JPWO2014188540A1 - 光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置 - Google Patents

光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置 Download PDF

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Abstract

記録媒体の位置ずれにより、再生時に記録媒体から生じる回折光が空間フィルタで大きく遮られるため、光検出器で集光される回折光の光量が減少して良好な再生信号が得られなくなる。また、記録時には位置の変動しない光源から出射した光ビームの余分な周波数成分等を除去するため、光線中に空間フィルタの位置を固定する必要がある。少なくとも2つの空間フィルタを有するアクチュエータにおいて、一方の空間フィルタは他の空間フィルタとは独立した動きをする2軸以上のアクチュエータに搭載し、他方の空間フィルタは共通の1軸アクチュエータに固定し、それぞれの位置の切り替えを共通の1軸アクチュエータで行う。

Description

本発明は、平板状記録媒体を用いる光記録装置における光学部品位置決め装置、およびその光学部品位置決め装置を用いた光記録装置に関するものである。
近年、インターネットの普及や画像の高画質化等に伴う電子情報量の増加により、主要な情報記録媒体の1つである光ディスクは大容量化の一途をたどっている。大容量化は、対物レンズの開口数増大と光ビーム(光線)の短波長化による集光スポットサイズの縮小や、記録層の多層化などによりCD、DVD、BDとして実現されてきた。しかしながら、さらなる大容量化の実現には、従来とは異なる新たなストレージ技術が必要となる。
有望な次世代光ストレージ技術として、ホログラムメモリがある。一般に、ホログラムメモリは、空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)により信号光ビーム(光線)の強度を2次元的に変調し、信号光ビームと参照光ビームを干渉させ、その干渉パターンをディスク状の記録媒体(光ディスク)に屈折率分布として定着させることによって情報の記録が行われる。また、記録媒体に対する参照光ビームの入射角度を変更することによって、一つの記録箇所に複数種類の情報を同時に記録できる。
また、ホログラムメモリにおける情報の再生では、記録に用いた参照光ビームを記録時と同一角度で記録媒体に照射すると、記録媒体に定着された干渉パターンから回折光が生じ、これを光検出器で受光することにより、記録した情報が再生される。このようにホログラムメモリは、1つの記録箇所で2次元的な情報を複数種類記録・再生できるため、高密度かつ高速な情報の記録・再生が可能である。
上述の記録時と再生時の様に、2つの異なる使用条件に対して、それぞれに適合した仕組みで記録、再生用の光学部品を切り替え、また光ビームの集光点位置を3次元的に制御する駆動装置の例が、以下の2つの特許文献に記載されている。
特許文献1では、基板厚や記録感度等種類の異なる複数の光学式情報記録媒体を1台の光学式情報記録再生装置において記録もしくは再生するため、各々の光学式情報記録媒体の情報記録面にそれぞれ集光される光スポットを、各々の媒体に最も適したものとし、かつ正確にトラックずれ及び焦点ずれを制御するようにした対物レンズ駆動装置及び光ヘッド装置が記載されている。特許文献1では、軸線の回りに回動かつ軸線に沿って上下動自在に保持されたレンズホルダと、該レンズホルダに前記軸線からほぼ等しい距離だけ偏心した位置に設けられた複数の対物レンズと、前記レンズホルダを前記軸線に沿って上下動、軸線の回りに回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、光学式情報記録媒体の種類を判別する手段とを備え、光学式情報記録媒体の種類に応じて対物レンズを選択して光束中に移動し、光スポットを形成して情報を記録または再生することを特徴とする対物レンズ駆動装置および当該対物レンズ駆動装置を備えた光ヘッド装置が記載されている。
また特許文献2では、光源ユニットからの平行な光ビームを集束する第1のレンズと、該集束した光ビームを再度平行な光ビームに変換する第2のレンズと、該平行な光ビームを光ディスクの記録面に集束する第3のレンズとを備え、第3のレンズをその光軸方向に移動させることにより光ビームの焦点位置調整を行い、第1又は第2のレンズのいずれか一方をその光軸と直交する面内で移動させることにより第3のレンズに入射する光ビームの光軸を傾斜させて光ビームのトラック追従制御を行う光ヘッドが記載されている。当該光ヘッドにおいては、第1又は第2のレンズのいずれか一方をその光軸と直交する面内でのみ揺動する第1の板ばねに支持された第1の可動部材に取り付けるとともに、第3のレンズをトラック追従方向と直交する面内でのみ揺動する第2の板ばねに支持された第2の可動部材に取り付けられている。これにより、レンズを透過する光ビームに対して、レンズを光軸に対する法線面内で移動することで光ビームの光軸に対して法線面上で集光点位置移動し、対物レンズを光軸方向に移動することで集光点位置を光軸方向に移動させることが記載されている。
特開平8−221779号公報 特開平4−13233号公報
上述したホログラムメモリの様な平板状の記録媒体を用いる光記録装置において、平板状の記録媒体が回転する際に、記録媒体の固有撓みや振動等により、参照光ビーム位置に対する記録媒体の位置や角度が変動する。それに伴い、再生時には記録媒体で生じる再生光(=回折光)の位置や角度が変化し、記録媒体と光検出器との間の光路中に配置された光学部品、例えば空間フィルタ上に集光される再生光の集光点位置は3次元的に変動する。したがって、空間フィルタ上で再生光の集光点位置が変動すると、再生光が空間フィルタで遮られるため、光検出器で集光する再生光の光量が減少して良好な再生信号が得られなくなるといった問題点があった。そのため、空間フィルタを記録媒体の位置や角度に同期させて最適な位置に移動させる必要があるといった課題があった。
一方、上述したホログラムメモリの様な平板状の記録媒体を用いる光記録装置の記録時において、光源から出射した信号光ビームに含まれる不要な周波数成分等を除去するため、空間フィルタの様な光学部品の位置を記録媒体の位置に依らず信号光ビーム中心に固定する必要があった。また信号光ビームは記録時に離散的で非連続的に短時間に照射されるため、空間フィルタを透過する信号光ビームを用いて空間フィルタの位置情報を連続的に取得し、空間フィルタの位置を連続的にフィードバック制御することが困難な状況の中で、空間フィルタの位置を正確に固定する必要があるといった課題があった。
しかしながら特許文献1の光ヘッドの駆動装置の構成では、光軸に対する法線面上の1軸方向駆動アクチュエータでの光学部品の切り替えにより、光ビームの集光点位置を光軸に対する法線面上の1軸方向に駆動可能とし、光軸方向駆動アクチュエータにより光ビームの集光点位置を法線方向に駆動可能とするのみである。すなわち、光ビームの集光点位置が2軸方向しか駆動出来ず、また、駆動装置が電磁駆動の原理を用いているため、位置決め状態が不安定であり、記録時に光学部品を固定することが困難である。
一方、特許文献2の構成では、光ビームの集光点位置を3次元的に任意の位置に駆動できるが、光線の集光点位置駆動のためにレンズを光軸中心から変位させると光ビームに歪みが生じ、記録・再生信号が劣化する問題点があり、また、駆動装置が電磁駆動の原理を用いているため、位置決め状態が不安定であり、記録時に光学部品を固定することが困難である。また、特許文献2の構成では、記録時と再生時で光学部品を切り替える駆動ができない問題がある。
本発明は、上記問題点を鑑みなされてもので、空間フィルタの様な光学部品を、記録時と再生時で切り替えるとともに、記録媒体の位置や角度に同期させて最適な位置に移動させ、また記録時等の必要時には、空間フィルタ等の光学部品の位置を正確に固定することができる光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置を提供することを目的としている。
本発明を複数の観点から把握することができるが、一つの観点から捉えた代表的な本発明の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置は、以下の通りである。また、その他の観点から捉えた本発明の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置は、以下に続いて述べる発明を実施する形態の説明等でさらに明らかになる。
すなわち、本発明の光学部品位置決め装置は、
光源から出射された光ビームの光路中に配置された少なくとも2つの光学部品を移動させて所定位置に位置決めする光学部品位置決め装置において、
前記2つの光学部品が搭載され、当該2つの光学部品を共に移動させる1軸で駆動する第1のアクチュエータと、
前記2つの光学部品の内の第1の光学部品が搭載され、他の第2の光学部品とは独立して前記第1の光学部品を移動する2軸以上で駆動する第2のアクチュエータと、
前記第1のアクチュエータと第2のアクチュエータを制御する制御装置を有する光学部品位置決め装置である。
また、上記光学部品位置決め装置を用いた本発明の光記録装置は、
搭載された記録媒体を回転駆動する回転モータと、前記記録媒体に対して信号を記録再生するヘッドとを有し、前記記録再生するヘッドは、光源から出射した光ビームの光路中に配置された少なくとも2つの光学部品を備える光記録装置において、
前記2つの光学部品が搭載され、当該2つの光学部品を共に移動させる1軸で駆動する第1のアクチュエータと、前記2つの光学部品の内の第1の光学部品が搭載され、他の第2の光学部品とは独立して前記第1の光学部品を移動する2軸以上で駆動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータと第2のアクチュエータを制御する制御装置とを備えた光学部品位置決め装置を有する光記録装置である。
本発明によれば、記録媒体(光ディスク)の撓みや、振動による記録媒体回転時の回転軸方向と回転軸に対する法線面内方向の変動による再生信号劣化を抑制する光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置が提供できる。また、これにより、高密度・高速なホログラムメモリを提供することができる。
ホログラムメモリ装置の全体構成の一例を示した図である。 本発明の一実施例における記録媒体の位置がずれた時の変位補正機構402の動作の一例を説明する図である。 本発明の一実施例における記録媒体の位置がずれた時の変位補正機構402の動作の他の例を説明する図である。 本発明の一実施例における記録媒体の位置がずれた時の変位補正機構402の動作の別の例を説明する図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402の構成を示す図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402の内の2軸アクチュエータ404の構成を示す図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402の2軸アクチュエータ404の構成と動作を説明する図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402の2軸アクチュエータ404における駆動力と変位の関係の一例を説明する図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402の2軸アクチュエータ404における駆動力と変位の関係の他の例を説明する図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402における1軸アクチュエータ403の構成を示す図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402における光学部品の切り替え機構の構成と記録時の動作を説明する図である。 本発明の一実施例における変位補正機構402における光学部品の切り替え機構の構成と再生時の動作を説明する図である。 本発明の一実施例におけるにおける空間フィルタ212の構成を示す図である。
本発明の実施の形態の光記録装置は、例えば、光記録装置に搭載された記録媒体を回転駆動する回転モータと、前記記録媒体に対して信号を記録再生するヘッドとを有し、前記記録再生するヘッドは少なくとも2つの光学部品を備え、当該2つの光学部品を共通の1軸アクチュエータにより位置制御し、2つの光学部品の内の1つの光学部品は他の光学部品とは独立した動きをするように2軸以上のアクチュエータにより位置制御する光学部品位置決め装置を有する。
また、本発明の実施の形態の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置では、前記共通の1軸アクチュエータが前記2つの光学部品を切り替えることを特徴とする。
また、本発明の実施の形態の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置では、前記共通の1軸アクチュエータは無通電時に位置が固定されることを特徴とする。
また、本発明の実施の形態の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置では、光記録装置に搭載された記録媒体は回転し、前記光学部品位置決め装置を透過した光線が前記記録媒体に照射される位置が、前記記録媒体の回転軸に対して法線方向となる方向に前記1軸アクチュエータが動くことを特徴とする。
また、本発明の実施の形態の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置では、前記光学部品は透過する光線の強度や偏光及び角度を変化させることを特徴とする。
また、本発明の実施の形態の光学部品位置決め装置、およびそれを用いた光記録装置は、前記光学部品を透過する光線の位置を検出する機能を有することを特徴とする。
以下、図面等を用いて、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の説明は本発明を実施するための形態を示すものであり、本発明がこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、実施の形態および具体的な実施例を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略することがある。
[ホログラムメモリ装置の全体構成]
図1は、ホログラムメモリ装置の一例の全体構成の概略を説明する図であり、特に光ヘッドの部分401の構成の一例を詳細に示したものである。
光源201を出射した光ビーム(光線)はコリメートレンズ202を透過し、シャッタ203で通過する時間を制限される。光ビームはシャッタ203通過後、1/2波長板204でP偏光とS偏光の割合を制御された後、偏光ビームスプリッタ205に入射する。偏光ビームスプリッタ205を透過する信号光(例えばP偏光)ビーム301は、ビームエキスパンダ206でビーム径が拡大された後、位相マスク207、リレーレンズ208を透過し、偏光ビームスプリッタ209で反射し、空間光変調器210に入射する。空間光変調器210で情報を付加された信号光ビーム301は偏光ビームスプリッタ209を透過した後、リレーレンズ211、空間フィルタ212と対物レンズ213を透過し記録媒体224に集光する。
一方、偏光ビームスプリッタ205で反射された参照光(例えばS偏光)ビーム302は、偏光方向変換素子214で記録時又は再生時に応じた偏光方向に制御された後、ミラー215とミラー216で反射され、ガルバノミラー217に照射される。ガルバノミラー217で反射角度を制御された参照光ビーム302は、レンズ218とレンズ219を透過した後、記録媒体224に入射する。なお、ガルバノミラー217によって参照光ビーム302の角度を制御することにより、記録媒体224に入射する参照光ビーム302の角度を調整する。
信号光ビーム301と参照光ビーム302を記録媒体224中で重ね合わせると、記録媒体224内には信号光ビーム301と参照光ビーム302で形成される干渉パターンが記録され、これにより情報を記録する。また、ガルバノミラー217で記録媒体224に入射する参照光ビーム302の角度を変化させると、それぞれの入射角度に依存した記録ができるため、角度多重記録ができる。
記録媒体224に記録した情報を再生する時は、前述した1/2波長板204で、参照光として用いたP偏光またはS偏光の一方側に調整し、光源201を出射した光ビームの全光量が偏光ビームスプリッタ205で反射される参照光(例えばS偏光)ビーム302となるようにする。参照光ビーム302は前述の参照光ビーム302と同じ順序を経て、記録媒体224に入射、透過した後、ガルバノミラー220で反射される。ガルバノミラー220で反射された参照光ビーム302は再び記録媒体224に入射すると、記録媒体224に記録された干渉パターンにより回折された再生光が発生し、対物レンズ213、リレーレンズ211と空間フィルタ212を透過した後、偏光ビームスプリッタ209で反射され光検出器221に入射し、記録した信号が再生される。また、ガルバノミラー217とガルバノミラー220は連動して動き、記録時と同じ複数の参照光ビーム302の入射角度で記録媒体224に入射することにより、多重記録情報を再生できる。
なお、記録媒体224は回転モータ222に回転軸223を介して固定され、回転モータ222はステージ226上に固定されている。そのため、光記録装置の制御装置(コントローラ)227の制御により、回転モータ222で回転角度と、ステージ226でX、Y、Z軸方向位置を制御することにより、記録媒体224中で記録と再生する位置を任意に設定することができる。
また、制御装置(以下、コントローラと言う)227は、光ヘッド401の各種の制御を行い、例えば、光ビームの光源からの出射制御や、ガルバノミラー217、220の角度の制御や、光検出器221での検出光の信号に応じた空間フィルタ212の位置制御、等を行う。
[再生時の記録媒体の位置ずれ・傾きの補正]
次に、記録媒体224の位置がずれたときや、傾いた時の変位補正機構402の動作について説明する。
図2(a)、(b)、(c)において、本発明の光部品位置決め装置の変異補正機構402には、空間フィルタ212の位置決めを行うアクチュエータ225が備えられており、空間フィルタ212の移動を行う。
図2(a)は、本実施例において記録媒体224に記録した情報を再生する時に、記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸に対して法線面上の一軸方向(+X’軸方向)にずれた時の変位補正機構402の動作を説明する図である。なお、点線で示した位置が記録媒体224の元の位置である。
図2(b)は、本実施例において記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸方向(+Z’軸方向)にずれた時の変位補正機構402の動作を説明する図である。なお、点線で示した位置が記録媒体224の元の位置である。
図2(c)は、本実施例において記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸に対して傾いた(+θY’方向)時の変位補正機構402の動作を説明する図である。なお、点線で示した位置が記録媒体224の元の位置である。
図2(a)に示すように、記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸に対して法線面上の一軸方向(+X’軸方向)にずれると、記録媒体224に記録した情報により回折された再生光ビーム303の発生する位置も同時に信号光ビーム301の光軸に対して法線面上の一軸方向(-X’軸方向)にずれる。それにより、変位補正機構402内で集光される点501は502に-X’方向に変位するため、空間フィルタ212で大きく遮られ、再生光ビーム303の光量が減少して再生信号が劣化する。そのため、空間フィルタ212をアクチュエータ225で信号光ビーム301の光軸に対して法線面上の一軸方向(-X’軸方向)に移動させることで、光検出器221で集光される回折光の光量を回復させ再生信号の劣化を補償する。
次に、図2(b)に示すように、記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸に対して法線方向(+Z’軸方向)にずれると、記録媒体224に記録した情報により回折された再生光ビーム303の発生する位置も同時に信号光ビーム301の光軸方向(+Z’軸方向)にずれる。それにより、変位補正機構402内で再生光ビーム303が集光される点501は503に+Z’方向に変位するため、図2(a)と同様に、空間フィルタ212で遮られ再生信号が劣化する。そのため、空間フィルタ212をアクチュエータ225で信号光ビーム301の光軸方向(+Z’軸方向)に移動させることで再生信号の劣化を補償する。
最後に、図2(c)に示すように、記録媒体224が記録した信号光ビーム301の光軸に対して傾く(+θY’方向)と、記録媒体224に記録した情報(=干渉パターン)が傾くため、回折される参照光ビーム303の角度も同時に信号光ビーム301の光軸に対して傾く(+θY’軸方向)に傾く。それにより、変位補正機構402内で再生光ビーム303が集光される点501は503に-X’方向に変位するため、図2(a)と同様に空間フィルタ212で遮られ再生信号が劣化する。そのため、空間フィルタ212をアクチュエータ225で信号光ビーム301の光軸に対して法線面上の一軸方向方向(-X’軸方向)に移動させることで再生信号の劣化を補償する。
[変位補正機構の動作]
次に、空間フィルタ212の位置を制御する変位補正機構402の具体的な動作について説明する。
図1に示すように、ホログラムメモリ装置401では、ディスク状の記録媒体224を記録・再生する位置に移動するために、回転モータ222と、並進するステージ226を用いる。記録媒体の回転モータ222を用いた回転位置決めは、並進するステージ226(回転軸に対して法線方向=ラジアル方向)を用いた位置決めに比べ高速に実現できる。そのため、空間フィルタ212は回転方向(Y’軸方向)と回転に伴ってずれる光軸方向(Z’軸方向)に高速駆動することが求められるが、回転軸法線方向となるX’軸方向には比較的低速駆動することで十分となる。本実施例では、高速駆動が求められるY’軸方向とZ’軸方向のアクチュエータに電磁駆動するアクチュエータを用い、比較的に低速駆動で良いX’軸方向のアクチュエータにモータを用いたリードスクリュー機構を用いた。
図3(a)は、変位補正機構402の構造を説明する図である。図3(b)は、変位補正機構402の内、電磁駆動で光軸方向(Z’軸方向)と光軸に対して法線面上の1軸方向(Y’軸方向)の合計2軸方向に、空間フィルタ212bを駆動する2軸アクチュエータ404の構造を説明する図である。
変位補正機構402は2つの空間フィルタ212a、212bを有する。空間フィルタ212aは1軸(X’軸)駆動ホルダ103に固定され、空間フィルタ212bは2軸(Y’、Z’軸)駆動ホルダ107に固定されている。
まず初めに、2軸アクチュエータ404の動作を以下に説明する。
図4(a)は、電磁駆動するアクチュエータによって構成された2軸駆動のアクチュエータ404の動作を説明するために2軸駆動のアクチュエータ(以下、2軸アクチュエータ)404の主要部品を-Z軸方向に見下ろした図である。
図4(b)、図4(c)はそれぞれ2軸アクチュエータ404に生じる光軸方向(Z’軸方向)と光軸に対して法線面上の1軸方向(Y’軸方向)の駆動力を説明するために、2軸アクチュエータ404を図3(b)の断面S2において+X軸方向に見た図である。
2軸アクチュエータ404は、図3(b)、図4(a)に示すように2軸駆動ホルダ107に固定された2種類のコイル111と112が、ホルダ107外部に設けた磁石110とヨーク109とから形成される磁界内に配置されている。
また図4(b)に示すように、光軸方向駆動用コイル111は2軸アクチュエータホルダ107の周囲に固定され、光軸方向駆動用コイル111に駆動電流Iaが流れると光軸方向(+Z’軸方向)にローレンツ力Faが発生し光軸方向(+Z’軸方向)に変位する。なお、ワイヤ108の-X’方向の端部は1軸駆動ホルダ103に固定され、+X’方向の端部は2軸アクチュエータホルダ107に固定されている。そのため、2軸駆動ホルダ107は、1軸駆動ホルダ103に固定された4本のワイヤ108で片持ち支持され、2軸駆動ホルダ107が光軸方向(Z’軸方向)に変位するとバネ力Fbが発生する。そして、ローレンツ力Faとバネ力Fb釣り合う位置で2軸アクチュエータホルダ107は固定される。
一方、2対の光軸法線方向用コイル112は磁石110とヨーク109との空隙に配置され、2軸駆動ホルダ107のワイヤ108軸方向の2面固定されている。図4(c)に示すように、コイル112に駆動電流Ibが流れると、光軸法線方向(-Y’軸方向)にローレンツ力Fcが発生し2軸駆動ホルダ107は光軸法線方向(-Y’軸方向)に変位する。そして、光軸方向駆動用コイル111と同様にバネ力Fdとローレンツ力Fcとが釣り合う位置に2軸駆動ホルダ107は位置決めされて固定される。(ここでは重力による影響は記載しない。)
以上の動作原理により、2軸アクチュエータ404はコイル111とコイル112に印加する電流で空間フィルタ212bのY’軸方向とZ’軸方向の位置を制御する。
次に、1軸駆動のアクチュエータ(以下、1軸アクチュエータ)403の動作を以下に説明する。
駆動速度が比較的低速でも良い1軸アクチュエータ403は、図3(a)に示すように、主にステッピングモータ100とリードスクリュー101とナット102、2本のガイドレール104、105とから構成され、ナット102は変位補正機構402の1軸駆動ホルダ103に固定されている。
図5は、変位補正機構402の1軸アクチュエータ403のリードスクリュー機構を説明する図である。
ステッピングモータ100がX’軸回りに回転すると、1軸駆動ホルダ103に固定されているナット102と1軸駆動ホルダ103は2本のガイドレール104、105の軸方向であるX’軸方向に変位する。なお、ステッピングモータ100は無通電時にリードスクリュー101の回転角度が維持される特性を有するため、1軸駆動ホルダ103の位置が固定される。
以上の動作原理により、1軸アクチュエータ403はステッピングモータ100に印加する電圧のパルス数で1軸駆動ホルダ103に搭載された空間フィルタ212aと空間フィルタ212bのX’軸方向の位置を制御する。
さらに1軸アクチュエータ403は、空間フィルタ212aと空間フィルタ212bの微小な位置制御だけでなく、記録・再生時における空間フィルタ212aと空間フィルタ212bの切り替えにも用いられる。
図6(a)、(b)は1軸アクチュエータ403の記録・再生時における切り替え動作を説明するために、図3(b)に示す変位補正機構402のX’Z’座標面S1での断面図を-Y’軸方向に見た図である。
図6(a)に示すように、記録時は、信号光ビーム301が1軸駆動ホルダ103に固定された空間フィルタ212aを透過する。空間フィルタ212aは1軸駆動ホルダ103に固定されているため、Y’軸とZ’軸方向は変動しない。 また、X’軸方向は1軸アクチュエータ403のステッピングモータ100に入力する電圧のパルス数で一意に決まるため、空間フィルタ212aの位置はフィードバック信号の不要なオープンループで制御できる。
一方再生時は、図6(b)に示すように、2軸アクチュエータ404に搭載された空間フィルタ212bは、1軸アクチュエータ403により再生光ビーム303の透過する位置に移動する。空間フィルタ212bは1軸アクチュエータ403に搭載された2軸アクチュエータ404に固定されているため、X’軸方向の位置は1軸アクチュエータ403のステッピングモータ100に入力する電圧のパルス数で制御され、Y’軸とZ’軸方向は2軸アクチュエータ404の各コイル111、112に印加する駆動電流Ia、Ibで制御する。なお、図2に示したような再生光ビーム303の集光点位置501と空間フィルタ212bとの位置ずれ量は、例えば図1に示す変位補正機構402の空間フィルタ212bで遮られた再生光ビーム303を光検出器221等の検出器で検出し、その検出光(例えば強度等)に応じて評価し、変異補正機構402を制御する。検出光の評価においては、光検出器221以外の他の検出器を用いても良く、空間フィルタ212bから出た光の評価ができれば良い。また、光検出器221で検出される再生光ビーム303が最大となる位置に空間フィルタ212bをコントローラ227で制御することで、再生光ビーム303の集光点位置501と空間フィルタ212bとの位置ずれは最小となる。
図7は空間フィルタ212の構成を説明するために、1軸アクチュエータ403に搭載された空間フィルタ212aの光軸中心断面図を示したものである。空間フィルタ212aは、信号光ビーム301の透過を阻止する薄膜106bと、薄膜106bを支持する透明な基板106aとから構成されている。また空間フィルタ212bは、信号光ビーム301が透過する領域が穴構造の1軸駆動ホルダ103と固定されている。これにより、図7に示すように、透過する信号光ビーム301光の領域を制限する空間フィルタとして作用する。
なお、本実施例における2軸アクチュエータ404は電磁駆動、1軸アクチュエータ403はモータ駆動として記載しているが、1軸アクチュエータ403として、超音波モータ等の同様の効果が得られるアクチュエータであっても良い。
また、本実施例では変位補正機構402をホログラムメモリ装置に用いた場合を記載しているが、光学検査装置等の他の光学装置にも適用できることはもちろんである。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、制御機構や構成部品およびそれらの結合は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御機構や構成部品およびそれらの結合を示しているとは限らない。実際には殆ど全てもしくは多くの構成が相互に関係付けられ接続されていると考えてもよい。
100 ステッピングモータ
101 リードスクリュー
102 ナット
103 1軸駆動ホルダ
104 ガイドレール
105 ガイドレール
106a 薄膜
106b 基板
107 2軸駆動ホルダ
108 ワイヤ
109 ヨーク
110 磁石
111 光軸方向駆動用コイル
112 光軸法線方向用コイル
201 光源
202 コリメートレンズ
203 シャッタ
204 1/2波長板
205 偏光ビームスプリッタ
206 ビームエキスパンダ
207 位相マスク
208 リレーレンズ
209 偏光ビームスプリッタ
210 空間光変調器
211 リレーレンズ
212 空間フィルタ
212a、212b 空間フィルタ
213 対物レンズ
214 偏光方向変換素子
215 ミラー
216 ミラー
217 ガルバノミラー
218 レンズ
219 レンズ
220 ガルバノミラー
221 光検出器
222 回転モータ
223 回転軸
224 記録媒体
225 アクチュエータ
226 ステージ
227 コントローラ(制御装置)
301 信号光ビーム
302 参照光ビーム
303 再生光ビーム
401 ホログラムメモリ装置
402 変位補正機構
403 1軸アクチュエータ
404 2軸アクチュエータ
501〜505 集光点位置

Claims (15)

  1. 光源から出射された光ビームの光路中に配置された少なくとも2つの光学部品を移動させて所定位置に位置決めする光学部品位置決め装置において、
    前記2つの光学部品が搭載され、当該2つの光学部品を共に移動させる1軸で駆動する第1のアクチュエータと、
    前記2つの光学部品の内の第1の光学部品が搭載され、他の第2の光学部品とは独立して前記第1の光学部品を移動する2軸以上で駆動する第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータと第2のアクチュエータを制御する制御装置を有することを特徴とする光学部品位置決め装置。
  2. 請求項1において、
    前記1軸で駆動する第1のアクチュエータによる移動により、前記第1、第2の2つの光学部品を切り替えることを特徴とする光学部品位置決め装置。
  3. 請求項2において、
    前記1軸で駆動する第1のアクチュエータは、モータ駆動のアクチュエータで構成され、当該モータ駆動のアクチュエータの無通電時に、前記第1、第2の2つの光学部品の位置が固定されることを特徴とする光学部品位置決め装置。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    前記2軸以上で駆動する第2のアクチュエータは、電磁駆動するアクチュエータで構成され、当該電磁駆動するアクチュエータの通電制御により、前記第1の光学部品の位置が決められることを特徴とする光学部品位置決め装置。
  5. 請求項1から4のいずれかにおいて、
    前記第1、第2の光学部品のうちの少なくとも1つは、透過する光ビームの強度、偏光、及び角度のうちの少なくとも1つを変化させることを特徴とする光学部品位置決め装置。
  6. 請求項1から5のいずれかにおいて、
    前記第1の光学部品を透過する光ビームの光検出をする光検出器を有することを特徴とする光学部品位置決め装置。
  7. 搭載された記録媒体を回転駆動する回転モータと、前記記録媒体に対して信号を記録再生するヘッドとを有し、前記記録再生するヘッドは、光源から出射した光ビームの光路中に配置された少なくとも2つの光学部品を備える光記録装置において、
    前記2つの光学部品が搭載され、当該2つの光学部品を共に移動させる1軸で駆動する第1のアクチュエータと、前記2つの光学部品の内の第1の光学部品が搭載され、他の第2の光学部品とは独立して前記第1の光学部品を移動する2軸以上で駆動する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータと第2のアクチュエータを制御する制御装置とを備えた光学部品位置決め装置を有することを特徴とする光記録装置。
  8. 請求項7において、前記光学部品位置決め装置は、
    前記1軸で駆動する第1のアクチュエータによる移動により、前記第1、第2の2つの光学部品を切り替えることを特徴とする光記録装置。
  9. 請求項8において、前記光学部品位置決め装置は、
    前記1軸で駆動する第1のアクチュエータを、モータ駆動のアクチュエータで構成し、当該モータ駆動のアクチュエータの無通電時に、前記第1、第2の2つの光学部品の位置が固定されることを特徴とする光記録装置。
  10. 請求項7から9のいずれかにおいて、
    前記2軸以上で駆動する第2のアクチュエータは、電磁駆動するアクチュエータで構成され、当該電磁駆動するアクチュエータの通電制御により、前記第2の光学部品の位置が決められることを特徴とする光記録装置。
  11. 請求項7から10のいずれかにおいて、前記光学部品位置決め装置は、
    前記第1、第2の光学部品のうちの少なくとも1つを、透過する光ビームの強度、偏光、及び角度のうちの少なくとも1つを変化させる光学部品で構成することを特徴とする光記録装置。
  12. 請求項7から11のいずれかにおいて、前記光学部品位置決め装置は、
    前記第1の光学部品を透過する光ビームの光検出をする光検出器を有することを特徴とする光記録装置。
  13. 請求項7において、
    前記光学部品位置決め装置を透過した光ビームが、回転する前記記録媒体に照射される位置が、前記記録媒体の回転軸に対して法線方向となる方向に移動するように前記1軸アクチュエータが前記第1、第2の2つの光学部品を移動させることを特徴とする光記録装置。
  14. 請求項13において、
    前記第1、第2の光学部品のうちの少なくとも1つは、透過する光ビームの強度、偏光、及び角度のうちの少なくとも1つを変化させることを特徴とする光記録装置。
  15. 請求項13または14において、
    前記第1の光学部品を透過する光ビームの光検出をする光検出器を有することを特徴とする光記録装置。
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