JPWO2015092835A1 - 膜分離装置 - Google Patents
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Abstract
膜分離装置たる膜分離ユニット(2)が、ラック(5)と、ラック(5)に収容された複数の浸漬式膜モジュール(6)と、膜モジュール(6)の下方においてエアを吐出する複数の散気口(46a)を有し当該膜モジュール(6)と上下方向に近接して配置された散気管(46)とを備えている。
Description
本発明は、下水や工場排水を浄化する水処理に用いられる膜分離装置に関する。
従来、膜分離活性汚泥法を用いて、下水や工場排水の浄化が行われている。膜分離活性汚泥法では、被処理水が活性汚泥で処理され、処理された水(処理水)と活性汚泥とが分離膜を用いて分離される。このような処理水と活性汚泥との分離は、例えば、処理水と活性汚泥の混合液が流入する膜分離槽において、混合液に浸漬された分離膜で行われる。このような膜分離槽には、分離膜の膜面洗浄のための曝気装置が備えられることがある。この曝気装置は、分離膜を下方から曝気するように構成されている。曝気装置により膜分離槽内に気泡が供給されると、槽内に上昇流が発生し、これにより活性汚泥による分離膜の目詰まりが抑制される。
上記分離膜を備えた装置の一例として、特許文献1には、浸漬型膜分離装置が示されている。この浸漬型膜分離装置は、分離膜の膜モジュールと、膜モジュールを収容した膜モジュールケースと、膜モジュールケースの下部に配置されたディフューザケースとを備えている。ディフューザケースは、上部のキャビティと、下部の脚と、キャビティと脚との上下間に設けられた複数の散気口を有するエア供給管とを備えている。そして、ディフューザケースの高さが膜モジュールケースの高さの0.15倍から0.98倍であり、脚の高さが全高(膜モジュールケースとディフューザケースを合わせた高さ)の5%から30%であるように、ディフューザケースが調整されている(特許文献1の段落0107〜0117、参照)。
分離膜の目詰まりを抑止するためには、膜分離槽内で混合液の適切な循環流を形成することが肝要である。膜分離槽内で混合液の循環流を形成するためには、槽底から膜モジュール下端までの高さと、膜モジュール上端から水面までの高さとのそれぞれに、十分な大きさが必要である。
新規に膜分離槽を製造する場合には、所望の処理能力(濾過能力)に見合う膜モジュールを選択し、その膜モジュールに適した水深となるように膜分離槽を設計することができる。しかし、既存の膜分離槽や沈殿槽などの既存の水槽に、新たに膜分離装置を導入する場合には、既存の水槽の水深に合わせた高さの膜モジュールが設置される。この場合に、処理能力が膜モジュールの面積に依存するので、特に、既存の水槽の水深が低いときには、所望の処理能力を満足できないことがある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、処理能力を低下させずに膜分離装置の高さをより低くすることにある。
特許文献1に記載された膜分離装置では、槽底からエアが放出される散気口までの高さ(ディフューザケースの脚の高さ)と、散気口から膜モジュール下端までの高さ(ディフューザケースのキャビティの高さ)と、膜モジュールの高さとの関係が調整されている。このように、従来、散気口から膜モジュール下端までの高さを設けることが必須とされていた。これに対し、本願の発明者らは、膜モジュールの下側開口の面積と膜モジュール上から水面までの高さとを適切に設定すれば、散気口から膜モジュール下端までの高さがゼロ又はゼロに近い値の場合と、およそ300mmの場合とで、分離膜の洗浄効果に関してほぼ同じ結果が得られるという知見を得た。そこで、本発明では、散気口から膜モジュール下端までの高さをゼロ又はゼロに近い値とすることによって、処理能力を低下させずに、膜分離装置の高さを抑えることを実現しようとしている。
本発明に係る膜分離装置は、ラックと、前記ラックに収容された少なくとも1つの浸漬式膜モジュールと、前記膜モジュールの下方においてエアを吐出する複数の散気口を有し、前記膜モジュールと上下方向に近接して配置された散気管とを備えているものである。
また、本発明は、上記膜分離装置において、前記ラックが、上枠と、前記膜モジュールが載置された下枠と、前記上枠と前記下枠との間を接続する複数の柱とを有し、前記散気管の上端が前記ラックの前記下枠の高さ範囲内に位置しているものであってよい。ここで、前記ラックの前記下枠が、前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを含んでいてよい。さらに、前記ラックが、前記下枠の下部に設けられた複数の脚を有していてよい。
また、本発明は、上記膜分離装置において、前記ラックが、上枠と、前記膜モジュールが載置された下枠と、前記上枠と前記下枠との間を接続する複数の柱とを有し、前記散気管が前記ラックの前記下枠に支持されているものであってよい。ここで、上記膜分離装置が前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを更に備え、前記散気ヘッダが前記下枠に固定されているものであってよい。
また、本発明は、上記膜分離装置において、前記ラックが載置される架台を更に備え、前記架台が、前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを含む支持枠と、前記支持枠の下部に設けられた複数の脚とを有しているものであってよい。
本発明によれば、膜分離装置の濾過(分離)処理能力を低下させずに、膜分離装置の高さをより低くすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る膜分離装置を備えた膜分離槽25の平面図及びその周辺設備の概略構成を示す図であり、図2は図1のII−II矢視断面図である。図1及び図2に示される膜分離槽25には、活性汚泥で処理された被処理水(以下、「処理水」という)と活性汚泥との混合液(以下、単に「混合液」という)が流入する。膜分離槽25は、混合液から処理水を分離するための水槽であり、混合液を濾過するための1以上(本実施形態では6つ)の膜分離ユニット2が混合液に浸漬された状態で槽内に設けられている。膜分離ユニット2は、本発明に係る膜分離装置の一実施形態である。各膜分離ユニット2は、少なくとも1つの浸漬式膜モジュール6を備えており、この膜モジュール6で活性汚泥から分離された処理水(濾過水)は集められて、再利用されるか又は放流される。
以下、膜分離ユニット2の第1〜3実施形態について各々説明する。なお、膜分離槽25に設けられた少なくとも1つの膜分離ユニット2の概略構成はいずれも同じであるので、少なくとも1つの膜分離ユニット2のうちの1つの構造について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図4は、第1実施形態に係る膜分離ユニット2の側面図である。図4において、膜モジュール6は二点鎖線で示されている。図5は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5の平面図であり、この図ではラック5のうち後述する柱53及び上枠51を除いた部分が示されている。図6は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5の斜視図であり、この図ではラック5の下部分が示されている。図3〜図6に示されるように、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2は、ラック5と、ラック5に収容された複数の膜モジュール6と、ラック5に組み込まれた散気装置4と、を備えている。続いて、これらの膜分離ユニット2の構成要素の各々について詳細に説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図4は、第1実施形態に係る膜分離ユニット2の側面図である。図4において、膜モジュール6は二点鎖線で示されている。図5は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5の平面図であり、この図ではラック5のうち後述する柱53及び上枠51を除いた部分が示されている。図6は、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5の斜視図であり、この図ではラック5の下部分が示されている。図3〜図6に示されるように、本発明の第1実施形態に係る膜分離ユニット2は、ラック5と、ラック5に収容された複数の膜モジュール6と、ラック5に組み込まれた散気装置4と、を備えている。続いて、これらの膜分離ユニット2の構成要素の各々について詳細に説明する。
ラック5は、上枠51と、上枠51と上下に平行に配置された下枠52と、上枠51と下枠52との間を接続する複数の柱53と、下枠52の下部に設けられた複数の脚54とにより概略構成されている。このラック5には、膜モジュール6の下方においてエアを吐出する複数の散気口46aを有する少なくとも1本の散気管46が設けられている。
ラック5の下枠52は、平行に配置された一対の散気ヘッダ41と、一対の散気ヘッダ41間に架け渡された複数の接続部材42とにより構成されており、平面視において膜モジュール6の配列方向を長手方向とする略長方形状の外形を有している。
各散気ヘッダ41は、内部にエアが流通する直管形状の部材である。散気ヘッダ41として、例えば、両端が閉塞された角型鋼を用いることができる。各散気ヘッダ41には、エア供給口47が設けられている。エア供給口47は、少なくとも1つの配管を介してエア供給管82(図1及び2、参照)と接続されている。更に、エア供給管82は、少なくとも1つの配管を介してブロワ81と接続されている。
接続部材42は、一対の散気ヘッダ41の長手方向両端部と長手方向中央部とにおいて、接続部材42の長手方向と散気ヘッダ41の長手方向とが略直交するように配置されている。そして、接続部材42の一端は一対の散気ヘッダ41のうち一方の散気ヘッダ41に固定され、接続部材42の他端は一対の散気ヘッダ41のうち他方の散気ヘッダ41に固定されている。接続部材42として、例えば、溝形鋼を用いることができる。なお、本実施形態に限定されず、ラック5の剛性を高めるために、適宜位置に適宜数の接続部材42を設けることができる。
一対の散気ヘッダ41間に、少なくとも1本の散気管46が設けられている。散気管46は、周囲に複数の散気口46aが設けられた直管形状の部材である。散気口46aの径は例えば5mm程度である。散気管46は、散気ヘッダ41の長手方向と散気管46の長手方向とが略直交するように配置されている。そして、散気管46の一端は一対の散気ヘッダ41のうち一方の散気ヘッダ41に挿入されて固定され、散気管46の他端は一対の散気ヘッダ41のうち他方の散気ヘッダ41に挿入されて固定されている。このようにして、散気管46の内部は各散気ヘッダ41の内部と連通されている。以上の構成により、ブロワ81から送給されたエアがエア供給口47を通じて散気ヘッダ41内へ供給され、散気ヘッダ41内のエアが散気管46に設けられた散気口46aから膜分離槽25の混合液内へ放出される。
ラック5の脚54は、一対の散気ヘッダ41の長手方向両端と長手方向中央部とにおいて、散気ヘッダ41の下面に固定されている。脚54の高さHbは、下枠52と脚54とにより下枠52の下方に形成された「ラック5の下側開口」の面積(本実施形態ではラック5の4面の下側開口の総面積)に基づいて、後述する膜分離ユニット2を通過する上昇流の流量が好適な値となるように定められている。
ラック5の上枠51は、略水平な複数の長尺部材により構成され、下枠52と略等しい、平面視において膜モジュール6の配列方向を長手方向とする平面視略長方形状の外形を有している。そして、この上枠51に囲まれた空間が「ラック5の上側開口」となっている。
上枠51と下枠52とは、これらの間の適宜位置に配置された複数の柱53によって連結されている。柱53の上端は上枠51の下面に固定され、柱53の下端は下枠52の上面に固定されている。本実施形態においては、一対の散気ヘッダ41の長手方向両端と長手方向中央部との各々において脚54と柱53とが一直線上に上下に並ぶように、脚54と柱53とが対応して設けられている。
上記構成のラック5において、上枠51、下枠52、及び柱53で囲まれた空間には、複数の膜モジュール6が配置されている。本実施形態において、各膜モジュール6は鉛直方向と平行な平面状を成し、複数の膜モジュール6が水平方向に互いに対向するようにラック5の下枠52上で配列されている。複数の膜モジュール6の配列方向は、複数の散気管46の配列方向と同方向である。なお、膜モジュール6の上端から、膜分離槽25の水面までの高さHu(図2、参照)は、後述する膜分離ユニット2を通過する上昇流の形成を阻害しないために十分な値(例えば、300mm以上)となっている。
膜モジュール6は、上下に平行に配置された上ヘッダ60及び下ヘッダ61と、上ヘッダ60に上端が下ヘッダ61に下端がそれぞれ接続された複数の中空糸膜62と、上ヘッダ60と下ヘッダ61を接続する支柱63とで概略構成されている。支柱63は、上ヘッダ60と下ヘッダ61との離間距離を保持するとともに、上ヘッダ60と下ヘッダ61とを連結している。中空糸膜62は、混合液から処理水を濾過(分離)する濾過膜(分離膜)であって、例えば、長さ方向に中空なPVDF(ポリフッ化ビニデン)の多孔質中空膜である。
膜モジュール6の上ヘッダ60は、膜分離ユニット2ごとに設けられたユニット集水管65と少なくとも1つの配管を介して接続されている。さらに、ユニット集水管65は少なくとも1つの配管を介して集水管83(図1及び2、参照)と接続されている。そして、集水管83は、途中に吸引ポンプ26が設けられた配管27を介して、例えば濾過水槽28などの膜分離槽25の下流側設備と接続されている。
上記構成の膜分離ユニット2において、吸引ポンプ26が稼働すると、膜モジュール6の中空糸膜62で濾過された濾過水が上ヘッダ60へ集められ、各膜モジュール6の上ヘッダ60へ集められた濾過水がユニット集水管65へ集められる。さらに、各膜分離ユニット2のユニット集水管65に集められた濾過水が集水管83へ集められて、ここから膜分離槽25の下流の例えば濾過水槽28などへ導かれる。なお、吸引ポンプ26は、例えば、運転と停止とを繰り返すように間欠駆動される。
上記のように混合液の固液分離を行う過程で、混合液中の懸濁物質(活性汚泥など)により膜モジュール6の中空糸膜62表面の目詰まりが進行する。その結果、中空糸膜62の表面積の減少により濾過流量が低下し、また、膜間差圧が上昇して、膜モジュール6の濾過能力が低下する。このような中空糸膜62表面の目詰まりを解消及び防止するために、膜分離ユニット2に散気装置4が備えられている。散気装置4は、ラック5に組み込まれた散気ヘッダ41及び散気管46、ブロワ81、並びにこれらを接続する配管等で構成されている。
散気装置4では、膜モジュール6の下方に配置された散気管46からエア(微細気泡)を吐出させる。散気管46から吐出されたエアは、膜モジュール6の間を速やかに上昇して、中空糸膜62に振動を与え、中空糸膜62の表面に付着した異物を除去する。一方で、散気管46から吐出されたエアの上昇により、膜モジュール6間でエアと混合液との気液混合上昇流が生じる。この上昇流の発生により、ラック5の下側開口に周囲から混合液が流れ込み、ラック5の上側開口からは濾過後の濃縮された混合液が周囲に拡散される。そして、この気液混合上昇流の剪断力により、膜モジュール6の中空糸膜62の表面から懸濁物質が引き剥がされる。このようにして、散気管46から吐出されるエアにより、膜モジュール6が効率的に洗浄されるとともに、中空糸膜62の表面への固体の吸着が抑制される。
以上説明した膜分離ユニット2において、膜分離ユニット2の高さを抑えるために、膜モジュール6と散気管46とが上下方向に近接して配置されている。この明細書及び請求の範囲において、「近接」とは、散気管46の上端(又は散気管46の散気口46a)から各膜モジュール6の下端までの高さΔH(図3、参照)が、実質的にゼロである状態、又は、ラック5の下枠52の高さH0に許容値αを加えた大きさ以下である状態を意味する。許容値αは、0以上且つラック5の下枠52の高さH0以下の値であり、より望ましくは、0以上且つラック5の下枠52の高さH0の1/2以下の値である。許容値αには、散気管46の撓み、散気管46の両端を支持する散気ヘッダ41の上端から散気管46の上端(又は散気口46a)までの高さ、及び製造誤差などが含まれている。したがって、「近接」とは、散気管46の上端から各膜モジュール6の下端までの高さΔHが、実質的にゼロである状態(ΔH≒0)、又は、ラック5の下枠52の高さH0の2倍以下である状態(ΔH≦2H0)、より好ましくは、ラック5の下枠52の高さH0の3/2倍以下である状態(ΔH≦3/2H0)を意味する。
本実施形態に係る膜分離ユニット2では、散気ヘッダ41がラック5の下枠52の構成要素とされ、この下枠52に直接的に膜モジュール6が載置されている。つまり、散気ヘッダ41は、散気管46へエアを供給するという本来の機能に加えて、膜モジュール6を支持する支持要素としての機能と、ラック5の剛性を確保するための強度要素としての機能とを併せ備えている。これにより、散気管46の両端を支持する散気ヘッダ41の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHが実質的にゼロとなっており、散気ヘッダ41の上端と散気管46の上端の高さ位置が同じ場合には、散気管46の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHが実質的にゼロとなる。また、散気管46に撓みが生じていたり、散気管46の上端が散気ヘッダ41の上端より低い位置にある場合には、散気管46の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHが、ラック5の下枠52の高さH0に許容値αを加えた大きさ以下となる。そして、上記場合のいずれにおいても、散気管46の上端がラック5の下枠52の高さ範囲(下枠52の下端から上端までの高さ範囲)内に位置している。なお、従来の膜分離ユニット(特許文献1に記載された膜分離装置)では、散気口から膜モジュールの下端までの間に気泡が上昇するための十分な高さが確保されているため、従来の膜分離ユニットの散気口から膜モジュールの下端までの高さは、本実施形態に係る膜分離ユニット2の散気管46の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHと比較して大きい。
本実施形態に係る膜分離ユニット2の膜モジュール6の洗浄効果を評価するために、当該膜分離ユニット2と概略同じ形で散気管46の上端から各膜モジュール6の下端までの高さΔHが300mmである点のみ異なる比較例に係る膜分離ユニットの洗浄効果と比較した。この結果、本実施形態に係る膜分離ユニット2の膜モジュール6の洗浄効果と、比較例に係る膜分離ユニットの膜モジュールの洗浄効果は、ほぼ同程度であることが分かった。即ち、本実施形態に係る膜分離ユニット2によれば、膜モジュール6の洗浄能力を低下させずに、ひいては、膜モジュール6の濾過処理能力を低下させずに、膜分離ユニット2の高さを抑えることが可能であることが分かった。
上記の通り、本実施形態に係る膜分離ユニット2では、膜モジュール6の濾過処理能力を低下させずに、膜分離ユニット2の高さを抑えることができるので、膜分離槽25の水深を従来と比較して浅くすることができる。膜分離槽25の水深が浅くなれば、散気口46aから吐出される気泡にかかる水圧が小さくなるので、より小さい能力のブロワ81を採用することが可能となる。従来の膜分離槽25では、ブロワ81を駆動するためのエネルギーが膜分離槽25の運転エネルギーの大半を占めていることから、ブロワ81を駆動するためのエネルギーを削減することで膜分離槽25の運転エネルギーを効果的に削減することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る膜分離ユニット2について説明する。図7は本発明の第2実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図8は同じく側面図である。図7では、紙面最手前側の脚54を透過して、散気装置4の散気ヘッダ41が紙面手前側に示されている。図9は第2実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5と散気装置4の平面図であり、この図ではラック5のうち柱53と上枠51が省略されている。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
次に、本発明の第2実施形態に係る膜分離ユニット2について説明する。図7は本発明の第2実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図8は同じく側面図である。図7では、紙面最手前側の脚54を透過して、散気装置4の散気ヘッダ41が紙面手前側に示されている。図9は第2実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5と散気装置4の平面図であり、この図ではラック5のうち柱53と上枠51が省略されている。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図7〜図9に示されるように、第2実施形態に係る膜分離ユニット2は、ラック5と、ラック5に固定された散気装置4と、ラック5に収容された複数の膜モジュール6とを備えている。なお、図7及び図8では、ラック5の形態をわかりやすくするために、膜モジュール6が二点鎖線で示されている。膜モジュール6は前述の第1実施形態と同じ態様のものであるので、膜モジュール6についての詳細な説明は省略する。
ラック5は、上枠51と、上枠51と上下に平行に配置された下枠52と、上枠51と下枠52との間を接続する複数の柱53と、下枠52の下部に設けられた複数の脚54とにより概略構成されている。ラック5は、全体として脚付きの略直方体枠状を成している。そして、上枠51、下枠52、及び柱53により形成された略直方体状の空間に複数の膜モジュール6が配置されている。膜モジュール6は、下枠52に載置されている。
散気装置4は、平行に配置された一対の散気ヘッダ41と、多数の散気口46aが設けられた複数の散気管46と、ブロワ81(図1、参照)と、ブロワ81と各散気ヘッダ41とを接続する少なくとも1つの配管などで構成されている。図8に示されるように、一対の散気ヘッダ41と散気管46は、散気ヘッダ41の長手方向と散気管46の長手方向とが略直交するように、梯子状に配置されている。そして、散気管46の一端は一対の散気ヘッダ41のうち一方の散気ヘッダ41に挿入されて固定され、散気管46の他端は一対の散気ヘッダ41のうち他方の散気ヘッダ41に挿入されて固定されている。このようにして、散気管46の内部は各散気ヘッダ41の内部と連通されている。各散気ヘッダ41には、エア供給口47が設けられている。エア供給口47は、少なくとも1つの配管を介してエア供給管82(図1及び2、参照)と接続されている。更に、エア供給管82は、少なくとも1つの配管を介してブロワ81と接続されている。
散気ヘッダ41は、ラック5の下枠52に支持金具49を介して支持されている。支持金具49は、散気ヘッダ41及び散気管46の重量を支持するために十分な数が適宜位置に設けられている。本実施形態に係る支持金具49は、U字ボルトであり、U字ボルトのU字に散気ヘッダ41が挿入されたうえで、当該U字ボルトの上端が下枠52にナットで固定されている。このようにして、散気ヘッダ41及び散気管46は、下枠52に吊り下げられた状態で支持されている。但し、支持金具49は本実施形態に限定されるものではない。
上記構成の膜分離ユニット2では、膜分離ユニット2の高さを抑えるために、膜モジュール6と散気管46とが上下方向に近接して配置されている。具体的には、ラック5において膜モジュール6が載置される部材(下枠52)に散気ヘッダ41が直接的に固定されている。これにより、散気管46の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHが、ラック5の下枠52の高さH0に許容値αを加えた大きさ以下となっている。なお、本実施形態に係る膜分離ユニット2では、前述の第1実施形態に係る膜分離ユニット2と比較して、散気管46の上端から各膜モジュール6の下端までの高さΔHは下枠52の高さH0分だけ構造上大きくなる。しかし、ラック5から散気ヘッダ41及び散気管46が着脱可能となるので、散気ヘッダ41及び散気管46の交換やメンテナンスが容易となる点で有利である。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る膜分離ユニット2について説明する。図10は本発明の第3実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図11は同じく側面図である。図10において、ラック5と架台7は分離された状態で示されている。図12は第3実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5と架台7の斜視図であり、この図ではラック5と架台7の接続部分が示されている。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
次に、本発明の第3実施形態に係る膜分離ユニット2について説明する。図10は本発明の第3実施形態に係る膜分離ユニット2の正面図であり、図11は同じく側面図である。図10において、ラック5と架台7は分離された状態で示されている。図12は第3実施形態に係る膜分離ユニット2のラック5と架台7の斜視図であり、この図ではラック5と架台7の接続部分が示されている。なお、本実施形態の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図10〜図12に示されるように、第3実施形態に係る膜分離ユニット2は、ラック5と、ラック5が載置される架台7と、ラック5に収容された少なくとも1つの膜モジュール6と、架台7に組み込まれた散気装置4と、で構成されている。なお、図10及び図11では、ラック5及び架台7の形態をわかりやすくするために、膜モジュール6が二点鎖線で示されている。膜モジュール6は前述の第1実施形態と同じ態様のものであるので、膜モジュール6についての詳細な説明は省略する。
ラック5は、上枠51と、上枠51と上下に平行に配置された下枠52と、上枠51と下枠52との間を接続する複数の柱53とにより概略構成されている。ラック5は、全体として略直方体枠状を成している。そして、上枠51、下枠52、及び柱53により形成された略直方体状の空間に複数の膜モジュール6が配置されている。膜モジュール6は、下枠52に載置されている。
架台7は、ラック5の下枠52と略平行に配置された支持枠71と、支持枠71の下部に固定された複数の脚72とで概略構成されている。この架台7には、膜モジュール6の下方においてエアを吐出する複数の散気口46aを有する少なくとも1つの散気管46が設けられている。
支持枠71は、平行に配置された一対の散気ヘッダ41と、一対の散気ヘッダ41間に架け渡された複数の接続部材42とにより構成されており、平面視において略矩形状の外形を有している。各散気ヘッダ41には、エア供給口47が設けられている。エア供給口47は、少なくとも1つの配管を介してエア供給管82(図1及び2、参照)と接続されている。更に、エア供給管82は、少なくとも1つの配管を介してブロワ81と接続されている。
支持枠71の一対の散気ヘッダ41間に、少なくとも1つの散気管46が設けられている。各散気管46には、多数の散気口46aが設けられている。一対の散気ヘッダ41と少なくとも1つの散気管46は、散気ヘッダ41の長手方向と散気管46の長手方向とが略直交するように、梯子状に配置されている。そして、散気管46の一端は一対の散気ヘッダ41のうち一方の散気ヘッダ41に挿入されて固定され、散気管46の他端は一対の散気ヘッダ41のうち他方の散気ヘッダ41に挿入されて固定されている。このようにして、散気管46の内部は各散気ヘッダ41の内部と連通されている。以上の構成により、ブロワ81から送給されたエアがエア供給口47を通じて散気ヘッダ41内へ供給され、散気ヘッダ41内のエアが散気管46に設けられた散気口46aから膜分離槽25の混合液内へ放出される。
ラック5の下枠52と、架台7の支持枠71とは、上下に重ね合わせることができるように形状が対応している。そして、架台7の支持枠71上にラック5の下枠52が載置され、支持枠71と下枠52とがボルト等の締結部材により締結されることにより、ラック5と架台7とが連結されている。
上記構成の膜分離ユニット2では、膜分離ユニット2の高さを抑えるために、膜モジュール6と散気管46とが上下方向に近接して配置されている。具体的には、ラック5において膜モジュール6が載置される部材(下枠52)と、架台7に組み込まれた散気ヘッダ41とが、上下に並んで配置されている。これにより、散気管46の上端から膜モジュール6の下端までの高さΔHが、ラック5の下枠52の高さH0に許容値αを加えた大きさ以下となっている。なお、本実施形態に係る膜分離ユニット2では、前述の第1実施形態に係る膜分離ユニット2と比較して、散気管46から各膜モジュール6の下端までの高さΔHは下枠52の高さH0分だけ構造上大きくなる。しかし、ラック5と架台7とが分離可能であるので、膜モジュール6の交換やメンテナンス、並びに、散気ヘッダ41及び散気管46の交換やメンテナンスが容易となる点で有利である。
〔その他の実施形態〕
上記第1〜第3実施形態では、散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略直交しているが、散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略平行であってもよい。散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略平行である場合には、散気ヘッダ41の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略直交する。
上記第1〜第3実施形態では、散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略直交しているが、散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略平行であってもよい。散気管46の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略平行である場合には、散気ヘッダ41の長手方向と複数の膜モジュール6の配列方向とが略直交する。
また、上記第1〜第3実施形態では、膜分離ユニット2は一対の散気ヘッダ41を備えているが、膜分離ユニット2は散気ヘッダ41を少なくとも1つ備えていればよい。膜分離ユニット2が1つの散気ヘッダ41を備える場合には、散気ヘッダ41と平行に延びる構造部材を設け、当該構造部材と散気ヘッダ41との間に散気管46が設けることができる。或いは、散気管46を2列に配列し、2列の散気管46の間に散気ヘッダ41を設けることができる。
以上の通り、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明したが、当業者であれば本件明細書を見て自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。したがって、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
2 膜分離ユニット(膜分離装置)
4 散気装置
41 散気ヘッダ
42 接続部材
46 散気管
46a 散気口
47 エア供給口
5 ラック
51 上枠
52 下枠
53 柱
54 脚
6 膜モジュール
7 架台
71 支持枠
72 脚
49 支持金具
4 散気装置
41 散気ヘッダ
42 接続部材
46 散気管
46a 散気口
47 エア供給口
5 ラック
51 上枠
52 下枠
53 柱
54 脚
6 膜モジュール
7 架台
71 支持枠
72 脚
49 支持金具
Claims (7)
- ラックと、
前記ラックに収容された少なくとも1つの浸漬式膜モジュールと、
前記膜モジュールの下方においてエアを吐出する複数の散気口を有し、前記膜モジュールと上下方向に近接して配置された散気管とを備えている、膜分離装置。 - 前記ラックが、上枠と、前記膜モジュールが載置された下枠と、前記上枠と前記下枠との間を接続する複数の柱とを有し、
前記散気管の上端が前記ラックの前記下枠の高さ範囲内に位置している、請求項1に記載の膜分離装置。 - 前記ラックの前記下枠が、前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを含んでいる、請求項2に記載の膜分離装置。
- 前記ラックが、前記下枠の下部に設けられた複数の脚を有している、請求項2又は3に記載の膜分離装置。
- 前記ラックが、上枠と、前記膜モジュールが載置された下枠と、前記上枠と前記下枠との間を接続する複数の柱とを有し、
前記散気管が前記ラックの前記下枠に支持されている、請求項1に記載の膜分離装置。 - 前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを更に備え、
前記散気ヘッダが前記下枠に固定されている、請求項5に記載の膜分離装置。 - 前記ラックが載置される架台を更に備え、
前記架台が、前記散気管と接続され当該散気管へエアを供給する少なくとも1つの散気ヘッダを含む支持枠と、前記支持枠の下部に設けられた複数の脚とを有している、請求項1に記載の膜分離装置。
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