JPWO2015145931A1 - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
表示装置は、複数の電子ペンと接続可能であり、複数の電子ペン及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面を有し、タッチ検出センサと、無線通信部と、表示制御部と、タッチパネル制御部とを備える。タッチ検出センサは、画面のタッチを検出する。無線通信部は、接続された複数の電子ペンから信号を受信する。表示制御部は、無線通信部で受信した信号から、接続された複数の電子ペンのうち少なくとも二つの電子ペン間の距離を判定する。タッチパネル制御部は、同判定に基づいて、タッチ検出センサの機能を有効か無効にする。
Description
本開示は、電子ペン等の入力デバイスとタッチパネルによる操作で情報の入力が可能な表示装置に関する。
特許文献1は、複数のペンにより操作された場合、タッチパネルに後から接触した専用ペンの入力のみを有効にするサポート機能付ゲーム機を開示している。
大画面の表示装置において複数の電子ペンを同時に利用して描画するとき、電子ペンを持つ手や電子ペンを持っていない方の手がタッチパネルに触れてしまうことがある。この場合、電子ペンだけではなく、タッチパネルに触れてしまった手によっても間違って入力が実行され描画されてしまう。このため、表示装置の使い勝手がよくなかった。
また、画像センサ方式の電子ペンは、画像センサがタッチパネル上に配置されるドットパターンを読み取り、タッチパネル上の電子ペンの位置情報を生成する。表示装置は、電子ペンから送信される位置情報に基づき、描画等の表示を実行する。よって、表示装置は、電子ペンの画像センサをドットパターン或いはタッチパネルに向けなければ、電子ペンがタッチパネルに接近しているかどうか判断できない。このため、複数の入力手段、例えば電子ペンとユーザの手が画面の上方にあっても、表示装置は、電子ペンによる入力を優先させる等の入力制御を行うことができない場合がある。
本開示における表示装置は、複数の入力デバイスと接続可能であり、複数の入力デバイス及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面を有する。表示装置は、タッチ検出センサと、情報受信部と、表示制御部と、タッチパネル制御部とを備える。タッチ検出センサは、画面のタッチを検出する。情報受信部は、接続された複数の入力デバイスから信号を受信可能である。表示制御部は、情報受信部で受信した信号から、接続された複数の入力デバイスのうち少なくとも二つの入力デバイス間の距離を判定する。タッチパネル制御部は、表示制御部の判定に基づき、タッチ検出センサの機能を有効か無効にする。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下に説明する実施の形態の表示装置は、電子ペン等の入力デバイスによって情報の入力及び操作が可能な電子機器である。そのような電子機器の例として、スマートフォン、タブレット端末が考えられる。
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.表示装置の構成]
図1に示すように、表示装置180(表示装置の一例)は、電子ペンによる描写が可能であり且つタッチによる操作が可能な画面180a(タッチパネル)を有する。表示装置180は、ドットパターン付フィルム100、カバーガラス110、タッチ検出センサ120(タッチ検出センサの一例)、液晶パネル130、制御部10、及び無線通信部160(情報受信部の一例)を備える。
[1−1−1.表示装置の構成]
図1に示すように、表示装置180(表示装置の一例)は、電子ペンによる描写が可能であり且つタッチによる操作が可能な画面180a(タッチパネル)を有する。表示装置180は、ドットパターン付フィルム100、カバーガラス110、タッチ検出センサ120(タッチ検出センサの一例)、液晶パネル130、制御部10、及び無線通信部160(情報受信部の一例)を備える。
ドットパターン付フィルム100は、特定の配列でドットが実装されたフィルムである。電子ペンの画像処理部(後述)は、ドットパターン付フィルム100の所定範囲内のドットパターンから画像位置を特定する。
カバーガラス110は、液晶パネル130や、タッチ検出センサ120を保護するためのガラスである。
タッチ検出センサ120は、例えば、格子状に透明電極が実装され、透明電極に対する電圧の変化等を監視することにより、画面180aへの指等の接触を検出する。
液晶パネル130は、後述する表示制御部13が決定した表示パターンを表示する。液晶パネル130は、表示パターンに基づき、映像、各種アイコン等の画像、及びアプリケーションによる文字等の各種情報を表示する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit;制御部の一例)150及びメモリ140を備える。CPU150は、メモリ140上にあるプログラムを読み込み、実行し、表示装置180の全体動作を制御する。メモリ140は、例えば、半導体メモリである。
無線通信部160は、Bluetooth(登録商標)等近距離無線通信を行い、所定の通信規格に従った信号を電子ペン250から受信する。
[1−1−2.制御部の構成]
図2は、制御部10の構成を示す。制御部10は、CPU150(図1)がプログラムを実行することによって、タッチ検出部11、表示制御部13(表示制御部の一例)、液晶パネル制御部14、及びタッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)の各機能を実行する。記憶部12はメモリ140により構成される。
図2は、制御部10の構成を示す。制御部10は、CPU150(図1)がプログラムを実行することによって、タッチ検出部11、表示制御部13(表示制御部の一例)、液晶パネル制御部14、及びタッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)の各機能を実行する。記憶部12はメモリ140により構成される。
タッチ検出部11は、例えば、液晶パネル130上のタッチ検出センサ120に対し電圧制御を行い、電圧の変化等を監視する。そして、タッチ検出部11は、液晶パネル130に対する指等の接触を検出し、画面180a上の接触位置情報(座標データ)を生成する。なお、タッチ検出部11は、本実施の形態の電子ペンによる画面180aに対する接触は検知しない。
表示制御部13は、タッチ検出部11からタッチ位置情報を取得する。
表示制御部13はまた、電子ペン250から無線通信部160を介して受信された電子ペン250の位置情報及び接触情報を取得する。電子ペン250の位置情報は、電子ペン250のペン先がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報であり、接触情報は筆圧センサ(後述)による接触情報である。表示制御部13はまた、他の電子ペンとの距離情報を電子ペン250より無線通信部160を介して取得する。
表示制御部13は、取得した電子ペンによる接触位置の軌跡に基づく表示パターンを生成し、液晶パネル130に表示するように液晶パネル制御部14に通知する。更に、表示制御部13は、タッチ検出部11からの検出信号に基づき、ユーザによるフリック、ピンチイン、ピンチアウト等のジェスチャ操作に基づいた表示制御を行う。
更に、表示制御部13は、他の電子ペンとの距離情報(複数の電子ペンの位置情報から算出した電子ペン間の距離)に基づき、タッチ検出センサ120の機能を有効にするか無効にするかを決定する。そして、表示制御部13は、決定に基づいたタッチパネル制御命令をタッチパネル制御部15に通知する。具体的には、他の電子ペンとの距離が所定値以下であれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
表示制御部13はまた、電子ペン250の位置情報に基づき、タッチ検出センサ120の機能を有効にするか無効にするかを決定し、決定に基づいたタッチパネル制御命令をタッチパネル制御部15に通知する。具体的には、電子ペン250のペン先が画面180aに接触又は近接していれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
液晶パネル制御部14は、表示制御部13から通知された表示パターンを、液晶パネル130に表示させる。液晶パネル制御部14はまた、表示制御部13で取得した電子ペン250による接触位置の軌跡を、液晶パネル130に表示させる。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13から通知されたタッチパネル制御命令に応じてタッチ検出センサ120による検出を有効或いは無効にする。タッチ検出センサ120が有効である場合、つまりタッチパネル機能が有効である場合は、表示制御部13は、タッチ検出部11からの検出信号に基づき、ユーザによるフリック、ピンチイン、ピンチアウト等のジェスチャ操作に基づいた表示制御を実行する。一方、タッチ検出センサ120が無効である場合、つまりタッチパネル機能が無効である場合は、タッチ検出部11による検出を停止する。
[1−1−3.電子ペンの構成]
図3は、実施の形態1における電子ペン(入力デバイスの一例)の構成を示す図である。
図3は、実施の形態1における電子ペン(入力デバイスの一例)の構成を示す図である。
図3において、電子ペン250は、LED200、画像センサ210、画像処理部220、無線通信部230、筆圧センサ240、近接センサ260を備える。
LED200は、光を照射する。
画像センサ210は、LED200から照射された光の反射光を検出することにより、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触した際のペン先に位置するドットパターンを読み取る。画像センサ210は、読み取ったドットパターンを含む画像データを画像処理部220に送信する。なお、画像センサ210は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に近接していれば、ドットパターン付フィルム100に接触していなくても、電子ペン250のペン先の先にあるドットパターンを読み取ることができる。
画像処理部220は、画像センサ210から取得した画像データ(ドットパターン)を解析し、ペン先の接触位置の位置情報(座標データ)を生成して、無線通信部230に送信する。
電子ペン250の無線通信部230は、画像処理部220から取得したペン先の位置情報と、筆圧センサ240から転送される接触情報と、近接センサ260から転送される距離情報を、表示装置180の無線通信部160に送信する。
筆圧センサ240は、電子ペン250のペン先がドットパターン付フィルム100に接触しているかを検出し、さらに接触した場合にその接触の強さを検出する。そして、筆圧センサ240は、その検出結果を示す接触情報を、電子ペン250の無線通信部230に転送する。
近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を計測する。そして、近接センサ260は、その計測結果を示す距離情報を、電子ペン250の無線通信部230に送信する。
無線通信部230は、近接センサ260より取得した距離情報を表示装置180の無線通信部160に送信する。
[1−2.動作]
[1−2−1.電子ペンと表示装置の接続処理]
図4は、電子ペン250と表示装置180との間で行う接続処理(ペアリング)を示す。なお、この接続処理は、電子ペン250の最初の電源ON時に実行される。
[1−2−1.電子ペンと表示装置の接続処理]
図4は、電子ペン250と表示装置180との間で行う接続処理(ペアリング)を示す。なお、この接続処理は、電子ペン250の最初の電源ON時に実行される。
まず、電子ペン250の無線通信部230から表示装置180の無線通信部160に対し、ペアリング開始要求信号を送信する(S410)。
ペアリング開始要求信号を受信した表示装置180は、電子ペン250に対し電子ペン250の識別コード要求信号を送信する(S411)。
識別コード要求信号を受信した電子ペン250は、自身の識別コードを表示装置180に送信する(S412)。
電子ペン250の識別コードを受信した表示装置180は、同識別コードを登録する(S413)し、Ack信号を電子ペン250に送信する(S414)。
Ack信号を受信した電子ペン250は、表示装置180に対し表示装置180の識別コード要求信号を送信する(S415)。
識別コード要求信号を受信した表示装置180は、自身の識別コードを電子ペン250に送信する(S416)。
表示装置180の識別コードを受信した電子ペン250は、同識別コードを登録する(S417)し、Ack信号を表示装置180に送信する(S418)。この結果、ペアリングを完了する。
なお、上記接続処理は一例である。例えば、表示装置180からペアリング要求信号を送信し、図4の表示装置180と電子ペン250とを逆にして接続処理を実行してもよい。
[1−2−2.電子ペンの動作]
図5は、電子ペン250の動作を示すフローチャートである。図5Aは、電子ペン250の位置情報(ペン先の接触情報を含む)の送信動作を示し、図5Bは電子ペン間の距離情報の送信動作を示す。なお、図5A及び図5Bに示す動作は、電子ペン250が表示装置180とペアリング(図4)を完了し、且つ双方の電源がONであるとき、並行して実行される。
図5は、電子ペン250の動作を示すフローチャートである。図5Aは、電子ペン250の位置情報(ペン先の接触情報を含む)の送信動作を示し、図5Bは電子ペン間の距離情報の送信動作を示す。なお、図5A及び図5Bに示す動作は、電子ペン250が表示装置180とペアリング(図4)を完了し、且つ双方の電源がONであるとき、並行して実行される。
(電子ペンの位置情報の送信)
図5Aに示すように、電子ペン250の画像センサ210は、電子ペン250のペン先が表示装置180のドットパターン付フィルム100に近接又は接触したことを検出する(S510)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していないためドットパターンを取得できない場合、電源がOFFにならない限り(S516のNO)、S510に戻る。
図5Aに示すように、電子ペン250の画像センサ210は、電子ペン250のペン先が表示装置180のドットパターン付フィルム100に近接又は接触したことを検出する(S510)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していないためドットパターンを取得できない場合、電源がOFFにならない限り(S516のNO)、S510に戻る。
近接又は接触が検出された場合は、画像センサ210は、ペン先のドットパターンを読み込み、取り込んだ画像データを随時、画像処理部220に送信する(S511)。
画像処理部220は、ペン先の接触位置或いは近接位置の位置情報(座標データ)を生成する(S512)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していた場合、画像処理部220は、取得した画像データからドットパターンを解析することができる。この場合、画像処理部220は、解析したドットパターンから位置情報を生成する。
無線通信部230は、画像処理部220から位置情報を取得した場合、更に、筆圧センサ240から接触情報を取得しているかを判断する(S513)。
電子ペン250が表示装置180の表面に接触している場合には、無線通信部230を介して、表示装置180(無線通信部160)に位置情報と接触情報とが送信される(S514)。
一方、電子ペン250が表示装置180の表面に接触していない場合(S513でNO)、すなわち、筆圧センサ240から接触情報が通知されていない場合、無線通信部230を介して位置情報のみを表示装置180(無線通信部160)に送信する(S515)。
電子ペン250の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S516)。
(電子ペン間の距離情報の取得及び送信)
図5Bに示すように、電子ペン250の近接センサ260は、表示装置180の無線通信部160を介して他の電子ペンとの距離を取得する(S520)。近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を測定し、その距離情報を無線通信部230に送信する。他の電子ペンは、表示装置180と接続可能であり電源がONになっているものである。距離情報を取得した場合はS521に進み、距離情報を取得しない場合は、電源OFFにならない限り(S522のNO)S520に戻る。
図5Bに示すように、電子ペン250の近接センサ260は、表示装置180の無線通信部160を介して他の電子ペンとの距離を取得する(S520)。近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を測定し、その距離情報を無線通信部230に送信する。他の電子ペンは、表示装置180と接続可能であり電源がONになっているものである。距離情報を取得した場合はS521に進み、距離情報を取得しない場合は、電源OFFにならない限り(S522のNO)S520に戻る。
無線通信部230は、距離情報を表示装置180(無線通信部160)に送信する(S521)。
電子ペン250の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S522)。
[1−2−3.表示装置の動作]
図6は、表示装置180の動作を示すフローチャートである。図6Aは、電子ペン250による表示装置180における表示制御動作を示し、図6Bはタッチパネルの制御動作を示す。なお、図6A及び図6Bに示す動作は、並行して実行される。
図6は、表示装置180の動作を示すフローチャートである。図6Aは、電子ペン250による表示装置180における表示制御動作を示し、図6Bはタッチパネルの制御動作を示す。なお、図6A及び図6Bに示す動作は、並行して実行される。
(電子ペンの入力による表示制御動作)
図6Aに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、電子ペン250の位置情報及び接触情報を受信したかどうかを判定する(S610)。上述のごとく、位置情報は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報(座標データ)である。また、接触情報は、電子ペン250の筆圧センサ240により検出された情報である。位置情報及び接触情報を受信した場合は、S611以降の表示処理に進み、位置情報又は接触情報を受信しない場合は表示処理を行わない。なお、位置情報のみ受信した場合も、電子ペン250のペン先が画面180aに接触していないと考えられるため、表示処理に移行しない。
図6Aに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、電子ペン250の位置情報及び接触情報を受信したかどうかを判定する(S610)。上述のごとく、位置情報は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報(座標データ)である。また、接触情報は、電子ペン250の筆圧センサ240により検出された情報である。位置情報及び接触情報を受信した場合は、S611以降の表示処理に進み、位置情報又は接触情報を受信しない場合は表示処理を行わない。なお、位置情報のみ受信した場合も、電子ペン250のペン先が画面180aに接触していないと考えられるため、表示処理に移行しない。
位置情報及び接触情報を受信した場合、表示制御部13は、取得した電子ペンによる接触位置の軌跡に応じた表示パターンを生成する(S611)。
液晶パネル制御部14は、表示制御部13により生成された表示パターンを液晶パネル130に表示するよう制御する(S613)。
表示装置180の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S614)。
(タッチパネルの制御動作)
図6Bに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、他の電子ペンとの距離情報及び上記位置情報のいずれかを受信したかどうかを判定する。ここで、距離情報は、電子ペン250の近接センサにより検出された情報である。距離情報を受信した場合(S620の「距離」の場合)はS621に進み、位置情報を受信した場合(S620の「位置」の場合)はS622に進み、距離情報も位置情報も受信しなかった場合はS623に進む。距離情報を受信しなかった場合は、例えば、電子ペン250近辺に他の電子ペンが検出されない場合や近接した他の電子ペンが存在しない場合を含む。
図6Bに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、他の電子ペンとの距離情報及び上記位置情報のいずれかを受信したかどうかを判定する。ここで、距離情報は、電子ペン250の近接センサにより検出された情報である。距離情報を受信した場合(S620の「距離」の場合)はS621に進み、位置情報を受信した場合(S620の「位置」の場合)はS622に進み、距離情報も位置情報も受信しなかった場合はS623に進む。距離情報を受信しなかった場合は、例えば、電子ペン250近辺に他の電子ペンが検出されない場合や近接した他の電子ペンが存在しない場合を含む。
表示制御部13は、2つの電子ペンの距離が所定値以下の場合(S621のYES)、すなわち電子ペン同士が近付いている場合は、タッチパネル制御部15に対しタッチパネル機能を無効にするタッチパネル制御命令を出す。本実施の形態では、所定値は、例えば、液晶パネル130の対角線の長さとする。このように設定することで、液晶パネル130上に複数の電子ペン250があるとき、少なくとも2つの電子ペンの距離が液晶パネル130の対角線の長さ以下であるため、2つの電子ペンは近付いていると判断することができる。
表示制御部13はまた、電子ペン250の位置情報を受信している場合(S620の「位置」の場合)、すなわち電子ペン250のペン先が画面180aに接触又は近接していれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にするタッチパネル制御命令を出す。これにより、電子ペン250によって描写を行うときに、指等の接触でタッチ検出センサ120が反応することによる誤動作を防ぐことができる。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13からタッチパネル制御命令を受信し、タッチ検出センサ120の機能を無効にする(S622)。なお、タッチパネル制御部15は、タッチパネル機能がすでに無効である場合はそのままの状態を維持する。
一方、2つの電子ペン間の距離が所定値より大きい場合(S621のNO)、すなわち電子ペン同士が離れている場合、表示制御部13は、タッチパネル制御部15にタッチパネル機能を有効とするタッチパネル制御命令を出す。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13から通知されたタッチパネル制御命令を受信し、タッチ検出センサ120の機能を有効にする(ステップS623)。なお、タッチパネル制御部15は、タッチパネル機能がすでに有効である場合はそのままの状態とする。
表示装置180の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S624)。
[1−3.効果等]
実施の形態1にかかる表示装置180は、複数の電子ペン250(入力デバイスの一例)及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面180aを有する。表示装置180は、画面180aのタッチを検出するタッチ検出センサ120と、接続された複数の電子ペン250から信号を受信可能な無線通信部160(情報受信部の一例)と、表示制御部13(表示制御部の一例)と、タッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)とを備える。表示制御部13は、無線通信部160で受信した信号から、接続された複数の電子ペン250のうち少なくとも二つの電子ペン250間の距離を判定する。タッチパネル制御部15は、同判定に基づいて、タッチ検出センサ120の機能を有効か無効にする。例えば、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値以下である場合、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
実施の形態1にかかる表示装置180は、複数の電子ペン250(入力デバイスの一例)及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面180aを有する。表示装置180は、画面180aのタッチを検出するタッチ検出センサ120と、接続された複数の電子ペン250から信号を受信可能な無線通信部160(情報受信部の一例)と、表示制御部13(表示制御部の一例)と、タッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)とを備える。表示制御部13は、無線通信部160で受信した信号から、接続された複数の電子ペン250のうち少なくとも二つの電子ペン250間の距離を判定する。タッチパネル制御部15は、同判定に基づいて、タッチ検出センサ120の機能を有効か無効にする。例えば、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値以下である場合、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
これにより、入力デバイスである複数の電子ペン250同士が近付いたときは、タッチパネルの機能を無効にすることができる。例えば、電子ペン250が画面180aと接近しているかどうかわからない場合(例えば、電子ペン250のペン先が画面180aから離れており電子ペン250と画面との距離がわからない場合)がある。この場合でもあっても、複数の電子ペン250を同時に利用するとき、例えば、電子ペン250を持つ手が画面180aに触れてしまっても、電子ペン250のみ反応し、触れてしまった手によっては反応しない。
よって、表示装置180は、複数のユーザがそれぞれ電子ペン250を利用している場合、タッチパネルの誤動作をより確実に防止することができる。
また、表示装置180においては、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値より大きく、且つ複数の電子ペン250のうちのいずれも画面と近接又は接触していない場合、タッチ検出センサ120の機能を有効にする。これにより、ユーザの意志に反したタッチパネルの誤動作をより確実に防止することができる。
(その他実施の形態)
実施の形態1では、入力デバイスとして電子ペンを利用していたが、これに限定されない。例えば、LED、画像センサ、画像処理部、無線通信部、及び筆圧センサを有する、ペンの形状を持たない他の入力デバイスでも良い。
実施の形態1では、入力デバイスとして電子ペンを利用していたが、これに限定されない。例えば、LED、画像センサ、画像処理部、無線通信部、及び筆圧センサを有する、ペンの形状を持たない他の入力デバイスでも良い。
実施の形態1で示した各部は、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
また、各機能ブロックの処理の一部又は全部は、プログラムにより実現されるものであってもよい。そして、上記各実施形態の各機能ブロックの処理の一部又は全部は、コンピュータにおいて、中央演算装置(CPU)により行われてもよい。また、それぞれの処理を行うためのプログラムは、ハードディスク、ROMなどの記憶装置に格納されており、ROMにおいて、或いはRAMに読み出されて実行されてもよい。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、或いは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェア及びハードウェアの混在処理により実現しても良い。
また、上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
上記実施形態で説明される、表示制御方法、その方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されてもよい。
上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
本開示は、電子ペン等の入力デバイスによる操作とタッチパネルによる操作で情報の入力が可能な表示装置に適用可能である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末などに、本開示は適用可能である。
10 制御部
11 タッチ検出部
12 記憶部
13 表示制御部
14 液晶パネル制御部
15 タッチパネル制御部
100 ドットパターン付フィルム
110 カバーガラス
120 タッチ検出センサ
130 液晶パネル
140 メモリ
150 CPU
160 無線通信部
180 表示装置
180a 画面
200 LED
210 画像センサ
220 画像処理部
230 無線通信部
240 筆圧センサ
250 電子ペン
260 近接センサ
11 タッチ検出部
12 記憶部
13 表示制御部
14 液晶パネル制御部
15 タッチパネル制御部
100 ドットパターン付フィルム
110 カバーガラス
120 タッチ検出センサ
130 液晶パネル
140 メモリ
150 CPU
160 無線通信部
180 表示装置
180a 画面
200 LED
210 画像センサ
220 画像処理部
230 無線通信部
240 筆圧センサ
250 電子ペン
260 近接センサ
本開示は、電子ペン等の入力デバイスとタッチパネルによる操作で情報の入力が可能な表示装置に関する。
特許文献1は、複数のペンにより操作された場合、タッチパネルに後から接触した専用ペンの入力のみを有効にするサポート機能付ゲーム機を開示している。
大画面の表示装置において複数の電子ペンを同時に利用して描画するとき、電子ペンを持つ手や電子ペンを持っていない方の手がタッチパネルに触れてしまうことがある。この場合、電子ペンだけではなく、タッチパネルに触れてしまった手によっても間違って入力が実行され描画されてしまう。このため、表示装置の使い勝手がよくなかった。
また、画像センサ方式の電子ペンは、画像センサがタッチパネル上に配置されるドットパターンを読み取り、タッチパネル上の電子ペンの位置情報を生成する。表示装置は、電子ペンから送信される位置情報に基づき、描画等の表示を実行する。よって、表示装置は、電子ペンの画像センサをドットパターン或いはタッチパネルに向けなければ、電子ペンがタッチパネルに接近しているかどうか判断できない。このため、複数の入力手段、例えば電子ペンとユーザの手が画面の上方にあっても、表示装置は、電子ペンによる入力を優先させる等の入力制御を行うことができない場合がある。
本開示における表示装置は、複数の入力デバイスと接続可能であり、複数の入力デバイス及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面を有する。表示装置は、タッチ検出センサと、情報受信部と、表示制御部と、タッチパネル制御部とを備える。タッチ検出センサは、画面のタッチを検出する。情報受信部は、接続された複数の入力デバイスから信号を受信可能である。表示制御部は、情報受信部で受信した信号から、接続された複数の入力デバイスのうち少なくとも二つの入力デバイス間の距離を判定する。タッチパネル制御部は、表示制御部の判定に基づき、タッチ検出センサの機能を有効か無効にする。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下に説明する実施の形態の表示装置は、電子ペン等の入力デバイスによって情報の入力及び操作が可能な電子機器である。そのような電子機器の例として、スマートフォン、タブレット端末が考えられる。
(実施の形態1)
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
以下、図1〜6を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
[1−1−1.表示装置の構成]
図1に示すように、表示装置180(表示装置の一例)は、電子ペンによる描写が可能であり且つタッチによる操作が可能な画面180a(タッチパネル)を有する。表示装置180は、ドットパターン付フィルム100、カバーガラス110、タッチ検出センサ120(タッチ検出センサの一例)、液晶パネル130、制御部10、及び無線通信部160(情報受信部の一例)を備える。
[1−1−1.表示装置の構成]
図1に示すように、表示装置180(表示装置の一例)は、電子ペンによる描写が可能であり且つタッチによる操作が可能な画面180a(タッチパネル)を有する。表示装置180は、ドットパターン付フィルム100、カバーガラス110、タッチ検出センサ120(タッチ検出センサの一例)、液晶パネル130、制御部10、及び無線通信部160(情報受信部の一例)を備える。
ドットパターン付フィルム100は、特定の配列でドットが実装されたフィルムである。電子ペンの画像処理部(後述)は、ドットパターン付フィルム100の所定範囲内のドットパターンから画像位置を特定する。
カバーガラス110は、液晶パネル130や、タッチ検出センサ120を保護するためのガラスである。
タッチ検出センサ120は、例えば、格子状に透明電極が実装され、透明電極に対する電圧の変化等を監視することにより、画面180aへの指等の接触を検出する。
液晶パネル130は、後述する表示制御部13が決定した表示パターンを表示する。液晶パネル130は、表示パターンに基づき、映像、各種アイコン等の画像、及びアプリケーションによる文字等の各種情報を表示する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit;制御部の一例)150及びメモリ140を備える。CPU150は、メモリ140上にあるプログラムを読み込み、実行し、表示装置180の全体動作を制御する。メモリ140は、例えば、半導体メモリである。
無線通信部160は、Bluetooth(登録商標)等近距離無線通信を行い、所定の通信規格に従った信号を電子ペン250から受信する。
[1−1−2.制御部の構成]
図2は、制御部10の構成を示す。制御部10は、CPU150(図1)がプログラムを実行することによって、タッチ検出部11、表示制御部13(表示制御部の一例)、液晶パネル制御部14、及びタッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)の各機能を実行する。記憶部12はメモリ140により構成される。
図2は、制御部10の構成を示す。制御部10は、CPU150(図1)がプログラムを実行することによって、タッチ検出部11、表示制御部13(表示制御部の一例)、液晶パネル制御部14、及びタッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)の各機能を実行する。記憶部12はメモリ140により構成される。
タッチ検出部11は、例えば、液晶パネル130上のタッチ検出センサ120に対し電圧制御を行い、電圧の変化等を監視する。そして、タッチ検出部11は、液晶パネル130に対する指等の接触を検出し、画面180a上の接触位置情報(座標データ)を生成する。なお、タッチ検出部11は、本実施の形態の電子ペンによる画面180aに対する接触は検知しない。
表示制御部13は、タッチ検出部11から接触位置情報を取得する。
表示制御部13はまた、電子ペン250から無線通信部160を介して受信された電子ペン250の位置情報及び接触情報を取得する。電子ペン250の位置情報は、電子ペン250のペン先がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報であり、接触情報は筆圧センサ(後述)による接触情報である。表示制御部13はまた、他の電子ペンとの距離情報を電子ペン250より無線通信部160を介して取得する。
表示制御部13は、取得した電子ペンによる接触位置の軌跡に基づく表示パターンを生成し、液晶パネル130に表示するように液晶パネル制御部14に通知する。更に、表示制御部13は、タッチ検出部11からの検出信号に基づき、ユーザによるフリック、ピンチイン、ピンチアウト等のジェスチャ操作に基づいた表示制御を行う。
更に、表示制御部13は、他の電子ペンとの距離情報(複数の電子ペンの位置情報から算出した電子ペン間の距離)に基づき、タッチ検出センサ120の機能を有効にするか無効にするかを決定する。そして、表示制御部13は、決定に基づいたタッチパネル制御命令をタッチパネル制御部15に通知する。具体的には、他の電子ペンとの距離が所定値以下であれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
表示制御部13はまた、電子ペン250の位置情報に基づき、タッチ検出センサ120の機能を有効にするか無効にするかを決定し、決定に基づいたタッチパネル制御命令をタッチパネル制御部15に通知する。具体的には、電子ペン250のペン先が画面180aに接触又は近接していれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
液晶パネル制御部14は、表示制御部13から通知された表示パターンを、液晶パネル130に表示させる。液晶パネル制御部14はまた、表示制御部13で取得した電子ペン250による接触位置の軌跡を、液晶パネル130に表示させる。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13から通知されたタッチパネル制御命令に応じてタッチ検出センサ120による検出を有効或いは無効にする。タッチ検出センサ120が有効である場合、つまりタッチパネル機能が有効である場合は、表示制御部13は、タッチ検出部11からの検出信号に基づき、ユーザによるフリック、ピンチイン、ピンチアウト等のジェスチャ操作に基づいた表示制御を実行する。一方、タッチ検出センサ120が無効である場合、つまりタッチパネル機能が無効である場合は、タッチ検出部11による検出を停止する。
[1−1−3.電子ペンの構成]
図3は、実施の形態1における電子ペン(入力デバイスの一例)の構成を示す図である。
図3は、実施の形態1における電子ペン(入力デバイスの一例)の構成を示す図である。
図3において、電子ペン250は、LED200、画像センサ210、画像処理部220、無線通信部230、筆圧センサ240、近接センサ260を備える。
LED200は、光を照射する。
画像センサ210は、LED200から照射された光の反射光を検出することにより、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触した際のペン先に位置するドットパターンを読み取る。画像センサ210は、読み取ったドットパターンを含む画像データを画像処理部220に送信する。なお、画像センサ210は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に近接していれば、ドットパターン付フィルム100に接触していなくても、電子ペン250のペン先の先にあるドットパターンを読み取ることができる。
画像処理部220は、画像センサ210から取得した画像データ(ドットパターン)を解析し、ペン先の接触位置の位置情報(座標データ)を生成して、無線通信部230に送信する。
電子ペン250の無線通信部230は、画像処理部220から取得したペン先の位置情報と、筆圧センサ240から転送される接触情報と、近接センサ260から転送される距離情報を、表示装置180の無線通信部160に送信する。
筆圧センサ240は、電子ペン250のペン先がドットパターン付フィルム100に接触しているかを検出し、さらに接触した場合にその接触の強さを検出する。そして、筆圧センサ240は、その検出結果を示す接触情報を、電子ペン250の無線通信部230に転送する。
近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を計測する。そして、近接センサ260は、その計測結果を示す距離情報を、電子ペン250の無線通信部230に送信する。
無線通信部230は、近接センサ260より取得した距離情報を表示装置180の無線通信部160に送信する。
[1−2.動作]
[1−2−1.電子ペンと表示装置の接続処理]
図4は、電子ペン250と表示装置180との間で行う接続処理(ペアリング)を示す。なお、この接続処理は、電子ペン250の最初の電源ON時に実行される。
[1−2−1.電子ペンと表示装置の接続処理]
図4は、電子ペン250と表示装置180との間で行う接続処理(ペアリング)を示す。なお、この接続処理は、電子ペン250の最初の電源ON時に実行される。
まず、電子ペン250の無線通信部230から表示装置180の無線通信部160に対し、ペアリング開始要求信号を送信する(S410)。
ペアリング開始要求信号を受信した表示装置180は、電子ペン250に対し電子ペン250の識別コード要求信号を送信する(S411)。
識別コード要求信号を受信した電子ペン250は、自身の識別コードを表示装置180に送信する(S412)。
電子ペン250の識別コードを受信した表示装置180は、同識別コードを登録する(S413)し、Ack信号を電子ペン250に送信する(S414)。
Ack信号を受信した電子ペン250は、表示装置180に対し表示装置180の識別コード要求信号を送信する(S415)。
識別コード要求信号を受信した表示装置180は、自身の識別コードを電子ペン250に送信する(S416)。
表示装置180の識別コードを受信した電子ペン250は、同識別コードを登録する(S417)し、Ack信号を表示装置180に送信する(S418)。この結果、ペアリングを完了する。
なお、上記接続処理は一例である。例えば、表示装置180からペアリング開始要求信号を送信し、図4の表示装置180と電子ペン250とを逆にして接続処理を実行してもよい。
[1−2−2.電子ペンの動作]
図5は、電子ペン250の動作を示すフローチャートである。図5Aは、電子ペン250の位置情報(ペン先の接触情報を含む)の送信動作を示し、図5Bは電子ペン間の距離情報の送信動作を示す。なお、図5A及び図5Bに示す動作は、電子ペン250が表示装置180とペアリング(図4)を完了し、且つ双方の電源がONであるとき、並行して実行される。
図5は、電子ペン250の動作を示すフローチャートである。図5Aは、電子ペン250の位置情報(ペン先の接触情報を含む)の送信動作を示し、図5Bは電子ペン間の距離情報の送信動作を示す。なお、図5A及び図5Bに示す動作は、電子ペン250が表示装置180とペアリング(図4)を完了し、且つ双方の電源がONであるとき、並行して実行される。
(電子ペンの位置情報の送信)
図5Aに示すように、電子ペン250の画像センサ210は、電子ペン250のペン先が表示装置180のドットパターン付フィルム100に近接又は接触したことを検出する(S510)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していないためドットパターンを取得できない場合、電源がOFFにならない限り(S516のNO)、S510に戻る。
図5Aに示すように、電子ペン250の画像センサ210は、電子ペン250のペン先が表示装置180のドットパターン付フィルム100に近接又は接触したことを検出する(S510)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していないためドットパターンを取得できない場合、電源がOFFにならない限り(S516のNO)、S510に戻る。
近接又は接触が検出された場合は、画像センサ210は、ペン先のドットパターンを読み込み、取り込んだ画像データを随時、画像処理部220に送信する(S511)。
画像処理部220は、ペン先の接触位置或いは近接位置の位置情報(座標データ)を生成する(S512)。電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接していた場合、画像処理部220は、取得した画像データからドットパターンを解析することができる。この場合、画像処理部220は、解析したドットパターンから位置情報を生成する。
無線通信部230は、画像処理部220から位置情報を取得した場合、更に、筆圧センサ240から接触情報を取得しているかを判断する(S513)。
電子ペン250が表示装置180の表面に接触している場合には、無線通信部230を介して、表示装置180(無線通信部160)に位置情報と接触情報とが送信される(S514)。
一方、電子ペン250が表示装置180の表面に接触していない場合(S513でNO)、すなわち、筆圧センサ240から接触情報が通知されていない場合、無線通信部230を介して位置情報のみを表示装置180(無線通信部160)に送信する(S515)。
電子ペン250の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S516)。
(電子ペン間の距離情報の取得及び送信)
図5Bに示すように、電子ペン250の近接センサ260は、表示装置180の無線通信部160を介して他の電子ペンとの距離を取得する(S520)。近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を測定し、その距離情報を無線通信部230に送信する。他の電子ペンは、表示装置180と接続可能であり電源がONになっているものである。距離情報を取得した場合はS521に進み、距離情報を取得しない場合は、電源OFFにならない限り(S522のNO)S520に戻る。
図5Bに示すように、電子ペン250の近接センサ260は、表示装置180の無線通信部160を介して他の電子ペンとの距離を取得する(S520)。近接センサ260は、他の電子ペンとの距離を測定し、その距離情報を無線通信部230に送信する。他の電子ペンは、表示装置180と接続可能であり電源がONになっているものである。距離情報を取得した場合はS521に進み、距離情報を取得しない場合は、電源OFFにならない限り(S522のNO)S520に戻る。
無線通信部230は、距離情報を表示装置180(無線通信部160)に送信する(S521)。
電子ペン250の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S522)。
[1−2−3.表示装置の動作]
図6は、表示装置180の動作を示すフローチャートである。図6Aは、電子ペン250による表示装置180における表示制御動作を示し、図6Bはタッチパネルの制御動作を示す。なお、図6A及び図6Bに示す動作は、並行して実行される。
図6は、表示装置180の動作を示すフローチャートである。図6Aは、電子ペン250による表示装置180における表示制御動作を示し、図6Bはタッチパネルの制御動作を示す。なお、図6A及び図6Bに示す動作は、並行して実行される。
(電子ペンの入力による表示制御動作)
図6Aに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、電子ペン250の位置情報及び接触情報を受信したかどうかを判定する(S610)。上述のごとく、位置情報は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報(座標データ)である。また、接触情報は、電子ペン250の筆圧センサ240により検出された情報である。位置情報及び接触情報を受信した場合は、S611以降の表示処理に進み、位置情報又は接触情報を受信しない場合は表示処理を行わない。なお、位置情報のみ受信した場合も、電子ペン250のペン先が画面180aに接触していないと考えられるため、表示処理に移行しない。
図6Aに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、電子ペン250の位置情報及び接触情報を受信したかどうかを判定する(S610)。上述のごとく、位置情報は、電子ペン250がドットパターン付フィルム100に接触又は近接した際に読み取った位置情報(座標データ)である。また、接触情報は、電子ペン250の筆圧センサ240により検出された情報である。位置情報及び接触情報を受信した場合は、S611以降の表示処理に進み、位置情報又は接触情報を受信しない場合は表示処理を行わない。なお、位置情報のみ受信した場合も、電子ペン250のペン先が画面180aに接触していないと考えられるため、表示処理に移行しない。
位置情報及び接触情報を受信した場合、表示制御部13は、取得した電子ペンによる接触位置の軌跡に応じた表示パターンを生成する(S611)。
液晶パネル制御部14は、表示制御部13により生成された表示パターンを液晶パネル130に表示するよう制御する(S613)。
表示装置180の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S614)。
(タッチパネルの制御動作)
図6Bに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、他の電子ペンとの距離情報及び上記位置情報のいずれかを受信したかどうかを判定する。ここで、距離情報は、電子ペン250の近接センサにより検出された情報である。距離情報を受信した場合(S620の「距離」の場合)はS621に進み、位置情報を受信した場合(S620の「位置」の場合)はS622に進み、距離情報も位置情報も受信しなかった場合はS623に進む。距離情報を受信しなかった場合は、例えば、電子ペン250近辺に他の電子ペンが検出されない場合や近接した他の電子ペンが存在しない場合を含む。
図6Bに示すように、表示装置180の表示制御部13は、電子ペン250より無線通信部160を介して受信した信号から、他の電子ペンとの距離情報及び上記位置情報のいずれかを受信したかどうかを判定する。ここで、距離情報は、電子ペン250の近接センサにより検出された情報である。距離情報を受信した場合(S620の「距離」の場合)はS621に進み、位置情報を受信した場合(S620の「位置」の場合)はS622に進み、距離情報も位置情報も受信しなかった場合はS623に進む。距離情報を受信しなかった場合は、例えば、電子ペン250近辺に他の電子ペンが検出されない場合や近接した他の電子ペンが存在しない場合を含む。
表示制御部13は、2つの電子ペンの距離が所定値以下の場合(S621のYES)、すなわち電子ペン同士が近付いている場合は、タッチパネル制御部15に対しタッチパネル機能を無効にするタッチパネル制御命令を出す。本実施の形態では、所定値は、例えば、液晶パネル130の対角線の長さとする。このように設定することで、液晶パネル130上に複数の電子ペン250があるとき、少なくとも2つの電子ペンの距離が液晶パネル130の対角線の長さ以下であるため、2つの電子ペンは近付いていると判断することができる。
表示制御部13はまた、電子ペン250の位置情報を受信している場合(S620の「位置」の場合)、すなわち電子ペン250のペン先が画面180aに接触又は近接していれば、タッチ検出センサ120の機能を無効にするタッチパネル制御命令を出す。これにより、電子ペン250によって描写を行うときに、指等の接触でタッチ検出センサ120が反応することによる誤動作を防ぐことができる。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13からタッチパネル制御命令を受信し、タッチ検出センサ120の機能を無効にする(S622)。なお、タッチパネル制御部15は、タッチパネル機能がすでに無効である場合はそのままの状態を維持する。
一方、2つの電子ペン間の距離が所定値より大きい場合(S621のNO)、すなわち電子ペン同士が離れている場合、表示制御部13は、タッチパネル制御部15にタッチパネル機能を有効とするタッチパネル制御命令を出す。
タッチパネル制御部15は、表示制御部13から通知されたタッチパネル制御命令を受信し、タッチ検出センサ120の機能を有効にする(ステップS623)。なお、タッチパネル制御部15は、タッチパネル機能がすでに有効である場合はそのままの状態とする。
表示装置180の電源がOFFになるまで、上記処理を繰り返す(S624)。
[1−3.効果等]
実施の形態1にかかる表示装置180は、複数の電子ペン250(入力デバイスの一例)及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面180aを有する。表示装置180は、画面180aのタッチを検出するタッチ検出センサ120と、接続された複数の電子ペン250から信号を受信可能な無線通信部160(情報受信部の一例)と、表示制御部13(表示制御部の一例)と、タッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)とを備える。表示制御部13は、無線通信部160で受信した信号から、接続された複数の電子ペン250のうち少なくとも二つの電子ペン250間の距離を判定する。タッチパネル制御部15は、同判定に基づいて、タッチ検出センサ120の機能を有効か無効にする。例えば、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値以下である場合、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
実施の形態1にかかる表示装置180は、複数の電子ペン250(入力デバイスの一例)及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面180aを有する。表示装置180は、画面180aのタッチを検出するタッチ検出センサ120と、接続された複数の電子ペン250から信号を受信可能な無線通信部160(情報受信部の一例)と、表示制御部13(表示制御部の一例)と、タッチパネル制御部15(タッチパネル制御部の一例)とを備える。表示制御部13は、無線通信部160で受信した信号から、接続された複数の電子ペン250のうち少なくとも二つの電子ペン250間の距離を判定する。タッチパネル制御部15は、同判定に基づいて、タッチ検出センサ120の機能を有効か無効にする。例えば、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値以下である場合、タッチ検出センサ120の機能を無効にする。
これにより、入力デバイスである複数の電子ペン250同士が近付いたときは、タッチパネルの機能を無効にすることができる。例えば、電子ペン250が画面180aと接近しているかどうかわからない場合(例えば、電子ペン250のペン先が画面180aから離れており電子ペン250と画面との距離がわからない場合)がある。この場合でもあっても、複数の電子ペン250を同時に利用するとき、例えば、電子ペン250を持つ手が画面180aに触れてしまっても、電子ペン250のみ反応し、触れてしまった手によっては反応しない。
よって、表示装置180は、複数のユーザがそれぞれ電子ペン250を利用している場合、タッチパネルの誤動作をより確実に防止することができる。
また、表示装置180においては、タッチパネル制御部15は、少なくとも二つの電子ペン250間の距離が所定値より大きく、且つ複数の電子ペン250のうちのいずれも画面と近接又は接触していない場合、タッチ検出センサ120の機能を有効にする。これにより、ユーザの意志に反したタッチパネルの誤動作をより確実に防止することができる。
(その他実施の形態)
実施の形態1では、入力デバイスとして電子ペンを利用していたが、これに限定されない。例えば、LED、画像センサ、画像処理部、無線通信部、及び筆圧センサを有する、ペンの形状を持たない他の入力デバイスでも良い。
実施の形態1では、入力デバイスとして電子ペンを利用していたが、これに限定されない。例えば、LED、画像センサ、画像処理部、無線通信部、及び筆圧センサを有する、ペンの形状を持たない他の入力デバイスでも良い。
実施の形態1で示した各部は、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
また、各機能ブロックの処理の一部又は全部は、プログラムにより実現されるものであってもよい。そして、上記各実施形態の各機能ブロックの処理の一部又は全部は、コンピュータにおいて、中央演算装置(CPU)により行われてもよい。また、それぞれの処理を行うためのプログラムは、ハードディスク、ROMなどの記憶装置に格納されており、ROMにおいて、或いはRAMに読み出されて実行されてもよい。
また、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、或いは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェア及びハードウェアの混在処理により実現しても良い。
また、上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
上記実施形態で説明される、表示制御方法、その方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されてもよい。
上記実施形態における処理方法の実行順序は、必ずしも、上記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
本開示は、電子ペン等の入力デバイスによる操作とタッチパネルによる操作で情報の入力が可能な表示装置に適用可能である。具体的には、スマートフォン、タブレット端末などに、本開示は適用可能である。
10 制御部
11 タッチ検出部
12 記憶部
13 表示制御部
14 液晶パネル制御部
15 タッチパネル制御部
100 ドットパターン付フィルム
110 カバーガラス
120 タッチ検出センサ
130 液晶パネル
140 メモリ
150 CPU
160 無線通信部
180 表示装置
180a 画面
200 LED
210 画像センサ
220 画像処理部
230 無線通信部
240 筆圧センサ
250 電子ペン
260 近接センサ
11 タッチ検出部
12 記憶部
13 表示制御部
14 液晶パネル制御部
15 タッチパネル制御部
100 ドットパターン付フィルム
110 カバーガラス
120 タッチ検出センサ
130 液晶パネル
140 メモリ
150 CPU
160 無線通信部
180 表示装置
180a 画面
200 LED
210 画像センサ
220 画像処理部
230 無線通信部
240 筆圧センサ
250 電子ペン
260 近接センサ
Claims (9)
- 複数の入力デバイスと接続可能であり、複数の入力デバイス及びタッチによる入力に応じた情報を表示する画面を有する表示装置であって、
画面のタッチを検出するタッチ検出センサと、
接続された前記複数の入力デバイスから信号を受信可能な情報受信部と、
前記情報受信部で受信した信号から、接続された前記複数の入力デバイスのうち少なくとも二つの入力デバイス間の距離を判定する表示制御部と、
前記表示制御部の判定に基づき、前記タッチ検出センサの機能を有効か無効にするタッチパネル制御部と、
を備える、表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が所定値以下である場合、前記タッチ検出センサの機能を無効にする、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が所定値より大きい場合、前記タッチ検出センサの機能を有効にする、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が前記所定値より大きい場合、前記タッチ検出センサの機能を有効にする、
請求項2に記載の表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が所定値より大きく、且つ前記複数の入力デバイスのうちのいずれも前記画面と近接又は接触していない場合、前記タッチ検出センサの機能を有効にする、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が前記所定値より大きく、且つ前記複数の入力デバイスのうちのいずれも前記画面と近接又は接触していない場合、前記タッチ検出センサの機能を有効にする、
請求項2に記載の表示装置。 - 前記タッチパネル制御部は、前記少なくとも二つの入力デバイス間の距離が取得されない場合、前記タッチ検出センサの機能を有効にする、
請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記所定値は、前記画面の対角線の長さに相当する、
請求項2から7のいずれかに記載の表示装置。 - 前記複数の入力デバイスは、電子ペンである、
請求項1から8のいずれかに記載の表示装置。
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