JPWO2015198599A1 - 計測装置、計測システム、計測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体 - Google Patents

計測装置、計測システム、計測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体 Download PDF

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Abstract

簡易な構成で計測対象となる波形に応じた計測レンジを設定可能な計測装置を提供する。計測装置(100)は、対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測する計測部(110)と、計測部(110)にて計測した計測値を予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換する変換部(120)と、計測レンジを制御する制御部(130)とを有し、制御部(130)は、計測値を変換部(120)にて変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、計測レンジを変更する。

Description

本発明は、計測装置、計測システム、計測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体に関する。
振動などを検知する計測装置は、広い計測ダイナミックレンジと、高い計測分解能が要求される。一方で、計測装置は、安価であり、かつ低消費電力であることが求められる。
特許文献1には、入出力特性自動調整方法が記載されている。特許文献1に記載の方法は、アナログ入力信号の単位時間当たりの変化量を算出し、当該変化量に基づいて、一定時間内に出力データの全ビットが有効となるか否かを予測する。そして、特許文献1に記載の方法では、予測結果に基づいてA/D(Analog−to−Digital)コンバータの入力レンジを調整する。
また、特許文献2には、測定値の大きさによって、複数の測定レンジから所望の測定レンジにて測定を行なうオートレンジ機能を有し、適切な測定レンジを短時間で選択することができる測定装置が記載されている。
特開平1−174123号公報 特開2007−205891号公報
振動の解析に際し、衝撃応答発生後の特定の振動モードにおける自由振動によって生じる自由振動波形を用いる場合がある。この場合において、特定の振動モードにおける自由振動波形の振動の大きさは、衝撃応答の瞬時的な最大振動の大きさと比較して著しく小さくなることがある。そのため、特許文献1等の手法を用いて振動の解析を行うと、振動の大きさの変化に追随して入力レンジ(計測レンジ)の調整が必要となる。振動の計測に影響を及ぼさないように入力レンジを調整するためには、高速に動作する計測装置が必要となる。すなわち、特許文献1等の手法を用いて振動を解析する場合には、計測装置が複雑になる課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、簡易な構成で計測対象となる交番波形に応じた計測レンジを設定可能な計測装置等を提供することを主たる目的とする。
本発明の一態様における計測装置は、対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測する計測手段と、計測手段にて計測した計測値を予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換する変換手段と、計測レンジを制御する制御手段とを有し、制御手段は、計測値を変換手段にて変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、計測レンジを変更する。
本発明の一態様における計測システムは、複数の計測装置と、複数の計測装置の各々における変換値に基づいて交番波形の分析を行う分析装置とを有する。
本発明の一態様における計測方法は、対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測した計測値を、変換手段によって予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換し、計測値を変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、変換手段の計測レンジを変更する。
本発明の一態様におけるコンピュータ読み取り可能記録媒体は、コンピュータに、対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測した計測値を、変換手段によって予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換する処理と、前記計測値を変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、前記変換手段の前記計測レンジを変更する処理を実行するプログラムを非一時的に格納する。
本発明によると、簡易な構成で計測対象となる交番波形に応じた計測レンジを設定可能な計測装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における計測装置を示す図である。 本発明の第1の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における計測装置にて求めた交番波形の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における計測装置にて求めた交番波形の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の変形例における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における計測装置を示す図である。 本発明の第3の実施形態における計測装置を示す図である。 本発明の第3の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における計測装置の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を示す図である。 本発明の第4の実施形態における計測装置を示す図である。 本発明の第4の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における計測装置の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を示す図である。 本発明の第5の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態における計測システムの構成を示す図である。 本発明の各実施形態における計測装置等を実現する情報処理装置の構成を示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の各実施形態について、添付の図面を参照して説明する。なお、本発明の各実施形態において、各装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素は、例えば図14に示すような情報処理装置1000とソフトウェアとの任意の組み合わせにより実現することができる。情報処理装置1000は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)1001
・ROM(Read Only Memory)1002
・RAM(Ramdom Access Memory)1003
・RAM1003にロードされるプログラム1004
・プログラム1004を格納する記憶装置1005
・記憶媒体1006の読み書きを行うドライブ装置1007
・通信ネットワーク1009と接続する通信インターフェース1008
・データの入出力を行う入出力インターフェース1010
・各構成要素を接続するバス1011
また、各装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、各装置は、それぞれハードウエアの論理回路等を含む専用の装置として実現することができる。また、各装置は、複数の装置の組み合わせにより実現することができる。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における計測装置を示す図である。図2は、本発明の第1の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。図3A及び図3Bは、本発明の第1の実施形態における計測装置にて求めた交番波形の例を示す図である。
図1に示すとおり、本発明の第1の実施形態における計測装置100は、計測部110と、変換部120と、制御部130とを有する。計測部110は、
交番波形を計測する。変換部120は、計測部110にて計測した計測値を所定の形式に変換する。制御部130は、変換部120の計測レンジを制御する。
計測部110は、計測対象とする事象に関する任意の指標の時間的な変化の様子を連続又は非連続に計測する。計測部110にて計測して得られた計測値は、計測した指標の時間的な変化の様子を表す任意の形状の波形となる。この波形には、時間と共に計測値の大きさと向きが変化する波形が含まれる。時間と共に信号の大きさと向きが変化する波形には、交番波形が含まれる。本発明の各実施形態においては、計測値は、時間と共に大きさと向きが変化する波形を表すことを想定する。また、以降の説明において、計測部110によってある時点に得られた計測値の大きさを、単に波形の大きさと呼ぶ場合がある。交番波形の一例として、例えば構造物等の物体が振動した場合における振動波形がある。計測部110は、振動を計測する場合には振動の大きさに関する任意の指標(例えば、振動の変位、速度、加速度等)の時間的な変化を連続又は非連続に計測する。このように、計測部110が振動の大きさに関する任意の指標を計測する場合には、計測部110として、例えば圧電式の振動センサが用いられる。
変換部120は、計測部110にて計測した計測値を所定の形式に変換する。変換部120には、計測値を変換できる範囲である計測レンジが定められる。計測レンジは、計測値に応じて変更される。一例として、変換部120は、A/Dコンバータが用いられる。この場合には、変換部120は、計測部110にて計測した振動波形等を表す計測値をデジタル信号変換する。変換部120で変換された計測値は、例えば任意の通信部により外部に送信する構成とすることができる。
制御部130は、変換部120の計測レンジを制御する。制御部130は、計測値を変換部120にて変換した値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、計測レンジを変更するように制御する。一例として、制御部130は、計測値を変換部120にて変換した値がある期間に継続して変換部120に定められた計測レンジの上限に達している場合に、計測レンジを広げるように制御する。なお、制御部130は、例えば任意の通信手段により外部と通信する構成とすることができる。また、制御部130は、変換部120と任意の通信手段を介して通信することにより、変換部120の計測レンジを制御する構成とすることができる。
次に、図2を用いて、本実施形態における計測装置100の動作を説明する。
計測装置100において、まず、制御部130は、上記説明した所定の期間となる判定期間を設定する(ステップS101)。判定期間の長さは、計測対象となる振動等の事象や計測部110の特性等に基づいて適宜定められる。
続いて、制御部130は、変換部120の計測レンジを設定する(ステップS102)。計測レンジは、計測対象となる振動等の事象や計測部110の特性等に基づいて適宜定められる。
続いて、計測部110は、ステップS101にて設定された判定期間において、振動の変位や加速度等、計測対象となる事象に関する任意の指標の時間的な変化の様子を計測して計測値を求める(ステップS103)。計測部110は、例えば後述するステップにて判定を行うことができる期間における計測値を求める。
続いて、制御部130は、ステップS103にて求めた計測値が、ステップS101にて設定された判定期間において所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS104)。
計測値が判定期間において所定の条件を満たすと判定する場合、制御部130は、変換部120の計測レンジを変更する(ステップS105)。この場合に、変換部120の計測レンジが変更されると、ステップS103に戻り、計測部110は対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測することで計測値を求める。また、計測値が判定期間において所定の条件を満たさないと判定する場合は、ステップS103に戻り、計測部110は対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測することで計測値を求める。
なお、ステップS105において、制御部130は、例えば計測値を変換部120にて変換した値がある期間に継続して変換部120に定められた計測レンジの上限に達している場合に、計測レンジを広げるように制御する。なお、計測レンジを広げるとは、例えば変換部120にて変換対象とする計測値の上限値を大きくする(又は、下限値を小さくする)ことである。このようにすることで、変換部120は、例えば計測レンジの変更前と比較して、大きな交番波形が変換可能になる。また、制御部130は、例えば計測値を変換部120にて変換した値の最大値がある期間に継続して所定の大きさと比べて小さい場合に、計測レンジを狭くするように制御する。なお、計測レンジを狭くするとは、例えば変換部120にて変換対象とする計測値の上限値を小さくする(又は、下限値を大きくする)ことである。このようにすることで、変換部120は、例えば交番波形の変換精度を向上させることができる。また、ステップS105において、制御部130は、これ以外の方法にて変換部120の計測レンジを制御してもよい。
次に、図3A及び図3Bを用いて、計測して得られる交番波形と本実施形態における計測装置100に含まれる変換部120の計測レンジとの関係を説明する。図3Aは、計測部110が計測して得られる交番波形の一例である振動波形と、当該振動波形に含まれる所定の固有モードの振動波形である。図3Aにおいて、横軸は時間であり、縦軸は振動波形の大きさを表す指標(例えば、計測部110が計測した加速度、速度、変位や、計測部110から出力される電圧が含まれる)である。また、図3Bは、図3Aにおける自由振動波形を拡大した図である。図3Bにおいて、Qは、図3Aに示す振動が生じている物体の機械尖鋭度を表し、Tは当該振動の周期を表す。なお、周期Tは、当該物体の共振周波数であるfとの間でT=1/fの関係を満たす。振動波形を解析することによって構造物の状態を判定する場合には、機械尖鋭度及び共振周波数を求めることによって、判定対象となる構造物の機械特性が表される。
本実施形態における計測装置100は、一例として、水道等の配管や橋梁などを含む構造物の異常や劣化を診断するために用いられる。この場合において、計測部110が計測を行って得られる交番波形は振動波形となる。構造物の劣化診断は、計測部110が計測を行って得られる振動波形のうち、例えば衝撃応答が発生した後の自由振動波形を用いて行われる。特に、自由振動波形に含まれる所定の固有モードの振動波形が用いられる場合がある。この場合には、当該振動波形から算出される構造物の共振周波数や共振尖鋭度の微小な経時変化を捉える必要がある場合がある。
図3Aに示されるとおり、自由振動波形は、衝撃応答が発生した際に生じる衝撃応答波形と比較すると、振動波形の大きさ(すなわち、計測値である加速度や変位等の任意の指標の大きさ)が小さい場合がある。そのため、制御部130は、変換部120の計測レンジを衝撃応答に合わせるように変換部120の計測レンジを制御すると、自由振動波形を解析する場合の分解能が不足する場合がある。一方で、衝撃応答とその後の自由振動とのそれぞれによって生じる振動波形に応じて変換部120の計測レンジを変更するように制御すると、レンジ変更の制御中に正しい計測値が得られない場合がある。変換部120及び制御部130は、正しい計測値が得られない期間を短くするためには、高速に動作する必要がある。そのため、変換部120及び制御部130は、高速に動作する場合には、構成が複雑になり、かつ消費電力が増加する。
本実施形態における計測装置100は、計測部110による計測値が所定の期間に所定の条件を満たす場合に、制御部130が変換部120の計測レンジを変更する。本実施形態における計測装置100において、自由振動波形を計測対象とする場合には、制御部130は、例えば変換部120の入力レベルを自由振動波形の計測に必要な程度に設定する。そして、制御部130は、例えば衝撃応答による大きな振動が発生する期間より長い期間において大きな振動が発生した場合に変換部120の計測レンジを変更するように、判定期間及び所定の条件を設定する。
一例として、制御部130は、衝撃応答波形に対しては、大きな振動であるものの、発生する期間が設定された期間より短いことから、計測レンジを変更せず、当初に設定された計測レンジを保持するように制御することができる。一方で、自由振動波形は、衝撃応答波形と比較すると、振動の大きさの変化は緩やかである。そのため、自由振動波形が大きく、予め設定した計測レンジでは正しい計測値が得られない程度に大きい場合には、制御部130は、正しい計測値が得られるように計測レンジを変更するよう制御することができる。
すなわち、本実施形態における計測装置100において、制御部130は、変換部120の計測レンジの変更を、信号の解析に必要な場合に行うように制御することができる。このように動作することで、本実施形態における計測装置100は、解析対象となる波形を表す計測値を、その大きさに適した計測レベルで得ることができる。
本実施形態における計測装置100によると、交番波形等の波形を表す計測値の大きさに応じて計測レンジの変更の制御を行う場合と比較して、制御部130が変換部120の計測レンジを変更する制御を行う回数が削減される。そのため、変換部120及び制御部130は、高速に動作する必要性が小さくなる。したがって、変換部120及び制御部130は、安価でかつ簡易な構成とすることができる。また、同様の理由によって、変換部120及び制御部130の消費電力を削減することができる。
なお、制御部130は、衝撃応答波形に限らず、例えば突発的な外乱により大きな信号が入力される場合にも、計測レンジを変更せず、当初に設定された計測レンジを保持するように制御することができる。
以上の通り、本実施形態における計測装置100は、制御部130が、計測値を変換部120にて変換した値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、変換部120による計測レンジを変更するように制御する。そのため、本実施形態における計測装置100は、制御部130が、例えば衝撃応答のように一時的に入力される大きな振動に対しては変換部120における計測レンジの変更を行わないように制御することができる。したがって、変換部120及び制御部130は、交番波形に含まれる計測値の大きさの変化に追随して高速に動作する必要性が小さくなる。よって、本発明の第1の実施形態における計測装置100は、簡易な構成で計測レンジを変更可能な計測端末を提供することができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。図5は、本発明の第2の実施形態の変形例における計測装置100の動作を示すフローチャートである。なお、本発明の第2の実施形態における計測装置100は、本発明の第1の実施形態における計測装置100と同様の構成とすることができる。
図4を用いて、本発明の第2の実施形態における計測装置100の動作を説明する。
計測装置100において、まず、制御部130は、上記説明した所定の期間となる判定期間を設定する(ステップS201)。続いて、制御部130は、変換部120の計測レンジを設定する(ステップS202)。続いて、計測部110は、第1の実施形態における計測装置100のステップS103の動作と同様に計測を行い、計測値を求める(ステップS203)。ここまでのステップにおいて、本実施形態における計測装置100は、本発明の第1の実施形態における計測装置100と同様に動作することができる。
続いて、制御部130は、ステップS203にて求めた計測値が、計測レンジを超えるか否かを判定する(ステップS204)。ステップS204において、計測値が計測レンジを超えると判定される場合、制御部130はステップS205の動作を行う。すなわち、制御部130は、ステップS203にて求めた計測値が計測レンジを超える期間がステップS201にて設定した判定期間より短いか否かを判定する。
ステップS205にて、計測値が計測レンジを超える期間が判定期間より短いと判定された場合、制御部130は、例えば衝撃応答や外乱のように、突発的に大きな波形が発生して大きな計測値が計測されたと判定する。この場合には、計測装置100は、ステップS203に戻って計測部110による計測値の取得を行う。一方、ステップS205にて、計測値が計測レンジを超える期間が判定期間より長いと判定された場合、制御部130は、定常的に計測レンジを超過する振動が計測されたと判定する。そして、制御部130は、その時点で変換部120に対して設定されている計測レンジと比べて広い計測レンジを設定する(ステップS222)。すなわち、制御部130は、判定期間に継続して定常的に計測値が計測レンジを超える大きな振動が計測されると判定する場合に、変換部120の計測レンジをそれまでと比べて広い計測レンジとする。ステップS222の計測レンジの設定動作が終わると、計測装置100は、ステップS203に戻って計測部110による計測値の取得を行う。
なお、制御部130がステップS222にて広い計測レンジを設定する場合、新たに設定される計測レンジは、予め定められたレンジでもよいし、計測値に基づいて例えば計測値が計測レンジを超えない任意の計測レンジでもよい。
また、ステップS204にて計測値が計測レンジを超えないと判定される場合、制御部130は、計測値が判定期間に継続して所定の狭い計測レンジの範囲を超えるか否かを判定する(ステップS211)。なお、この場合において、所定の狭い計測レンジの範囲とは、例えばその時点で変換部120に対して設定されている計測レンジより狭い計測レンジである。計測値が判定期間に継続して所定の狭い計測レンジを超えない(計測値が所定の狭い計測レンジの範囲に含まれる)と判定される場合、制御部130は、当該狭い計測レンジを変換部120の計測レンジとして設定する(ステップS212)。そして、ステップS212の計測レンジの設定動作が終わると、計測装置100は、ステップS203に戻って計測部110による計測値の取得を行う。すなわち、制御部130は、定常的に所定の狭い計測レンジを超えない小さな振動が計測されると判定する場合に、変換部120の計測レンジをそれまでより狭い計測レンジとする。
一方、ステップS211にて、計測値が判定期間において所定の狭い計測レンジを超える場合があると判定される場合、計測装置100は、ステップS203に戻って計測値の取得を行う。
なお、制御部130がステップS212にて狭い計測レンジを設定する場合、新たに設定される計測レンジは、予め定められたレンジでもよいし、計測値に基づいて、例えば計測値が計測レンジを超えない任意の計測レンジでもよい。
すなわち、本実施形態における計測装置100は、制御部130が、計測値が定常的に大きい又は小さいと判定する場合に、当該判定時に設定されている変換部120の計測レンジと比較して広い又は狭い計測レンジをそれぞれ設定する。したがって、本実施形態における計測装置100は、第1の実施形態における計測装置100と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態における計測装置100は、計測値に応じて計測レンジを設定することによって、第1の実施形態における計測装置100と比較して、計測精度を高めることができる。
(第2の実施形態の変形例)
本実施形態においては、いくつかの変形例が考えられる。図5は、本発明の第2の実施形態の変形例における計測装置100の動作を示すフローチャートである。図5を用いて、本発明の第2の実施形態の変形例における計測装置100の動作を説明する。なお、本変形例における計測装置100の構成は、本発明の第1及び第2の実施形態における計測装置100と同様とされる。
計測装置100において、まず、制御部130は、上記説明した所定の期間となる判定期間を設定する(ステップS251)。続いて、制御部130は、変換部120の計測レンジを予め定められた第1の計測レンジに設定する(ステップS252)。続いて、計測部110は、第1の実施形態における計測装置100のステップS103の動作と同様に計測を行って計測値を求める(ステップS253)。
続いて、制御部130は、ステップS253にて求めた計測値が、計測レンジを超えるか否かを判定する(ステップS254)。ステップS254において、計測値が計測レンジを超えると判定される場合、制御部130はステップS255の動作を行う。すなわち、制御部130は、計測値が計測レンジを超える期間は判定期間より短いか否かを判定する。
ステップS255にて、計測値が計測レンジを超える期間は判定期間より短いと判定された場合、制御部130は、例えば衝撃応答や外乱のように、突発的に大きな振動が発生して計測されたと判定する。この場合には、計測装置100は、ステップS253に戻って計測部110による計測値の取得を行う。
一方、ステップS255にて、計測値が計測レンジを超える期間が判定期間より長い場合、制御部130は、定常的に計測レンジを超過した振動が計測されたと判定する。そして、制御部130は、第1の計測レンジよりも広い第2の計測レンジを設定する(ステップS262)。すなわち、制御部130は、判定期間に継続して定常的に計測値が第1の計測レンジを超える大きな振動が計測されると判定する場合に、変換部120の計測レンジを第2の計測レンジとする。
ステップS262の計測レンジの設定動作が終わると、計測装置100は、計測部110による計測値の取得を行う(ステップS263)。そして、制御部130は、計測値が判定期間に継続して第1の計測レンジの範囲を超えないことを判定する(ステップS264)。計測値が判定期間について第1の計測レンジを超えない判定される場合、制御部130は、変換部120の計測レンジを第1の計測レンジに設定する(ステップS265)。計測値が判定期間について第1の計測レンジを超える場合があると判定される場合には、計測装置100は、ステップS263に戻って再び計測値の取得を行う。
なお、ステップS254において計測値が計測レンジを超えないと判定される場合、計測装置100は、ステップS253に戻って再び計測値の取得を行う。
すなわち、本実施形態における計測装置100は、変換部120の計測レンジが2段階である場合に、計測値に応じて変換部120における2段階の計測レンジを変更する。このような構成とすることで、本実施形態の変形例における計測装置100は、構成をより簡易にすることができる。
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。図6A及び図6Bは、本発明の第3の実施形態における計測装置を示す図である。図7は、本発明の第3の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。図8は、本発明の第3の実施形態における計測装置の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を示す図である。
図6Aに示すとおり、本発明の第3の実施形態における計測装置300は、計測部110と、A/D変換部321と、制御部330とを有する。A/D変換部321は、計測部110にて計測したアナログ信号である計測値をデジタル信号に変換する。一例として、A/D変換部321は、任意のA/Dコンバータが用いられる。
つまり、本実施形態における計測装置300は、変換部120がA/D変換部321である点が、第1の実施形態における計測装置100と異なる。これ以外の要素については、本実施形態における計測装置300は、第1又は第2の実施形態における計測装置100と同様の構成を有している。
なお、本実施形態において、制御部330は、一例として図6Bに示すような構成とすることができる。すなわち、制御部330は、データ蓄積部331と、レンジ情報保持部332と、レンジ設定判定部333と、レンジ切替制御部334と、レンジ切替部335と、参照電圧発生部336とを有する。
図6Bに示す例において、データ蓄積部331は、上述した判定期間におけるA/D変換部321にてデジタル信号に変換された計測値を保持する。レンジ情報保持部332は、A/D変換部321について設定されている計測レンジの設定情報を保持する。レンジ設定判定部333は、データ蓄積部331に保持される計測値と、レンジ情報保持部332に保持される計測レンジの設定情報に基づいて、設定されるべき計測レンジを判定する。レンジ設定判定部333は、判定した計測レンジをレンジ情報保持部332に保持する。レンジ切替制御部334は、レンジ設定判定部333にて判定された計測レンジに応じて、レンジ切替部335を当該判定された計測レンジとなるように制御する。レンジ切替部335は、レンジ切替制御部334の制御に応じて、参照電圧を参照電圧発生部336から選択してA/D変換部321に供給する。参照電圧発生部336は、計測レンジに応じてA/D変換部321に供給する参照電圧を発生させる。参照電圧発生部336にて発生される参照電圧は、A/D変換部321の種類やA/D変換部321に設定される計測レンジに応じて適宜定められる。
次に、図7を用いて、本実施形態における計測装置300の動作を説明する。
計測装置300において、まず、制御部330は、上記説明した所定の期間となる判定期間を設定する(ステップS301)。続いて、制御部330は、A/D変換部321の計測レンジを設定する(ステップS302)。これらのステップにおいて、本実施形態における計測装置300は、本発明の第1の実施形態における計測装置100又は第2の実施形態における計測装置100と同様に動作することができる。続いて、計測部110は、ステップS301にて設定される判定期間において、第1の実施形態における計測装置100のステップS103の動作と同様に計測を行って計測値を求める(ステップS303)。計測部110により取得された計測値は、A/D変換部321によって、予めA/D変換部321に設定された計測レンジに応じた範囲のデジタル信号に変換される。
続いて、制御部330は、ステップS303にて求めたデジタル信号である計測値にA/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい値が含まれるか否かを判定する(ステップS304)。この動作は、第2の実施形態における計測装置100において、計測値が計測レンジを超えるか否かを判定する動作に相当すると考えることができる。
ステップS304にて、A/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値が存在すると判定される場合には、計測装置300は、ステップS305の動作に進む。ステップS305において、制御部330は、A/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が、所定の判定閾値より少ないか否かを判定する。
ステップS305にて、A/D変換部321からの出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が所定の判定閾値より少ないと判定される場合、制御部330は突発的な振動が計測されたと判定する。これは、A/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が所定の判定閾値より少ないことから、制御部330は計測値が計測レンジを超える期間が短いと判定できるためである。なお、突発的な振動は、例えば衝撃応答や短い外乱振動が含まれる。また、この場合には、計測装置300はステップS303に戻って計測値の取得を続ける。
また、ステップS305にて、A/D変換部321からの出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が所定の判定閾値より多いと判定される場合、制御部330は定常的に計測レンジを超過する振動が計測されたと判定する。この場合には、制御部330は、その時点でA/D変換部321に対して設定されている計測レンジと比べて広い計測レンジを設定する(ステップS322)。そして、計測装置300は、ステップS303に戻って計測値の取得を続ける。
ステップS304にて、A/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値が存在しないと判定される場合には、制御部330は、ステップS311の動作に進む。ステップS311において、制御部330は、A/D変換部321に設定されている計測レンジより狭い計測レンジの計測範囲に含まれる計測値が存在するか否かを判定する。A/D変換部321に設定されている計測レンジより狭い計測レンジの計測範囲に含まれる計測値が存在すると判定されると、制御部330は、ステップS312の動作に進む。ステップS312では、制御部330は、当該狭い計測レンジの計測範囲に含まれる計測値が所定の閾値より多いか否かを判定する(ステップS312)。このステップで、狭い計測レンジに含まれる計測値が所定の閾値より多いと判定されると、制御部330は、その時点でA/D変換部321に対して設定されている計測レンジと比べて狭い計測レンジを設定する(ステップS313)。そして、計測装置300は、ステップS303に戻って計測値の取得を続ける。
なお、ステップS311において、A/D変換部321に設定されている計測レンジより狭い計測レンジに含まれる計測値が存在しないと判定されると、計測装置300は、ステップS303に戻って計測値の取得を続ける。また、ステップS312において、狭い計測レンジに含まれる計測値が所定の閾値より少ないと判定されると、計測装置300は、ステップS303に戻って計測値の取得を続ける。
なお、計測レンジを2段階とした場合に、第2の実施形態の変形例における計測装置100の動作を本実施形態にも適用することができる。
次に、図8を用いて、上記説明した計測装置300の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を説明する。図8において、波形は振動波形であり、グラフの横軸は時刻、縦軸は振動波形を表す計測値(例えば、振動の加速度や変位等を計測した値)の大きさを表すとする。また、A/D変換部321の計測レンジは2段階であるとする。計測開始時点である時刻t0では相対的に狭い計測レンジである計測レンジ1に設定されているとする。
計測装置300は、判定期間をTとして、上記説明した計測レンジの変更に関する動作を行う。時刻t0より計測が始まると、時刻t1において、衝撃応答による突発的な振動が生じる。そのため、時刻t1を含む判定期間の各々において、黒丸の印に表わされるように、A/D変換部321の上限値又は下限値と等しい計測値が現れる(図7のステップS304:Yes)。しかしながら、制御部330は、例えばA/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が、所定の判定閾値より少ないと判定する(図7のステップS305:Yes)。そのため、制御部330は、時刻t1における振動が突発的な振動であると判定して、A/D変換部321の計測レンジを変更しない。
時刻t2以降において、振動波形の大きさが大きくなる。そのため、時刻t2を含む判定期間の各々において、計測値にA/D変換部321の上限値又は下限値と等しい計測値が現れる。そして、例えば判定期間に時刻t3が含まれるようになると、制御部330は、A/D変換部321の出力の上限値又は下限値と等しい計測値の数が、所定の判定閾値より多いと判定する(図7のステップS305)。そのため、制御部330は、A/D変換部321の計測レンジを計測レンジ1より大きな計測レンジ2とする(図7のステップS322)。
その後、時刻t4において、それまでより大きさが小さい振動が生じる。そのため、時刻t4を含む判定期間の各々において、白丸の印に表わされるように、計測値に狭い計測レンジである計測レンジ1の計測範囲に含まれる計測値が現れる(図7のステップS311:Yes)。しかしながら、制御部330は、例えば計測レンジ1の計測範囲に含まれる計測値が、所定の判定閾値より少ないとする。そのため、制御部330は、計測レンジを変更しない(図7のステップS312:No)。
その後、時刻t5以降において、振動の大きさが小さくなる。そのため、時刻t5を含む判定期間の各々において、計測値に狭い計測レンジである計測レンジ1の計測範囲に含まれる計測値が現れる。そして、例えば判定期間に時刻t6が含まれるようになると、制御部330は、計測レンジ1の計測範囲に含まれる計測値が、所定の判定閾値より多いと判定する(図7のステップS312:Yes)。そして、制御部330は、計測レンジを計測レンジ1とする(図7のステップS313)。
以上の通り、本実施形態における計測装置300は、本発明の第2の実施形態における計測装置100と同様に、計測値に応じてそれまでより広い計測レンジ又は狭い計測レンジを設定する。そのため、本実施形態における計測装置300は、第1の実施形態における計測装置100と比較して、計測精度を高めることができる。また、本実施形態における計測装置300は、A/D変換部321を有することにより、計測レンジの設定を容易に行うことができる。
(第4の実施形態)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。図9は、本発明の第4の実施形態における計測装置を示す図である。図10は、本発明の第4の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。図11は、本発明の第4の実施形態における計測装置の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を示す図である。
図9に示すとおり、本発明の第4の実施形態における計測装置400は、計測部110と、変換部120と、制御部430と、周波数解析部440とを有する。周波数解析部440は、変換部120にて所定の形式に変換された計測値を周波数解析する。
つまり、本実施形態における計測装置400は、周波数解析部440を有する点が、第1の実施形態における計測装置100等と異なる。これ以外の要素については、本実施形態における計測装置400は、本発明の各実施形態における実施形態における計測装置と同様の構成とすることができる。
次に、図10を用いて、本発明の第4の実施形態における計測装置400の動作を説明する。
計測装置400において、まず、制御部430は、上記説明した所定の期間となる判定期間を設定する(ステップS401)。続いて、制御部430は、変換部120の計測レンジを設定する(ステップS402)。続いて、計測部110は、本発明の第1の実施形態におけるステップS103の動作と同様に計測を行い、計測値を求める(ステップS403)。ここまでのステップにおいて、本実施形態における計測装置400は、本発明の第1の実施形態における計測装置100と同様に動作することができる。
続いて、周波数解析部440は、変換部120にて変換された計測値に対して周波数解析を行う(ステップS404)。周波数解析によって、計測値に関して周波数毎のデータが得られる。
続いて、制御部430は、ステップS404にて周波数解析を行った計測値について、計測値の全周波数成分の合算値が、変換部120に設定された計測レンジの上限値に等しい場合があるか否かを判定する(ステップS405)。すなわち、ステップS404にて得られた計測値に関する周波数毎のデータについて、例えば全てを合算し、計測レンジの上限値に等しい場合があるか否かを判定する。
ステップS405において、計測値の全周波数成分の合算値が計測レンジの上限値に等しい場合があると判定される場合、制御部430は、計測値が計測レンジの上限に達したとしてステップS406の動作を行う。すなわち、制御部430は、ステップS404にて得られた計測値に関する周波数毎のデータから、変換部120にて変換された計測値に対して発生する高調波の発生期間が所定の期間より短いか否かを判定する。
計測レンジの範囲外の信号が入力されると、変換部120にて変換された計測値の波形が本来の波形から歪み、共振周波数の整数倍に相当する周波数成分である高調波が発生する。変換部120が例えばA/Dコンバータである場合には、波形のクリップにより高調波が生じる。つまり、高調波の発生期間に基づいて判定することによって、変換部120の計測レンジを超えた交番波形が、突発的に生じた波形であるか、又は定常的に計測レンジを超える波形であるかが判定可能となる。したがって、制御部430は、ステップS406にて高調波の発生期間が所定の期間より短いか否かを判定する。
ステップS406にて、高調波の発生期間が所定の期間より短いと判定された場合、制御部430は、例えば衝撃応答や外乱のように、突発的に大きな波形が発生して計測されたと判定する。そして、計測装置400は、ステップS403に戻って計測部110による計測値の取得を行う。一方、ステップS406にて、高調波の発生期間が所定の期間より長いと判定された場合、制御部430は、定常的に計測レンジを超過する波形が計測されたと判定する。そして、制御部430は、その時点で変換部120に対して設定されている計測レンジと比べて広い計測レンジを設定する(ステップS422)。続いて計測装置400は、ステップS403に戻って計測部110による計測値の取得を行う。
なお、制御部430がステップS422にて広い計測レンジを設定する場合、新たに設定される計測レンジは、予め定められたレンジでもよいし、計測値に基づいて設定値を定めてもよい。
また、ステップS405にて計測値の全周波数成分の合算値が変換部120に設定された計測レンジの上限値に等しい場合がないと判定される場合、制御部430は、ステップS411の動作を行う。すなわち、ステップS411において、制御部430は、計測値の全周波数成分の合算値が、変換部120に設定された計測レンジより狭い計測レンジの上限値より小さいか否かを判定する。
計測値の全周波数成分の合算値が、変換部120に設定された計測レンジより狭い計測レンジの上限値より小さいと判定されると、制御部430は、ステップS412の動作を行う。つまり、制御部430は、その時点で変換部120に対して設定されている計測レンジより狭い計測レンジを設定する。これは、制御部430が、所定の狭い計測レンジの範囲内にある小さな振動が計測されると判定するためである。ステップS412の計測レンジの設定動作が終わると、計測装置400は、ステップS403に戻って計測部110による計測値の取得を行う。
一方、ステップS411にて計測値が判定期間において所定の狭い計測レンジを超える場合があると判定される場合、計測装置400は、ステップS403に戻って計測値の取得を行う。
なお、ステップS411にて、制御部440は、所定の期間において、計測値の全周波数成分の合算値が変換部120に設定された計測レンジより狭い計測レンジの上限値より小さい場合に、ステップS412の動作を行うことができる。
また、制御部430がステップS412にて狭い計測レンジを設定する場合、新たに設定される計測レンジは、予め定められたレンジでもよいし、計測値に基づいて任意の計測レンジを定めてもよい。
次に、図11を用いて、上記説明した計測装置400の動作に関する計測レンジと判定期間との関係を説明する。図11において、交番波形は振動波形であり、グラフの横軸は時刻、縦軸は振動波形を表す計測値(例えば、振動の加速度や変位等を計測した値)の大きさを表すとする。また、変換部120の計測レンジは2段階であるとする。計測開始時点である時刻t0では、変換部120には、相対的に狭い計測レンジである計測レンジ1が設定されているとする。また、この場合において、計測装置400は、判定期間をTとして、上記説明した計測レンジの変更に関する動作を行う。図11において、判定期間Tの各々に対するグラフは、判定期間Tに含まれる任意の時点における振動の周波数成分を示す。これらのグラフの各々は、横軸は周波数を示し、縦軸は周波数毎の振動の大きさを示す。
時刻t0から計測装置400による計測が始まると、時刻t1において、衝撃応答による突発的な振動が生じる。そのため、図11における判定期間Tの各々に対する周波数成分のグラフに示すとおり、時刻t1を含む判定期間において、周波数解析部440の解析結果に高調波が現れる。しかしながら、制御部430は、例えば高調波の発生期間が所定の期間より短いと判定する(図10のステップS406:Yes)。したがって、制御部430は、時刻t1における振動が突発的な振動であると判定して、変換部120の計測レンジを変更しない。
時刻t2以降において、振動波形の大きさが大きくなる。そのため、時刻t2を含む判定期間の各々において、周波数解析部440の解析結果に高調波が現れる。そして、例えば判定期間に時刻t3が含まれるようになると、制御部430は、例えば高調波の発生期間が所定の期間より長いと判定する(図10のステップS406)。そのため、制御部330は、変換部120の計測レンジを計測レンジ1より大きな計測レンジ2とする(図10のステップS422)。
その後、時刻t5以降において、振動の大きさが小さくなる。そして、例えば判定期間に時刻t6が含まれると、制御部430は、計測値の全周波数成分の合算値が、設定されている計測レンジ2より狭い計測レンジ1の上限値よりも小さいと判定する(図7のステップS411:Yes)。そして、制御部330は、計測レンジを計測レンジ1とする(図10のステップS412)。
以上の通り、本実施形態における計測装置400は、本発明の第2の実施形態における計測装置100と同様に、計測値に応じてそれまでより広い計測レンジ又は狭い計測レンジを設定する。そのため、本実施形態における計測装置400は、第1の実施形態における計測装置100と比較して、計測精度を高めることができる。また、本実施形態における計測装置400は、周波数解析部440を有することにより、計測レンジの設定を更に精度よく行うことができる。
(第5の実施形態)
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。図12は、本発明の第5の実施形態における計測装置の動作を示すフローチャートである。図13は、本発明第5の実施形態における計測システム50の構成を示す図である。なお、本発明の第5の実施形態における計測装置500は、本発明の第1の実施形態における計測装置100と同様の構成とすることができる。
図12を用いて、本発明の第5の実施形態における計測装置500の動作を説明する。図12において、計測装置500のステップS501からS505までの動作は、図2に示す本発明の第1の実施形態における計測装置100のステップS101からS105までの動作と、それぞれ同様とすることができる。ステップS505における変換部120の計測レンジの変更に続いて、制御部130は、他の計測装置に、計測レンジ変更を指示する計測レンジ変更情報を送信する(ステップS506)。続いて、計測装置500は、ステップS503に戻って計測値の取得を行う。
なお、計測レンジ変更情報を受信した他の計測装置は、当該情報に基づいて、計測装置の計測レンジを変更することができる。
同一の発生源から生じる交番波形を複数の計測装置500にて計測する場合には、交番波形は、複数の計測装置500の各々に対して類似した態様で伝搬する場合がある。そのため、1つの計測装置500にて変換部120の計測レンジの変更が必要となる程度に計測対象の交番波形が変化すると、他の計測装置500においても、同様に計測対象の交番波形が変化する可能性がある。
そこで、本実施形態における計測装置500は、計測レンジを変更する場合に、他の計測装置500に対して計測レンジ変更情報を送信することで、他の計測装置500における変換部120の計測レンジを変更させる。このようにすることで、他の計測装置500において、変換部120が計測値の変換を正確に行う可能性を高めることができる。例えば、変換部120がA/Dコンバータである場合に、計測レンジを変更することで、変換部120が波形のクリップにより実際の信号値と異なる値(計測レンジの上限値等)を変換結果として出力する可能性を減らすことができる。
本実施形態において、計測装置500の制御部130は、任意の内容の計測レンジ変更情報を送信することができる。例えば、制御部130は、当該計測装置500に隣接する他の計測装置500に対して、当該制御部130が行った計測レンジの変更と同様に計測レンジを変更する計測レンジ変更情報を送信することができる。また、制御部130は、当該計測装置500から所定の距離にある他の計測装置500に対して、当該制御部130が行った計測レンジの変更と同様に計測レンジを変更する計測レンジ変更情報を送信することができる。計測装置500の変換部120が複数の計測レンジを設定可能な場合、更に、制御部130は、自装置(計測装置500)からの距離に応じて設定すべき計測レンジを変えて計測レンジ変更情報を送信することができる。計測レンジ変更情報の送信対象や、計測レンジ変更情報にて指示される計測レンジの変更内容は、計測装置500の計測対象となる交番波形の種類や計測装置500の設置状況に応じて適宜定められる。
なお、本実施形態における計測装置500の構成は、本発明の第2の実施形態から第4の実施形態までにおける計測装置の構成と、互いに組み合わせることができる。
次に、図13を用いて、本実施形態における計測システム50の構成を説明する。
図13によると、本実施形態における計測システム50は、複数の計測装置500と、分析装置550とを有する。分析装置550は、複数の計測装置500のそれぞれにて計測した計測値に基づいて、交番波形の分析を行う。複数の計測装置500の各々と分析装置550とは、例えば通信可能に接続される。
なお、計測システム50における複数の計測装置500は、本発明の各実施形態における計測装置の構成を組み合わせて用いることができる。
本実施形態における計測システム50は、複数の計測装置500のそれぞれにて計測した計測値に基づいて、交番波形の分析を行う。そのため、本実施形態における計測システム50は、例えば水道配管や橋梁等の規模の大きな構造物の異常や劣化等の振動解析に用いられる。
なお、計測装置500は、上記説明した計測レンジ変更情報を、分析装置550に対して送信することができる。分析装置550は、複数の計測装置500の少なくとも1つから計測レンジ変更情報を受信すると、当該受信した計測レンジ変更情報に基づいて、送信元と異なる複数の計測装置500へ計測レンジ変更情報を送信することができる。このようにすることで、他の計測装置500において、変換部120が計測値の変換を正確に行う可能性を高めることができる。
以上の通り、本実施形態における計測装置500は、本発明の第1の実施形態における計測装置100と同様の効果を奏する。また、本実施形態における計測装置500は、他の計測装置500に対して計測レンジ変更情報を送信する。このようにすることで、他の計測装置500は、変換部120の計測レンジを変更することができる。したがって、本実施形態における計測装置500は、計測値の変換を正確に行うことができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施形態における構成は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
この出願は、2014年6月26日に出願された日本出願特願2014−131193を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
50 計測システム
100、300、400、500 計測装置
110 計測部
120 変換部
321 A/D変換部
130、330、430 制御部
331 データ蓄積部
332 レンジ情報保持部
333 レンジ設定判定部
334 レンジ切替制御部
335 レンジ切替部
336 参照電圧発生部
440 周波数解析部
550 分析装置
1000 情報処理装置
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
1004 プログラム
1005 記憶装置
1006 記憶媒体
1007 ドライブ装置
1008 通信インターフェース
1009 通信ネットワーク
1010 入出力インターフェース
1011 バス

Claims (10)

  1. 対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測する計測手段と、
    前記計測手段にて計測した計測値を、予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換する変換手段と、
    前記計測レンジを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記計測値を前記変換手段にて変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、前記計測レンジを変更する、計測装置。
  2. 前記制御手段は、前記変換値が前記所定の期間に継続して前記計測レンジを超える値であると判定する場合に、前記設定された計測レンジよりも広い計測レンジに前記計測レンジを変更する、請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記制御手段は、前記変換値が前記所定の期間に継続して前記設定された計測レンジより狭い計測レンジの範囲に含まれる場合に、前記設定された計測レンジよりも狭い計測レンジに前記計測レンジを変更する、請求項1又は2に記載の計測装置。
  4. 前記計測手段が、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータである、請求項1から3のいずれか一項に記載の計測装置。
  5. 前記制御手段は、前記変換値のうち、前記A/Dコンバータの出力値の上限値又は下限値と等しい値が所定の閾値より多い場合に、前記設定された計測レンジより広い計測レンジに前記計測レンジを変更する、請求項4に記載の計測装置。
  6. 前記変換値に対して周波数解析を行う周波数解析手段を有し、
    前記制御手段は、前記周波数解析の結果に基づいて、前記変換値に対する高調波が前記所定の期間に継続して発生すると判定する場合に、前記設定された計測レンジよりも広い計測レンジに前記計測レンジを変更する、請求項1から5のいずれか一項に記載の計測装置。
  7. 前記制御手段は、前記計測レンジを変更する場合に、他の前記計測装置に計測レンジ変更を指示する情報を送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載の計測装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の複数の計測装置と、
    前記複数の計測装置の各々における前記変換値に基づいて前記波形の分析を行う分析装置とを有する、計測システム。
  9. 対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測した計測値を、変換手段によって予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換し、
    前記計測値を変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、前記変換手段の前記計測レンジを変更する、計測方法。
  10. コンピュータに、
    対象とする事象に関する指標の時間的な変化の様子を計測した計測値を、変換手段によって予め設定された計測レンジの範囲において所定の形式に変換する処理と、
    前記計測値を変換した変換値が所定の期間において所定の条件を満たす場合に、前記変換手段の前記計測レンジを変更する処理を実行するプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能記録媒体。
JP2016529082A 2014-06-26 2015-06-24 計測装置、計測システム、計測方法及びコンピュータ読み取り可能記録媒体 Pending JPWO2015198599A1 (ja)

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