JPWO2014162611A1 - 情報共有システム、情報処理端末、情報共有方法および情報共有プログラム - Google Patents
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Abstract
情報共有装置(100)は、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する。情報共有装置(100)は、情報処理端末から、情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部(101)と、情報処理端末を利用しているユーザを、目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部(102)と、登録部(102)に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する共有部(103)とを有する。
Description
この発明は、他のユーザと情報共有する情報共有システム、情報処理端末、情報共有方法および情報共有プログラムに関する。ただし、この発明の利用は、情報共有システム、情報処理端末、情報共有方法および情報共有プログラムに限らない。
従来、情報端末間の通信によりチャットなどの情報のやりとりをおこなう技術が提案されている。例えば、車両に搭載されたナビゲーション装置間で入力したメッセージなどを他のナビゲーション装置へ送信する(例えば、下記特許文献1参照。)。
上記従来の技術では、通信の対象となるナビゲーション装置の情報を予め入力しておき、入力された情報に対応するナビゲーション装置に対して、情報のやりとりを可能としたもので、それ以外の自分が知らない他のユーザに対しては、情報のやりとりをおこなうことができない。また、情報のやりとりをおこなうユーザは、一時的ではないため、個人の行動履歴や情報が漏洩する問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報共有システムは、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、前記登録部に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する共有部と、を有することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報処理端末は、ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信部と、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信部と、前記受信した情報を表示する表示部と、を有することを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる情報共有システムは、サーバに接続された複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、前記情報処理端末は、ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信部と、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信部と、前記受信した情報を表示する表示部と、を有し、前記サーバは、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、前記登録部に登録されている同一のユーザグループの前記情報処理端末間で情報を共有する共有部と、を有することを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報共有方法は、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有装置が実施する情報共有方法において、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得工程と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録工程と、前記登録工程に登録された同一のユーザグループ間で情報を共有する共有工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる情報共有方法は、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供するサーバに接続される情報処理端末が実施する情報処理方法において、ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信工程と、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信工程と、前記受信した情報を表示する表示工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる情報共有プログラムは、請求項9または請求項10に記載の情報共有方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報共有システム、情報処理端末、情報共有方法および情報共有プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報共有システム、情報処理端末、情報共有方法および情報共有プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる情報共有装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。実施の形態にかかる情報共有システムは、単一のサーバ(情報共有装置100)が取得部101と、登録部102と、共有部103、の各機能を含む。また、図1の機能別に分散された複数のサーバを用いる構成としてもよい。
取得部101は、情報処理端末から、この情報処理端末に設定された目的地情報を取得する。登録部102は、情報処理端末を利用しているユーザを、目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する。
そして、取得部101は、情報処理端末を利用するユーザを特定するID情報を取得し、登録部102は、取得したID情報を、取得部101によって取得された目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末のID情報により構成されるデータベースへ登録する。このID情報は、ユーザそのものの個人情報ではなく、例えば、予め設定したユーザに割り当てたユーザIDや、情報処理端末に固有の製造番号等の端末IDをID情報として用いる。
また、登録部102は、情報処理端末から目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、データベースの情報処理端末のユーザを登録解除し、情報の共有を解除する。この際、情報処理端末は、ユーザの個人情報はサーバへ送出せず、ユーザを特定しないため、個人情報を秘匿できる。また、各ユーザの目的地は同一地点に限らず、同一地点近傍の所定範囲を含む。
共有部103は、登録部102に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する。この共有する情報としては、情報処理端末から送信されたユーザのメッセージ、ユーザの現在位置の渋滞情報、ユーザの移動速度、ユーザの位置等であり、これらのうち一つ以上を情報としてユーザの情報処理端末間で共有する。
図2は、実施の形態にかかる情報共有システムの処理手順の一例を示すフローチャートである。情報共有装置100が実行する情報共有処理について説明する。はじめに、情報共有装置100は、ユーザの情報処理端末から、この情報処理端末に設定された目的地情報を取得する(ステップS201)。また、この際、取得部101は、情報処理端末を利用するユーザを特定するID情報を取得する。
次に、登録部102は、情報処理端末を利用しているユーザを、目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する(ステップS202)。そして、共有部103は、登録部102に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する(ステップS203)。この共有する情報としては、情報処理端末から送信されたユーザのメッセージ、ユーザの現在位置の渋滞情報、ユーザの移動速度、ユーザの位置等であり、これらのうち一つ以上を情報としてユーザの情報処理端末間で共有する。
この後、登録部102は、情報処理端末から目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、データベースの情報処理端末のユーザを登録解除し、情報の共有を解除する。
上記処理によれば、ユーザが目的地へ向けて移動している間、このユーザの情報処理端末がユーザグループに登録され、ユーザグループに登録されている他のユーザとの間で情報を共有することができる。これにより、各ユーザが共通する目的地到着までの間、メッセージ、ユーザの現在位置の渋滞情報、ユーザの移動速度、ユーザの位置等を他のユーザと共有することができる。
上記実施の形態によれば、ユーザは、目的地へ向けて移動している間、他のユーザとの間で情報を共有することができ、ユーザグループに登録されている各ユーザは、必要とする情報を他のユーザから取得できるようになる。また、情報の共有は、ユーザの目的地設定に応じて登録され、目的地到着により解除されるため、目的地到着までの必要な期間のみ情報共有サービスを利用でき、ユーザによる情報共有サービスへの登録および解除の操作を簡単におこなえるようになる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、各ユーザの車両にナビゲーション装置300が搭載され、各ユーザのナビゲーション装置300が上述した情報共有装置100としてのサーバにアクセスする構成について説明する。
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
次に、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、磁気ディスクドライブ304、磁気ディスク305、光ディスクドライブ306、光ディスク307、音声I/F(インターフェース)308、マイク309、スピーカ310、入力デバイス311、映像I/F312、ディスプレイ313、通信I/F314、GPSユニット315、各種センサ316、カメラ317、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
次に、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、磁気ディスクドライブ304、磁気ディスク305、光ディスクドライブ306、光ディスク307、音声I/F(インターフェース)308、マイク309、スピーカ310、入力デバイス311、映像I/F312、ディスプレイ313、通信I/F314、GPSユニット315、各種センサ316、カメラ317、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、情報共有プログラムを記録している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、例えば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどを用いることができる。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図データ、車両情報、道路情報、走行履歴などが挙げられる。地図データは、カーナビゲーションシステムにおいて経路探索するときに用いられ、建物、河川、地表面、エネルギー補給施設などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データ、道路の形状をリンクやノードなどであらわす道路形状データなどを含むベクタデータである。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、例えば、車両のダッシュボード部などに設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか一つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、例えば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313としては、例えば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いることができる。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、例えば、カメラ317によって車両外部を撮影し、撮影した画像をCPU301において画像解析したり、映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力したりする。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300およびCPU301のインターフェースとして機能する。ネットワークとして機能する通信網には、CANやLIN(Local Interconnect Network)などの車内通信網や、公衆回線網や携帯電話網、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、LAN、WANなどがある。通信I/F314は、例えば、公衆回線用接続モジュールやETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)ユニット、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)/ビーコンレシーバなどである。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、例えば、緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。
(サーバの構成例)
図4は、サーバの構成例を示す図である。情報共有装置100を構成するサーバについても、図3に示したナビゲーション装置300と同様の構成を有する。なお、サーバ400においては、図3に記載のGPSユニット315、各種センサ316、カメラ317、ディスプレイ313等は不要である。
図4は、サーバの構成例を示す図である。情報共有装置100を構成するサーバについても、図3に示したナビゲーション装置300と同様の構成を有する。なお、サーバ400においては、図3に記載のGPSユニット315、各種センサ316、カメラ317、ディスプレイ313等は不要である。
図1に示した情報共有装置100は、サーバ400に設けられたROM等に記録されたプログラムやデータを用いて、CPUが所定のプログラムを実行することによって情報共有の機能(図1の取得部101、登録部102、共有部103)を実現する。サーバ400のデータベース410(図3に記載の磁気ディスク305相当)には、複数のユーザグループの情報が格納される。また、通信I/F411を介してナビゲーション装置300と通信をおこなう。
また、サーバ400は、デジタル地図421による地図情報を有し、各ナビゲーション装置300のルート探索422、および地図上の各地点の地点情報423を取得する機能を有する。このサーバ400は、各ナビゲーション装置300の目的地を取得し、同一の目的地、または目的地が所定範囲内で一致する複数のユーザを抽出し、同じ目的地のユーザグループにユーザを登録する。ルート探索422の機能は、ユーザの現在位置および目的地に基づき、ユーザ毎の目的地までのルート探索をおこなう。地点情報423の機能は、目的地の情報(デジタル地図421上の座標(緯度経度等))、例えば目的地の施設に関する情報(施設名、住所、電話番号、施設の営業時間等)を取得し、各ユーザに通知する。
図4には、ナビゲーション装置300の機能についても記載してあり、このナビゲーション装置300についても、サーバ400同様に、デジタル地図431による地図情報を有し、各ナビゲーション装置300のルート探索432、および地図上の各地点の地点情報433を取得する機能を有する。
(情報共有サービスへの登録処理)
図5は、ユーザの登録処理を示すフローチャートである。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS501〜ステップS507)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS510〜ステップS512)を記載してある。
図5は、ユーザの登録処理を示すフローチャートである。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS501〜ステップS507)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS510〜ステップS512)を記載してある。
ナビゲーション装置300は、はじめに、ユーザによる目的地(目的地点)の入力を受ける(ステップS501)。次に、ナビゲーション装置300は、現在位置から目的地点までのルート(経路)を探索し(ステップS502)、現在位置から目的地までの道のり(経路)を表示部に表示する(ステップS503)。
次に、ナビゲーション装置300は、ユーザに対し情報共有サービスへの登録確認をおこない(ステップS504)、ユーザから情報共有サービスへの参加意志の入力を受ける(ステップS505)。ユーザから参加意思の入力があれば(ステップS506:Yes)、情報共有サービスへの参加登録をおこない(ステップS507)、登録情報をサーバへ送信する。ナビゲーション装置300は、登録時の登録情報として、ユーザのID情報、出発時刻、送信時の時刻、現在位置、ルート(出発地から目的地までの道のり)、目的地、目的地への到着予想時刻等をサーバ400に送信する。
この際、少なくとも、ナビゲーション装置300は、ユーザのID情報、現在位置、目的地をサーバに送信する構成としてもよい。サーバ400は、これらユーザのID情報、現在位置、目的地に基づいて、ルート(出発地から目的地までの道のり)を算出することができる。加えて、サーバ400は、ナビゲーション装置300から出発時刻の送信を受ければ、目的地への経路探索の結果に基づいて、到着予想時刻を算出することができる。
ステップS506において、ユーザから参加意思の入力がなければ(ステップS506:No)、情報共有サービスへの参加登録をおこなわずに終了する。
サーバ400では、ナビゲーション装置300から登録情報を受信する(ステップS510)。そして、サーバ400は、受信した登録情報(ユーザのID情報、目的地)に基づき、データベース410の複数のユーザグループのうち、同一の目的地(または同一の目的地近傍の目的地)のユーザグループに、このユーザ(ID)を登録する(ステップS511)。そして、サーバ400は、データベース410の同一のユーザグループに含まれる各ユーザの現在情報をユーザのナビゲーション装置300に返信し(ステップS512)、各ユーザ間での情報共有をおこなう。
(ユーザ間の情報共有処理)
図6は、ユーザ間の情報共有処理を示すフローチャートである。図6には、ユーザ登録後におけるユーザ間の現在位置の共有の例を示している。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS601〜ステップS605)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS610〜ステップS612)を記載してある。
図6は、ユーザ間の情報共有処理を示すフローチャートである。図6には、ユーザ登録後におけるユーザ間の現在位置の共有の例を示している。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS601〜ステップS605)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS610〜ステップS612)を記載してある。
はじめに、ナビゲーション装置300は、一定時間毎に現在位置を取得した都度(ステップS601)、現在位置に基づく目的地までの経路を再計算し、目的地への到着予想時刻を更新し(ステップS602)、サーバ400に現在情報(現在位置と到着予想時刻)を送信する(ステップS603)。
また、ナビゲーション装置300は、サーバ400から同一ユーザグループの他のユーザの現在情報を受信する(ステップS604)。そして、表示部に表示する地図上に各ユーザの現在情報(各ユーザの現在位置と到着予想時刻)を表示する(ステップS605)。
サーバ400は、各ユーザのナビゲーション装置300から現在情報を受信する毎に(ステップS610)、各ユーザの現在情報を該当するユーザIDのデータベース410に登録する(ステップS611)。そして、データベース410を参照して、登録した各ユーザの現在情報を同一ユーザグループの各ユーザのナビゲーション装置300に返信する(ステップS612)。
上記処理により、ユーザは、同一ユーザグループの各ユーザの現在情報として、現在位置と到着予想時刻を知ることができるようになる。
図7は、データベースに格納される情報例を示す図表である。あるユーザグループに属するユーザの情報を示した。ユーザ毎にレコード登録され、行ID、目的地の地点ID、地点名称、ユーザID、出発時刻、送信時刻、車両位置情報(緯度経度)、ルート形状(道のり)、到着予想時刻、最終情報取得時刻、状態管理、等が格納される。状態管理は、ユーザが目的地に到達するまでの期間は、情報共有サービスへの「参加中」として登録され、目的地到着後には、該当するユーザのレコードの削除、または「到達済」等に設定変更される。
図8は、ユーザの登録処理後のユーザ間の情報共有処理を示すフローチャートである。図8には、ユーザ間のメッセージの共有の例を示している。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS801〜ステップS806)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS810〜ステップS812)を記載してある。
はじめに、ナビゲーション装置300は、ユーザからのメッセージの入力があると(ステップS801)、車両の現在位置を取得し(ステップS802)、現在位置に基づく目的地までの経路を再計算し、目的地への到着予想時刻を更新する(ステップS803)。そして、サーバ400に現在情報(現在位置とメッセージ)を送信する(ステップS804)。
また、ナビゲーション装置300は、サーバ400から同一ユーザグループの他のユーザの現在情報を受信する(ステップS805)。そして、表示部に表示する地図上に各ユーザの現在情報(各ユーザの現在位置とメッセージ)を表示する(ステップS806)。
サーバ400は、各ユーザのナビゲーション装置300から現在情報を受信する毎に(ステップS810)、各ユーザの現在情報を該当するユーザIDのデータベース410に登録する(ステップS811)。そして、データベース410を参照して、登録した各ユーザの現在情報を同一ユーザグループの各ユーザのナビゲーション装置300に返信する(ステップS812)。
上記処理により、ユーザは、同一ユーザグループの各ユーザの現在情報として、各ユーザのメッセージと現在位置を知ることができるようになる。
図9は、データベースに格納される情報例を示す図表である。図8に示した現在情報は、図示のように、ユーザ別に行IDと、時刻(現在時刻)と、車両位置情報(緯度経度)と、メッセージとからなる。行IDは、図7の行IDのユーザと同じであり、ユーザ毎のメッセージとしてデータベースに格納される。
図10は、ナビゲーション装置に表示される共有情報の表示例を示す図である。表示画面1000上には、同一のユーザグループとして、目的地がいずれも東京タワーに向かっている各ユーザの現在情報が表示される。自車位置は、図中の1001(aさん)であるとする。ナビゲーション装置300は、サーバ400から受信した現在情報により、各ユーザの現在位置と、目的地(東京タワー)までの経路を表示画面1000上に表示する。
また、メッセージを送信したユーザについては、現在位置の箇所に吹き出し表示(例えば、ユーザg)1002を表示させ、メッセージを表示する。これにより、同一目的地に移動している複数のユーザのメッセージを簡単に参照できる。また、メッセージは、各ユーザの現在位置上に表示されるため、例えば、目的地に近いユーザkの吹き出し表示1003を見て、目的地近傍の駐車場に「空きがない」との情報を得ることができる。
図10に示す各ユーザの目的地までの経路は、各ユーザのナビゲーション装置300から送信されたものをサーバが表示処理する。これに限らず、サーバ400では各ユーザの現在位置と目的地、および出発時刻を把握しているため、サーバ400側が経路を決定し、ユーザのナビゲーション装置300に送信する構成としてもよい。これにより、ナビゲーション装置300側での経路探索処理を省力化できる。また、サーバ400は、あるユーザのナビゲーション装置300との間の通信が一時的に不通となったり、通信状態が悪くなった場合にこのユーザの目的地までの経路を探索してもよい。
さらに、サーバ400は、各ユーザ毎に、走行履歴情報を保持しておくことができる。そして、サーバ400は、走行履歴(例えばリンク間の走行距離に対する走行時間)を解析することにより、各ユーザの経路の混雑状況を判定することができる。また、急ブレーキや急発進、エコ運転(穏やかな発進や停止)を判断できるようになる。そして、走行履歴の判定結果(上記混雑状況、急ブレーキや急発進、エコ運転)を各ユーザ別にアイコン表示させてもよい。
そして、表示画面1000上には、各ユーザ毎の現在位置や目的地までの経路に限らず、ユーザ別に設定したアイコン、車両速度(現在の速度や過去一定期間の平均速度)、走行中の道路渋滞度、現在位置の天候、車載カメラで撮影した画像や動画、視聴しているAVメディアのソース、プログラムなど、ナビゲーション装置300によって取得可能な情報を表示させて、複数のユーザ間で情報共有できる。
また、表示画面1000上の表示を所定のモード別に表示させることもできる。例えば、図10に示すように、ノーマルモードでは、目的地である東京タワーを目指しているユーザ数「11人」をモード画面1010に表示させることができ、目的地に向かっているユーザ数を容易に把握できるようになる。
また、モードの切り替えにより、例えば、レースモードでは、目的地への到着順をモード画面1011として表示させることができる。サーバ400は、ナビゲーション装置300から受信した到着予想時刻の情報に基づき、到着順を表示出力する。サーバ400は、このレースモードでは、各ユーザの登録後にレースに適した音楽を流したり、各ユーザの現在位置の変化に基づき、「○○さんがゴールしました!」、「△△さんがレースに参加しました!」、「○○さんが××さんとすれ違いました!」等と、各ユーザの走行状態を表示させることにより、情報共有サービスへの参加意欲を向上させることができるようになる。
図11は、ナビゲーション装置に表示される共有情報の他の表示例を示す図である。表示画面1000上には、図10同様に、同一のユーザグループとして、目的地がいずれも東京タワーに向かっている各ユーザの現在情報が表示される。自車位置は、図中の1001(aさん)であるとする。ナビゲーション装置300は、サーバ400から受信した現在情報により、各ユーザの現在位置と、目的地(東京タワー)までの経路を表示画面1000上に表示する。
また、図11の例では、表示画面1000の右側部にメッセージ領域1101を設けており、各ユーザからのメッセージが順次タイムラインで表示される。図示のメッセージ領域1101ではユーザを識別できないが、各ユーザのID(aさん〜kさん)を併せて表示してもよい。これにより、各ユーザのメッセージを時間経過順に得ることができ、表示されているメッセージに対してさらにメッセージを投稿できるようになる。
図11の例では、各ユーザのメッセージを表示する例を示したが、これに限らず、各ユーザのナビゲーション装置300は、再生中のコンテンツ(例えば、放送局名や再生曲名、作曲者、作詞者、演奏者、収録アルバム等)を上記メッセージとして送信し、メッセージ領域1101に表示させることもできる。サーバ400は、ナビゲーション装置300から再生中のコンテンツに限らず、過去の再生履歴を取得してこの再生履歴を表示させてもよい。この場合、目的地があるアーチストのライブ会場であるとき、各ユーザ間でこのアーチストの情報を情報共有できるようになる。
また、サーバ400に目的地の施設等の運営者の端末を接続する構成とし、ユーザ間のみならず、目的地の運営者から施設に関する情報を投稿し、ユーザ間で共有する構成とすることもできる。例えば、「本日の営業時間はxx時までです」、「ただ今タイムセール実施中です!」、「割引券配布中!」等、目的地の情報をユーザに通知できる。
また、表示画面1000上に表示可能なユーザ数には限度があるため、あるユーザに対して有益な(関連性が高い)ユーザを選択して表示(ユーザのナビゲーション装置300に送信)する構成としてもよい。
サーバ400は、同一のユーザグループに属するユーザ数が多数の場合(例えば、図10に示すユーザ数11を超えた場合)、例えば出発時刻がユーザと近い順にソートする、出発地点がユーザと近い順にソートする、到着予想時刻がユーザと近い順にソートする、目的地までの経路の類似性が強い順にソートする、等の処理をおこなうことにより、あるユーザから見て有益な他のユーザとの間の情報共有を図ることができるようになる。なお、全てのユーザに対して同じユーザを選択することとはならず、ユーザグループ内には複数のユーザがいるため、各ユーザに対してそれぞれ異なる複数の他のユーザが選択されることになる。
(脱会処理(情報共有の登録解除))
ユーザの脱会処理は、目的地到着(図12)、タイムアウト(図13)、手動脱会(図14)、のいずれかを契機としておこなわれ、情報共有を登録解除する。
ユーザの脱会処理は、目的地到着(図12)、タイムアウト(図13)、手動脱会(図14)、のいずれかを契機としておこなわれ、情報共有を登録解除する。
図12は、ユーザの脱会処理を示すフローチャートである。目的地到着時の脱会について説明する。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS1201〜ステップS1203)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS1210〜ステップS1211)を記載してある。
ナビゲーション装置300は、現在位置を取得し(ステップS1201)、目的地に到着したかを判断する(ステップS1202)。目的地に到着していなければ(ステップS1202:No)、ステップS1201に戻るが、目的地に到着すれば(ステップS1202:Yes)、到着情報をサーバ400に送信する(ステップS1203)。
サーバ400は、ナビゲーション装置300から到着情報を受信すると(ステップS1210)、該当するユーザが目的地に到着した旨をデータベース410に登録する(ステップS1211)。これにより、ユーザは、目的地までの間の情報共有サービスから脱会することができる。
図13は、ユーザの脱会処理の他の例を示すフローチャートである。タイムアウト時の脱会について説明する。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS1301〜ステップS1303)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS1310〜ステップS1312)を記載してある。
ナビゲーション装置300は、現在時刻を取得し(ステップS1301)、脱会対象時間差が生じたかを判断する(ステップS1302)。例えば、ナビゲーション装置300からサーバ400に対する定期的な送信(現在位置等)が車両の駐停車や故障等により中断したとき、所定時間経過したかを判断する。所定時間差以内であれば(ステップS1302:No)、ステップS1301に戻るが、所定時間差を超えれば(ステップS1302:Yes)、ナビゲーション装置300は、脱会の旨をサーバ400に通知する(ステップS1303)。
サーバ400においても、ナビゲーション装置300とほぼ同様の処理を行う。サーバ400は、現在時刻を取得し(ステップS1310)、ユーザの脱会対象時間差が生じたかを判断する(ステップS1311)。例えば、ユーザのナビゲーション装置300からサーバ400に対する定期的な送信(現在位置等)が車両の駐停車や故障等により中断したとき、所定時間経過したかを判断する。所定時間差以内であれば(ステップS1311:No)、ステップS1310に戻るが、所定時間差を超えれば(ステップS1311:Yes)、サーバ400は、該当するユーザについて、データベース410を脱会状態に変更する(ステップS1312)。
図14は、ユーザの脱会処理の他の例を示すフローチャートである。ユーザの意志により手動操作の脱会について説明する。ユーザの車両に搭載されるナビゲーション装置300がおこなう処理(ステップS1401〜ステップS1404)と、サーバ400(情報共有装置100)がおこなう処理(ステップS1410〜ステップS1412)を記載してある。
ナビゲーション装置300は、ユーザ操作により脱会手続を行うと(ステップS1401)、脱会情報をサーバ400に送信し(ステップS1402)、サーバ400から脱会受領情報を受信すると(ステップS1403)、脱会処理を完了する(ステップS1404)。
サーバ400は、ナビゲーション装置300から脱会情報を受信すると(ステップS1410)、データベース410の該当するユーザを脱会状態として登録する(ステップS1411)。この後、ユーザのナビゲーション装置300に対して脱会を受領した脱会受領情報を送信する(ステップS1412)。
図12〜図14に示すユーザの脱会処理の例では、データベース410の該当するユーザのレコードは削除せずに、「到達済」等の識別子(フラグ)を設定する。このように、データベース410からユーザの過去の情報を削除しない場合、ユーザの目的地毎の情報共有の内容を履歴として保持しておくことができる。
上述した構成によれば、同一の目的地に向かう複数のユーザが情報共有することにより、目的の一致性が高い各ユーザに対していずれも有益な情報を容易に取得でき、また、他のユーザに通知して同一のユーザグループ間で情報共有することができるようになる。
また、ユーザは、所定の目的地を設定するだけで、この目的地に向う他のユーザと簡単に情報でき、脱会についても、目的地への到着等で自動的に脱会することができ、特別な操作を必要とせず簡単に情報共有を開始、終了できる。
なお、上記構成では、各ユーザが同一の目的地に向かうことを前提に説明したが、同一の目的地付近に向かう複数のユーザに対して同一のユーザグループを設定して情報共有することとしてもよい。例えば目的地が広大で複数の施設がある場合、これら複数の施設を含む範囲を予め設定しておき、この範囲に含まれるユーザを同一のユーザグループとすればよい。また、上記例では、目的地が「東京タワー」のユーザと、「東京タワーの駐車場」のユーザがいる場合、これら一定の属性あるいは一定範囲内の複数ユーザを同一のユーザグループに設定すればよい。
また、実施例では、ユーザは、ナビゲーション装置を用いて地点情報を送出する構成について説明したが、他のスマートフォンなどの情報処理端末を用いて情報共有してもよい。
また、ユーザは、実施例で説明したナビゲーション装置300を用いるに限らず、より簡易な構成を用いることもできる。例えば、ユーザの端末に現在位置を取得できるGPS機能と、サーバ400との間の通信機能(送受信部)と、表示機能を有する情報処理端末を用いて、上記実施例同様の情報共有サービスを受けることができる。この場合、サーバ400側がユーザの情報処理端末の現在位置と目的地の情報を受信して目的地までの経路を計算する。そしてサーバ400は、この経路やメッセージ等の現在情報を逐次情報処理端末に送信する。情報処理端末は、受信した現在情報を表示させユーザに通知する。このように、簡易な機能の情報処理端末を用いても、実施例同様の情報共有サービスを受けることができる。
なお、本実施の形態で説明した情報共有方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報共有装置
101 取得部
102 登録部
103 共有部
300 ナビゲーション装置
400 サーバ
101 取得部
102 登録部
103 共有部
300 ナビゲーション装置
400 サーバ
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報共有システムは、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、前記登録部に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する共有部と、を有し、前記登録部は、前記情報処理端末から前記目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、前記データベースの当該情報処理端末の前記ユーザを登録解除し、情報の共有を解除することを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる情報共有システムは、サーバに接続された複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、前記情報処理端末は、ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信部と、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信部と、前記受信した情報を表示する表示部と、を有し、前記サーバは、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、前記登録部に登録されている同一のユーザグループの前記情報処理端末間で情報を共有する共有部と、を有し、前記登録部は、前記情報処理端末から前記目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、前記データベースの当該情報処理端末の前記ユーザを登録解除し、情報の共有を解除することを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報共有方法は、複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有装置が実施する情報共有方法において、前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得工程と、前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録工程と、前記登録工程に登録された同一のユーザグループ間で情報を共有する共有工程と、を含み、前記登録工程は、前記情報処理端末から前記目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、前記データベースの当該情報処理端末の前記ユーザを登録解除し、情報の共有を解除することを特徴とする。
Claims (11)
- 複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、
前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、
前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、
前記登録部に登録されている同一のユーザグループ間で情報を共有する共有部と、
を有することを特徴とする情報共有システム。 - 前記取得部は、前記情報処理端末を利用するユーザを特定するID情報を取得し、
前記登録部は、前記ID情報を、前記取得部によって取得された目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末のID情報により構成されるデータベースへ登録することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。 - 前記共有部は、前記情報処理端末から送信された前記ユーザのメッセージ、前記ユーザの現在位置の渋滞情報、前記ユーザの移動速度、前記ユーザの位置、のうち一つ以上を前記情報として共有することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
- 前記登録部は、前記情報処理端末から前記目的地に到着したことを示す情報を取得した場合、前記データベースの当該情報処理端末の前記ユーザを登録解除し、情報の共有を解除することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
- 地図情報、および前記情報処理端末の現在位置と目的地の情報に基づき、前記情報処理端末の目的地までの経路を探索する探索部を有し、前記経路を前記情報処理端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
- 前記同一のユーザグループに属するユーザ数が所定数より多い場合、前記ユーザと関連性が高い他のユーザの情報を選択して情報共有することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
- ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信部と、
前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信部と、
前記受信した情報を表示する表示部と、
を有することを特徴とする情報処理端末。 - サーバに接続された複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有システムであって、
前記情報処理端末は、
ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信部と、
前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信部と、
前記受信した情報を表示する表示部と、
を有し、
前記サーバは、
前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得部と、
前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録部と、
前記登録部に登録されている同一のユーザグループの前記情報処理端末間で情報を共有する共有部と、
を有することを特徴とする情報共有システム。 - 複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供する情報共有装置が実施する情報共有方法において、
前記情報処理端末から、当該情報処理端末に設定された目的地情報を取得する取得工程と、
前記情報処理端末を利用しているユーザを、前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末を利用するユーザからなるユーザグループのデータベースに登録する登録工程と、
前記登録工程に登録された同一のユーザグループ間で情報を共有する共有工程と、
を含むことを特徴とする情報共有方法。 - 複数の情報処理端末間での情報共有が可能なネットワークサービスを提供するサーバに接続される情報処理端末が実施する情報処理方法において、
ユーザにより設定された目的地情報をサーバへ送信する送信工程と、
前記目的地情報と関連する目的地が設定された他の情報処理端末が前記サーバへ送信した情報を当該サーバから受信する受信工程と、
前記受信した情報を表示する表示工程と、
を含むことを特徴とする情報共有方法。 - 請求項9または請求項10に記載の情報共有方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報共有プログラム。
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