JPWO2014132360A1 - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

コンソール部1が院内ネットワーク103から撮影オーダ情報を受信したときには、コンソール部1におけるモード切替部12が、フラットパネルディテクタ38の省電力モードから撮影モードへの切替を可能とする。そして、モード切替部12は、この状態において、X線撮影操作が実行されたときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。これにより、電力の消費を大幅に抑制することが可能となる。

Description

この発明は、X線管と、X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置に関する。
X線管から照射され被検者を通過したX線をX線検出器で検出するX線撮影装置においては、近年の省エネルギーの観点から、X線検出器を、X線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとで切替可能とする省電力型のものとすることが要請されている。
また、近年、X線検出器として、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタが使用されている。このワイヤレス式のフラットパネルディテクタは、可搬型X線検出器とも呼称されるものであり、ケーブルが不要となることから自在な位置決めが可能であり、操作性を向上させることができるという特徴を有する。しかしながら、このようなワイヤレス式のフラットパネルディテクタは、バッテリーの蓄電容量の関係から、撮影可能枚数に制限がある。このため、このようなワイヤレス式のフラットパネルディテクタを使用するX線撮影装置は、電源ケーブルから電源が供給される一般のX線検出器を使用する場合以上に、省電力型のものとすることが要請されている。
特許文献1には、検査スケジュールデータに基づいて、稼働モードから待機モードへの切替を制御する電源制御部を備えたX線コンピュータ断層撮影装置が開示されている。また、特許文献2には、撮影オーダ情報を送信するときにあわせて覚醒信号を送信することにより、可搬型放射線画像撮影装置の電力供給モードをスリープモードから撮影可能モードに切り替える放射線画像撮影システムが開示されている。
特開2012−34791号公報 特開2011−104086号公報
しかしながら、X線撮影が検査スケジュールどおりに開始できるとは限らず、また、撮影オーダ情報の送信後にすぐにX線撮影が開始し得るわけではない。すなわち、被検者がX線撮影室に入室するまでに長い時間を要したり、被検者が撮影台の上に乗り、あるいは、撮影姿勢となるまでに、比較的長い時間を要する場合がある。このような場合には、余分な電力が消費されることになる。特に、X線検出器としてワイヤレス式のフラットパネルディテクタを使用した場合には、稼働モードとなっている間にバッテリーの蓄電量が減少してしまい、撮影可能枚数が減少してしまうという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、電力の消費を大幅に抑制することが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、前記モード切替部は、X線撮影操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記モード切替部は、ネットワークから撮影オーダ情報を受信した後に、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を可能とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記モード切替部は、ネットワークに撮影データを送信した後に、前記X線検出器を前記撮影モードから前記省電力モードに切り替えるとともに、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を禁止する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線管を移動可能に支持するX線管支持部を備え、前記モード切替部は、前記X線管支持部に対するX線管の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータリーフの移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータランプの点灯操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線検出器を収納するブッキー部を備え、前記モード切替部は、当該ブッキー部の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記被検者を載置する天板を備え、前記モード切替部は、当該天板の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、X線撮影条件に基づいて前記X線管に高電圧を印加する高電圧装置を備え、前記モード切替部は、当該高電圧装置に対するX線撮影条件の入力操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線管における陽極の回転を開始させるための曝射準備開始スイッチを備え、前記モード切替部は、当該曝射準備開始スイッチの操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記X線検出器は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタである。
請求項12に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構と、前記X線検出器を収納するブッキー部と、前記被検者を載置する天板と、X線撮影条件に基づいて前記X線管に高電圧を印加する高電圧装置と、前記X線管における陽極の回転を開始させるための曝射準備開始スイッチとを備えるX線撮影装置において、前記モード切替部は、前記コリメータ機構におけるコリメータリーフの移動操作、前記コリメータ機構におけるコリメータランプの点灯操作、前記ブッキー部の移動操作、前記天板の移動操作、前記高電圧装置に対するX線撮影条件の入力操作、前記曝射準備開始スイッチの操作のうちのいずれかの操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記X線検出器は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタである。
請求項1から請求項13に記載の発明によれば、X線撮影操作が実行されたときにX線検出器を省電力モードから撮影モードに切り替えることから、実際にX線撮影を実行する直前まで省電力モードを維持することができ、電力の消費を抑制することが可能となる。
請求項2および請求項3に記載の発明によれば、ネットワークとのやり取りの情報に基づいて、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらずX線検出器が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することが可能となる。
請求項11および請求項13に記載の発明によれば、内蔵したバッテリーを利用して駆動する、特に省電力が要請されるワイヤレス式のフラットパネルディテクタに対して、電力の消費を抑制することが可能となる。
この発明に係るX線撮影装置の概要図である。 この発明に係るX線撮影装置におけるX線管支持部4およびX線撮影台3の斜視図である。 この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。 高電圧装置2の概要図である。 ハンドスイッチ23の概要図である。 X線管42の概要図である。 コリメータ機構43の概要図である。 永電磁石の概要図である。 操作部41の正面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置の概要図である。また、図2は、この発明に係るX線撮影装置におけるX線撮影台3およびX線管支持部4の斜視図である。さらに、図3は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
この発明に係るX線撮影装置は、操作者がX線撮影操作を実行するための操作室101に設置されたコンソール部1および高電圧装置2と、被検者に対して撮影を行うための撮影室100に設置されたX線撮影台3およびX線管支持部4とを備える。撮影室100と操作室101とは、隔壁102により遮断されている。
操作室101に設置されたコンソール部1は、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部を備えた操作パネル11を有する。また、図3に示すように、このコンソール部1は、X線撮影操作が実行されたときにフラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える、後述するモード切替部12を備える。このコンソール部1は、病院内の被検者管理システムの院内通信である院内ネットワーク103と接続されている。
図4は、高電圧装置2の概要図である。
この高電圧装置2は、操作室101内において隔壁102に配設される。図3および図4に示すように、高電圧装置2は、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部22と入力ボタン24と有する操作パネル21と、X線管42からのX線の照射を開始するためのハンドスイッチ23とを備える。この高電圧装置2は、X線管42の管電圧や管電流、あるいは、X線照射時間等のX線の照射条件を設定するためのものである。この高電圧装置2は、図3に示す制御部25により制御される。
図5は、上述したハンドスイッチ23の概要図である。
このハンドスイッチ23は、オペレータが把持する把持部86と、この把持部86の一端に配設された第1、第2スイッチ84、85を備える。これらの第1、第2スイッチ84、85は、連続して2段階に押圧が可能なボタンとなっている。そして、第1スイッチ84が押圧されたときには、X線管42における回転陽極が回転を開始する。また、第2スイッチ85が押圧されたときには、X線の曝射が開始される。この第1スイッチ84は、この発明に係る曝射準備開始スイッチとして機能する。また、第2スイッチ85は、曝射開始スイッチとして機能する。
図6は、上述したX線管42の概要図である。
このX線管42は、放射窓97を有し、X線を遮蔽するために鉛が内張されたケーシング96を備える。このケーシング96内には、真空排気されたガラスバルブ91が配設されている。このガラスバルブ91内には、一対の図示を省略したフィラメントを有し、熱電子Aを発生させる陰極92と、この陰極92から放出された熱電子Aを受けてX線Bを発生する回転陽極(ターゲット)93とが配設されている。この回転陽極93は、モータロータ94と接続されている。このモータロータ94は、ガラスバルブ91の外部に配設されたモータステータ95により高速回転される。回転陽極93から発生したX線Bは、ケーシング96に設けられた放射窓97から放射される。
図5に示すハンドスイッチ23における第1スイッチ84が押圧されたときには、回転陽極93が回転を開始する。回転陽極93が回転を開始して一定時間が経過し、回転陽極93の回転速度が所定の速度となった状態でハンドスイッチ23における第2スイッチ85が押圧可能となる。そして、第2スイッチ85が押圧されたときには、陰極92から熱電子Aが放出され、X線Bが放射される。
図7は、上述したコリメータ機構43の概要図である。
このコリメータ機構43は、X線管42から照射されたX線の照射野を規制するためのものであり、矩形状のX線照射野を形成するための4枚のコリメータリーフ83を備える。なお、図7においては、互いに対向する一対のコリメータリーフ83のみを図示している。また、このコリメータ機構43は、X線の照射領域内に配設されたミラー82と、このミラー82と対向配置されたコリメータランプ81とを備える。コリメータランプ81から照射された光は、ミラー82に反射され、4枚のコリメータリーフ83によりその照射野を制限される。このコリメータランプ81からの光の照射野を利用して、X線照射野を確認することが可能となる。なお、コリメータランプ81および4枚のコリメータリーフ83は、図3に示す操作パネル11、21、32、44のいずれかを操作することにより動作し、この動作は制御部49により制御される。
再度、図1および図2を参照して、X線撮影台3は、被検者を載置する天板31と、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部35を備えた操作パネル32と、その内部にX線検出部としてのフラットパネルディテクタ38(図3参照)を収納したブッキー部33と、天板31およびブッキー部33を昇降するための昇降部34とを備える。ブッキー部33は、図2に示すG方向に水平移動可能となっている。また、ブッキー部33は、天板31とともに、図2に示すF方向に昇降可能となっている。なお、図3に示す永電駆動部36の作用により、上述したブッキー部33の水平移動および昇降が制限される構成となっている。このX線撮影台3におけるブッキー部33および天板31は、図3に示す操作パネル32を操作することにより移動する。この移動は、制御部39により制御される。
なお、この実施形態においては、天板31上の被検者を臥位状態で撮影するテーブル式のX線撮影台3を採用しており、ブッキー部33が図2に示すG方向に水平移動する構成となっている。これに対して、被検者を立位状態で撮影するスタンド式の撮影台を使用した場合には、ブッキー部33は昇降することになる。
ブッキー部33に収納されたフラットパネルディテクタ38は、図3に示すように、その内部にバッテリー30を内蔵した構成を有し、このバッテリー30から供給された電力によりX線の検出動作等を実行する。このフラットパネルディテクタ38はワイヤレス方式のものであり、図3において破線で示すように、コンソール部1と無線方式で接続されている。
図2に示すように、X線管支持部4は、撮影室100の天井に対して互いに直交するA方向およびB方向に移動可能な支持部61と、この支持部61から下方に延びる支持部62と、この支持部62に対してC方向に昇降するともに、D方向に回動する移動部63と、この移動部63の下端部に軸支され、操作部41、X線管42およびコリメータ機構43を一体としてE方向に回動させる支持軸64とを備える。このため、X線管42は、A、B、C、D、E方向に移動可能となっている。なお、図3に示す永電駆動部47の作用により、上述したX線管42の移動が制限される構成となっている。このX線管支持部4は、図3に示す制御部48により制御される。
図8は、上述した永電駆動部36、47により制御される永電磁石の概要図である。
この永電磁石は、永久磁石71と、鉄芯72とこの鉄芯72の回りに配設されたコイル73とから構成される電磁石とを備える。コイル73に電流が流れていない状態では、この永電磁石は永久磁石71の作用により磁石としての機能を奏する。この場合には、永電磁石がX線撮影台3やX線管支持部4に配設された図示しないブレーキ板に吸着することにより制動力が生じ、ブッキー部33やX線管42の移動が制限されることになる。一方、電磁石を構成するコイル73に対して電流を印加して、永久磁石71の磁力をキャンセルする磁力を電磁石に発生させた場合には、永久磁石71の作用による制動力が解除され、ブッキー部33やX線管42の移動が可能となる。
図9は、X線管支持部4における操作部41の正面図である。
この操作部41は、X線管42を移動させるためのハンドル45と、操作パネル44とから構成される。操作パネル44の中央部には、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部46が配設されている。また、この表示部46の周囲には、永電駆動部47に解除信号を送信することにより図5に示す永電磁石による制動力をなくし、X線管42の移動の制限を解除するためのボタン51、52、53、54、55、56が配設されている。ここで、ボタン51が押圧された場合にはX線管42のE方向の回動の制限が解除され、ボタン52が押圧された場合にはX線管42のD方向の回動の制限が解除され、ボタン53が押圧された場合にはX線管42のC方向の昇降の制限が解除され、ボタン54が押圧された場合にはX線管42のA方向の水平移動の制限が解除され、ボタン55が押圧された場合にはX線管42のB方向の水平移動の制限が解除され、ボタン56が押圧された場合にはX線管42の全ての方向の移動の制限が解除される。
次に、上述したX線撮影装置によるX線撮影動作について説明する。
X線撮影のために装置が準備状態にあるときには、コンソール部1におけるモード切替部12の作用により、フラットパネルディテクタ38は、バッテリー30の消費電力が小さい省電力モードとなっている。この省電力モードは、スリープモードあるいはスタンバイモードとも呼称されるモードであり、動作モードあるいはレディモードとも呼称される撮影モードと対比されるモードである。この省電力モードにおいては、フラットパネルディテクタ38とコンソール部1との通信周期が、例えば、5秒ごととなる。なお、撮影モードにおいては、この通信周期は、例えば、20msec毎となっている。また、この省電力モードにおいては、撮影モードでは秒単位で実行されるバックグラウンドキャリブレーションが停止される。さらに、この省電力モードにおいては、フラットパネルディテクタ38における制御用コンピュータのクロックが撮影モードより遅くなる。
このX線撮影装置によりX線撮影を開始するときには、最初に、コンソール部1が図3に示す院内ネットワーク103からX線撮影の撮影オーダ情報を取得する。この撮影オーダ情報は、例えば、患者名、ID番号、性別、年齢、撮影すべき部位、撮影条件等のX線撮影のための情報である。この撮影オーダ情報は、高電圧装置2に送信され、X線撮影時の管電圧や管電流、あるいは、X線照射時間等が設定される。
コンソール部1がこの撮影オーダ情報を受信する前の状態においては、コンソール部1におけるモード切替部12は、フラットパネルディテクタ38に対して省電力モードから撮影モードへの切替を許可しない状態となっている。このため、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらず、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することができる。
一方、コンソール部1がこの撮影オーダ情報を受信したときには、コンソール部1におけるモード切替部12が、フラットパネルディテクタ38の省電力モードから撮影モードへの切替を可能とする。そして、モード切替部12は、この状態において、X線撮影操作が実行されたときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
ここで、上述したX線撮影操作は、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作、X線撮影台3における天板31の移動操作、高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作、高電圧装置2におけるハンドスイッチ23の第1スイッチ84の押圧操作のいずれかである。これらのうちのいずれかの操作が実行されたときに、モード切替部12がフラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
すなわち、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44におけるX線管42の移動の制限を解除するためのボタン51、52、53、54、55、56のいずれか一つを押圧して、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44を操作することにより、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44を操作することにより、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図2および図3に示す操作パネル32を操作することにより、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図2および図3に示す操作パネル32を操作することにより、X線撮影台3における天板31の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図4に示す操作パネル21を操作することにより、X線撮影条件の変更を行うために高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。さらに、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図4に示す操作パネル21を操作することにより、高電圧装置2のハンドスイッチ23における第1スイッチ84の操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
このようにX線撮影操作が実行され、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられれば、X線撮影を実行する。必要なX線撮影が完了すれば、コンソール部1は、院内ネットワーク103に対して、X線撮影が完了した後の撮影データを送信する。モード切替部12は、この撮影データの送信が完了したときには、フラットパネルディテクタ38を撮影モードから省電力モードに切り替えるとともに、フラットパネルディテクタ38の省電力モードから撮影モードへの切替を禁止する。これにより、X線撮影が完了した後に、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらず、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作、X線撮影台3における天板31の移動操作、高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作、高電圧装置2におけるハンドスイッチ23の第1スイッチ84の押圧操作を採用している。しかしながら、これらのX線撮影操作の全てを、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として採用する必要はない。これらのうちのいくつか、あるいは、一つのみを、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として採用してもよい。
1 コンソール部
2 高電圧装置
3 X線撮影台
4 X線管支持部
11 操作パネル
12 モード切替部
21 操作パネル
22 表示部
23 ハンドスイッチ
24 スイッチ
25 制御部
31 天板
32 操作パネル
33 ブッキー部
34 昇降部
36 永電駆動部
39 制御部
41 操作部
42 X線管
44 操作パネル
45 ハンドル
46 表示部
47 永電駆動部
48 制御部
71 永電磁石
72 鉄心
73 コイル
81 コリメータランプ
83 コリメータリーフ
84 第1スイッチ
85 第2スイッチ
93 回転陽極
100 撮影室
101 操作室
103 院内ネットワーク
この発明は、X線管と、X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置に関する。
X線管から照射され被検者を通過したX線をX線検出器で検出するX線撮影装置においては、近年の省エネルギーの観点から、X線検出器を、X線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとで切替可能とする省電力型のものとすることが要請されている。
また、近年、X線検出器として、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタが使用されている。このワイヤレス式のフラットパネルディテクタは、可搬型X線検出器とも呼称されるものであり、ケーブルが不要となることから自在な位置決めが可能であり、操作性を向上させることができるという特徴を有する。しかしながら、このようなワイヤレス式のフラットパネルディテクタは、バッテリーの蓄電容量の関係から、撮影可能枚数に制限がある。このため、このようなワイヤレス式のフラットパネルディテクタを使用するX線撮影装置は、電源ケーブルから電源が供給される一般のX線検出器を使用する場合以上に、省電力型のものとすることが要請されている。
特許文献1には、検査スケジュールデータに基づいて、稼働モードから待機モードへの切替を制御する電源制御部を備えたX線コンピュータ断層撮影装置が開示されている。また、特許文献2には、撮影オーダ情報を送信するときにあわせて覚醒信号を送信することにより、可搬型放射線画像撮影装置の電力供給モードをスリープモードから撮影可能モードに切り替える放射線画像撮影システムが開示されている。
特開2012−34791号公報 特開2011−104086号公報
しかしながら、X線撮影が検査スケジュールどおりに開始できるとは限らず、また、撮影オーダ情報の送信後にすぐにX線撮影が開始し得るわけではない。すなわち、被検者がX線撮影室に入室するまでに長い時間を要したり、被検者が撮影台の上に乗り、あるいは、撮影姿勢となるまでに、比較的長い時間を要する場合がある。このような場合には、余分な電力が消費されることになる。特に、X線検出器としてワイヤレス式のフラットパネルディテクタを使用した場合には、稼働モードとなっている間にバッテリーの蓄電量が減少してしまい、撮影可能枚数が減少してしまうという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、電力の消費を大幅に抑制することが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、前記モード切替部は、ネットワークから撮影オーダ情報を受信した後に、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を可能とし、ネットワークに撮影データを送信した後に、前記X線検出器を前記撮影モードから前記省電力モードに切り替えるとともに、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を禁止する
請求項2に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータリーフの移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項3に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、前記X線検出器を収納するブッキー部を備え、前記モード切替部は、当該ブッキー部の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項4に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、前記被検者を載置する天板を備え、前記モード切替部は、当該天板の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項5に記載の発明は、X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、X線撮影条件に基づいて前記X線管に高電圧を印加する高電圧装置を備え、前記モード切替部は、当該高電圧装置に対するX線撮影条件の入力操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明において、前記X線管を移動可能に支持するX線管支持部を備え、前記モード切替部は、前記X線管支持部に対するX線管の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明において、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータランプの点灯操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明において、前記X線管における陽極の回転を開始させるための曝射準備開始スイッチを備え、前記モード切替部は、当該曝射準備開始スイッチの操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替える。
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明において、前記X線検出器は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタである。
請求項1から請求項に記載の発明によれば、X線撮影操作が実行されたときにX線検出器を省電力モードから撮影モードに切り替えることから、実際にX線撮影を実行する直前まで省電力モードを維持することができ、電力の消費を抑制することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、ネットワークとのやり取りの情報に基づいて、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらずX線検出器が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、内蔵したバッテリーを利用して駆動する、特に省電力が要請されるワイヤレス式のフラットパネルディテクタに対して、電力の消費を抑制することが可能となる。
この発明に係るX線撮影装置の概要図である。 この発明に係るX線撮影装置におけるX線管支持部4およびX線撮影台3の斜視図である。 この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。 高電圧装置2の概要図である。 ハンドスイッチ23の概要図である。 X線管42の概要図である。 コリメータ機構43の概要図である。 永電磁石の概要図である。 操作部41の正面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置の概要図である。また、図2は、この発明に係るX線撮影装置におけるX線撮影台3およびX線管支持部4の斜視図である。さらに、図3は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
この発明に係るX線撮影装置は、操作者がX線撮影操作を実行するための操作室101に設置されたコンソール部1および高電圧装置2と、被検者に対して撮影を行うための撮影室100に設置されたX線撮影台3およびX線管支持部4とを備える。撮影室100と操作室101とは、隔壁102により遮断されている。
操作室101に設置されたコンソール部1は、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部を備えた操作パネル11を有する。また、図3に示すように、このコンソール部1は、X線撮影操作が実行されたときにフラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える、後述するモード切替部12を備える。このコンソール部1は、病院内の被検者管理システムの院内通信である院内ネットワーク103と接続されている。
図4は、高電圧装置2の概要図である。
この高電圧装置2は、操作室101内において隔壁102に配設される。図3および図4に示すように、高電圧装置2は、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部22と入力ボタン24と有する操作パネル21と、X線管42からのX線の照射を開始するためのハンドスイッチ23とを備える。この高電圧装置2は、X線管42の管電圧や管電流、あるいは、X線照射時間等のX線の照射条件を設定するためのものである。この高電圧装置2は、図3に示す制御部25により制御される。
図5は、上述したハンドスイッチ23の概要図である。
このハンドスイッチ23は、オペレータが把持する把持部86と、この把持部86の一端に配設された第1、第2スイッチ84、85を備える。これらの第1、第2スイッチ84、85は、連続して2段階に押圧が可能なボタンとなっている。そして、第1スイッチ84が押圧されたときには、X線管42における回転陽極が回転を開始する。また、第2スイッチ85が押圧されたときには、X線の曝射が開始される。この第1スイッチ84は、この発明に係る曝射準備開始スイッチとして機能する。また、第2スイッチ85は、曝射開始スイッチとして機能する。
図6は、上述したX線管42の概要図である。
このX線管42は、放射窓97を有し、X線を遮蔽するために鉛が内張されたケーシング96を備える。このケーシング96内には、真空排気されたガラスバルブ91が配設されている。このガラスバルブ91内には、一対の図示を省略したフィラメントを有し、熱電子Aを発生させる陰極92と、この陰極92から放出された熱電子Aを受けてX線Bを発生する回転陽極(ターゲット)93とが配設されている。この回転陽極93は、モータロータ94と接続されている。このモータロータ94は、ガラスバルブ91の外部に配設されたモータステータ95により高速回転される。回転陽極93から発生したX線Bは、ケーシング96に設けられた放射窓97から放射される。
図5に示すハンドスイッチ23における第1スイッチ84が押圧されたときには、回転陽極93が回転を開始する。回転陽極93が回転を開始して一定時間が経過し、回転陽極93の回転速度が所定の速度となった状態でハンドスイッチ23における第2スイッチ85が押圧可能となる。そして、第2スイッチ85が押圧されたときには、陰極92から熱電子Aが放出され、X線Bが放射される。
図7は、上述したコリメータ機構43の概要図である。
このコリメータ機構43は、X線管42から照射されたX線の照射野を規制するためのものであり、矩形状のX線照射野を形成するための4枚のコリメータリーフ83を備える。なお、図7においては、互いに対向する一対のコリメータリーフ83のみを図示している。また、このコリメータ機構43は、X線の照射領域内に配設されたミラー82と、このミラー82と対向配置されたコリメータランプ81とを備える。コリメータランプ81から照射された光は、ミラー82に反射され、4枚のコリメータリーフ83によりその照射野を制限される。このコリメータランプ81からの光の照射野を利用して、X線照射野を確認することが可能となる。なお、コリメータランプ81および4枚のコリメータリーフ83は、図3に示す操作パネル11、21、32、44のいずれかを操作することにより動作し、この動作は制御部49により制御される。
再度、図1および図2を参照して、X線撮影台3は、被検者を載置する天板31と、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部35を備えた操作パネル32と、その内部にX線検出部としてのフラットパネルディテクタ38(図3参照)を収納したブッキー部33と、天板31およびブッキー部33を昇降するための昇降部34とを備える。ブッキー部33は、図2に示すG方向に水平移動可能となっている。また、ブッキー部33は、天板31とともに、図2に示すF方向に昇降可能となっている。なお、図3に示す永電駆動部36の作用により、上述したブッキー部33の水平移動および昇降が制限される構成となっている。このX線撮影台3におけるブッキー部33および天板31は、図3に示す操作パネル32を操作することにより移動する。この移動は、制御部39により制御される。
なお、この実施形態においては、天板31上の被検者を臥位状態で撮影するテーブル式のX線撮影台3を採用しており、ブッキー部33が図2に示すG方向に水平移動する構成となっている。これに対して、被検者を立位状態で撮影するスタンド式の撮影台を使用した場合には、ブッキー部33は昇降することになる。
ブッキー部33に収納されたフラットパネルディテクタ38は、図3に示すように、その内部にバッテリー30を内蔵した構成を有し、このバッテリー30から供給された電力によりX線の検出動作等を実行する。このフラットパネルディテクタ38はワイヤレス方式のものであり、図3において破線で示すように、コンソール部1と無線方式で接続されている。
図2に示すように、X線管支持部4は、撮影室100の天井に対して互いに直交するA方向およびB方向に移動可能な支持部61と、この支持部61から下方に延びる支持部62と、この支持部62に対してC方向に昇降するともに、D方向に回動する移動部63と、この移動部63の下端部に軸支され、操作部41、X線管42およびコリメータ機構43を一体としてE方向に回動させる支持軸64とを備える。このため、X線管42は、A、B、C、D、E方向に移動可能となっている。なお、図3に示す永電駆動部47の作用により、上述したX線管42の移動が制限される構成となっている。このX線管支持部4は、図3に示す制御部48により制御される。
図8は、上述した永電駆動部36、47により制御される永電磁石の概要図である。
この永電磁石は、永久磁石71と、鉄芯72とこの鉄芯72の回りに配設されたコイル73とから構成される電磁石とを備える。コイル73に電流が流れていない状態では、この永電磁石は永久磁石71の作用により磁石としての機能を奏する。この場合には、永電磁石がX線撮影台3やX線管支持部4に配設された図示しないブレーキ板に吸着することにより制動力が生じ、ブッキー部33やX線管42の移動が制限されることになる。一方、電磁石を構成するコイル73に対して電流を印加して、永久磁石71の磁力をキャンセルする磁力を電磁石に発生させた場合には、永久磁石71の作用による制動力が解除され、ブッキー部33やX線管42の移動が可能となる。
図9は、X線管支持部4における操作部41の正面図である。
この操作部41は、X線管42を移動させるためのハンドル45と、操作パネル44とから構成される。操作パネル44の中央部には、タッチパネル式の液晶表示器から構成される表示部46が配設されている。また、この表示部46の周囲には、永電駆動部47に解除信号を送信することにより図5に示す永電磁石による制動力をなくし、X線管42の移動の制限を解除するためのボタン51、52、53、54、55、56が配設されている。ここで、ボタン51が押圧された場合にはX線管42のE方向の回動の制限が解除され、ボタン52が押圧された場合にはX線管42のD方向の回動の制限が解除され、ボタン53が押圧された場合にはX線管42のC方向の昇降の制限が解除され、ボタン54が押圧された場合にはX線管42のA方向の水平移動の制限が解除され、ボタン55が押圧された場合にはX線管42のB方向の水平移動の制限が解除され、ボタン56が押圧された場合にはX線管42の全ての方向の移動の制限が解除される。
次に、上述したX線撮影装置によるX線撮影動作について説明する。
X線撮影のために装置が準備状態にあるときには、コンソール部1におけるモード切替部12の作用により、フラットパネルディテクタ38は、バッテリー30の消費電力が小さい省電力モードとなっている。この省電力モードは、スリープモードあるいはスタンバイモードとも呼称されるモードであり、動作モードあるいはレディモードとも呼称される撮影モードと対比されるモードである。この省電力モードにおいては、フラットパネルディテクタ38とコンソール部1との通信周期が、例えば、5秒ごととなる。なお、撮影モードにおいては、この通信周期は、例えば、20msec毎となっている。また、この省電力モードにおいては、撮影モードでは秒単位で実行されるバックグラウンドキャリブレーションが停止される。さらに、この省電力モードにおいては、フラットパネルディテクタ38における制御用コンピュータのクロックが撮影モードより遅くなる。
このX線撮影装置によりX線撮影を開始するときには、最初に、コンソール部1が図3に示す院内ネットワーク103からX線撮影の撮影オーダ情報を取得する。この撮影オーダ情報は、例えば、患者名、ID番号、性別、年齢、撮影すべき部位、撮影条件等のX線撮影のための情報である。この撮影オーダ情報は、高電圧装置2に送信され、X線撮影時の管電圧や管電流、あるいは、X線照射時間等が設定される。
コンソール部1がこの撮影オーダ情報を受信する前の状態においては、コンソール部1におけるモード切替部12は、フラットパネルディテクタ38に対して省電力モードから撮影モードへの切替を許可しない状態となっている。このため、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらず、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することができる。
一方、コンソール部1がこの撮影オーダ情報を受信したときには、コンソール部1におけるモード切替部12が、フラットパネルディテクタ38の省電力モードから撮影モードへの切替を可能とする。そして、モード切替部12は、この状態において、X線撮影操作が実行されたときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
ここで、上述したX線撮影操作は、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作、X線撮影台3における天板31の移動操作、高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作、高電圧装置2におけるハンドスイッチ23の第1スイッチ84の押圧操作のいずれかである。これらのうちのいずれかの操作が実行されたときに、モード切替部12がフラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
すなわち、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44におけるX線管42の移動の制限を解除するためのボタン51、52、53、54、55、56のいずれか一つを押圧して、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44を操作することにより、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図9に示す操作パネル44を操作することにより、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図2および図3に示す操作パネル32を操作することにより、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図2および図3に示す操作パネル32を操作することにより、X線撮影台3における天板31の移動操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
また、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図4に示す操作パネル21を操作することにより、X線撮影条件の変更を行うために高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。さらに、モード切替部12は、オペレータがX線撮影を行うために、図3および図4に示す操作パネル21を操作することにより、高電圧装置2のハンドスイッチ23における第1スイッチ84の操作を実行したときに、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替える。
このようにX線撮影操作が実行され、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられれば、X線撮影を実行する。必要なX線撮影が完了すれば、コンソール部1は、院内ネットワーク103に対して、X線撮影が完了した後の撮影データを送信する。モード切替部12は、この撮影データの送信が完了したときには、フラットパネルディテクタ38を撮影モードから省電力モードに切り替えるとともに、フラットパネルディテクタ38の省電力モードから撮影モードへの切替を禁止する。これにより、X線撮影が完了した後に、実際にはX線撮影が実行されないにもかかわらず、フラットパネルディテクタ38が省電力モードから撮影モードに切り替えられることを防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として、X線管支持部4に対するX線管42の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータリーフ83の移動操作、コリメータ機構43におけるコリメータランプ81の点灯操作、X線撮影台3におけるブッキー部33の移動操作、X線撮影台3における天板31の移動操作、高電圧装置2に対するX線撮影条件の入力操作、高電圧装置2におけるハンドスイッチ23の第1スイッチ84の押圧操作を採用している。しかしながら、これらのX線撮影操作の全てを、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として採用する必要はない。これらのうちのいくつか、あるいは、一つのみを、フラットパネルディテクタ38を省電力モードから撮影モードに切り替えるためのX線撮影操作として採用してもよい。
1 コンソール部
2 高電圧装置
3 X線撮影台
4 X線管支持部
11 操作パネル
12 モード切替部
21 操作パネル
22 表示部
23 ハンドスイッチ
24 スイッチ
25 制御部
31 天板
32 操作パネル
33 ブッキー部
34 昇降部
36 永電駆動部
39 制御部
41 操作部
42 X線管
44 操作パネル
45 ハンドル
46 表示部
47 永電駆動部
48 制御部
71 永電磁石
72 鉄心
73 コイル
81 コリメータランプ
83 コリメータリーフ
84 第1スイッチ
85 第2スイッチ
93 回転陽極
100 撮影室
101 操作室
103 院内ネットワーク

Claims (13)

  1. X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、を備えるX線撮影装置において、
    前記モード切替部は、X線撮影操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記モード切替部は、ネットワークから撮影オーダ情報を受信した後に、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を可能とするX線撮影装置。
  3. 請求項2に記載のX線撮影装置において、
    前記モード切替部は、ネットワークに撮影データを送信した後に、前記X線検出器を前記撮影モードから前記省電力モードに切り替えるとともに、前記X線検出器の前記省電力モードから前記撮影モードへの切替を禁止するX線撮影装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線管を移動可能に支持するX線管支持部を備え、
    前記モード切替部は、前記X線管支持部に対するX線管の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、
    前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータリーフの移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構を備え、
    前記モード切替部は、当該コリメータ機構におけるコリメータランプの点灯操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線検出器を収納するブッキー部を備え、
    前記モード切替部は、当該ブッキー部の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  8. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記被検者を載置する天板を備え、
    前記モード切替部は、当該天板の移動操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  9. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    X線撮影条件に基づいて前記X線管に高電圧を印加する高電圧装置を備え、
    前記モード切替部は、当該高電圧装置に対するX線撮影条件の入力操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  10. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線管における陽極の回転を開始させるための曝射準備開始スイッチを備え、
    前記モード切替部は、当該曝射準備開始スイッチの操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  11. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線撮影装置において、
    前記X線検出器は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタであるX線撮影装置。
  12. X線管と、前記X線管から照射され被検者を通過したX線を検出するX線器と、前記X線検出器をX線撮影が可能な撮影モードと消費電力が小さい省電力モードとに切り替えるモード切替部と、前記X線管から照射されたX線の照射野を制限するためのコリメータ機構と、前記X線検出器を収納するブッキー部と、前記被検者を載置する天板と、X線撮影条件に基づいて前記X線管に高電圧を印加する高電圧装置と、前記X線管における陽極の回転を開始させるための曝射準備開始スイッチとを備えるX線撮影装置において、
    前記モード切替部は、前記コリメータ機構におけるコリメータリーフの移動操作、前記コリメータ機構におけるコリメータランプの点灯操作、前記ブッキー部の移動操作、前記天板の移動操作、前記高電圧装置に対するX線撮影条件の入力操作、前記曝射準備開始スイッチの操作のうちのいずれかの操作が実行されたときに、前記X線検出器を前記省電力モードから前記撮影モードに切り替えるX線撮影装置。
  13. 請求項12に記載のX線撮影装置において、
    前記X線検出器は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式のフラットパネルディテクタであるX線撮影装置。
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