JPWO2014049854A1 - 計算機システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

管理計算機が自動化フローに含まれる手順の実行に失敗する事を自動化フローの実行前に検知できる計算機システムを提供することである。管理対象リソースに接続され、前記管理対象リソースを管理する管理計算機と、表示用計算機と、を有する計算機システムであって、前記管理計算機は、作業フロープログラムの実行前に、作業フロープログラムに含まれる作業手順が動作するための前記管理対象リソースの動作環境を検証する事前検証処理を実行し、実行結果を表示用計算機に表示することを特徴とする。

Description

本発明は、作業手順を含む作業フロープログラムを実行する計算機システムに関し、特に、作業手順が動作するための管理対象リソースの動作環境を検証する事前検証処理を実行する計算機システムに関する。
サーバ、ネットワーク、ストレージの少なくとも一つを含む管理対象リソース(IT(Information Technology)リソース)を有する計算機システムを運用する場合、管理対象リソースの構成の変更作業が必要となる。管理対象リソースの構成の変更作業は、例えば、ソフトウェアのインストール作業、及び、パラメタの設定を含むソフトウェアのセットアップ作業等を含む。構成変更作業を作業者が手動で実施すると、作業者の不慣れ及び不注意を原因とする作業ミスによる追加作業等によって、作業時間が延びる場合がある。作業時間が延びることを防止するために、計算機システムが有する管理計算機が、手動による構成変更作業をスクリプト等の自動運用フローに予め変換しておく。そして、管理計算機にわずかなパラメタが入力され、管理計算機が自動運用フローを実行することによって、人手をほとんど介さず、かつ短時間で構成変更作業を実施する自動化処理が普及しつつある。管理計算機が、所定の条件が成立した場合、実行コマンド、コマンドライン、及びスクリプト等の自動化処理の諸手順をどのような順番でどのホスト上で実行させるかを記述した自動化フロー又はジョブに基づいて、自動化フローを実行することによって、自動化処理は実現される。なお、所定の条件とは、一度自動化フローを実行してから所定時間が経過した場合、予め設定されたスケジュールに到達した場合、及び所定のイベントが発生した場合等である。
管理計算機が自動化フローを確実かつ問題なく実行するために、スケジュール通りに自動化フローが実行されるか、問題なく自動化フローが実行されるか等の確認作業が必要となる。
本技術分野の背景技術として、特開2008−234276号公報(特許文献1)及び国際公開第2010/050524号(特許文献2)がある。
特許文献1には、「ジョブのスケジュール運用をホストのシステム日時以外の日時で実施したい場合には、ローカル日時・進捗速度指示部102から実施したい日時および時刻進捗速度を指示する。仮想時刻管理部103は、指示された日時および時刻進捗速度の情報とシステム日時104を入力としてローカル日時を算出し、スケジュール管理部105に通知する。スケジュール管理部105は、スケジュール定義107を読み出し、ローカル日時から実行可能なジョブの開始時刻を一覧にした通知時刻リスト109の通知を仮想日時管理部103に依頼する。スケジュール管理部105は、ローカル日時に実行可能なジョブがある場合には、実行部110に通知し、ジョブ実行定義108をジョブ情報格納部106から読み出して実行させる。」と記載されている(要約参照)。
また、特許文献2には、「本発明は、バッチジョブを管理するためのコンピュータ・システムを提供する。該コンピュータ・システムは、少なくとも1のジョブ・テンプレートを格納する記憶部と、構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を含む1組のデータ中の少なくとも1の属性又は関係を使用して、上記少なくとも1のジョブ・テンプレートに定義された条件に従うジョブネット定義の作成若しくは更新、ジョブネットの作成若しくは更新、又はジョブのコンフリクトの発見を実行する実行部であって、上記1組のデータは、リポジトリに保持されており且つ構成要素についての情報を検出するディスカバリによって更新されうる、前記実行部とを含む。」と記載されている(要約参照)。
特開2008−234276号公報 国際公開第2010/050524号
前記特許文献1には、ジョブスケジュールのテストを効率化する方法が記載されている。また、前記特許文献2には、ジョブ間の前後関係を正しく設計するために、二つのジョブの実行時間帯が重なるコンフリクトを抽出し、抽出したコンフリクトをジョブ設計者に提示することが記載されている。しかし、前記特許文献1及び特許文献2には、管理計算機が自動化フローに含まれる手順の実行に失敗する事を自動化フローの実行前に検知できないという課題がある。管理計算機が自動化フローに含まれる手順の実行に失敗する原因としては、例えば、指定したホストが存在しないこと、ユーザ名またはパスワードが違うため指定したホストにログインできないこと、実行コマンドが存在しないこと、実行コマンドの実行権限が無いこと等がある。
本発明の目的は、管理計算機が自動化フローに含まれる手順の実行に失敗する事を自動化フローの実行前に検知できる計算機システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明では、サーバ装置、ストレージ装置、及びネットワーク装置の少なくとも一つを含む管理対象リソースに接続され、前記管理対象リソースを管理する管理計算機と、前記管理計算機に接続される表示用計算機と、を有する計算機システムであって、前記管理計算機は、作業手順を含み実行順序に依存関係を有する一つ以上の作業フロープログラムを格納するメモリと、前記作業フロープログラムを実行するCPUと、を有し、前記作業手順は、前記管理対象リソースの構成を変更し、又は前記管理対象リソースから情報を取得するものであって、前記CPUは、前記作業フロープログラムの実行前に、前記作業フロープログラムに含まれる前記作業手順が動作するための前記管理対象リソースの動作環境を検証する事前検証処理を実行し、前記事前検証処理の実行結果を前記表示用計算機に表示する。
本発明によれば、管理計算機が自動化フローに含まれる手順の実行に失敗する事を自動化フローの実行前に検知できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1の情報処理システムの構成の説明図である。 本発明の実施例1の管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1のフロー一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の手順一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の事前検証一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の事前検証結果一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の手順種別依存関係一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の手順種別検証方法一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の認証情報一覧テーブルの説明図である。 本発明の実施例1の作業フロープログラム追加処理のフローチャートである。 本発明の実施例1の事前検証設定画面の説明図である。 本発明の実施例1の依存フロー追加削除画面の説明図である。 本発明の実施例1の事前検証実行処理のフローチャートである。 本発明の実施例1の依存関係生成処理のフローチャートである。 本発明の実施例1のフロー実行処理のフローチャートである。 本発明の実施例2のフロー実行処理のフローチャートである。 本発明の実施例2の事前検証結果比較画面の説明図である。 本発明の実施例3のフロー依存関係一覧画面の説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
なお、以降の説明では、「aaaテーブル」等の表現にて本発明の情報を説明するが、この情報はテーブル等のデータ構造以外で表現されてもよい。このため、データ構造に依存しないことを示すために、「aaaテーブル」等について「aaa情報」と呼ぶことがある。
さらに、各情報の内容を説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「名前」、「ID」という表現を用いるが、これらについてはお互いに置換可能である。
以降の説明では、「プログラム」を主語として説明する場合があるが、プログラムはプロセッサによって実行されることによって定められた処理をメモリ及び通信ポート(通信制御インターフェース)を用いながら実行するため、プロセッサを主語とした説明としてもよい。また、プログラムを主語として開示された処理は、管理サーバ等の計算機及び情報処理装置によって実行される処理としてもよい。また、プログラムの一部又は全ては専用ハードウェアによって実現されてもよい。
さらに、プログラムに含まれる各種プログラムは、計算機が読み取り可能な記憶メディアによって各計算機にインストールされてもよい。
以下において、本発明の実施例1を図1〜図15を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1の情報処理システムの構成の説明図である。
情報処理システムは、管理サーバ(管理計算機)101、操作端末(表示用計算機)110、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109を備える。
管理サーバ101、操作端末110、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109は、リンク102を介して管理用ネットワーク106に接続される。サーバ装置103とストレージ装置104は、リンク107を介してネットワーク装置105に接続され、業務用ネットワークを構成する。リンク102、及びリンク107は、有線又は無線の接続方式であり、一つ以上のサブネットワーク、及びVPN(仮想プライベートネットワーク)を含んでもよい。管理サーバ101、操作端末110、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109は、それぞれ異なる方式で、管理用ネットワーク106又はネットワーク装置105に接続されてもよい。
サーバ装置103では、仮想マシン108が稼働し、管理用ネットワーク106及びネットワーク装置105の少なくとも一方に有線又は無線で接続される。
サーバ装置103とストレージ装置104との間は、ネットワーク装置105を介さずに、有線又は無線の接続方式で直接接続されてもよい。
図1では、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、仮想マシン108、及び検証サーバ109は、それぞれ複数台である場合について図示しているが、一台であってもよい。また、サーバ装置103、ストレージ装置104、及びネットワーク装置105を総称して管理対象リソースという。管理対象リソースは、サーバ装置103、ストレージ装置104、及びネットワーク装置105の少なくとも一つを有すればよい。
また、管理サーバ101、操作端末110、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109は、仮想マシンによって実現されてもよい。また、管理サーバ101、操作端末110、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109の機能のうち2つ以上の機能が、同一の筐体又は同一の仮想マシンによって実現されてもよい。
ネットワーク装置105は、他のネットワーク装置105と有線又は無線の接続方式で接続されてもよい。また、ネットワーク装置105によって提供されるネットワークが、管理用ネットワーク106と同一であってもよい。また、リンク102及びリンク107は同一であってもよい。
図1では、一台のサーバ装置103のホスト名として「hyper1」を例示し、一台の仮想マシン108のホスト名として「vm1」を例示し、一台のストレージ装置104のホスト名として「storage1」を例示し、一台のネットワーク装置105のホスト名として「switch1」を例示し、一台の検証サーバ109のホスト名として「test1」を例示する。なお、これらの装置のホスト名は、図1で例示したもの以外であってもよい。
管理サーバ101は、管理対象リソースを管理する計算機であり、フロー入力プログラム120、依存関係生成プログラム121、事前検証生成プログラム122、事前検証実行プログラム123、依存関係設定プログラム124、及びフロー実行プログラム125を有する。管理サーバ101の詳細は図2で説明する。
操作端末110は、管理サーバ101からの表示指示に基づいて、画面を表示する図示しない出力デバイスを有し、また、依存関係設定プログラム111、及び依存関係一覧表示プログラム112を有する。なお、操作端末110は、管理サーバ101と同一の筐体に実装されていてもよい。
依存関係一覧表示プログラム112は、依存関係生成プログラム124によって生成された作業フロープログラムの依存関係を含む画面を表示する。依存関係設定プログラム111は、依存関係一覧表示プログラム112によって表示された画面を介して、作業フロープログラム依存関係の追加又は削除を受け付ける。
ストレージ装置104は記憶領域を有する。ストレージ装置104は、サーバ装置103からの書き込み指令に基づいてデータを記憶領域に書き込み、サーバ装置103からの読み出し指令に基づいて記憶領域に格納されたデータを読み出す。
サーバ装置103は、ストレージ装置104に書き込み指令及び読み出し指令を送信し、記憶領域内に仮想記憶領域を設定する。
ネットワーク装置105は、サーバ装置103とストレージ装置104との間を接続し、サーバ装置103とストレージ装置104との間の通信を中継する。
検証サーバ109は、管理サーバ101によって生成される検証スクリプトを実行することによって事前検証処理を実行する計算機である。事前検証処理とは、ある作業フロープログラムの実行前に当該作業フロープログラムの動作環境等を検証する処理である。なお、検証サーバ109は、ストレージ装置104が事前検証処理を実行できないために、設けられたものである。このため、管理対象リソースがストレージ装置104を有さない場合、情報処理システムは検証サーバ109を有さず、サーバ装置103が事前検証処理を実行してもよい。
図2は、本発明の実施例1の管理サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。
管理サーバ101は、プロセッサ200、主記憶デバイス201、入力デバイス203、出力デバイス204、外部記憶装置インターフェース205、及び通信インターフェース206を有する。これらは相互に通信可能なようにバス208によって接続される。また、外部記憶装置インターフェース205は記憶装置115に接続される。
プロセッサ200は、主記憶デバイス201に格納された各種プログラムを実行し、記憶装置115に格納された各種情報207を主記憶デバイス201にロードし、ロードした各種情報207を参照する。
主記憶デバイス201は、フロー入力プログラム120、依存関係生成プログラム121、事前検証生成プログラム122、事前検証実行プログラム123、依存関係設定プログラム124、及びフロー実行プログラム125を格納する。
フロー入力プログラム120は、作業フロープログラムの入力を受け付ける。作業フロープログラムは、管理対象リソースの構成を変更し、又は管理対象リソースから情報を取得する作業手順を少なくとも一つ含み、他の作業フロープログラムとの実行順序に依存関係を有する。作業フロープログラムについては、図3で詳細を説明する。
依存関係生成プログラム121は、作業フロープログラム同士の依存関係を生成する。第1作業フロープログラムと第2作業フロープログラムとがある場合において、第1作業フロープログラムを実行するために必要な管理対象リソースの構成が第2作業フロープログラムの実行によって成立する場合、第1作業フロープログラムと第2作業フロープログラムとの依存関係があり、第1作業フロープログラムは第2作業フロープログラムに依存し、第2作業フロープログラムは第1作業フロープログラムに依存される。依存関係生成プログラム121による処理は図14で詳細を説明する。
事前検証生成プログラム122は、作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理を実行するための検証スクリプトを生成する。事前検証処理は、作業フロープログラムの実行前に、当該作業プログラムに含まれる作業手順が動作するための管理対象リソースの動作環境を検証する処理である。
事前検証実行プログラム123は、事前検証生成プログラム122によって生成された検証スクリプトを実行する。事前検証実行プログラム123による処理は図13で詳細を説明する。
依存関係設定プログラム124は、管理者が作業フロープログラム同士の依存関係の追加指示又は削除指示を入力した場合に、入力された追加指示又は削除指示に基づいて作業フロープログラム同士の依存関係を設定する。
フロー実行プログラム125は、作業フロープログラムを実行する。フロー実行プログラム125による処理は図15で詳細を説明する。
なお、プロセッサ200が主記憶デバイス201に格納される各種プログラム120〜125を実行する代わりに、各種プログラム120〜125による処理をハードウェアで実現してもよい。
入力デバイス203の例としては、キーボード及びポインタデバイス等が考えられるが、これ以外のデバイスであってもよい。また、出力デバイス204の例としては、ディスプレイ等が考えられるが、これ以外のデバイスであってもよい。また、入力デバイス203及び出力デバイス204(以下、入出力デバイスと総称する)の代替としてシリアルインターフェース又はイーサーネットインターフェースを入出力デバイスとし、当該インターフェースにディスプレイ、キーボード、又はポインタデバイスを有する表示用計算機を接続し、出力用情報(表示用情報)を表示用計算機に送信したり、入力用情報を表示用計算機から受信することによって、表示用計算機が出力用情報を表示したり、入力を受け付けることによって入力デバイスでの入力及び出力を代替してもよい。
以後、情報処理システムを管理し、本願発明の表示用情報を表示する一つ以上の計算機の集合を管理システムと呼ぶことがある。管理サーバ101が表示用情報を表示する場合は管理サーバ101が管理システムである、また、管理サーバ101と表示用計算機の組み合わせも管理システムである。また、管理処理の高速化及び高信頼化のために複数の計算機で管理計算機と同等の処理を実現してもよく、この場合は当該複数の計算機(表示を表示用計算機が行う場合は表示用計算機も含め)が管理システムである。
通信インターフェース206は、管理用ネットワーク106に接続される。通信インターフェース206及び外部記憶装置インターフェース205は同一のインターフェースであってもよい。
次に、記憶装置115は、各種情報207としてフロー一覧テーブル210、手順一覧テーブル220、事前検証一覧テーブル230、事前検証結果一覧テーブル240、手順種別依存関係一覧テーブル250、手順種別事前検証方法一覧テーブル260、認証情報一覧テーブル270、及び事前検証スクリプト一覧テーブル280を格納する。
フロー一覧テーブル210には、管理サーバ101が実行すべき作業フロープログラムに関する情報が登録される。フロー一覧テーブル210については図3で詳細を説明する。
手順一覧テーブル220には、各作業フロープログラムに含まれる作業手順に関する情報が登録される。手順一覧テーブル220については図4で詳細を説明する。
事前検証一覧テーブル230には、作業フロープログラムに含まれる作業手順に対する事前検証処理に関する情報が登録される。事前検証一覧テーブル230については図5で詳細を説明する。
事前検証結果一覧テーブル240には、事前検証結果が登録される。事前検証結果一覧テーブル240については図6で詳細を説明する。
手順種別依存関係一覧テーブル250には、新たに追加される作業フロープログラムの依存関係を生成する場合に参照される情報が登録される。手順種別依存関係一覧テーブル250については図7で詳細を説明する。
手順種別事前検証方法一覧テーブル260には、新たに追加される作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理を実行する検証スクリプトを生成する場合に参照される情報が登録される。手順種別事前検証方法一覧テーブル260については図8で詳細を説明する。
認証情報一覧テーブル270には、作業フロープログラムに含まれる作業手順、及び検証スクリプトを検証サーバ109及び管理対象リソースに実行させる場合に必要な認証情報が登録される。なお、検証サーバ109及び管理対象リソース上で、これらの手順及び検証スクリプトを実行するためのエージェントが動作する場合には、認証情報一覧テーブル270は不要である。
事前検証スクリプト一覧テーブル280には、事前検証生成プログラム122によって生成された検証スクリプトが登録される。
図3は、本発明の実施例1のフロー一覧テーブル210の説明図である。
フロー一覧テーブル210には、管理対象リソースに対する一連の構成変更手順、又は管理対象リソースから情報取得手順を含む作業フロープログラムの名称と、実行予定日時、及び依存関係等が登録される。
フロー一覧テーブル210は表形式となっており一つ以上の行を含む。フロー一覧テーブル210に含まれる行は七つの列を含んでいる。
フロー一覧テーブル210は、フローID211、フロー名212、実行予定日時213、依存フローID214、被依存フローID215、実行結果216、及び検証結果217を含む。
フローID211には、作業フロープログラムの識別情報が登録される。フロー名212には、作業フロープログラムの名称が登録される。実行予定日時213には、作業フロープログラムの実行を開始する予定日時が登録される。
依存フローID214には、当該レコードの作業フロープログラムを実行するために必要な管理対象リソースの構成を成立させる作業フロープログラムの識別情報が登録される。換言すれば、依存フローID214には、当該レコードの作業フロープログラムが依存する作業フロープログラムの識別情報が登録される。
被依存フローID215には、当該レコードの作業フロープログラムの実行によって、実行可能な管理対象リソースの構成が成立する作業フロープログラムの識別情報が登録される。換言すれば、被依存フローID215には、当該レコードの作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの識別情報が登録される。
実行結果216には、作業フロープログラムの実行結果が登録される。具体的には、実行結果216には、作業フロープログラムの実行が成功したことを示す情報(成功)、作業フロープログラムの実行が失敗したことを示す情報(失敗)、又は作業フロープログラムを未だ実行していないことを示す情報(未実行)が登録される。
検証結果217には、作業フロープログラムの事前検証処理の結果が登録される。具体的には、検証結果217には、作業フロープログラムに含まれる全ての作業手順の事前検証処理が検証に成功したことを示す情報(検証済)、作業フロープログラムに含まれる少なくとも一つの作業手順の事前検証処理が検証に失敗したことを示す情報(検証失敗)、又は作業フロープログラムに含まれる少なくとも一つの作業手順の事前検証処理が未だ実行されていないことを示す情報(一部未検証)が登録される。なお、検証結果217には、これら以外の情報が登録されてもよい。
なお、フロー一覧テーブル210の各行は、フローID211、フロー名212、実行予定日時213、依存フローID214、被依存フローID215、実行結果216、及び検証結果217以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、フロー一覧テーブル210には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図4は、本発明の実施例1の手順一覧テーブル220の説明図である。
手順一覧テーブル220には、作業フロープログラムに含まれる作業手順が登録される。手順一覧テーブル220は表形式となっており、一つ以上の行を含む。手順一覧テーブル220に含まれる行は九つの列を含む。
手順一覧テーブル220は、フローID221、手順番号222、手順名223、手順種別224、操作対象ホスト名225、パラメタ226、変更CI227、依存CI228、及び依存フロー229を含む。
フローID221には、作業手順を含む作業フロープログラムの識別情報が登録される。手順一覧テーブル220に含まれるフローID221とフロー一覧テーブル210に含まれるフローID211とによって、手順一覧テーブル220とフロー一覧テーブル210とは紐付けられる。
手順番号222には、作業フロープログラムにおける作業手順の実行順序が登録される。図4に示す手順番号222では、作業フロープログラムにおける作業手順が逐次実行される場合のみを図示したが、作業手順は分岐及び合流するように実行されてもよいし、複数の作業手順が並列して実行されてもよい。
手順名223には、作業手順の名称が登録される。手順種別224には、作業手順の操作方法の種別が登録される。操作対象ホスト名225には、作業手順によって構成が変更される管理対象リソース又は作業手順で情報を取得する管理対象リソースの識別情報が登録される。当該識別情報は、例えば、IPアドレス、MACアドレス、WWN(World Wide Network)、及びUUID(Universally Unique Identifier)等である。
パラメタ226には、手順種別224に登録された種別に対するパラメタが登録される。例えば、手順種別224がコマンド実行であるレコードのパラメタ226の「cmd=」は実行ファイル名を示し、「args=」は実行ファイルに与えられるコマンドラインパラメタを示す。
変更CI227には、手順名223に登録された作業手順の実行によって変更される管理対象リソースの構成(構成アイテム(Configuration Item))の識別情報が登録される。変更CI227には登録される管理対象リソースの構成の識別情報は、「ホスト名」、「ホスト名/構成要素」、又は「ホスト名/構成要素/サブ構成要素」のようにツリー形式で表現される。変更CI227には、ツリー形式以外の形式で管理対象リソースの構成の識別情報が登録されてもよい。
依存CI228は、手順名223に登録された作業手順の実行のために作成又は設定が必要な管理対象リソースの構成(構成アイテム(Configuration Item))の識別情報が登録される。依存CI228に登録される管理対象リソースの構成の識別情報の表現形式は、変更CI227と同じである。
依存フロー229には、手順名223に登録された作業手順の実行を開始する前に実行が成功して終了している必要がある作業フロープログラムの識別情報が登録される。
なお、手順一覧テーブル220の各行は、フローID221、手順番号222、手順名223、手順種別224、操作対象ホスト名225、パラメタ226、変更CI227、依存CI228、及び依存フロー229以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、手順一覧テーブル220には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図5は、本発明の実施例1の事前検証一覧テーブル230の説明図である。
事前検証一覧テーブル230には、作業フロープログラムに含まれる作業手順と事前検証書処理との対応関係が登録される。事前検証処理は、管理サーバ101が所定のスクリプト等を所定のホスト上で実行させ、実行結果を取得する処理である。なお、管理サーバ101は、スクリプトの代わりに実行ファイルを所定のホスト上で実行させてもよいし、所定のホスト上でアーカイブを展開させ、実行ファイル又はスクリプトを取得させて、これらの実行ファイル又はスクリプトを実行させてもよい。
事前検証一覧テーブル230は表形式となっており、一つ以上の行を含む。事前検証一覧テーブル230に含まれる行は八つの列を含む。
事前検証一覧テーブル230は、検証ID231、フローID232、事前検証名233、対応手順234、検証スクリプト235、検証実行ホスト236、依存フローID237、及び有効/無効238を含む。
検証ID231には、事前検証処理の識別情報が登録される。フローID232には、事前検証処理に対応する作業手順を含む作業フロープログラムの識別情報が登録される。事前検証一覧テーブル230のフローID232と、フロー一覧テーブル210のフローID211と、手順一覧テーブルのフローID221とによって、これらのテーブルが紐付けられる。
事前検証名233には、事前検証処理の名称が登録される。対応手順234には、事前検証処理に対応する作業手順の識別情報が登録される。なお、対応手順234は、手順一覧テーブル220の手順番号と関連付けられる。
フローID232に登録された作業フロープログラムの識別情報及び対応手順234に登録された作業手順の識別情報によって、ある事前検証処理がどの作業フロープログラムのどの作業手順に対応するかを特定可能である。
検証スクリプト235には、事前検証処理が記述されたスクリプトファイルと、管理サーバ101がスクリプトファイルを実行するホストに与えるコマンドラインとが登録される。検証スクリプト235の二つの「%」間で囲まれた部分は、手順一覧テーブル220に登録されたレコードのうち事前検証一覧テーブル230の対応手順234に登録された作業手順に対応するレコードの操作対象ホスト名225及びパラメタ226に登録された文字列に置換され、スクリプトが実行される。例えば、事前検証一覧テーブル230の検証ID231が「3」であるレコードの検証スクリプト235に登録された「%host%」は、手順一覧テーブル220のフローID221が「1」で手順番号222が「1」のレコードの操作対象ホスト名225に登録された「storage1」に変換される。また、事前検証一覧テーブル230の当該レコードの検証スクリプト235に登録された「%LUN%」は、手順一覧テーブル220のフローID221が「1」で手順番号222が「1」のレコードのパラメタ226に登録された「LUN=1」に基づいて「1」に変換される。
なお、図5に示す事前検証一覧テーブル230では、検証スクリプト235としてスクリプトファイルを例示したが、実行ファイル又はアーカイブファイル(ZIP等)であってもよい。
検証実行ホスト236には、事前検証処理のスクリプトを実際に実行するサーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、仮想マシン108、及び検証サーバ109のホスト名が登録される。
依存フローID237には、事前検証処理を実行する前に実行が完了している必要がある作業フロープログラムの識別情報が登録される。例えば、事前検証一覧テーブル230の検証ID231が「12」である「LU存在確認」処理は、フローID「1」の「発注システムのストレージ設定」でLUが事前に設定されていなければ、LUの存在を確認できない。このため、事前検証処理「LU存在確認」は「発注システムのストレージ設定」に依存する。なお、依存フローID237には、作業フロープログラムの識別情報だけでなく、作業フロープログラムの手順番号が登録されてもよい。
有効/無効238には、事前検証処理を実行するか否かを示す情報が登録される。依存する作業フロープログラムが存在する事前検証処理の有効/無効238には、当該作業フロープログラムの実行が完了している場合には、事前検証処理を実行する旨を示す「有効」が登録され、当該作業フロープログラムの実行が完了していない場合には、事前検証処理を実行しない旨を示す「無効」が登録される。また、依存する作業プログラムが存在しない事前検証処理の有効/無効238には「有効」が登録される。
図5に示す事前検証一覧テーブル230には、管理対象リソースの存在の有無を確認する事前検証処理(例えば、「ストレージ装置存在確認」、「ネットワーク装置存在確認」、及び「ホスト存在確認」等)、管理対象リソースへの接続の可否を確認する事前検証処理(例えば、「ストレージ装置ログイン」、「ネットワークスイッチログイン確認」、及び「ホストログイン確認」等)、実行ファイルの存在の有無を確認する事前検証処理(例えば、「実行ファイル存在確認」等)、実行コマンドの実行可否を確認する事前検証処理等が登録される。
なお、事前検証一覧テーブル230の各行は、検証ID231、フローID232、事前検証名233、対応手順234、検証スクリプト235、検証実行ホスト236、依存フローID237、及び有効/無効238以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、事前検証一覧テーブル230には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図6は、本発明の実施例1の事前検証結果一覧テーブル240の説明図である。
事前検証結果一覧テーブル240には、事前検証処理の結果が登録される。事前検証結果一覧テーブル240は表形式となっており、一つ以上の行を含む。事前検証結果一覧テーブル240に含まれる行は四つの列を含む。
なお、異なる時刻に複数回実行される事前検証処理があるので、事前検証結果一覧テーブル240には、同じ事前検証処理の実行結果が複数登録される場合がある。
事前検証結果一覧テーブル240は、検証ID241、検証日時242、検証結果243、及び詳細244を含む。
検証ID241には、実行済みの事前検証処理の識別情報が登録される。事前検証結果一覧テーブル240の検証ID241と事前検証一覧テーブル230の検証ID231とによって、事前検証結果一覧テーブル240と事前検証一覧テーブル230とが紐付けられる。
検証日時242には、事前検証処理の実行を開始した日時、及事前検証処理の実行を終了した日時の少なくとも一方が登録される。検証結果243には、事前検証処理の実行結果が登録される。図6に示す検証結果243に成功又は失敗が登録される場合について例示しているが、成功又は失敗以外の情報が登録されてもよい。成功又は失敗以外の情報としては、事前検証処理の一部のみ失敗したことを示す部分失敗、タイムアウト、及びスクリプトの終了コード等がある。
詳細244には、事前検証処理の実行結果を示す文字列が登録される。例えば、詳細44には、事前検証処理を示すスクリプトを実行した場合の標準出力、標準エラー出力、及びログファイル出力が登録される。
なお、事前検証結果一覧テーブル240の各行は、検証ID241、検証日時242、検証結果243、及び詳細244以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、事前検証結果一覧テーブル240には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図7は、本発明の実施例1の手順種別依存関係一覧テーブル250の説明図である。
手順種別依存関係一覧テーブル250は、作業フロープログラムが追加される場合に、管理サーバ101が手順一覧テーブル220の変更CI227及び依存CI228、並びに事前検証一覧テーブル230の依存フローID237が生成するために参照するテーブルである。手順種別依存関係一覧テーブル250は表形式となっており、一つ以上の行を含む。手順種別依存関係一覧テーブル250に含まれる行は三つの列を含む。
手順種別依存関係一覧テーブル250は、手順種別251、変更CI252、及び依存CI253を含む。
手順種別251には作業手順の種別が登録される。手順種別依存関係一覧テーブル250の手順種別251と手順一覧テーブル220の手順種別224とによって、手順種別依存関係一覧テーブル250は手順一覧テーブル220に紐付けられる。
変更CI252には、手順種別251に登録された種別の作業手順の実行によって変更される管理対象リソースの構成の識別情報のフォーマットが登録される。依存CI253には、手順種別251に登録された種別の作業手順の実行に必要な管理対象リースの構成の識別情報が登録される。
新たな作業フロープログラムが追加された場合に、管理サーバ101は、当該作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する種別を特定し、手順種別依存関係一覧テーブル250を参照し、特定した種別の変更CI252及び依存CI253に登録されたフォーマットを取得する。そして、管理サーバ101は、取得したフォーマットと作業手順に与えられたフォーマットとに基づいて、変更CI227及び依存CI228に登録すべき情報を生成する。具体的には、変更CI252及び依存CI253の二つの「%」で囲まれた部分は、手順種別251に登録された種別に対応する手順一覧テーブル220のレコードの操作対象ホスト名225、及びパラメタ226に登録された文字列に置換され、当該レコードの変更CI227及び依存CI228に登録される。置換方法は、事前検証一覧テーブル230の検証スクリプト235と同じである。
なお、手順種別依存関係一覧テーブル250の各行は、手順種別251、変更CI252、及び依存CI253以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、手順種別依存関係一覧テーブル250には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図8は、本発明の実施例1の手順種別事前検証方法一覧テーブル260の説明図である。
手順種別事前検証方法一覧テーブル260は、作業フロープログラムが追加される場合に、管理サーバ101が、追加される作業フロープログラムに含まれる検証スクリプトを生成するために参照するためのテーブルである。手順種別事前検証方法一覧テーブル260は表形式となっており、一つ以上の行を含む。手順種別事前検証方法一覧テーブル260に含まれる行は三つの列を含む。
手順種別事前検証方法一覧テーブル260は、手順種別261、検証スクリプト262、及び検証実行ホスト263を含む。
手順種別261には作業手順の種別が登録される。手順種別事前検証方法一覧テーブル260の手順種別261と手順一覧テーブル220の手順種別224とによって、手順種別事前検証方法一覧テーブル260は手順一覧テーブル220に紐付けられる。
検証スクリプト262には、追加される作業プログラムに含まれる作業手順の種別に対応する検証スクリプトのフォーマットが登録される。検証実行ホスト263には、検証スクリプトを実行するホストの識別情報が登録される。
作業フロープログラムが追加される場合、管理サーバ101は、追加される作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する種別を特定し、手順種別事前検証方法一覧テーブル260を参照し、特定した種別の検証スクリプト262に登録されたフォーマットを取得し、検証実行ホスト263に登録されたホストの識別情報を取得する。そして、管理サーバ101は、事前検証一覧テーブル230の追加される作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応するレコードを特定し、取得したフォーマットを当該レコードの検証スクリプト235に登録し、取得したホストの識別情報を当該レコードの検証実行ホスト236に登録する。
検証スクリプト262には複数のフォーマットが登録されていてもよいし、検証実行ホスト263には、複数のホストの識別情報が登録されていてもよい。
なお、手順種別事前検証方法一覧テーブル260の各行は、手順種別261、検証スクリプト262、及び検証実行ホスト263以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、手順種別事前検証方法一覧テーブル260には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図9は、本発明の実施例1の認証情報一覧テーブル270の説明図である。
認証情報一覧テーブル270には、作業フロープログラムに含まれる作業手順、及び事前検証処理を、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、仮想マシン108、及び検証サーバ109に実行させる場合に必要となる認証情報(クリデンシャル情報)が登録される。認証情報一覧テーブル270は表形式となっており、一つ以上の行を含む。認証情報一覧テーブル270に含まれる行は四つの列を含む。
認証情報一覧テーブル270は、ホスト名271、認証方式272、ユーザ名273、及びパスワード274を含む。
ホスト名271には、サーバ装置103、ストレージ装置104、ネットワーク装置105、及び検証サーバ109のホスト名が登録される。認証方式272には、ホスト名271に登録されたホスト名によって識別される装置に管理サーバ101がネットワークを介して接続する場合に使用されるプロトコルが登録される。
ユーザ名273及びパスワード274には、ホスト名271に登録されたホスト名によって識別される装置に管理サーバ101がネットワークを介して接続する場合に使用される認証情報が登録される。
なお、認証情報一覧テーブル270の各行は、ホスト名271、認証方式272、ユーザ名273、及びパスワード274以外の不図示の列を含んでもよいし、少なくとも一つの列を含まなくてもよい。
また、認証情報一覧テーブル270には、管理者等によって手作業で入力された情報が登録されてもよいし、何らかのツール又はユーティリティを用いて情報が登録されてもよい。
図10は、本発明の実施例1の作業フロープログラム追加処理のフローチャートである。
作業フロープログラム追加処理は、作業フロープログラムが追加される場合に、管理サーバ101のプロセッサ200が、フロー入力プログラム120、依存関係生成プログラム121、事前検証生成プログラム122、事前検証実行プログラム123、及び依存関係設定プログラム124を実行し、操作端末110の図示しないプロセッサが依存関係設定プログラム111及び依存関係一覧表示プログラム112を実行することによって実現される。作業フロープログラム追加処理は、図10に示す処理以外の処理を含んでもよいし、図10に示す全ての処理を必ずしも含む必要はない。
まず、プロセッサ200は、フロー入力プログラム120を実行して、追加される作業フロープログラム、及び当該作業フロープログラムに含まれる作業手順の入力を受け付ける(500)。なお、プロセッサ200は、作業手順に対して実行される事前検証処理の入力を受け付けてもよいが、図10では事前検証処理の入力がなかったものとして説明する。
具体的には、プロセッサ200は、作業フロープログラム等の入力用GUIを介して管理者によって入力された情報を受け付けてもよいし、CLI(コマンドラインインターフェース)を介して、XML等の構造化されたファイルの入力を受け付けてもよい。
また、作業フロープログラムとして、当該作業フロープログラムの名称、及び実行日時が少なくとも入力されるが、依存フローID及び被依存フローIDは入力されてもよいし、入力されなくてもよい。作業手順として、作業フロープログラム内における作業手順の実行順序、作業手順名、作業手順に対応する種別、操作対象ホスト名、及びパラメタが少なくとも入力され、変更CI、依存CI、及び依存フローは入力されても入力されなくてもよい。
続いて、プロセッサ200は、フロー入力プログラム120を実行して、入力された作業プログラム、及び作業手順を、フロー一覧テーブル210及び手順一覧テーブル220に登録する(501)。
具体的には、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210にレコードを追加する。そして、プロセッサ200は、追加したレコードのフローID211に識別情報を登録し、フロー名212に入力された作業フロープログラムの名称を登録し、実行予定日時213に入力された実行予定日時を登録する。なお、依存フローID及び被依存フローIDが入力されている場合には、プロセッサ200は、依存フローID214に入力された依存フローIDを登録し、被依存フローID215に入力された被依存フローIDを登録する。
また、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220に入力された作業手順の数だけレコードを追加する。そして、プロセッサ200は、追加したレコードのフローID221に作業フロープログラムの識別情報を登録し、手順番号222に入力された作業手順の実行順序を登録する。また、プロセッサ200は、追加したレコードの手順名223に入力された作業手順名を登録し、手順名223に入力された作業手順名を登録し、手順種別224に入力された作業手順の種別を登録し、操作対象ホスト名225に入力されたホスト名を登録し、パラメタ226に入力されたパラメタを登録する。なお、変更CI、依存CI、依存フローが入力された場合には、プロセッサ200は、追加したレコードの変更CI227に入力された変更CIを登録し、依存CI228に入力された依存CIを登録し、依存フロー229に入力された依存フローを登録する。
また、プロセッサ200は、事前検証処理が入力された場合、事前検証一覧テーブル230に新たなレコードを追加し、入力された事前検証処理を登録する。
次に、プロセッサ200は、事前検証生成プログラム122を実行し、手順種別事前検証方法一覧テーブル260を参照し、入力された作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する検証スクリプトを生成する(502)。
具体的には、プロセッサ200は、手順種別事前検証方法一覧テーブル260に登録されたレコードから、手順種別261に登録された作業手順の種別が入力された作業手順の種別と一致するレコードを特定する。そして、プロセッサ200は、特定したレコードに含まれる検証スクリプト262に登録された検証スクリプトのフォーマットと、検証実行ホスト263に登録されたホストの識別情報とを取得する。そして、プロセッサ200は、取得した検証スクリプトのフォーマットの「%host%」を、取得したホストの識別情報に置換する。そして、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の追加されたレコードの検証スクリプト235に、置換した検索スクリプトのフォーマットを登録し、検証実行ホスト236に取得したホストの識別情報を登録する。また、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の当該レコードの事前検証名233には「自動生成」であることを示す情報を登録し、依存フローID237には依存フローがないことを示す情報(「−」)を登録し、有効/無効238には「有効」を登録する。
次に、プロセッサ200は、事前検証生成プログラム122を実行し、同じ作業プログラムに含まれる作業手順同士で重複する事前検証処理を検索し、重複する事前検証処理を削除する(503)。
具体的には、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230においてフローID232に登録された作業フロープログラムの識別情報が同じレコードの検証スクリプト235に登録された検証スクリプトが同じであって、検証実行ホスト236が同じであるレコードを特定する。そして、プロセッサ200は、特定したレコードのうち、対応手順234に登録された実行順序が最初のレコード以外のレコードを削除する。
例えば、図5に示す事前検証一覧テーブル230のフローID「4」のレコードにおいて、検証ID「8」のレコードと検証ID「9」のレコードとが重複し、また、検証ID「10」のレコードと検証ID「11」のレコードとが重複する。このため、検証ID「9」のレコードが示す事前検証処理に対応する作業手順の実行順序は、検証ID「8」のレコードが示す事前検証処理に対応する作業手順より後であるので、検証ID「9」のレコードが削除される。検証ID「10」のレコードと検証ID「11」のレコードとでは、検証ID「11」のレコードが削除される。
これによって、同じ作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理のうち、重複する事前検証処理が一つの事前検証処理を残して削除されるので、不要な事前検証処理の実行が不要となり、プロセッサ200の事前検証処理の実行時間が短縮される。
なお、ステップ503の処理は、上述した実行時間の短縮が必要ないと判断される場合には実行されなくてもよい。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、追加される作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理を実行する(504)。なお、事前検証実行処理の詳細は、図13で説明する。
次に、プロセッサ200は、依存関係生成プログラム121を実行し、追加される作業フロープログラムが依存する作業フロープログラムと、追加される作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムとを特定することによって依存関係を生成する依存関係生成処理を実行する(505)。依存関係生成処理の詳細は、図14で説明する。なお、プロセッサ200は、ステップ505の処理で生成された依存関係を操作端末110に出力する。
操作端末110の図示しないプロセッサは、依存関係一覧表示プログラム112を実行し、入力された依存関係に基づいて、追加される作業フロープログラムに対して実行される事前検証処理を管理者に確認させるための事前検証設定画面300、及び追加される作業フロープログラムの依存関係を管理者に追加又は削除させるための依存フロー追加削除画面320を表示する(506)。事前検証設定画面300の詳細は図11で説明する。依存フロー追加削除画面320の詳細は図12で説明する。
次に、操作端末110の図示しないプロセッサは、依存関係設定プログラム111を実行し、事前検証設定画面300で入力された情報、及び依存フロー追加削除画面320で入力された情報を、フロー一覧テーブル210、手順一覧テーブル220、及び事前検証一覧テーブル230に登録し(507)、処理を終了する。
図11は、本発明の実施例1の事前検証設定画面300の説明図である。
事前検証設定画面300は、追加される作業フロープログラムの事前検証処理の内容を管理者が編集するための画面である。換言すれば、事前検証設定画面300は、事前検証一覧テーブル230の追加される作業フロープログラムに対応するレコードの内容を編集するための画面である。
事前検証設定画面300は、図10に示すステップ506の処理で、操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示される。なお、事前検証設定画面300は、図10に示すステップ506の処理の実行タイミング以外でも、表示されてもよい。この場合の事前検証設定画面300は、所定の作業フロープログラムの事前検証処理の内容を管理者が編集するための画面である。
事前検証設定画面300は、フロー名表示領域301、検証項目一覧テーブル表示領域302、検証項目追加ボタン310、依存フロー設定ボタン312、及びOKボタン313を含む。なお、事前検証設定画面300は、これら以外の情報を表示してもよいし、必ずしも全ての情報を表示しなくてもよい。
フロー名表示領域301には、追加される作業フロープログラムの名称が表示される。検証項目一覧テーブル表示領域302は、ラジオボタン303、検証ID304、事前検証名305、検証結果306、対応手順307、及び依存フロー一覧308を含む。
管理者は、ラジオボタン303を用いてレコードを選択する。ラジオボタン303が黒くなっているレコードは現在選択中であることを示す。検証ID304には、追加される作業フロープログラムに対応する事前検証処理の検証IDが表示される。具体的には、操作端末110の図示しないプロセッサ又は管理サーバ101のプロセッサ200(以下、プロセッサという)が、事前検証一覧テーブル230のレコードから、フローID232に、追加される作業フロープログラムの識別情報が登録されたレコードを特定し、特定したレコードの検証ID231に登録された検証IDを、検証ID304に表示する。
事前検証名305には、検証ID304に表示された検証IDの事前検証処理の名称が表示される。具体的には、プロセッサは、事前検証一覧テーブル230のレコードのうち、検証ID231に、検証ID304に表示された検証IDが登録されるレコードの事前検証名233に登録された事前検証処理の名称を、事前検証名305に表示する。
検証結果306には、ステップ504の処理で実行された事前検証処理の実行結果が登録される。具体的には、ステップ504の処理では、事前検証処理の実行結果が事前検証結果一覧テーブル240に登録されるので、プロセッサは、事前検証結果一覧テーブル240のレコードのうち、検証ID241が検証ID304に表示された検証IDと一致するレコードの検証結果243に登録された実行結果を、検証結果306に表示する。
なお、検証結果306には、最新の事前検証処理の実行結果のみを表示しているが、過去の事前検証処理の複数の実行結果を表示してもよい。
対応手順307には、検証ID304に表示された検証IDの事前検証処理に対応する作業手順の実行順序及び作業手順名が表示される。具体的には、プロセッサは、事前検証一覧テーブル230のレコードのうち、検証ID241が検証ID304に表示された検証IDと一致するレコードの対応手順234に登録された実行順序を取得する。そして、プロセッサは、手順一覧テーブル220のレコードのうち、フローID221が追加される作業フロープログラムの識別情報と一致し、手順番号222が取得した作業手順と一致するレコードの手順名223に登録された作業手順の名称を取得する。そして、プロセッサは、取得した実行順序及び取得した作業手順の名称を対応手順307に表示する。
例えば、「#1ボリューム追加」は、作業フロープログラムの識別情報が「4」で、実行順序が「1」の作業手順を示す。
依存フロー一覧308には、検証ID304に表示された検証IDの事前検証処理に対応する作業手順が依存する作業フロープログラムの名称が表示される。具体的には、プロセッサは、事前検証一覧テーブル230のレコードのうち、検証ID241が検証ID304に表示された検証IDと一致するレコードの依存フローID237に登録された作業フロープログラムの識別情報を、依存フロー一覧308に表示する。
なお、検証項目一覧テーブル表示領域302は、表形式であり、ラジオボタン303、検証ID304、事前検証名305、検証結果306、対応手順307、及び依存フロー一覧308以外の情報を表示してもよいし、これらの全てを表示する必要はない。また、検証項目一覧テーブル表示領域302は、リスト形式又は文字列形式であってもよい。
検証項目追加ボタン310が操作されると、プロセッサは、事前検証処理を追加するための事前検証処理追加画面(不図示)を表示する。事前検証処理追加画面は、事前検証一覧テーブル230の各種項目231〜238を入力する表示領域を含む。プロセッサは、事前検証処理追加画面を介して追加する事前検証処理に関する情報の入力を受け付けると、入力された事前検証処理に関する情報を事前検証一覧テーブル230に登録する。
依存フロー設定ボタン312が操作されると、プロセッサは、ラジオボタン303で選択された事前検証処理の作業手順が依存する作業フロープログラムを設定するための依存フロー追加削除画面320を表示する。依存フロー追加削除画面320の詳細は、図11で説明する。
OKボタン313が操作されると、プロセッサは事前検証設定画面300を閉じる。
なお、図11に示す事前検証設定画面300では、重複する事前検証処理が表示されているが、当該事前検証設定画面300は、ステップ503の処理が実行されず、ステップ506の処理で表示されたものとする。
図12は、本発明の実施例1の依存フロー追加削除画面320の説明図である。
依存フロー追加削除画面320は、事前検証設定画面300におけるラジオボタン303で選択された事前検証処理の作業手順が依存する作業フロープログラムを追加又は削除するための画面である。
依存フロー追加削除画面320は、事前検証設定画面300で依存フロー設定ボタン312が操作された場合に、操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示される。なお、これ以外のタイミングで依存フロー追加削除画面320が表示されてもよい。
依存フロー追加削除画面320は、事前検証内容表示領域321、依存フロー一覧テーブル表示領域322、フロー一覧テーブル表示領域323、追加ボタン330、削除ボタン331、フロー詳細表示ボタン332、及びOKボタン333を含む。なお、依存フロー追加削除画面320は、これら以外の情報を表示してもよいし、必ずしも全ての情報を表示しなくてもよい。
事前検証内容表示領域321は、フロー名表示領域、事前検証名表示領域、及び対応手順表示領域を含む。
フロー名表示領域には、事前検証設定画面300で依存フロー設定ボタン312が操作された場合にフロー名表示領域301に表示されていた作業フロープログラムの名称が表示される。
事前検証名表示領域には、事前検証設定画面300で依存フロー設定ボタン312が操作された場合にラジオボタン303で選択されたレコードの事前検証名305に表示されていた事前検証処理の名称が表示される。
対応手順表示領域には、事前検証設定画面300で依存フロー設定ボタン312が操作された場合にラジオボタン303で選択されたレコードの対応手順307に表示されていた内容が表示される。
依存フロー一覧テーブル表示領域322には、対応手順表示領域に表示された作業手順が依存する作業フロープログラムの一覧が表形式で表示され、依存フロー一覧テーブル表示領域322は、ラジオボタン324、CI依存325、及びフロー名326を含む。依存フロー一覧テーブル表示領域322は、これら以外の情報を表示してもよいし、これら全てを表示しなくてもよい。また、依存フロー一覧テーブル表示領域322は表形式でもなくてもよく、リスト形式又は文字列形式であってもよい。
フロー一覧テーブル表示領域323には、対応手順表示領域に表示された対応手順が依存しない作業フロープログラムの一覧が表形式で表示され、フロー一覧テーブル表示領域323は、ラジオボタン327、CI依存328、及びフロー名329を含む。フロー一覧テーブル表示領域323は、これら以外の情報を表示してもよいし、これら全てを表示しなくてもよい。また、フロー一覧テーブル表示領域323は表形式でもなくてもよく、リスト形式又は文字列形式であってもよい。
管理者等は、ラジオボタン324及び327を用いて依存フロー一覧テーブル表示領域322及びフロー一覧テーブル表示領域323からレコードを選択する。ラジオボタン324及び327が黒くなっているレコードは現在選択中であることを示す。
フロー名326及び329には、作業フロープログラムの名称が表示される。CI依存325及び328には、対応手順表示領域に表示された作業手順がフロー名326及び329に表示された作業フロープログラムに依存する場合、「有り」が表示され、対応手順表示領域に表示された作業手順がフロー名326及び329に表示された作業フロープログラムに依存しない場合、「無し」が表示される。
追加ボタン330が操作されると、フロー一覧テーブル表示領域323においてラジオボタン327を用いて選択されているレコードの作業フロープログラムが、対応手順表示領域に表示された作業手順が依存する作業フロープログラムとして設定され、フロー一覧テーブル表示領域323から削除され、依存フロー一覧テーブル表示領域322に追加される。
削除ボタン331が操作されると、依存フロー一覧テーブル表示領域322においてラジオボタン324を用いて選択されているレコードの作業フロープログラムが、対応手順表示領域に表示された作業手順が依存しない作業フロープログラムとして設定され、依存フロー一覧テーブル表示領域322から削除され、フロー一覧テーブル表示領域323に追加される。
フロー詳細表示ボタン332が操作されると、プロセッサは、フロー一覧テーブル表示領域323においてラジオボタン327を用いて選択されている作業フロープログラムに関する詳細な情報を、フロー一覧テーブル210から取得し、取得した情報を表示する。
OKボタン333が操作されると、プロセッサは、対応手順表示領域に表示された作業手順が依存フロー一覧テーブル表示領域322に表示されている作業フロープログラムに依存するものとして、事前検証一覧テーブル230の対応手順表示領域に表示された作業手順に対応するレコードの依存フローID237に当該作業フロープログラムの識別情報を登録する。
図13は、本発明の実施例1の事前検証実行処理のフローチャートである。
事前検証実行処理は、処理順序が図13と異なってもよいし、図13に示す処理以外の処理を含んでもよいし、図13に示す全ての処理を必ずしも含む必要はない。
事前検証実行処理は、図10に示すステップ504の処理、後述する図15に示すステップ569の処理から呼び出され、実行される。なお、このタイミング以外で、事前検証実行処理が実行されてもよい。例えば、所定周期(例えば5分間隔)で事前検証実行処理が実行されることによって、作業フロープログラムに含まれる作業手順が実行条件を満たさないことをより早く検出することができる。
また、管理サーバ101が、サーバ装置103、ストレージ装置104、及びネットワーク装置105の構成情報を所定周期で収集し、これらの構成情報が変更された場合に、図13に示す事前検証実行処理を実行してもよい。
管理サーバ101が収集するサーバ装置103の構成情報としては、ホストの存在有無、OS名、OSバージョン、OSパッチレベル、ホスト名、インストール済ソフトウェア、動作プロセス、IPアドレス、及び通信状況等が考えられる。また、サーバ装置103上で仮想マシン108が動作する場合には、ハイパバイザ上で動作する仮想マシン108の数が変更された場合が考えられる。
また、管理サーバ101が収集するストレージ装置104の構成情報としては、アレイグループ、LU、及びストレージ階層等が考えられる。また、管理サーバ101が収集するネットワーク装置105の構成情報としては、IPアドレス、VLAN、STP、及びZONE等が考えられる。
なお、管理サーバ101は、上述した情報以外の構成情報を収集してもよい。
また、手順一覧テーブル220の操作対象ホスト名225が変更された場合に、操作対象ホスト名225が変更された作業手順を含む作業フロープログラムの事前検証処理が実行されてもよい。
なお、事前検証実行処理は、プロセッサ200が事前検証実行プログラム123を実行することによって実現される。
まず、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230を参照し、事前検証処理を実行する作業フロープログラムに対応する事前検証処理から、有効/無効238に「有効」が登録された事前検証処理を取得する(511)。図10に示すステップ504の処理で事前検証実行処理が呼び出された場合、事前検証処理を実行する作業フロープログラムとは、追加される作業フロープログラムである。
なお、作業フロープログラムが追加される場合には、図10に示すステップ504の処理の段階では、事前検証一覧テーブル230の追加される作業フロープログラムに対応する全てのレコードの有効/無効238は「有効」が登録されている。
次に、プロセッサ200は、ステップ511の処理で取得した事前検証処理から、事前検証実行処理が実行されていない一つの事前検証処理を処理対象の事前検証処理として選択し、ステップ511の処理で取得した全ての事前検証処理に対して事前検証実行処理が実行されるまで、ステップ512〜ステップ517の処理を繰り返し実行する(512)。
次に、プロセッサ200は、ステップ512の処理で選択された処理対象の事前検証処理の検証スクリプト235内の二つの「%」で囲まれた変数を解決し、処理対象の事前検証処理の検証スクリプトのパラメタを決定する(513)。
具体的には、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220の処理対象の事前検証処理に対応する作業手順のレコードの操作対象ホスト名225及びパラメタ226に登録された情報を取得し、検証スクリプト235内の二つの「%」で囲まれた変数を取得した情報に置換する。
次に、プロセッサ200は、処理対象の事前検証処理の検証スクリプトを、検証実行ホスト236に登録されたホストの識別情報によって識別されるホスト(検証実行ホスト)に転送する(514)。検証スクリプトの転送には、ftp、rcp、scp、sftp、及びhttp等の任意のデータ転送プロトコルを用いる。なお、ステップ514の処理では、nfs及びcifs等のファイル共有システムを用いて、検証スクリプトを検証実行ホストから参照可能にしてもよい。また、予め検証スクリプトが検証実行ホストから参照可能になっていてもよい。プロセッサ200は、スクリプトの代わりに、実行ファイル、又はzip形式等のアーカイブファイルを転送してもよい。
ステップ514の処理では、プロセッサ200は、認証情報一覧テーブル270を参照して、検証実行ホストにログインする。
次に、プロセッサ200は、検証実行ホストに、ステップ514の処理で転送した検証スクリプトを実行させる(515)。なお、プロセッサ200は、検証スクリプトの代わりに実行ファイルを検証実行ホストに実行させてもよいし、検証スクリプトの代わりにzip形式等のアーカイブファイルを検証実行ホストに展開させて取得したスクリプト又は実行ファイルを検証実行ホストに実行させてもよい。換言すれば、ステップ515の処理では、検証実行ホストが、実際に事前検証処理を実行する。なお、ステップ515の処理では、プロセッサ200は、認証情報一覧テーブル270を参照して、検証実行ホストにログインする。
次に、プロセッサ200は、ステップ515の処理の事前検証処理の実行結果を検証実行ホストから取得し、取得した実行結果を事前検証結果一覧テーブル240に登録する(516)。
次に、プロセッサ200は、ステップ511の処理で取得した全ての事前検証処理にステップ513〜516の処理が実行された場合にはステップ518の処理に進み、ステップ511の処理で取得した全ての事前検証処理にステップ513〜516の処理が実行されていない場合にはステップ512の処理に戻る(517)。
プロセッサ200は、ステップ511の処理で取得した全ての事前検証処理にステップ513〜516の処理が実行された場合、フロー一覧テーブル210の処理対象の作業フロープログラムに対応するレコードの検証結果217に検証結果を登録し(518)、処理を終了する。具体的には、処理対象の作業フロープログラムに含まれる少なくとも一つの作業手順に対応する事前検証処理の実行結果が失敗であれば、検証結果217には「検証失敗」が登録され、処理対象の作業フロープログラムに含まれる全ての作業手順に対応する事前検証処理の実行結果が成功であれば、検証結果217には「検証済」が登録される。また、処理対象の作業フロープログラムに含まれる少なくとも一つの作業手順に対応する事前検証処理が実行されていなければ、検証結果217には「一部未検証」が登録される。
図14は、本発明の実施例1の依存関係生成処理のフローチャートである。
依存関係生成処理は、図10に示すステップ505の処理から呼び出され、実行される。なお、これ以外のタイミングで依存関係生成処理は実行されてもよい。図14では、処理対象の作業フロープログラムを自フローという。
依存関係生成処理は、プロセッサ200が依存関係生成プログラム121を実行することによって実現される。
まず、プロセッサ200は、自フローに含まれる作業手順から、依存関係生成処理が実行されていない一つの作業手順を処理対象の作業手順(自手順)として選択し、自フローに含まれる全ての作業手順に対して依存関係生成処理が実行されるまで、ステップ521〜ステップ540の処理を繰り返し実行する(521)。
次に、プロセッサ200は、ステップ521の処理で選択された自手順によって変更される管理対象リソースの構成(変更CI)及び自手順の実行のために作成又は設定が必要な管理対象リソースの構成(依存CI)を特定し、手順一覧テーブル220の自手順に対応するレコードの変更CI227に特定した変更CIを登録し、依存CI228に特定した依存CIを登録する(522)。
具体的には、プロセッサ200は、自手順の種別を特定し、手順種別依存関係一覧テーブル250を参照し、自手順の種別に対応するレコードの変更CI252及び依存CI253に登録された情報を取得する。そして、プロセッサ200は、取得した変更CI252及び依存CI253に登録された情報の二つの「%」で囲まれた変数を、手順一覧テーブル220の操作対象ホスト名225及びパラメタ226に登録された情報に置換し、変更CI及び依存CIを特定する。
次に、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210を参照し、自フローより実行開始日時が先であって、かつ実行が完了していない作業フロープログラム(未実行又は実行中の作業フロープログラム)を取得する(524)。
次に、プロセッサ200は、ステップ524の処理で取得した作業フロープログラムから、ステップ526〜531の処理を実行していない一つの作業フロープログラムを選択し、ステップ524の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対して、ステップ526〜531の処理が実行されるまで、ステップ525〜531の処理を繰り返し実行する(525)。なお、ステップ525の処理で選択した作業フロープログラムを過去他フローという。
次に、プロセッサ200は、ステップ525の処理で選択された過去他フローに含まれる作業手順から、ステップ527〜530の処理を実行していない一つの作業手順を選択し、過去他フローに含まれる全ての作業手順に対してステップ527〜530の処理が実行されるまで、ステップ526〜530の処理を繰り返し実行する(526)。なお、ステップ526の処理で選択した作業手順を過去他手順という。
次に、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220を参照し過去他手順の変更CIを特定し、自手順の依存CIと過去他手順の変更CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれるか否かを判定する(527)。
ステップ527の処理で、自手順の依存CIと過去他手順の変更CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれると判定された場合、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220の自手順に対応するレコードの依存フロー229に、過去他手順を含む作業フロープログラムの識別情報を追加する(528)。また、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の自手順の事前検証処理に対応するレコードの依存フローID237に、過去他手順を含む作業フロープログラムの識別情報を追加する。
そして、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210の自手順を含む作業フロープログラムに対応するレコードの依存フローID214に、過去他手順を含む作業フロープログラムの識別情報を追加し(529)、ステップ530の処理に進む。また、ステップ529の処理では、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210の過去他手順を含む作業フロープログラムに対応するレコードの被依存フローID215に、自手順を含む作業フロープログラムの識別情報を追加する。
一方、ステップ527の処理で、自手順の依存CIと過去他手順の変更CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれないと判定された場合、プロセッサは、ステップ528及び529の処理を実行せず、ステップ530の処理に進む。
ステップ530の処理では、プロセッサ200は、過去他フローに含まれる全ての作業手順にステップ527〜530の処理が実行された場合には、ステップ531の処理に進み、過去他フローに含まれる全ての作業手順にステップ527〜530の処理が実行されていない場合には、ステップ526の処理に戻る(530)。
ステップ531の処理では、プロセッサ200は、ステップ524の処理で取得した全ての作業フロープログラムにステップ526〜531の処理が実行された場合には、ステップ532の処理に進み、ステップ524の処理で取得した全ての作業フロープログラムにステップ526〜531の処理が実行されていない場合には、ステップ525の処理に戻る(531)。
プロセッサ200は、ステップ525〜531の処理を実行することによって、処理対象の作業フロープログラムが依存する作業フロープログラムを自動的に特定できる。
次に、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210を参照し、自フローより実行開始日時が後である作業フロープログラムを取得する(532)。
次に、プロセッサ200は、ステップ532の処理で取得した作業フロープログラムから、ステップ534〜540の処理を実行していない一つの作業フロープログラムを選択し、ステップ532の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対して、ステップ534〜540の処理が実行されるまで、ステップ533〜540の処理を繰り返し実行する(533)。なお、ステップ533の処理で選択した作業フロープログラムを未来他フローという。
次に、プロセッサ200は、ステップ533の処理で選択された未来他フローに含まれる作業手順から、ステップ535〜539の処理を実行していない一つの作業手順を選択し、過去他フローに含まれる全ての作業手順に対してステップ535〜539の処理が実行されるまで、ステップ534〜539の処理を繰り返し実行する(534)。なお、ステップ534の処理で選択した作業手順を未来他手順という。
次に、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220を参照し未来他手順の依存CIを特定し、自手順の変更CIと未来他手順の依存CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれるか否かを判定する(535)。
ステップ535の処理で、自手順の変更CIと未来他手順の依存CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれると判定された場合、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220の未来他手順に対応するレコードの依存フロー229に、自フローの識別情報を追加する(536)。また、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の未来他手順の事前検証処理に対応するレコードの依存フローID237に、自フローの識別情報を追加する。
そして、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210の未来他フローに対応するレコードの依存フローID214に、自フローの識別情報を追加し(537)、ステップ538の処理に進む。また、ステップ537の処理では、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210の自フローに対応するレコードの被依存フローID215に、未来他フローの識別情報を追加する。
一方、ステップ535の処理で、自手順の変更CIと未来他手順の依存CIとの間で同じ管理対象リソースが含まれないと判定された場合、プロセッサ200は、ステップ536及び537の処理を実行せず、ステップ538の処理に進む。
ステップ538の処理では、プロセッサ200は、未来他フローに含まれる全ての作業手順にステップ535〜537の処理が実行された場合には、ステップ539の処理に進み、未来他フローに含まれる全ての作業手順にステップ535〜537の処理が実行されていない場合には、ステップ534の処理に戻る(538)。
ステップ539の処理では、プロセッサ200は、ステップ532の処理で取得した全ての作業フロープログラムにステップ534〜540の処理が実行された場合には、ステップ540の処理に進み、ステップ532の処理で取得した全ての作業フロープログラムにステップ534〜540の処理が実行されていない場合には、ステップ533の処理に戻る(539)。
ステップ540の処理では、プロセッサ200は、自フローに含まれる全ての作業手順に対してステップ522〜540の処理が実行された場合には、処理を終了し、自フローに含まれる全ての作業手順に対してステップ522〜540の処理が実行されていない場合には、ステップ521の処理を繰り返し実行する(540)。
プロセッサ200は、ステップ532〜539の処理を実行することによって、処理対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムを自動的に特定できる。
図15は、本発明の実施例1のフロー実行処理のフローチャートである。
フロー実行処理は、作業フロープログラムの実行開始日時に達した場合に、管理サーバ101のプロセッサ200が、事前検証実行プログラム123及びフロー実行プログラム125を実行することによって実現される。なお、実行開始日時に達した作業フロープログラムを自フローという。作業フロープログラムの実行開始日時に達した場合以外であっても、フロー実行処理は実行されてもよい。フロー実行処理は、図15に示す処理以外の処理を含んでもよいし、図15に示す全ての処理を必ずしも含む必要はない。
まず、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、自フローに対して事前検証実行処理を実行する(561)。事前検証実行処理は、図13と同じであるので、説明を省略する。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、ステップ561の処理で実行した事前検証実行処理の実行結果が全て成功であるか否かを判定する(562)。
ステップ561の処理で実行した事前検証実行処理の実行結果が全て成功でないと、ステップ562の処理で判定された場合、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、自フローの事前検証処理の実行結果が全て成功でない旨を、操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示し(563)、自フローを実行せずに、処理を終了する。
一方、ステップ561の処理で実行した事前検証実行処理の実行結果が全て成功であると、ステップ562の処理で判定された場合、プロセッサ200は、フロー実行プログラム125を実行し、自フローに含まれる各作業手順を操作対象ホストに実行させる(564)。この場合、プロセッサ200は、認証情報一覧テーブル270を参照し、操作対象ホストにログインする。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、ステップ564の処理で実行した自フローの実行結果が成功であるか否かを判定する(565)。
ステップ565の処理で、自フローの実行結果が成功でないと判定された場合、プロセッサ200は、処理を終了する。
一方、ステップ565の処理で、自フローの実行結果が成功であると判定された場合、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、事前検証一覧テーブル230を参照し、依存フローID237に自フローの識別情報が登録されているレコードの有効/無効238を「有効」に更新する(566)。当該レコードが示す事前検証処理の実行に必要となる管理対象リソースの構成が、自フローの実行によって、当該事前検証処理の実行条件を満たすようになったからである。これによって、事前検証処理が実行可能となった場合に事前検証処理の実行が許可されるため、事前検証処理が実行できないのにもかかわらず、事前検証処理が実行されることによって、実行に失敗した結果を管理者に提示すること防止できる。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、フロー一覧テーブル210を参照し、自フローに依存する作業フロープログラムを取得する(567)。具体的には、プロセッサ200は、フロー一覧テーブル210の自フローに対応するレコードの被依存フローID215に登録された識別情報によって識別される作業フロープログラムを取得する。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、ステップ567の処理で取得した作業フロープログラムからステップ569及び570の処理を実行していない作業フロープログラムを一つ選択し、ステップ567の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対してステップ569及び570の処理が実行されるまで、ステップ568〜570の処理を繰り返し、実行する(568)。
次に、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、ステップ568の処理で選択された作業フロープログラムに対して事前検証実行処理を実行する(569)。
次に、ステップ567の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対してステップ569の処理が実行された場合に、ステップ571の処理に進み、ステップ567の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対してステップ569の処理が実行されていない場合に、ステップ568の処理に戻る(570)。
ステップ567の処理で取得した全ての作業フロープログラムに対してステップ569の処理が実行された場合、プロセッサ200は、事前検証実行プログラム123を実行し、ステップ569の処理で実行された事前検証処理の実行結果を、操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示し(571)、処理を終了する。
これによって、プロセッサ200は、実行開始日時に達した作業フロープログラムを実行した場合に、当該作業フロープログラムの実行によって、管理対象リソースの構成が自身を実行可能な構成となる作業フロープログラム(依存作業フロープログラム)を特定し、特定した作業フロープログラムの事前検証処理を実行する。したがって、依存作業フロープログラムが実行可能となった場合に、依存作業フロープログラムの事前検証処理が即座に実行されるので、管理者は、依存作業フロープログラムの不具合等をいち早く検出可能となる。
以上によって、本実施例によれば、作業フロープログラムの実行前に、当該作業フロープログラムの事前検証処理が実行されるので、管理者は作業フロープログラムの実行に失敗する可能性があることを事前に知ることができる。
また、本実施例によれば、作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理を実行するための検証スクリプトが自動生成されるので、管理者が検証スクリプトを手動で生成する手間を削減できる。
また、本実施例によれば、作業フロープログラム同士の依存関係が自動生成されるので、管理者が作業フロープログラム同士の依存関係を手動で生成する手間を削減でき、また作業フロープログラム同士の依存関係が誤って生成されることを防止できる。
以下において、本発明の実施例2を図16及び図17を参照して説明する。
実施例1の図15に示すフロー実行処理では、実行対象となる作業フロープログラムの実行後に、当該作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムに対して事前検証処理が実行されたが、本実施例では、実行対象となる作業フロープログラムの実行前後に、当該作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムに対して事前検証処理が実行される。
これによって、例えば、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの事前検証処理の実行結果が、実行対象の作業フロープログラムの実行前後で成功から失敗に変化した場合等、管理者は、作業フロープログラムの実行によって管理対象リソースの構成が正しく変更されていないことを把握することができる。
図16は、本発明の実施例2のフロー実行処理のフローチャートである。なお、図16に示す処理のうち図15に示す処理と同じ処理は、同じ符号を付与し、説明を省略する。
ステップ561の処理で実行した事前検証実行処理の実行結果が全て成功でないと、ステップ562の処理で判定された場合、プロセッサ200は、ステップ567の処理に進み、フロー一覧テーブル210を参照し、自フローに依存する作業フロープログラムを取得する。
そして、プロセッサ200は、ステップ564の処理で自フローに含まれる各作業手順を操作対象ホストに実行させる前に、ステップ572〜574の処理で、自フローに依存する作業フロープログラムに対して事前検証処理を実行する。ステップ572〜574の処理は、ステップ568〜570の処理と同じなので、説明を省略する。
また、ステップ570の処理の実行後に、プロセッサ200は、事前検証結果比較画面360を操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示し(575)、処理を終了する。事前検証結果比較画面360は図17で詳細を説明する。
図17は、本発明の実施例2の事前検証結果比較画面360の説明図である。
事前検証結果比較画面360は、フロー説明表示領域361、フロー表示ボタン362、事前検証結果比較テーブル表示領域363、及びOKボタン364を含む。
フロー説明表示領域361には、図16に示すステップ564の処理で実行した作業フロープログラムの名称、当該作業フロープログラムの実行開始時刻、及び当該作業フロープログラムの実行終了時刻が表示される。なお、作業フロープログラムの実行開始時刻及び実行終了時刻の両方が必ずしも表示される必要はなく、少なくとも一方が表示されればよい。
フロー表示ボタン362が操作されると、プロセッサ200は、フロー説明表示領域361に表示された実行開始時刻及び実行終了時刻の少なくとも一方を実行時間に含む作業フロープログラムを特定し、特定した作業フロープログラムを表示する。
事前検証結果比較テーブル表示領域363は、表形式であり、フロー名370、検証ID371、事前検証名372、実行前検証結果373、実行後検証結果374、及び検証結果の変化理由375を含む。なお、事前検証結果比較テーブル表示領域363は、これら以外の情報を含んでもよいし、これらの少なくとも一つが表示されなくてもよい。例えば、事前検証結果比較テーブル表示領域363は、図16に示すステップ566の処理で有効化された事前検証処理を表示してもよい。
また、事前検証結果比較テーブル表示領域363は、表形式以外の表示方式、例えばリスト形式、又は文字列形式で表示されてもよい。
事前検証結果比較テーブル表示領域363は、ステップ573の処理で実行した事前検証処理の実行結果と、ステップ569の処理で実行した事前検証処理の実行結果とを管理者等が比較するために表示される。
フロー名370には、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラム、つまり、ステップ567の処理で取得された作業フロープログラムの名称が表示される。
検証ID371には、フロー名370に表示された名称によって識別される作業フロープログラムに対して実行される事前検証処理の識別情報が表示される。また、事前検証名372には、検証ID371に表示された識別情報によって識別される事前検証処理の名称が表示される。
実行前検証結果373には、ステップ573の処理で実行した事前検証処理の実行結果が表示される。すなわち、実行前検証結果373には、実行対象の作業フロープログラムの実行前に、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムに対して実行された事前検証処理の実行結果が表示される。
実行後検証結果374には、ステップ569の処理で実行した事前検証処理の実行結果が表示される。すなわち、実行後検証結果374には、実行対象の作業フロープログラムの実行後に、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムに対して実行された事前検証処理の実行結果が表示される。
なお、実行前検証結果373及び実行後検証結果374には、事前検証処理の実行結果がアイコン及び文字列で表示される。
検証結果の変化理由375には、実行前検証結果373に表示された実行結果と実行後検証結果374に表示された実行結果とで実行結果が変化した場合に、実行結果が変化した理由が表示される。
検証ID371に「12」が表示されたレコードに示すように、実行前検証結果373が「一部未検証」であり、実行後検証結果374が「検証成功」である場合には、検証結果の変化理由375には「動作環境構築」が表示される。これは、実行対象の作業フロープログラムの実行中に他の作業フロープログラムの実行、又は実行対象の作業フロープログラムの実行によって、管理対象のリソースの構成が事前検証処理の実行可能となった可能性が高いためである。
また、図17では示していないが、実行前検証結果373が「一部未検証」であり、実行後検証結果374が「検証失敗」である場合には、検証結果の変化理由375には「動作環境構築失敗」が表示される。これは、実行対象の作業フロープログラムの実行中に他の作業フロープログラムの実行、又は実行対象の作業フロープログラムの実行で、管理対象のリソースの構成の変更が失敗した可能性が高いためである。
また、検証ID371に「13」が表示されたレコードに示すように、実行前検証結果373が「検証成功」であり、実行後検証結果374が「検証失敗」である場合には、検証結果の変化理由375には「動作環境破壊」が表示される。これは、実行対象の作業フロープログラムの実行中に他の作業フロープログラムの実行、又は実行対象の作業フロープログラムの実行によって、事前検証処理が実行可能となっていた管理対象のリソースの構成が、当該事前検証処理が実行不可能となるように変更された可能性(管理対象リソースの構成が破壊された可能性)が高いためである。
OKボタン364が操作されると、プロセッサ200は事前検証結果比較画面360を閉じる。
これによって、実行対象の作業フロープログラム、又は当該作業フロープログラムの実行中に実行された他の作業フロープログラムの実行によって、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムを実行可能とする管理対象リソースの構成が構築されたこと、又は破壊されたことを管理者は把握できる。また、管理者は、実行対象の作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムを実行可能とする管理対象リソースの構成の構築に失敗したことも把握できる。
管理対象リソースの構成が破壊された場合、又は管理対象リソースの構成の構築に失敗した場合、管理者は、フロー説明表示領域361に表示された実行対象の作業フロープログラム、又はフロー表示ボタン362が操作されることによって表示される作業フロープログラムを他の作業フロープログラムより先に調べることによって、これらの原因を調べる範囲を絞り込むことができる。
なお、事前検証結果比較画面360は、操作端末110の図示しない出力デバイス、又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示されるがこれら以外の出力デバイスに表示されてもよい。
以下において、本発明の実施例3について図18を参照して説明する。
本実施例では、作業フロープログラム同士の依存関係、及び作業フロープログラムの事前検証処理の実行結果を含むフロー依存関係一覧画面340が表示される。なお、本実施例は、実施例1及び実施例2に適用可能である。
これによって、管理者は、作業フロープログラム同士の依存関係を容易に把握できる。
図18は、本発明の実施例3のフロー依存関係一覧画面340の説明図である。
フロー依存関係一覧画面340は、例えば、図10に示すステップ506の処理で表示されてもよいし、管理者等の所定の操作を受け付けたタイミングで表示されてもよい。
フロー依存関係一覧画面340は、依存フロー関係表示領域341、日時表示領域351、凡例表示領域348、及びOKボタン352を含む。なお、フロー依存関係一覧画面340は、これら以外の情報を含んでもよいし、これらの少なくとも一つが表示されなくてもよい。
日時表示領域351には、開始日時表示領域及び終了日時表示領域を含み、これらの表示領域は日時情報の入力を受け付ける。
依存フロー関係表示領域341について説明する。
依存フロー関係表示領域341は、表形式であり、依存元フロー342、直接依存数343、間接依存数344、及び依存先フロー345を含む。なお、依存フロー関係表示領域341は、これら以外の情報を含んでもよいし、これらの少なくとも一つが表示されなくてもよい。また、依存フロー関係表示領域341は、表形式以外の表示方式、例えばリスト形式又は文字列形式であってもよい。
依存フロー関係表示領域341に表示される内容は、フロー一覧テーブル210及び事前検証一覧テーブル230に基づいて、操作端末110の依存関係一覧表示プログラム112によって生成される。依存フロー関係表示領域341は、フロー一覧テーブル210の依存フローID214及び被依存フローID215に登録された識別情報によって識別される作業フロープログラム同士の関係と、各作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの事前検証処理の実行関係とを示すものである。
依存元フロー342及び依存先フロー343には、日時表示領域351の開始日時から終了日時までに実行された作業フロープログラムの名称が表示される。なお、依存元フロー342及び依存先フロー343には、日時表示領域351が未入力である場合には所定の作業フロープログラムが表示される。
直接依存数343には、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの数が表示される。ソートボタン346が操作されると、依存元フロー342が直接依存数343に登録された数の昇順又は降順にソートされる。
間接依存数344には、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムに依存する作業フロープログラム(直接依存作業フロープログラム)の数と、直接依存作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの数との和が表示される。すなわち、間接依存数344には、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムの実行に失敗した場合に、影響を受ける作業フロープログラムの数が表示される。ソートボタン347が操作されると、依存元フロー342が間接依存数344に登録された数の昇順又は降順にソートされる。
依存元フロー342と依存先フロー345が交わる交差部分の表示内容について説明する。当該交差部分が空欄であれば、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムと依存先フロー345に表示された作業フロープログラムとに依存関係がないことを示す。また、交差部分が空欄でなく、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムの事前検証処理の実行結果が表示されている場合には、依存先フロー345に表示された作業フロープログラムが依存元フロー342に表示された作業フロープログラムに依存することを示す。
交差部分に「成功」を示すアイコンが表示される場合、依存元フロー342に表示される作業フロープログラムに対する全ての事前検証処理が成功したことを示す。交差部分に「一部未検証」を示すアイコンが表示される場合、依存元フロー342に表示される作業フロープログラムに対する事前検証処理のうち、少なくとも一つ事前検証処理が実行されていなく、その他の事前検証処理が成功していることを示す。交差部分に「失敗」を示すアイコンが表示される場合、依存元フロー342に表示される作業フロープログラムに対する少なくとも一つの事前検証処理が失敗したことを示す。
なお、交差部分には、上述した情報以外の情報を表示してもよい。例えば、依存先フロー345に表示された作業フロープログラムに対応する事前検証の成功件数、失敗件数、及び未実行件数を表示してもよい。また、「成功」、「一部未検証」、及び「失敗」を異なる色によって交差部分に表示してもよい。
図16に示す例では、依存先フロー345に表示される「発注システムのAP設定」では、依存元フロー342に表示された「発注システムのDB設定」に依存する事前検証処理は「一部未検証」であり、依存元フロー342に表示された「発注システムのAP用VM構築」に依存する事前検証処理は「失敗」であることを、管理者は把握できる。
凡例表示領域348には、依存元フロー342と依存先フロー345との交差部分に表示される事前検証処理の実行結果の凡例が表示される。また、凡例表示領域348に含まれるチェックボックス350においてチェックされた凡例のみが、依存元フロー342と依存先フロー345との交差部分に表示される。また、チェックボックス350がチェックされない凡例は、依存元フロー342と依存先フロー345との交差部分に表示されない。これによって、例えば、一部未検証のチェックボックス350のみをチェックすることによって、ある作業プログラムの実行によって実行可能となる作業フロープログラムに絞り込むことができる。
OKボタン352が操作されると、フロー依存関係一覧画面340は閉じられる。
なお、フロー依存関係一覧画面340は、操作端末110の図示しない出力デバイス又は管理サーバ101の出力デバイス204に表示されるが、その他の出力デバイスに表示されてもよい。
以上、本実施例によれば、管理者は、作業フロープログラム同士の依存関係を容易に把握できる。また、管理者は、直接依存数343又は間接依存数344に着目することによって、依存元フロー342に表示された作業フロープログラムの他の作業フロープログラムへの影響度を把握できる。さらに、管理者は、どの作業フロープログラムに依存する事前検証処理が成功、失敗、又は未実行であるかを把握できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、CIカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
事前検証生成プログラム122は、作業フロープログラムに含まれる作業手順に対応する事前検証処理を実行するための検証スクリプトを生成する。事前検証処理は、作業フロープログラムの実行前に、当該作業フロープログラムに含まれる作業手順が動作するための管理対象リソースの動作環境を検証する処理である。
事前検証一覧テーブル230には、作業フロープログラムに含まれる作業手順と事前検証処理との対応関係が登録される。事前検証処理は、管理サーバ101が所定のスクリプト等を所定のホスト上で実行させ、実行結果を取得する処理である。なお、管理サーバ101は、スクリプトの代わりに実行ファイルを所定のホスト上で実行させてもよいし、所定のホスト上でアーカイブを展開させ、実行ファイル又はスクリプトを取得させて、これらの実行ファイル又はスクリプトを実行させてもよい。
詳細244には、事前検証処理の実行結果を示す文字列が登録される。例えば、詳細44には、事前検証処理を示すスクリプトを実行した場合の標準出力、標準エラー出力、及びログファイル出力が登録される。
変更CI252には、手順種別251に登録された種別の作業手順の実行によって変更される管理対象リソースの構成の識別情報のフォーマットが登録される。依存CI253には、手順種別251に登録された種別の作業手順の実行に必要な管理対象リースの構成の識別情報が登録される。
また、プロセッサ200は、手順一覧テーブル220に入力された作業手順の数だけレコードを追加する。そして、プロセッサ200は、追加したレコードのフローID221に作業フロープログラムの識別情報を登録し、手順番号222に入力された作業手順の実行順序を登録する。また、プロセッサ200は、追加したレコードの手順名223に入力された作業手順名を登録し、手順種別224に入力された作業手順の種別を登録し、操作対象ホスト名225に入力されたホスト名を登録し、パラメタ226に入力されたパラメタを登録する。なお、変更CI、依存CI、依存フローが入力された場合には、プロセッサ200は、追加したレコードの変更CI227に入力された変更CIを登録し、依存CI228に入力された依存CIを登録し、依存フロー229に入力された依存フローを登録する。
具体的には、プロセッサ200は、手順種別事前検証方法一覧テーブル260に登録されたレコードから、手順種別261に登録された作業手順の種別が入力された作業手順の種別と一致するレコードを特定する。そして、プロセッサ200は、特定したレコードに含まれる検証スクリプト262に登録された検証スクリプトのフォーマットと、検証実行ホスト263に登録されたホストの識別情報とを取得する。そして、プロセッサ200は、取得した検証スクリプトのフォーマットの「%host%」を、取得したホストの識別情報に置換する。そして、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の追加されたレコードの検証スクリプト235に、置換した検スクリプトのフォーマットを登録し、検証実行ホスト236に取得したホストの識別情報を登録する。また、プロセッサ200は、事前検証一覧テーブル230の当該レコードの事前検証名233には「自動生成」であることを示す情報を登録し、依存フローID237には依存フローがないことを示す情報(「−」)を登録し、有効/無効238には「有効」を登録する。
次に、プロセッサ200は、事前検証生成プログラム122を実行し、同じ作業フロープログラムに含まれる作業手順同士で重複する事前検証処理を検索し、重複する事前検証処理を削除する(503)。
次に、プロセッサ200は、ステップ533の処理で選択された未来他フローに含まれる作業手順から、ステップ535〜539の処理を実行していない一つの作業手順を選択し、未来他フローに含まれる全ての作業手順に対してステップ535〜539の処理が実行されるまで、ステップ534〜539の処理を繰り返し実行する(534)。なお、ステップ534の処理で選択した作業手順を未来他手順という。
依存フロー関係表示領域341に表示される内容は、フロー一覧テーブル210及び事前検証一覧テーブル230に基づいて、操作端末110の依存関係一覧表示プログラム112によって生成される。依存フロー関係表示領域341は、フロー一覧テーブル210の依存フローID214及び被依存フローID215に登録された識別情報によって識別される作業フロープログラム同士の関係と、各作業フロープログラムに依存する作業フロープログラムの事前検証処理の実行結果とを示すものである。
依存元フロー342及び依存先フロー34には、日時表示領域351の開始日時から終了日時までに実行された作業フロープログラムの名称が表示される。なお、依存元フロー342及び依存先フロー34には、日時表示領域351が未入力である場合には所定の作業フロープログラムが表示される。

Claims (15)

  1. サーバ装置、ストレージ装置、及びネットワーク装置の少なくとも一つを含む管理対象リソースに接続され、前記管理対象リソースを管理する管理計算機と、
    前記管理計算機に接続される表示用計算機と、を有する計算機システムであって、
    前記管理計算機は、
    作業手順を含み、実行順序に依存関係を有する一つ以上の作業フロープログラムを格納するメモリと、
    前記作業フロープログラムを実行するCPUと、を有し、
    前記作業手順は、前記管理対象リソースの構成を変更し、又は前記管理対象リソースから情報を取得するものであって、
    前記CPUは、
    前記作業フロープログラムの実行前に、前記作業フロープログラムに含まれる前記作業手順が動作するための前記管理対象リソースの動作環境を検証する事前検証処理を実行し、
    前記事前検証処理の実行結果を前記表示用計算機に表示することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラムに含まれる作業手順に前記事前検証処理を実行するか否かを示す実行有無情報を格納し、
    前記CPUは、ある作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムの実行有無情報を、前記事前検証処理を実行するように設定することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記CPUは、
    実行対象の作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理を、前記実行対象の作業フロープログラムの実行前に実行し、
    当該依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理を、前記実行対象の作業フロープログラムの実行後に実行し、
    前記実行対象の作業フロープログラムの実行前後の前記依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理結果を前記表示用計算機に表示することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラム同士の依存関係を示す依存関係情報を格納し、
    前記CPUは、
    前記管理対象リソースの構成を所定の作業フロープログラムが実行可能となる構成に変更する作業手順を含む被依存作業フロープログラムが存在するか否かを判定し、
    前記被依存作業フロープログラムが存在する場合、前記所定の作業フロープログラムと前記被依存作業フロープログラムとの依存関係を前記依存関係情報に登録することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラム同士の依存関係を示す依存関係情報を格納し、
    所定の作業フロープログラムの実行によって変更される前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムが存在するか否かを判定し、
    前記依存作業フロープログラムが存在する場合、前記所定の作業フロープログラムと前記依存作業フロープログラムの依存関係を前記依存関係情報に登録することを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムは、前記管理対象リソースの動作環境を実際に確認するために、実行ファイル及び実行コマンドの少なくとも一方を実行する検証計算機を有し、
    前記CPUは、前記管理対象リソースの存在の有無、前記検証計算機から前記管理対象リソースへの接続の可否、前記実行ファイルの存在の有無、及び前記実行コマンドの実行可否の少なくとも一つを検証することを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記メモリは、前記作業手順の種別毎に前記事前検証処理を実現するための事前検証方法に関する情報を登録した事前検証方法一覧情報を格納し、
    前記CPUは、
    新たな作業フロープログラムが追加された場合、前記新たな作業フロープログラムに含まれる作業手順の種別を特定し、
    前記事前検証方法一覧を参照し、前記特定された種別に対応する前記事前検証方法に関する情報に基づいて、前記事前検証方法を生成することを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    所定の作業フロープログラムと、当該所定の作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムとの関係を表示する領域と、
    前記依存作業フロープログラムに対する前記事前検証処理の実行結果を表示する領域と、
    前記所定の作業フロープログラムの前記依存作業フロープログラムの数を表示する領域と、
    前記依存作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる間接依存作業フロープログラムの数を表示する領域と、を含む依存関係一覧画面を前記表示用計算機に表示することを特徴とする計算機システム。
  9. サーバ装置、ストレージ装置、及びネットワーク装置の少なくとも一つを含む管理対象リソースに接続され、前記管理対象リソースを管理し、CPU及びメモリを有する管理計算機において、作業フロープログラムに含まれる作業手順が動作するための前記管理対象リソースの動作環境を検証する事前検証処理を前記CPUに実行させるプログラムであって、
    前記作業フロープログラムは、前記作業手順を含み、実行順序に依存関係を有し、
    前記作業手順は、前記管理対象リソースの構成を変更し、又は前記管理対象リソースから情報を取得するものであって、
    前記処理は、
    前記作業フロープログラムの実行前に、前記作業フロープログラムに含まれる前記作業手順に対して前記事前検証処理を実行し、
    前記事前検証処理の実行結果を前記管理計算機に接続された表示用計算機に表示することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラムに含まれる作業手順に前記事前検証処理を実行するか否かを示す実行有無情報を格納し、
    前記処理は、ある作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムの実行有無情報を、前記事前検証処理を実行するように設定することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記処理は、
    実行対象の作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理を、前記実行対象の作業フロープログラムの実行前に実行し、
    前記依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理を、前記実行対象の作業フロープログラムの実行後に実行し、
    前記実行対象の作業フロープログラムの実行前後の前記依存作業フロープログラムに含まれる作業手順の事前検証処理結果を前記表示用計算機に表示することを特徴とするプログラム。
  12. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラム同士の依存関係を示す依存関係情報を格納し、
    前記処理は、
    前記管理対象リソースの構成を所定の作業フロープログラムが実行可能となる構成に変更する作業手順を含む被依存作業フロープログラムが存在するか否かを判定し、
    前記被依存作業フロープログラムが存在する場合、前記所定の作業フロープログラムと前記被依存作業フロープログラムとの依存関係を前記依存関係情報に登録することを特徴とするプログラム。
  13. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記メモリは、前記作業フロープログラム同士の依存関係を示す依存関係情報を格納し、
    前記処理は、
    所定の作業フロープログラムの実行によって変更される前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムが存在するか否かを判定し、
    前記依存作業フロープログラムが存在する場合、前記所定の作業フロープログラムと前記依存作業フロープログラムの依存関係を前記依存関係情報に登録することを特徴とするプログラム。
  14. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記メモリは、前記作業手順の種別毎に前記事前検証処理を実現するための事前検証方法に関する情報を登録した事前検証方法一覧情報を格納し、
    前記処理は、
    新たな作業フロープログラムが追加された場合、前記新たな作業フロープログラムに含まれる作業手順の種別を特定し、
    前記事前検証方法一覧を参照し、前記特定された種別に対応する前記事前検証方法に関する情報に基づいて、前記事前検証方法を生成することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項9に記載のプログラムであって、
    前記処理は、
    所定の作業フロープログラムと、当該所定の作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成によって実行可能な構成となる依存作業フロープログラムとの関係を表示する領域と、
    前記依存作業フロープログラムに対する前記事前検証処理の実行結果を表示する領域と、
    前記所定の作業フロープログラムの前記依存作業フロープログラムの数を表示する領域と、
    前記依存作業フロープログラムの実行によって変更された前記管理対象リソースの構成が自身を実行可能な構成となる間接依存作業フロープログラムの数を表示する領域と、を含む依存関係一覧画面を前記表示用計算機に表示することを特徴とするプログラム。
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