JPWO2014045928A1 - パルス圧縮レーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリディストーション処理を行うレーダ装置において、電源が落ちた場合であっても、歪みの無い送信信号を即座に送信可能な構成を提供する。【解決手段】レーダ装置1(パルス圧縮レーダ)は、歪みが生じる前の送信信号と、パワーアンプ16が出力する送信信号(帰還信号)と、に基づいて、補正係数を算出する。レーダ装置1は、この補正係数を用いて、パワーアンプの増幅時に生じる歪みを考慮して、理想送信信号記憶部33が出力した送信信号を補正する。レーダ装置1は、算出した補正係数をバックアップとして記憶させておく不揮発性メモリ38を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プリディストーション処理を行うパルス圧縮レーダに関する。
従来から、所定の幅のパルスを送信し、受信時にパルス幅を圧縮する処理を行うパルス圧縮レーダが知られている。パルス圧縮レーダでは、増幅部(パワーアンプ等)によって増幅された信号を送信することがあるが、信号を増幅した場合、非線形の歪みが生じることがある。この非線形の歪みを補正する方法として、プリディストーション処理が知られている。
プリディストーション処理では、外部に送信される信号の一部を帰還させて非線形の歪みを取得し、この歪みを考慮して補正を行う。具体的には、取得した歪みに基づいて補正用データを求め、当該補正用データによって、送信信号が増幅部による増幅後に理想的な波形になるように、増幅前の送信信号を予め補正する。以上のようにして、送信信号の歪みを除去することができる。
特許文献1は、このプリディストーション処理を行う無線装置を開示する。この無線装置は、過去の補正用データ(歪補償係数)を記憶しており、過去の補正用データに基づいて補正用データを算出して更新する。特許文献1では、補正用データを記憶するメモリとして、RAM(Random ACCESS Memory)等のメモリを用いる例が示されている。
特許文献2は、プリディストーション処理ではなく、信号を受信する受信回路において歪みを除去する無線受信装置を開示する。この無線受信装置は、受信した信号にフィルタ処理を行うFIRデジタルフィルタを備えている。このFIRデジタルフィルタは係数を変更可能で有り、この係数は不揮発性メモリに記憶されている。
再表2001−8320号公報 特開2008−219136号公報
ところで、プリディストーション処理では、直前に求めた補正用データを利用して、新たに補正用データを算出して更新することが一般的である。また、この補正用データを算出する処理は処理量が多くなりがちであり、補正用データを複数回更新させる場合は多くの時間が掛かってしまう。
ここで、従来では、この補正用データをRAM等の不揮発性メモリに記憶しているため、電源が落ちた場合、補正用データが失われてしまう。この場合、再び適切な補正用データが算出されるまでは、歪みがある送信信号が送信されてしまう。
なお、特許文献2は、FIRデジタルフィルタの係数を不揮発性メモリに記憶する構成を開示する。しかし、特許文献2は、信号を受信する側の構成を開示するにとどまり、信号の送信側(プリディストーション処理を行う側)については殆ど開示していない。また、FIRデジタルフィルタの係数は、更新していくものではなく、基本的には、一度決定された値を使い続けるタイプの係数である。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、プリディストーション処理を行うレーダ装置において、電源が落ちた場合であっても、歪みの無い送信信号を即座に送信可能な構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のパルス圧縮レーダが提供される。即ち、このパルス圧縮レーダは、理想送信信号記憶部と、送信信号増幅部と、アンテナと、信号帰還回路と、補正用データ算出部と、不揮発性メモリと、送信信号補正部と、を備える。前記理想送信信号記憶部は、歪みが生じる前の送信信号(理想的な波形の送信信号)を記憶する。前記送信信号増幅部は、入力された送信信号を増幅して出力する。前記アンテナは、前記送信信号増幅部が出力した送信信号を外部に送信するとともに、当該送信信号の反射信号を受信信号として受信する。前記信号帰還回路は、前記送信信号増幅部が出力した送信信号を帰還信号として帰還させる。前記補正用データ算出部は、前記帰還信号と、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、に基づいて、増幅により生じる歪みを打ち消すための補正用データを求める。前記不揮発性メモリは、前記補正用データを記憶可能である。前記送信信号補正部は、前記補正用データに基づいて、前記理想送信信号記憶部が出力した送信信号を補正する。
これにより、不揮発性メモリが補正係数を記憶するため、電源を落とした場合であっても補正用データを保持することができる。従って、パルス圧縮レーダの起動直後から歪みの小さい送信信号を出力することができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、このパルス圧縮レーダは、前記アンテナが受信した受信信号に基づいて物標に関する情報を求める信号処理部を備える。前記アンテナが受信した受信信号を前記信号処理部へ伝達する回路と、前記帰還信号を前記補正用データ算出部まで伝達する回路と、の少なくとも一部同士が共通である。
これにより、2つの回路の少なくとも一部同士を共通にすることができるので、回路構成を単純にすることができるとともに、信号の変換等を行う機器(ミキサ等)の個数を減らしてコストを低減させることができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、前記不揮発性メモリは、電源を切る指示を受けた際に、前記補正用データを記憶することが好ましい。
これにより、最新の補正用データを記憶しておくことができるので、パルス圧縮レーダの起動直後から一層歪みの小さい送信信号を出力することができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、前記不揮発性メモリは、設定されたスケジュールに応じて、前記補正用データを記憶することが好ましい。
これにより、電源が突然遮断した場合であっても、補正用データを記憶しておくことができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、前記不揮発性メモリは、送信する送信信号の種類を変更する際に、変更前の時点における前記補正用データを記憶することが好ましい。
これにより、変更前の送信信号についての最新の補正用データを記憶することができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記補正用データは、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号に対して、前記帰還信号をどれだけ素早く追従させるかを示す追従係数を用いて求められている。前記補正用データ算出部は、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、前記帰還信号と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記追従係数を決定して前記補正用データを算出する。
これにより、例えば長期間起動されなかった等の理由により送信信号が大きく歪んでいた場合であっても、上記の追従係数を大きくすることで、当該歪みを素早く補正することができる。そして、歪みが解消された場合は追従係数を小さくすることで、送信信号を安定させることができる。
前記のパルス圧縮レーダにおいては、前記補正用データ算出部は、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、前記帰還信号と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記補正用データを再計算するか否かを決定することが好ましい。
これにより、例えば送信信号の歪みが大きい場合は補正用データを新たに算出して更新するとともに、送信信号の歪みが小さい場合は以前に求めた補正用データを利用する制御が可能となる。従って、補正用データ算出部の負荷を軽減することができる。
本発明の一実施形態に係るレーダ装置のブロック図。 送信トリガ、送信信号、及びスイッチのタイミングチャート。 プリディストーション処理によって送信信号の歪みが解消したことを示すグラフ。 補正係数を不揮発性メモリに記憶するための処理を示すフローチャート。 揮発性メモリを備えない構成のレーダ装置のブロック図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、レーダ装置1のブロック図である。
本実施形態のレーダ装置1は、船舶に搭載されるタイプのパルス圧縮レーダであり、パルス幅の長い電波を送信するとともに、その受信信号を解析することで、物標の位置や速度を検出することができる。また、レーダ装置1は、上述のプリディストーション処理を行う構成である。以下、レーダ装置1の詳細な構成について説明する。
レーダ装置1は、プリディストーション処理(詳細な補正方法は後述)を行った送信信号を送信信号記憶部13に記憶する。そして、送信信号の送信タイミングを定めるトリガパルス(送信トリガ)が生成されると、送信信号記憶部13に記憶した送信信号が出力される(図2を参照)。この送信信号は、図1に示すように、DAC14、ミキサ15、パワーアンプ(送信信号増幅部)16、サーキュレータ11を経由して、アンテナ10から外部へ送信される。なお、レーダ装置1は、ユーザが所定の操作を行うことで、パルス仕様(パルス幅や周波数の変化態様)が異なる他の送信信号を送信可能である。
DAC14は、送信信号記憶部13が出力する送信信号を、デジタル信号からアナログ信号に変換し、変換後の送信信号をミキサ15へ出力する。
ミキサ15は、この送信信号を、局部発振器12が出力する局部発振器信号(局発信号)と混合する。これにより、送信信号の周波数を送信周波数まで引き上げることができる。ミキサ15は、周波数が引き上げられた送信信号をパワーアンプ16へ出力する。
パワーアンプ16は、この送信信号を増幅し、サーキュレータ11を介して、アンテナ10から外部へ送信する。なお、パワーアンプ16によって送信信号が増幅されることで、送信信号に非線形の歪みが生じ得る。しかし、本実施形態ではこの歪みを考慮して補正された(プリディストーション処理が行われた)送信信号がパワーアンプ16へ入力されているため、非線形の歪みの無い(少ない)電波が送信信号として送信される。
なお、パワーアンプ16が出力する送信信号は、信号帰還回路42を介して、スイッチ23にも出力される。スイッチ23へ出力された送信信号(帰還信号)は、プリディストーション処理を行うために利用される。
アンテナ10は、上記のように送信信号を送信し、この送信信号が物標(エコー源)に反射して戻ってきた反射信号を受信信号として受信するように構成されている。また、アンテナ10は、所定の回転速度で水平面内を回転しながら、電波の送受信を繰り返し行うように構成されている。以上の構成で、自船を中心として水平面内を360°にわたってスキャンし、周囲の物標の様子を取得することができる。
サーキュレータ11は、パワーアンプ16からの高エネルギーの送信信号が受信側の回路に入力されないように、かつ、受信信号が受信側の回路に適切に入力されるように、信号の経路を適宜切り替えることができる。
次に、アンテナ10が受信した受信信号を処理する構成について説明する。受信信号は、サーキュレータ11を通過した後に、リミッタ21、LNA(Low Noise Amplifier、受信信号増幅部)22、スイッチ23、ミキサ24、ADC25を通過する。そして、レーダ映像作成部(信号処理部)26によってレーダ映像が作成され、このレーダ映像が表示部27に表示される。なお、以下の説明では、この受信信号が通る経路を受信回路41と称することがある。以下、それぞれの機器について説明する。
リミッタ21は、過大な信号レベルの信号が後段の機器に流れ込むことを防止する。リミッタ21は、例えば信号レベルが所定以上の信号を抑圧する。
LNA22は、受信信号の信号レベルを増幅する処理を行う。このLNA22を経由することで、微弱な受信信号の信号レベルを後段の処理が行える程度まで増幅することができる。
スイッチ23には、LNA22から出力される受信信号と、パワーアンプ16から出力される前記帰還信号と、が入力される。スイッチ23は、これらの信号のうち一方を後段のミキサ24へ出力する。
スイッチ23の切替タイミングは、図2に示すように、レーダ装置1の送信信号の送信タイミングに依存している。つまり、レーダ装置1は、送信信号を送信する送信期間と、反射信号を受信する受信期間と、を所定のタイミングで切り替えており、送信と受信とを並行して行わない。そして、スイッチ23は、レーダ装置1が送信期間である場合、帰還信号をミキサ24へ出力する。一方、スイッチ23は、レーダ装置1が受信期間である場合、受信信号をミキサ24へ出力する。これにより、帰還信号と受信信号が同じ経路を通る場合であっても、信号同士が混合されることを防止できる。
ミキサ24は、ミキサ15と同様に、帰還信号又は受信信号と、局部発振器12の局発信号と、を混合することで、帰還信号又は受信信号の周波数を引き下げることができる。ミキサ24は、周波数が引き下げられた帰還信号又は受信信号をADC25へ出力する。
ADC25は、帰還信号又は受信信号を、アナログ信号からデジタル信号へ変換する。ADC25は、帰還信号を帰還信号記憶部31へ出力し、受信信号をレーダ映像生成部26へ出力する。
レーダ映像生成部26は、ADC25から入力された受信信号に送信信号等を考慮してパルス圧縮処理を行い、パルス圧縮処理後の信号に基づいて、レーダ映像を作成する。具体的には、レーダ映像生成部26は、アンテナ10が送信信号を送信したタイミングと、反射信号を受信したタイミングと、の時間差に基づいて物標までの距離を求める。また、レーダ映像生成部26は、アンテナ10の回転位相(向き)に基づいて当該物標の方向を取得する。以上のようにして、レーダ映像生成部26は、レーダ映像を生成する。
表示部27は、液晶ディスプレイ等を備えており、レーダ映像生成部26が作成したレーダ映像を表示することができる。
次に、プリディストーション処理を行う構成について説明する。
レーダ装置1は、プリディストーション処理を行う構成として、帰還信号記憶部31と、信号調整部32と、理想送信信号記憶部33と、補正係数算出部(補正用データ算出部)34と、揮発性メモリ35と、送信信号補正部36と、信号調整部37と、不揮発性メモリ38と、を備えている。
帰還信号記憶部31には、前述のように、スイッチ23が出力した帰還信号が入力される。帰還信号記憶部31には、送信信号の送信毎に帰還信号が入力されるが、補正係数算出部34等がプリディストーション処理を行っている間は、帰還信号を更新しないものとする。これにより、ある帰還信号を用いたプリディストーション処理が完了する前に次の帰還信号が帰還信号記憶部31に入力された場合であっても、利用中の帰還信号による補正処理を行うことができる。
信号調整部32は、補正係数算出部34等によるプリディストーション処理を適切に行うために、帰還信号を調整する。信号調整部32は、例えば、比較を行うために振幅や位相を調整する処理等を行う。信号調整部32による信号調整後の帰還信号は、補正係数算出部34へ出力される。
理想送信信号記憶部33は、アンテナ10が送信する理想的な送信信号(歪みが生じる前の送信信号、リファレンス信号、以下理想信号と称する)を記憶している(具体的には理想信号の波形を記憶している)。この理想信号は、補正係数算出部34へ出力される。
補正係数算出部34には、信号調整後の帰還信号と、理想信号と、が入力される。補正係数算出部34は、両信号に基づいて、プリディストーション処理に必要な補正係数を算出する。補正係数とは、帰還信号と理想信号との差を定量的に示す係数である。本実施形態において補正係数算出部34は、以下の式(1)の演算を行うことにより、補正係数h(n)を算出する。
Figure 2014045928
ここで、xは理想信号であり、yは帰還信号であり、μはステップサイズ(追従係数)である。ステップサイズは、応答性(追従性)を定める係数である。また、現在の補正係数h(n)は、直前に求めた補正係数h(n−1)に基づいて求められる。つまり、補正係数算出部34は、過去の状況と現在の状況とを加味して、補正係数を刻々と更新していく。なお、この直前の補正係数(n−1)は、揮発性メモリ35によって記憶されている。
ここで、過去の状況をどれだけ加味するかは、μ(ステップサイズ)によって決定される。ステップサイズが大きいと現在の状況を重視するため、理想信号と帰還信号との差を素早く補正することができるが、補正係数が発散してしまうことがある。一方、ステップサイズが小さいと補正係数が発散する可能性は低いが、理想信号と帰還信号との差を素早く補正することができない。ステップサイズは、以上のことを考慮して定められる。
補正係数算出部34は、以上のようにして補正係数を決定し、この補正係数を送信信号補正部36へ出力する。また、揮発性メモリ35は、補正係数算出部34が新たに求めた補正係数を記憶する(補正係数を更新する)。
また、補正係数算出部34は、所定の条件(詳細は後述)に従って、バックアップのために補正係数を不揮発性メモリ38に記憶する。不揮発性メモリ38としては、フラッシュメモリやROM等の半導体メモリの他、磁気又は光等を利用したメモリ等を採用することができる。
送信信号補正部36は、この補正係数を用いて、理想信号に予め所定の歪みを加えて送信信号を生成する。送信信号補正部36によって生成された送信信号は、信号調整部37に出力される。
信号調整部37は、後段のDAC14に合わせて送信信号のレートを調整したり、振幅を調整したりする。信号調整部37が調整した送信信号は、帰還信号記憶部31に記憶される。
帰還信号記憶部31に記憶された送信信号は、前述のように、送信トリガに応じて出力され、パワーアンプ16によって増幅された後に外部へ送信される。
ここで、パワーアンプ16に入力される送信信号は、送信信号補正部36によってプリディストーション処理が行われている(予め歪められている)。従って、パワーアンプ16により歪みが発生することで、歪み同士が打ち消し合い、送信信号の波形が理想信号に近似する。
本実施形態のレーダ装置1では、以上のようにして、プリディストーション処理が行われる。なお、補正係数算出部34等は、新たに帰還信号が入力されると、当該帰還信号に基づいて補正係数を求め直す。送信信号補正部36は、この新たな補正係数によって送信信号を補正する。このように、プリディストーション処理が繰り返されることで、送信信号に含まれる歪みをより高精度に除去できる。
図3には、プリディストーション処理によって送信信号の歪みが解消したことを示すデータが概略的に示されている。図3(a)は、プリディストーション処理を行っていない送信信号をパルス圧縮した信号と、理想信号をパルス圧縮した信号と、を比較する図である。図3(b)は、プリディストーション処理を十分な回数行った送信信号をパルス圧縮した信号と、理想信号をパルス圧縮した信号と、を比較する図である。図3(a)の送信信号をパルス圧縮した信号には、歪みの影響による指向性の劣化が発生している。これに対し、図3(b)の送信信号をパルス圧縮した信号にはこのような劣化が殆ど見当たらない。つまり、本実施形態の処理により、送信信号の歪みを除去することができる。
次に、補正係数をバックアップする構成について説明する。図4は、補正係数を不揮発性メモリに記憶するための処理を示すフローチャートである。
上述のように、補正係数の算出には時間が掛かり、複数回更新しないと送信信号の歪みを除去できない。そのため、従来の構成では、電源が遮断する等して補正係数が失われてしまうと、歪みの少ない送信信号を送信するまで時間が掛かってしまう。また、パワーアンプ16は、使用期間等に応じて特性が変化し、それに応じて送信信号に生じる歪みが変化する。本実施形態では、以上の点を考慮して、所定のタイミングで補正係数を不揮発性メモリ38に記憶する。以下、詳細に説明する。
補正係数算出部34は、ユーザから電源を落とす指示を受けた場合(S101)、最新の補正係数を不揮発性メモリ38に記憶する(S104)。また、補正係数算出部34は、前記パルス仕様が異なる他の送信信号への切替指示があった場合も(S102)、現在使用中の送信信号の最新の補正係数を不揮発性メモリ38に記憶する(S104)。
また、レーダ装置1は、補正係数のバックアップを行うタイミング(スケジュール)をユーザの操作等によって設定することができる。例えば、設定するタイミングの例としては、所定時間毎、指定した時間、補正係数が安定したとき等を挙げることができる。そして、補正係数算出部34は、バックアップを行うタイミングになったとき(S103)、最新の補正係数を不揮発性メモリ38に記憶する(S104)。
なお、不揮発性メモリ38が記憶する補正係数は1つに限られず、例えばパルス仕様毎に補正係数を記憶したり、最新の数個の補正係数を記憶したりする構成であっても良い。
次に、電源投入後に補正係数算出部34が行う処理について説明する。
レーダ装置1に電源が投入された場合、補正係数算出部34は、不揮発性メモリ38にアクセスして、これから送信する送信信号に対応する補正係数を取得する。補正係数算出部34は、この補正係数を送信信号補正部36へ出力する。送信信号補正部36によって補正された送信信号は、パワーアンプ16で増幅された後にアンテナ10から送信される。
このように、レーダ装置1は、不揮発性メモリ38に記憶された補正係数を利用することで、即座に歪みの少ない送信信号を送信することができる。しかし、長時間電源が投入されなかった場合や環境の変化等によっては、不揮発性メモリ38に記憶された補正係数で補正を行っても十分に歪みが除去できないことが考えられる。本実施形態では、この点を考慮して、以下の処理を行う。
即ち、補正係数算出部34は、理想信号と帰還信号とを比較した結果、両信号が近似していないと判定した場合、前記ステップサイズの値を上昇させる。これにより、帰還信号が理想信号に素早く近似するように(送信信号の歪みが素早く除去されるように)補正係数が算出される。そして、補正係数算出部34は、両信号を比較して近似していると判定した場合、ステップサイズの値を元に戻す。これにより、補正係数が発散することを防止できる。なお、ステップサイズは2段階だけではなく、3段階以上で変化させても良い。
次に、信号帰還回路42を備えることによる利点について説明する。
信号帰還回路42がない構成では、プリディストーション用の回路のためのミキサ及びDACに加え、レーダ映像作成用の回路のためのミキサ及びDACが必要となる。これに対し、本実施形態では、プリディストーション用の回路と、レーダ映像作成用の回路と、が一部共通する構成である。そのため、両回路でミキサ15及びDAC14を共通にすることができる。従って、ミキサ及びDACの数を減らすことができるので、コストを低減することができる。
また、信号帰還回路42がない構成では、局部発振器12の局発信号を3つの機器に送信する必要があるので、回路構成が複雑になる可能性がある。これに対し、本実施形態では、局部発振器12の局発信号を2つの機器に送信するだけで良いので、レーダ装置1のスペースを有効に活用して配線を行うことができ、回路構成を簡単することができる。
次に、補正係数算出部34で行われる演算の負荷を軽減するための制御について説明する。補正係数を算出する演算は比較的負荷が大きいため、以下のように制御を行って、必要なときにのみ補正係数が算出される構成にすることができる。以下、具体的に説明する。
この制御を行う場合、補正係数算出部34は、補正係数を算出する前に理想信号と帰還信号を比較して両信号が近似しているか否かを判定する。そして、補正係数算出部34は、両信号が近似していると判定した場合、送信信号の歪みは十分に除去されているものとして、補正係数を算出しない。この場合、送信信号補正部36は、以前に求めた補正係数を用いてプリディストーション処理を行う。
一方、補正係数算出部34は、両信号が近似していないと判定した場合、送信信号の歪みが十分に除去されていないとして、補正係数を算出する。この場合、送信信号補正部36は、新たに求めた補正係数を用いてプリディストーション処理を行う。
以上のような制御を行うことで、補正係数算出部34の負荷を軽減できる。なお、信号の比較は、帰還信号が入力される毎に行う必要は必ずしもなく、例えば両信号が近似している場合は、所定回数毎に信号を比較しても良い。
以上に説明したように、このレーダ装置1は、理想送信信号記憶部33と、パワーアンプ16と、アンテナ10と、信号帰還回路42と、補正係数算出部34と、不揮発性メモリ38と、送信信号補正部36と、を備える。前記理想送信信号記憶部33は、歪みが生じる前の送信信号を記憶する。前記パワーアンプ16は、入力された送信信号を増幅して出力する。前記アンテナ10は、前記パワーアンプ16が出力した送信信号を外部に送信するとともに、当該送信信号の反射信号を受信信号として受信する。前記信号帰還回路42は、前記パワーアンプ16が出力した送信信号を帰還信号として帰還させる。前記補正係数算出部34は、前記帰還信号と、前記理想送信信号記憶部33が記憶する送信信号と、に基づいて、増幅により生じる歪みを打ち消すための補正係数を求める。前記不揮発性メモリ38は、前記補正係数を記憶可能である。前記送信信号補正部36は、前記補正係数に基づいて、理想送信信号記憶部33が出力した送信信号を補正する。
これにより、不揮発性メモリ38が補正係数を記憶するため、電源を落とした場合であっても補正係数を保持することができる。従って、レーダ装置1の起動直後から歪みの小さい送信信号を出力することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、揮発性メモリ35が演算のために補正係数を記憶して、不揮発性メモリ38がバックアップとして補正係数を記憶する構成である。これに代えて、図5に示すように、不揮発性メモリ38が演算のため及びバックアップのために補正係数の記憶を行う構成であっても良い。
信号増幅部はパワーアンプ16に限られず、送信信号に歪みが生じる可能性があれば、任意の機器を使用することができる。
補正用データ算出部(補正係数算出部34)は、プリディストーション処理を行う際に必要な補正用データを算出する構成であれば良く、式(1)以外の方法で補正用データを算出しても良い。また、補正用データ算出部は、「係数」を算出する必要は必ずしもなく、補正に必要な何らかのデータを算出する構成であれば良い。なお、揮発性メモリ35及び不揮発性メモリ38の記憶対象も同様に補正係数に限られない。
補正係数算出部34ではなく、他の機器が不揮発性メモリ38に補正係数を記憶する処理を行っても良い。
信号処理部(レーダ映像生成部26)は、物標に関する情報を求める構成であれば良く、レーダ映像まで生成せずに物標の位置のみを求める構成であっても良い。
図1のブロック図で示した構成は一例であり、本発明の構成を備えていれば、機器の追加、削除、位置の変更等を適宜行うことができる。例えば、ADC25の後段にハイパスフィルタを備える構成であっても良い。
本発明は、船舶用のレーダ装置に限られず、航空機等の他の移動体に搭載されるレーダ装置に適用することができる。また、移動体に搭載される用途以外にも、航路監視用のレーダ装置にも適用することができる。
1 レーダ装置(パルス圧縮レーダ)
13 送信信号記憶部
16 パワーアンプ(送信信号増幅部)
21 リミッタ
22 LNA
23 スイッチ
24 ミキサ
25 ADC
31 帰還信号記憶部
33 理想送信信号記憶部
34 補正係数算出部(補正用データ算出部)
35 揮発性メモリ
36 送信信号補正部
38 不揮発性メモリ

Claims (7)

  1. 歪みが生じる前の送信信号を記憶する理想送信信号記憶部と、
    入力された送信信号を増幅して出力する送信信号増幅部と、
    前記送信信号増幅部が出力した送信信号を外部に送信するとともに、当該送信信号の反射信号を受信信号として受信するアンテナと、
    前記送信信号増幅部が出力した送信信号を帰還信号として帰還させる信号帰還回路と、
    前記帰還信号と、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、に基づいて、増幅により生じる歪みを打ち消すための補正用データを求める補正用データ算出部と、
    前記補正用データを記憶可能な不揮発性メモリと、
    前記補正用データに基づいて、前記理想送信信号記憶部が出力した送信信号を補正する送信信号補正部と、
    を備えることを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  2. 請求項1に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記アンテナが受信した受信信号に基づいて物標に関する情報を求める信号処理部を備え、
    前記アンテナが受信した受信信号を前記信号処理部へ伝達する回路と、前記帰還信号を前記補正用データ算出部まで伝達する回路と、の少なくとも一部同士が共通であることを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  3. 請求項1又は2に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記不揮発性メモリは、電源を切る指示を受けた際に、前記補正用データを記憶することを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記不揮発性メモリは、設定されたスケジュールに応じて、前記補正用データを記憶することを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記不揮発性メモリは、送信する送信信号の種類を変更する際に、変更前の時点における前記補正用データを記憶することを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記補正用データは、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号に対して、前記帰還信号をどれだけ素早く追従させるかを示す追従係数を用いて求められており、
    前記補正用データ算出部は、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、前記帰還信号と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記追従係数を決定して前記補正用データを算出することを特徴とするパルス圧縮レーダ。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載のパルス圧縮レーダであって、
    前記補正用データ算出部は、前記理想送信信号記憶部が記憶する送信信号と、前記帰還信号と、を比較し、当該比較結果に基づいて、前記補正用データを再計算するか否かを決定することを特徴とするパルス圧縮レーダ。
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