JPWO2015060191A1 - 基地局及びプロセッサ - Google Patents
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Abstract
本発明に係る基地局は、セルを管理する基地局であって、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能な制御部を備える。前記制御部は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記所定情報を前記第1の送信電力で送信する代わりに、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行う。
Description
本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局及びプロセッサに関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、基地局の消費電力を削減するエナジーセービング技術が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。例えば、通信トラフィックの少ない夜間などにおいて、基地局のセルの運用を停止することにより、基地局の消費電力を削減できる。
3GPP技術報告書 「TR 36.927 V11.0.0」 2012年9月
しかしながら、基地局が管理するセルの運用を停止させることにより、基地局の消費電力を削減できるものの、当該セルと接続していたユーザ端末は、当該セルと通信不能となるため、当該ユーザ端末の通信品質が低下する虞がある。
そこで、本発明は、通信品質の低下を抑制しつつ、基地局の省電力化を実現可能にすることを目的とする。
一実施形態に係る基地局は、セルを管理する基地局であって、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能な制御部を備える。前記制御部は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記所定情報を前記第1の送信電力で送信する代わりに、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行う。
実施形態に係る基地局は、セルを管理する基地局であって、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能な制御部を備える。前記制御部は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記所定情報を前記第1の送信電力で送信する代わりに、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行う。
実施形態において、前記未割当リソースの量に応じて、前記第2の送信電力の値を決定する。
実施形態において、前記制御部は、前記冗長送信制御として、前記所定情報を重複して送信する制御、又は、誤り訂正符号を用いて、前記第1の送信電力で送信される前記所定情報よりも冗長度を上げた前記所定情報を送信する制御を行う。
その他実施形態において、前記制御部は、前記所定情報の送信のために前記ユーザ端末に予め割り当てられた無線リソースと、前記未割当リソースのうち前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースとが1つのサブフレーム内に位置する場合、前記冗長送信制御として、MCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信する制御を行う。
実施形態において、前記制御部は、前記冗長送信を開始する前に、前記冗長送信制御によって冗長送信される前記所定情報を前記ユーザ端末が複合受信及び/又は復号するために用いられる冗長送信情報を、前記ユーザ端末に送信する制御を行う。
実施形態において、前記冗長送信情報は、前記冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は前記未割当リソースの中から前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースを示す情報を含む。
実施形態において、前記制御部は、下りリンクのチャネル推定のための参照信号を、前記冗長送信制御を行っていない場合の送信電力よりも低い第3の送信電力で送信する。前記制御部は、前記第3の送信電力で送信された前記参照信号に基づくチャンネル品質情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記チャンネル品質情報とともに、前記第3の送信電力に基づいて、前記冗長送信制御のためのMCSを決定する。
実施形態において、前記制御部は、前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末が前記セルと接続する場合、前記基地局から前記複数のユーザ端末のそれぞれへの各パスロスに応じて、前記複数のユーザ端末を複数のグループに分ける。前記制御部は、前記複数のグループのそれぞれにおける前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を決定する。
実施形態において、前記制御部は、前記セルとの接続を開始するユーザ端末の数及び/又は前記基地局との通信を終了するユーザ端末の数が閾値を超えた場合に、前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を新たに決定する。
実施形態に係るプロセッサは、セルを管理する基地局に備えられるプロセッサであって、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能な制御部を備える。前記制御部は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記所定情報を前記第1の送信電力で送信する代わりに、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を実行する。
[実施形態]
(LTEシステム)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。
(LTEシステム)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。
図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
UE100は、移動型の無線通信装置であり、接続を確立したセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。eNB200は、セルを管理しており、セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。
なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300と、OAM400(Operation and Maintenance)と)を含む。また、EPC20は、コアネットワークに相当する。
MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワークノードであり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワークノードであり、交換局に相当する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
OAM400は、オペレータによって管理されるサーバ装置であり、E−UTRAN10の保守及び監視を行う。
次に、UE100及びeNB200の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。
UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ101は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。
GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。
バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。
プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201と、無線送受信機210と、ネットワークインターフェイス220と、メモリ230と、プロセッサ240と、を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。なお、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ240’としてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ201は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240によって実行されるプログラムと、プロセッサ240による処理に使用される情報と、を記憶する。
プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
本実施形態において、制御部は、通常の送信電力(第1の送信電力)で所定情報をUE100に送信する制御が可能である。また、制御部は、通常の送信電力よりも低い低送信電力(第2の送信電力)で所定情報をUE100に冗長送信する冗長送信制御が可能である。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。
図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。物理レイヤは、物理チャネルを用いて上位レイヤに伝送サービスを提供する。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式など)、及び割り当てリソースブロックを決定するMACスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ使用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各シンボルの先頭には、サイクリックプレフィックス(CP)と呼ばれるガード区間が設けられる。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルにより構成される無線リソース単位はリソースエレメント(RE)と称される。
UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主に物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。さらに、各サブフレームには、セル固有参照信号(CRS)が分散して配置される。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主に物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。さらに、各サブフレームには、復調参照信号(DMRS)及びサウンディング参照信号(SRS)が配置される。
(実施形態に係る動作)
(1)動作概要
次に、本実施形態に係る移動通信システムの動作概要について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る移動通信システムの動作概要を説明するための説明図である。具体的には、図6(A)は、eNB200が、通常の制御によって、ユーザデータを送信するケースを示す説明図である。図6(B)は、eNB200が、冗長送信制御によって、ユーザデータを送信するケースを示す説明図である。
(1)動作概要
次に、本実施形態に係る移動通信システムの動作概要について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る移動通信システムの動作概要を説明するための説明図である。具体的には、図6(A)は、eNB200が、通常の制御によって、ユーザデータを送信するケースを示す説明図である。図6(B)は、eNB200が、冗長送信制御によって、ユーザデータを送信するケースを示す説明図である。
まず、eNB200が、通常の制御によって、ユーザデータを送信するケースを説明する。
図6(A)に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、UE100−1、UE100−2、UE100−3、eNB200を有する。eNB200は、セルを管理しており、各UE100(UE100−1、UE100−2及びUE100−3)は、当該セルに接続している。従って、各UE100は、接続状態(RRC接続状態)である。UE100−1は、セルの中心側に位置しており、UE100−3は、セルの端部に位置しており、UE100−2は、UE100−1とUE100−2との間に位置している。
eNB200は、通常の制御を行っている場合、セルと接続する各UE100にユーザデータを送信する(図6(A)参照)。
この場合、eNB200は、各UE100に割り当てた無線リソースを用いて、通常の送信電力で、ユーザデータを送信する。本実施形態において、通常の送信電力とは、予め固定された送信電力であり、オペレータがeNB200のセルを設計する際に定めた送信電力である。
次に、eNB200が冗長送信制御によって、ユーザデータを送信するケースを説明する。
eNB200は、冗長送信制御を行っている場合、通常の送信電力よりも低い送信電力(低送信電力)で各UE100にユーザデータを冗長送信する(図6(B)参照)。eNB200は、通常の送信電力で送信する場合に割り当てる無線リソースだけでなく、余剰の無線リソース(後述の未割当リソース)も用いて、ユーザデータを冗長送信する。
例えば、eNB200は、通常の送信電力の1/3の送信電力で、各UE100にユーザデータを送信する。その代わりに、eNB200は、eNB200から離れたUE100−2及びUE100−3に対して、余剰の無線リソースを用いてユーザデータを送信する。例えば、eNB200は、UE100−2に対してユーザデータを2重送信し、UE100−2に対してユーザデータを3重送信する。一方、eNB200は、eNB200に近いUE100−1に対して、通常の送信に用いられる無線リソースのみを用いて、ユーザデータを送信してもよい。
UE100−2及びUE100−3は、ユーザデータが低送信電力で送信されている場合であっても、重複送信されたユーザデータをダイバーシティ合成することによって、ユーザデータを復号できる。
eNB200は、ダイバーシティ利得に相当する電力を低下させて、各UE100にユーザデータを送信する。例えば、ユーザデータを2重送信する場合、3dBのダイバーシティ利得に相当して、1/2の送信電力で送信する。
なお、eNB200は、重複送信ではなく、余剰の無線リソースを用いて、通常の送信よりも誤り訂正能力の高いユーザデータの送信を行ってもよい。各UE100は、ユーザデータが低送信電力で送信されている場合であっても、誤り訂正処理を行うことによって、ユーザデータを復号できる。
(2)動作シーケンス
次に、本実施形態に係るeNB200の動作シーケンスについて、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るeNB200の動作の一例を説明するための説明図である。
次に、本実施形態に係るeNB200の動作シーケンスについて、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るeNB200の動作の一例を説明するための説明図である。
以下において、説明を簡略化するために、上述のUE100−1及びUE100−3のみがセルと接続していると仮定して説明を進める。
図7に示すように、ステップS101において、eNB200は、ユーザデータの送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量が閾値を超えているか否かを判定する。eNB200は、ユーザデータを送信するために無線リソースを割り当てるスケジューリングを行った後に、上述の判定を行う。なお、eNB200は、セミパーシステントスケジューリングによって、半固定的に無線リソースが割り当てられている場合に、上述の判定を行ってもよい。
まず、eNB200は、ユーザデータの送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量を算出する。未割当リソースは、所定の範囲(例えば、5ms単位)内における未割り当ての無線リソースであってもよい。
次に、eNB200は、算出した未割当リソースの量と閾値とを比較する。閾値は、固定値であってもよいし、セルと接続するUE100の数などに応じて変動する値であってもよい。
eNB200は、未割当リソースの量が閾値を超えていないと判定した場合(「NO」の場合)、ステップS101の処理を繰り返す。一方、eNB200は、未割当リソースの量が閾値を超えていると判定した場合(「YES」の場合)、ステップS102の処理を実行する。
なお、eNB200は、全体の無線リソース(割当済みリソースと未割当リソースとの合計)に対する未割当リソースの割合(未割当リソース/全無線リソース)を算出して、未割当リソースの量の代わりに、未割当リソースの割合と閾値とを比較してもよい。
ステップS102において、eNB200は、eNB200からUE100へのパスロスを推定する。eNB200は、例えば、以下の(a)又は(b)の方法を用いてパスロスを推定する。
(a)受信電力
eNB200は、eNB200から送信される信号の送信電力とUE100が受信する当該信号の受信電力との差から、UE100のパスロスを算出(推定)する。或いは、UE100が送信する信号の送信電力とeNB200が受信する当該信号の受信電力との差から、UE100のパスロスを算出(推定)する。
eNB200は、eNB200から送信される信号の送信電力とUE100が受信する当該信号の受信電力との差から、UE100のパスロスを算出(推定)する。或いは、UE100が送信する信号の送信電力とeNB200が受信する当該信号の受信電力との差から、UE100のパスロスを算出(推定)する。
(b)位置情報
まず、eNB200は、UE100の位置情報を取得する。eNB200は、位置情報をUE100から受信してもよいし、ネットワークへの問い合わせによって位置情報を取得してもよい。eNB200は、位置情報によって、UE100の位置を特定する。
まず、eNB200は、UE100の位置情報を取得する。eNB200は、位置情報をUE100から受信してもよいし、ネットワークへの問い合わせによって位置情報を取得してもよい。eNB200は、位置情報によって、UE100の位置を特定する。
次に、eNB200は、eNB200の位置とUE100との位置とに基づいて、eNB200とUE100との間の距離を算出する。eNB200は、算出した距離に応じてパスロスを推定する。
なお、eNB200は、上りリンクにおける送信タイミングの調整に使用されるUE100のタイミングアドバンス(TA)から伝搬遅延時間を算出し、算出した伝搬遅延時間とUE100からの上りリンク信号の伝搬速度とによって、eNB200とUE100との間の距離を算出してもよい。
eNB200は、ステップS102において、各UE100のパスロスを推定した後、ステップS103の処理を行う。
ステップS103において、eNB200は、冗長送信制御の方法を決定する。eNB200は、例えば、以下の(a)又は(b)の少なくともいずれかによって冗長送信制御を行うことを決定する。
(a)重複送信による冗長送信
eNB200は、ユーザデータを重複して送信することによって、冗長送信を行う。例えば、eNB200は、ユーザデータの通常の送信に加えて、後述する重複数Nに応じてユーザデータを送信する。この場合、eNB200は、ユーザデータの送信の度に冗長バージョン(RV)を更新してもよい。また、eNB200は、新規データインジケータ(NDI)を更新(反転)しないことによって、2回目以降のユーザデータの送信をユーザデータの再送として扱ってもよい。
eNB200は、ユーザデータを重複して送信することによって、冗長送信を行う。例えば、eNB200は、ユーザデータの通常の送信に加えて、後述する重複数Nに応じてユーザデータを送信する。この場合、eNB200は、ユーザデータの送信の度に冗長バージョン(RV)を更新してもよい。また、eNB200は、新規データインジケータ(NDI)を更新(反転)しないことによって、2回目以降のユーザデータの送信をユーザデータの再送として扱ってもよい。
また、eNB200は、新規のユーザデータを送信するように、1度送信したユーザデータ(レプリカデータ)を送信してもよい。
(b)MCSの調整による冗長送信
eNB200は、MCS(Modulation and Coding Scheme)に対応付けられた値を低下させて、変調方式及び/又は符号化率を変更させたユーザデータを送信することによって、冗長送信を行う。
eNB200は、MCS(Modulation and Coding Scheme)に対応付けられた値を低下させて、変調方式及び/又は符号化率を変更させたユーザデータを送信することによって、冗長送信を行う。
例えば、eNB200は、通常の送信における変調方式が16QAMである場合に、冗長送信における変調方式がQPSKとなるように、MCSに対応付けられた値を決定する。
また、eNB200は、UE100から報告されたCQIから求められたE−SINR(Effective SINR)に補正値を加えることによって算出されたE−SINRに応じて、MCSに対応付けられた値を決定してもよい。ここで、補正値は、算出されたE−SINRが、CQIから求められたE−SINRよりも通信品質が低くなるような値(例えば、−3dB)である。
また、符号化率の変更する場合、eNB200は、誤り訂正符号を用いて、通常の送信電力で送信されるユーザデータよりも冗長度を上げたユーザデータを送信できる。具体的には、eNB200は、以下の方法によって、誤り訂正符号を用いて冗長送信を行うことができる。
第1に、eNB200は、ユーザデータの生データに対して、通常の送信に用いられる誤り訂正符号よりも、誤り訂正能力の高い誤り訂正符号を用いることによって、冗長送信を行う。
例えば、eNB200は、通常、符号化率が1/3のターボ符号を掛けたユーザデータを所定量の無線リソースを用いて送信していたと仮定する。eNB200は、冗長送信する場合には、符号化率が1/6のターボ符号を掛けたユーザデータを所定量の2倍の無線リソースを用いて送信する。
また、eNB200は、符号化率を低くすることによって、冗長送信するだけでなく、通常の送信と冗長送信とで誤り訂正符号の種類を変えることによって、冗長送信してもよい。
第2に、eNB200は、誤り訂正符号が予め掛けられたユーザデータに対して、誤り訂正符号をさらに掛けることによって、冗長送信を行う。
例えば、eNB200は、通常の送信において用いられる誤り訂正符号が掛けられたユーザデータに対して、誤り訂正符号をさらに掛けることによって、冗長送信を行う。
本実施形態において、eNB200は、重複送信による冗長送信を行うと決定したと仮定して説明を進める。
ステップS104において、eNB200は、冗長送信に用いられるリソースの量が、未割当リソースの量の範囲内に収まるように、冗長送信の対象となるUE100及び重複数Nを決定する。ここで、重複数Nは、ユーザデータを重複して送信できる数を示す。
eNB200は、セルに接続する複数のUE100(UE100−1及びUE100−2)の各パスロスに応じて、複数のUE100を複数のグループに分ける。例えば、eNB200は、複数のUE100を2個のグループに分ける場合、以下の式(1)を満たすパスロスのUE100を第1のグループ(G1)に分類し、以下の式(2)を満たすパスロスのUE100を第2のグループ(G2)に分類する。
L < Lmax/N ・・・ 式(1)
L ≧ Lmax/N ・・・ 式(2)
L:UE100のパスロス/Lmax:最大パスロス/N:重複数
L ≧ Lmax/N ・・・ 式(2)
L:UE100のパスロス/Lmax:最大パスロス/N:重複数
なお、Lmaxは、例えば、セル端に位置するUE100のパスロスに等しい。UE100のパスロスがデシベル(dB)表記である場合、以下の式(1)’及び式(2)’により、UE100は、2つのグループに分類される。
L < Lmax−10ln(N) ・・・ 式(1)’
L ≧ Lmax−10ln(N) ・・・ 式(2)’
L ≧ Lmax−10ln(N) ・・・ 式(2)’
eNB200は、重複数Nを仮に決定して(例えば、3と仮に決定)、各UE100を2つのグループに分類する。eNB200は、複数のUE100を分類した後、各グループのUE100の数を記憶する。
本実施形態では、eNB200が、UE100−1を第1のグループG1に分類し、UE100−3を第2のグループG2に分類したと仮定する。さらに、eNB200が、第1のグループG1に属するUE100(すなわち、UE100−1)に対して、冗長送信を行わず、第2のグループG2に属するUE100(すなわち、UE100−3)に対して、重複送信による冗長送信を行うと決定したと仮定して説明を進める。
次に、eNB200は、仮に決定した重複数N(すなわち、3)が、例えば、以下の式(3)を満たすか否かを判定する。
N:重複数/ρ:マージン係数(例えば、0<ρ<1)/R:未割当リソースの量/M:第2のグループに属するUE100の数/ri:第2グループのi番目のUE100に予め割り当てられている無線リソースの量
eNB200は、重複数Nが、式(3)を満たした場合、冗長送信に用いられるリソースの量が、未割当リソースの量の範囲内に収まると判定し、仮に決定した重複数Nを正式な重複数Nと決定する。一方、eNB200は、重複数Nが、式(3)を満たさない場合、重複数Nを変更して、式(1)及び式(2)を用いてUE100を新たなグループに分類し直した後、式(3)を満たすか否かを判定する。eNB200は、式(3)を満たす正式な重複数Nが決定するまで繰り返す。
ステップS105において、eNB200は、決定した重複数Nが2以上であるか否かを判定する。eNB200は、重複数Nが2以上である場合、ステップS107の処理を実行する。一方、eNB200は、重複数Nが2未満である場合、ステップS106の処理を実行する。
ステップS106において、eNB200は、各UE100に割り当て済みの無線リソースである割当済みリソースの量が減少したか否かを判定する。eNB200は、割当済みリソースの量が減少したと判定した場合(「YES」の場合)、ステップS104の処理を実行する。一方、eNB200は、割当済みリソースの量が減少していない場合(「NO」の場合)、ステップS106の処理を繰り返す。
なお、eNB200は、割当済みリソースの量が減少したか否かを判定するのではなく、全体の無線リソース(割当済みリソースと未割当リソースとの合計)に対する割当済みリソースの割合(割当済みリソース/全無線リソース)が減少したか否かを判定してもよい。eNB200は、当該割合が減少していた場合、ステップS104の処理を実行し、当該割合が減少していない場合、ステップS106の処理を繰り返してもよい。
或いは、eNB200は、未割当リソースの量又は割合(未割当リソース/全無線リソース)が増加したか否かを判定してもよい。eNB200は、未割当リソースの量又は割合が増加した場合、ステップS104の処理を実行し、未割当リソースの量又は割合が増加していない場合、ステップS106の処理を繰り返してもよい。
ステップS107において、eNB200は、冗長送信のための送信電力(値)を決定する。
eNB200は、UE100がユーザデータを復号可能な範囲で、できるだけ低い送信電力の値を決定することが好ましい。このため、eNB200は、例えば、未割当リソースの量(又は未割当リソースの量に比例する重複数N)に応じて、送信電力値を決定できる。具体的には、eNB200は、以下の式(4)を用いて送信電力値を算出できる。
T = ηP/N ・・・ 式(4)
T:送信電力値/η:マージン係数(例えば、1<η<2)/P:通常の送信電力値/N:重複数
T:送信電力値/η:マージン係数(例えば、1<η<2)/P:通常の送信電力値/N:重複数
この式(4)により、eNB200は、未割当リソースの量が多いほど低い送信電力値に決定し、未割当リソースの量が少ないほど高い送信電力値に決定できる。
ステップS108において、eNB200は、未割当リソースを各UE100に割り当てるスケジューリングを行う。本実施形態において、eNB200は、第2グループに属するUE100−3に対して、ユーザデータを冗長送信するために未割当リソースを割り当てる。eNB200は、良好なダイバーシティ効果を得るために、未割当リソースの中から、予め割り当てられた無線リソースから周波数方向及び/又は時間方向に離れた無線リソースを選択して、UE100−3に割り当てることが好ましい。
ステップS109において、eNB200は、冗長送信制御によって冗長送信されるユーザデータをUE100が複合受信及び/又は復号するために用いられる冗長送信情報をUE100に送信する。UE100は、冗長送信情報を受信する。
冗長送信情報は、冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は未割当リソースの中からUE100に割り当てられた無線リソースを示す情報を含む。
冗長送信制御の方法を示す情報としては、例えば、以下の情報が挙げられる。
・決定した冗長送信制御の方法(例えば、重複送信、誤り訂正符号及びMCS調整のいずれの冗長送信を行うのか)
・重複送信を行う場合に、送信する回数
・誤り訂正送信スキーム(1回掛け/重ね掛けなどの誤り訂正符号の掛け方)
・誤り訂正符号方式(符号化率、符号化方式(ターボ符号、その他の符号などの誤り訂正符号の種類))
・MCS調整を行う場合に、MCSに対応付けられた値を示すMCS情報
・重複送信を行う場合に、送信する回数
・誤り訂正送信スキーム(1回掛け/重ね掛けなどの誤り訂正符号の掛け方)
・誤り訂正符号方式(符号化率、符号化方式(ターボ符号、その他の符号などの誤り訂正符号の種類))
・MCS調整を行う場合に、MCSに対応付けられた値を示すMCS情報
また、無線リソースを示す情報としては、例えば、割り当てられた無線リソースの位置(サブフレーム番号、リソースブロックの番号など)を示す情報が挙げられる。
なお、冗長送信情報は、送信電力値を示す送信電力情報を含んでもよい。
eNB200は、冗長送信情報をブロードキャスト又はユニキャストでUE100に送信できる。例えば、eNB200は、MCS情報などの冗長送信情報を含む制御情報(DCI:Downlink Control Information)をUE100個別に送信する。或いは、eNB200は、MIB(Master Information Block)又はSIB(System Information Block)に冗長送信情報を含めてブロードキャストで報知し、冗長送信制御の対象のUE100であることを示す情報を個別のUE100に送信してもよい。
ステップS110において、UE100は、冗長送信情報への応答をeNB200に送信する。eNB200は、当該応答を受信する。
UE100は、冗長送信情報を受信できた場合、肯定応答(Ack)をeNB200に送信し、冗長送信情報を正しく受信できなかった場合、否定応答(Nack)をeNB200に送信する。
また、冗長送信情報を受信したUE100は、冗長送信情報に基づいて、通常の送信電力よりも低い送信電力で送信されるユーザデータを受信するため制御を行う。
ステップS111において、eNB200は、冗長送信制御の対象となる全てのUE100から肯定応答(Ack)を受信したか否かを判定する。eNB200は、冗長送信制御の対象となる全てのUE100(対象UE100)から肯定応答を受信した場合(「YES」の場合)、ステップS113の処理を実行する。一方、eNB200は、対象UE100から当該肯定応答を受信していない場合、ステップS112の処理を実行する。
ステップS112において、eNB200は、eNB200がAckを受信していないUE100に冗長送信情報を再送する。すなわち、eNB200は、eNB200がNackを受信したUE100及びeNB200が回答を受信できなかったUE100に冗長送信情報を再送する。
ステップS113において、eNB200は、通常の送信電力でユーザデータを送信する代わりに、ユーザデータを各UE100に低送信電力で送信する。各UE100は、ユーザデータを受信する。
具体的には、eNB200は、第1のグループに属するUE100−1に対して、通常の量の無線リソースを用いてユーザデータを低送信電力で送信する。すなわち、eNB200は、セルの中心側に位置し、パスロスが少ないUE100に対して、ユーザデータを低送信電力で送信する。一方、eNB200は、セルの端部に位置し、パスロスが多いUE100に対して、ユーザデータを低送信電力で冗長送信する。
UE100−1は、低送信電力で送信されたユーザデータを複合受信及び復号する。一方、UE100−3は、低送信電力で冗長送信されたユーザデータを、冗長送信情報を用いて、複合受信及び復号する。
一方、UE100−1及びUE100−3のそれぞれは、通常の送信電力でeNB200へ所定のデータを送信する。
その後、eNB200は、セルとの接続を開始するUE100の数及び/又はeNB200との通信を終了するUE100の数が閾値を超えた場合に、低送信電力の値及び/又は冗長送信制御の方法を新たに決定する制御を行う。すなわち、eNB200は、パスロスに基づいて分類されたグループを新たに分類し直した方がよいと判定した場合、ステップS101の処理を新たに開始する。或いは、eNB200は、所定の時間帯(例えば、深夜)である場合又はeNB200との接続を確立するUE100の数が閾値を超えている場合、ステップS101の処理を省略し、ステップS102の処理を新たに開始してもよい。
(第1実施形態の変更例1)
次に、第1実施形態の変更例1に係る移動通信システムについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態の変更例1に係るeNB200の動作の一例を説明するための説明図である。なお、上述した実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第1実施形態の変更例1に係る移動通信システムについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態の変更例1に係るeNB200の動作の一例を説明するための説明図である。なお、上述した実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分は、説明を適宜省略する。
上述した実施形態では、通常の送信電力は、予め固定された送信電力であったが、本変更例では、通常の送信電力は、パスロスを考慮して設定された送信電力である。
図8に示すように、ステップS201において、ステップS103と同様に、eNB200は、eNB200からUE100へのパスロスを推定する。
ステップS202において、eNB200は、最大パスロスに対応する送信電力を通常の送信電力として設定する。具体的には、eNB200は、ステップS201において推定した各UE100のパスロスのうち最大パスロスを有するUE100が、eNB200からの情報を受信可能な送信電力に設定する。
ステップS203からS214は、第1実施形態のステップS101、S103からS113に対応する。
(第1実施形態の変更例2)
次に、第1実施形態の変更例2に係る移動通信システムについて、説明する。なお、上述した実施形態及び変更例1と異なる部分を中心に説明し、同様の部分は、説明を適宜省略する。
次に、第1実施形態の変更例2に係る移動通信システムについて、説明する。なお、上述した実施形態及び変更例1と異なる部分を中心に説明し、同様の部分は、説明を適宜省略する。
本変更例では、eNB200が、ユーザデータだけでなく、eNB200からの参照信号(CRS、CSI−RSなど)も低送信電力で送信するケースを説明する。
例えば、eNB200は、通信を行うUE100の数が減少する深夜などの所定の時間帯に、参照信号を低送信電力(第3の送信電力)で送信すると決定する。参照信号の送信電力の値は、ユーザデータを送信する低送信電力と同じであってもよいし、異なっていてもよい。eNB200は、参照信号を低送信電力で送信する旨をブロードキャストで報知する。その際に、eNB200は、参照信号を低送信電力で送信するために用いる無線リソースの情報及び/又は送信電力値を示す送信電力情報を報知してもよい。
次に、eNB200は、下りリンクのチャネル推定のための参照信号(すなわち、CQIの測定に用いられる参照信号)を低送信電力で送信するケースを説明する。
eNB200は、CQIの測定に用いられる参照信号を低送信電力で送信した後に、UE100からCQIの報告を受信した場合、報告されたCQIが、通常の送信電力で送信された参照信号に基づいて測定されたCQIか、低送信電力で送信された参照信号に基づいて測定されたCQIかを記憶する。例えば、eNB200は、CQIの報告に含まれる測定時刻に基づいて、UE100がCQIを測定した時刻が低送信電力で参照信号を送信した時刻と一致した場合、低送信電力で送信された参照信号に基づいてCQIが測定されたと判定する。eNB200は、判定に基づいて、測定したUE100の識別子、及び、どちらの送信電力で送信された参照信号に基づいて測定されたCQIかを記録する。
なお、eNB200は、CQIの報告とともに、低送信電力で送信された参照信号に基づいてCQIが測定されたことを示す情報をUE100から受信することによって、上記判定を行ってもよい。
次に、eNB200は、低送信電力で送信された参照信号に基づいてCQIを測定したUE100に対して、冗長送信するケースを説明する。
eNB200は、低送信電力で送信された参照信号に基づくCQIをUE100から受信した場合、CQIとともに、当該低送信電力に基づいて、冗長送信制御のためのMCSを決定する。
例えば、eNB200は、重複送信又は誤り訂正符号による冗長送信を行う場合では、通常の送信電力で送信された参照信号に基づくCQIから算出されたE−SINRに応じてMCSに対応付けられた値を決定し、MCSを決定する。一方、eNB200は、低送信電力で送信された参照信号に基づくCQIから算出されたE−SINRによってMCSを決定する場合、算出されたE−SINRに、当該E−SINRが良好になる補正値(例えば、+3dB)を加えることによって算出されたE−SINRに応じて、MCSに対応付けられた値を決定し、MCSを決定する。
また、eNB200は、MCSの調整による冗長送信を行う場合では、上述の第1実施形態で説明したように、通常の送信電力で送信された参照信号に基づくCQIから算出されたE−SINRに補正値(例えば、−3dB)を加えることによって算出されたE−SINRに応じてMCSに対応付けられた値を決定し、MCSを決定する。一方、eNB200は、低送信電力で送信された参照信号に基づくCQIから算出されたE−SINRによってMCSを決定する場合、CQIから算出されたE−SINRに応じて、MCSに対応付けられた値を決定し、MCSを決定する。すなわち、eNB200は、算出されたE−SINRに補正値を加えることなくMCSを決定する。
このように、eNB200は、報告されたCQIとともに、参照信号の送信電力に基づいて、MCSを決定できる。
(第1実施形態のまとめ)
本実施形態において、eNB200は、未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、ユーザデータを通常の送信電力で送信する代わりに低送信電力で、未割当リソースを用いてユーザデータを冗長送信する冗長送信制御を行う。これにより、eNB200は、低送信電力でユーザデータを送信するため、eNB200の省電力化を図ることができる。さらに、eNB200は、未割当リソースを用いてユーザデータを冗長送信するため、送信電力が低下しても、UE100は、ユーザデータを受信及び復号することが可能である。従って、通信品質の低下を抑制しつつ、eNB200の省電力化を実現可能である。
本実施形態において、eNB200は、未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、ユーザデータを通常の送信電力で送信する代わりに低送信電力で、未割当リソースを用いてユーザデータを冗長送信する冗長送信制御を行う。これにより、eNB200は、低送信電力でユーザデータを送信するため、eNB200の省電力化を図ることができる。さらに、eNB200は、未割当リソースを用いてユーザデータを冗長送信するため、送信電力が低下しても、UE100は、ユーザデータを受信及び復号することが可能である。従って、通信品質の低下を抑制しつつ、eNB200の省電力化を実現可能である。
さらに、低送信電力でユーザデータを送信するため、eNB200が与える干渉を低減することができる。例えば、eNB200が、eNB200に隣接する隣接eNB200が管理するセル内のUE100に与える干渉を低減することができる。
本実施形態において、eNB200は、未割当リソースの量に応じて、低送信電力の値を決定する。これにより、eNB200は、未割当リソースの量に応じて、低送信電力の値を調整できるため、状況に応じて冗長送信制御を柔軟に行うことが可能である。
本実施形態において、eNB200は、冗長送信制御として、ユーザデータを重複して送信する制御、又は、誤り訂正符号を用いて、通常の送信電力で送信されるユーザデータよりも冗長度を上げたユーザデータを送信する制御を行う。これにより、eNB200は、冗長送信制御を行うことができるため、通信品質の低下を抑制しつつ、eNB200の省電力化を実現可能である。
本実施形態において、eNB200は、冗長送信を開始する前に、冗長送信制御によって冗長送信されるユーザデータをUE100が復号するために用いられる冗長送信情報を、UE100に送信する制御を行う。また、本実施形態において、冗長送信情報は、冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は未割り当てリソースの中からUE100に割り当てられた無線リソースを示す情報を含む。これにより、UE100は、低送信電力で送信されたユーザデータであっても、冗長送信情報に基づいて、複合受信及び/又は復号することが可能であるため、通信品質の低下を抑制できる。
本実施形態において、下りリンクのチャネル推定のための参照信号を、冗長送信制御を行っていない場合の送信電力よりも低い低送信電力で送信する。eNB200は、低送信電力で送信された参照信号に基づくCQIをUE100から受信した場合、CQIとともに、低送信電力に基づいて、冗長送信制御のためのMCSを決定する。これにより、eNB200が参照信号を低送信電力で送信するため、さらにeNB200の省電力化を図ることができる。eNB200は、参照信号が低送信電力で送信されたことを考慮して、MCSを決定するため、eNB200の省電力化を図りつつも、通信品質の低下を抑制できる。
本実施形態において、eNB200は、複数のUE100がセルと接続する場合、eNB200から複数のUE100のそれぞれへの各パスロスに応じて、複数のUE100を複数のグループに分ける。eNB200は、複数のグループのそれぞれにおける低送信電力の値及び/又は冗長送信制御の方法を決定する。これにより、eNB200は、個々のUE100に対して、低送信電力の値及び/又は冗長送信制御の方法を決定せずに済むため、冗長送信制御ための計算量を低減させることができる。その結果、eNB200の省電力を図ることができる。
本実施形態において、eNB200は、セルとの接続を開始するUE100の数及び/又はeNB200との通信を終了するUE100の数が閾値を超えた場合に、低送信電力の値及び/又は冗長送信制御の方法を新たに決定する。これにより、グループを構成するUE100の状況の変化に応じて、低送信電力の値及び/又は冗長送信制御の方法が決定されるため、通信品質の低下を適切に抑制しつつ、eNB200の省電力化を実現可能である。
[その他実施形態]
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態では、eNB200が冗長送信制御を行うか否かの判定を行っていたが、これに限られない。例えば、eNB200の上位装置(MMEなど)が冗長送信制御を行うか否かの判定を行ってもよい。eNB200は、上位装置からの指示に従って、低送信電力でユーザデータを冗長送信する。また、上位装置は、冗長送信制御のための指示(例えば、冗長送信制御の方法、冗長送信制御の対象となるUE100、低送信電力の値などの指示)をeNB200に行ってもよい。
例えば、大セルを管理する大セルeNB200が、小セルを管理し、大セル内に位置する小セルeNB200(例えば、制御プレーンを有さないeNB200)に対して、冗長送信制御のための指示を通知してもよい。小セルeNB200は、通知を受けた指示に基づいて、低送信電力でユーザデータを配下のUE100に送信する。この場合に、大セルeNB200は、小セルeNB200の冗長送信情報を、小セルeNB200の配下のUE100に送信してもよい。
また、上述した実施形態では、eNB200は、所定情報としてユーザデータを低送信電力で冗長送信していたが、これに限られない。例えば、eNB200は、制御情報をSIBに含めて、低送信電力で冗長送信してもよい。また、eNB200は、PDCCHを用いて送信するUE100への制御情報を低送信電力で冗長送信してもよい。この場合、eNB200は、CCE(Control Channel Element)数に相当するアグリゲーションレベル(Aggregation Level)を上げることによって、制御情報を冗長送信してもよい。
また、上述した実施形態において、eNB200は、未割当リソースの量に応じて、送信電力値(第2の送信電力の値)を決定していたが、これに限られない。例えば、eNB200は、パスロスに応じて、送信電力値を決定してもよい。具体的には、eNB200は、パスロスが小さいほど低い送信電力値に決定し、パスロスが大きいほど高い送信電力値に決定してもよい。
また、上述した実施形態において、冗長送信制御の方法の決定(ステップS103)、重複数Nの決定(ステップS104からS106)、及び送信電力の決定(ステップS107)などの順番は、適宜変更可能である。例えば、eNB200は、重複数Nの決定及び送信電力の決定を行った後に、冗長送信制御の方法を決定してもよい。また、eNB200は、eNB200の能力などにより、すでに決定されている項目(例えば、低送信電力の値、冗長送信制御の方法など)に関する処理(ステップS103、ステップS107など)を省略できる。eNB200は、すでに決定されている項目に関する冗長送信情報を、冗長送信制御を行うことが決定される前に、予めブロードキャストで報知していてもよい。
また、上述した実施形態では、冗長送信制御の方法の決定方法について、特に制限されていなかったが、例えば、eNB200は、原則として、MCSの調整による冗長送信を行い、所定の条件(後述のステップS301及びS302参照)を満たす場合に、他の冗長送信制御の方法を用いて、冗長送信を行ってもよい。以下に、具体的な方法を、図9を用いて説明する。図9は、その他実施形態に係るeNB200の動作の一例を説明するための説明図である。
まず、eNB200は、ユーザデータの冗長送信制御を行うと決定した後、冗長送信制御の対象となるUE100に未割当リソースを割り当てる。
次に、図9に示すように、ステップS301及びS302において、eNB200は、UE100に予め割り当てられた無線リソースと、未割当リソースのうちUE100に割り当てられた無線リソースとが、複数のサブフレームにあるUE100が存在するか否かを判定する。
eNB200は、該当UE100が存在しない場合(「NO」の場合)、ステップS303の処理を実行する。すなわち、eNB200は、UE100に割り当てられた無線リソース(予め割り当てられた無線リソース及び未割当リソースの中から割り当てられた無線リソース)が1つのサブフレーム内に位置する場合、ステップS303の処理を実行する。一方、eNB200は、該当UE100が存在する場合(「YES」の場合)、ステップS304の処理を実行する。すなわち、eNB200は、UE100に割り当てられた無線リソースが複数のサブフレームに存在する場合、ステップS304の処理を実行する。
ステップS303において、eNB200は、MCSの調整による冗長送信制御を行うことを決定する。eNB200は、MCSの調整により冗長送信制御を行うことを示す冗長制御情報MIB又はSIBに含めてブロードキャストで送信する。
一方、ステップS304において、eNB200は、他の方法により、冗長送信制御を行うことを決定する。eNB200は、例えば、重複送信による冗長送信を行うと決定し、決定された冗長送信制御を示す冗長制御情報MIB又はSIBに含めてブロードキャストで送信する。
その後、eNB200は、ステップS303又はステップS304において決定された冗長送信方法によって、UE100に所定情報を送信する。
なお、ステップS303の処理を実行したeNB200は、冗長送信制御として、MCSに対応付けられた値を低下させて所定情報を送信する制御を行う。eNB200は、1つのサブフレームに割り当てられた無線リソースが位置する場合、当該サブフレームのMCSに対応する値を、既存の制御情報(DCI)を用いてUE100に通知することができるため、追加の制御情報をUE100に送信する必要がない。このため、eNB200は、追加の制御情報の送信を省略できるため、使用する無線リソースを低減できる。
また、上述した実施形態では、本発明をLTEシステムに適用する一例を説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
なお、日本国特許出願第2013−218423号(2013年10月21日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明に係る基地局によれば、通信品質の低下を抑制しつつ、基地局の省電力化を実現可能にする。
[付記1]
セルを管理する基地局であって、
前記基地局は、前記セルと接続するユーザ端末に所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記基地局は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースであってまだ端末に割り当てられていない未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行い、
前記所定情報は、制御情報又はユーザデータであることを特徴とする基地局。
[付記2]
前記未割当リソースの量に応じて、前記第2の送信電力の値を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記3]
前記冗長送信制御は、前記所定情報を重複して送信することか、誤り訂正符号を用いて、前記第1の送信電力で送信される前記所定情報よりも冗長度を上げた前記所定情報を送信することか、又はMCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することであることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記4]
前記所定情報の送信のために前記ユーザ端末に予め割り当てられた無線リソースと、前記未割当リソースのうち前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースとが1つのサブフレーム内に位置する場合、前記冗長送信制御として、MCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記5]
前記冗長送信を開始する前に、前記冗長送信される前記所定情報を前記ユーザ端末が受信及び/又は復号するために用いられる冗長送信情報を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記6]
前記冗長送信情報は、前記冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は前記未割当リソースの中から前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースを示す情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
[付記7]
下りリンクのチャネル推定のための参照信号を、前記冗長送信制御を行っていない場合の送信電力よりも低い第3の送信電力で送信し、
前記第3の送信電力で送信された前記参照信号に基づくチャンネル品質情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記チャンネル品質情報とともに、前記第3の送信電力に基づいて、前記冗長送信制御のためのMCSを決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記8]
前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末が前記セルと接続する場合、前記基地局から前記複数のユーザ端末のそれぞれへの各パスロスに応じて、前記複数のユーザ端末を複数のグループに分け、
前記複数のグループのそれぞれにおける前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記9]
前記セルとの接続を開始するユーザ端末の数及び/又は前記基地局との通信を終了するユーザ端末の数が閾値を超えた場合に、前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を新たに決定することを特徴とする請求項8に記載の基地局。
[付記10]
セルを管理する基地局に備えられるプロセッサであって、
前記プロセッサは、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行うことを特徴とするプロセッサ。
[付記11]
基地局が管理するセルに接続する端末であって、
前記基地局から送信された冗長送信情報を受信し、
当該受信した冗長送信情報に基づいて、前記基地局から冗長送信される所定情報を受信する端末。
セルを管理する基地局であって、
前記基地局は、前記セルと接続するユーザ端末に所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記基地局は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースであってまだ端末に割り当てられていない未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行い、
前記所定情報は、制御情報又はユーザデータであることを特徴とする基地局。
[付記2]
前記未割当リソースの量に応じて、前記第2の送信電力の値を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記3]
前記冗長送信制御は、前記所定情報を重複して送信することか、誤り訂正符号を用いて、前記第1の送信電力で送信される前記所定情報よりも冗長度を上げた前記所定情報を送信することか、又はMCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することであることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記4]
前記所定情報の送信のために前記ユーザ端末に予め割り当てられた無線リソースと、前記未割当リソースのうち前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースとが1つのサブフレーム内に位置する場合、前記冗長送信制御として、MCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記5]
前記冗長送信を開始する前に、前記冗長送信される前記所定情報を前記ユーザ端末が受信及び/又は復号するために用いられる冗長送信情報を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記6]
前記冗長送信情報は、前記冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は前記未割当リソースの中から前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースを示す情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
[付記7]
下りリンクのチャネル推定のための参照信号を、前記冗長送信制御を行っていない場合の送信電力よりも低い第3の送信電力で送信し、
前記第3の送信電力で送信された前記参照信号に基づくチャンネル品質情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記チャンネル品質情報とともに、前記第3の送信電力に基づいて、前記冗長送信制御のためのMCSを決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記8]
前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末が前記セルと接続する場合、前記基地局から前記複数のユーザ端末のそれぞれへの各パスロスに応じて、前記複数のユーザ端末を複数のグループに分け、
前記複数のグループのそれぞれにおける前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
[付記9]
前記セルとの接続を開始するユーザ端末の数及び/又は前記基地局との通信を終了するユーザ端末の数が閾値を超えた場合に、前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を新たに決定することを特徴とする請求項8に記載の基地局。
[付記10]
セルを管理する基地局に備えられるプロセッサであって、
前記プロセッサは、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行うことを特徴とするプロセッサ。
[付記11]
基地局が管理するセルに接続する端末であって、
前記基地局から送信された冗長送信情報を受信し、
当該受信した冗長送信情報に基づいて、前記基地局から冗長送信される所定情報を受信する端末。
Claims (11)
- セルを管理する基地局であって、
前記基地局は、前記セルと接続するユーザ端末に所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記基地局は、前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースであってまだ端末に割り当てられていない未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行い、
前記所定情報は、制御情報又はユーザデータであることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、前記未割当リソースの量に応じて、前記第2の送信電力の値を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
- 前記冗長送信制御は、前記所定情報を重複して送信することか、誤り訂正符号を用いて、前記第1の送信電力で送信される前記所定情報よりも冗長度を上げた前記所定情報を送信することか、又はMCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することであることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
- 前記所定情報の送信のために前記ユーザ端末に予め割り当てられた無線リソースと、前記未割当リソースのうち前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースとが1つのサブフレーム内に位置する場合、前記冗長送信制御として、MCSに対応付けられた値を低下させて前記所定情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
- 前記冗長送信を開始する前に、前記冗長送信される前記所定情報を前記ユーザ端末が受信及び/又は復号するために用いられる冗長送信情報を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
- 前記冗長送信情報は、前記冗長送信制御の方法を示す情報及び/又は前記未割当リソースの中から前記ユーザ端末に割り当てられた無線リソースを示す情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の基地局。
- 前記制御部は、下りリンクのチャネル推定のための参照信号を、前記冗長送信制御を行っていない場合の送信電力よりも低い第3の送信電力で送信し、
前記制御部は、前記第3の送信電力で送信された前記参照信号に基づくチャンネル品質情報を前記ユーザ端末から受信した場合、前記チャンネル品質情報とともに、前記第3の送信電力に基づいて、前記冗長送信制御のためのMCSを決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - 前記制御部は、前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末が前記セルと接続する場合、前記基地局から前記複数のユーザ端末のそれぞれへの各パスロスに応じて、前記複数のユーザ端末を複数のグループに分け、
前記制御部は、前記複数のグループのそれぞれにおける前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - 前記制御部は、前記セルとの接続を開始するユーザ端末の数及び/又は前記基地局との通信を終了するユーザ端末の数が閾値を超えた場合に、前記第2の送信電力の値及び/又は前記冗長送信制御の方法を新たに決定することを特徴とする請求項8に記載の基地局。
- セルを管理する基地局に備えられるプロセッサであって、
前記プロセッサは、前記セルと接続するユーザ端末に制御情報又はユーザデータである所定情報を第1の送信電力で送信する制御が可能であって、
前記所定情報の送信に用いることが可能な無線リソースである未割当リソースの量又は割合が閾値を超えている場合、前記第1の送信電力よりも低い第2の送信電力で、前記未割当リソースを用いて前記所定情報を冗長送信する冗長送信制御を行うことを特徴とするプロセッサ。 - 基地局が管理するセルに接続する端末であって、
前記基地局から送信された冗長送信情報を受信し、
当該受信した冗長送信情報に基づいて、前記基地局から冗長送信される所定情報を受信する端末。
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