JPWO2014050403A1 - 秤量皿支持部材 - Google Patents

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Abstract

荷重受部10に固定されたフランジ付きピン9のフランジ部が挿通可能な貫通孔を備える秤量皿支持部材本体21と、フランジ付きピン9の軸部が挿通可能で、フランジ部が挿通不可能な幅の長孔とフランジ部が挿通可能な挿通孔とが連通した連通孔220を備えるスライダ22とを有し、秤量皿支持部材本体21とスライダ22とが、貫通孔と挿通孔とを重ねた状態でフランジ付きピン9に装着され、フランジ付きピン9の軸部が挿通するスライダ22上の位置を、挿通孔から長孔に移すようにスライダ22がスライドされて、秤量皿支持部材本体21が荷重受部10に固定される。荷重受部10に安定的に固定されている状態か否かが、スライダ22の位置から分かる。

Description

本発明は、秤の秤量皿を支える支持部材に関し、秤本体への安定的な装着を可能にしたものである。
電子式秤の多くは、秤量皿回りの清掃や秤のメンテナンスのために、秤量皿やそれを支える秤量皿支持部材が取り外せるように構成されている。
図21は、下記特許文献1に記載された秤量皿17及び秤量皿支持部材16と秤本体11とを示している。秤本体11の上面の孔部15からは荷重受部14が突出しており、この荷重受部14の先端には、ネジ孔14bが設けられている。秤量皿支持部材16は、中央にネジ18が挿通される孔を有しており、この孔に挿通したネジ18を荷重受部14のネジ孔14bに螺合して秤量皿支持部材16を荷重受部14に固定する。また、秤量皿17は、固定した秤量皿支持部材16の上に載置される。
特開2003−156384号公報
しかし、秤量皿支持部材をネジで荷重受部に固定する方式では、秤量皿支持部材を取り外したユーザが再び組み付けるときに、ネジをどこまで締付ければ良いか分からない、と言う欠点がある。また、ネジによる固定では、ネジが緩み、秤量作業に支障を来たす場合がある。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、荷重受部に安定的に固定することができ、また、正常な状態で固定されていることが一目で分かる秤量皿支持部材を提供することを目的としている。
本発明は、秤の荷重受部に固定されて秤量皿を支える秤量皿支持部材であって、荷重受部に固定されたフランジ付きピンのフランジ部が挿通可能な貫通孔を備える秤量皿支持部材本体と、フランジ付きピンの軸部が挿通可能で、フランジ部が挿通不可能な幅の長孔とフランジ部が挿通可能な挿通孔とが連通した連通孔を備える、秤量皿支持部材本体の上面上をスライドするスライダと、を有し、秤量皿支持部材本体とスライダとが、貫通孔と挿通孔とを重ねた状態でフランジ付きピンに装着され、フランジ付きピンの軸部が挿通するスライダ上の位置を、挿通孔から長孔に移すようにスライダがスライドされて、秤量皿支持部材本体が荷重受部に固定される、ことを特徴とする。
この秤量皿支持部材は、荷重受部に安定的に固定されている状態か否かが、スライダの位置によって分かる。
また、本発明の秤量皿支持部材は、フランジ付きピンが、フランジ部の下面に、フランジ部から軸部に行くに従って外径が小さくなるテーパを有し、また、スライダの連通孔が、挿通孔と長孔との連通箇所に長孔よりも幅が狭い狭幅部を有している。そして、スライダをスライドさせて狭幅部にフランジ付きピンを通すとき、スライダが、テーパにより下方に押圧されて弾性変形する。
フランジ付きピンの狭幅部の通過には、スライダの反発力に打ち勝つ力が必要となる。そのため、荷重受部に固定された秤量皿支持部材本体は、スライダの反発力に打ち勝つ力がスライダに加わらない限り、安定した状態で荷重受部に固定され続ける。
また、本発明の秤量皿支持部材は、秤量皿支持部材本体が、上面にスライダの移動経路を規定する凹部を有し、この凹部の底面に貫通孔が設けられている。
スライダは、この凹部にガイドされて移動する。
また、本発明の秤量皿支持部材は、この凹部の周囲に、スライダを支える段差が設けられており、段差で支えられたスライダの中央部が、フランジ付きピンから押圧力を受けたときに下方に弾性変形する。
弾性変形したスライダの反発力により、秤量皿支持部材の荷重受部に対するガタツキや“位置ずれ”が抑制される。
また、本発明の秤量皿支持部材では、この段差を、凹部の対向する両側壁であって、スライダのスライド方向に並行する両側壁に設けることができる。
この場合、段差間の間隔が狭いため、弾性体のスライダをガタツキ無く支えようとすると、段差の高さを精確に設定する必要がある。
また、本発明の秤量皿支持部材では、この段差を、凹部の対向する両側壁であって、スライダのスライド方向に直交する両側壁に設けることができる。
この場合、段差間の間隔が広いため、段差の高さに多少のバラツキがあっても、弾性体のスライダをガタツキ無く支えることができる。
また、本発明の秤量皿支持部材は、この凹部からのスライダの離脱を防止する離脱防止片が、凹部の周辺に設けられている。
そのため、スライダのスライドが、凹部にガイドされて安定的に行われる。
また、本発明の秤量皿支持部材では、この凹部の底面に、スライダの長孔に挿通可能な円筒状突起を、貫通孔から離間して設け、この円筒状突起の中心孔に、荷重受部に固定されたピンが挿入されるようにしても良い。
荷重受部のピンが秤量皿支持部材の円筒状突起に嵌ることで、秤量皿支持部材の荷重受部に対する位置決めが一層安定化する。
また、本発明の秤量皿支持部材では、秤量皿支持部材本体の荷重受部に対向する面にピンを立設し、このピンを荷重受部の孔に挿入するようにしても良い。
秤量皿支持部材本体のピンが荷重受部の孔に嵌ることで、秤量皿支持部材の荷重受部に対する位置決めが一層安定化する。
本発明の秤量皿支持部材は、秤の荷重受部に対して、誰もが同じように安定的に固定することができ、また、正常な状態で固定されていることが一目で分かる。
本発明の実施形態に係る秤量皿支持部材の荷重受部に取り付けられた状態を示す図 図1の秤量皿支持部材の分解斜視図 図1の秤量皿支持部材の断面図 図1の秤量皿支持部材本体とスライダとの結合手順を示す図 解放状態の秤量皿支持部材の形状を示す図 図5の秤量皿支持部材の上面図 図6のA−A位置での断面図 図6のC−C位置での断面図 フランジ付きピンと連通孔との関係を示す図 固定状態の秤量皿支持部材の上面図 図10のC−C位置での断面図 図1の秤量皿支持部材の第1の変形例を示す分解斜視図 図12の秤量皿支持部材の上面図(解放状態) 図13のA−A位置での断面図 図13のC−C位置での断面図 図12の秤量皿支持部材の上面図(固定状態) 図16のA−A位置での断面図 図16のC−C位置での断面図 図1の秤量皿支持部材の第2の変形例を示す図 図1の秤量皿支持部材の第3の変形例を示す図 従来の秤量皿支持部材を示す図
図1は、本発明の実施形態に係る秤量皿支持部材20が秤の荷重受部10に取り付けられた状態を示し、図2は、その分解斜視図を示している。図3は、断面図(図10のA−A位置での断面図)である。
秤量皿支持部材20を取り付ける荷重受部10の上端には、フランジ91付きのピン9が固定されている。このフランジ付きピン9は、フランジ部91の下面に、フランジ部91から軸部92に行くに従って外径が小さくなるテーパ93を有している(図3、図9参照)。
秤量皿支持部材20は、金属成形体(アルミダイカスト等)から成る秤量皿支持部材本体21と、秤量皿支持部材本体21の上面に設けられた凹部211にガイドされてスライドするスライダ22とを備えている。
秤量皿支持部材本体21の凹部211は、その底面に、ピン9のフランジ部91が挿通可能な貫通孔212を有し、また、両側の側壁に、スライダ22の長手方向(スライド方向)の両側部を支える段差213を有している。また、凹部211の対向する上縁には、スライダ22の凹部211からの離脱を防止する離脱防止片2141、2142が、各縁に二つ固定されている。離脱防止片2141、2142の一部は、凹部211側に突出している。なお、離脱防止片2141、2142は、秤量皿支持部材本体21と一体成形されているが、別個に形成した離脱防止片2141、2142を秤量皿支持部材本体21に固定するようにしても良い。
また、秤量皿支持部材本体21の下面には、図3に示すように、荷重受部10の突出部101に嵌り、荷重受部10に対して秤量皿支持部材本体21を位置決めする嵌合凹部215が設けられている。
一方、スライダ22は、金属板に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施して形成されており、スライド方向の長さは、秤量皿支持部材本体21の凹部211の長さよりも長く設定され、スライド方向に直交する幅は、凹部211に嵌る幅に設定されている。
スライダ22の平板面には、フランジ付きピン9の軸部92が通り、フランジ部91が通らない幅の長孔222と、フランジ部91が通る挿通孔223とを連通させた連通孔220が設けられている。また、この連通孔220の挿通孔223と長孔222とが連通する箇所には、フランジ付きピン9の軸部92は通るが、長孔222よりも幅が狭い狭幅部221を有している(図2、図6参照)。
スライダ22のスライド方向の両端は、スライダ22をスライドさせるための押圧部224、225を構成するように、下方に折り曲げられている。挿通孔223側の押圧部224は、秤量皿支持部材本体21の側面に当接してスライダ22のスライドを規制するストッパを兼ねている。長孔222側の押圧部225の内側には、斜め下方に切り起されたストッパ226が設けられている。
また、スライダ22の長手方向両側部には、一方の離脱防止片2141を通すための切欠部227と、他方の離脱防止片2142を通すための切落とし部228とが形成されている。押圧部225からストッパ226に至る部分の側縁は、長手方向両側部の延長線から、切落とし部228と同じ幅だけ後退し、離脱防止片2142を通すための隙間を、切落とし部228と共働して形成している。
この秤量皿支持部材20は、次のように組み立てる。
図4に示すように、スライダ22の離脱防止片2141を通すための切欠部227の位置(点線で表示)を秤量皿支持部材本体21の離脱防止片2141の位置に合わせ、離脱防止片2142を通すための隙間228の位置(点線で表示)を離脱防止片2142の位置に合わせて(a)、スライダ22を秤量皿支持部材本体21の凹部211に嵌める(b)。このとき、押圧部225は、凹部211の外側に位置し、ストッパ226は、凹部211の内側に位置する。
次に、ストッパ226が凹部211の壁2111の外側に出るまで、スライダ22の押圧部224を押す(c)。このとき、ストッパ226は、図4(c)のように変形して凹部211の壁2111を乗り越える。
壁2111を乗り越えたストッパ226は、元の形状に戻り、凹部211の壁2111の外側に当接する(d)。
こうして、秤量皿支持部材本体21に結合されたスライダ22は、押圧部225が押されても、ストッパ226が凹部211の壁2111に当たり、(b)の状態には戻らない。
次に、スライダ22を凹部211内でスライドさせて、凹部211の貫通孔212とスライダ22の挿通孔223とを合わせる。
次に、荷重受部10に固定されたフランジ付きピン9のフランジ部91を貫通孔212及び挿通孔223に通し、秤量皿支持部材本体21の嵌合凹部215を荷重受部10の突出部101に嵌める。
図5は、この状態の秤量皿支持部材20を示している。この状態の秤量皿支持部材20は、荷重受部10に係合しているが、荷重受部10に固定されてはおらず、“解放状態”にある。図6は、解放状態の秤量皿支持部材20の平面図、図7は、図6のA−A位置での断面図、図8は、図6のC−C位置での断面図を示している。
秤量皿支持部材20が解放状態のとき、図8に示すように、フランジ付きピン9は、スライダ22の挿通孔223に接触していない。そのため、解放状態では、フランジ付きピン9からスライダ22に作用する力は存在しない。
なお、スライダ22の押圧部224は、図7に示すように、秤量皿支持部材本体21の貫通孔212とスライダ22の挿通孔223とが一致した状態で、秤量皿支持部材本体21の側面に当接する。そのため、秤量皿支持部材本体21とスライダ22とが結合された秤量皿支持部材20において、貫通孔212と挿通孔223とを一致させるためには、スライダ22の押圧部224を秤量皿支持部材本体21に当たるまで押せば良い。
次に、解放状態の秤量皿支持部材20を荷重受部10に固定するため、スライダ22のストッパ226が秤量皿支持部材本体21の壁2111に当接するまで押圧部225を押し続ける。
図9は、スライダ22の移動に伴って変化するフランジ付きピン9と連通孔220との関係を示している。
図9(a)は、フランジ付きピン9が連通孔220の挿通孔223の位置に在る状態を示している。スライダ22は、フランジ付きピン9のテーパ93の高さに位置しているが、挿通孔223の直径がフランジ部91よりも大きいため、スライダ22は、フランジ付きピン9に接触していない。
図9(b)は、フランジ付きピン9が連通孔220の狭幅部221の位置に在るときの状態を示している。狭幅部221のスライダ22は、フランジ付きピン9のテーパ93に接触して下方に押圧される。そのため、スライダ22が弾性変形し、スライダ22の反発力がフランジ付きピン9に作用する。フランジ付きピン9が狭幅部221を通過するためには、この反発力に抗してスライダ22を押さなければならない。
図9(c)は、フランジ付きピン9が連通孔220の長孔222の位置に在るときの状態を示している。長孔222位置のスライダ22は、フランジ付きピン9のテーパ93に接触しているが、スライダ22の弾性変形は、殆ど無い。
図9(c)の状態において、秤量皿支持部材20は荷重受部10に固定される。先に示した図1は、固定状態の秤量皿支持部材20を示しており、図10は、固定状態の秤量皿支持部材20の平面図を示している。また、図3は、図10のA−A位置での断面図を示し、図11は、図10のC−C位置での断面図を示している。
このように、フランジ付きピン9の連通孔220の通過位置が、挿通孔223から狭幅部221を経て長孔222に変わることで秤量皿支持部材20は荷重受部10に固定される。この長孔222は、フランジ付きピン9の軸部92は通過できるが、フランジ部91は通過できないため、秤量皿支持部材20は荷重受部10から抜けられず、秤量皿支持部材20と荷重受部10とが固定される。
また、フランジ付きピン9に対して反発力を作用する連通孔220の狭幅部221は、解放操作が行われないのに、スライダ22の位置が固定状態から解放状態に“位置ずれ”する事態を防止する。
なお、秤量皿支持部材20は、組立て時と逆の手順で荷重受部10から取り外すことができる。
このように、この秤量皿支持部材は、秤の荷重受部に対して、誰でも同じように安定的に固定することができ、また、正常な状態で固定されていることを、スライダ22の位置を見て容易に確認することができる。
図12は、本発明の秤量皿支持部材の第1の変形例を示している。この秤量皿支持部材30は、秤量皿支持部材本体31とスライダ32とから成り、秤量皿支持部材本体31の凹部311は、その底面に、ピン9のフランジ部91が挿通可能な貫通孔312を有し、貫通孔312の円筒状の端部が凹部311の底面から僅かに突出している。また、凹部311の長手方向(スライダ32のスライド方向)の両端には、スライダ32を支える段差313が設けられている。また、凹部311の対向する上縁には、各縁に三つの離脱防止片3141、3142,3143が設けられている。スライダ32は、離脱防止片3141、3142,3143に対応する切欠部を有しており、その点だけが図2のスライダ22と相違している。
この秤量皿支持部材30の秤量皿支持部材20(図2)に対する実質的な変更点は、スライダを支える段差の設置位置を、凹部の長手方向に並行する辺の位置から、長手方向に直交する辺の位置に変えている点である。
これは、次の理由による。
弾性体のスライダを支える段差間の間隔が狭いと、スライダをガタツキ無く支えるために、段差の高さ寸法を精確に設定する必要がある。しかし、スライダを支える段差間の間隔が広いと、段差の高さ寸法に多少のバラツキがあっても、バラツキを吸収してスライダをガタツキ無く支えることができる。
凹部311の長手方向に直交する両辺間の間隔は、長手方向に並行する両辺間の間隔よりも長い。
そのため、凹部311の長手方向に直交する辺に段差を設けた方が、秤量皿支持部材30の製造が容易になる。
この秤量皿支持部材30の荷重受部10への取り付け手順は、図2の秤量皿支持部材20と変わりがない。
図13は、解放状態の秤量皿支持部材30を示し、図13のA−A位置での断面図を図14に、図13のC−C位置での断面図を図15に示している。
また、図16は、固定状態の秤量皿支持部材30を示し、図16のA−A位置での断面図を図17に、図16のC−C位置での断面図を図18に示している。
図19は、本発明の秤量皿支持部材の第2の変形例を示している。この秤量皿支持部材40の秤量皿支持部材本体41は、凹部311の貫通孔412から離間した位置に円筒状突起413を有している。円筒状突起413の中心孔は、凹部411の底面を貫通している。スライダ22の形状は、図2と同様であり、円筒状突起413は、秤量皿支持部材本体41と結合されたスライダ22の長孔222に挿通される。
一方、荷重受部10は、秤量皿支持部材本体31と接合する上端に、フランジ付きピン9と共に、円筒状突起413の中心孔に挿入されるピン95を有している。
この秤量皿支持部材40を荷重受部10に固定するとき、ピン95が秤量皿支持部材本体41の円筒状突起413に嵌るため、秤量皿支持部材40の荷重受部10に対する位置決めが一層安定化する。
図20は、本発明の秤量皿支持部材の第3の変形例を示している。この秤量皿支持部材50の秤量皿支持部材本体51は、荷重受部10に対向する裏面に立設されたピン52を有している。一方、荷重受部10は、ピン52が挿入される孔94を有している。
この秤量皿支持部材50を荷重受部10に固定するとき、ピン52が荷重受部10の孔94に嵌るため、秤量皿支持部材40の荷重受部10に対する位置決めが一層安定化する。
なお、ここで示した構成は、一例であって、本発明は、それだけに限定されるものではない。
本発明の秤量皿支持部材は、荷重受部への安定的な取り付けや、取り付け状態の確認が容易であり、秤量皿の支持が必要な多くの秤に対して適用することができる。
9 フランジ付きピン
10 荷重受部
11 秤本体
14 荷重受部
14b ネジ孔
15 孔部
16 秤量皿支持部材
17 秤量皿
18 ネジ
20 秤量皿支持部材
21 秤量皿支持部材本体
22 スライダ
30 秤量皿支持部材
31 秤量皿支持部材本体
32 スライダ
40 秤量皿支持部材
41 秤量皿支持部材本体
51 秤量皿支持部材本体
52 ピン
91 フランジ部
92 軸部
93 テーパ
94 孔
95 ピン
101 突出部
211 凹部
212 貫通孔
213 段差
215 嵌合凹部
220 連通孔
221 狭幅部
222 長孔
223 挿通孔
224 押圧部
225 押圧部
226 ストッパ
227 切欠部
228 切落とし部
311 凹部
312 貫通孔
313 段差
411 凹部
412 貫通孔
413 円筒状突起
2111 壁部
2141 離脱防止片
2142 離脱防止片
3141 離脱防止片
3142 離脱防止片
3143 離脱防止片

Claims (9)

  1. 秤の荷重受部に固定されて秤量皿を支える秤量皿支持部材であって、
    前記荷重受部に固定されたフランジ付きピンのフランジ部が挿通可能な貫通孔を備える秤量皿支持部材本体と、
    前記フランジ付きピンの軸部が挿通可能で、前記フランジ部が挿通不可能な幅の長孔と前記フランジ部が挿通可能な挿通孔とが連通した連通孔を備え、前記秤量皿支持部材本体の上面上をスライドするスライダと、
    を有し、
    前記秤量皿支持部材本体と前記スライダとが、前記貫通孔と前記挿通孔とを重ねた状態で前記フランジ付きピンに装着され、
    前記フランジ付きピンの軸部が挿通する前記スライダ上の位置を、前記挿通孔から前記長孔に移すように前記スライダがスライドされて、前記秤量皿支持部材本体が前記荷重受部に固定される、
    ことを特徴とする秤量皿支持部材。
  2. 請求項1に記載の秤量皿支持部材であって、前記フランジ付きピンは、前記フランジ部の下面に、該フランジ部から軸部に行くに従って外径が小さくなるテーパを有し、前記スライダの前記連通孔は、前記挿通孔と前記長孔との連通箇所に前記長孔よりも幅が狭い狭幅部を有し、前記スライダをスライドさせて前記狭幅部に前記フランジ付きピンを通すとき、前記スライダが、前記テーパにより下方に押圧されて弾性変形することを特徴とする秤量皿支持部材。
  3. 請求項1または2に記載の秤量皿支持部材であって、前記秤量皿支持部材本体が、上面に前記スライダの移動経路を規定する凹部を有し、前記凹部の底面に前記貫通孔が設けられていることを特徴とする秤量皿支持部材。
  4. 請求項3に記載の秤量皿支持部材であって、前記凹部の周囲に、前記スライダを支える段差が設けられており、前記段差で支えられた前記スライダの中央部が、前記フランジ付きピンから押圧力を受けたときに下方に弾性変形することを特徴とする秤量皿支持部材。
  5. 請求項4に記載の秤量皿支持部材であって、前記段差が、前記凹部の対向する両側壁に設けられており、前記両側壁が前記スライダのスライド方向に並行していることを特徴とする秤量皿支持部材。
  6. 請求項4に記載の秤量皿支持部材であって、前記段差が、前記凹部の対向する両側壁に設けられており、前記両側壁が前記スライダのスライド方向に直交していることを特徴とする秤量皿支持部材。
  7. 請求項3から6のいずれかに記載の秤量皿支持部材であって、前記凹部からの前記スライダの離脱を防止する離脱防止片が、前記凹部の周辺に設けられていることを特徴とする秤量皿支持部材。
  8. 請求項3から7のいずれかに記載の秤量皿支持部材であって、前記凹部の底面に、前記スライダの前記長孔に挿通可能な円筒状突起が、前記貫通孔から離間して設けられており、前記円筒状突起の中心孔に、前記荷重受部に固定されたピンが挿入されることを特徴とする秤量皿支持部材。
  9. 請求項3から7のいずれかに記載の秤量皿支持部材であって、前記秤量皿支持部材本体の前記荷重受部に対向する面にピンが立設されており、前記ピンが前記荷重受部の孔に挿入されることを特徴とする秤量皿支持部材。
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JP3719593B2 (ja) * 2001-11-22 2005-11-24 新光電子株式会社 はかりのパンベース固定機構

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