JPWO2016002924A1 - 甲状軟骨形成術2型に用いるチタン製スペーサー及びそのキット - Google Patents

甲状軟骨形成術2型に用いるチタン製スペーサー及びそのキット Download PDF

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Abstract

甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入するブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサーあって、ツマミ部、前記ツマミ部に続く本体部、前記本体部からツマミ部とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成するチタン製スペーサー、及びキット。

Description

本発明は、甲状軟骨形成術2型に用いるチタン製のスペーサー及びそのキットに関する。詳しくは、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を左右に開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサー、及びそのキットに関する。
痙攣性発声障害に対して外科的手術による治療が行われている。
例えば特許文献1には、甲状軟骨の正中を切開、開大し、声帯の過閉塞を防ぐことによって発声障害を治療する甲状軟骨形成術2型、及び甲状軟骨形成術2型に用いる治療具(チタン製ブリッジ)が記載されている。
また、例えば非特許文献2には、甲状軟骨形成術2型において、ブリッジのサイズを決めるための鋼製のスペーサーが用いられている。
甲状軟骨形成術2型においては、切開した甲状軟骨に挿入すべきブリッジのサイズを特定するため、甲状軟骨を切開した状態で患者に発声してもらい、声量や発声のしやすさを確認し、患者が自分の声に満足する最適な開大幅を特定する。的確なブリッジのサイズを短時間で特定するためには、種々のサイズのスペーサーを手元に準備し、最初に試したスペーサーのサイズが合わなければ、即座に別のサイズのスペーサーに次々置き換えて、開大幅を調整する作業を繰り返す必要がある。
手元のスペーサーのサイズが単一、あるいは2〜3種類程度の場合、的確な開大幅を判定するサイズのスペーサーが無いことが起こりうる。その場合、手元にあるスペーサーに加えて鉗子等の手術器具を用いて微調整を行うことととなり、手術者の技術や熟練度により短時間に手術を終えられない、あるいは手振れなどにより的確なサイズのブリッジを特定できないというおそれがある。
患者に埋め込んだブリッジのサイズが不適格である場合、十分な声量が得られない等、治療による効果が不十分となり再手術が必要となる。
特許4153372号公報
痙攣性発声障害に対する新たな手術器具開発に関する研究(http://www.jslp.org/jyosei/sanuki.pdf)
本発明は、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大・固定するために挿入するブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するための手術用補助具であるチタン製スペーサー、及びキットを提供することである。
すなわち本発明は、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサーであって、ツマミ部、前記ツマミ部に続く本体部、前記本体部からツマミ部とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成するチタン製スペーサーである。
また本発明は、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサーであって、第1及び第2のツマミ部、前記第1及び第2のツマミ部に続く本体部、前記本体部から左右に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成するチタン製スペーサーである。
また本発明は、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定するために用いる、複数のチタン製スペーサーを含むキットであって、前記キットを構成するチタン製スペーサーが、ツマミ部、前記ツマミ部に続く本体部、前記本体部からツマミ部とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成しているキットである。
本発明は、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定するために用いる、複数のチタン製スペーサーを含むキットであって、前記キットを構成するチタン製スペーサーが、第1及び第2のツマミ部、前記第1及び第2のツマミ部に続く本体部、前記本体部から左右に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成しているキットである。
本発明により、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大・固定するために埋め込むブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定可能なスペーサー及びそのキットを提供することが可能となる。
本発明のチタン製スペーサーの一実施形態について、図1を参照しながら説明する。
図1に示すチタン製スペーサー1は、ツマミ部2、ツマミ部2に続く本体部3、本体部3からツマミ部2とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部4a、4b、及び本体部3から大翼部4a、4bと並行して左右に伸び本体部の底面5と共にチタン製スペーサー1の底面6を構成する二つの小翼部8a、8bを備え、大翼部4a、前記大翼部に続く本体部の側面7a、及び本体部3に続く小翼部8aが、図5に示すブリッジ15の挟持部の高さBを判定するサイズ判定部9aを構成する。
ツマミ部2、大翼部4aと大翼部4b、本体部6、並びに小翼部8aと小翼部8bは、それぞれ本体部の中心線(図1(a)に一点鎖線で表示)を中心として左右対称の形状をしている。よって、同様に大翼部4b、前記大翼部に続く本体部の側面7b、及び本体部3に続く小翼部8bが、図5に示すブリッジ15の挟持部の高さBを判定するサイズ判定部9bを構成する。
チタン製スペーサー1は、サイズ判定部の高さbが、ブリッジの挟持部の高さBと対応し、本体部の幅aが、図5に示すブリッジの架橋部の幅Aと対応している。
ツマミ部2は、手術中に、甲状軟骨を切開した隙間(甲状軟骨切開部12)にチタン製スペーサーを挿入する際に、止血鉗子等でつまんで操作するための部分である。ツマミ部2の長さは、止血鉗子等による操作がしやすい範囲で適宜選択することができる。
ツマミ部2の厚さw1、大翼部4a、4bの厚さw2、小翼部8a、8bの厚さw3は特に限定されないが、例えば、約0.3mm〜約1.0mm、または約0.5mm〜約0.8mmとすることができる。
小翼部8a、8bの一方の端から他方の端までの長さcは、大翼部4a、4bの一方の端から他方の端までの長さdより短い。
本体部3は、さらにチタン製スペーサー1のサイズを識別するためのサイズ識別穴10を備えていてもよい。例えば、サイズ識別穴10の有無により、あるいはサイズ識別穴10の数により、サイズを識別することができる。サイズ識別穴10を設けることで、チタン製スペーサーの色が同一の場合も、目視により即座にサイズの違いを認識することができる。
チタン製スペーサーは、チタンの純金属の他、生体用チタン合金を用いて構成することができる。生体用チタン合金としては、Ti−6Al−4Vや細胞毒性の指摘があるバナジウムをニオブに置き換えたTi−6Al−7Nbなどを用いることができる。
チタン製スペーサーは、例えば陽極酸化等により、容易に所望の色を付与することができる。サイズごとに異なる色を付与することで、一見してチタン製スペーサーのサイズを認識することができ、所望のサイズのスペーサーを短時間で選択することができる。陽極酸化は、チタン表面の酸化皮膜の厚さをコントロールして光の屈折率を変化させることにより発色させる方法であり染料等を用いない。そのため医療用具である本発明のチタン製スペーサーに色を付与する方法として特に適している。
チタン製スペーサーは、材料のチタンを、例えばYAGレーザーや炭酸レーザー等を用いたレーザー加工により成形することができる。そのため、従来の鋼等の材料に比べ、所望の形状やサイズのスペーサーを得ることが格段に容易である。
チタン製スペーサーのサイズは、患者に埋め込むブリッジのサイズに照らして決定する。ブリッジのサイズは、患者が満足する発声ができる甲状軟骨の開大幅と、患者の甲状軟骨の厚さに照らして決定する。
患者が満足する発声ができる甲状軟骨の開大幅は、ブリッジの架橋部の幅Aに対応する。かかる甲状軟骨の開大幅は患者の症状により異なるが、約2mm〜約6mm程度となり、これに対応するチタン製スペーサーの本体部の幅aも約2mm〜約6mm程度とすることができる。
甲状軟骨の厚さは、ブリッジの挟持部の高さBに対応する。甲状軟骨の厚さは、性別や人種により差があるが、約2mm〜約6mm程度であるので、ブリッジの挟持部の高さBは約2mm〜約6mmと、これに対応するチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さbも約2mm〜約6mmとすることができる。
本発明のチタン製スペーサーは、甲状軟骨形成術2型において患者の声門を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定するために使用することができる補助用具である。
甲状軟骨形成術2型手術中に甲状軟骨を切開した後、チタン製スペーサーのサイズ判定部9a,9bが甲状軟骨の端にフィットするように嵌め込んで仮固定し、患者に声を出してもらいながら、次々にスペーサーを取り換えて、患者が自分の声に満足する最適な甲状軟骨の開大幅を探る。
ブリッジは通常甲状軟骨の上部(頭側)と下部(尾側)の二か所に挿入するが、甲状軟骨の上部と下部とで異なる開大幅とするのが最適な場合がある。この様な場合、最適な開大幅を見つけるためには、上部と下部に、順次サイズの異なるスペーサーを挿入して最適な幅を判定する。続いて、患者が満足する発声ができるサイズのチタン製スペーサーに対応するブリッジを選択し、縫合により固定する。ブリッジが貫通孔20を有する場合は貫通孔に糸を通して縫合し固定することができる。
本発明のチタン製スペーサーは、手術中に用いる補助器具であるので、例えばピンセット、鉗子、あるいはメス等の手術器具と同様に洗浄殺菌して繰り返し使用しても良いし、都度廃棄しても良い。
本明細書において、「チタン製スペーサーに対応するブリッジ」とは、チタン製スペーサーの本体部の幅aとブリッジの架橋部の幅Aが同じであり、かつチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さbとブリッジの挟持部の高さBが同じブリッジを示す。
本発明のチタン製スペーサーの他の実施態様について、図8を参照しながら説明する。
図8に示すチタン製スペーサー101は、第1のツマミ部102a、第2のツマミ部102b、第1及び第2のツマミ部に続く本体部103、本体部103から左右対称に伸びる二つの大翼部104a、104b、及び本体部103から大翼部104a、104bと並行して左右に伸び本体部の底面105と共にチタン製スペーサー101の底面106を構成する二つの小翼部108a、108bを備え、大翼部104a、前記大翼部に続く本体部の側面107a、及び本体部103に続く小翼部108aが、図5に示すブリッジ15の挟持部の高さBを判定するサイズ判定部109aを構成する。
第1のツマミ部102aと第2のツマミ部102b、大翼部104aと大翼部104b、本体部106、ならびに小翼部108aと小翼部108bは、それぞれ本体部の中心線(図8(a)に一点鎖線で表示)を中心として左右対称の形状をしている。よって、同様に大翼部104b、前記大翼部に続く本体部の側面107b、及び本体部103に続く小翼部108bが、図5に示すブリッジ15の挟持部の高さBを判定する、サイズ判定部109bを構成する。
チタン製スペーサー101は、サイズ判定部の高さbが、ブリッジの挟持部の高さBと対応し、本体部の幅aが、図5に示すブリッジの架橋部の幅Aと対応している。
第1のツマミ部102a及び第2のツマミ部102bは、手術中に、甲状軟骨を切開した隙間(甲状軟骨切開部12)にチタン製スペーサーを挿入する際に、止血鉗子等でつまんで操作するための部分である。よって、これらツマミ部の形状は、止血鉗子等でつまみやすい形状とすることができる。第1のツマミ部102a及び第2のツマミ部102bは、その断面が、L字状の形状を有していてもよい。第1のツマミ部102a及び第2のツマミ部102bの大きさ(高さ)は、止血鉗子等による操作がしやすい範囲で適宜選択することができる。
ツマミ部102の厚さw1、大翼部104a、104bの厚さw2、小翼部108a、108bの厚さw3は特に限定されないが、例えば、約0.3mm〜約1.0mm、または約0.5mm〜約0.8mmとすることができる。
小翼部108a、108bの一方の端から他方の端までの長さcは、大翼部104a、104bの一方の端から他方の端までの長さdより短い。
本体部103は、さらにチタン製スペーサー101のサイズを識別するためのサイズ識別穴110を備えていてもよい。例えば、サイズ識別穴110の有無により、あるいはサイズ識別穴110の数により、サイズを識別することができる。サイズ識別穴110を設けることで、チタン製スペーサーの色が同一の場合も、目視により即座にサイズの違いを認識することができる
本発明のキットの一実施形態について、図4を参照しながら説明する。
図4に示すキットは、複数のチタン製スペーサーを含む。キットを構成するチタン製スペーサーは、例えば図1(a)に記載するチタン製スペーサーであり、ツマミ部2、ツマミ部2に続く本体部3、本体部3からツマミ部2とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部4a、4b、及び本体部3から大翼部4a、4bと並行して左右に伸び本体部の底面5と共にチタン製スペーサー1の底面6を構成する二つの小翼部8a、8bを備え、大翼部4a、前記大翼部に続く本体部の側面7a、及び本体部3に続く小翼部8aが、ブリッジ15の挟持部の高さBを判定するサイズ判定部9aを構成する。
図4に示すキットを構成するチタン製スペーサーとして、例えば図8(a)に示すチタン製スペーサーを用いることもできる。
図4に示すキットは、サイズ判定部の高さbごとに、上段、下段にチタン製スペーサーが並んでいる。上段はサイズ判定部の高さbが3.0mm、下段はサイズ判定部の高さbが4.5mmである。上段、下段のそれぞれには、本体部の幅aがそれぞれ異なるスペーサーが並んでいる。図4のキットでは、本体部の幅aは、2.0mm、3.0mm、4.0mm、5.0mm、及び6.0mmである。
上段の、サイズ判定部の高さbが3.0mmのスペーサーには、サイズ識別穴10が1つ施されており、下段の、サイズ判定部の高さbが4.5mmのスペーサーには、サイズ識別穴10が2つ施されているので、目視により瞬時にサイズ判定部の高さbを認識することが可能である。さらに、キットがサイズ判定部の高さbの異なるスペーサーを含む場合は、例えばサイズ識別穴の数を3つ、4つ、または5つと増やしてもよい。
目視により瞬時にサイズ判定部の高さbを認識するために、サイズ判定部の高さによってサイズ識別穴の直径を変えること、あるいはサイズ識別穴にスペーサー本体とは異なる色を施すことも可能である。また、それぞれのスペーサーを本体部の幅aごとに色分けすることもできる。この場合、サイズ判定部の高さbはサイズ識別穴10の数で、本体部の幅aは色により識別することが可能である。
キットに含まれるチタン製スペーサーの数は、特に限定されない。サイズ判定部の高さbで判断する甲状軟骨の厚さは、性別や人種によって異なること、及び本体部の幅aにより判断する甲状軟骨の開大幅は人によって異なることから、1つのキットには、ある程度の数のサイズの異なるスペーサーが収納されていることが好ましい。
具体的には例えば、1つのキットに、2〜50個、6〜20個、または8〜16個のスペーサーを含むことができる。1つのキットに含まれるスペーサーのサイズはすべてが異なるサイズであってもよいし、同じサイズのスペーサーを二つ含んでいてもよい。甲状軟骨形成術2型において、甲状軟骨の上部・下部の2箇所にブリッジを挿入することがあり(例えば図3)、この場合に同じ大きさのスペーサーを二つ使用する可能性があるからである。
キットに含まれるチタン製スペーサーのサイズは、上述のチタン製スペーサーの場合と同様である。
本発明のキットは、サイズの異なるチタン製スペーサーを含む。例えば、サイズ判定部の高さbを、2mm〜6mmの間で、0.5mmごとあるいは1.0mmごとにサイズを変えることが可能である。同様に、チタン製スペーサーの本体部の幅aについても2mm〜6mmの間で、0.5mmごとあるいは1.0mmごとにサイズを変えることが可能である。
このようなキットの一態様として、例えば10個の異なるサイズのチタン製スペーサーから構成され、このうち5つのチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さbがいずれも同一で本体部の幅aはそれぞれ異なり、かつ他の5つのチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さbがいずれも同一で先の5つのチタン製スペーサーとは異なり、本体部の幅aはそれぞれ異なるキットを挙げることができる。また他の一態様として、例えば10個の異なるサイズのチタン製スペーサーから構成され、このうち5つのチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さがいずれも3.0mm、本体部の幅がそれぞれ2.0mm、3.0mm、4.0mm、5.0mm、及び6.0mmであり、かつ他の5つのチタン製スペーサーのサイズ判定部の高さがいずれも4.5mm、本体部の幅がそれぞれ2.0mm、3.0mm、4.0mm、5.0mm、及び6.0mmであるキットを挙げることができる。
本発明のキットは、さらに「チタン製スペーサーに対応するブリッジ」を1つ以上含んでもよい。または、図6に示すように、異なるサイズのブリッジを複数含んでいても良い。図6に示すキットに含まれるブリッジは、図4に示すキットの個々のチタン製スペーサーに対応する。したがって、図4に示すキットが図5に示すブリッジを含む場合、チタン製スペーサーに対応するブリッジを短時間で正確に選び出すことができる。
また、他の例として、図7に示されるキット21が挙げられる。図7のキットでは、チタン製スペーサーと前記チタン製スペーサーに対応するブリッジの組合せがセットされている。そのためより短時間でかつ正確にスペーサーに対応するブリッジを選択することが可能である。
ブリッジは、チタン製スペーサーと同様に色を付与することが可能である。チタン製スペーサーとそれに対応するブリッジに同じ色を付与することで、スペーサーとブリッジとの対応関係がよりわかりやすくなる。ブリッジがチタン製である場合は、チタン製スペーサーと同様に色付けすることが可能である。
さらに、ブリッジにもチタン製スペーサーと同様に、挟持部の高さBごとに、サイズ識別穴のような印を付けることができる。
本発明のキットは、甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入するブリッジのサイズを、より的確かつ短時間に決定するために使用することができる。
術中に、異なるサイズのチタン製スペーサーを次々取り換えて発声の調整を行い、スペーサーのサイズが確定したら、別途用意したブリッジ、あるいはキットに含まれるブリッジを即座に適用する。
本発明のキットはディスポーサブルであっても良い。
痙攣性発声障害の患者20名それぞれについて、チタン製スペーサーを用いて甲状軟骨形成術2型を行った。
切開した甲状軟骨(声門)の開大幅を決めるため、男性患者にはサイズ判定部の高さbが4.5mmのスペーサーを、女性患者にはサイズ判定部の高さbが3.0mmのスペーサーを、それぞれ準備した。さらに、高さが同じで本体部の幅aが異なるスペーサーをいくつか準備した。
まず、二つのスペーサーを甲状軟骨切開部の上部と下部に挿入して(図3)、患者に発声してもらい、サイズが合わない場合は、別のサイズのスペーサーを使用した。この作業を患者が自分の声に満足するまで何度か繰返して、最適なスペーサーを決定した。決定した最適なスペーサーのサイズに対応するブリッジを、甲状軟骨の切開部に挿入して縫合により固定した。
サイズの異なる複数のスペーサーを準備して声の調整を行ったため、迅速に最適な開大幅を決定することができた。また、ブリッジのサイズと正確に対応するサイズのスペーサーを用いたことにより、的確な開大幅を決定することができ適正なサイズのブリッジを選択することができた。
図1(a)は、本発明の一実施形態のチタン製スペーサーの構成を示す断面図である。図1(b)は、本発明の一実施形態のチタン製スペーサーの構成を示す断面図である。図1(c)は、本発明の一実施形態のチタン製スペーサーの構成を示す斜視図である。 本発明のチタン製スペーサーを手術中に使用している状態を示す図である。 本発明のチタン製スペーサーを、甲状軟骨切開部の上部と下部の二か所に挿入している状態を示す図である。 本発明の一実施態様のキットの構成を示す図である。 図5(a)は、本発明の一実施態様のチタン製スペーサーキットに含まれるブリッジを示す斜視図である。図5(b)は、本発明の一実施態様のチタン製スペーサーキットに含まれるブリッジを示す断面図である。 本発明の一実施態様のキットに含まれるブリッジを示す図である。 本発明の一実施態様のキットを示す図である。 図8(a)は、本発明の一実施態様のチタン製スペーサーの構成を示す断面図である。図8(b)は、本発明の一実施態様のチタン製スペーサーの構成を示す斜視図である。
1、101 チタン製スペーサー
2、102 ツマミ部
102a 第1のツマミ部
102b 第2のツマミ部
3、103 本体部
4a、4b、104a、104b 大翼部
5、105 本体部の底面
6、106 チタン製スペーサーの底面
7a、7b、107a、107b 本体部の側面
8a、8b、108a、108b 小翼部
9a、9b、109a、109b サイズ判定部
10、110 サイズ識別穴
11 止血鉗子
12 甲状軟骨切開部
13 ガーゼ
14 甲状軟骨
15 ブリッジ
16 挟持部
17 架橋部
18a,18b ブリッジの大翼部
19a,19b ブリッジの小翼部
20 貫通孔
A ブリッジの架橋部の幅
B 挟持部の高さ
a 本体部の幅
b サイズ判定部の高さ
c 小翼部の長さ
d 大翼部の長さ
w1 ツマミ部の厚さ
w2 大翼部の厚さ
w3 小翼部の厚さ

Claims (17)

  1. 甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサーであって、
    ツマミ部、前記ツマミ部に続く本体部、前記本体部からツマミ部とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、
    前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成するチタン製スペーサー。
  2. 甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを、的確かつ短時間に決定するチタン製のスペーサーであって、
    第1及び第2のツマミ部、前記第1及び第2のツマミ部に続く本体部、前記本体部から左右に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、
    前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成するチタン製スペーサー。
  3. 第1及び第2のツマミ部の断面が、L字状の形状を有する請求項2に記載のチタン製スペーサー。
  4. 前記本体部に、さらにサイズ識別穴が施されている請求項1または2に記載のチタン製スペーサー。
  5. 着色が付されている請求項1または2記載のチタン製スペーサー。
  6. 陽極酸化により着色が付されている請求項5に記載のチタン製スペーサー。
  7. 甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定するために用いる、複数のチタン製スペーサーを含むキットであって、
    前記キットを構成するチタン製スペーサーが、ツマミ部、前記ツマミ部に続く本体部、前記本体部からツマミ部とは垂直な方向に左右対称に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、
    前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成しているキット。
  8. 甲状軟骨形成術2型において患者の甲状軟骨切開部を開大及び固定するために挿入する、二つの左右対称な挟持部とこれらをつなぐ架橋部から構成されるブリッジのサイズを的確かつ短時間に決定するために用いる、複数のチタン製スペーサーを含むキットであって、
    前記キットを構成するチタン製スペーサーが、第1及び第2のツマミ部、前記第1及び第2のツマミ部に続く本体部、前記本体部から左右に伸びる二つの大翼部、及び前記本体部から前記大翼部と並行して左右に伸び前記本体部の底面と共に前記チタン製スペーサーの底面を構成する二つの小翼部を備え、
    前記大翼部、前記大翼部に続く前記本体部、及び前記本体部に続く前記小翼部が、前記ブリッジの挟持部のサイズを判定するサイズ判定部を構成しているキット。
  9. 第1及び第2のツマミ部の断面が、L字状の形状を有する請求項8に記載のキット。
  10. 異なるサイズのチタン製スペーサーを含む請求項7または8に記載のキット。
  11. 前記キットを構成するチタン製スペーサーが、サイズによって異なる色が付されている請求項10に記載のキット。
  12. 前記サイズ判定部の高さbが、2〜6mmの範囲である請求項7または8に記載のキット。
  13. 前記本体部の幅aが、2〜6mmの範囲である請求項7または8に記載のキット。
  14. さらに、ブリッジを含む請求項7または8に記載のキット。
  15. 前記ブリッジがチタン製スペーサーに対応するブリッジである請求項14に記載のキット。
  16. 前記キットに含まれるブリッジに色が付与されている請求項14に記載のキット。
  17. 前記キットが、チタン製スペーサーと前記チタン製スペーサーに対応するブリッジの組合せを含み、前記組合せごとに同じ色が付与されている請求項14に記載のキット。
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