JPWO2014061480A1 - 無線通信装置、無線基地局装置 - Google Patents

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Abstract

複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置であって、第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御する送信タイミング制御部を備えることを特徴とする第1の無線通信装置。これにより伝搬路情報における誤差を少なくすることが可能になる。

Description

本発明は、無線通信技術に関する。
無線ネットワーク技術の導入が進むにつれ、無線通信機能を搭載した機器が増えている。特にIEEE802.11のような無線LAN機能搭載機器が増え、デジタルテレビジョン受信機や携帯電話機等への導入も進んでいる。
IEEE802.11方式の無線LANはCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)によるアクセス方式を使用しており、送信に先立ってキャリアセンスを行い、その後、衝突回避のためにランダムバックオフを用いる。更に隠れ端末問題を解決するためにRTS(Request To Send、送信要求とも言う)/CTS(Clear To Send、送信許可とも言う)の交換を行う。RTS/CTS交換による隠れ端末の検出を、「仮想キャリアセンス」と呼ぶ事がある。
多数の無線通信機器が存在する環境で、電波の利用効率を向上させる技術としてMU−MIMO(Multi User-Multi Input Multi Output)技術がある。通常のMIMO技術は一対の通信装置が複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを用い、空間多重化により通信容量を増やす技術であるのに対し、MU−MIMO技術は複数のアンテナを備えた通信機と、1つ以上のアンテナを備えた複数の通信機器の通信時に、空間多重化を行って同時に複数の通信機器と通信する事で通信容量を増やす技術である。このMU−MIMOは個々の通信装置から基地局装置に対する送信時に適用する事も可能である。これにより複数の通信装置から基地局に対する送信を行う際に、一度に1対の通信を行う場合に比べ、飛躍的に通信効率を向上する事が可能となる。
下記非特許文献1では、基地局装置の制御により、パイロットシンボルのみをTDMにて送信する。
An efficient uplink multiuser MIMO protocol in IEEE 802.11 WLANs, PIMRC 2009, IEEE, Sep. 2009.
MU−MIMOによる通信を行う場合で、複数の通信装置がほぼ同時に送信要求を発生させ、かつ送信要求が非同期に発生する場合、複数の通信装置からの送信開始時間が少しずつ異なる状況となる。MU−MIMOによる通信を行うためには、通信を行う通信装置間の伝搬路情報を得る必要がある。伝搬路情報を得る方法としては、既知の信号を送信し、実際に受信された信号に基づいて計算する方法が一般的である。複数の通信装置間の伝搬路情報を同時に得る方法としては既知の信号として直交符号を用い、各々の通信機器から異なる符号を同時に送信させて、受信側で逆拡散を行う方法がある。しかし、直交符号は数が限定されるため全ての通信装置に異なる符号を割り当てる事は難しく、また送信装置間で同時に送信させる事ができない場合は符号間の直交性が崩れ、また、既知の信号以外の通信データ等との干渉も発生するため得られる伝搬路情報における誤差が増えてしまうという問題がある。
本発明は、伝搬路情報における誤差を少なくすることを目的とする。
本発明では、複数の通信装置から送信される伝搬路推定用符号(プリアンブル)の送信タイミングが異なるように制御する。
本発明の一観点によれば、複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置であって、第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御する送信タイミング制御部を備えることを特徴とする第1の無線通信装置が提供される。
前記送信タイミング制御部は、前記第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号の送信に引き続きデータを送信しているときに、伝搬路推定用信号の送信を行うように制御することを特徴とする。
本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する無線基地局装置であって、同時にデータを送信する前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御する制御部を備えることを特徴とする無線基地局装置である。
第1の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信した後にデータの送信を開始した後に、第1とは異なる無線通信装置のうちの1つに伝搬路推定用信号の送信を開始させることを特徴とする。
また、前記無線通信装置を複数のグループに分割し、グループに含まれる無線通信装置の数が、無線基地局装置が同時に復調可能なデータの数を超えないようにグループの割り当てを行うことを特徴とする。
また、前記グループ単位で無線通信装置の送信制御を行うことを特徴とする。
また、グループ内の無線通信装置に割り当てられるグループ内IDに基づいて送信制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局に対してデータを送信する無線通信システムであって、複数の無線通信装置の少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御することを特徴とする無線通信システムである。
本発明の他の観点によれば、複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置における無線通信方法であって、第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御するステップを有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
また、本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線基地局装置における無線通信方法であって、同時にデータを送信する前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御するステップを有することを特徴とする無線通信方法である。
本明細書は本願の優先権の基礎である日本国特許出願2012−231917号の明細書および/または図面に記載される内容を包含する。
本発明によれば、伝搬路情報における誤差を少なくすることができる。
STA1、STA2、STA3の順に送信要求が発生した場合の概要を示す図である。 本実施の形態で使用するプロトコルの概要を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による無線通信システムの一構成例を示す図である。 送信するデータパケットの構成例を示す図である。 APの一構成例を示す機能ブロック図である。 STAの一構成例を示す機能ブロック図である。 処理の流れを示すフローチャート図である。 APが2つのSTAと通信を行っており、STA1からAPへ、その直後にSTA2からAPへ通信が行われる場合の一例についてタイミングチャートを用いて示した図である。 グループIDならびにグループ内IDの割り当て方の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態による無線通信技術について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態による無線通信システムの一構成例を示す図である。図3に示すように、1つのアクセスポイント(以下「AP」と称する。)301と複数の端末装置(以下「STA」と称する。)302〜305とから構成される。図3においては、STAの数は4であるが、STAの数は2以上であればいくつでも良い。STA302−305はAP301とのみ通信を行い、複数あるSTA間の通信を行わないものとする。AP301は複数のアンテナATを備え、本実施の形態では4つの受信アンテナと、1つの送信アンテナを備えるものとする。STAは1本の送受兼用アンテナを備えるものとする。
図5は、APの一構成例を示す機能ブロック図である。符号501から504はRF信号を受信する受信アンテナであり、符号505から508はRF信号をベースバンド信号に変換し、A/D変換を行うRF部であり、符号509から512まではベースバンド信号を所定の期間分だけ記憶し、記憶した期間から任意の時間の受信信号を取り出すことができる受信信号記憶部(RX memory)であり、符号513から516までは受信信号記憶部の出力から後述するレプリカ生成部出力から出力されるレプリカを減算するレプリカ減算部であり、符号517から520までは受信信号に含まれるプリアンブルから伝搬路情報を得る伝搬路推定部(Prop.Est)であり、符号521から524までは復号部の出力信号と、伝搬路推定部517から520までの出力を基に受信信号のレプリカを生成するレプリカ生成部(Replica)であり、符号525から528までは受信信号記憶部509から512までの出力と、伝搬路推定部517から520までの出力を基に受信信号の復調を行い、受信データを取り出す復調部(Demod.)であり、符号529から532までは復調部出力に対して誤り訂正符号の復号処理を行う復号部、符号533は各部の状態を監視し、制御を行う制御部(Control)であり、符号534は送信データに誤り訂正符号の符号化処理を行い、変調した信号をRF信号に変換して送信アンテナに対して出力する送信部(TX)であり、符号535はRF信号を送信するための送信アンテナである。
図6はSTAの一構成例を示す機能ブロック図である。符号601はRF信号を送受信するためのアンテナであり、符号602はアンテナの接続先を受信部と送信部のいずれかに切り替える送信スイッチ部(TX SW) であり、符号603はRF信号を受信し、ベースバンドに変換し、A/D変換を行う受信部(RX)であり、符号604は受信信号からプリアンブルを検出し、伝搬路情報を得る伝搬路推定部(Prop.EstX)であり、符号605は受信信号を、伝搬路情報を利用して復調する復調部(Demod.)であり、符号606は復調した信号に適用されている誤り訂正符号を復号し、受信データを取り出す復号部(Decoder)であり、符号607は送信データに誤り訂正符号の符号化処理を行う符号化部(Code)であり、符号608は符号化部出力を変調する変調部(Mod)であり、符号609は変調データを蓄積し、必要なタイミングで出力する送信バッファ部(TX buffer)であり、符号610は送信開始タイミングを制御するタイミング制御部(Timing Control)であり、符号611は入力された変調データをD/A変換してベースバンド信号に変換し、更にベースバンド信号をRF信号に変換して出力する送信部(TX)であり、符号612は各部の状態を監視し、制御する制御部(Control)である。
AP、STAで使用する変調方式は様々な方式が使用可能である。本実施の形態ではAP、STAで共通の方式を使用するものとする。一例として、無線LANで使用しているOFDM方式が使用可能である。
APならびにSTAは、データの送信に先立ち、受信側で伝搬路情報の推定ができるようにAP、STAで既知の符号を伝搬路推定用信号として送信する。この概要を図4に示す。図4に示すように、送信するデータパケット403の先頭部に既知の符号で構成されるプリアンブル401が配置され、続いてデータ部402が配置される。
続いて3つのSTA(STA1、STA2、STA3)が順次APに対してデータを送信するときの手順について説明する。STA1、STA2、STA3の順に送信要求が発生した場合の概要を図1に示す。図1に示すように、それぞれのSTAで送信要求が発生するタイミングをT1、T2、T3で示す。
図7は、処理の流れを示すフローチャート図である。処理が開始され(ステップS1)まず、ステップS2で最初に送信要求が発生したSTA1は他のSTAが送信していないことを確認し、プリアンブル101ならびにデータ部102の送信を開始する(ステップS5,S6)。この送信開始時刻をt1とする(ステップS3)。STA2は、他のSTA(STA1)が送信を開始したことを検出すると(ステップS4)直ちにプリアンブルが送信されたかどうかを検出する。プリアンブルの検出方法は様々な方法が使用できるが、一例として、送信時に使用する既知の符号と受信信号の相関を計算し、所定の値より高い相関値が得られた場合はプリアンブルを検出したとする方法が使用できる。
STA2は送信要求が発生するT2以降にデータの送信開始時刻t2を設定するが、t2−t1がプリアンブルを送信するために必要な時間Tpより大きくなるようにt2を設定する。STA2は時刻がt2になるとプリアンブル103を送信し、続いてデータ部104を送信する。もし、t2までの間に他のSTAのプリアンブル送信を検出した場合は(ステップS7)、送信開始時刻を検出したプリアンブルの送信が終了する以降の時刻に再設定する(ステップS8)。STA3もSTA2と同様に他のSTAの送信開始を検出すると直ちにプリアンブルが送信されたかどうかを検出する。STA1から送信されるプリアンブル101、ならびにSTA2から送信されるプリアンブル103が検出されるので、STA3で送信要求が発生するT3以降に送信を開始する時刻t3を、STA2から送信されるプリアンブル103の送信が終了する時刻以降、つまりt3−t2がTpより大きくなるように設定する。
以上のように各STAが動作する事で、図1に示すタイミングでそれぞれのSTAからプリアンブル並びにデータ部の送信が行われる。
STA3においてSTA1から到来する信号の受信電力と、STA2から到来する信号の受信電力の関係によってはSTA2から到来するプリアンブル103を検出できない場合が発生する。このような場合にSTA2から送信するプリアンブルとSTA3から送信するプリアンブルが衝突する確率を下げるために、送信開始時刻を設定する際にプリアンブルを検出した後、Tp、もしくはTp以上の所定の時間の所定の乱数(自然数)倍経過した時刻を送信開始時刻として設定する等の方法を用いても良い。
次に、図1に示すタイミングで送信された信号をAPが復調する際の動作について説明する。AP301は受信アンテナ501から504で受信した信号を受信部505から508でベースバンドのデジタル信号に変換し、受信信号記憶部509から512に蓄積する。受信信号記憶部509から512はいわゆるリングバッファになっており、所定の期間分だけ記憶することができ、記憶した期間から任意の時間の受信情報を取り出すことができる。古い情報は新しく受信した情報で上書きされる。受信信号記憶部509から512は受信情報を記憶しながらレプリカ減算部513から516に対し受信情報を出力する。
いずれかのSTAからの信号を受信していないときはレプリカ生成部521から524の出力は無いため、レプリカ減算部513から516は何もせず、入力信号をそのまま出力する。伝搬路推定部517から520はレプリカ減算部513から516の出力に含まれるプリアンブルの検出を行い、各受信アンテナ501から504と送信STA間の伝搬路推定を行う。
最初に送信したSTA(STA1)からの信号は復調部525を用いて復調する。レプリカ減算部513から516から出力される信号を伝搬路推定部517から520で得られた伝搬路情報に基づいて復調する。復調方法は様々な方法が使用できるが、一例として受信信号から送信された可能性が最も高い信号を推定するML(Maximum Likelihood)推定を使用する。復調部525で復調された信号は復号部529で誤り訂正符号の復号が行われ、受信データが取り出される。取り出された受信データはレプリカ生成部521に入力される。また、各伝搬路推定部517から520で推定された送信STA(STA1)から各受信アンテナ501から504までの伝搬路情報もレプリカ生成部521に入力される。レプリカ生成部521は入力された受信データ、伝搬路情報を基に、受信アンテナ501から504で受信された信号のレプリカを生成する。
続いて、STA2から送信された信号の復調を行う。STA1から送信された信号の復調、復号に成功し、レプリカの生成が終了した後、制御部533は各受信信号記憶部509から512を制御し、STA1から送信された信号の受信開始時刻からの受信データを再度取り出す。同時にレプリカ生成部521よりレプリカを取り出し、レプリカ減算部513から516に入力する。これによりレプリカ減算部の出力は、受信信号からSTA1の送信信号が取り除かれた信号となる。伝搬路推定部517から520は、STA1の送信信号が取り除かれた信号からプリアンブルを検出する。送信信号は図1に示した通りであるので、このプリアンブルはSTA2から送信されたものとなる。検出したプリアンブルを用いて、伝搬路推定部517から520はSTA2と受信アンテナ501から504との間の伝搬路情報を推定する。続いて復調部526が、レプリカ減算部513から516の出力信号を、伝搬路情報を利用して復調する。復調した信号を復号部530で誤り訂正符号の復号が行われ、受信データが取り出される。取り出された受信データはレプリカ生成部522に入力される。また、各伝搬路推定部517から520で推定されたSTA2から各受信アンテナ501から504までの伝搬路情報もレプリカ生成部522に入力される。レプリカ生成部522は入力された受信データ、伝搬路情報を基に、受信アンテナ501から504で受信された信号のレプリカを生成する。
続いてSTA3から送信された信号の復調を行う。STA2から送信された信号の復調、復号に成功し、レプリカの生成が終了した後、制御部533は各受信信号記憶部509から512を制御し、STA2から送信された信号の受信開始時刻からの受信データを再度取り出す。同時にレプリカ生成部521と522よりレプリカを取り出し、レプリカ減算部513から516に入力する。レプリカ生成部521から取り出すデータは、STA2から送信された信号の受信開始時刻に相当する部分から取り出すものとする。これによりレプリカ減算部の出力は、受信信号からSTA1、STA2の送信信号が取り除かれた信号となる。
伝搬路推定部517から520は、STA1、STA2の送信信号が取り除かれた信号からプリアンブルを検出する。送信信号は図1に示した通りであるので、このプリアンブルはSTA3から送信されたものとなる。検出したプリアンブルを用いて、伝搬路推定部517から520はSTA3と受信アンテナ501から504との間の伝搬路情報を推定する。続いて復調部527が、レプリカ減算部513から516の出力信号を、伝搬路情報を用いて復調する。復調した信号を復号部531で誤り訂正部号の復号が行われ、受信データが取り出される。取り出された受信データはレプリカ生成部523に入力される。また、各伝搬路推定部517から520で推定されたSTA3から各受信アンテナ501から504までの伝搬路情報もレプリカ生成部523に入力される。レプリカ生成部523は入力された受信データ、伝搬路情報を基に、受信アンテナ501から504で受信された信号のレプリカを生成する。
以上のように動作することで、APは図1に示した信号の復調を行う。STA3の送信後に他のSTAが送信を開始する場合や、STA1が送信終了後に再度送信を開始する場合も同様に動作する事で信号の復調を行う事ができる。
これにより複数のSTAが同じプリアンブルを用い、重複して送信を行う場合に、プリアンブルが同時に送信されないようにすることで、受信信号の復調、復号ができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、無線LANで使用するプロトコルを拡張し、複数のSTAの送信開始タイミングを制御する事で、プリアンブルが同時に送信されないように制御する一例を説明する。
無線LANにはいくつかのプロトコルが提案されているが、代表的な方式として、IEEE802.11で使用しているDCF(Distributed Coordination Function)プロトコルがある。
このDCFによる通信の一例を、図8を用いて説明する。図8は、APが2つのSTAと通信を行っており、STA1からAPへ、その直後にSTA2からAPへ通信が行われる場合の一例についてタイミングチャートを用いて示したものである。まずSTA1はAPまたはいずれかのSTAの送信801が終了するのを待つ。送信終了後更にDIFS(Distributed coordination function InterFrame Space)時間802待ち、RTS(Request To Send)803をAPに対して送信する。DIFSはDCF(Distributed Coordination Function)のための待ち時間で、後述するSIFSより長い基本時間が設定され、更にランダムバックオフ時間が加えられた時間となる。
このRTS803の送信時に、以降の所定の時間は他のSTAの送信を行わせないためにNAV(Network Allocation Vector)(NAV1・820)をセットする。NAVは送信禁止時間ともいい、CTS(Clear To Send)の送信とデータの送信、更にそれに対するACK(ACKnowledge、確認応答とも言う)の送信に必要な時間がセットされ、NAVを受信した他のSTAはセットされている時間の間送信を禁止される。APはRTS803が正常に受信できた場合、どのSTAも無線リソースを使用していないものとしてSIFS(Short InterFrame Space)時間804待ち、CTS805をSTA1に対して送信する。SIFSはAP、STAが次の送信を行うための最小規定時間で、ACKやRTS、CTSなどの重要なパケットを送信する際に、他のSTAなどに割り込まれないために規定されている時間である。
DCFアクセスを開始するためのDIFS等はこのSIFSより長い時間が規定されており、重要なパケットを優先させて送信する事が可能となる。このCTS805の送信時に、APもNAVをセットする。APがセットするNAVはRTS803にセットされていた時間からRTS803の送受信に必要な時間を引いた値、つまりRTS803でセットされた値と実質的に同じ値がセットされる。これによりRTSを受信できなかったSTAについても実質的に同じNAVを得る事が可能となる。続いてCTS805を受信したSTA1は送信権を得たものとしてSIFS時間806待った後、DATA1・807をAPに対して送信する。DATA1・807を受信したAPは、SIFS時間808待って、ACK1・809をSTA1に送信する。ACK1を受信したSTA1はDATA1・807の送信が完了したと判断し、以降の送信を行わない。STA2はNAV1・820の時間を待つと共にSTA1とAP間の通信を受信し、全ての送信が終了したタイミングからDIFS時間810待ってRTS811をAPに対して送信する。
このRTS811の送信時にはCTSの送信とデータの送信、更にそれに対するACKの送信に必要な時間をNAV2・821としてセットする。APはRTS811が正常に受信できた場合、どのSTAも無線リソースを使用していないものとしてSIFS時間812待ち、CTS813をSTA2に対して送信する。CTS813の送信時には、先と同様にRTS811の受信に要した時間を引き、実質的にNAV2・821と同等の時間をNAVとしてセットする。CTS813を受信したSTA2は送信権が得られたものとしてSIFS時間814待った後にDATA2・815をAPに対して送信する。DATA2・815を正常に受信したAPはSIFS時間816待って、STA2に対してACK2・817を送信する。ACK2・817を受信したSTA2は送信が完了したものと判断し、以降の送信を行わない。この後はDIFS時間818経過すると、他のDCFアクセス819が可能となる。
このDCFでは一回のCTS、RTS交換で1つのSTAが送信機会を得るが、本実施例では一回のCTS、RTS交換で複数のSTAが送信機会を得るように拡張する。
本実施の形態で使用するAP、STAの構成は実施の形態1と同様の構成とする。
本実施の形態で使用するプロトコルの概要を図2に示す。STAは固有のアドレスの他に、APに接続(Association)した時点でグループIDならびにグループ内IDを割り当てられる。STA1からSTA4が同一のグループに割り当てられているものとする。グループ内IDはSTA1が0、STA2が1、STA3が2、STA4が3と割り当てられているものとする。
グループIDならびにグループ内IDの割り当て方の一例を、図9を用いて説明する。各グループに加える事ができるSTAの上限は、所定の値、たとえば4とする。この数はAPの構成に依存し、APが同時復調可能なSTAの数を超えない値とする。
図9(a)がAP側の動作を表すフローチャートである。最初、どのSTAも接続されていない状態のS901で使用するグループIDならびにグループ内IDを初期化する。ここでは初期値として共に0を使うものとする。初期化に続き、S902でSTAから接続要求(Association要求)が送信されるのを待つ。S903で接続要求が受信されたかどうかを判断し、受信されていない場合はS902に戻り、受信された場合はS904に進む。S904で接続要求を送信してきたSTAを、現在のグループIDに、現在のグループ内IDとして登録する。S905で登録したグループIDとグループ内IDを、接続要求を送信してきたSTAに対して接続応答(Association応答)を送信するときに通知する。S906でグループ内IDを1増やし、グループ内IDがグループに加える事のできる上限に達したかどうかを判断し、上限に達していない場合はS902に戻り、上限に達した場合はS907に進む。S907ではグループIDを1増やした新しいグループを作成し、グループ内IDを初期化する事で新しいグループにSTAを追加できるようにし、S902に戻る。
続いて図9(b)を用いてSTAの接続要求手順を説明する。S911で接続要求をAPに対して送信する。S912で接続応答が受信されるか待つ。接続応答が受信されたときにグループIDとグループ内IDが通知されるので、これらのIDを自身のIDとしてSTA内に登録する。S913で接続応答が受信されていない場合は接続要求が失敗したものとしてS911に戻り、接続応答が受信された場合は接続処理を終了する。以上のようにAP、STAが動作する事でグループIDならびにグループ内IDの割り当てを行う。
なお、上記手順は接続要求があった順番でグループIDならびグループ内IDを割り当てたが、APはSTAが接続要求を受けたときに伝搬路推定部で受信電力を測定し、グループ内に含まれるSTAからの受信電力に所定の電力差があるようにグループを構成しても良い。この場合、グループ内IDが小さい番号のSTAの受信電力が大きくなるようにグループを構成すると、後述の手順に従ってAP、STAが動作したときに受信電力の大きいSTAから順に復調を行う事になるため、復調できる可能性が高くなる。
以下、図2に示す送信手順について説明する。グループ内のSTA2がAPに対してRTSパケットを送信する。送信時にはプリアンブル201に続いてRTSパケットを含んだデータ部202を送信する。RTSパケットを受信したAPは所定の時間、例えばSIFS時間経った後にグループに対して拡張CTS(eCTS)を送信する。従来のDCFではCTS送信時にはRTSを送信してきたSTAのアドレスを送信先に指定していたが、本実施の形態においては拡張CTSの送信時にはグループIDを送信先に指定する。拡張CTS送信時にはプリアンブル203に続いて拡張CTSが含まれるデータ部204を送信する。拡張CTSで指定されたグループIDに含まれるSTA(ここではSTA1からSTA4が該当する)は所定の時間、例えばSIFS時間経過した後にグループ内IDが小さい順に所定の時間毎間隔で送信を開始する。送信開始指示にはプリアンブル205、207、209の送信に続き、データ部206、208、210の送信を開始する。この所定の時間間隔はプリアンブルの送信期間が重複しない時間であれば良い。図2では送信間隔t1からt2、t2からt3、t3からt4は一定間隔である場合を示している。送信開始時刻に送信データが無いSTAはデータの送信を行わなくても良い。図2ではSTA4に送信データが無い場合を示しており、プリアンブル送信開始時刻211にプリアンブルの送信が行われないことを示している。
APは全てのデータの受信が終了した後、所定の時間、例えばSIFS時間経過時間経過した後に各STAに対してACKを送信する。プリアンブル212に続き、STA1に対するACK213、STA2に対するACK214、STA3に対するACK215を続けて送信する。ACK213から215を受信した各STAはACKの受信をもって通信が完了したことを知る。
上記手順時のNAVの設定について説明する。STA2がRTSを送信するときにセットするNAVは、従来と同じようにRTSの送信後、CTSを受信してデータを送信し、送信したデータに対するACKを受信するまでに要する時間である。APが拡張CTSを送信する時にセットするNAVは、グループに含まれる全てのSTAが所定の長さ、例えば1500オクテットのデータを送信し、その後ACKを全てのSTAに対して送信するために必要な時間をセットする。図2では送信を行わないSTA4も送信するものとしたNAVを設定している。これによりグループに含まれる全てのSTAが送信を終了するまで、他のグループのSTAが送信開始してプリアンブルが重複して送信されることを抑止する。
以上のような通信手順を用いることで、送信される全てのプリアンブルは重複しないように制御される。そのため、APは第1の実施の形態に示したものと同様の動作を行うことで、全てのデータを復調することが可能となる。
また、上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。機能の少なくとも一部は、集積回路などのハードウェアで実現しても良い。
本発明では、複数の通信装置から送信される伝搬路推定用符号(プリアンブル)の送信タイミングが異なるように制御する。
本発明によれば、複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置であって、第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御する送信タイミング制御部を備えることを特徴とする第1の無線通信装置が提供される。
これにより、伝搬路情報における誤差を少なくすることができる。
前記送信タイミング制御部は、前記第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号の送信に引き続きデータを送信しているときに、伝搬路推定用信号の送信を行うように制御することを特徴とする。
本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局に対してデータを送信する無線通信システムに使用する無線基地局装置であって、同時にデータを送信する前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御する制御部を備えることを特徴とする無線基地局装置である。
第1の通信装置が伝搬路推定用信号を送信した後にデータの送信を開始した後に、第1とは異なる通信装置のうちの1つに伝搬路推定用信号の送信を開始させることを特徴とする。
また、前記無線通信装置を複数のグループに分割し、グループに含まれる無線通信装置の数が、無線基地局装置が同時に復調可能なデータの数を超えないようにグループの割り当てを行うことを特徴とする。
また、前記グループ単位で無線通信装置の送信制御を行うことを特徴とする。
また、グループ内の無線通信装置に割り当てられるグループ内IDに基づいて送信制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局に対してデータを送信する無線通信システムであって、複数の無線通信装置の少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御することを特徴とする無線通信システムである。
本発明の他の観点によれば、複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置における無線通信方法であって、第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御するステップを有することを特徴とする無線通信方法が提供される。
また、本発明は、複数の無線通信装置が同時に無線基地局に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線基地局装置における無線通信方法であって、同時にデータを送信する前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御するステップを有することを特徴とする無線通信方法である。
本発明は、無線通信装置に利用可能である。
301…AP、302〜305…STA、501〜504…受信アンテナ、505〜508…RF部、509〜512…受信信号記憶部(RX memory)、513〜516…レプリカ減算部、517〜520…伝搬路推定部(Prop.Est)、521〜524…レプリカ生成部(Replica)、525〜528…復調部(Demod.)、529〜532…復号部、533…制御部(Control)、534…送信部(TX)、535…送信アンテナ、601…アンテナ、602…送信スイッチ部(TX SW)、603…受信部(RX)、604…伝搬路推定部(Prop.EstX)、605…復調部(Demod.)、606…復号部(Decoder)、607…符号化部(Code)、608…変調部(Mod)、609…送信バッファ部(TX buffer)、610…タイミング制御部(Timing Control)、611…送信部(TX)、612…制御部(Control)。
本明細書で引用した全ての刊行物、特許および特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。

Claims (5)

  1. 複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する第1の無線通信装置であって、
    第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信しているときに、伝搬路推定用信号を送信しないように制御する送信タイミング制御部を備えることを特徴とする第1の無線通信装置。
  2. 前記送信タイミング制御部は、
    前記第2の無線通信装置が伝搬路推定用信号の送信に引き続きデータを送信しているときに、伝搬路推定用信号の送信を行うように制御することを特徴とする請求項1記載の第1の無線通信装置。
  3. 複数の無線通信装置が同時に無線基地局装置に対してデータを送信する無線通信システムに使用する無線基地局装置であって、
    同時にデータを送信する前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つが同時に伝搬路推定用信号を送信しないように制御する制御部を備えることを特徴とする無線基地局装置。
  4. 第1の無線通信装置が伝搬路推定用信号を送信した後にデータの送信を開始した後に、
    第1とは異なる無線通信装置のうちの1つに伝搬路推定用信号の送信を開始させることを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
  5. 前記無線通信装置を複数のグループに分割し、
    グループに含まれる無線通信装置の数が、無線基地局装置が同時に復調可能なデータの数を超えないようにグループの割り当てを行うことを特徴とする請求項3または4記載の無線基地局装置。
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