を低減して、ウェイストゲートバルブ35の静音性を向上させることができる。また、連結ピン79(又は91)の外周面の摩耗、リンク部材55のピン穴81(又は作動ロッド75のピン穴93)の内周面の摩耗を低減することができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、次のように種々の態様で実施可能である。
タービンハウジング23の適宜位置にバイパス通路33を開閉するウェイストゲートバルブ35が設けられる代わりに、タービンハウジング23のガス導入口27に連通した状態で接続した排気マニホールド(図示省略)の適宜位置に、排気マニホールドに形成したバイパス通路(図示省略)の開口部を開閉するウェイストゲートバルブ(図示省略)が設けられてもよい。
空気排出口21から圧力室65に正圧を印加する代わりに、エンジン側の別の圧力源(図示省略)から圧力室65に負圧を印加してもよい。この場合には、復帰バネ73が圧力室65に設けられる。また、アクチュエータ本体61が内側に大気室67の代わりに、負圧ポンプ等の別の圧力源(図示省略)から負圧を印加可能な別の圧力室(図示省略)を有してもよい。そして、ダイヤフラム式アクチュエータの代わりに、電子制御による電動式アクチュエータ(図示省略)又は油圧駆動による油圧式アクチュエータ(図示省略)を用いてもよい。更に、リンク部材55の先端部及び作動ロッド75の先端部のうちの少なくとも一方が二股に分岐した形状を呈していてもよい。
そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されない。即ち、本願の流量可変バルブ機構は、前述のウェイストゲートバルブ35に限定されるものでなく、例えば実開昭61−33923号公報及び特開2001−263078号公報等に示すように、タービンハウジング(図示省略)内に形成された複数のタービンスクロール流路(図示省略)のうちのいずれかのタービンスクロール流路に対して排気ガスの供給状態と供給停止状態とを切り替える切替バルブ機構(図示省略)にも適用可能である。また、本願の流量可変バルブ機構は、例えば特開2010−209688号公報、特開2011−106358号公報等に示すように、複数段のタービンハウジング(図示省略)のうちいずれかの段のタービンハウジングに対して排気ガスの供給状態と供給停止状態とを切り替える切替バルブ機構(図示省略)にも適用可能である。

Claims (8)

  1. タービンハウジング又は前記タービンハウジングに連通した状態で接続した接続体の内部に、タービンインペラ側へ供給される排気ガスの流量を調整するためのガス流量可変通路を含む過給機に用いられ、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉する流量可変バルブ機構であって、
    前記タービンハウジング又は前記接続体の外壁に支持されたステムと、
    基端部が前記ステムに一体的に連結された取付部材と、
    前記取付部材の先端部に設けられ、前記ガス流量可変通路の開口部を開閉するバルブと、
    基端部が前記ステムの基端部に一体的に連結されたリンク部材と、
    先端部が前記リンク部材の先端部に回転可能に連結され、前記リンク部材を前記ステムの軸心周りに正方向及び逆方向へ揺動させるための作動ロッドと、
    前記リンク部材の先端部又は前記作動ロッドの先端部に形成されるピン穴と、
    前記作動ロッドの先端部又は前記リンク部材の先端部に設けられ、前記ピン穴に挿通される連結ピンと、
    前記リンク部材の先端部と前記作動ロッドの先端部を互いに反対方向へ付勢する付勢部材と
    を具備することを特徴とする流量可変バルブ機構。
  2. 前記作動ロッドの先端部に設けられ、前記付勢部材の端部を支持する受け座を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の流量可変バルブ機構。
  3. 前記付勢部材の付勢方向は、前記作動ロッドの軸方向であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流量可変バルブ機構。
  4. 前記付勢部材によって、前記ピン穴の内周面は、前記連結ピンの外周面に局所的に圧接することを特徴とする請求項3に記載の流量可変バルブ機構。
  5. 前記付勢部材の付勢方向は、前記連結ピンの軸方向であることを特徴とする請求項1に記載の流量可変バルブ機構。
  6. 前記付勢部材は、内側に前記連結ピンが位置する穴を有し、且つ、前記作動ロッドの先端部と前記リンク部材の先端部との間に位置することを特徴とする請求項5に記載の流量可変バルブ機構。
  7. 前記付勢部材は板バネであり、前記板バネの両端部には、内側に前記連結ピンが位置する穴或いは切欠が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の流量可変バルブ機構。
  8. エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジンに供給される空気を過給する過給機において、
    請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載の流量可変バルブ機構を具備したことを特徴とする過給機。
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