JPWO2014129072A1 - ノズル付きヒーター及び乾燥炉 - Google Patents

ノズル付きヒーター及び乾燥炉 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014129072A1
JPWO2014129072A1 JP2015501295A JP2015501295A JPWO2014129072A1 JP WO2014129072 A1 JPWO2014129072 A1 JP WO2014129072A1 JP 2015501295 A JP2015501295 A JP 2015501295A JP 2015501295 A JP2015501295 A JP 2015501295A JP WO2014129072 A1 JPWO2014129072 A1 JP WO2014129072A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
infrared
nozzle
exposed surface
infrared transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015501295A
Other languages
English (en)
Inventor
雄樹 藤田
雄樹 藤田
良夫 近藤
良夫 近藤
恭介 勝山
恭介 勝山
大樹 金南
大樹 金南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Publication of JPWO2014129072A1 publication Critical patent/JPWO2014129072A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/0033Heating devices using lamps
    • H05B3/0038Heating devices using lamps for industrial applications
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/28Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun
    • F26B3/283Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun in combination with convection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/28Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun
    • F26B3/30Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by radiation, e.g. from the sun from infrared-emitting elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/02Incandescent bodies
    • H01K1/04Incandescent bodies characterised by the material thereof
    • H01K1/08Metallic bodies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/28Envelopes; Vessels
    • H01K1/32Envelopes; Vessels provided with coatings on the walls; Vessels or coatings thereon characterised by the material thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/28Envelopes; Vessels
    • H01K1/34Double wall vessels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/58Cooling arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B13/00Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/032Heaters specially adapted for heating by radiation heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

赤外線ヒーター40のフィラメント41が電磁波を放出すると、外周部31のうち外部に露出する赤外線透過露出面36aが電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過して外部に照射する。また、外周部31が有する第1,第2ノズル39a,39bから流体としての冷風を外部に送風する。このとき、赤外線透過露出面36aは冷媒流路49を流通する冷媒によって間接的に冷却が可能となっている。外周部31は、赤外線ヒーター40の周囲を覆う管状部材36を有し、管状部材36の少なくとも一部が赤外線透過露出面36aになっている。

Description

本発明は、ノズル付きヒーター及び乾燥炉に関する。
従来、送風のためのノズルとヒーターとを備えたノズル付きヒーターが知られている。例えば、特許文献1には、スリット状送風ノズルと棒状ヒーターとを並べて配置したノズル付きヒーターが記載されている。棒状ヒーターとしては、カーボンフィラメントを発熱体とする石英硝子中波長赤外線ヒーターを用いることが記載されている。このノズル付きヒーターでは、ノズルとヒーターとを備えることにより、ヒーターで乾燥対象の加熱を行うと共に、加熱により揮発した水などの成分の除去をノズルからの送風により行って、効率よく乾燥ができるとしている。
特開2001−330368号公報
しかしながら、特許文献1のノズル付きヒーターでは、赤外線ヒーターの表面が外部に露出しており、この露出面が自身の赤外線により過熱する場合があるという問題があった。そして、赤外線ヒーターの表面の過熱が生じると、例えば乾燥対象や乾燥雰囲気が過熱する場合があった。また、乾燥対象や乾燥雰囲気の過熱を抑制するために乾燥対象とノズル付きヒーターとの距離を大きくすると、乾燥効率が低下する場合があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、ノズル付きヒーターにおいて、外部に露出する面の過熱をより抑制することを主目的とする。
本発明のノズル付きヒーターは、
加熱されると赤外線を含む電磁波を放出する発熱体を有する赤外線ヒーターと、
乾燥対象を乾燥させる流体を外部に送風可能な1以上のノズルと、外部に露出し前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過して前記乾燥対象に照射可能な赤外線透過露出面と、を有し、前記赤外線ヒーターの周囲の少なくとも一部を覆う外周部と、
前記赤外線透過露出面を冷却する冷媒が流通可能な冷媒流路と、
を備えたものである。
この本発明のノズル付きヒーターでは、赤外線ヒーターの発熱体が赤外線を含む電磁波を放出すると、外周部のうち外部に露出する赤外線透過露出面が電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過して外部に照射する。また、外周部が有する1以上のノズルから流体を外部に送風する。これにより、乾燥対象に対して赤外線の照射と送風とが可能となっている。また、このとき、赤外線透過露出面は冷媒流路を流通する冷媒によって冷却が可能となっている。これにより、外部に露出する面である赤外線透過露出面の過熱をより抑制することができる。そして、赤外線透過露出面の過熱をより抑制することで、例えば乾燥対象や乾燥雰囲気の過熱をより抑制したり、ノズル付きヒーターと乾燥対象との距離をより小さくして乾燥効率を向上させたりすることができる。ここで、前記電磁波は、ピーク波長が赤外線領域(例えば、波長が0.7μm〜8μmの領域)にあるものとしてもよいし、ピーク波長が近赤外線領域(例えば、波長が0.7μm〜3.5μmの領域)にあるものとしてもよい。また、本発明のノズル付きヒーターは、前記冷媒流路に流す冷媒の量を調整する流量調整手段を備えるものとしてもよい。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記外周部は、前記赤外線ヒーターの周囲を覆う管状部材を有し、該管状部材の少なくとも一部が前記赤外線透過露出面になっていてもよい。こうすれば、例えば乾燥雰囲気が赤外線ヒーターに到達しにくくなるなど、赤外線ヒーターを管状部材で保護することができる。この場合において、前記管状部材は、少なくとも赤外線の一部を透過可能な赤外線透過材料を一体成形した部材であるものとしてもよい。こうすれば、例えば管状部材が複数の部材を接合して形成した部材である場合に比べて、接合による隙間などが形成されないため、赤外線ヒーターを保護する効果が高まる。この場合において、前記管状部材は、平面状の前記赤外線透過露出面を形成する平板部と、前記発熱体のうち該発熱体からみて前記赤外線透過露出面とは反対側を覆い且つ前記発熱体の長手方向に垂直な断面が曲線形状をしている湾曲部と、を有していてもよい。さらに、前記湾曲部の内周面又は外周面に設けられ、前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する反射層を有していてもよい。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記外周部は、前記赤外線透過露出面を覆わず且つ前記ノズルを形成するノズル形成部材を有していてもよい。この場合において、前記外周部は、前記ノズル形成部材と前記赤外線透過露出面を有する部材との間を封止する封止部材を有してもよい。こうすれば、ノズルからの送風がノズル形成部材と前記赤外線透過露出面を有する部材との間に入り込むことをより抑制できるため、乾燥対象に効率よく送風することができる。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記ノズルは、前記赤外線透過露出面に形成されていてもよい。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記発熱体からみて前記赤外線透過露出面とは反対側に設けられ、該電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する反射層、を備えたものとしてもよい。こうすれば、赤外線透過露出面には、発熱体から直接放出される赤外線と反射層により反射された赤外線とが放射されることになり、赤外線透過露出面から外部へより多くの赤外線を放出でき、乾燥対象をより効率よく乾燥できる。この場合において、前記反射層は、例えば断面形状が円弧等の曲線状の板状部材であってもよいし、平板状の部材であってもよい。反射層の断面が曲線状である場合には、反射層の曲面の焦点位置又は中心位置に前記発熱体が配置されているものとしてもよい。こうすることで、赤外線透過露出面から外部へより多くの赤外線を放出できる効果が高まる。また、前記外周部が前記管状部材を有する構成の場合には、前記反射層は、該管状部材の内周面に形成してもよいし、外周面に形成してもよい。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記赤外線ヒーターは、前記赤外線透過露出面と前記発熱体との間に配置され前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過可能な内壁を有し、前記冷媒流路は、前記赤外線透過露出面と前記内壁との間の空間の少なくとも一部に設けられた流路としてもよい。この場合において、前記冷媒流路を流通する冷媒は、赤外線透過露出面を直接的に冷却するものとしてもよいし、例えば内壁など赤外線透過露出面と発熱体との間の物体を冷却することで赤外線透過露出面を間接的に冷却するものとしてもよい。間接的に冷却する場合、例えば、前記赤外線ヒーターは、前記内壁と前記赤外線透過露出面との間に配置され前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過可能な外壁を有し、前記冷媒流路は、前記外壁と前記内壁との間の空間としてもよい。
本発明のノズル付きヒーターにおいて、前記赤外線透過露出面は、前記発熱体とは反対側に凸となる曲面としてもよいし、前記発熱体側に凸となる曲面としてもよいし、平面としてもよい。
本発明の乾燥炉は、上述したいずれかの態様の本発明のノズル付きヒーターを備えたものである。そのため、本発明の乾燥炉は、本発明のノズル付きヒーターと同様の効果、例えば、外部に露出する面である赤外線透過露出面の過熱をより抑制する効果が得られる。
乾燥炉10の縦断面図である。 ノズル付きヒーター30の拡大断面図である。 図2のノズル付きヒーター30が備える赤外線ヒーター40のA−A断面図である。 図2のノズル付きヒーター30をB−B面から見たBB視図である。 変形例のノズル付きヒーター130の断面図である。 変形例のノズル付きヒーター230の断面図である。 変形例のノズル付きヒーター330の断面図である。
次に、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるノズル付きヒーター30を備えた乾燥炉10の縦断面図である。乾燥炉10は、シート80上に塗布された塗膜82の乾燥を赤外線及び冷風を用いて行うものであり、炉体14と、搬送通路19と、複数のノズル付きヒーター30を有する上側送風装置20a及び下側送風装置20bと、コントローラー70と、を備えている。また、乾燥炉10は、炉体14の図1における左側(前方)に設けられたロール84と、炉体14の図1における右側(後方)に設けられたロール86と、を備えている。乾燥炉10は、乾燥対象となる塗膜82が上面に形成されたシート80を、ロール84,86により連続的に搬送して乾燥を行うロールトゥロール方式の乾燥炉として構成されている。なお、ノズル付きヒーター30は、炉体14内に複数本(図1では9本)配置されており、そのうちシート80の上側に配置された5本のノズル付きヒーター30は、前端面15側から順に第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eとも称する。また、シート80の下側に配置された4本のノズル付きヒーター30は、前端面15側から順に第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iとも称する。
炉体14は、略直方体に形成された断熱構造体であり、前端面15及び後端面16にそれぞれ開口17,18を有している。この炉体14は、前端面15から後端面16までの長さが例えば2〜10mである。
搬送通路19は、開口17から開口18に至る通路であり、炉体14を水平方向(図1の左右方向)に貫通している。片面に塗膜82が塗布されたシート80は、この搬送通路19を通過していく。シート80は、塗膜82が塗布された面を上にして、開口17から搬入され、炉体14の内部を水平方向に進行し、開口18から搬出される。
上側送風装置20aは、炉体14内を通過する塗膜82やシート80に向けて冷風を送風する装置である。上側送風装置20aは、給気ファン22aと、パイプ構造体24aと、複数のノズル付きヒーター30のうち第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eと、を備えている。この上側送風装置20aは、冷風の送風だけでなく、ノズル付きヒーター30による塗膜82(シート80)への赤外線の照射も行う。給気ファン22aは、炉体14の外部に配置され、パイプ構造体24aに取り付けられており、冷風をパイプ構造体24aの内部へ供給するものである。冷風は、例えば常温や50℃以下の空気である。給気ファン22aは、発生させる冷風の風量の調節が可能となっている。冷風の風量は、特に限定するものではないが、例えば5Nm3/h〜100Nm3/hの範囲で調節可能である。パイプ構造体24aは、給気ファン22aからの冷風の通路となるものである。パイプ構造体24aは、給気ファン22aから炉体14の天井を貫通して炉体14の内部までの通路を形成している。パイプ構造体24aは、炉体14の外部において複数(図1では5つ)の通路に分岐しており、各通路が炉体14を貫通して第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eにそれぞれ接続されている。第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eは、シート80の上側において前端面15側から後端面16側にわたって略均等に配置されている。
下側送風装置20bは、炉体14内を通過する塗膜82やシート80に向けて冷風を送風する装置である。下側送風装置20bは、給気ファン22bと、パイプ構造体24bと、複数のノズル付きヒーター30のうち第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iと、を備えている。この下側送風装置20bは、冷風の送風だけでなく、ノズル付きヒーター30による塗膜82(シート80)への赤外線の照射も行う。給気ファン22bは、炉体14の外部に配置され、パイプ構造体24bに取り付けられており、冷風をパイプ構造体24bの内部へ供給するものである。冷風は、例えば常温や50℃以下の空気である。給気ファン22bは、発生させる冷風の風量の調節が可能となっている。冷風の風量は、特に限定するものではないが、例えば5Nm3/h〜100Nm3/hの範囲で調節可能である。パイプ構造体24bは、給気ファン22bからの冷風の通路となるものである。パイプ構造体24bは、給気ファン22bから炉体14の底部を貫通して炉体14の内部までの通路を形成している。パイプ構造体24bは、炉体14の外部において複数(図1では4つ)の通路に分岐しており、各通路が炉体14を貫通して第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iにそれぞれ接続されている。第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iは、シート80の下側において前端面15側から後端面16側にわたって略均等に配置されている。
複数のノズル付きヒーター30(第1〜第9ノズル付きヒーター30a〜30i)は、同様の構成を有しており、いずれも長手方向がシート80の搬送方向(前後方向)と直交するように取り付けられている。また、シート80の上側に配置された第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eと、シート80の下側に配置された第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iとは、搬送方向にずれて交互に配置されている。そのため、第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30eの真下には第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30iは存在しない。以下、1つのノズル付きヒーター30の構成について説明する。
図2は、ノズル付きヒーター30の拡大断面図である。また、図3は、図2のノズル付きヒーター30が備える赤外線ヒーター40のA−A断面図である。図4は、図2のノズル付きヒーター30をB−B面から見たBB視図である。なお、図2〜4は、いずれもシート80の上側に配置されたノズル付きヒーター30(第1〜第5ノズル付きヒーター30a〜30e)の構成を示している。シート80の下側に配置されたノズル付きヒーター30(第6〜第9ノズル付きヒーター30f〜30i)は、シート80の上側に配置されたノズル付きヒーター30の上下を逆にした構成(水平面を対称面として面対称な構成)を有している。ノズル付きヒーター30は、図2に示すように、発熱体であるフィラメント41を有する赤外線ヒーター40と、赤外線ヒーター40を覆う外周部31と、を備えている。
赤外線ヒーター40は、炉体14内を通過する塗膜82に赤外線透過露出面36aを介して赤外線を照射する装置である。赤外線ヒーター40は、図2,図3に示すように、タングステン製のフィラメント41を内管42が囲むように形成されたヒーター本体43と、このヒーター本体43の外側に設けられ内管42を囲むように形成された外管44と、を備えており、これらの両端にはキャップ50が取り付けられている。内管42と外管44との間の空間は、冷媒(例えば空気)を流通可能な冷媒流路49となっている。また、赤外線ヒーター40は、外管44の表面温度を検出する温度センサ59を備えている(図3)。なお、内管42,外管44は同心円状に配置されており、その円の中心にフィラメント41が位置するようになっている。
ヒーター本体43は、両端がキャップ50の内部に配置されたホルダー55に支持されている。このヒーター本体43は、炉体14の外部に配置された電力供給源60からフィラメント41へ電力が供給されて、フィラメント41が所定温度(例えば1200〜1700℃)に加熱されると、赤外線を含む電磁波を放射する。フィラメント41が放射する電磁波は、特に限定するものではないが、例えば、ピーク波長が赤外線領域(波長が0.7μm〜8μmの領域)や近赤外線領域(波長が0.7μm〜3.5μmの領域)にあるものである。本実施形態では、ピーク波長が3μm付近の電磁波を放射するものとした。内管42は、フィラメント41を囲む断面円形の管であり、フィラメント41から放射された電磁波の一部を吸収し且つ赤外線を透過する赤外線透過材料で形成されている。内管42に用いるこのような赤外線透過材料としては、例えば、ゲルマニウム、シリコン、サファイア、フッ化カルシウム、フッ化バリウム、セレン化亜鉛、硫化亜鉛、カルコゲナイドガラス、透過性アルミナセラミックスなどのほか、赤外線を透過可能な石英ガラスなどが挙げられる。本実施形態では、内管42は、上述した赤外線透過材料のうち、電磁波の一部として波長が3.5μmを超える赤外線を吸収し且つ3.5μm以下の赤外線については透過する石英ガラスで形成されているものとした。また、内管42の内部は、真空雰囲気又はハロゲン雰囲気となっている。このフィラメント41に接続された電気配線41aは、キャップ50に設けられた配線引出部57を介して気密に外部へ引き出され、電力供給源60に接続されている。キャップ50は、図3に示すように、円盤状の蓋54と、その蓋54に立設された円筒部52とを一体成形したものである。外管44の左右両端は、円筒部52に固定されている。
外管44は、上述した赤外線透過材料で形成された管である。本実施形態では、内管42と同様に、波長が3.5μmを超える赤外線を吸収し且つ3.5μm以下の赤外線については透過する石英ガラスで形成されているものとした。なお、外管44は、冷媒流路49を流れる冷媒によって、例えば200℃以下に冷却可能になっている。
冷媒流路49は、内管42と外管44との間の空間であり、キャップ50に設けられた流体出入口58を通じて冷媒が流通可能となっている。冷媒は、例えば空気などの流体である。流体出入口58は、図示は省略するが外周部31(管状部材36a,第4部材35,第1部材32)を貫通する例えばシリコンチューブなどの部材を介して、炉体14の外部に配置された冷媒供給源65と接続されている。この冷媒供給源65から供給された冷媒は、一方の流体出入口58から冷媒流路49内に流入し、冷媒流路49内を流通して他方の流体出入口58から流出する。冷媒流路49を流通する冷媒は、赤外線ヒーター40の外面である外管44の温度を直接的に下げる役割や、外管44の温度を下げることで赤外線透過露出面36aの温度を間接的に下げる役割を果たす。
外周部31は、図2に示すように、第1〜第4部材32〜35と、赤外線透過露出面36aを有する管状部材36と、反射層37と、整流板38と、第1,第2ノズル39a,39bと、封止部材90a,90bと、を備えている。第1部材32は、ノズル付きヒーター30の最外周を構成する部材であり、上下に開口を有している。第1部材32の上側の開口は、パイプ構造体24aの内部に接続されている。第1部材32の下側の開口からは、第2,第3部材33,34の下端及び赤外線透過露出面36aが露出している。第2部材33,第3部材34は、屈曲した板状の部材であり、それぞれ第1部材32と管状部材36との間に配置されると共に、第2部材33と第3部材34とで管状部材36を前後(図2の左右)から挟むように配置されている。第4部材35は、下側が開口するように屈曲した板状の部材であり、管状部材36の上側を覆うと共に赤外線ヒーター40の上側及び前後(図2の左右)を覆っている。第4部材35は、前側(図2に示す左側)の下端が第2部材33の上端と接合され、後側(図2の右側)の下端が第3部材34の上端と接合されている。第4部材35と第2部材33,第3部材34とは、例えば溶接などにより接合されている。これにより、第1部材32の内周面と第2〜第4部材33〜35の外周面とで囲まれる空間32aは、パイプ構造体24aからの冷風の流路となっている。この空間32aは、整流板38により上下に区切られている。整流板38は、多数のパンチ孔38aが空けられた平板状の部材であり、パイプ構造体24aからの冷風を整流して下方の第1,第2ノズル39a,39bへ導く。なお、図示は省略するが、第1部材32は左右方向(図4の左右方向)の端部に側部を有し、第1部材32の内部の空間(空間32a,35a)の左右方向の端部はこの側部により閉じられている。また、第2〜第4部材33〜35,整流板38の左右方向の端部は、この側部に溶接されている。第1〜第4部材32〜35及び整流板38の材料は例えば金属である。また、第1〜第4部材32〜35は、赤外線ヒーター40から放射される電磁波のうち少なくとも赤外線を反射する赤外線反射材料で形成することが好ましい。赤外線反射材料としては、例えばSUS304やアルミニウムなどが挙げられる。
第1ノズル39aは、第1,第2部材32,33により形成されている。第2ノズル39bは、第1,第3部材32,34により形成されている。すなわち、第1,第2部材32,33は第1ノズル39aを形成するノズル形成部材となっており、第1,第3部材32,34は第2ノズル39bを形成するノズル形成部材となっている。具体的には、第1部材32の前(図2の左)下端と第2部材33の下端とは離間しており、これにより図4に示すように長手方向が左右方向(図4の左右方向)と平行なスリット状の第1ノズル39aが赤外線透過露出面36aの前側(図4の上側)に形成されている。同様に、第1部材32の後(図2の右)下端と第3部材34の下端とは離間しており、これにより図4に示すように長手方向が左右方向(図4の左右方向)と平行なスリット状の第2ノズル39bが赤外線透過露出面36aの後側(図4の下側)に形成されている。また、第1部材32の前下端部のうち第2部材33の下端部に対向する面と、第2部材33の下端部のうち第1部材32の前下端部に対向する面とは、いずれも下方に進むにつれて赤外線透過露出面36a側(後方)に近づくように垂直方向(図2の上下方向)から傾斜している。これにより、空間32aを通過して第1ノズル39aから流れる冷風は、この傾斜に沿って主に後方下向き(図2の右下方向)に流出する。同様に、第1部材32の後下端部のうち第3部材34の下端部に対向する面と、第3部材34の下端部のうち第1部材32の後下端部に対向する面とは、いずれも下方に進むにつれて赤外線透過露出面36a側(前方)に近づくように垂直方向(図2の上下方向)から傾斜している。これにより、空間32aを通過して第2ノズル39bから流れる冷風は、この傾斜に沿って主に前方下向き(図2の左下方向)に流出する。
管状部材36は、赤外線ヒーター40の周囲を覆う管状の部材である。管状部材36は、赤外線ヒーター40からの電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過可能であり、上述した赤外線透過材料を一体成形した部材である。本実施形態では、管状部材36は、赤外線ヒーター40の外管44及び内管42と同様に、波長が3.5μmを超える赤外線を吸収し且つ3.5μm以下の赤外線については透過する石英ガラスで形成されているものとした。この管状部材36は、下側に赤外線透過露出面36aを有している。赤外線透過露出面36aは、平面状に形成されており、その平面は水平方向(図2の左右方向)と平行な面になっている。赤外線透過露出面36aと、第1〜第3部材32〜34の下端とは、同じ水平面上に位置している(鉛直方向の高さが同じになっている)。また、管状部材36の上側は、断面形状が例えばパラボラ、楕円の弧、円弧等の曲線形状となっている。本実施形態では、パラボラ形状になっているものとした。このように、管状部材36は、赤外線透過露出面36aを形成する平板部36bを下側に有している。また、管状部材36は、フィラメント41のうちフィラメント41からみて赤外線透過露出面36aとは反対側を覆い且つフィラメント41の長手方向に垂直な断面(図2に示す断面)が曲線形状(パラボラ形状)をしている湾曲部36cを上側に有している。管状部材36は、図示は省略するが左右方向(図4の左右方向)の端部に側部を有し、管状部材36の内部の空間は左右方向の端部がこの側部によりほぼ閉じられている。また、赤外線ヒーター40のキャップ50(図3)は管状部材36の側部を貫通しており、この側部が赤外線ヒーター40を支持している。さらに、管状部材36は、この両端の側部が第1部材32の両端の側部に挟まれており、第1部材32の側部によって管状部材36が保持されている。管状部材36の上側の外表面(湾曲部36cの外周面)には、反射層37が形成されている。この反射層37は、フィラメント41からみて赤外線透過露出面36aとは反対側に設けられており、フィラメント41から放射される電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する赤外線反射材料で形成されている。赤外線反射材料としては、例えば金,白金,アルミニウムなどが挙げられる。反射層37は、管状部材36の表面に塗布乾燥、スパッタリングやCVD、溶射といった成膜方法を用いて赤外線反射材料を成膜することで形成することができる。反射層37は、管状部材36の上側の表面に形成されているため、断面は管状部材36の上側の曲線形状に沿った形状をしている。そして、その曲線形状の焦点もしくは中心位置に赤外線ヒーター40(フィラメント41)が配置されている。そのため、フィラメント41から発せられた赤外線の一部は、反射層37で反射され、赤外線透過露出面36aを透過して効率的に塗膜82へ照射される。本実施形態では、管状部材36及び反射層37がパラボラ形状であるため、反射層37で反射した赤外線は鉛直下方向(図2の下方向)に平行に進んでいき、塗膜82のうち赤外線透過露出面36aの直下の領域に照射される。
封止部材90a,90bは、第2〜第4部材33〜35で囲まれる空間35aを封止する部材である。封止部材90aは、長手方向が左右方向と平行な棒状の部材であり、第2部材33の下端部と赤外線透過露出面36aを有する管状部材36の前下側(図2の左下側)との間のスリット状の開口を封止している。封止部材90bは、長手方向が左右方向と平行な棒状の部材であり、第3部材34の下端部と赤外線透過露出面36aを有する管状部材36の後下側(図2の右下側)との間のスリット状の開口を封止している。これにより、封止部材90a,90bは、第1,第2ノズル39a,39bからの冷風が空間35a内に進入するのを抑制している。封止部材90a,90bは、例えば樹脂などの弾性体である。なお、封止部材90a,90bは中身の詰まった中実の部材であってもよいし、例えばチューブ状など中空の部材であってもよい。
コントローラー70は、CPUを中心とするマイクロプロセッサーとして構成されている。このコントローラー70は、上側送風装置20a,下側送風装置20bの給気ファン22a,22bに制御信号を出力して、給気ファン22a,22bで発生させる冷風の温度及び風量を個別に制御する。また、コントローラー70は、熱電対である温度センサ59が検出した外管44の温度を入力したり、冷媒供給源65と流体出入口58とを接続する配管の途中に設けられた開閉弁67及び流量調整弁68に制御信号を出力したりして、赤外線ヒーター40の冷媒流路49を流れる冷媒の流量を個別に制御する(図3参照)。更に、コントローラー70は、電力供給源60からフィラメント41へ供給される電力の大きさを調整するための制御信号を電力供給源60へ出力して、赤外線ヒーター40のフィラメント温度を個別に制御する(図3参照)。また、コントローラー70は、ロール84,86の回転速度を制御することで炉体14内の塗膜82の通過時間を調整することができる。
シート80は、特に限定するものではないが、例えば、アルミニウムや銅等の金属シートである。また、シート80上の塗膜82は、例えば乾燥後に電池用の電極として用いられるものであり、特に限定するものではないが、例えばリチウムイオン二次電池用の電極となる塗膜である。塗膜82としては、例えば、電極材(正極活物質又は負極活物質)とバインダーと導電材と溶剤とを共に混練した電極材ペーストを、シート80上に塗布したもの等が挙げられる。電極材は、正極活物質としてはコバルト酸リチウムなどが挙げられ、負極活物質としてはグラファイトなどの炭素材が挙げられる。バインダーとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などが挙げられる。導電材としては、カーボン粉末などが挙げられる。溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)などが挙げられる。塗膜の厚みは、特に限定するものではないが、例えば20〜1000μmである。
次に、こうして構成された乾燥炉10を用いて塗膜82を乾燥する様子について説明する。まず、図1において、乾燥炉10の左端に配置されたロール84からシート80が巻き外され、乾燥炉10の炉体14に搬入される直前に図示しないコーターによって上面に塗膜82が塗布され、炉体14の開口17を通って炉体14内へ搬入される。続いて、シート80は、炉体14内を通過する。このとき、ノズル付きヒーター30からの冷風が、シート80に上下から当たることで、この冷風からの圧力により炉体14内でシート80が支持されつつ搬送される。そして、その間にノズル付きヒーター30からの赤外線や冷風の作用により塗膜82から溶剤が蒸発する。塗膜82から蒸発した溶剤はノズル付きヒーター30の第1,第2ノズル39a,39bからの冷風により塗膜82付近から除去され、開口17,18から外部へ排出される。塗膜82は、最終的に炉体14の開口18から搬出され、乾燥炉10の右端に設置されたロール86にシート80とともに巻き取られる。また、ノズル付きヒーター30からの冷風は、シート80に上下から当たるため、この冷風からの圧力により炉体14内でシート80が支持される。
このようにして塗膜82を乾燥する際、ノズル付きヒーター30によって赤外線の塗膜82への照射と冷風の送風の両方が行われる。しかも、第1ノズル39aは図2の右下方向に向かって冷風を送風し、第2ノズル39bは図2の左下方向に向かって冷風を送風するから、赤外線ヒーター40から赤外線透過露出面36aを透過して塗膜82に赤外線が照射される領域(図2における赤外線透過露出面36aの直下の領域及びその周辺の領域)に第1,第2ノズル39a,39bから直接冷風が当たることになる。換言すると、本実施形態では、塗膜82のうち赤外線が照射される領域と冷風が直接当たる領域(第1ノズル39a,第2ノズル39bからの冷風の流出方向の延長上の領域)とが重なるように、第1〜第3部材32〜34の下端部の傾斜角やノズル付きヒーター30と塗膜82との距離が予め調整されている。これにより、赤外線により蒸発した溶剤を冷風によって効率よく除去できる。また、冷媒流路49を流れる冷媒によって外管44が直接冷却されているため、赤外線ヒーター40から赤外線は放射されるものの赤外線ヒーター40の外表面の温度は比較的低温に保たれる。これにより、ノズル付きヒーター30のうち外部に露出する赤外線透過露出面36aの過熱をより抑制することができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のフィラメント41が本発明の発熱体に相当し、赤外線ヒーター40が赤外線ヒーターに相当し、第1,第2ノズル39a,39bがノズルに相当し、赤外線透過露出面36aが赤外線透過露出面に相当し、外周部31が外周部に相当し、冷媒流路49が冷媒流路に相当する。また、管状部材36が管状部材に相当し、第1〜第3部材32〜34がノズル形成部材に相当し、反射層37が反射層に相当し、内管42が内壁に相当する。なお、本実施形態では、ノズル付きヒーター30を備えた乾燥炉10についても説明することにより、本発明の乾燥炉の一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態のノズル付きヒーター30では、赤外線ヒーター40のフィラメント41が電磁波を放出すると、外周部31のうち外部に露出する赤外線透過露出面36aが電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過して外部に照射する。また、外周部31が有する第1,第2ノズル39a,39bから流体としての冷風を外部に送風する。これにより、乾燥対象としての塗膜82に対して赤外線の照射と送風とが可能となっている。また、このとき、赤外線透過露出面36aは冷媒流路49を流通する冷媒によって間接的に冷却が可能となっている。これにより、外部に露出する面である赤外線透過露出面36aの過熱をより抑制することができる。なお、赤外線透過露出面36aの加熱をより抑制することで、例えば乾燥対象や乾燥雰囲気の過熱をより抑制したり、ノズル付きヒーター30と塗膜82との距離をより小さくして乾燥効率を向上させたりすることができる。また、ノズル付きヒーター30と塗膜82との距離をより小さくすることで、例えば第1,第2ノズル39a,39bからの冷風の風量をより小さくしても赤外線ヒーター40からの赤外線により十分な乾燥効率を得ることができる。さらに、第1,第2ノズル39a,39bからの冷風の風量をより小さくすることで、炉体14内を通過する塗膜82(シート80)が冷風で撓むのをより抑制することができる。
また、外周部31は、赤外線ヒーター40の周囲を覆う管状部材36を有し、管状部材36の少なくとも一部が赤外線透過露出面36aになっている。これにより、例えば炉体14内の乾燥雰囲気が赤外線ヒーター40に到達しにくくなるなど、赤外線ヒーター40を管状部材36で保護することができる。
さらに、赤外線透過露出面36aを覆わず且つ第1,第2ノズル39a,39bを形成するノズル形成部材としての第1〜第3部材32〜34を有しており、ノズル形成部材と赤外線透過露出面36aを有する部材である管状部材36との間を封止する封止部材90a,90bを有している。これにより、第1,第2ノズル39a,39bからの送風がノズル形成部材と管状部材36との間の空間35aに入り込むことをより抑制できるため、乾燥対象に効率よく送風することができる。
さらにまた、赤外線ヒーター40は、フィラメント41からみて赤外線透過露出面36aとは反対側に設けられ、電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する反射層37を備えている。これにより、赤外線透過露出面36aには、フィラメント41から直接放出される赤外線と反射層37により反射された赤外線とが放射されることになり、赤外線透過露出面36aから外部へより多くの赤外線を放出でき、塗膜82をより効率よく乾燥できる。しかも、反射層37の断面は曲線状であって、反射層の曲面の焦点位置又は中心位置にフィラメント41が配置されているため、赤外線透過露出面36aから外部へより多くの赤外線を放出できる効果が高まる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態において、外周部31が第2〜第4部材33〜35を備えないものとしてもよい。図5は、この場合の変形例のノズル付きヒーター130の断面図である。図5に示すように、外周部31が第2〜第4部材33〜35を備えない場合、第1部材32と管状部材36とのスリット状の隙間が第1ノズル39a,第2ノズル39bとなる。この構成のノズル付きヒーター130でも、本実施形態と同様に、冷媒流路49を流れる冷媒により外部に露出する面である赤外線透過露出面36aの過熱をより抑制する効果が得られる。ただし、例えば管状部材36を石英ガラスで形成する場合、管状部材36よりも第2,第3部材32,33の方が寸法精度を高くしやすい。そのため、図5において第1部材32と管状部材36との間隔(=第1ノズル39aや第2ノズル39bノズルの開口の大きさ)が一定値になるように調整するよりも、図2において第1部材32と第2部材33との間隔や第1部材32と第2部材34との間隔が一定値になるよう調整する方が比較的容易である。したがって、本実施形態のように外周部31が第2〜第3部材33〜34を備えるなど、赤外線透過露出面を構成する部材以外の部材でノズルを形成する方が、ノズルの開口の寸法精度を高くしやすい。
上述した実施形態では、一体成形された管状部材36の一部が赤外線透過露出面36aとなっていたが、これに限られない。例えば、赤外線透過露出面36aを構成する部材は平板状の部材とし、この平板状の部材と他の部材とを併せて赤外線ヒーター40を囲むものとしてもよい。図6は、この場合の変形例のノズル付きヒーター230の断面図である。図6に示すように、ノズル付きヒーター230では、外周部231が外周部31とは異なり第2〜第4部材33〜35及び管状部材36を備えず、代わりに第2部材233及び平板部材236を備えている。第2部材233は、下側が開口し赤外線ヒーター40の前後(図6の左右)及び上側を覆う部材である。第2部材233の下側の開口には、開口を塞ぐように平板部材236が取り付けられている。この平板部材236は、上述した赤外線透過材料で形成されており、下面が赤外線透過露出面236aとなっている。なお、第2部材233と平板部材236とを例えば樹脂などの有機接着剤で接着して、両者の隙間を封止するものとしてもよい。また、第1ノズル39aは、第1部材32の前下端(図6の左下端)と第2部材233の前下端(図6の左下端)とのスリット状の隙間として形成されている。第2ノズル39bは、第1部材32の後下端(図6の右下端)と第2部材233の後下端(図6の右下端)とのスリット状の隙間として形成されている。この構成のノズル付きヒーター230でも、本実施形態と同様に、冷媒流路49を流れる冷媒により外部に露出する面である赤外線透過露出面236aの過熱をより抑制する効果が得られる。ただし、赤外線ヒーター40は第2部材233と平板部材236とで囲まれているものの、第2部材233と平板部材236とのわずかな隙間から炉体14の乾燥雰囲気が入り込む場合がある。そのため、赤外線ヒーター40を保護するためには、上述した実施形態の管状部材36のように、赤外線ヒーター40の周囲を一体成形された部材で覆うことが好ましい。なお、第2部材233の上面(赤外線ヒーター40の上側と対向する面)に赤外線反射材料で形成された反射層を設けてもよい。
上述した実施形態では、外周部31は、赤外線透過露出面36aを有する管状部材36とは別にノズル形成部材としての第1〜第3部材32〜34を有するものとしたが、赤外線透過露出面36aを有する部材にノズルを形成してもよい。図7は、この場合の変形例のノズル付きヒーター330の断面図である。図7に示すように、ノズル付きヒーター330では、外周部331が外周部31とは異なり第2〜第4部材33〜35及び管状部材36を備えず、代わりに第1部材32の開口部に取り付けられた平板部材336を備えている。この平板部材336は、上述した赤外線透過材料で形成されており、下面が赤外線透過露出面336aとなっている。また、平板部材336には、多数のパンチ孔339が形成されており、このパンチ孔339が冷風を送風するノズルとなっている。このように赤外線透過露出面にノズルを形成した態様のノズル付きヒーター330でも、本実施形態と同様に、冷媒流路49を流れる冷媒により外部に露出する面である赤外線透過露出面336aの過熱をより抑制する効果が得られる。なお、この場合において、第1部材32と平板部材36とが、赤外線透過材料を一体成形した部材であるものとしてもよい。こうすれば、第1部材32と平板部材336との隙間がないため、炉体14の乾燥雰囲気が第1部材32の内部である空間332aに入り込むことを抑制して赤外線ヒーター40を保護することができる。
上述した実施形態では、冷媒流路49は内管42と外管44との間の空間であるものとしたが、直接的又は間接的に赤外線透過露出面36aを冷却できれば、これに限られない。例えば、管状部材36と外管44との間の空間を冷媒流路としてもよい。なお、冷媒流路49を流れる冷媒による直接的又は間接的な赤外線透過露出面36aの冷却は、例えば赤外線透過露出面36aが200℃以下になるように行うものとしてもよい。
上述した実施形態では、反射層37は、管状部材36の上側の外表面に形成するものとしたが、赤外線ヒーター40(フィラメント41)からみて赤外線透過露出面36aとは反対側に形成すれば、これに限られない。例えば、管状部材36の上側の内表面に形成してもよい。あるいは、管状部材36の表面に反射層を形成するものに限らず、例えば外管44又は内管42のうち赤外線ヒーター40からみて赤外線透過露出面36aとは反対側の外表面又は内表面に反射層を形成してもよい。また、反射層は他の部材の表面に形成したものに限らず、独立した部材であってもよい。例えば、赤外線ヒーター40と管状部材36との間や内管42と外管44との間などに平板状の反射層を配置するものとしてもよい。
上述した実施形態では、反射層37がパラボラ形状であるため、反射層37で反射した赤外線は鉛直下方向(図2の下方向)に平行に進んでいき、塗膜82のうち赤外線透過露出面36aの直下の領域に照射されるものとしたが、これに限られない。例えば、反射層37で反射した赤外線が焦点を持つように、反射層37の形状やフィラメント41の位置を調整してもよい。この場合、フィラメント41から焦点までの距離がフィラメント41から塗膜82までの距離以上となるようにする(フィラメント41から見て塗膜82よりも焦点が遠い)ことが好ましく、フィラメント41から焦点までの距離がフィラメント41から塗膜82までの距離と等しく(焦点が塗膜82上に位置する)なるようにすることがより好ましい。
上述した実施形態では、塗膜82のうち赤外線ヒーター40からの赤外線が照射される領域と冷風が直接当たる領域とが重なるように、第1〜第3部材32〜34の下端部の傾斜角やノズル付きヒーター30と塗膜82との距離が予め調整されているものとしたが、これに限られない。例えば、冷風が垂直方向(図2の上下方向)に送風されるようにノズル39a,39bを形成し、赤外線が照射される領域と冷風が直接当たる領域とが重ならないようにしてもよい。ただし、赤外線により蒸発した溶剤を冷風によって効率よく除去する効果がより高くなるため、本実施形態のように塗膜82のうち赤外線が照射される領域(特に、赤外線透過露出面36aの直下の領域)と冷風が直接当たる領域とが重なるようにすることが好ましい。なお、上述した反射層37で反射した赤外線の焦点が塗膜82上に位置する場合には、第1ノズル39a,第2ノズル39bからの冷風の流出方向の延長上に赤外線の焦点が位置するようにしてもよい。
上述した実施形態では、ノズル付きヒーター30からの冷風により炉体14内でシート80を支持するものとしたが、これに限られない。例えば、炉体14内には、シート80を下方から支える支持ローラーを複数個設けてもよい。
上述した実施形態では、発熱体であるフィラメント41の材料としてW(タングステン)を例示したが、加熱すると赤外線を含む電磁波を放出するものであれば特に限定されない。例えば、Mo,Ta,Fe−Cr−Al合金及びNi−Cr合金でもよい。
上述した実施形態では、第1,第2ノズル39a,39bからは冷風を送風するものとしたが、熱風(例えば50℃〜200℃の空気)を送風するものとしてもよい。
上述した実施形態では、冷媒流路49を流れる冷媒や冷風として空気を用いたが、窒素などの不活性ガスを用いてもよい。
上述した実施形態では、ノズル付きヒーター30の乾燥対象である塗膜82として、リチウムイオン二次電池用の電極となる塗膜を例示したが、乾燥対象はこれに限られない。例えば、シート80がPETフィルムからなるものとし、塗膜82は、乾燥後にMLCC(積層セラミックコンデンサ)用の薄膜として用いられるものとしてもよい。この場合の塗膜82は、例えば例えばセラミック粉末又は金属粉末と、有機バインダーと、有機溶剤とを含むものである。あるいは、塗膜82は、LTCC(低温焼成セラミックス)やその他のグリーンシート用の薄膜として用いられるものとしてもよい。
この出願は、2013年2月20日に出願された日本国特許出願第2013-031395号を優先権主張の基礎としており、引用によりその内容の全てが本明細書に含まれる。
本発明は、赤外線を放出する赤外線ヒーターなどの赤外線加熱装置を用いた加熱や乾燥が必要な産業、例えばリチウムイオン二次電池の電極塗膜を製造する電池産業や複数層のセラミック焼結体を備えた積層セラミックコンデンサを製造するセラミック産業などに利用可能である。
10 乾燥炉、14 炉体、15 前端面、16 後端面、17,18 開口、19 搬送通路、20a 上側送風装置、20b 下側送風装置、22a,22b 給気ファン、24a,24b パイプ構造体、30,130,230,330 ノズル付きヒーター、30a〜30i 第1〜第9ノズル付きヒーター、31,231,331 外周部、32 第1部材、32a,332a 空間、33,233 第2部材、34 第3部材、35 第4部材、35a 空間、36 管状部材、36a,236a,336a 赤外線透過露出面、36b 平板部、36c 湾曲部、37 反射層、38 整流板、38a パンチ孔、39a 第1ノズル、39b 第2ノズル、40 赤外線ヒーター、41 フィラメント、41a 電気配線、42 内管、43 ヒーター本体、44 外管、49 冷媒流路、50 キャップ、52 円筒部、54 蓋、55 ホルダー、57 配線引出部、58 流体出入口、59 温度センサ、60 電力供給源、65 冷媒供給源、67 開閉弁、68 流量調整弁、70 コントローラー、80 シート、82 塗膜、84,86 ロール、90a,90b 封止部材、236,336 平板部材、339 パンチ孔。

Claims (11)

  1. 加熱されると赤外線を含む電磁波を放出する発熱体を有する赤外線ヒーターと、
    乾燥対象を乾燥させる流体を外部に送風可能な1以上のノズルと、外部に露出し前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過して前記乾燥対象に照射可能な赤外線透過露出面と、を有し、前記赤外線ヒーターの周囲の少なくとも一部を覆う外周部と、
    前記赤外線透過露出面を冷却する冷媒が流通可能な冷媒流路と、
    を備えたノズル付きヒーター。
  2. 前記外周部は、前記赤外線ヒーターの周囲を覆う管状部材を有し、該管状部材の少なくとも一部が前記赤外線透過露出面になっている、
    請求項1に記載のノズル付きヒーター。
  3. 前記管状部材は、少なくとも赤外線の一部を透過可能な赤外線透過材料を一体成形した部材である、
    請求項2に記載のノズル付きヒーター。
  4. 前記管状部材は、平面状の前記赤外線透過露出面を形成する平板部と、前記発熱体のうち該発熱体からみて前記赤外線透過露出面とは反対側を覆い且つ前記発熱体の長手方向に垂直な断面が曲線形状をしている湾曲部と、を有している、
    請求項3に記載のノズル付きヒーター。
  5. 請求項4に記載のノズル付きヒーターであって、
    前記湾曲部の内周面又は外周面に設けられ、前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する反射層、
    を備えたノズル付きヒーター。
  6. 前記外周部は、前記赤外線透過露出面を覆わず且つ前記ノズルを形成するノズル形成部材を有している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のノズル付きヒーター。
  7. 前記外周部は、前記ノズル形成部材と前記赤外線透過露出面を有する部材との間を封止する封止部材を有している、
    請求項6に記載のノズル付きヒーター。
  8. 前記ノズルは、前記赤外線透過露出面に形成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のノズル付きヒーター。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のノズル付きヒーターであって、
    前記発熱体からみて前記赤外線透過露出面とは反対側に設けられ、該電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を反射する反射層、
    を備えたノズル付きヒーター。
  10. 前記赤外線ヒーターは、前記赤外線透過露出面と前記発熱体との間に配置され前記電磁波のうち少なくとも赤外線の一部を透過可能な内壁を有し、
    前記冷媒流路は、前記赤外線透過露出面と前記内壁との間の空間の少なくとも一部に設けられた流路である、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のノズル付きヒーター。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のノズル付きヒーターを備えた乾燥炉。
JP2015501295A 2013-02-20 2013-12-19 ノズル付きヒーター及び乾燥炉 Pending JPWO2014129072A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013031395 2013-02-20
JP2013031395 2013-02-20
PCT/JP2013/084028 WO2014129072A1 (ja) 2013-02-20 2013-12-19 ノズル付きヒーター及び乾燥炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2014129072A1 true JPWO2014129072A1 (ja) 2017-02-02

Family

ID=51390884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015501295A Pending JPWO2014129072A1 (ja) 2013-02-20 2013-12-19 ノズル付きヒーター及び乾燥炉

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2014129072A1 (ja)
TW (1) TW201447207A (ja)
WO (1) WO2014129072A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5721897B1 (ja) * 2014-11-28 2015-05-20 日本碍子株式会社 赤外線処理装置及び赤外線ヒーター
EP3026980B1 (en) * 2014-11-28 2019-06-19 NGK Insulators, Ltd. Infrared heater and infrared processing device
WO2016135176A1 (de) * 2015-02-26 2016-09-01 Basf Coatings Gmbh Vorrichtung für kontrollierte ablüft- und härtungsprozesse
JP6983199B2 (ja) * 2015-03-26 2021-12-17 日本碍子株式会社 乾燥方法、セラミックス部品の製造方法、及び乾燥システム
EP3438588B1 (en) 2016-03-28 2021-08-18 NGK Insulators, Ltd. Low-temperature drying apparatus
JP6824772B2 (ja) * 2017-02-17 2021-02-03 日本碍子株式会社 乾燥装置及び乾燥体の製造方法
WO2021166048A1 (ja) * 2020-02-17 2021-08-26 日本碍子株式会社 熱処理炉
WO2021226749A1 (en) * 2020-05-09 2021-11-18 Sz Zuvi Technology Co., Ltd. Apparatuses and methods for drying an object
WO2022261993A1 (en) * 2021-06-18 2022-12-22 Sz Zuvi Technology Co., Ltd. Apparatuses and methods for drying an object

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490888U (ja) * 1990-12-12 1992-08-07
JP2001330368A (ja) * 2000-05-25 2001-11-30 Toppan Printing Co Ltd 乾燥ノズル及びそれを配列した乾燥装置及び乾燥方法
JP2002015711A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線電球及びそれを用いた装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4790092B1 (ja) * 2010-04-30 2011-10-12 日本碍子株式会社 塗膜乾燥炉

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490888U (ja) * 1990-12-12 1992-08-07
JP2001330368A (ja) * 2000-05-25 2001-11-30 Toppan Printing Co Ltd 乾燥ノズル及びそれを配列した乾燥装置及び乾燥方法
JP2002015711A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線電球及びそれを用いた装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201447207A (zh) 2014-12-16
WO2014129072A1 (ja) 2014-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014129072A1 (ja) ノズル付きヒーター及び乾燥炉
JP6225117B2 (ja) 赤外線加熱装置及び乾燥炉
JP4790092B1 (ja) 塗膜乾燥炉
KR101030421B1 (ko) 광조사 장치
JP5775224B2 (ja) 赤外線加熱ユニット,赤外線加熱装置及び乾燥装置
WO2014168229A1 (ja) 乾燥炉
WO2015022857A1 (ja) 赤外線放射装置及び赤外線処理装置
JP2015036590A (ja) 赤外線処理装置及び赤外線処理方法
JP6072900B2 (ja) 脱水装置
EP2808635A1 (en) Drying furnace unit and drying furnace
KR102383920B1 (ko) 저온 건조 장치
CN105657872B (zh) 红外线加热器和红外线处理装置
JP5810074B2 (ja) 乾燥装置
JP6704764B2 (ja) 赤外線処理装置
WO2015005207A1 (ja) 乾燥炉
JP2011177926A (ja) 近赤外線ヒータとプリフォームの加熱方法
JP2017003169A (ja) 赤外線ヒーター及び赤外線処理装置
JP6293509B2 (ja) 赤外線ヒーター及び赤外線ヒーターユニット
JP2014035086A (ja) 乾燥炉
JP6442355B2 (ja) 赤外線ヒーター及び赤外線処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110