JPWO2014208025A1 - 感度調整装置、感度調整方法およびコンピュータプログラム、並びに監視システム - Google Patents

感度調整装置、感度調整方法およびコンピュータプログラム、並びに監視システム Download PDF

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Abstract

監視場所における状況に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整する。感度調整装置は、監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する抽出部と、前記候補場所情報および前記抽出部が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定部と、を備える。

Description

本発明は、監視システムにおける、異常事態の発生を検出する感度を調整する感度調整装置などに関する。
監視システムは、駅または空港などにおけるセキュリティ向上を目的としたシステムである。監視システムは、監視カメラまたは集音マイクなどのセンサーを備える。監視システムは、センサーが出力する情報と監視ルールとを用いて異常事態を検出する。
監視ルールは条件を定義する情報を含む条件式である。監視ルールは、例えば、「if(人が鞄を置く画像がカメラに写りその後一定時間その鞄に人が近づかない)then(警報を出力する)」という条件式である。このような監視ルールに含まれる条件節(if節)が満たされた場合、監視システムは、監視システムの監視担当者宛てに警報を出力する。警報を受けた監視担当者は、「鞄が置き去りにされた」という異常事態が発生したことを知る。
非特許文献1は、公共の場所に鞄が置き去りにされたことを監視するための監視システムの一例を開示する。
Detecting Abandoned Luggage Items in a Public Space Kevin Smith, Pedro Quelhas, and Daniel Gatica-Perez Proceedings of the 9th IEEE International Workshop on Performance Evaluation in Tracking and Surveillance (PETS '06), June 2006, pp.75-82
監視システムが異常事態を効率的に検出するためには、監視システムが、適切な感度(Sensitivity)で異常事態を検出する必要がある。監視システムが異常事態を効率的に検出するためには、異常事態を検出するための感度は、監視場所における状況に応じて調整されなければならないことを、本発明者は見出した。
本発明は、監視場所における状況に応じて異常事態を検出する感度を適切に調整することができる、感度調整装置、感度調整方法およびプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明は、監視場所における状況に応じて、異常事態を検出する感度を適切に調整することができる、監視システムを提供することを、他の目的とする。
本発明の第1の側面は、監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、監視対象の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する抽出部と、前記候補場所情報および前記抽出部が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定部と、を備える感度調整装置である。
本発明の第2の側面は、コンピュータによって、監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出し、前記候補場所情報および前記抽出部が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する、感度調整方法である。
本発明の第3の側面は、監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する処理と、前記候補場所情報および前記抽出部が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する処理と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の第4の側面は、上記監視サーバおよび上記感度調整装置を有する、監視システムである。
本発明の第5の側面は、監視システムが監視する場所である監視場所を表す監視場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記監視場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する抽出部と、前記監視場所情報および前記抽出部が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定部と、を備える感度調整装置である。
本発明の第6の側面は、監視システムが監視する場所である監視場所における状況を測定するセンサーから、監視場所における状況を表す情報を受信し、前記受信した情報に基づいて、前記監視場所における人または車の混雑度を判定する混雑度判定部と、前記混雑度判定部が判定した前記監視場所における混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定部と、を備える感度調整装置である。
また、本発明の目的は、上記のプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、監視場所における状況に応じて、異常事態を検出する感度を適切に調整することができる、感度調整装置、感度調整方法およびプログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、監視場所における状況に応じて、異常事態を検出する感度を適切に調整することができる、監視システムを提供することができる。
監視システム1000の概要を説明する図である。 本発明の第1の実施形態にかかる監視システム1000の構成を説明するブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる感度調整装置300の構成を説明するブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる監視システム2000の構成を説明するブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる感度調整装置400の構成を説明するブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる感度テーブル450が記憶する情報の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかる感度決定部440が出力する情報の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかる感度調整装置400の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる感度テーブル450が記憶する情報の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかるイベント種類辞書470が記憶する情報の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかる感度テーブル450が記憶する情報の一例を説明する図である。 本発明の第3の実施形態にかかる感度調整装置500の構成を説明するブロック図である。 本発明の第4の実施形態にかかる感度調整装置600の構成を説明するブロック図である。 本発明の感度調整装置を実現可能な情報処理装置3000ハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。
はじめに、発明の理解を容易にするため、本発明が適用され得る監視システム1000の詳細と、発明が解決しようとする課題の詳細とを、それぞれ説明する。
まず、本発明が適用され得る監視システム1000の詳細を説明する。図1は、監視システム1000の概要を説明するための図である。監視システム1000は、監視サーバ100と、1つまたは複数のセンサー200とを有する。
センサー200は、監視システムが監視する場所である監視場所における状況を測定する。センサー200は、例えば監視カメラまたは集音マイクである。以下、発明の理解を容易にするため、センサー200を監視カメラであるとして説明を続ける。監視カメラは、監視場所を撮影する。監視場所は、例えば、1台の監視カメラに映る範囲である。監視場所は、複数台の監視カメラが監視する範囲であってもよい。監視場所は、例えば、特定の店舗、特定の公園、または、緯度および経度で指定される特定のエリアなどであってもよい。
監視システム1000は、監視場所における監視対象の挙動を監視することにより、異常事態を検出する。監視対象は、例えば、監視場所に存在する人、車、自転車、物(例えば鞄など)または動物などである。以下、発明の理解を容易にするため、監視対象を人であるとして説明を続ける。
センサー200(監視カメラ)は、監視場所における状況を測定した情報(画像等)を、監視サーバ100に送信する。
監視サーバ100は、センサー200から監視場所における状況を測定した情報を受信する。監視サーバ100は、監視場所において、異常事態が発生したか否かを検出する。監視サーバ100には、異常事態を検出するための監視ルールが設定される。
監視ルールは特定の条件を定義する情報を含む条件式である。監視ルールは、例えば、「if(人が鞄を置く画像がカメラに写りその後一定時間その鞄に人が近づかない)then(監視担当者900に警報を出力する)」という条件式である。
監視サーバ100は、センサー200(監視カメラ)から監視場所における状況を測定した情報を受信すると、受信した情報を解析し、監視場所における監視対象(人など)の挙動または属性などを抽出する。監視サーバは、例えば、行動推定技術を用いることにより、監視対象の挙動(例えば、歩いている、会話している、など)を抽出する。監視サーバは、例えば、顔認識技術などを用いることにより、監視対象の属性(例えば、年齢または性別など)を抽出する。監視サーバ100が抽出した監視対象の挙動または属性が、監視ルールに含まれる条件節(if節)を満たした場合、監視サーバ100は、監視ルールに含まれるthen節を実行する。
以降、監視ルールに含まれる条件節のことを、「監視ルールの条件節」と記載する。以降、監視ルールに含まれるthen節のことを、「監視ルールのthen節」と記載する。
監視システム1000が、異常事態を検出する感度は、例えば、監視ルールの条件節に含まれる変数に依存する。上述した監視ルールを例に、具体的に説明する。
例えば、下記に示す監視ルール1と監視ルール2とを考える、
監視ルール1:「if(人が鞄を置く画像がカメラに写りその後30分間その荷物に人が近づかない)」という条件節を含む監視ルール、
監視ルール2:「if(人が鞄を置く画像がカメラに写りその後1時間その荷物に人が近づかない)」という条件節を含む監視ルール。
監視ルール1が設定された監視システム1000は、監視ルール2が設定された監視システム1000よりも、「鞄が置き去りにされた」という異常事態を検出する感度が高いといえる。
異常事態を検出する感度が高いと、異常事態に対する検出漏れは少ないが異常事態の誤検出が多い。異常事態を検出する感度が低いと、異常事態の誤検出は少ないが異常事態に対する検出漏れは多い。
監視システム1000が異常事態を効率的に検出するためには、監視システム1000が、適切な感度で異常事態の発生を検出する必要がある。
次に、本発明が解決しようとする課題を詳細に説明する。
監視システム1000が異常事態を効率的に検出するためには、異常事態を検出するための感度が、監視場所における監視対象の混雑度に応じて調整されなければならないことを、本発明者は見出した。
監視対象の混雑度について説明する。例えば、監視対象が人である場合、混雑度は単位面積当たりの人数である。混雑度が高い状況とは、例えば、監視場所において沢山の人がいる状況を表す。
例えば、監視対象が車である場合、混雑度は、単位面積当たりまたは単位長さあたりの、車の台数である。混雑度が高い状況とは、例えば、駐車場に車が沢山停まっている状況、または、車が渋滞している状況を表す。
異常事態を検出するための感度が、監視場所における監視対象の混雑度に応じて調整されなければならない理由を説明する。この理由は、主に下記2つの理由からなる。
1つ目の理由は、検出したい異常事態の特性に由来する理由である。
例えば、監視システム1000が、「付きまとい行為(ストーキング: Stalking)」という犯罪行為を検出する場合を考える。下記に示す一例は、付きまとい行為を検出するための監視ルールである。
監視ルール:「if (特定の人物に対して一定距離(Xメートル)以内の距離を保って、当該特定の人物の後ろを5分以上付いてくる人が居る)then(当該動画をデータベースに保存し、当該動画に付きまとい行為を示すフラグを立てる)」。
監視場所の混雑度が低い場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Xメートル)を、高い感度(すなわち長い距離)に設定することが適切である。なぜなら、監視場所の混雑度が低い場合には、付きまとい行為をする犯罪者は、被害者からある程度の距離を離れていても、被害者を見失うことなく付きまとうことができるからである。
監視場所の混雑度が高い場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Xメートル)を、低い感度(すなわち短い距離)に設定することが適切である。なぜなら、監視場所の混雑度が高い場合には、付きまとい行為に関係のない一般人も、前を歩く人と近い距離を保って歩くからである。このような場合に、もし、変数Xに比較的短い距離が設定されていると、付きまとい行為の誤検出が多くなってしまう。
このように、検出したい異常事態の特性に由来する理由により、監視場所における監視対象の混雑度に応じて、異常事態を検出するための感度が調整されなければならない。
2つ目の理由は、監視サーバ100から警報を受信する監視担当者900の、監視コストに由来する理由である。例えば、監視システム1000が、監視カメラが撮影した画像に、指名手配されている人物が映っているか否かを検出することを考える。下記に示す一例は、指名手配されている人物を検出するための監視ルールである
監視ルール:「if (画像に映っている人物の顔と、指名手配されている人物の顔とが、所定の値(Y%)以上の信頼度で一致する)then(監視担当者900に警報を出力する)」。
ここで、監視場所の混雑度が低い場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Y%)を、高い感度(すなわち低い値)に設定することが適切である。なぜなら、高い感度に設定したほうが、指名手配犯を検出漏れする危険性が減るからである。
ここで、監視場所の混雑度が高い場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Y%)を、低い感度(すなわち高い値)に設定することが適切である。なぜなら、監視場所の混雑度が高い場合には、監視カメラの映像にたくさんの人の顔が映ることになり、その分、監視担当者900に警報を出力される回数が増えるからである。監視担当者900がリアルタイムに警報を確認できる件数は有限である。このような場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Y%)を、高い感度に設定し、誤検出のおそれが高い警報は通知しないようにすることが適切である。
このように、監視担当者900の、監視コストに由来する理由により、監視場所における監視対象の混雑度に応じて、異常事態を検出するための感度が調整されなければならない。
なお、上述した例では、監視対象が混雑していると、監視カメラの映像に人の顔が半分しか映らない、などの状況が増えることが予想される。このような場合には、顔認識の信頼度が下がってしまう。このような観点からも、監視場所の混雑度が高い場合には、監視ルールの条件節に含まれる変数(Y%)を、低い感度に設定することが適切である。
以下、このような課題を解決可能な本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図2は、第1の実施形態にかかる監視システム1000の構成を示すブロック図である。図2に示すように、監視システム1000は、センサー200と、監視サーバ100と、感度調整装置300とを有する。監視サーバ100と感度調整装置300とは、同一の装置であってもよい。
図2に示すように、監視サーバ100は、ルール判定部110と、ルール記憶部120とを備える。
ルール判定部110は、センサー200から監視場所における状況を測定した情報を、受信する。ルール判定部110は、受信した情報を解析し、監視場所における監視対象の挙動または属性などを抽出する。ルール判定部110は、ルール記憶部120を参照し、監視対象の挙動または属性などにマッチングする条件節(if節)を含む監視ルールを検索する。監視ルールが検索された場合には、ルール判定部110は、当該監視ルールに含まれるthen節が規定する動作を実行する。
ルール記憶部120は、監視ルールを記憶する。監視ルールは、例えば監視場所に関連付けられて記憶される。監視ルールは、例えば監視期間に関連付けられて記憶される。
図3は、図2に示す感度調整装置300の構成を示すブロック図である。図3に示すように、感度調整装置300は、混雑度判定部310と、感度決定部320とを備える。
混雑度判定部310は、センサー200から、監視場所における状況を表す情報を受信する。混雑度判定部310は、受信した情報に基づいて、監視場所における監視対象の混雑度を判定する。混雑度判定部310は、例えば顔認識技術、または、音声認識技術などを用いて、監視場所における監視対象の混雑度を判定する。
感度決定部320は、混雑度判定部が判定した混雑度に基づいて、監視システム1000が監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する。
感度決定部320は、例えば、混雑度と感度とを関連付けた情報を記憶するテーブルなどを参照することにより、感度を決定してもよい。
感度決定部320は、決定された感度に基づいて、ルール記憶部120が記憶する監視ルールを更新してもよい。
感度決定部320は、決定された感度を、監視サーバ100に送信してもよい。この場合、監視サーバ100は、受信した感度に基づいてルール記憶部120が記憶する監視ルールを更新する、図示しない監視ルール更新部を備えていてもよい。
第1の実施形態にかかる感度調整装置300が奏する効果を説明する。
第1の実施形態にかかる感度調整装置300によれば、監視場所における状況に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
例えば、監視システム1000が、駅の改札口において群衆の動きを監視する場合を考える。電車が到着し多くの人が電車から降りてくると、監視カメラには、短時間に大量の人が同じ方向から移動している映像が映る。そのため、監視システム1000は、電車到着直後ではない平常時と比較すると、監視サーバ100は、群衆が電車から降りて改札を通過するという当たり前の状況を、「群衆が避難している」という異常事態であると誤検出してしまうおそれがある。こうした誤検出を防ぐために、電車到着時には異常事態を検出する感度が調整される必要がある。第1の実施形態にかかる感度調整装置300によれば、このような場合に、監視ルールの感度を適切に調整することができる。
例えば、監視システム1000が、駅の改札口において群衆の騒乱が発生していないかどうかを検出することを考える。この場合、例えば、当該駅の近くにある店舗で、半額セールなどのイベントが起きると、当該駅に沢山の人が集まることが予想される。そのため、監視システム1000は、群衆が電車を利用して半額セールが開催されている店舗に向かっているという当たり前の状況を、「群衆が避難している」という異常事態であると誤検出してしまうおそれがある。こうした誤検出を防ぐために、混雑時には異常事態を検出する感度が調整される必要がある。第1の実施形態にかかる感度調整装置300によれば、このような場合に、監視ルールの感度を適切に調整することができる。
<第2の実施形態>
まず、第2の実施形態にかかる感度調整装置400の概要を説明する。監視サーバ100の性能、または、センサー200から受信する情報の内容によっては、監視サーバ100が、リアルタイムに監視場所の混雑度を判定することが難しい場合がある。例えば、監視サーバ100の性能が低い場合、センサーから受信した画像に対して画像処理をリアルタイムに行い、監視場所の混雑度をリアルタイムに判定することは難しい。例えば、監視カメラであるセンサー200の性能が低い場合は、係るセンサー200による画質の低い撮影画像に対して、顔認識処理等をリアルタイムに行い、監視場所の混雑度をリアルタイムに判定することは難しい。
特に、監視場所の混雑度が高い場合には、センサーが撮影する画像に、人の体が重なり合って映ることが多いと考えられる。このような画像に基づいて混雑度を判定する処理は、一般的に、高度な情報処理能力が要求される処理である。
第2の実施形態にかかる感度調整装置400は、このような課題を解決することができる。第2の実施形態にかかる感度調整装置400は、監視場所の近傍の場所で起きる予定のイベントを事前に把握する。これにより、第2の実施形態にかかる感度調整装置400は、監視が実行されることに先立って、監視場所の混雑度を予測することができる。第2の実施形態にかかる感度調整装置400は、監視場所の近傍の場所で起きる予定のイベントから予測される監視場所の混雑度に基づいて、監視システムが異常事態を検出する際の感度を決定する。
第2の実施形態にかかる感度調整装置400について、図面を参照して詳細に説明する。
図4は、第2の実施形態にかかる感度調整装置400を有する、監視システム2000の構成を示すブロック図である。図4に示すように、監視システム2000は、監視サーバ100と、センサー200と、感度調整装置400とを有する。図2に示した構成と実質的に同一の構成には同一の符号が付されているので説明を省略する。
図5は、図4に示す感度調整装置400の構成を表すブロック図である。図5に示すように、感度調整装置400は、監視場所取得部410と、候補場所抽出部420と、イベント抽出部430と、感度決定部440と、感度テーブル450と、感度調整部460と、を備える。
監視場所取得部410は、監視場所を表す監視場所情報を取得する。
監視場所は、例えば監視カメラの識別子でもよい。この場合、感度調整装置400は、監視カメラの識別子と監視カメラの設置場所との対応関係を記憶していてもよい。監視場所は、例えば特定の店舗、特定の公園、特定の駅、または、緯度および経度で指定される特定のエリアなどであってもよい。
候補場所抽出部420は、監視場所取得部410が取得した監視場所情報が表す監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、「候補場所」を抽出する。
ここで、「イベント」とは、監視場所において監視対象(人など)の増減が予想される事象を示す。例えば、イベントの一例である「セール」が起きると、セールが起きる店舗にはセール期間中多くの人が来ることが予想される。例えば、イベントの一例である「道路工事」が始まると、道路工事が行われる場所を人は避けて移動するので、道路工事が行われる場所の周辺は、人が少なくなることが予想される。
候補場所抽出部420は、イベント開催場所候補となりうる場所、すなわち、イベント会場、店舗、公園、道路、地形などがその位置情報と共に記録されたデータベースを利用することにより実現される。このようなデータベースの一例を下記[参考文献1]に示す。
[参考文献1]
グーグルマップ https://maps.google.co.jp/(但し、グーグルは登録商標)。
候補場所抽出部420は、例えば、監視場所「A交差点」の近傍の候補場所を、以下のように抽出する。例えば、監視場所である「A交差点」の近傍に、以下のような距離で店舗等が存在する場合を考える。
デパートA :A交差点との距離150メートル、
銀行B :A交差点との距離100メートル、
ガソリンスタンドC :A交差点との距離400メートル、
服屋D :A交差点との距離350メートル。
監視場所と候補場所との距離の閾値は、例えば300メートルであるとする。この場合、候補場所抽出部420は、例えば[参考文献1]に示すようなデータベースを用いて、デパートA、銀行B、および、服屋Dを候補場所として抽出する。
監視場所情報、または、候補場所情報は、例えば、当該場所の名前(例えば店舗の名前)、当該場所の住所、当該場所の緯度および経度などの位置情報を含んでいてもよい。
イベント抽出部430は、候補場所抽出部420が抽出した候補場所情報の入力を受け付ける。イベント抽出部430は、候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定の「イベントに関する情報」を抽出する。
イベント抽出部430は、例えばインターネットにアクセスして、インターネット上に存在するデータベースから、イベントに関して記載されたテキスト情報を検索する。イベント抽出部430は、検索されたテキスト情報から、候補場所で起きる予定の「イベントに関する情報」を抽出する。イベントに関する情報は、例えば、イベント開催の有無、起きるイベントの種類、または、イベントの開催期間を示す情報などである。
イベント抽出部430は、例えば、デパートAに関しては、イベント「半額セール」が開催期間「7〜8月」に予定されることを抽出する。イベント抽出部430は、例えば、銀行Bに関しては、特に起きるイベントがないことを抽出する。イベント抽出部430は、例えば、服屋Dに関しては、イベント「夏物バーゲンセール」が、開催期間「8〜9月」に予定されることを抽出する。
イベント抽出部430が、どのようにイベントを抽出するのかについて具体的に説明する。イベント抽出部430は、例えば、イベントに関するキーワードを記憶していてもよい。イベントに関するキーワードは例えば、イベントの名称を表す名詞(例えば「セール」、「道路工事」など)、または、イベントが起きることを示す動詞(例えば「起きる」、「開催される」、「開かれる」など)である。
イベント抽出部430は、例えば、イベントに関するキーワードと、候補場所情報との両方を含むようなテキスト文書を検索し、既知のテキストマイニング技術を用いて抽出処理を行う。
イベント抽出部430は、例えば[参考文献2]が開示する技術を応用して実現される。
[参考文献2]
特開2004-102559、
感度決定部440は、監視場所情報、候補場所情報、または、イベントに関する情報などに基づいて、予想される監視場所の混雑度に応じて、監視システム2000が監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する。具体的には、感度決定部440は、感度調整パラメタを決定する。
ここで、感度調整パラメタについて説明する。感度調整パラメタとは、監視ルールの条件節に含まれる変数の値を調節するためのパラメタである。例えば、下記に示すような監視ルールを想定する。
監視ルール:「if (映像に映っている人物の顔と、指名手配されている人物の顔とが、90%以上の信頼度で一致する)then(監視担当者900に警報を出力する)」。
監視ルールの感度は、監視ルールに含まれる変数の値と、感度調整パラメタの値とが演算されることにより調整される。例えば、上述した監視ルールが、「1.1」という値の感度調整パラメタで調整されることを考える。そうすると、監視ルールの条件節に含まれる変数の値は、例えば90(%)×1.1=99(%)というように調整される。ここで、「×」は乗算を示す記号である。
なお、監視ルールに含まれる変数の値と、感度調整パラメタの値との間で実行される演算は、当然、乗算には限らず、他の演算であってもよい。
以下、説明の理解を容易にするため、感度調整パラメタの値が大きいほど、当該感度調整パラメタの値が変数の値と演算された場合に、監視ルールの感度が下がるものとして説明を続ける。なお、感度調整パラメタの値の大小と監視ルールの感度との関係は、上述の関係には限定されない。
感度決定部440が感度調整パラメタを決定する方法には、様々なバリエーションがある。以下、様々なバリエーションのうちの、1つのバリエーションについて説明する。
感度決定部440は、監視場所に含まれる位置情報と、候補場所情報に含まれる位置情報と、イベント抽出部430が抽出したイベントに関する情報とに基づいて、感度デーブル450を参照することにより、感度調整パラメタを決定する。
図6は、感度テーブル450が記憶する情報の一例を示す情報である。図6に示す感度テーブル450は、監視場所から候補場所までの距離に、感度調整パラメタの値を関連付けた情報を記憶する。図6に示すように、感度テーブル450には、監視場所から候補場所までの距離が近いほど、監視ルールの感度が受ける影響が大きくなるような(感度が大きく下がるような)感度調整パラメタが設定される。この理由は、監視場所からイベント会場までの距離が近いほど、監視場所における混雑度は、イベント会場における混雑度の影響を強く受けると考えられるからである。
監視場所から候補場所までの距離は、監視場所の位置情報および、候補場所の位置情報に基づいて算出される。距離は、監視場所と候補場所との間の直線距離でもよいし、道路に沿った経路距離でもよい。監視場所から候補場所までの景観の良さ、歩きやすさ等を考慮した重み付き距離でもよい。
感度決定部440は、例えば、デパートAに関しては、監視場所からの距離が150メートルなので、感度調整パラメタ1.5を取得する。感度決定部440は、例えば、服屋Dに関しては、監視場所からの距離が350メートルなので、感度調整パラメタ1.25を取得する。ここで、デパートAで起きる「半額セール」は、開催時期が7月から8月であり、服屋Dで起きる「夏物バーゲンセール」は、開催時期が8月から9月である。よって感度決定部440は、7月分の感度調整パラメタはデパートAのみを考慮すればよいので、感度調整パラメタを1.5と決定する。
感度決定部440は、9月分の感度調整パラメタは服屋Dのみを考慮すればよいので、感度調整パラメタを1.25と決定する。感度決定部440は、8月分の感度調整パラメタは、デパートAと服屋Dとの両方を考慮する必要がある。例えば、感度決定部440は、デパートAおよび服屋Dに基づいて定まる感度調整パラメタの最大値を、8月分の感度調整パラメタとして設定してもよい。感度決定部440は、最大値に限らず、和の値、または、平均値等、他の統計値を感度調整パラメタとして設定してもよい。
感度決定部440は、例えば、感度調整パラメタと、当該感度調整パラメタの有効期間とを、関連付けて出力する。図7は、感度決定部440が出力する情報の一例を示す図である。
図7に示すように、感度決定部440は、7月分の感度調整パラメタとして1.5を、8月分の感度調整パラメタとして1.5を、9月分の感度調整パラメタとして1.25を、出力する。
図5を参照する説明に戻る。感度調整部460は、感度決定部440が決定した感度調整パラメタに基づいて、監視サーバ100が備えるルール記憶部120が記憶しているルールを更新する。感度調整部460は、感度調整装置400の機能ではなく、監視サーバ100の機能として備えられていてもよい。
次に、第2の実施形態にかかる感度調整装置400の動作を説明する。図8は、感度調整装置400の動作を説明するフローチャートである。
監視場所取得部410は、監視システム2000が監視する場所である監視場所を表す監視場所情報を取得する(ステップS101)。
候補場所抽出部420は、監視場所の近傍であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である候補場所を表す候補場所情報を抽出する(ステップS102)。
イベント抽出部430は、候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する(ステップS103)。
感度決定部440は、候補場所情報と、イベント抽出部430が抽出したイベントに関する情報と、に基づいて予想される監視場所の混雑度に応じて、監視システム2000が監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する(ステップS104)。
感度調整部460は、感度決定部440が決定した感度調整パラメタに基づいて、監視サーバ100が備えるルール記憶部120が記憶しているルールを更新する(ステップS105)。
ステップS105が示す動作は、感度調整装置400が実行する動作ではなく、監視サーバ100が実行する動作としてもよい。
次に、感度決定部440が、感度調整パラメタを決定する方法の他のバリエーションを説明する。
<他のバリエーションその1>
イベント抽出部430が抽出する「イベントに関する情報」は、例えば、開催が予定されるイベントに予想される参加人数を示す情報であってもよい。例えば、過去に類似のイベントが同じ場所で開催されていた場合に、イベント抽出部430が、過去に開催されたイベントの参加人数が記載されたテキストを検索することによって、このような情報を入手する。具体的には、例えば、イベントに関して記載されたテキストに、直接的に過去の参加人数の記載が含まれていた場合、イベント抽出部430は、予想されるイベントの参加人数を示す情報を入手する。イベントに関して記載されたテキストに、直接的に過去の参加人数の記載が含まれている場合とは、例えば、「前回の参加人数は1000人でした」等の記載がテキストに含まれている場合である。上述の場合には、予想される参加人数は1000人である。
図9は、感度テーブル450が記憶する情報の一例を示す図である。図9に示す感度テーブル450は、イベントに参加すると予想される参加人数と感度調整パラメタとが関連付けされた情報を含む。
感度決定部440は、イベント抽出部430が抽出した「イベントに参加すると予想される参加人数を示す情報」に基づいて、感度テーブル450を参照し、感度調整パラメタを決定してもよい。
感度決定部440は、決定した感度調整パラメタを出力する。
<他のバリエーションその2>
イベント抽出部430は、図示しないイベント種類辞書470を参照して、候補場所情報で起きる予定のイベントの種類を抽出してもよい。
図10は、イベント種類辞書470が記憶する情報の一例を示す図である。図10に示すように、イベント種類辞書470は、イベントの種類を示す文言と、当該イベントの種類を示す文言と、共起しやすい表現とを関連付けて記憶する。
例えば、イベント種類辞書470は、イベント「セール」と共起しやすいキーワードとして、「セール」、「バーゲン」、「激安」を記憶する。イベント種類辞書470は、えば、イベント名を含む文書の検索を行い、検索された文書に出現する、イベント名と共起しやすい高頻度表現を、キーワードとしてイベント種類キーワード記憶部に登録することで作成する。
イベント抽出部430は、候補場所情報をキーとして検索した、イベントについて記載されたテキスト情報から、イベント種類辞書470が記憶するキーワードの出現頻度を抽出する。イベント抽出部430は、例えば、出現頻度が最大のキーワードを含むイベント種類を、イベントの種類として判定する。
図11は、感度テーブル450が記憶する情報の一例を示す図である。図11に示すように、感度テーブル450は、感度調整パラメタと、監視場所から候補場所までの距離と、イベントの種類とを関連付けた情報を記憶する。
感度決定部440は、監視場所と候補場所との間の距離と、イベント抽出部が抽出してイベントの種類とに基づいて、感度テーブル450を参照し、感度調整パラメタを決定する。感度決定部440は、決定した感度調整パラメタを出力する。
第2の実施形態にかかる感度調整装置400が奏する効果を説明する。
感度調整装置400によれば、監視場所の混雑度に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
監視サーバ100の性能が低いことに由来し、あるいは、センサー200から受信する情報の質が低いことに由来し、監視サーバ100が、リアルタイムに監視場所の混雑度を判定することが難しい場合がある。感度調整装置400によれば、このような場合であっても、監視場所の混雑度に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
その理由は、感度調整装置400は、テキストマイニング技術を用いることにより、監視が実行されることに先立って、監視場所の近傍で起きる予定のイベントを把握するからである。また、その理由は、感度調整装置400は、監視場所の近傍で起きる予定のイベントから予測される、監視場所の混雑度に基づいて、監視システム2000が異常事態を検出する際の感度を決定するからである。
監視場所の近傍で起きるイベントは、監視システム2000の監視担当者900にとって、その開催をコントロールすることができない。感度調整装置400によれば、このような、監視システム2000の監視担当者900が開催の有無をコントロールできないイベントに対しても、当該イベントに起因する監視場所の混雑度の変化に応じた、適切な感度を決定することができる。
<第3の実施形態>
図12は、第3の実施形態にかかる感度調整装置500の構成を表すブロック図である。
第3の感度調整装置500は、抽出部520と、感度決定部530と、を備える。
抽出部520は、監視システムが監視する場所である監視場所を表す監視場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記監視場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する。
感度決定部530は、監視場所情報および抽出部520が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される監視場所の混雑度に応じて、監視システムが監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する。
第3の実施形態にかかる感度調整装置500が奏する効果を説明する。
感度調整装置500によれば、監視場所の混雑度に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
監視サーバ100の性能が低いことに由来し、あるいは、センサー200から受信する情報の質が低いことに由来し、監視サーバ100が、リアルタイムに監視場所の混雑度を判定するのが難しい場合がある。感度調整装置500によれば、このような場合であっても、監視場所の混雑度に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
その理由は、感度調整装置500は、テキストマイニング技術を用いることにより、監視が実行されることに先立って、監視場所で起きる予定のイベントを把握するからである。また、その理由は、感度調整装置500は、監視場所で起きる予定のイベントから予測される、監視場所の混雑度に基づいて、監視システムが異常事態を検出する際の感度を決定するからである。
<第4の実施形態>
図13は、第4の実施形態にかかる感度調整装置600の構成を表すブロック図である。図13に示すように、第4の感度調整装置600は、抽出部620と、感度決定部630と、を備える。
抽出部620は、候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する。候補場所情報は候補場所を表す情報である。候補場所は、監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、監視対象の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である。感度決定部630は、候補場所情報および抽出部620が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される監視場所の混雑度に応じて、監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する。
第4の実施形態にかかる感度調整装置600が奏する効果を説明する。
感度調整装置600によれば、監視場所の混雑度に応じて、異常事態の発生を検出する感度を適切に調整することができる。
<各実施形態の変形例>
候補場所抽出部420に定められる距離の閾値は、監視システムの監視担当者900が任意の値を設定してもよい。
ルール記憶部120に複数の監視ルールが設定されている場合を想定する。このような場合、監視システムの監視担当者900は、複数の監視ルールのうち一部の監視ルールの感度のみを調整したいと考えることがある。このような場合、感度調整部460は、感度調整パラメータを、当該感度調整パラメータを演算すべき監視ルールの指定とともに出力してもよい。
イベント抽出部430が抽出するイベント開催期間は、イベントが起きる日付だけではなく、イベントが起きる時分の情報を含んでいてもよい。感度決定部440は、決定した感度をイベントの開催時間と関連づけて出力する際、イベント抽出部430が抽出したイベント開催期間そのものを出力するとは限らない。例えば、感度決定部440は、監視場所から候補場所までの距離を考慮して、候補場所から監視場所まで人が移動するのにかかる時間を推定し、当該推定した時間の分だけイベント開催時間からずらした時刻を、感度調整パラメタと関連付けて出力してもよい。
感度テーブル450には、監視場所から候補場所までの距離が近いほど、監視ルールの感度が受ける影響が小さくなるような感度調整パラメタが設定されていてもよい。感度テーブル450には、監視場所から候補場所までの距離が近いほど、監視ルールの感度が上がるような感度調整パラメタが設定されていてもよい。
監視場所取得部410は、感度調整装置400の外部装置から監視場所情報を受信してもよい。監視場所取得部410は、監視システム2000の監視担当者900から、監視場所情報の入力を受け付けてもよい。監視場所取得部410は、感度調整装置400に備えられた図示しない記憶部から、監視場所情報を読み出してもよい。
抽出部520は、感度調整装置500の外部装置から監視場所情報を受信してもよい。抽出部520は、監視担当者900から、監視場所情報の入力を受け付けてもよい。抽出部520は、感度調整装置500に備えられた図示しない記憶部から、監視場所情報を読み出してもよい。
抽出部520がアクセスする、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースは、感度調整装置500に備えられていてもよいし、感度調整装置500と通信ネットワークを介して接続された外部装置に備えられていてもよい。
抽出部620は、感度調整装置600の外部装置から監視場所情報または候補場所情報を受信してもよい。抽出部620は、監視担当者900から、監視場所情報または候補場所情報の入力を受け付けてもよい。抽出部620は、感度調整装置600に備えられた図示しない記憶部から、監視場所情報または候補場所情報を読み出してもよい。
抽出部620がアクセスする、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースは、感度調整装置600に備えられていてもよいし、感度調整装置600と通信ネットワークを介して接続された外部装置に備えられていてもよい。
監視ルールに含まれる変数は、1つとは限らない。例えば、下記のような監視ルールを考える。
例えば、ひったくり(purse-snatching)を監視するために、ひったくりの被害者になりやすい人物に監視カメラをフォーカスさせるような監視ルールを想定する。このような監視ルールは、例えば下記のようなルールになる。
監視ルール:「if(画像に映っている人物がA%以上の信頼度で女性)and(当該人物がB%以上の信頼度で60歳以上)then(当該人物に監視カメラをフォーカスする)」。
感度調整パラメタは、上記のような監視ルールに含まれる複数の変数(上記の例ではAおよびB)のすべてを調整するものでもよいし、複数の変数のうち一部を調整するものでもよい。
感度調整パラメタが、監視ルールの感度を調整する方法は、監視ルールに含まれる変数の値を調整する方法だけとは限らない。例えば、監視ルールの条件節が、複数の条件をandで結合した条件を含む場合を想定する。感度調整部460は、感度調整パラメタに応じて、監視ルールの条件節に含まれるandをorに変更することにより監視ルールの感度を調整してもよい。感度調整部460は、感度調整パラメタに応じて、andで結合された条件の一部を無視することにより、監視ルールの感度を調整してもよい。
例えば、上記の監視ルールの例では、感度調整パラメタに応じて、以下のように感度が調整されてもよい。
監視ルール:「if(画像に映っている人物がA%以上の信頼度で女性)or(当該人物がB%以上の信頼度で60歳以上)then(当該人物に監視カメラをフォーカスする)」。
例えば、上記の監視ルールの例では、感度調整パラメタに応じて、以下のように感度が調整されてもよい。
監視ルール:「if(画像に映っている人物がA%以上の信頼度で女性)then(当該人物に監視カメラをフォーカスする)」。
上述の変形例は、他の実施形態にも適用可能である。
<各実施形態における感度調整装置のハードウェア構成の一例>
図14は、各実施形態における感度調整装置を実現可能な情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置3000を構成するハードウェアは、CPU(Central Processing Unit)1、メモリ2、記憶装置3、通信インターフェース(I/F)4を備える。情報処理装置3000は、入力装置5または出力装置6を備えていてもよい。情報処理装置3000の機能は、例えばCPU1が、メモリ2に読み出されたコンピュータプログラム(ソフトウェアプログラム、以下単に「プログラム」と記載する)を実行することにより実現される。実行に際して、CPU1は、通信インターフェース4、入力装置5および出力装置6を適宜制御する。
尚、本実施形態および後述する各実施形態を例として説明される本発明は、係るプログラムが格納されたコンパクトディスク等の不揮発性の記憶媒体8によっても構成される。記憶媒体8が格納するプログラムは、例えばドライブ装置7により読み出される。
情報処理装置3000が実行する通信は、例えばOS(Operating System)が提供する機能を使ってアプリケーションプログラムが通信インターフェース4を制御することによって実現される。入力装置5は、例えばキーボード、マウスまたはタッチパネルである。出力装置6は、例えばディスプレイである。情報処理装置3000は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線または無線で接続されることによって構成されていてもよい。
なお、情感度調整装置およびその各機能ブロックのハードウェア構成は、上述の構成に限定されない。
また、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせて実施されることが可能である。また、本発明は、上述した各実施の形態に限定されず、様々な態様で実施されることが可能である。
各ブロック図に示したブロック分けは、説明の便宜上から表された構成である。各実施形態を例に説明された本発明は、その実装に際して、各ブロック図に示した構成には限定されない。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
この出願は、2013年6月25日に出願された日本出願特願2013−132738を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、監視システムの感度を調整する感度調整装置、感度調整方法およびプログラム、並びに監視システムに用いることができる。
100 監視サーバ
110 ルール判定部
120 ルール記憶部
200 センサー
300,600 感度調整装置
310 混雑度判定部
320,530 感度決定部
400,500 感度調整装置
410 監視場所取得部
420 候補場所抽出部
430 イベント抽出部
440,630 感度決定部
450 感度テーブル
460 感度調整部
470 イベント種類辞書
520,620 抽出部
900 監視担当者
1000,2000 監視システム
3000 情報処理装置

Claims (10)

  1. 監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、監視対象の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する抽出手段と、
    前記候補場所情報および前記抽出手段が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定手段と、
    を備える感度調整装置。
  2. センサーと監視サーバとを有する監視システムにおいて用いられる、請求項1に記載の感度調整装置であって、
    前記センサーは、前記監視場所における状況を測定し、
    前記監視サーバは、前記センサーが測定した情報、および、前記監視場所に関連付けられてあらかじめ設定された監視ルールに基づいて、前記監視場所に異常が発生したか否かを監視し、
    前記監視ルールは特定の条件を定義する情報を含み、前記センサーが測定した情報が前記特定の条件を満たすか否かに基づいて、前記監視場所に異常が発生したか否かを監視するルールであり、
    前記特定の条件を定義する情報は少なくとも一つの変数を含み、
    前記感度調整装置が備える前記感度決定手段は、前記特定の条件を定義する情報に含まれる変数値の調整に用いる感度調整パラメタを決定する、
    請求項1に記載の感度調整装置。
  3. 前記感度決定手段は、前記監視場所の位置情報および前記候補場所の位置情報に基づいて、前記監視場所と前記候補場所との間の距離を算出し、前記算出した距離に基づいて、前記感度調整パラメタを決定する、
    請求項1または2に記載の感度調整装置。
  4. 前記抽出手段は、前記候補場所で起きる予定のイベントの種類を抽出し、
    前記感度決定手段は、前記抽出手段が抽出した前記イベントの種類に基づいて、前記感度調整パラメタを決定する、請求項1から3のいずれかに記載の感度調整装置。
  5. 前記監視ルールは、前記監視場所および特定の期間に関連付けられて設定されており、
    前記抽出手段は、前記候補場所で起きる予定のイベントを、当該イベントの開催が予定される期間と併せて抽出し、
    前記感度決定手段は、前記抽出手段が抽出した前記イベントの開催が予定される期間、および、前記イベントに関する情報に基づいて、前記特定の条件を定義する情報に含まれる変数の値を調整するための感度調整パラメタを決定し、前記決定した感度調整パラメタを、前記特定の期間を指定する情報と併せて算出する、
    請求項2から4のいずれかに記載の感度調整装置。
  6. 請求項2から5のいずれかに記載の、監視サーバおよび感度調整装置を有する、
    監視システム。
  7. コンピュータによって、
    監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出し、、
    前記候補場所情報および前記抽出手段が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する、
    感度調整方法。
  8. 監視システムが監視する場所である監視場所の近傍の場所であり、かつ、人または車の混雑度に影響するイベントが起きる可能性がある場所である、候補場所を表す候補場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記候補場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する処理と、
    前記候補場所情報および前記抽出手段が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 監視システムが監視する場所である監視場所を表す監視場所情報をキーとして、イベントに関して記載されたテキストが格納されたデータベースから、前記監視場所で起きる予定のイベントに関する情報を抽出する抽出手段と、
    前記監視場所情報および前記抽出手段が抽出したイベントに関する情報に基づいて予想される前記監視場所の混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定手段と、
    を備える感度調整装置。
  10. 監視システムが監視する場所である監視場所における状況を測定するセンサーから、監視場所における状況を表す情報を受信し、前記受信した情報に基づいて、前記監視場所における人または車の混雑度を判定する混雑度判定手段と、
    前記混雑度判定手段が判定した前記監視場所における混雑度に応じて、前記監視システムが前記監視場所で発生する異常事態を検出する際の感度を決定する感度決定手段と、
    を備える感度調整装置。
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