JPWO2014006709A1 - メッセージングシステムおよびメッセージ送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モバイル端末を用いてメッセージを容易に送信することができるようにする。【解決手段】可搬型の第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するモーション取得部と、モーション情報に応じてメッセージを作成するメッセージ作成部と、作成したメッセージを第2通信装置に送信するメッセージ送信部と、を備えるようにする。

Description

本発明は、メッセージングシステムおよびメッセージ送信方法に関する。
ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、インスタントメッセージ(IM)などのメッセージングサービスの利用にあたり携帯電話端末やスマートフォンなどの通信機能を有する可搬型デバイス(以下、モバイル端末という。)を用いることが増えている。特許文献1にも携帯電話端末を用いてメッセージの内容や送信元を容易に知ることができるような手法が開示されている。
特開2012−010376号公報
特許文献1などの従来技術ではメッセージの入力は英数字キーやジョイスティックなどの入力デバイスを操作して行う必要があるが、モバイル端末における入力デバイスの操作には手間がかかる。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、モバイル端末を用いてメッセージを容易に送信することのできる、メッセージングシステムおよびメッセージ送信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、可搬型の第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するモーション取得部と、前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するメッセージ決定部と、前記送信メッセージを第2通信装置に送信するメッセージ送信部と、を備えることとする。
また、本発明のメッセージングシステムでは、請求項1に記載のメッセージングシステムであって、前記メッセージ決定部は、前記第1通信装置が短手方向に動かされたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションの開始を要求するメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、前記第1通信装置が長手方向に動かされたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションの開始を受諾するメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、前記第1通信装置が裏返されたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションができない旨を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、前記第1通信装置に対して息が吹きかけられたことを前記モーション情報が示す場合に、愛情を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、前記第1通信装置に対して圧力がかけられたことを前記モーション情報が示す場合に、愛情を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、前記第1通信装置が温められたことを前記モーション情報が示す場合に、前記第2通信装置の温度を上げるように指示するコマンドを前記送信メッセージとして決定すること、の少なくともいずれかを行うようにしてもよい。
また、本発明のメッセージングシステムは、前記第1通信装置について検知し得る複数の前記物理力のそれぞれに対応付けてメッセージを記憶するメッセージ記憶部をさらに備え、前記メッセージ決定部は、前記モーション情報が示す前記物理力に対応する前記メッセージを前記メッセージ記憶部から読み出し、読み出した前記メッセージを前記送信メッセージとして決定するようにしてもよい。
また、本発明のメッセージングシステムは、前記第1通信装置が短手方向に動かされたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションの開始を要求するメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、前記第1通信装置が長手方向に動かされたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションの開始を受諾するメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、前記第1通信装置が裏返されたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションができない旨を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、前記第1通信装置に対して息が吹きかけられたことを示す前記モーション情報に対応付けて、愛情を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、前記第1通信装置に対して圧力がかけられたことを示す前記モーション情報に対応付けて、愛情を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、前記第1通信装置が温められたことを示す前記モーション情報に対応付けて、前記第2通信装置の温度を上げるように指示するコマンドを前記メッセージ記憶部に登録すること、の少なくともいずれかを行うメッセージ登録部をさらに備えるようにしてもよい。
本発明の他の態様は、メッセージングシステムであって、可搬型の第1通信装置と、前記第1通信装置および第2通信装置と通信可能に接続されるメッセージサーバとを含んで構成され、前記第1通信装置は、前記第1通信装置に加えられた物理力を検知するモーション検知部と、検知した前記動きを示すモーション情報を前記メッセージサーバに送信するモーション情報送信部と、を備え、前記メッセージサーバは、前記第1通信装置から前記モーション情報を受信するモーション取得部と、受信した前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するメッセージ決定部と、前記送信メッセージを前記第2通信装置に送信するメッセージ送信部と、を備えることとする。
また、本発明のメッセージングシステムでは、前記メッセージサーバは、前記第1通信装置について検知し得る複数の前記物理力のそれぞれに対応付けてメッセージを記憶するメッセージ記憶部をさらに備え、前記メッセージ決定部は、前記モーション情報が示す前記物理力に対応する前記メッセージを前記メッセージ記憶部から読み出し、読み出した前記メッセージを前記送信メッセージとして決定するようにしてもよい。
また、本発明のメッセージングシステムでは、前記第2通信装置は、前記送信メッセージに前記第2通信装置が実行可能なコマンドが含まれている場合、当該コマンドを実行するコマンド実行部を備えるようにしてもよい。
本発明の他の態様は、メッセージ送信方法であって、コンピュータが、前記コンピュータと通信可能に接続される可搬型の第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するステップと、前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するステップと、前記送信メッセージを第2通信装置に送信するステップと、を実行することとする。
本発明の他の態様は、メッセージ送信方法であって、可搬型の第1通信装置が、前記第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するステップと、前記モーション情報に応じて前記メッセージを作成するステップと、作成した前記メッセージを第2通信装置に送信するステップと、を実行することとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、モバイル端末を用いてメッセージを容易に送信することができる。
本実施形態のコミュニケーションシステムの構成例を示す図である。 モバイル端末10のモーションの例を説明する図である。 モバイル端末10のモーションの方向を示す3軸を説明する図である。 本実施形態のコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーションを説明する図である。 モバイル端末10のハードウェア構成例を示す図である。 モバイル端末10のソフトウェア構成例を示す図である。 テキスト入力部121が送信テキストの入力を受け付けるための画面16の一例を示す図である。 メッセージデータ14の構成例を示す図である。 メッセージサーバ20のハードウェア構成例を示す図である。 メッセージサーバ20のソフトウェア構成例を示す図である。 モーションメッセージ記憶部241に記憶されるモーションメッセージ情報の構成例を示す図である。 ペア記憶部242が記憶するペア情報の構成例を示す図である。 モーションメッセージ登録部225がデフォルトのモーションメッセージ情報を登録する処理の流れを示す図である。 モバイル端末10によるメッセージの送受信処理の流れを示す図である。 メッセージサーバ20によるメッセージの転送処理の流れを示す図である。 メッセージの描画処理の流れを説明する図である。
==概要==
以下、本発明の一実施形態に係るコミュニケーションシステムについて説明する。本実施形態のコミュニケーションシステムはモバイル端末のペア間で、たとえばショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、インスタントメッセージ(IM)などのメッセージングサービスを利用してメッセージのやり取りを行うことを想定する。メッセージングサービスでは、コミュニケーションを行う2人のユーザの一方がモバイル端末にテキストを入力し、当該モバイル端末から他方のユーザのモバイル端末に対して、入力された当該テキストを含むメッセージを送信することにより、メッセージのやり取りが行われるところ、本実施形態のコミュニケーションシステムでは、モバイル端末が当該モバイル端末に対して加えられた物理力(以下、モーションという。)を検知し、モーションに応じたメッセージを送信するようにしている。
==システム構成==
図1は、本実施形態のコミュニケーションシステムの構成例を示す図である。同図に示すように、本実施形態のコミュニケーションシステムは、2つのスマートフォンなどの可搬通信端末(以下、モバイル端末10という。)と、メッセージサーバ20とを含んで構成される。モバイル端末10とメッセージサーバ20とは通信ネットワーク30を介して互いに通信可能に接続されている。通信ネットワーク30は、たとえば公衆電話回線網、携帯電話回線網、イーサネット(登録商標)、無線通信路などにより構成される、インターネット、LAN(Local Area Network)、VAN(Value Added Network)などである。本実施形態では、通信ネットワーク30においてはTCP/IPにより通信が行われていることを想定する。
モバイル端末10は、ユーザの操作する可搬型のコンピュータである。モバイル端末10は、たとえば携帯電話端末やスマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートコンピュータなどとすることができる。ユーザはモバイル端末10を操作することで他のユーザとメッセージのやり取りを行う。
メッセージサーバ20は、メッセージングサービスを提供する、たとえばパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータである。メッセージサーバ20は、モバイル端末10から受信したメッセージを他のモバイル端末10に転送することによりメッセージングサービスを提供する。
==モーションの説明==
上述したように、本実施形態のコミュニケーションシステムでは、モバイル端末10のモーションに応じたメッセージを送信することが可能であり、図2に示すような6つのモバイル端末のモーションを想定する。
図2(1)に示す1つめのモーションは、モバイル端末10の短手方向へのモーション(以下、横モーションという。)である。横モーションは、図3のX軸に対する平行移動であってもよいし、図3のY軸またはZ軸を中心とする回転であってもよい。
図2(2)に示す2つめのモーションは、モバイル端末10の長手方向へのモーション(以下、縦モーションという。)である。縦モーションは、図3のY軸に対する平行移動であってもよいし、図3のX軸またはZ軸を中心とする回転であってもよい。
図2(3)に示す3つめのモーションは、モバイル端末10を裏返すモーション(以下、ターンモーションという。)である。ターンモーションは、モバイル端末10の画面が鉛直下方向に向けられたこととしてもよいし、図3のX軸またはY軸を中心とする回転が所定角度以上になったこととしてもよい。
図2(4)に示す4つめのモーションは、モバイル端末10に対して強く息を吹きかけるモーション(以下、ブローモーションという。)である。本実施形態では、ブローモーションは、モバイル端末10のマイクに対してユーザが強く息を吹きかけた場合の風切音の発生であるものとする。
図2(5)に示す5つめのモーションは、モバイル端末10を手で強く握るモーション(以下、グリップモーションという。)である。本実施形態では、グリップモーションは、モバイル端末10に対して圧力がかかった状態をいうものとする。
図2(6)に示す6つめのモーションは、モバイル端末10に対して息を吐きかけるモーション(以下、ヒートモーションという。)である。ヒートモーションは、モバイル端末10を温める動作である。本実施形態では、マイクに対して弱く息を吹きかけた場合の風切音の発生であるものとする。すなわち、ブローモーションとヒートモーションとの違いは、風切音として検知した音の周波数により判定する。なお、モバイル端末10が温度センサを有している場合には温度の上昇をヒートモーションとして検知してもよい。
==モーションに応じたコミュニケーション==
図4は、本実施形態のコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーション(メッセージのやり取り)を説明する図である。図4では、ユーザAが操作するモバイル端末A(10)とユーザBが操作するモバイル端末B(10)との間でメッセージがやり取りされる。ユーザAがモバイル端末A(10)を矢印1の示す横方向に動かすと、コミュニケーションを開始したい旨を表す「ね〜ね〜」というテキストを含んだメッセージ2がモバイル端末A(10)からモバイル端末B(10)に送信される。これに応じてユーザBがモバイル端末B(10)を矢印3の示す縦方向に動かすと、コミュニケーションを開始することを受諾する旨を表す「な〜に?」というテキストを含んだメッセージ4がモバイル端末B(10)からモバイル端末A(10)に送信される。
このように本実施形態では、モバイル端末10のモーションに応じたメッセージによってコミュニケーションの少なくとも一部を行うことが可能となっている。
==モバイル端末10のハードウェア構成==
図5は、モバイル端末10のハードウェア構成例を示す図である。モバイル端末10は、タッチパネルディスプレイ101、ディスプレイコントローラ102、無線通信機103、CPU(Central Processing Unit)104、加速度センサ105、圧力センサ106、RAM(Random Access Memory)107、フラッシュメモリ108、音声コントローラ109、マイク110、スピーカ111を備える。フラッシュメモリ108は、各種のデータやプログラムを記憶する記憶装置である。本実施形態では、フラッシュメモリ108には、メッセージングサービスによるメッセージの送受信を行うメッセンジャーを実現するためのメッセンジャープログラム11が記憶されているものとする。フラッシュメモリ108に代えて、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブなどの記憶装置を採用してもよい。CPU104は、フラッシュメモリ108に記憶されているメッセンジャープログラム11などのプログラムをRAM107に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。加速度センサ105は、図3に示すようなXYZ軸の3方向の加速度を測定するセンサである。加速度センサ105により、モバイル端末10の動きや傾きを検知することが可能となり、これにより上述した横モーション、縦モーションおよびターンモーションを検知することができる。圧力センサ106は、モバイル端末10にかかる圧力を検知するセンサである。圧力センサ106により、グリップモーションを検知することができる。ディスプレイコントローラ102は、タッチパネルディスプレイ101への情報の表示やタッチパネルディスプレイ101における指のタッチ、スワイプなどを検出して、ユーザからのデータの入力を受け付ける。音声コントローラ109は音データをスピーカ111から再生し、マイク110から音データを取得する。ブローモーションおよびヒートモーションは、マイク110から取得した音データを解析することにより検知することができる。
==モバイル端末10のソフトウェア構成==
図6は、モバイル端末10のソフトウェア構成例を示す図である。モバイル端末10は、テキスト入力部121、メッセージ送信部122、モーション検知部123、メッセージ受信部124、メッセージ表示部125、温度制御部126を備える。なお、テキスト入力部121、メッセージ送信部122、モーション検知部123、メッセージ受信部124、メッセージ表示部125および温度制御部126の各機能部を備える。なお、上記各機能部は、モバイル端末10が備えるCPU104がフラッシュメモリ108に記憶されているメッセンジャープログラム11をRAM107に読み出して実行することにより実現される。
テキスト入力部121は、メッセージとして送信するためのテキスト(以下、送信テキストという。)の入力を受け付ける。図7は、テキスト入力部121が送信テキストの入力を受け付けるための画面16の一例を示す図である。ユーザは、画面16が備える入力欄161にテキストを入力する。テキスト入力部121は、たとえば、ソフトウェアキーボードを画面16に表示させ、ユーザはソフトウェアキーボードをタップすることによりテキストを入力することができる。
メッセージ送信部122はメッセージを送信する。本実施形態では、メッセージ送信部122は、メッセージサーバ20にメッセージを送信し、メッセージサーバ20から他のモバイル端末10に転送される。メッセージ送信部122は、たとえば図7の画面16においてユーザが送信ボタン162をタップしたことを契機として、入力欄161に入力されたテキストを含むメッセージを送出するようにすることができる。
モーション検知部123は、モバイル端末10のモーションを検知する。モーション検知部123は、加速度センサ105からの出力に基づいて、縦モーション、横モーションおよびターンモーションを検知することができる。また、モーション検知部123は、音声コントローラ109からの出力に基づいてマイク110に入力された音データを解析することによりブローモーションおよびヒートモーションを検知することができる。さらに、モーション検知部123は、圧力センサ106からの出力に基づいてグリップモーションを検知することができる。モーション検知部123は、誤検知を防ぐべく、たとえば複数回(たとえば2回や3回など任意の回数)同じ縦モーション、横モーションまたはターンモーションを検知した場合、あるいは所定時間(たとえば2秒や3秒など任意の時間)の間連続してブローモーションまたはヒートモーションを検知した場合にのみ、これらのモーションを検知したものとしてもよい。
メッセージ受信部124はメッセージを受信する。本実施形態では、メッセージ受信部124は、メッセージサーバ20からメッセージを受信する。たとえば、図1のモバイル端末A(10)とモバイル端末B(10)とのペア間でメッセージのやり取りが行われている場合、モバイル端末A(10)のメッセージ送信部122がメッセージをメッセージサーバ20に送信すると、メッセージサーバ20が当該メッセージをモバイル端末B(10)に転送し、モバイル端末B(10)のメッセージ受信部124がメッセージサーバ20からメッセージを受信することになる。
メッセージ表示部125は、メッセージを表示する。メッセージ表示部125は、メッセージ送信部122が送信したメッセージをタッチパネルディスプレイ101に表示するとともに、メッセージ受信部124が受信したメッセージも表示する。図4の画面例において、メッセージ表示部125は、「ね〜ね〜」および「な〜に?」のテキストを表示することになる。
温度制御部126は、モバイル端末10の温度を変化させる。本実施形態では、温度制御部126は、CPU104が作動することにより発生する熱を利用してモバイル端末10の温度を上昇させる。すなわち、温度制御部126は、CPU104に大量の命令を与えて演算処理(特にアウトプットをさせることなく、単に四則演算等を繰り返させるような演算処理でよい。)を実行させることでモバイル端末10の温度を上昇させることができる。なお、温度制御部126は、モバイル端末10のバッテリ残量に応じて、たとえばバッテリ残量が所定量を下回った場合には温度制御を行わないようにしてもよい。また、モバイル端末10が電熱線などの発熱体を備えるようにして、温度制御部126は当該発熱体への通電を制御して発熱させるようにしてもよい。
==メッセージデータ==
図8は、メッセージを実現するデータ(以下、メッセージデータという。)の構成例を示す図である。メッセージデータ14には、ユーザID141と、モーションID142および本文143のいずれかとが含まれる。
ユーザID141は、モバイル端末10を操作しているユーザを識別するための情報である。ユーザID141は必ずメッセージデータ14に含まれるものとする。
モーションID142は、上述したモバイル端末10の6つのモーションのいずれかが検知された場合に設定される、検知されたモーションを特定するための情報である。モバイル端末10のモーションが検知され、モーションに応じたメッセージを送出する場合にのみモーションID142がメッセージデータ14に設定される。モーションID142が設定される場合、本実施形態では、上述した横モーション、縦モーション、ターンモーション、ブローモーション、グリップモーションおよびヒートモーションのそれぞれに対応する「横」「縦」「ターン」「ブロー」「グリップ」「ヒート」のいずれかが設定されるものとする。
本文143は、テキスト入力部121が受け付けた送信テキスト、モーションID142に応じてメッセージサーバ20が設定する、モーションに応じたメッセージ、または、モバイル端末10に対するコマンドを示す文字列である。本文143含まれるコマンドは、本実施形態では、モバイル端末10を温めるように指示するコマンド(以下、ヒートコマンドという。)を想定している。
==メッセージサーバ20のハードウェア構成==
図9は、メッセージサーバ20のハードウェア構成例を示す図である。メッセージサーバ20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、たとえばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。CPU201は記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース204は、通信ネットワーク30に接続するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信網に接続するための無線通信機などである。入力装置205は、データの入力を受け付ける、たとえばキーボードやマウス、トラックボール、タッチパネル、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、たとえばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。メッセージサーバ20は複数の入力装置205及び出力装置206を備えるようにすることもできる。
==メッセージサーバ20のソフトウェア構成==
図10は、メッセージサーバ20のソフトウェア構成例を示す図である。メッセージサーバ20は、メッセージ受信部221、モーションメッセージ決定部222、送信先特定部223、メッセージ送信部224およびモーションメッセージ登録部225の各機能部と、モーションメッセージ記憶部241およびペア記憶部242の各記憶部とを備える。なお、上記各機能部は、メッセージサーバ20が備えるCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現される。
モーションメッセージ記憶部241は、モバイル端末10のモーションに対応するメッセージに関する情報(以下、モーションメッセージ情報という。)を記憶する。図11は、モーションメッセージ記憶部241に記憶されるモーションメッセージ情報の構成例を示す図である。モーションメッセージ情報には、ユーザIDおよびモーションIDに対応付けてメッセージが含まれる。メッセージはテキストであってもよいし、画像などのマルチメディアデータであってもよいし、モバイル端末10に実行させるためのコマンドであってもよい。テキスト、マルチメディアデータおよびコマンドを複数組み合わせてメッセージとして設定するようにすることもできるが、本実施形態では説明を簡単にするためにこれらのいずれかのみが設定されるものとする。
モーションメッセージ登録部225は、モーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する。モーションメッセージ登録部225は、各ユーザについて予めデフォルトのモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録しておく。なお、デフォルトのメッセージの登録処理については後述する。モーションメッセージ登録部225は、ユーザからのリクエストに応じてモーションメッセージ情報に含まれるメッセージを変更することができる。これにより、ユーザはモーションに応じたメッセージを自由に設定することができる。
ペア記憶部242は、コミュニケーションを行うペアに関する情報(以下、ペア情報という。)を記憶する。図12は、ペア記憶部242が記憶するペア情報の構成例を示す図である。ペア情報には、ペアを構成する2人のユーザを示す2つのユーザID(ユーザID1およびユーザID2)が含まれる。なお、本実施形態では、ユーザは1人のユーザとのみペアを組むものとする。
メッセージ受信部221は、メッセージを受信する。本実施形態では、メッセージ受信部221は、モバイル端末10から送信されるメッセージデータ14を受信する。なお、メッセージデータ14に代えて、ユーザIDとモーションID、またはユーザIDと本文を別々に受信するようにしてもよい。
モーションメッセージ決定部222は、モバイル端末10のモーションに応じて送信するメッセージを決定する。本実施形態では、モーションメッセージ決定部222は、メッセージデータ14にモーションID142が含まれている場合に、モーションID142に対応するメッセージをモーションメッセージ記憶部241から読み出す。
送信先特定部223は、メッセージデータ14を転送する先を特定する。本実施形態では、送信先特定部223は、メッセージデータ14のユーザID141がユーザID1またはユーザID2に一致するペア情報をペア記憶部242から検索し、検索したペア情報に含まれる2つのユーザIDが示すユーザのモバイル端末10のそれぞれを送信先として特定する。なお、ユーザIDからモバイル端末10を特定することは一般的なメッセージングサービスにおいて採用されている手法により実現することができる。
メッセージ送信部224は、送信先特定部223が特定した送信先にメッセージを送信する。メッセージ送信部224は、モーションID142がメッセージデータ14に含まれていた場合には、モーションID142に代えて、モーションメッセージ決定部222が決定したメッセージをメッセージデータ14に含めて送信先および元のメッセージデータ14の送信元に送信する。
以下、本実施形態のコミュニケーションシステムにおいて実行される処理について説明する。
==デフォルトメッセージの登録処理==
図13はモーションメッセージ登録部225がデフォルトのモーションメッセージ情報を登録する処理の流れを示す図である。図13の処理は、たとえば、メッセージングサービスにユーザを登録した場合など所定のタイミングで行われる。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザを示すユーザIDと、横モーションを示す「横」と、一方のユーザから他方のユーザに対してコミュニケーションの開始を要求する旨のメッセージとを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S401)。モーションメッセージ登録部225は、ユーザの性別や年代などの属性に応じて異なるデフォルトのメッセージを設定することができる。たとえば図11の例では、横モーションに応じたメッセージの一例として、「ね〜ね〜」および「ねね。」が登録されており、「ね〜ね〜」は女性のユーザのデフォルトとして、「ねね。」は男性のユーザのデフォルトとして設定することができる。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザIDと、縦モーションを示す「縦」と、コミュニケーションの開始を受諾する旨のメッセージとを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S402)。縦モーションについても、ユーザの属性に応じて異なるデフォルトのメッセージを設定することが可能であり、たとえば図11の例では、縦モーションに応じたメッセージの一例として、「な〜に?」および「ん?」が登録されており、「な〜に?」は女性のユーザのデフォルトとして、「ん?」は男性のユーザのデフォルトとして設定することができる。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザIDと、ターンモーションを示す「ターン」と、コミュニケーションができない旨を示すメッセージとを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S403)。ターンモーションに応じたメッセージについてもユーザの属性に応じて異なるものを設定することが可能であり、たとえば図11の例でも「ごめん!手が離せないから、後で連絡するね。」および「ごめんね!手が離せないから、後で連絡するよ。」とのメッセージが登録されている。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザIDと、ブローモーションを示す「ブロー」と、愛情を示すメッセージとを含むメッセージとを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S404)。本実施形態では、ブローモーションに応じたメッセージとしてキスマークを採用し、メッセージには「<キスマーク>」という文字列を設定するものとする。後述するように、この「<キスマーク>」という文字列がモバイル端末10においてキスマークの画像に変換される。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザIDと、グリップモーションを示す「グリップ」と、愛情を示すメッセージ(上記ブローモーションに応じたものとは異なるもの)とを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S405)。本実施形態では、グリップモーションに応じたメッセージとして、抱擁(ハグ)を表す図形(以下、ハグマークという。)を採用し、メッセージには「<ハグマーク>」という文字列を設定するものとする。後述するように、この「<ハグマーク>」という文字列がモバイル端末10においてハグマークの画像に変換される。
モーションメッセージ登録部225は、ユーザIDと、ヒートモーションを示す「ヒート」と、ヒートコマンドとを含むモーションメッセージ情報をモーションメッセージ記憶部241に登録する(S406)。図11の例ではヒートモーションは「#温度UP」と表されている。
以上のようにして、モーションメッセージ登録部225により、モーションごとのデフォルトのメッセージがモーションメッセージ記憶部241に登録される。
話しかける相手がユーザの横にいる場合、とくに恋人同士が横に寄り添うような場合には、ユーザが相手に話しかけるときには身体を横に動かすことが多く、横モーションに応じたメッセージとしてコミュニケーションの開始を示すメッセージを登録しておくことにより、ユーザにとって自然なモーションによりコミュニケーションを開始することができる。
また、ユーザが相手から話しかけられたときにそのまま会話を続ける場合には首を縦に振ることが多く、縦モーションに応じたメッセージとしてコミュニケーションの開始を受諾する旨のメッセージを登録しておくことにより、ユーザにとって自然なモーションによりコミュニケーションを継続することができる。
また、携帯電話がかかってきた場合に、携帯電話に出ることができないときには、携帯電話の画面を下に向けることが行われることがあり、ターンモーションに応じたメッセージとしてコミュニケーションを行うことができない旨のメッセージを登録しておくことにより、ユーザにとって自然なモーションにより、コミュニケーションを保留し、中断しあるいは開始しないようにすることができる。
また、息を吹きかける動作はキスの動作に近いことから、ブローモーションに応じたメッセージとしてキスマークを登録しておくことにより、ユーザにとって自然なモーションによりキスマークを送信することができる。
また、握る動作は抱擁の動作と類似していることから、グリップモーションに応じたメッセージとしてハグマークを登録しておくことにより、ユーザにとって自然なモーションによりハグマークを送信することができる。
また、息を吐きかける動作は、対象物を温める動作であることから、ヒートモーションに応じたメッセージとしてヒートコマンドを登録しておくことにより、相手のモバイル端末10が温かくなるようにすることが可能となる。これにより、ユーザにとって自然なモーションにより相手の端末を温めるようにすることができる。
==メッセージの送受信処理==
図14は、モバイル端末10によるメッセージの送受信処理の流れを示す図である。モバイル端末10のモーション検知部123がモバイル端末10のモーションを検知した場合(S501:YES)、メッセージ送信部122は、モバイル端末10のユーザを示すユーザID141およびモーション検知部123が検知したモーションを示すモーションID142を含むメッセージデータ14を作成する(S502)。モバイル端末10のモーションが検知されず(S501:NO)、テキスト入力部121が図7に示す画面16の入力欄161からテキストの入力を受け付けた場合には(S503:YES)、メッセージ送信部122は、モバイル端末10のユーザを示すユーザID141を設定し、テキスト入力部121が受け付けたテキストを本文143に設定したメッセージデータ14を作成する(S504)。メッセージ送信部122は、作成したメッセージデータ14をメッセージサーバ20に送信する(S505)。
図15は、メッセージサーバ20によるメッセージの転送処理の流れを示す図である。メッセージ受信部221がモバイル端末10から送信されるメッセージデータ14を受信し(S601)、メッセージデータ14にモーションID142が含まれている場合には(S602:YES)、モーションメッセージ決定部222は、メッセージデータ14に含まれているユーザID141およびモーションID142に対応するメッセージをモーションメッセージ記憶部241から読み出し(S603)、メッセージデータ14の本文143に読み出したメッセージを設定する(S604)。ここでモーションID142を削除するようにしてもよい。
送信先特定部223は、ペア記憶部242から、メッセージデータ14のユーザID141がユーザID1またはユーザID2に一致するペア情報を検索し(S605)、ペア情報に含まれる2つのユーザIDからモバイル端末10をそれぞれ送信先として特定する(S606)。メッセージ送信部224は、送信先のモバイル端末10にメッセージデータ14を送信する(S607)。これにより、メッセージデータ14にモーションID142が設定されている場合には、モーションID142に応じたテキスト、キスマーク、ハグマークまたはヒートコマンドが本文143に設定されたメッセージデータ14が、ペアを構成するモバイル端末10のそれぞれに送信されることになる。
図14に戻り、モバイル端末10のメッセージ受信部124がメッセージサーバ20からメッセージデータ14を受信すると(S506:YES)、図16に示すメッセージの描画処理が実行される(S507)。
メッセージ表示部125は、メッセージデータ14の本文143がヒートコマンド「#温度UP」であれば(S521:YES)、温度制御部126はモバイル端末10の温度を上げる制御処理を行う(S522)。本文143がヒートコマンドでなければ(S521:NO)、メッセージ表示部125は、本文142に「<キスマーク>」との文字列が含まれていれば当該文字列に代えてキスマークの画像を描画し(S523)、本文143に「<ハグマーク>」との文字列が含まれていれば当該文字列に代えてハグマークの画像を描画するようにして(S524)、本文143に設定されている文字列を描画する(S525)。
図14に戻り、メッセンジャープログラム11の実行終了の指示を受け付けていなければ(S508:NO)、ステップS501からの処理を繰り返す。
このようにして2台のモバイル端末10間においてメッセージの送受信が行われる。本実施形態の本実施形態のコミュニケーションシステムによれば、モバイル端末10のモーションに応じたメッセージがメッセージサーバ20においてメッセージデータ14に設定されるので、一方のモバイル端末10のモーションに応じたメッセージを他方のモバイル端末10に送信することができる。したがって、モバイル端末10のユーザは、たとえばモバイル端末10を横や縦に振ったり握ったり息をかけたりするなど、モバイル端末10に物理力を加えることにより、文字を入力することなく、メッセージを他のモバイル端末10に送信することができる。これにより、モバイル端末10を用いて容易にメッセージを送信することが可能となる。
また、本実施形態のコミュニケーションシステムでは、上述したように横モーションおよび縦モーションに応じてコミュニケーションの開始およびその受諾を表すメッセージを送信することができる。したがって、ユーザは、コミュニケーションを気楽に開始することが可能となるので、ユーザ間のコミュニケーションを活発化させることができる。
また、本実施形態のコミュニケーションシステムでは、グリップモーションやブローモーションに応じて愛情を表現するキスマークやハグマークを送信することができる。したがって、ユーザは愛情を容易に表現することができる。これにより、愛情表現をテキスト入力することに抵抗のあるユーザでも簡単に愛情表現を伝達することができる。したがって、たとえばユーザのペアが恋人や夫婦、親子である場合など、ペア間の関係を向上させることができる。
また、本実施形態のコミュニケーションシステムでは、ユーザごとにモーションに応じたメッセージをモーションメッセージ記憶部241に管理することができる。したがって、ユーザごとに異なるメッセージを設定することが可能となる。よって、ユーザはモーションごとに自身のメッセージを登録しておくことにより、ユーザが意図するメッセージを容易に送信することが可能となる。
==変形例==
なお、本実施形態では、メッセージサーバ20は1台のコンピュータであるものとしたが、これに限らず、複数のコンピュータで構成するようにしてもよい。たとえば複数台のコンピュータにより1つの仮想的なコンピュータを形成するようにすることもできるし、モーションメッセージ記憶部241およびペア記憶部242の少なくともいずれかを他のデータベースサーバにより管理させるようにし、データベースサーバにメッセージサーバ20からアクセスするようにしてもよい。
また、本実施形態では、メッセージサーバ20を介してメッセージの送受信を行うものとしたが、モバイル端末10間で直接メッセージを送受信するようにすることもできる。この場合、各モバイル端末10は、モーションIDに対応付けてメッセージを記憶するモーションメッセージ記憶部を備えるようにし、モーション検知部123がモーションを検知した場合に(図14のS501:YES)、メッセージ送信部122は、モーションに対応するメッセージをモーションメッセージ記憶部から読み出し、読み出したメッセージをメッセージデータ14の本文143に設定するようにすることができる。
また、本実施形態では、メッセージデータ14には、モーションID142および本文143のいずれか1つのみがメッセージデータ14に含まれるものとしたが、両方を含めるようにしてもよい。たとえば図7の入力欄161にテキストが入力された状態でモーションを検知した場合に、入力欄161に入力されたテキストを本文143に設定するとともに、モーションID142も含めてメッセージデータ14を作成するようにして、メッセージサーバ20のモーションメッセージ決定部222は、図15のステップS604において、モーションID142に応じたメッセージを本文143に追加するようにする。
また、本実施形態では、モバイル端末10に実行させるコマンドはヒートコマンドのみを想定したが、ヒートコマンド以外にも、たとえば、モバイル端末10にバイブレーションを発生させるように指示するコマンドや、所定の楽曲データを再生するように指示するコマンドなど、モバイル端末10に対する任意のコマンドを実行させるようにしてもよい。この場合、本文143とは別にコマンドをメッセージデータ14に設けるようにし、モバイル端末10は、メッセージデータ14にコマンドが設定されていた場合には当該コマンドを実行するようにすることができる。
また、本実施形態では、モーションメッセージ決定部222は、モーションに応じたメッセージをモーションメッセージ記憶部241から読み出すものとしたが、モーションに応じてメッセージを作成するようにしてもよい。この場合、たとえば、所定のルールにしたがって、モーションに応じたメッセージを作成するようにしてもよいし、モーションID142と本文143との両方がメッセージデータ14に含まれている場合にのみ、モーションに応じて本文143を書き換えて新しいメッセージデータ14を作成するようにしてもよい。また、モーションメッセージ記憶部241には、メッセージに代えてテンプレートを記憶しておき、モーションメッセージ決定部222は、テンプレートに含まれている所定の文字列を、モーションに応じた文字列に書き換えることによりメッセージを作成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、コミュニケーションを行うペアは予め定められているものとしたが、これに限らず、コミュニケーションの開始時にペアを決定するようにしてもよい。この場合、たとえば、モバイル端末10がメッセンジャープログラム11を起動したときに、メッセージを送信する先となる相手ユーザの指定を受け付け、受け付けた相手ユーザを示すユーザID(以下、相手先ユーザID)と当該モバイル端末10を操作するユーザを示すユーザIDとをメッセージサーバ20に送信し、メッセージサーバ20が受信した相手先ユーザIDおよびユーザIDを対応付けてペア記憶部242に登録するようにしてもよい。たとえば、横モーションに応じて相手先の入力を受け付けるようにすることもできる。
また、本実施形態ではメッセージの送受信はペア間で行われることを前提としたが、これに限らず、3人以上のユーザ間においてメッセージを送受信するようにしてもよい。この場合、ペア記憶部242に代えて、あるいはペア記憶部242に加えて、グループごとに、グループに所属する複数のユーザを示すユーザIDを含む情報(以下、グループ情報という。)を記憶するグループ記憶部を備えるようにする。送信先特定部223は、メッセージデータ14のユーザID141が含まれるグループ情報をグループ記憶部から取得し、グループ情報に含まれるユーザIDの全てを送信先として特定すればよい。また、1人のユーザが複数のグループに所属することを可能とする場合には、モーションメッセージ記憶部241が、グループを特定する情報(以下、グループIDという。)とユーザIDとに対応付けてモーション別のメッセージを記憶するようにし、メッセージデータ14にはグループIDとユーザIDとを指定するようにする。送信先特定部223は、メッセージデータ14に含まれているグループIDに対応するグループ情報に含まれるユーザIDの全てを送信先として特定し、モーションメッセージ決定部222は、メッセージデータ14にメッセージデータ14に含まれているグループID、ユーザID141およびモーションID142に対応するメッセージをモーションメッセージ記憶部241から読み出すようにすればよい。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
10 モバイル端末
101 タッチパネルディスプレイ
102 ディスプレイコントローラ
103 無線通信機
104 CPU
105 加速度センサ
106 圧力センサ
107 RAM
108 フラッシュメモリ
109 音声コントローラ
110 マイク
111 スピーカ
121 テキスト入力部
122 メッセージ送信部
123 モーション検知部
124 メッセージ受信部
125 メッセージ表示部
126 温度制御部
14 メッセージデータ
141 ユーザID
142 モーションID
143 本文
16 画面
161 入力欄
162 送信ボタン
20 メッセージサーバ
201 CPU
202 メモリ
203 記憶装置
204 通信インタフェース
205 入力装置
206 出力装置
221 メッセージ受信部
222 モーションメッセージ決定部
223 送信先特定部
224 メッセージ送信部
225 モーションメッセージ登録部
241 モーションメッセージ記憶部
242 ペア記憶部
30 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 可搬型の第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するモーション取得部と、
    前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するメッセージ決定部と、
    前記送信メッセージを第2通信装置に送信するメッセージ送信部と、
    を備えることを特徴とするメッセージングシステム。
  2. 請求項1に記載のメッセージングシステムであって、
    前記メッセージ決定部は、
    前記第1通信装置が短手方向に動かされたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションの開始を要求するメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    前記第1通信装置が長手方向に動かされたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションの開始を受諾するメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    前記第1通信装置が裏返されたことを前記モーション情報が示す場合に、コミュニケーションができない旨を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    前記第1通信装置に対して息が吹きかけられたことを前記モーション情報が示す場合に、愛情を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    前記第1通信装置に対して圧力がかけられたことを前記モーション情報が示す場合に、愛情を示すメッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    前記第1通信装置が温められたことを前記モーション情報が示す場合に、前記第2通信装置の温度を上げるように指示するコマンドを前記送信メッセージとして決定すること、
    の少なくともいずれかを行うことを特徴とするメッセージングシステム。
  3. 請求項1に記載のメッセージングシステムであって、
    前記第1通信装置について検知し得る複数の前記物理力のそれぞれに対応付けてメッセージを記憶するメッセージ記憶部をさらに備え、
    前記メッセージ決定部は、前記モーション情報が示す前記物理力に対応する前記メッセージを前記メッセージ記憶部から読み出し、読み出した前記メッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    を特徴とするメッセージングシステム。
  4. 請求項3に記載のメッセージングシステムであって、
    前記第1通信装置が短手方向に動かされたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションの開始を要求するメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    前記第1通信装置が長手方向に動かされたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションの開始を受諾するメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    前記第1通信装置が裏返されたことを示す前記モーション情報に対応付けて、コミュニケーションができない旨を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    前記第1通信装置に対して息が吹きかけられたことを示す前記モーション情報に対応付けて、愛情を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    前記第1通信装置に対して圧力がかけられたことを示す前記モーション情報に対応付けて、愛情を示すメッセージを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    前記第1通信装置が温められたことを示す前記モーション情報に対応付けて、前記第2通信装置の温度を上げるように指示するコマンドを前記メッセージ記憶部に登録すること、
    の少なくともいずれかを行うメッセージ登録部をさらに備えること、
    を特徴とするメッセージングシステム。
  5. 可搬型の第1通信装置と、前記第1通信装置および第2通信装置と通信可能に接続されるメッセージサーバとを含んで構成され、
    前記第1通信装置は、
    前記第1通信装置に加えられた物理力を検知するモーション検知部と、
    検知した前記動きを示すモーション情報を前記メッセージサーバに送信するモーション情報送信部と、
    を備え、
    前記メッセージサーバは、
    前記第1通信装置から前記モーション情報を受信するモーション取得部と、
    受信した前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するメッセージ決定部と、
    前記送信メッセージを前記第2通信装置に送信するメッセージ送信部と、
    を備えること、
    を特徴とするメッセージングシステム。
  6. 請求項5に記載のメッセージングシステムであって、
    前記メッセージサーバは、前記第1通信装置について検知し得る複数の前記物理力のそれぞれに対応付けてメッセージを記憶するメッセージ記憶部をさらに備え、
    前記メッセージ決定部は、前記モーション情報が示す前記物理力に対応する前記メッセージを前記メッセージ記憶部から読み出し、読み出した前記メッセージを前記送信メッセージとして決定すること、
    を特徴とするメッセージングシステム。
  7. 請求項5に記載のメッセージングシステムであって、
    前記第2通信装置は、前記送信メッセージに前記第2通信装置が実行可能なコマンドが含まれている場合、当該コマンドを実行するコマンド実行部を備えること、
    を特徴とするメッセージングシステム。
  8. コンピュータが、
    前記コンピュータと通信可能に接続される可搬型の第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するステップと、
    前記モーション情報に応じたメッセージを送信メッセージとして決定するステップと、
    前記送信メッセージを第2通信装置に送信するステップと、
    を実行することを特徴とするメッセージ送信方法。
  9. 可搬型の第1通信装置が、
    前記第1通信装置に加えられた物理力を示すモーション情報を取得するステップと、
    前記モーション情報に応じて前記メッセージを作成するステップと、
    作成した前記メッセージを第2通信装置に送信するステップと、
    を実行することを特徴とするメッセージ送信方法。
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