JPWO2015099058A1 - ターゲット生成装置 - Google Patents

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Abstract

本開示の1つの観点では、ターゲット生成装置は、ノズルの出力口の周囲を覆い、ノズルホルダに固定され、ガス供給部から供給されたガスを導くガスロックカバーを含んでよい。ガスロックカバーは、筒状部と流路とを含んでよい。筒状部は、ノズルの下流側に配置され、ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有してよい。ガス供給部から供給されたガスは流路を通過してよい。流路は、通過したガスが筒状部の内部から筒状部の出力口に流れるように通過するガスの流れを画定してよい。

Description

本開示は、極端紫外光生成装置に使用されるターゲット生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、70nm〜45nmの微細加工、さらには32nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、例えば32nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度の極端紫外(EUV)光を生成するための装置と縮小投影反射光学系(reduced projection reflective optics)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲット材料にレーザ光を照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(Laser Produced Plasma)方式の装置と、放電によって生成されるプラズマを用いたDPP(Discharge Produced Plasma)方式の装置と、軌道放射光を用いたSR(Synchrotron Radiation)方式の装置との3種類の装置が提案されている。
米国特許出願公開第2009/0230326号 米国特許出願公開第2012/0280149号 特開2007−288190号 特開2008−27623号 特許第4773690号
概要
本開示の一例は、プラズマ生成領域においてドロップレットにレーザ光を照射して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置において使用されるターゲット生成装置であって、ドロップレット材料を収容するタンクと、前記タンクを加熱して前記ドロップレット材料を融解するヒータと、前記タンクの先端に配置され、ドロップレットを前記プラズマ生成領域に向けて出力するノズルと、前記ノズルを前記タンクに固定するノズルホルダと、ガスを供給するガス供給部と、前記ノズルホルダに固定され、前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルの出力口の周囲を覆い、前記ガス供給部から供給されたガスを導くガスロックカバーと、を含んでよい。前記ガスロックカバーは、前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、前記内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有する筒状部と、前記ガス供給部から供給されたガスが通過する流路であって、前記通過したガスが前記筒状部の内部から前記筒状部の出力口に流れるように、前記通過するガスの流れを画定する流路と、を含んでよい。
本開示の他の一例は、プラズマ生成領域においてドロップレットにレーザ光を照射して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置において使用されるターゲット生成装置であって、融解したドロップレット材料を収容するタンクと、前記タンクの先端に配置され、ドロップレットを前記プラズマ生成領域に向けて出力するノズルと、前記ノズルを前記タンクに固定するノズルホルダと、ガスを供給するガス供給部と、前記ノズルホルダに固定され、前記ノズルの下流側に配置され、前記ガス供給部から供給されたガスを導く、ガスロックカバーと、を含んでよい。前記ガスロックカバーは、前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、前記内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有する筒状部と、前記ガス供給部から供給されたガスが通過する流路であって、前記通過したガスが前記筒状部の内部から前記筒状部の出力口に流れるように前記通過するガスの流れを画定する流路と、を含んでよい。前記流路は、前記筒状部の内部に連通し、流入したガス流を異なる方向に分散させて前記筒状部の内部に導く緩衝空間を含んでよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP方式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図2は、ターゲット生成部を含むEUV光生成システムの一部構成を模式的に示す。 図3は、タンクの突出部の先端部の比較構成例を示す。 図4は、実施形態1のターゲット生成装置の一部構成を模式的に示す。 図5Aは、実施形態2のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図5Bは、実施形態2のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図6Aは、実施形態3のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図6Bは、実施形態3のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図7Aは、実施形態4のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図7Bは、実施形態4のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図7Cは、実施形態4のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図8は、ドロップレット供給部から出力されるドロップレットの状態を模式的に示す。 図9は、実施形態5のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図10は、実施形態6のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。 図11は、実施形態6のガスロックカバーの構成例を模式的に示す。
実施形態
<内容>
1.概要
2.用語の説明
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
3.2 動作
4.ターゲット生成装置を含む極短紫外光生成装置
4.1 構成
4.2 動作
4.3 ドロップレット供給部の先端構成の比較例
4.4 課題
5.実施形態
5.1 実施形態1:ターゲット生成装置におけるガスロック装置
5.2 実施形態2:緩衝空間付きガスロック装置(1)
5.3 実施形態3:緩衝空間付きガスロック装置(2)
5.4 実施形態4:緩衝空間付きガスロック装置(3)
5.5 実施形態5:緩衝空間付きガスロック装置(4)(ダンパ部材付き)
5.6 実施形態6:緩衝空間付きガスロック装置(5)(傾斜ダンパ部材付き)
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.概要
LPP方式のEUV光生成システムにおいては、ターゲット生成装置のノズルから、ターゲット物質のドロップレットがチャンバ内に出力されてもよい。ドロップレットが所望のタイミングでチャンバ内のプラズマ生成領域に到達するように、ターゲット生成装置が制御されてもよい。
LPP方式のEUV光生成システムは、プラズマ生成領域において、レーザ装置から出力されたレーザ光をターゲットに照射することによってプラズマ化し、EUV光を生成し得る。露光装置用のLPP方式のEUV光生成システムは、50〜100kHz以上の高い繰り返し周波数でレーザ光パルスを生成し、ターゲットに照射してもよい。
パルスレーザ光が照射されたターゲットがプラズマ化し、EUV光が生成される際、スズ等のターゲットは、プラズマの膨張圧力による衝撃により拡散し得る。パルスレーザ光が照射されなかったターゲットは、ターゲット回収器に回収される際、拡散し得る。拡散したターゲット材料(ドロップレット材料とも呼ぶ)は、チャンバ内に微細な汚染物質のデブリとなって拡散し得る。拡散したデブリは、ターゲット供給装置のノズル孔に到達し得る。
本開示の1つの観点では、ターゲット生成装置は、ノズルの出力口の周囲を覆い、ガス流によりノズルの出力口からデブリが遠ざかるようにガス供給部から供給されたガスを導くガスロックカバーを含んでよい。ガスロックカバーは、筒状部と流路とを含んでよい。筒状部は、ノズルの下流側に配置され、ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有してよい。ガス供給部から供給されたガスは流路を通過してよい。流路は、通過したガスが筒状部の内部から筒状部の出力口に流れるように通過するガスの流れを画定してよい。
本開示の1つの観点によれば、ドロップレットの軌道を変動させるデブリのノズルへの付着を、ガス流によって抑制し得る。
本開示の他の観点では、ターゲット生成装置は、ノズルの下流側に配置され、ガス供給部から供給されたガスがノズルの出力口からデブリを遠ざけるようにガスを導くガスロックカバーを含んでよい。ガスロックカバーは、筒状部と流路とを含んでよい。筒状部は、ノズルの下流側に配置され、ノズルから出力され内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有してよい。ガス供給部から供給されたガスは、流路を通過してよい。流路は、通過したガスが筒状部の内部から筒状部の出力口に流れるように、通過するガスの流れを画定してよい。流路は、筒状部の内部に連通し、流入したガス流を異なる方向に分散させて筒状部の内部に導く緩衝空間を含んでよい。
本開示の他の観点によれば、ドロップレットの軌道を変動させるデブリのノズルへの付着を、ガス流によって抑制すると共に、ガス流によるドロップレットの軌道変動を抑制し得る。
2.用語の説明
本開示において使用される用語を以下に説明する。「ガスロック装置」は、ガス流によって所定領域へのデブリの付着を抑制する装置である。「ノズル孔」はノズルに形成されドロップレット材料が出力される孔であり、「ノズルの出力口」はノズル孔の先端の口である。
「デブリ」は、チャンバ内に供給されたターゲット物質のうちプラズマ化されなかった物質及びプラズマから放出されるイオン粒子や中性粒子を含み、ノズルに付着してドロップレットの正確な供給を阻害し得る物質である。「ノズル又はノズル孔からドロップレットが出力される」とは、ドロップレットがノズル孔を通過する状態の他、ノズル出力口から出力されたジェットからドロップレットが生成され、出力される状態を含む。
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
図1に、例示的なLPP方式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いられてもよい。本願においては、EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2、ターゲット供給部26を含んでもよい。
チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給部26は、例えば、チャンバ2の壁を貫通するように取り付けられてもよい。ターゲット供給部26から供給されるターゲットの材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられてもよい。その貫通孔には、ウインドウ21が設けられてもよく、ウインドウ21をレーザ装置3から出力されるパルスレーザ光32が透過してもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1及び第2の焦点を有し得る。
EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域25に位置し、その第2の焦点が中間集光点(IF)292に位置するように配置されるのが好ましい。EUV集光ミラー23の中央部には貫通孔24が設けられていてもよく、貫通孔24をパルスレーザ光33が通過してもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御部5、ターゲットセンサ4等を含んでもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有してもよく、ターゲット27の存在、軌跡、位置、速度の少なくとも一つを検出するよう構成されてもよい。ターゲット27は、ドロップレット27とも呼ばれ得る。
また、EUV光生成装置1は、チャンバ2の内部と露光装置6の内部とを連通させる接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャが形成された壁291が設けられてもよい。壁291は、そのアパーチャがEUV集光ミラー23の第2の焦点位置に位置するように配置されてもよい。
さらに、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御部34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するためのターゲット回収器28等を含んでもよい。レーザ光進行方向制御部34は、レーザ光の進行方向を規定するための光学素子と、この光学素子の位置、姿勢等を調整するためのアクチュエータとを備えてもよい。
3.2 動作
図1を参照すると、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34を経て、パルスレーザ光32としてウインドウ21を透過してチャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザ光経路に沿ってチャンバ2内を進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33として少なくとも1つのターゲット27に照射されてもよい。
ターゲット供給部26は、ターゲット27をチャンバ2内部のプラズマ生成領域25に向けて吐出するよう構成されてもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射されてもよい。パルスレーザ光が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマから放射光251が放射され得る。
放射光251に含まれるEUV光252は、EUV集光ミラー23によって選択的に反射されてもよい。EUV集光ミラー23によって反射されたEUV光252は、中間集光点292で集光され、露光装置6に出力されてもよい。なお、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
EUV光生成制御部5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括するよう構成されてもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理するよう構成されてもよい。また、EUV光生成制御部5は、例えば、ターゲット27が供給されるタイミング、ターゲット27の出力方向等を制御するよう構成されてもよい。
さらに、EUV光生成制御部5は、例えば、レーザ装置3の発光タイミングの制御、パルスレーザ光32の進行方向の制御及びパルスレーザ光33の集光位置の制御の内少なくとも1つを行うよう構成されてよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてよい。
4.ターゲット生成部を含むEUV光生成システム
4.1 構成
図2は、ターゲット生成装置275を含むEUV光生成システム11の一部構成を模式的に示している。EUV光生成制御部5は、ターゲット制御部51とレーザ制御部55とを含んでもよい。ターゲット制御部51は、ターゲット生成装置275の他の構成要素の動作を制御してもよい。レーザ制御部55は、レーザ装置3の動作を制御してもよい。
ターゲット生成装置275は、ターゲット制御部51、温度制御部511、ヒータ電源512、圧力調節部513、ピエゾ電源514、ドロップレット供給部260、及び不活性ガス供給源521を含んでもよい。
ドロップレット供給部260は、チャンバ2に取り付けられてもよい。ドロップレット供給部260は、タンク61、ヒータ261、温度センサ262及びピエゾ素子264を有してもよい。タンク61は、その先端に細径の突出部265を有してもよい。
タンク61の一部が、チャンバ2の壁面に形成された貫通孔を貫通しており、タンク61の突出部265が、チャンバ2の内部に位置してもよい。突出部265には、融解したドロップレット材料270を吐出するためのノズル孔が形成されてもよい。ドロップレットの材料は、ドロップレット材料とも呼び得る。ヒータ261及び温度センサ262は、タンク61の外側に固定されてもよい。ピエゾ素子264は、突出部265の外側に固定されてもよい。
4.2 動作
ドロップレット供給部260は、ヒータ261を用いて、融解した状態のドロップレット材料270をタンク61内に貯蔵してもよい。ターゲットの材料は、例えば、スズであってもよい。ターゲット制御部51は、タンク61内のスズが液体となるように、温度制御部511を介してヒータ電源512を制御することで、ヒータ261の温度を制御してもよい。その結果、タンク61内に貯蔵されたスズは融解し得る。
ターゲット制御部51は、ピエゾ電源514を制御して、ピエゾ素子264に、突出部265から吐出された液体スズがドロップレットを生成する周波数の電気信号を送ってもよい。
圧力調節部513は、不活性ガス供給源521からタンク61へ供給される不活性ガスの圧力を調節してよい。ターゲット制御部51は、圧力調節部513によりタンク61内の圧力を制御してもよい。圧力調節部513は、ターゲット制御部51の指示に応じて、ドロップレット27が所定の速度及び設計軌道272でプラズマ生成領域25に到達するように、タンク61内の圧力を所定値に調節してもよい。
所定の速度は、例えば、60m/s〜110m/sであってもよい。タンク61内の圧力の所定値は、10MPa〜20MPaであってもよい。その結果、突出部265の孔から所定の速度で、ドロップレット材料のジェット277が吐出され得る。
ターゲット制御部51は、ピエゾ電源514にキャリア周波数fcの電気信号を送ることによって、ピエゾ素子264をキャリア周波数fcで振動させてもよい。突出部265は、ピエゾ素子264の振動により、キャリア周波数fcで振動し得る。キャリア周波数fcは、例えば1500kHzであってもよい。
突出部265がキャリア周波数fcで振動することによって、ジェット277はキャリア周波数fcで振動し得る。その結果、ジェット277からドロップレット27が、キャリア周波数fcで生成され得る。
出力されたドロップレット27の直径は20μm〜30μmであってもよい。レーザ制御部55はレーザ装置3を制御して、プラズマ生成領域25にドロップレット27が到達するのと同期して、プラズマ生成領域25にパルスレーザ光33を照射してもよい。その結果、ドロップレット27はプラズマ化し、EUV光が生成され得る。
一方、パルスレーザ光33が照射されなかったドロップレット27は、プラズマ生成領域25を通過してターゲット回収器28に入り、液体スズとして貯蔵され得る。
4.3 ドロップレット供給部の先端構成の比較例
図3は、図2におけるタンク61の突出部265の先端部650の比較構成例を示している。先端部650は、タンク61の出力管651と、出力管651の先端に固定されたノズル660を有してもよい。出力管651は、加圧されたドロップレット材料270が流れる流路652を有してもよい。流路652の内径は、ドロップレット材料270を収容するタンク61本体の内径よりも小さくてもよい。
ノズル660の上流側には、フィルタ654、655が積層配置されてもよい。フィルタホルダ653は、フィルタ654、655を保持し、出力管651に固定してもよい。シム656は、フィルタ654、655の上流側に配置され、フィルタ654、655への圧力を調節し得る。
フィルタ654、655は、流路652を流れるドロップレット材料270の不純物を除去し得る。フィルタ654、655は、異なる粗さを有してもよい。フィルタの数は設計に依存し得る。フィルタは省略されてもよい。
ノズルホルダ657は、ノズル660を保持し、ノズル660を出力管651に固定してもよい。ノズルホルダ657は、1又は複数のボルト658によって、出力管651に固定されてもよい。
ノズル660は、ドロップレット材料270を出力するノズル孔661を有してもよい。ノズル孔661は、その先端に、ノズル660の出力口(ノズル出力口)662を有してもよい。上述のように、ドロップレット材料のジェット277が、ノズル出力口662から出力され得る。
4.4 課題
パルスレーザ光33が照射されたドロップレット27がプラズマ化し、EUV光が生成される際、ドロップレット27は、プラズマの膨張圧力による衝撃により拡散し得る。パルスレーザ光33が照射されなかったドロップレット27は、ターゲット回収器28に回収される際、拡散し得る。拡散したドロップレット材料は、チャンバ2内に微細な汚染物質のデブリとなって拡散し得る。拡散したデブリは、ノズル660のノズル孔661及びその近傍に付着し得る。ノズル660に付着したデブリは、安定したドロップレットの生成を阻害し得る。
5.実施形態
5.1 実施形態1:ガスロック装置を備えたターゲット生成装置
<構成>
図4は、本実施形態のターゲット生成装置275の一部構成を模式的に示している。ターゲット生成装置275は、ノズル660のノズル孔661及びノズル出力口662の近傍へのデブリの付着を抑制するガスロック装置400を含んでもよい。ガスロック装置400は、ガス流によって、ノズル出力口662からデブリを遠ざけ、デブリがノズル孔661及びノズル出力口662の近傍へ付着することを抑制し得る。
ガスロック装置400は、ノズル660の下流側に配置され、ノズル出力口662の周囲を覆うガスロックカバー410と、ガスロックカバー410に対してロックガスを供給するガス供給部450と、を含んでもよい。ガス供給部450とガスロックカバー410とは、中継配管420により接続されてもよい。
ガス供給部450は、流量調節器451、レギュレータ452及びガス供給源453を含んでもよい。流量調節器451は、ガス供給源453から中継配管420を介してガスロックカバー410に供給されるロックガスの流量を調整し得る。レギュレータ452は、ガス供給源453からのガス圧力を調整し得る。ターゲット制御部51は、流量調節器451及びレギュレータ452を制御して、ガスロックカバー410へのロックガスの流量及び圧力を制御してもよい。
ガス供給部450は、ロックガスとして、ドロップレット材料と反応して常温で気体となる物質を生成する反応性ガスを供給してよい。ドロップレット材料がSnの場合、供給されるガスは、Hを含むガスでもよい。SnとHが反応することで、常温で気体であるSnHが生成される。ガス供給部450は、反応性ガスに代えて希ガス等の不活性ガスを供給してもよい。
ガスロックカバー410は、筒状部401と、筒状部401の上流側において筒状部401を支持する支持部403と、筒状部401の内部(筒状部内部)405へロックガスを導く流路404と、を有してもよい。流路404は、管408内において画定されていてもよい。管408は、中継配管420を介してガス供給部450と接続してよい。
ガスロックカバー410は、ノズル660の下流側に配置され、ノズル出力口662の周囲を覆い、ロックガス流によりノズル出力口662からデブリが遠ざかるように、ロックガスを導き得る。
支持部403は、ボルト658によって、ノズルホルダ657に密着するように固定されてもよい。支持部403は、平板状であって、ノズル出力口662の全周を囲んでいてもよい。支持部403とノズルホルダ657との間にOリングを配置してシールしてもよい。
筒状部401は、ノズル出力口662の下流側に配置、固定され、プラズマ生成領域25に向けて延びていてよい。ドロップレット設計軌道272は、筒状部内部405を通過してよい。ノズル出力口662は、筒状部401の中心軸を伸ばした線上にあってよく、筒状部401の中心軸は、ドロップレット設計軌道272上にあってもよい。筒状部401は、ドロップレットを出力する出力口(筒状部出力口)402を有してもよい。ノズル出力口662を含む部分は、筒状部出力口402においてのみ、ガスロックカバー410からチャンバ2の内部に露出していてよい。
筒状部401の材質は、ドロップレット材料と反応しにくい物質、例えばMo等であってもよい。または、筒状部401の表面は、ドロップレット材料と反応しにくい物質によってコーティングされていてもよい。
流路404は、筒状部401の側部において、筒状部内部405に連通してもよい。ロックガス流入口406が筒状部内部405の側面に形成され、流路404は、ロックガス流入口406において筒状部内部405と連結してよい。ロックガス流入口406における、ドロップレット設計軌道272に対する流路404の入射角αは、0°より大きくてもよい。
入射角αは、45°以上であってもよく、60°以上であってもよい。入射角αは、ロックガス流入口406における流路404の中心軸とドロップレット設計軌道272との間で定義され得る。
ガス供給部450から供給されたロックガスは、流路404を通過し得る。流路404を通過したロックガスが、筒状部内部405から筒状部出力口402に流れるように、流路404は、ロックガスの流れを画定してもよい。
筒状部内部405の断面は、円又は多角形であってもよい。筒状部内部405の表面は、滑面であってもよい。これにより、ロックガス流の乱れによるドロップレット軌道の乱れを抑制し得る。
筒状部401の内径D及びロックガス流入口406から筒状部出力口402までの距離Lは、ノズル660へのデブリの付着を抑制するために必要なガスロック機能を実現すると共に、ロックガス流量を低減するように設計し得る。また、ドロップレットが軌道の変動により筒状部内部405に付着しないように設計され得る。例えば、内径Dは3mm、距離Lは4mm以上の値に設定され得る。
<動作>
ターゲット供給を開始する場合、ターゲット制御部51は、流量調節器451によって筒状部内部405に、Hを含むロックガスを供給してもよい。このとき、ロックガスの流量は、例えば、42sccm以上であってもよい。
ガス供給部450から供給されたロックガスは、中継配管420及びガスロックカバー410の流路404を通過して、筒状部内部405に流入し得る。流路404からロックガス流入口406を介して筒状部内部405に流入したロックガスは、筒状部出力口402に流れ得る。このように、ガスロックカバー410は、筒状部出力口402からプラズマ生成領域25に向かうロックガス流を生成し得る。
ノズル660から出力されたドロップレットは、筒状部内部405を通過して、筒状部出力口402からプラズマ生成領域25に向かって出力されてもよい。筒状部内部405に流入するガス流の角度は、ロックガス流入口406における流路404の角度に依存し得る。ドロップレットの軌道に対する筒状部内部405に流入するロックガス流の入射角は、0°より大きくてもよく、45°以上、さらには60°以上であってもよい。これにより、ロックガス流によるドロップレット軌道への影響を低減し得る。
チャンバ2内においてデブリが飛散しても、筒状部内部405を通過して筒状部出力口402から出力されるロックガス流によって、ノズル660に向かうデブリの運動量を減じ得る。ドロップレット材料がSnである場合、ロックガス流にさらされるデブリの一部は、Hと反応してガス状のSnHとなり得る。
<作用>
ガスロック装置400はノズル660への付着物を低減し得るので、ノズル660は、ドロップレット物質を長期間安定して出力し得る。このため、EUV光生成システム11は、EUV光を安定して生成し得る。
<筒状部の構造>
筒状部401の構造について説明する。筒状部401におけるペクレ数は以下の式(1)で表され得る。ペクレ数を大きくすると、ガスロック機能の効果を大きくし得る。
Figure 2015099058
Pe:ペクレ数
v:筒状部内部におけるロックガスの流速(m/s)
Df:ロックガス中におけるデブリの拡散係数(m/s)
L:筒状部出力口からロックガス流入口までの長さ(m)
例えば、筒状部が円柱状である場合、ペクレ数は以下の式(2)で表され得る。
Figure 2015099058
Q:筒状部内部において圧力当たりの通過するロックガス流量(Pa・m/s)
P:筒状部内部の圧力(Pa)
D:筒状部の内径(m)
式(2)において、Lを4mm、Dを3mm、圧力と拡散係数の積P・Dfを8Pa・m/sとすると、必要ペクレ数が5以上の場合、必要流量は42sccm以上であり得る。必要ペクレ数が10以上の場合、必要流量は85sccm以上であり得る。さらに、必要ペクレ数が20以上の場合、必要流量は168sccm以上であり得る。
デブリによる汚染を抑制する割合Rは、(ガスロック使用時のデブリ質量/ガスロック不使用時のデブリ質量)であり、以下の式(3)で表され得る。
R=EXP(Pe) (3)
式(3)から、ペクレ数を大きくすることで、デブリがノズル660に到達するのをより効果的に抑制し得る。式(2)から、ペクレ数を大きくするための以下の事項が導出され得る。
(a)ロックガス流量Qを大きくする。
(b)ロックガス流入口から筒状部出力口までの距離Lを大きくする。
(c)筒状部の内径Dを小さくする。
しかし、筒状部401の長さには制限があり得る。例えば、筒状部401が長すぎると、EUV光の光路中に筒状部401が入り、EUV光を遮光し得る。また、ロックガス流量Qを大きくする又は筒状部401の内径Dを小さくすると、ロックガス流の影響でドロップレット軌道が大きく乱れ得る。
したがって、ロックガス流によるドロップレット軌道の乱れを低減する構造が望まれ得る。本実施形態において、ドロップレット設計軌道272に対する流路404の入射角αは、0°より大きくてもよく、45°以上、さらには、60°以上であってもよい。これによって、ロックガス流によるドロップレット軌道の乱れを低減し得る。
5.2 実施形態2:緩衝空間付きガスロック装置(1)
<構成>
本実施形態は、ロックガス流によるドロップレット軌道の乱れを低減するガスロック装置400の構成例を示す。図5A及び図5Bは、本実施形態のガスロックカバー410の構成例を模式的に示している。図5Bは、図5AにおけるVB−VB断面を示す。
ガスロックカバー410は、ロックガスの流路404において、緩衝空間430を有してよい。緩衝空間430は、管435から筒状部内部405に至る流路404において形成されてもよい。緩衝空間430は、筒状部401の外周を囲むように形成されてもよい。図5Aにおいて、流路404は、管435内の空間及び緩衝空間430を含んでもよい。
緩衝空間430は、筒状部401を取り囲むように形成された壁部436、437と筒状部401との間の空間として構成されてもよい。壁部436は、筒状部401の外周面と平行であってよい。壁部437は、壁部436と筒状部出力口402とを繋いでもよい。壁部436は支持部403と連続してもよい。
筒状部401のドロップレット入力口407は、緩衝空間430に露出してもよい。緩衝空間430は、ドロップレット入力口407を介して、筒状部内部405と連通してもよい。
管435は、壁部436の側面に形成されたロックガス流入口431において、接続されてもよい。緩衝空間430へのロックガス流入口431は、筒状部401の外周面と対向してもよい。ロックガス流入口431は、ドロップレット設計軌道272に沿った方向において、ドロップレット入力口407とノズル出力口662の間に位置してもよい。
<動作>
ガス供給部450から供給されたロックガスは、管435内の流路404を通り、ロックガス流入口431から緩衝空間430に入ってもよい。図5A及び図5Bに示すように、緩衝空間430は、流入したロックガス流を異なる方向に分散させて、筒状部内部405に導き得る。緩衝空間430に流入したロックガスは、筒状部401の円周方向及び軸方向において分散し得る。緩衝空間430において、ロックガスの流速は低下し得る。
緩衝空間430において分散したロックガス流は、様々な異なる方向から、筒状部内部405に、ドロップレット入力口407から流入してよい。図5A及び図5Bに示すように、ロックガスは、ドロップレット入力口407の全周方向から、筒状部内部405に流入し得る。
<作用>
緩衝空間430によって、管435から流入するロックガスが、直接にドロップレットに当ることを抑制し得る。緩衝空間430は、流入したガス流を異なる方向に分散させて筒状部内部405に導き得るので、ロックガスが多くの異なる方向から筒状部内部405に流入し得る。これにより、各方向におけるロックガス流の流速が低下し、さらに、対向方向からのロックガスの流入により、ドロップレット軌道の変動を抑制し得る。
5.3 実施形態3:緩衝空間付きガスロック装置(2)
<構成>
本実施形態は、ロックガス流によるドロップレット軌道の乱れを低減するガスロック装置400の構成例を示す。図6A及び図6Bは、本実施形態のガスロックカバー410の構成例を模式的に示している。図6Bは、ガスロックカバー410の構成要素である支持部403のノズル対向面を示す。
ガスロックカバー410は、ロックガスの流路404において、緩衝空間430を有してもよい。ガスロックカバー410は、入力側部640、支持部403及び筒状部401を含んでもよい。支持部403は、ノズル660を支持しタンク61に固定する、ノズルホルダの機能を有してもよい。
緩衝空間430は、入力側部640と支持部403との間に形成されてもよい。図6Aにおいて、流路404は、管435内の空間及び緩衝空間430を含んでもよい。緩衝空間430は、ドロップレットの出力方向において見た場合に筒状部内部405を囲むように形成された外側リング状空間631及び内側リング状空間638を含んでよい。外側リング状空間631及び内側リング状空間638の中心は、筒状部内部405の中心又はドロップレット設計軌道272と一致してもよい。
外側リング状空間631は、円状に配置された複数の島状部634と外側壁部633との間で画定された空間であってもよい。内側リング状空間638は、複数の島状部634と筒状部401のドロップレット入力口407との間における空間であってもよい。複数の島状部634は、それぞれ、ノズル660と接触し、ノズル660を支持すると共に、ロックガスの流れを規制してもよい。
緩衝空間430は、さらに、外側リング状空間631と内側リング状空間638との間の放射状空間632を含んでよい。放射状空間632は、円状に配置された複数の島状部634の間に形成されていてもよい。放射状空間632は、内側リング状空間638を介して、外側リング状空間631と筒状部内部405を連通してもよい。内側リング状空間638は省略されてもよい。
放射状空間632は、複数の空間ペアで構成され、当該複数の空間ペアのそれぞれは、筒状部内部405の中心について対向する位置にあってもよい。放射状空間632は、同一形状又は異なる形状を有してよい。放射状空間632は、筒状部内部405の中心又はドロップレット設計軌道272について対称に配置されてよい。
筒状部401は、入力端においてテーパ内面を有してもよい。筒状部401のドロップレット入力口407は、緩衝空間430に露出してもよい。緩衝空間430は、ドロップレット入力口407を介して筒状部内部405と連通してもよい。
管435は、ロックガス流入口637において、外側リング状空間631に連通してもよい。外側リング状空間631へのロックガス流入口637は、一つの島状部634の外周面と対向してもよい。
<動作>
ガス供給部450から供給されたロックガスは、管435内の流路404を通り、ロックガス流入口637から緩衝空間430に入ってもよい。図6A及び図6Bに示すように、緩衝空間430は、流入したロックガス流を異なる方向に分散させて、筒状部内部405に導き得る。緩衝空間430において、ロックガスの流速は低下し得る。
具体的には、ロックガス流入口637から流入したロックガスは、両周方向において外側リング状空間631を流れ得る。ロックガスは、さらに、放射状空間632のそれぞれを通って、筒状部401のドロップレット入力口407に至り得る。ロックガスは、放射状の方向から、筒状部内部405に流入し得る。
<作用>
外側リング状空間631及び放射状空間632によって、管435から流入するロックガスが、直接にドロップレットに当ることを抑制し得る。外側リング状空間631及び放射状空間632は流入したガス流を異なる方向に分散させて筒状部内部405に導き得るので、ロックガスが多くの異なる方向から筒状部内部405に流入し得る。
これにより、各方向におけるロックガス流の流速が低下し、さらに、対向方向からのロックガスの流入により、ドロップレット軌道の変動を抑制し得る。放射状空間632により、筒状部内部405へのロックガス流入方向をより確実に制御し得る。
5.4 実施形態4:緩衝空間付きガスロック装置(3)
本実施形態は、ロックガス流によるドロップレット軌道の乱れを低減するガスロック装置400の構成例を示す。以下においては、実施形態2との相違点について主に説明する。図7A〜図7Cは、本実施形態のガスロックカバー410の構成例を模式的に示している。図7Bは、ガスロックカバー410の斜視図を示し、図7Cは、ガスロックカバー410の出力側端面の構成例を示す。
筒状部401の入力側端は、支持部403に連続してもよい。筒状部401は、出力側端において、プラズマ生成領域25に近づくにつれて外側に広がるテーパ面701を有してもよい。テーパ面701は、筒状部内部405の面であってもよい。テーパ面701には、複数のロックガス噴出口702が形成されてもよい。
複数のロックガス噴出口702は、筒状部401の中心又はドロップレット設計軌道272を中心に対称に配置されてもよい。各ロックガス噴出口702に対して、対向するロックガス噴出口702が存在してもよい。
ロックガス噴出口702の数及び形状は設計に依存し得る。例えば、図7Cに示すように、ロックガス噴出口702の形状は、円形状又は円弧スリット形状でもよい。円形状のロックガス噴出口702は、例えば、10〜100μmの直径を有してもよい。
緩衝空間430内のロックガスは、ロックガス噴出口702から噴出してもよい。ロックガスの噴出方向は、ドロップレット設計軌道272に向かう成分と、ドロップレットの出力方向を向く成分とを有してもよい。各ロックガス噴出口702に対して対向するロックガス噴出口702が存在し、ロックガスによるドロップレット軌道の変動を低減し得る。
5.5 実施形態5:緩衝空間付きガスロック装置(4)(ダンパ部材付き)
図8は、ドロップレット供給部260から出力されるドロップレットの状態を模式的に示す。図8(a)は、ドロップレット供給部260からドロップレット材料の出力を開始した直後のドロップレット271の状態を模式的に示している。図8(b)は、ドロップレット供給部260から定常的にジェット277及びドロップレット271を出力している状態を模式的に示している。
図8(c)は、ドロップレット供給部260からドロップレット材料の出力を停止する直前のドロップレット271の状態を模式的に示している。ドロップレット供給部260の動作状態は、図8(a)、図8(b)、図8(c)の順で変化し得る。
ドロップレット供給部260からのドロップレット材料の出力開始直後と出力停止直前は、タンク61内でドロップレット材料に印加される圧力は低くなり得る。そのため、ドロップレット材料の出力開始直後と出力停止直前において、ドロップレット271の軌道が不安定になり得る。
ドロップレット271の軌道が不安定な場合、ドロップレット271は緩衝空間を形成する壁によって反射され、結果的にノズル660に付着し得る。ドロップレット設計軌道272から傾いて出力されるドロップレット271の運動量を低減させ、ノズル660に付着するのを抑制するために、緩衝空間内部にダンパ部材を配置してもよい。
図9は、本実施形態のガスロックカバー410の構成例を模式的に示している。以下においては、実施形態2との相違点について主に説明する。ガスロックカバー410は、緩衝空間430内にダンパ部材901を有してもよい。例えば、図9に示すように、緩衝空間430の底面にダンパ部材901を有してもよい。ダンパ部材901は、他の位置に配置されてもよい。ダンパ部材901は、衝突したドロップレットの衝撃を減衰し、衝突したドロップレットはダンパ部材901に付着し得る。
ダンパ部材901は、例えば、炭素繊維で構成された黒鉛化フェルトで形成されてもよい。黒鉛化フェルトは3次元の網目状に炭素繊維がからんでいるため、ドロップレットが衝突した場合、衝撃を吸収し得る。その結果、ドロップレットの反射を抑制し得る。
ダンパ部材901は、多孔質のセラミック材料(ガラス材料も含む)又は発泡金属で形成されてもよい。ダンパ部材901の材料は、たとえば、炭化珪素、窒化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、又は酸化アルミニウム・酸化ケイ素ガラスからなる多孔質材料であってもよく、ニッケルやアルミニウム等による発泡金属でもよい。ダンパ部材901は、石英のガラス繊維からなる織布であってもよい。
緩衝空間430を画定する壁部436、437は、タンク61に備えられたヒータ261からの伝熱により加熱されてもよい。同様に、ダンパ部材901もヒータ261からの伝熱により加熱されてよい。緩衝空間430を画定する壁部436、437にヒータが配置され、ダンパ部材901を加熱してもよい。
ダンパ部材901の材料は、ドロップレット材料である融解スズとの接触角が90°以下となる材料から選択してよい。例えば、ダンパ部材901の材料は、アルミニウム、銅、シリコン、ニッケル、チタン及びモリブデンから選択し得る。
例えば、ダンパ部材901がニッケルやアルミニウム等による発泡金属で形成されている場合、ダンパ部材901に接触するドロップレットを融解して発泡金属内部に貯蔵し得る。これにより、傾いた軌道で出力されたドロップレットがダンパ部材901の表面に堆積し、衝撃吸収効果が減ずることを抑制し得る。
5.6 実施形態6:緩衝空間付きガスロック装置(5)(傾斜ダンパ部材付き)
図10は、本実施形態のガスロックカバー410の構成例を模式的に示している。以下においては、実施形態5との相違点について主に説明する。図10に示すように、緩衝空間430内において、筒状部401の外周面951上にダンパ部材902が配置されてもよい。筒状部401の外径は、出力方向において増加してもよい。同様に、筒状部401の外周面上951のダンパ部材902の外径は、出力方向において増加してもよい。
ドロップレット設計軌道272から外れたドロップレットの軌道278において、筒状部401の外周面上951のダンパ部材902に対するドロップレット入射角βは0°以上であってもよく、ダンパ部材902の形状により入射角βを大きくし得る。ダンパ部材902に対するドロップレット入射角βが大きいことで、ダンパ部材901によってドロップレットが反射された場合、ドロップレットがノズル660に向かって反射されるのを抑制し得る。
図11は、本実施形態のガスロックカバー410の他の構成例を模式的に示している。図11に示すように、筒状部内部405の内径は、ドロップレット出力方向において増加してもよい。つまり、筒状部401の内面961は、ドロップレット設計軌道272に対して傾き、ドロップレット設計軌道272と内面961との距離は、プラズマ生成領域25の近づくにつれて増加してもよい。
ドロップレットが正常に出力されず、ドロップレット設計軌道272から僅かに傾いて出力される場合、筒状部401の内面906にドロップレットが付着し得る。付着したドロップレットとHとが反応してSnHが生成され、伝熱により加熱されている筒状部内部405で析出し、ドロップレット設計軌道272を塞ぎ得る。
筒状部401内径を下流側で増加させることで、ドロップレット設計軌道272から僅かに傾いて出力されるドロップレットが筒状部内面961に付着するのを抑制し得る。図11の構成において、ダンパ部材901、902は、省略されてもよい。筒状部401は、一定の外径を有し、下流側で増加する内径を有してもよい。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図したものである。従って、特許請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換え得る。ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加え得る。各実施形態の構成の一部について、削除、他の構成の追加、他の構成による置換をし得る。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される修飾句「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。
本願は2013年12月26日に出願された国際出願であるPCT/JP2013/84933に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (15)

  1. プラズマ生成領域においてドロップレットにレーザ光を照射して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置において使用されるターゲット生成装置であって、
    ドロップレット材料を収容するタンクと、
    前記タンクを加熱して前記ドロップレット材料を融解するヒータと、
    前記タンクの先端に配置され、ドロップレットを前記プラズマ生成領域に向けて出力するノズルと、
    前記ノズルを前記タンクに固定するノズルホルダと、
    ガスを供給するガス供給部と、
    前記ノズルホルダに固定され、前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルの出力口の周囲を覆い、前記ガス供給部から供給されたガスを導くガスロックカバーと、を含み、
    前記ガスロックカバーは、
    前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、前記内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有する筒状部と、
    前記ガス供給部から供給されたガスが通過する流路であって、前記通過したガスが前記筒状部の内部から前記筒状部の出力口に流れるように、前記通過するガスの流れを画定する流路と、を含む、ターゲット生成装置。
  2. 請求項1に記載のターゲット生成装置であって、前記筒状部の内面は滑面である、ターゲット生成装置。
  3. 請求項1に記載のターゲット生成装置であって、前記ドロップレット材料はスズであり、前記ガスは水素を含む、ターゲット生成装置。
  4. 請求項1に記載のターゲット生成装置であって、前記筒状部の内部に流入するガス流の、前記ドロップレットの設計軌道に対する入射角は45度以上である、ターゲット生成装置。
  5. 請求項1に記載のターゲット生成装置であって、前記筒状部の内径は、前記ドロップレットの出力方向において増加している、ターゲット生成装置。
  6. 請求項1に記載のターゲット生成装置であって、前記流路は、前記筒状部の内部に連通し、流入したガス流を異なる方向に分散させて前記筒状部の内部に導く緩衝空間を含む、ターゲット生成装置。
  7. プラズマ生成領域においてドロップレットにレーザ光を照射して極端紫外光を生成する極端紫外光生成装置において使用されるターゲット生成装置であって、
    融解したドロップレット材料を収容するタンクと、
    前記タンクの先端に配置され、ドロップレットを前記プラズマ生成領域に向けて出力するノズルと、
    前記ノズルを前記タンクに固定するノズルホルダと、
    ガスを供給するガス供給部と、
    前記ノズルホルダに固定され、前記ノズルの下流側に配置され、前記ガス供給部から供給されたガスを導くガスロックカバーと、を含み、
    前記ガスロックカバーは、
    前記ノズルの下流側に配置され、前記ノズルから出力されたドロップレットが内部を通過し、前記内部を通過したドロップレットが出力される出力口を有する筒状部と、
    前記ガス供給部から供給されたガスが通過する流路であって、前記通過したガスが前記筒状部の内部から前記筒状部の出力口に流れるように前記通過するガスの流れを画定する流路と、を含み、
    前記流路は、前記筒状部の内部に連通し、流入したガス流を異なる方向に分散させて前記筒状部の内部に導く緩衝空間を含む、ターゲット生成装置。
  8. 請求項7に記載のターゲット生成装置であって、前記緩衝空間は、前記筒状部の外周を囲むように形成され、前記筒状部の前記ドロップレットの入力口を介して前記筒状部の内部と連通する、ターゲット生成装置。
  9. 請求項7に記載のターゲット生成装置であって、前記緩衝空間への前記ガスの流入口は、前記筒状部の外周面と対向する、ターゲット生成装置。
  10. 請求項7に記載のターゲット生成装置であって、
    前記筒状部は、出力口端において外側に広がるテーパ面を有し、
    前記テーパ面は、前記緩衝空間に連通し前記ガスを噴き出す複数の噴出口を有する、ターゲット生成装置。
  11. 請求項10に記載のターゲット生成装置であって、
    前記緩衝空間内に、衝突したドロップレットの衝撃を減衰し、前記衝突したドロップレットが付着するダンパ部材が配置されている、ターゲット生成装置。
  12. 請求項11に記載のターゲット生成装置であって、
    前記ダンパ部材は前記筒状部の外周面に配置され、前記ダンパ部材の外径は、前記ドロップレットの出力方向において増加している、ターゲット生成装置。
  13. 請求項7に記載のターゲット生成装置であって、前記緩衝空間は、前記ドロップレットの出力方向において見た場合に前記筒状部の内部を囲むように形成されたリング状空間と、前記リング状空間と前記筒状部のとの間に形成されている放射状空間と、を含む、ターゲット生成装置。
  14. 請求項13に記載のターゲット生成装置であって、前記放射状空間は、複数の空間ペアで構成され、前記複数の連通空間ペアのそれぞれは、前記筒状部の内部の中心について対向する空間で構成されている、ターゲット生成装置。
  15. 請求項13に記載のターゲット生成装置であって、前記リング状空間の外側に前記ガスの流入口が形成されており、前記流入口は前記リング状空間の内側の壁と対向する、ターゲット生成装置。
JP2015555006A 2013-12-26 2014-12-25 ターゲット生成装置 Active JP6483027B2 (ja)

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