JPWO2015162652A1 - 交通システム最適化装置 - Google Patents

交通システム最適化装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015162652A1
JPWO2015162652A1 JP2016514553A JP2016514553A JPWO2015162652A1 JP WO2015162652 A1 JPWO2015162652 A1 JP WO2015162652A1 JP 2016514553 A JP2016514553 A JP 2016514553A JP 2016514553 A JP2016514553 A JP 2016514553A JP WO2015162652 A1 JPWO2015162652 A1 JP WO2015162652A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optimization
unit
traffic
traffic system
objective function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016514553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6201040B2 (ja
Inventor
和夫 武藤
和夫 武藤
努 宮内
努 宮内
基也 鈴木
基也 鈴木
正康 藤原
正康 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JPWO2015162652A1 publication Critical patent/JPWO2015162652A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6201040B2 publication Critical patent/JP6201040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B1/00General arrangement of stations, platforms, or sidings; Railway networks; Rail vehicle marshalling systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L27/00Central railway traffic control systems; Trackside control; Communication systems specially adapted therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

交通システムにおける制約の変更に対して柔軟に対応できる装置を提供するために、本発明の交通システム最適化装置は、交通システムの仕様を最適化する際の条件を地図上の範囲として指定する機能を持つ最適化条件設定手段と、最適化条件設定手段により設定された最適化条件の下、計算機を用いたシミュレーションなどにより交通システムの仕様を最適化する最適化実行手段と、最適化実行手段により得られた最適解を類似のもの同士グルーピングする最適化結果分析手段と、最適化結果分析手段によるグルーピングされた最適解の、グループ毎の設計変数の範囲を地図上に表示する機能を少なくとも持つ分析結果表示手段とを備えることを特徴とする。

Description

本発明は、計算機を用いたシミュレーションにより、新たに建設する交通システムの仕様を最適化する技術に関する。
従来、鉄道システムの最適化を支援する技術として、特定の仕様における変電所の消費エネルギーや列車走行パターンを表示できる列車運行シミュレーション装置に係る技術があった(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、交通流シミュレーションの技術として、渋滞している状態の道路で取得した旅行時間を使用して、計算で得られた理想旅行時間と、特定区間の道路で実測した実旅行時間とを元に実交通量に近似した需要交通量を推定し、その推定した需要交通量に基づいて交通流シミュレーションを行うものがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−254536号公報 特開2013−137715号公報
鉄道やモノレール、路面電車などの交通システムは、インフラ整備のための初期コストやインフラ維持のためのランニングコストが高い。したがって、できるだけ低い初期コストやランニングコストで必要となる輸送量と確保する交通システムを建設することが望まれている。
上記の目的に対し、従来、交通システムの一つである鉄道システムの最適化を支援するために、例えば、特許文献1に記載されているように、特定の仕様における変電所の消費エネルギーや列車走行パターンを表示できる列車運行シミュレーション装置が提案されている。
しかしながら、鉄道システムなどの交通システムは複雑であり、また設計パラメータの数も非常に多いため、前記列車運行シミュレーション装置の結果からユーザが手作業で鉄道システムの最適な仕様を決定することは困難である。また、鉄道システム設計には様々な制約があり、事前にそれら全てを考慮して最適化を行うことは難しい。交通システムにおける制約の変更に対して柔軟に対応できる装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するために、本発明の交通システム最適化装置は、例えば、交通システムの仕様を最適化する際の条件を地図上の範囲として指定する機能を持つ最適化条件設定部と、前記最適化条件設定部により設定された最適化条件の下、計算機を用いたシミュレーションにより交通システムの仕様を最適化する最適化実行部と、前記最適化実行部により得られた最適解を類似のもの同士グルーピングする最適化結果分析部と、前記最適化結果分析部によるグルーピングされた最適解の、グループ毎の設計変数の範囲を地図上に表示する機能を少なくとも持つ分析結果表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、交通システムの最適な仕様の選択を支援することができ、かつ制約の変更があっても柔軟に対応することができる。
本発明による交通システム最適化装置の構成を説明する図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例の構成を説明する図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例によるデータの流れのフローチャートの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例による処理の流れのフローチャートの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例による設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段230が提供するユーザインターフェースの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例によるパレート解表示手段290の画面の一例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第1実施例による最適解詳細表示手段2100の画面の一例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第2実施例の構成を説明する図である。 本発明による交通システム最適化装置の第2実施例によるデータの流れのフローチャートの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第2実施例による処理の流れのフローチャートの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第2実施例による設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段230が提供するユーザインターフェースの例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置の第2実施例による最適解詳細表示手段2100の画面の一例を示す図である。 本発明による交通システム最適化装置により得られるパレート解とグルーピング結果の一例を示す図である。
上記の通り、本発明の交通システム最適化装置は、例えば、交通システムの仕様を最適化する際の条件を地図上の範囲として指定する機能を持つ最適化条件設定部と、前記最適化条件設定部により設定された最適化条件の下、計算機を用いたシミュレーションにより交通システムの仕様を最適化する最適化実行部と、前記最適化実行部により得られた最適解を類似のもの同士グルーピングする最適化結果分析部と、前記最適化結果分析部によるグルーピングされた最適解の、グループ毎の設計変数の範囲を地図上に表示する機能を少なくとも持つ分析結果表示部とを備えることを特徴とする。
上記の構成において、前記最適化条件設定部は、鉄道システムの各構成要素の価格など、鉄道システムの初期コストを決定するのに必要なデータや、電気代、人件費など鉄道システムのランニングコストを決定するのに必要なデータが記録されているコストデータベースと、鉄道システムの仕様の内、どの仕様を設計パラメータとし最適化するかを設定し、その範囲を地図上で指定する機能を持つ設計パラメータ設定部と、最適化における制約条件を設定する制約条件設定部と、最適化における目的関数を設定する目的関数設定部とを含んで構成され、前記最適化実行部は、パラメータ最適化部と、与えられた設計パラメータにおける鉄道システムの消費電力や輸送力を計算する鉄道運行シミュレーション部と、前記コストデータベースに記録されているデータ、前記パラメータ最適化部により与えられる設計パラメータ、および前記鉄道運行シミュレーション部の出力の少なくともいずれか1つに基づき、交通システムの初期コストやランニングコストを計算するコスト計算部と、前記鉄道運行シミュレーション部の出力および前記コスト計算部の出力の少なくともいずれか一方に基づき、前記目的関数設定部により設定された目的関数の計算方法に従い、目的関数の値を計算する目的関数計算部とを含んで構成され、前記最適化結果分析部は、クラスタリング手法を用いて類似の最適解をグルーピングする類似最適解グルーピング部を含んで構成され、前記分析結果表示部は、前記最適化実行部により得られたパレート解および各パレート解が帰属する最適解グループをユーザが指定した変数を軸としてグラフに表示するパレート解表示部と、各最適解グループの種々の詳細情報を地図上などに表示する最適化詳細表示部とを含んで構成されるようにしてもよい。
また、上記の構成において、前記交通システム最適化装置は、前記交通システムが建設される都市の交通状況に関するデータであって、各交差点および道路を含む交通システム構成要素の少なくとも一部での交通量に係るデータが記録される交通状況データベースを更に備え、前記最適化実行部は、前記交通システムが建設される前後の、道路の混雑状況の変化を評価する交通流動シミュレータを含んで構成されるようにしてもよい。
以下、本発明の実施形態を、各実施例として、図面を用いて詳細に説明する。
以下、本発明の第1の実施形態である実施例1について説明する。図2は、本実施例の交通システム最適化装置の構成図の例である。図3は、本実施例における処理の主要なデータの流れである。以下の説明においては、交通システムの一つである鉄道システムを例に挙げ、それを最適化する装置を説明するが、本発明の交通システム最適化装置が最適化する対象である交通システムは鉄道システムに限定されない。
本実施例における交通システム最適化装置は、主に入力部110、出力部120、演算処理部130、記憶部140、コストデータベース2110から構成されている。なお、これらは互いにインターネットやイントラネットなどネットワークを介して接続されていても良い。
入力部110は、具体的には通信ケーブルや、ハードディスクドライブ装置、CD-ROM装置、DVD装置、メモリカード読取り装置、キーボード等の種々の入力装置であり、本装置のユーザが本装置に対してなんらかの入力をする際に用いられる。
記憶部140は、本装置が演算を行う際に必要な情報や、計算結果などを記録したりする際に用いられる。
コストデータベース2110は、鉄道システムの各構成要素の価格など、鉄道システムの初期コストを決定するのに必要なデータや、電気代、人件費など鉄道システムのランニングコストを決定するのに必要なデータなどが記録されている。
演算処理部130は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)であり、交通システム最適化装置における情報処理を実行する。この演算処理部130では最適化条件設定手段160や最適化実行手段170、最適化結果分析手段180、分析結果表示手段190などが実行される。
本実施例では、最適化条件設定手段160は設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段230から構成される。
設計パラメータ設定手段210は、鉄道システムの仕様を最適化するにあたって、ユーザが最適化の対象とする仕様を設計パラメータと、その範囲を指定するユーザインターフェースを提供する。設計パラメータ設定手段210は少なくとも鉄道システムを建設する都市の地図上に、鉄道システムを構成する施設や装置が、建設や設置可能な範囲を指定することのできるユーザインターフェースを備えている。
制約条件設定手段220は、鉄道システムの仕様を最適化するにあたって、制約条件となるパラメータを選択し、その最大値もしくは最小値を入力するユーザインターフェースや、制約式をユーザが入力するユーザインターフェースを提供する。
目的関数設定手段230は、鉄道運行シミュレーション手段250、コスト計算手段260の計算結果の内、どれを目的関数とするかユーザが指定するユーザインターフェースを提供する。また、鉄道運行シミュレーション手段250、コスト計算手段260の計算結果からどのように目的関数を計算するかを指定するユーザインターフェースを備えていても良い。また、目的関数は複数指定することもできる。
また、本実施例では、最適化実行手段170はパラメータ最適化実行手段240、鉄道運行シミュレーション手段250、コスト計算手段260、目的関数計算手段270から構成されている。
鉄道運行シミュレーション手段250は、パラメータ最適化手段240により与えられた設計パラメータにおける鉄道システムの消費電力や輸送力などを評価する。
コスト計算手段260は、コストデータベース2110に記録されているデータや、パラメータ最適化手段240により与えられる設計パラメータおよび鉄道運行シミュレーション手段250の結果に基づき、交通システムの初期コストやランニングコストを計算する。
目的関数計算手段270は、鉄道運行シミュレーション手段250や、コスト計算手段260の結果に基づき、目的関数設定手段230により設定された目的関数の計算方法に従い、目的関数の値を計算する。
パラメータ最適化手段240は、設計パラメータの値やそれに対応する目的関数値に基づき、例えば、よく知られた遺伝的アルゴリズムなどの最適化手法を用い、多目的最適化を行い、設計パラメータを最適化する。
また、本実施例では、最適化結果分析手段180は、類似最適解グルーピング手段280から構成されている。
類似最適解グルーピング手段280は、設計パラメータと目的関数の値に基づき、例えば、よく知られたk-means法などのクラスタリング手法を用いて、類似の最適解をグルーピングし、最適解グループを作成する。
また、本実施例では、分析結果表示手段190は、パレート解表示手段290、最適解詳細表示手段2100から構成される。
パレート解表示手段290は、ユーザが指定した変数を軸としてパレート解および各パレート解が帰属する最適解グループをグラフに表示する。軸として選択できる変数は、設計パラメータであってもよいし、目的関数や制約条件であってもよい。また、同時に複数のグラフを表示してもよい。パレート解表示手段2100は少なくとも、表示する際の軸となる変数を指定する機能と、最適解をマーカや色などによって最適解グループごとに区別して表示する機能を備える。
最適解詳細表示手段2100は各最適解グループに帰属する最適解の種々の詳細情報を表示する。最適解詳細表示手段2100は、少なくとも、最適解グループに帰属する最適解の設計パラメータの内、地図上に表示可能なものは、地図上に表示し、最適な設計パラメータの範囲を表示することのできる機能を備える。
次に、本実施例の処理の流れを説明する。図4に本実施例における処理の流れを示す。
まず、ユーザは設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段230が提供するユーザインターフェースを用いて、設計パラメータとその範囲、制約条件、目的関数の計算方法を設定する(S410、S420、S430)。
図5に、本実施例における設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段230が提供するユーザインターフェースの一例を示す。
ユーザは、設計パラメータ設定手段210が提供するユーザインターフェースを用いて、鉄道システムを建設する都市の地図上に、例えば、始発駅や中間駅、終着駅などや変電所などの設備が建設可能な範囲を地図上で指定する(510)。地図上の範囲として指定できない設計パラメータの範囲などは、例えば520に示すようなユーザインターフェースを通して指定する。
また、ユーザは制約条件設定手段220が提供するユーザインターフェースを用いて、制約条件となる交通システムのパラメータを指定し、その最大値や最小値を指定したり、制約条件となる式を入力したりする(530)。
また、ユーザは、目的関数設定手段270が提供するユーザインターフェースを用いて、目的関数となる交通システムのパラメータを指定したり、目的関数計算のための計算式を入力したりする(540)。
なお、図5では、設計パラメータ設定手段210、制約条件設定手段220、目的関数設定手段270が提供するユーザインターフェースは同一の画面上に表示されているが、別々の画面に表示しても良い。
次に、設計パラメータ最適化手段が設計パラメータを適切な値に設定する(S440)。
次に、S440で設定された設計パラメータの値における、鉄道システムの消費電力や輸送量を、鉄道運行シミュレーション手段250が予測する(S450)。
次に、鉄道運行シミュレーション手段250の結果や、コストデータベース2110に記録されているデータ等を用いて、コスト計算手段260が鉄道システムの初期コストやランニングコストなどを計算する(S460)。
次に、目的関数計算手段270が、S450、S460の計算結果を用いて、目的関数設定手段230を介してユーザにより指定されたパラメータもしくは計算式の基づき、目的関数値を計算する(S470)。
目的関数値が計算されたら、本装置は、目的関数値やその変化などから、設計パラメータが最適な値になってかどうかを判断し、最適でないと判断した場合は、設計パラメータ最適化手段240が設計パラメータの値を適切な値に変更し(S440)、S450〜S470を再度実行する。
最適であると判断された場合には、類似最適解グルーピング手段280が、S440〜S470の結果得られた複数の最適解を類似なもの同士にグルーピングする(S480)。具体的には、最適解の目的関数値を用いて、2つの最適解iとjの差異dijを(数1)によって計算し、例えば、よく知られたk-mean法などのクラスタリング手法を用いて、差異が小さいもの同士に最適解をグルーピングする。
Figure 2015162652
なお、ここで、ykiはi番目の最適解のk番目の目的関数の値、ykjはj番目の最適解のk番目の目的関数の値を表している。例えば、鉄道システムの輸送量と消費電力を目的関数として最適化を行い、図13に示すパレート解が得られた場合、類似最適解グルーピング手段280は、(数1)を用いて最適解同士の差異を計算し、ユーザが指定したグループ数になるように、類似の最適解同士をグルーピングする。この結果、例えば、図13に示すように最適解は最適解グループ1、最適解グループ2、最適解グループ3にグルーピングされる。なお、上記の例では、最適解の差異の表現に目的関数の値のみを使ったが、設計パラメータの値も同時に用いても良い。
次に、ユーザは、類似解最適解グルーピング手段280によりグルーピングされた最適解を、パレート解表示手段290および最適解詳細表示手段2100を用いて表示する。
具体的には、ユーザは、パレート解表示手段290が提供するユーザインターフェースを用いて、表示する軸を選択し、最適化の結果得られた最適解を表示する(S490)。パレート解表示手段2100による最適解の表示の一例を図6に示す。図6では鉄道システムの輸送量と消費電力を目的関数として最適化を行い、その結果得られたパレート解を3つの最適解グループにグルーピングした結果を示している。この例では、最適解グループごとに異なるマーカでパレート解を表示している。
ユーザはパレート解表示手段290が提供するユーザインターフェースなどから設計解グループを選択することにより、最適解グループの詳細情報を最適解詳細表示手段2100により表示させることができる(S4100)。
その一例を図7に示す。図7に示すように、最適解グループの帰属する最適解の設計パラメータの内、地図に表示可能なものは、地図上の範囲として表示される。
以上の本実施例によれば、ユーザはどの場所に鉄道システムの駅や軌道、施設などを設置すればよいかを意思決定することが可能で、かつ範囲として表示されるので種々の都合により設置場所を変更しなければならない場合も、柔軟に対応することができる。
以下、本発明の第2の実施形態である実施例2について説明する。本実施例は、鉄道システム等の交通システムの初期コストとランニングコストの評価だけでなく、交通システムが建設される都市の交通状況への影響も考慮し、仕様の最適化を行える交通システム最適化装置の一例である。以下の説明においては、交通システムの一つである鉄道システムを例に挙げ、それを最適化する装置を説明するが、本発明の交通システム最適化装置が最適化する対象である交通システムは鉄道システムに限定されない。
図8は、本実施例における交通システム最適化装置を示す構成図の例である。また、図9は、本実施例の処理における主要なデータの流れである。
図8および図9に示した交通システム最適化装置のうち、既に説明した図2に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
本実施例における交通システム最適化装置は、主に入力部110、出力部120、演算処理部130、記憶部140、交通状況データベース820、コストデータベース2110から構成されている。なお、これらは互いにインターネットやイントラネットなどネットワークを介して接続されていても良い。
交通状況データベース820は、鉄道システムが建設される都市の交通状況に関するデータで、各交差点や道路での交通量などが記録されている。
最適化実行手段170は、設計パラメータ最適化手段240、鉄道運行シミュレーション手段250、交通流動シミュレーション手段810、コスト計算手段260、目的関数計算手段270から構成されている。
交通流動シミュレーション手段810は、例えば特許文献2に記載の技術などを用いて、交通状況データベース820に記録されているデータや鉄道運行シミュレーション手段250のシミュレーション結果、パラメータ最適化手段240により与えられる設計パラメータ値に基づき、交通システムが建設される前や後の道路の混雑状況の変化などを評価する。
次に、本実施例の処理の流れを説明する。図10に本実施例における処理の流れを示す。なお、図10に示した交通システム最適化装置のうち、既に説明した図4に示された同一の符号を付された処理ステップに関しては特に言及しない限り図10においても同じ処理を行うものとする。
まず、本実施例では、交通状況データベースのデータを用いて、交通流動シミュレーション手段が、鉄道システムが建設される前の都市の道路の混雑状況を推定する(S1010)。
処理ステップS410、S420、S430では、ユーザが設計パラメータ設定手段、制約条件設定手段、目的関数設定手段の提供するユーザインターフェースによって、設計パラメータ、制約条件、目的関数を設定する。この際のユーザインターフェースの一例を図11に示す。
本実施例においては、例えば、鉄道システム建設前の都市の道路の混雑状況を、設計パラメータの範囲などが指定可能な画面(例えば地図など)に表示し、その設計パラメータの範囲をその画面上で指定するようにしてもよい(1110)。地図上の範囲として指定できない設計パラメータの範囲などは、例えば1120に示すようなユーザインターフェースを通して指定する。
また、ユーザは制約条件設定手段220が提供するユーザインターフェースを用いて、制約条件となる交通システムのパラメータを指定し、その最大値や最小値を指定したり、制約条件となる式を入力したりする(1130)。
また、ユーザは、目的関数設定手段270が提供するユーザインターフェースを用いて、目的関数となる交通システムのパラメータを指定したり、目的関数計算のための計算式を入力したりする(1140)。
処理ステップS1020では、鉄道運行シミュレーション手段250の結果や、交通状況データベース820に記録されているデータ、設計パラメータ等に基づき、鉄道システム建設の影響による道路の混雑状況の変化を交通流動シミュレーション手段810が予測する(S1020)。
処理ステップS4100では、各最適解グループの詳細情報が最適解詳細表示手段2100により表示される。その一例を図12に示す。図12に示すように、本実施例では、最適解グループの設計パラメータの範囲の他、鉄道システムを建設した後の都市の道路の混雑状況も表示しても良い。
以上の本実施例によれば、ユーザは、鉄道システムにより都市の交通状態がどの程度改善するかを把握した上で、どの場所に鉄道システムの駅や軌道、施設などを設置すればよいかを意思決定することが可能となる。
110 入力部
120 出力部
130 演算処理部
140 記憶部
160 最適化条件設定手段
170 最適化実行手段
180 最適化結果分析手段
190 分析結果表示手段
210 設計パラメータ設定手段
220 制約条件設定手段
230 目的関数設定手段
240 パラメータ最適化手段
250 鉄道運行シミュレーション手段
260 コスト計算手段
270 目的関数計算手段
280 類似最適解グルーピング手段
290 パレート解表示手段
2100 最適解詳細表示手段
2110 コストデータベース
510 設備建設可能な範囲を地図上で指定するためのユーザインターフェース
520 地図上で指定できないパラメータを指定するためのユーザインターフェース
530 制約条件のパラメータを指定するためのユーザインターフェース
540 目的関数のパラメータを指定するためのユーザインターフェース
810 交通流動シミュレーション手段
820 交通状況データベース
1110 設計パラメータの範囲を地図上で指定するためのユーザインターフェース
1120 地図上で指定できないパラメータを指定するためのユーザインターフェース
1130 制約条件のパラメータを指定するためのユーザインターフェース
1140 目的関数のパラメータを指定するためのユーザインターフェース

Claims (6)

  1. 交通システムの仕様を最適化する際の条件を地図上の範囲として指定する機能を持つ最適化条件設定部と、
    前記最適化条件設定部により設定された最適化条件の下、計算機を用いたシミュレーションにより交通システムの仕様を最適化する最適化実行部と、
    前記最適化実行部により得られた最適解を類似のもの同士グルーピングする最適化結果分析部と、
    前記最適化結果分析部によるグルーピングされた最適解の、グループ毎の設計変数の範囲を地図上に表示する機能を少なくとも持つ分析結果表示部と
    を備える
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
  2. 請求項1に記載の交通システム最適化装置において、
    前記最適化条件設定部は、
    鉄道システムの初期コストを決定するのに必要なデータ、および前記鉄道システムのランニングコストを決定するのに必要なデータの少なくともいずれか一方が記録されるコストデータベースと、
    鉄道システムの仕様の内、どの仕様を設計パラメータとし最適化するかを設定し、その範囲を地図上で指定する機能を持つ設計パラメータ設定部と、
    最適化における制約条件を設定する制約条件設定部と、
    最適化における目的関数を設定する目的関数設定部と
    を含んで構成され、
    前記最適化実行部は、
    パラメータ最適化部と、
    与えられた設計パラメータにおける鉄道システムの消費電力および輸送力の少なくともいずれか一方を計算する鉄道運行シミュレーション部と、
    前記コストデータベースに記録されているデータ、前記パラメータ最適化部により与えられる設計パラメータ、および前記鉄道運行シミュレーション部の出力の少なくともいずれか一つに基づき、交通システムの初期コストおよびランニングコストの少なくともいずれか一方を計算するコスト計算部と、
    前記鉄道運行シミュレーション部の出力および前記コスト計算部の出力の少なくともいずれか一方に基づき、前記目的関数設定部により設定された目的関数の計算方法に従い、目的関数の値を計算する目的関数計算部と
    を含んで構成され、
    前記最適化結果分析部は、クラスタリング手法を用いて類似の最適解をグルーピングする類似最適解グルーピング部を含んで構成され、
    前記分析結果表示部は、
    前記最適化実行部により得られたパレート解および各パレート解が帰属する最適解グループをユーザが指定した変数を軸としてグラフに表示するパレート解表示部と、
    各最適解グループの種々の詳細情報を地図上などに表示する最適化詳細表示部と
    を含んで構成される
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
  3. 請求項2に記載の交通システム最適化装置において、
    前記交通システムが建設される都市の交通状況に関するデータであって、各交差点および道路を含む交通システム構成要素の少なくとも一部での交通量に係るデータが記録される交通状況データベースを更に備え、
    前記最適化実行部は、前記交通システムが建設される前後の、道路の混雑状況の変化を評価する交通流動シミュレータを含んで構成される
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
  4. 交通システムの仕様を最適化する際の条件を地図上の範囲として指定する機能を持つ最適化条件設定手段と、
    前記最適化条件設定手段により設定された最適化条件の下、計算機を用いたシミュレーションなどにより交通システムの仕様を最適化する最適化実行手段と、
    前記最適化実行手段により得られた最適解を類似のもの同士グルーピングする最適化結果分析手段と、
    前記最適化結果分析手段によるグルーピングされた最適解の、グループ毎の設計変数の範囲を地図上に表示する機能を少なくとも持つ分析結果表示手段と
    を備える
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
  5. 請求項4に記載の交通システム最適化装置において、
    前記最適化条件設定手段は、
    鉄道システムの各構成要素の価格など、鉄道システムの初期コストを決定するのに必要なデータや、電気代、人件費など鉄道システムのランニングコストを決定するのに必要なデータが記録されているコストデータベースと、
    鉄道システムの仕様の内、どの仕様を設計パラメータとし最適化するかを設定し、その範囲を地図上で指定する機能を持つ設計パラメータ設定手段と、
    最適化における制約条件を設定する制約条件設定手段と、
    最適化における目的関数を設定する目的関数設定手段と
    を含んで構成され、
    前記最適化実行手段は、
    与えられた設計パラメータにおける鉄道システムの消費電力や輸送力を計算する鉄道運行シミュレーション手段と、
    前記コストデータベースに記録されているデータや、パラメータ最適化手段により与えられる設計パラメータおよび前記鉄道運行シミュレーション手段の結果に基づき、交通システムの初期コストやランニングコストを計算するコスト計算手段と、
    前記鉄道運行シミュレーション手段や、前記コスト計算手段の結果に基づき、前記目的関数設定手段により設定された目的関数の計算方法に従い、目的関数の値を計算する目的関数計算手段と
    を含んで構成され、
    前記最適化結果分析手段は、クラスタリング手法を用いて類似の最適解をグルーピングする類似最適解グルーピング手段を含んで構成され、
    前記分析結果表示手段は、
    前記最適化実行手段により得られたパレート解および各パレート解が帰属する最適解グループをユーザが指定した変数を軸としてグラフに表示するパレート解表示手段と、
    各最適解グループの種々の詳細情報を地図上などに表示する最適化詳細表示手段と
    を含んで構成される
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
  6. 請求項5に記載の交通システム最適化装置において、
    前記交通システムが建設される都市の交通状況に関するデータであって、各交差点および道路を含む交通システム構成要素の少なくとも一部での交通量に係るデータが記録される交通状況データベースを更に備え、
    前記最適化実行手段は、前記交通システムが建設される前後の、道路の混雑状況の変化を評価する交通流動シミュレータを含んで構成される
    ことを特徴とする交通システム最適化装置。
JP2016514553A 2014-04-21 2014-04-21 交通システム最適化装置 Expired - Fee Related JP6201040B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/061114 WO2015162652A1 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 交通システム最適化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015162652A1 true JPWO2015162652A1 (ja) 2017-04-13
JP6201040B2 JP6201040B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=54331850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016514553A Expired - Fee Related JP6201040B2 (ja) 2014-04-21 2014-04-21 交通システム最適化装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20170039306A1 (ja)
EP (1) EP3135556A4 (ja)
JP (1) JP6201040B2 (ja)
WO (1) WO2015162652A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106911509A (zh) * 2017-03-01 2017-06-30 北京交通大学 基于服务网络动态配流的列车编组分析方法及系统
CN109345434B (zh) * 2018-10-31 2020-08-28 东南大学 一种开放式小区内外部道路设计安全评价的方法
CN112084636B (zh) * 2020-08-24 2024-03-26 北京交通大学 一种多列车协同控制方法和装置
CN118159989A (zh) 2021-11-12 2024-06-07 松下知识产权经营株式会社 信息输出方法、程序及信息输出系统
JP7374509B2 (ja) * 2021-12-10 2023-11-07 株式会社MaaS Tech Japan プログラム及び情報処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0885459A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Hitachi Ltd 運行機材の運用計画作成方法および装置
JP2001354139A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Hitachi Ltd 列車制御シミュレータ
JP2003272085A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Toshiba Corp 路線バスの運行方法および運行システム
JP2012043066A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 交通インフラ改善計画作成装置およびその方法
JP2012198839A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso It Laboratory Inc 交通量予測装置、交通量予測方法およびプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2889984B2 (ja) * 1987-04-14 1999-05-10 セイコーエプソン株式会社 略地図作成装置
JP3412815B2 (ja) * 2000-09-04 2003-06-03 国際航業株式会社 地図データを活用した3次元道路設計支援システム
US7188057B2 (en) * 2002-08-02 2007-03-06 Kennebec, Inc. Systems and methods for designing, simulating and analyzing transportation systems
KR20090126151A (ko) * 2008-06-03 2009-12-08 포스데이타 주식회사 교통 네트워크 편집장치 및 이를 포함하는 교통흐름시뮬레이션 시스템
US8225487B2 (en) * 2008-07-25 2012-07-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method for confining sense current of a read transducer to an air-bearing surface(ABS) side of a free layer
US20100217640A1 (en) * 2009-02-20 2010-08-26 Mark Nichols Method and system for adaptive construction sequencing
CN101604419A (zh) * 2009-07-16 2009-12-16 浙江大学 一种建设项目拟选址自动提取的方法
US8639481B2 (en) * 2010-10-31 2014-01-28 International Business Machines Corporation Automated interactive multi-objective optimization-based system design tool
KR101223885B1 (ko) * 2010-12-23 2013-01-17 주식회사 포스코아이씨티 열차 운행 시뮬레이션 시스템
CN102368309A (zh) * 2011-04-02 2012-03-07 复旦大学 一种城市土地使用与交通一体化规划决策支持方法及系统

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0885459A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Hitachi Ltd 運行機材の運用計画作成方法および装置
JP2001354139A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Hitachi Ltd 列車制御シミュレータ
JP2003272085A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Toshiba Corp 路線バスの運行方法および運行システム
JP2012043066A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 交通インフラ改善計画作成装置およびその方法
JP2012198839A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Denso It Laboratory Inc 交通量予測装置、交通量予測方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3135556A1 (en) 2017-03-01
WO2015162652A1 (ja) 2015-10-29
US20170039306A1 (en) 2017-02-09
EP3135556A4 (en) 2017-09-06
JP6201040B2 (ja) 2017-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6201040B2 (ja) 交通システム最適化装置
Zhen et al. Daily berth planning in a tidal port with channel flow control
Ma et al. Distribution path robust optimization of electric vehicle with multiple distribution centers
Gao et al. Digital twin and its application in transportation infrastructure
Singhvi et al. Predicting bike usage for new york city’s bike sharing system
Labadi et al. Stochastic petri net modeling, simulation and analysis of public bicycle sharing systems
US9578093B1 (en) Geographic space management
CN102521965B (zh) 基于车牌识别数据的交通需求管理措施效果评价方法
Xiong et al. Optimal routing design of a community shuttle for metro stations
Nesmachnow et al. Traffic lights synchronization for Bus Rapid Transit using a parallel evolutionary algorithm
Ocalir-Akunal Decision support systems in transport planning
CN113704956A (zh) 一种基于数字孪生技术的城市道路在线微观仿真方法及系统
Hajibabai et al. Network routing of snowplow trucks with resource replenishment and plowing priorities: Formulation, algorithm, and application
Davidov et al. Stochastic expansion planning of the electric-drive vehicle charging infrastructure
Del Grosso et al. Infrastructure management integrating SHM and BIM procedures
JP6959975B2 (ja) 計算機システム及びリソースの配置の決定方法
Huang et al. Real-time energy-saving metro train rescheduling with primary delay identification
Zhong et al. A mixed integer linear programming model for rolling stock deadhead routing before the operation period in an urban rail transit line
Liu et al. A construction-and-repair based method for vehicle scheduling of bus line with branch lines
Rahim Taleqani et al. Maximum Closeness Centrality k‐Clubs: A Study of Dock‐Less Bike Sharing
Wang et al. A simheuristic method for the reversible lanes allocation and scheduling problem at smart container terminal gate
Barceló et al. Dynamic Traffic Management: A Bird’s Eye View
Munir et al. Route optimization for the cement industry under the CPEC initiative
Ye et al. Hybrid calibration of agent-based travel model using traffic counts and AVI data
CN107195020A (zh) 一种面向列车自动驾驶模式学习的列车运行记录数据处理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161017

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6201040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees