JPWO2015087715A1 - 血管用マルチクランプ - Google Patents

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Abstract

血管を容易に縫合する血管用マルチクランプを提供する。血管用マルチクランプ(10)は、一対の挟持片(11a,11b)がバネ部(12)に連続して形成され、一対の把持部(13a,13b)がバネ部(12)を挟んで両側に回転自在に取り付けられ、血管(40)が周方向へねじれるようにクランプ本体(20)を回転させたときに、一対の把持部(13a,13b)の少なくとも一方を回転させることにより、クランプ本体(20)を回転させた姿勢で支持される。

Description

本発明は、血管用マルチクランプに関し、特にクランプ本体を支持する対策に係るものである。
従来より、血管の吻合手術に用いられる血管用マルチクランプ(以下、単にマルチクランプとも言う。)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このマルチクランプは、複数のクランプ本体とクランプ接続棒とを備えている。
クランプ本体は、1本の棒状の弾性体を折り曲げて形成されている。クランプ本体は、その中央部にコイル状に巻かれたバネ部を有している。また、クランプ本体は、バネ部から延びる一対の挟持片と、バネ部から挟持片の反対側へ延びる一対の把持片とを有している。
クランプ本体は、一方の挟持片がバネ部を介して一方の把持片に連続し、他方の挟持片がバネ部を介して他方の把持片に連続している。一対の把持片を閉じると一対の挟持片が開き、一対の把持片を開くと一対の挟持片が閉じるように構成されている。クランプ本体は、バネ部の付勢力によって一対の挟持片が閉じた状態になっている。
また、2つのクランプ本体のコイル状のバネ部の中空部分に上述のクランプ接続棒が挿入されている。各クランプ本体は、クランプ接続棒を中心として回転方向、及びクランプ接続棒に沿う方向へ摺動自在に支持されている。
血管の吻合手術を行う場合には、まず、吻合させようとする各血管の端部近傍を各クランプ本体の挟持片で挟む。次に、上述のクランプ接続棒に沿ってクランプ本体同士が近づくように移動させて各血管の端部同士を隣接させる。その後、隣接した血管の端部同士を全周に亘って糸で縫い合わせる。ここで、その縫合手順について、以下に説明する。
まず、図13(a)に示すように、施術者から見て血管(101)の前側と後側の壁の両方の境目に支持糸(102)をかける。この状態から、図13(b)に示すように、血管(101)の前壁(103)の支持糸(102)と支持糸(102)との間を縫い合わせる。図13(b)の状態から、クランプ本体(110)を血管(101)又は血管(101)近傍を中心として180°回転させて血管(101)をねじり、図13(c)に示すように、血管(101)の後壁(104)を血管(101)の前側へ回転移動させた後に、図13(d)に示すように、血管(101)の後壁(104)の支持糸(102)と支持糸(102)との間を縫い合わせる。
特表2006−517831号公報
しかしながら、従来のマルチクランプの場合、クランプ本体を血管又は血管近傍を中心として回転させたときに、そのクランプ本体を傾けた状態で支持することができないので、施術者から見て血管の前壁と後壁との境目付近の縫合がやりにくいという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、血管を全周に亘って容易に縫合することが可能な血管用マルチクランプを提供することにある。
本発明の血管用マルチクランプは、開閉可能に構成されて閉じたときに血管(40)を挟む一対の挟持片(11a,11b)と、前記一対の挟持片(11a,11b)を閉じた状態で付勢するバネ部(12)と、開閉可能に構成されて閉じたときに前記バネ部(12)を収縮させて前記一対の挟持片(11a,11b)を開いた状態にさせる一対の把持部(13a,13b)とを有する複数のクランプ本体(20)と、前記複数のクランプ本体(20)を前記血管(40)の長さ方向に沿って並ぶように接続させるクランプ接続部材(30,31)とを備え、前記一対の挟持片(11a,11b)が、前記バネ部(12)から連続して形成され、前記一対の把持部(13a,13b)が、前記バネ部(12)を挟んで両側に回転自在に取り付けられ、前記血管(40)が周方向へねじれるように前記クランプ本体(20)を回転させたときに、前記一対の把持部(13a,13b)の少なくとも一方を回転させることにより、前記クランプ本体(20)を回転させた姿勢で支持するように構成されている。
また、本発明の血管用マルチクランプのクランプ接続部材(30,31)は、前記血管(40)の長さ方向に向かい合う一方の前記把持部(13a)同士を接続するのが好ましい。
また、本発明の血管用マルチクランプは、前記クランプ接続部材(31)が棒体を多角形状に折り曲げて形成されているのが好ましい。
本発明によれば、血管を挟んだ状態のクランプ本体の回転動作に応じて一対の把持部の少なくとも一方を回転させることによって、クランプ本体を回転させた姿勢のままで支持することができる。このように、クランプ本体を傾けた姿勢で支持することが可能となるので、従来のマルチクランプでは難しかった血管の前壁と後壁との境目付近の縫合も容易に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る血管用マルチクランプの全体図を示し、(a)が平面図であり、(b)が側面図である。 図2は、血管用マルチクランプのクランプ本体の動作を示す図であり、(a)が一対の挟持体が開いた状態を示す図であり、(b)が一対の挟持体が閉じて血管を挟んだ状態を示す図である。 図3は、クランプ本体をクランプ接続棒に沿って移動させた後の血管用マルチクランプの状態を示す図である。 図4は、血管の第1領域から第4領域の位置を示す図である。 図5は、クランプ本体と施術者の視線との関係を示す側面図である。 図6は、図5の位置から回転させたクランプ本体と施術者の視線との関係を示す側面図である。 図7は、図6のA矢視図である。 図8は、図6の位置から回転させたクランプ本体と施術者の視線との関係を示す側面図である。 図9は、図8の位置から回転させたクランプ本体と施術者の視線との関係を示す側面図である。 図10は、図9の位置から回転させたクランプ本体と施術者の視線との関係を示す側面図である。 図11は、一実施形態の変形例に係る血管用マルチクランプの平面図である。 図12は、変形例の血管用マルチクランプの側面図である。 図13は、従来の血管用マルチクランプを用いた血管の縫合方法を示した図であり、(a)は血管に支持糸をかけた状態を示し、(b)は血管の前壁を縫合した状態を示し、(c)はマルチクランプを180°回転させた状態を示し、(d)は血管の後壁を縫合した状態を示す。
以下、本発明の一実施形態に係るマルチクランプ(10)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は例示であり、本発明が一実施形態に限定されるものではない。
マルチクランプ(10)は、図1に示すように、2つのクランプ本体(20)と、クランプ接続部材としてのクランプ接続棒(30)とを備えている。クランプ本体(20)は、バネ部(12)と一対の挟持片(11a,11b)と一対の把持部(13a,13b)とを備えている。
クランプ本体(20)のバネ部(12)は、板状の弾性体が略二等辺三角形状に折り曲げられ且つバネ部(12)の両端が前述の二等辺三角形の頂角に相当する部分に位置するように形成されている。また、バネ部(12)は、その二等辺三角形の底辺に相当する部分の一部が内側へ折り曲げられている。尚、バネ部(12)は、板状の弾性体を略二等辺三角形状に折り曲げて形成したものに限定されず、例えば、棒状の弾性体をコイル状に巻くように曲げて形成したものであってもよい。
クランプ本体(20)の一対の挟持片(11a,11b)は、バネ部(12)と同じ板状の弾性体で形成され、バネ部(12)の両端から連続して延びている。一対の挟持片(11a,11b)は、バネ部(12)の付勢力によって閉じられた状態になっている。
クランプ本体(20)の一対の把持部(13a,13b)は、把持片(14a,14b)と把持支持棒(15)とをそれぞれ備えている。把持片(14a,14b)は、把持支持棒(15)の一端に固定されている。把持支持棒(15)の他端は、バネ部(12)の二等辺三角形の等辺に相当する部分に回転自在に取り付けられている。上述のバネ部(12)を挟んで両側に把持部(13a,13b)が配置されている。クランプ本体(20)は、図2(a)に示すように、一対の把持部(13a,13b)を閉じたときにバネ部(12)が収縮して一対の挟持片(11a,11b)が開くように構成されている。また、クランプ本体(20)は、図2(b)に示すように、一対の把持部(13a,13b)から手を離すと、バネ部(12)が元の形状に伸長して一対の挟持片(11a,11b)が閉じて血管(40)を挟むように構成されている。
マルチクランプ(10)のクランプ接続棒(30)は、2つのクランプ本体(20)を血管(40)の長さ方向へ摺動自在に接続するものである。このクランプ接続棒(30)は、一対の把持部(13a,13b)のうち血管(40)の長さ方向に向かい合う一方の把持部(13a)に取り付けられている。一実施形態では、図1(b)の下側の把持部(13a)の把持片(14a)に取り付けられている。
血管(40)を挟んだ状態のクランプ本体(20)同士をクランプ接続棒(30)に沿って移動させることにより、図3に示すように、血管(40)の端部同士を縫合できる位置まで容易に近づけることができる。
また、一実施形態のマルチクランプ(10)は、一対の把持部(13a,13b)をクランプ本体(20)の支持部材としても用いることができるように構成されている。
ここで、図4に示すように、クランプ本体(20)の挟持片(11a,11b)に挟まれて扁平状となった血管(40)を水平面に置いて真上から見たときに、その正面側の領域が血管(40)の第1領域(41)、その背面側の領域が血管(40)の第3領域(43)、第1領域と第2領域に挟まれた図4の右側の領域が血管(40)の第2領域(42)、第1領域と第2領域に挟まれた図4の左側の領域が血管(40)の第4領域(44)である。従来のマルチクランプにおいて血管の前壁と後壁との境目付近の縫合がやりにくいことを述べたが、その境目付近とは、一実施形態では、血管(40)の第2領域(42)と第4領域(44)に相当する。
図5に示すマルチクランプ(10)は、一方の挟持片(11a)の先端とクランプ接続棒(30)のある側の把持部(13a)との2点でクランプ本体(20)が支持されている。図5に示すように、施術者(50)は、血管(40)の第1領域(41)と第4領域(44)とを容易に視認することができ、これらの部分を容易に縫合することができる。
図6は、クランプ本体(20)を図5の位置から時計回りに所定の角度だけ回転させた状態のマルチクランプ(10)を示している。図5に示すように、クランプ接続棒(30)のある側の把持部(13a)が図5に示す位置から反時計回りに所定の角度だけ回転することにより、この把持部(13a)によってクランプ本体(20)が斜め姿勢で支持されている。図6に示すように、施術者(50)は、図5の場合に比べて、血管(40)の第4領域(44)をさらに容易に視認することができ、この部分を確実に縫合することができる。
ここで、図6に示すマルチクランプ(10)は、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)を時計回りに回転させて、把持部(13b)の把持片(14b)がクランプ本体(20)の挟持片(11b)に接触させるようにしている。これにより、図7に示すように、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)が施術の邪魔をすることがなく、十分な施術スペースを確保することができる。また、挟持片(11a,11b)及び把持片(14a,14b)において、血管(40)の長さ方向に沿う幅の寸法が同じ(図7のL)に設定されているので、
把持部(13b)の把持片(14b)と挟持片(11b)とが当接するまで把持部(13b)を時計回りに回転させたとしても、把持片(14b)が挟持片(11b)の幅方向へはみ出すことがなく、把持片(14b)によって血管(40)の縫合作業のスペースが狭くなることがない。尚、把持片(14a,14b)の幅は、挟持片(11a,11b)の幅より短くてもよい。この場合であっても、血管(40)の縫合作業のスペースが狭くなることがない。
図8は、クランプ本体(20)を図6の位置からさらに時計回りに所定の角度だけ回転させた状態のマルチクランプ(10)を示している。図8に示すように、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)が図6に示す位置から反時計回りに所定の角度だけ回転することにより、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)によってクランプ本体(20)が斜め姿勢で支持されている。図8に示すように、施術者(50)は、図5の場合では視認できなかった血管(40)の第3領域(43)を容易に視認することができ、この部分を確実に縫合することができる。
ここで、図8に示すマルチクランプ(10)は、クランプ接続棒(30)のある側の把持部(13a)を反時計回りに回転させることにより、クランプ接続棒(30)が血管(40)の第3領域の縫合作業の邪魔にならないようにしている。
図9は、クランプ本体(20)を図8の位置からさらに時計回りに所定の角度だけ回転させた状態のマルチクランプ(10)を示している。図9に示すように、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)が図8に示す位置からさらに反時計回りに所定の角度だけ回転することにより、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)によってクランプ本体(20)が斜め姿勢で支持されている。図9に示すように、施術者(50)は、血管(40)の第3領域(43)だけでなく、図5の場合では視認できなかった血管(40)の第2領域(42)も視認することができ、この部分の縫合が可能になる。
図10は、クランプ本体(20)を図9の位置からさらに時計回りに所定の角度だけ回転させた状態のマルチクランプ(10)を示している。図10に示すように、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)が図9に示す位置からさらに反時計回りに所定の角度だけ回転することにより、クランプ接続棒(30)のない側の把持部(13b)によってクランプ本体(20)が斜め姿勢で支持されている。図10に示すように、施術者(50)は、図5の場合では視認できなかった血管(40)の第2領域(42)を確実に視認することができ、この部分の縫合を容易に行うことができる。
このように、血管(40)を挟んだ状態のクランプ本体(20)の回転動作に応じて一対の把持部(13a,13b)の開き具合を調整することによって、血管(40)回りに回転させた状態のクランプ本体(20)をその姿勢のまま支持することができる。これにより、クランプ本体(20)を傾けた姿勢で支持することが可能となるので、従来のマルチクランプでは難しかった血管(40)の第2領域(42)と第4領域(44)の縫合も容易に行うことができる。
(一実施形態の変形例)
一実施形態の変形例のマルチクランプ(11)では、クランプ接続部材(30)が一方向へ延びた棒状のものであったが、これに限定されず、例えば、図11に示すように、四角形状の枠体(31)であってもよい。この場合において、クランプ本体(20)は、枠体(31)の一辺に取り付けられている。クランプ本体(20)は、枠体(31)の一辺の長さ方向へ相対的に移動自在であるだけでなく、枠体(31)の一辺の軸回りに相対的に回転自在である。こうすると、クランプ本体(20)の回転角度に伴って、枠体(31)が取り付けられた方の把持部(13a)が体内面(60)から離れた場合であっても、図12に示すように、枠体(31)が体内面(60)に接するまでクランプ本体(20)の把持部(13a)を中心として枠体(31)を回転させることによって、クランプ本体(20)を支持させることが可能となる。尚、折り曲げ形状は、四角形に限定されず、多角形状のもの、例えば三角形状のものであってもよい。
(その他の実施例)
一実施形態のマルチクランプ(10)は、クランプ本体(20)が2つであったが、これに限定されず、クランプ本体(20)が3つ以上であってもよい。この場合であっても、一実施形態のマルチクランプ(10)と同様の効果を得ることができる。
以上、説明したように、本発明は、血管用マルチクランプに関し、特にクランプ本体を支持する対策について有用である。
10 血管用マルチクランプ
11a、11b 挟持片
12 バネ部
13a、13b 把持部
14a、14b 把持片
15 把持支持棒
20 クランプ本体
30 クランプ接続棒(クランプ接続部材)
40 血管
41 血管の第1領域
42 血管の第2領域
43 血管の第3領域
44 血管の第4領域
50 施術者

Claims (3)

  1. 開閉可能に構成されて閉じたときに血管(40)を挟む一対の挟持片(11a,11b)と、前記一対の挟持片(11a,11b)を閉じた状態で付勢するバネ部(12)と、開閉可能に構成されて閉じたときに前記バネ部(12)を収縮させて前記一対の挟持片(11a,11b)を開いた状態にさせる一対の把持部(13a,13b)とを有する複数のクランプ本体(20)と、
    前記複数のクランプ本体(20)を前記血管(40)の長さ方向に沿って並ぶように接続させるクランプ接続部材(30)とを備え、
    前記一対の挟持片(11a,11b)が、前記バネ部(12)から連続して形成され、
    前記一対の把持部(13a,13b)が、前記バネ部(12)を挟んで両側に回転自在に取り付けられ、
    前記血管(40)が周方向へねじれるように前記クランプ本体(20)を回転させたときに、前記一対の把持部(13a,13b)の少なくとも一方を回転させることにより、前記クランプ本体(20)を回転させた姿勢で支持するように構成されていることを特徴とする血管用マルチクランプ。
  2. 前記クランプ接続部材(30)は、前記血管(40)の長さ方向に向かい合う一方の前記把持部(13a)同士を接続することを特徴とする、請求項1に記載の血管用マルチクランプ。
  3. 前記クランプ接続部材(30)は、多角形状の枠体(31)を有し、
    前記複数のクランプ本体(20)は、前記枠体(31)の一辺に取り付けられるとともに前記枠体の一辺の長さ方向へ相対的に移動自在であり且つ前記枠体の一辺の軸回りに相対的に回転自在であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の血管用マルチクランプ。
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