JPWO2013168254A1 - 移動体用ナビゲーションシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、言語圏の異なる搭乗者が同時に案内音声を理解することが可能な移動体用ナビゲーションシステムの提供を目的とする。本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声の言語を選択する言語選択部と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部とを備える。

Description

この発明は、案内音声を複数の言語で同時に出力する移動体用ナビゲーションシステムに関する。
ユーザーに目的地までの経路を案内する移動体用ナビゲーションシステムの経路案内方法には、画面上に表示した地図を用いる方法と、案内音声を出力する方法がある。こうした地図表示や音声出力は、ユーザーが理解可能な言語で提供される必要がある。
その点、特許文献1には、マイクロフォンで取得したユーザーの発話音声からユーザーの母国語を特定し、ユーザーの母国語により案内音声を出力するナビゲーションシステムが開示されている。
また、特許文献2には、地名に関する音声案内用データを複数の言語に対応して記憶しておき、ユーザーが指定した言語で音声出力を行うナビゲーションシステムが開示されている。
特開2009-251388号公報 特開平11−219105号公報
特許文献2のナビゲーションシステムは、複数の言語で地名を併記した地図表示を行う事が可能であるので、例えば運転者と同乗者で母国語が異なる場合に、いずれの者も案内表示を理解することが可能である。しかし、案内音声は選択した一つの言語でしか出力されないという問題があった。
これに対して特許文献1のナビゲーションシステムは、運転者と同乗者の母国語が異なる場合には、まずドライバーの母国語で案内音声を出力し、その後同乗者の母国語で案内音声を出力することにより、全ての搭乗者が案内音声を理解することが可能であった。しかしながら、案内音声を切り替えて順次複数の言語を出力するものであり、複数の言語を同時に出力するものではないため、以下の問題が生じていた。
例えば、走行経路上にある有名な建物の付属情報をその建物に近づいた時点で音声出力するような観光案内を行う場合には、後の言語で音声出力する時点では車両が既にその建物を通り過ぎてしまうことがあり、適切なタイミングで音声案内されているとは言えなかった。また、搭乗者同士で情報をリアルタイムに共有することが出来ないため、エンターテインメント性に欠けるという問題もあった。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、言語圏の異なる搭乗者が同時に案内音声を理解することが可能な移動体用ナビゲーションシステムの提供を目的とする。
本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声の言語を選択する言語選択部と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部とを備える。
本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声の言語を選択する言語選択部と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部とを備えるので、言語圏の異なる複数の搭乗者の全員が同時に案内音声を理解することができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る移動体ナビゲーションシステムの動作を例示する図である。 実施の形態1に係る移動体ナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動体ナビゲーションシステムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の変形例2に係る移動体ナビゲーションシステムの動作を示すフローチャートである。
<A−1.実施の形態1>
図1は、移動体の一例である車両の模式図であり、本発明の移動体ナビゲーションシステムの動作例を示している。本明細書では、移動体ナビゲーションシステムを車両に適用した例により説明を行うが、複数人が搭乗可能な船舶や航空機など、車両以外の移動体にも本発明の移動体ナビゲーションシステムは適用可能である。
本発明の移動体ナビゲーションシステムは、搭乗者の言語圏に合わせて複数の案内音声を同時に出力することによって、複数の言語圏の搭乗者がリアルタイムに案内音声を理解することを可能にする。例えば図1に示すように、運転者が日本語圏の人で助手席の搭乗者が英語圏の人である場合には、運転席に近いスピーカ10aから日本語の案内音声を出力し、助手席に近いスピーカ10bから英語の案内音声を出力する。スピーカ10a,10bの両方から、日本語の案内音声と英語の案内音声を一斉に出力することによって、運転者と助手席の搭乗者の両方が案内音声を同時に理解し得る。しかも、各スピーカ10a,10bからは、最も近い座席にいる人が理解可能な言語のみを出力することにより、各搭乗者はより近くから発声される理解可能な言語の案内音声を主体的に聞くことができるので、理解度が向上する。
なお、本明細書において「複数の音声を同時に出力する」とは、人間の聴感上同時に聞こえるタイミングで複数の音声を出力することを意味し、聴感上認識されない数ns程度のタイムラグを有して複数の音声を出力する場合を含むものとする。
<A−2.構成>
図2は、実施の形態1に係る移動体ナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。移動体ナビゲーションシステムは、表示部1と、表示制御装置2と、操作部3と、GPS装置4と、ナビゲーションECU5と、音声出力制御装置6と、地図データベース7と、表示データ記憶部8と、音声データ記憶部9と、スピーカ10a,10bを備えている。
表示部1は、例えば液晶ディスプレイなどであり、表示制御装置2の制御を受けて地図画面や経路案内画面等を表示する。操作部3はユーザーの操作を受け付ける手段であり、例えばダイヤルやスイッチ等の機械的な機構で構成される。あるいは、表示部1に重ねて構成されたタッチパネルであっても良い。
GPS装置4は、車両の現在地情報を取得する。
ナビゲーションECU5は、音声出力の際に、スピーカごとに案内音声の出力言語を選択する言語選択部として動作する。また、各出力言語の案内音声データを音声データ記憶部9から取得し、あるいは内部で生成する。
音声出力制御装置6は、ナビゲーションECU5から案内音声データを受け取り、案内音声データをスピーカ10a,10bに割り振る手段である。いずれのスピーカ10a,10b(又はその両方)から案内音声を出力するかはナビゲーションECU5により決定されており、それに従い音声出力制御装置6はスピーカ10a,10bを駆動する。すなわち、音声出力制御装置6は、ナビゲーションECU5で複数の言語が選択された場合には、複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部として動作する。
なお、図1と図2では2つのスピーカ10a,10bを示しているが、本発明ではスピーカの数を2つに限定しない。各搭乗者に対して個別の言語で案内音声を出力するという本発明の趣旨を考慮すると、スピーカは各座席に対応して設けられていることが望ましい。さらに、パラメトリックスピーカ等、対応する座席への指向性を有するスピーカを用いれば、搭乗者は座席に対応するスピーカから選択的に届けられる案内音声を主体的に聞くため、聞き取り易さが向上する。しかし、スピーカの数が座席の数に及ばない場合であっても、1つのスピーカから2以上の言語で案内音声を出力することによって、本発明の目的を達成することは可能である。
地図データベース7には地図データが格納されている。表示データ記憶部8には、地図データ以外の表示すべき情報(表示データ)が記憶されている。ナビゲーションECU5は随時、地図データベース7から地図データを抽出し、また表示データ記憶部8から表示データを抽出し、これらを表示制御装置2に出力する。表示制御装置2はこれらを用いて表示部1を制御し、経路案内画面など一般的なナビゲーションシステムにおける画面表示を行う。
音声データ記憶部9には、案内音声に用いる音声データが複数の言語分記憶されている。ナビゲーションECU5は音声データ記憶部9から音声データを取得するほか、例えばTTS(text-to-speech)システムといった公知の技術を用いて案内音声データを作成することが可能である。また、地名の音声データをTTSシステムで作成し、音声データ記憶部9から取得した音声データと合成して案内音声データを作成することも可能である。これにより、全ての地名についての音声データを音声データ記憶部9に記憶しておく場合に比べてデータ量を削減することが可能となる。
<A−3.動作>
出力言語と出力先スピーカは、例えば操作部3におけるユーザーの設定入力に応じて選択される。この場合、ユーザーはスピーカごとに言語を指定しても良い。あるいは、ユーザーは座席ごとに言語を指定し、ナビゲーションECU5がその設定結果に応じて各スピーカの出力言語を選択しても良い。スピーカが座席と一対一に対応して設けられていない場合には、後者の設定方法の方がよりユーザーフレンドリーである。
あるいは、車内に取り付けたマイクロフォンによって搭乗者の発声を集音し、認識した発話言語をスピーカの出力言語として選択しても良い。座席毎に発話言語を認識するために、マイクロフォンは車内の前後左右に複数個備えられることが望ましく、さらには各座席に対応して備えられることが望ましい。
次に、図3のフローチャートに沿って、ナビゲーションECU5の動作を説明する。移動体ナビゲーションシステムが経路案内を開始すると、ナビゲーションECU5は各スピーカに発話言語が選択されているか否かを判断する(ステップS1)。既に手動あるいは自動で発話言語が選択されている場合(ステップS1でYes)には、発話イベントの発生まで待機する(ステップS2でNo)。
交差点を右折する際の案内音声を例にすると、車両が右折すべき交差点の手前200mに達した際に「200m先の交差点を右折して下さい」という案内音声を出力し、同様に手前100mで「100m先の交差点を右折して下さい」、手前50mで「50m先の交差点を右折して下さい」という発話イベントが発生する。この場合、ナビゲーションECU5はGPS装置4から取得した車両の位置情報を参照して、発話イベントの発生有無を判断している。
発話イベントが発生すると(ステップS2でYes)、各スピーカの選択言語で案内音声を出力する(ステップS3)。より詳しくは、ナビゲーションECU5が音声データ記憶部9から全ての選択言語についての音声データを取得して案内音声データとする。又は、ナビゲーションECU5が内部のTTSシステムにより音声テキストから全ての選択言語についての案内音声データを作成する。あるいは、ナビゲーションECU5は音声データ記憶部9から取得した音声データとTTSシステムで合成した音声データを組み合わせて、案内音声データを作成する。そして、ナビゲーションECU5は選択言語ごとの案内音声データを出力先スピーカの情報を付して音声出力制御装置6に出力する。音声出力制御装置6は出力先スピーカを駆動し、出力先スピーカから対応する選択言語の案内音声を出力する。
次に、経路案内が終了したか否かを判断し(ステップS4)、未だ経路案内中の場合(ステップS4でNo)には再びステップS2に戻って発話イベントの発生まで待機する。経路案内が終了すると(ステップS4でYes)、処理を終了する。
ステップS1で各スピーカ10a,10bに発話言語が選択されていない場合(ステップS1でNo)には、発話イベントの発生まで待機する(ステップS5でNo)。発話イベントが発生すると(ステップS5でYes)、いわゆる通常のナビゲーションシステムの音声出力動作を行う。すなわち、全スピーカ10a,10bから同一の言語で発話出力を行う(ステップS6)。
次に、経路案内が終了したか否かを判断し(ステップS7)、未だ経路案内中の場合(ステップS7でNo)には再びステップS5に戻って発話イベントの発生まで待機する。経路案内が終了すると(ステップS7でYes)、処理を終了する。
以上の動作により、各スピーカから案内音声が複数の選択言語で同時に出力されるので、言語圏が異なる複数人が相乗りしている場合であっても、リアルタイムに案内音声による情報を共有することができる。
また、複数言語を順番に発音する従来の移動体用通信システムによれば、案内音声が例えばコメディアンのコミカルな表現を用いた音声等、エンターテインメント性を有するものである場合に、複数言語圏の搭乗者間ではリアルタイムに案内音声による情報の共有が出来ないためにエンターテインメント性が損なわれてしまう。しかし本発明によれば、上記の場合にエンターテインメント性が損なわれない。
<A−4.変形例1>
優先的に使用される周波数帯(バスバンド)は言語により異なる。例えば、日本語のバスバンドは125Hz〜1500Hz、米語のバスバンドは750Hz〜5000Hz、英語のバスバンドは2000Hz〜16000Hzである。とはいえ、日本語と米語では750Hz〜1500Hzの周波数帯域が重なっており、米語と英語では2000Hz〜5000Hzの周波数帯域が重なっている。そこで、変形例1の移動体用通信システムでは、例えば案内音声を日本語と米語で同時出力する場合に、日本語の周波数帯域をより低く、米語の周波数帯域をより高くすることにより、言語間で周波数帯域の重なりを減らし、案内音声の聞き取り易さを向上させる。
こうした周波数変調処理は、ナビゲーションECU5が行う。変調する周波数帯は同時出力する言語の組み合わせによって予め定められている。ナビゲーションECU5は、音声データ記憶部9から取得した音声データに対して周波数変調を行う。TTSシステムを用いる場合には、所定の周波数帯域で案内音声データを合成する。あるいは、米語と同時出力する場合の周波数帯の日本語音声データ、英語と同時出力する場合の周波数帯の日本語音声データ等のように、1つの言語につき複数の周波数帯の音声データを音声データ記憶部9に記憶していても良い。
<A−5.変形例2>
本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、言語圏の異なる搭乗者が案内音声の情報を同時に共有することを目的としている。しかし、経路案内や交通規制情報といった運転にとって重要な情報は、同乗者間で情報をリアルタイムに共有することよりも、運転者の聞き漏らしを防ぐことの方が重要であると考えられる。このような場合には、全スピーカから一斉に運転者向けの言語で案内音声を出力する方が望ましい。
そこで、変形例2に係る移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声の内容を判断し、それに応じて各スピーカから指定言語で出力するか、全スピーカから一言語で出力するかを切り替える。
図4のフローチャートに沿って、変形例2に係る移動体用ナビゲーションシステムにおけるナビゲーションECU5の動作を説明する。移動体用ナビゲーションシステムが経路案内を開始すると、ナビゲーションECU5は各スピーカに発話言語が選択されているか否かを判断する(ステップS11)。発話言語が選択されていない場合(ステップS11でNo)の動作(ステップS17〜S19)は、図3のステップS5〜S7と同様であるので、説明を省略する。
既に手動あるいは自動で発話言語が選択されている場合(ステップS11でYes)には、発話イベントの発生まで待機する(ステップS12でNo)。発話イベントが発生すると(ステップS12でYes)、ナビゲーションECU5は案内音声の発話内容を判別する(ステップS13)。ここで発話内容の判別基準は様々考えられる。例えば、発話内容が経路上の建物の付属情報等の観光案内であれば、運転手の聞き漏らしよりも情報をリアルタイムで共有することが優先されるので、各スピーカの選択言語で発話出力を行う(ステップS14)。また、発話内容が経路案内情報や事故(渋滞)情報等であれば、運転にとって重要度の高い情報であるので、全スピーカから運転者向けの言語で発話出力を行う(ステップS15)。
発話出力を終えると、経路案内が終了したか否かを判断し(ステップS16)、未だ経路案内中の場合(ステップS15でNo)には再びステップS12に戻って発話イベントの発生まで待機する。経路案内が終了すると(ステップS16でYes)、処理を終了する。
<A−6.効果>
本実施の形態の移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声の言語を選択する言語選択部(ナビゲーションECU5)と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部(音声出力制御装置6)と、を備える。よって、母国語が異なる複数の乗客が案内音声の情報を同時に共有することが出来る。
また、音声出力部(音声出力制御装置6)は、車両に設置された複数のスピーカ10a,10bを駆動して案内音声を出力し、言語選択部(ナビゲーションECU5)は、スピーカ10a,10bごとに案内音声の言語を選択する。そのため、各スピーカ10a,10bが近い座席に着座している搭乗者の母国語を担当することで、各搭乗者はより近くから発声される母国語の案内音声を主体的に聞くことが可能になり、聞き取り易さが向上する。
また、スピーカ10a,10bが座席の数以上に設けられている場合には、言語選択部(ナビゲーションECU5)はスピーカ10a,10bごとに案内音声の言語を一つ選択することにより、各搭乗者に応じた言語の案内音声を出力しつつ、聞き取り易さが向上する。
また、言語選択部(ナビゲーションECU5)は、設定操作に基づき案内音声の言語を選択するので、例えば各搭乗者が自分の母国語を近くのスピーカ10a,10bに割り当てるなどの設定入力を行うことによって、各搭乗者に応じた言語の案内音声が出力される。
また、スピーカ10a,10bには指向性を有するパラメトリックスピーカを用いることにより、各スピーカ10a,10bは対応する座席に対して選択的に案内音声を出力することが可能になるので、各搭乗者は選択的に届けられる自分向けの言語の案内音声を主に聞くことが可能となり、聞き取り易さが向上する。
また、本実施の形態の移動体用ナビゲーションシステムは、案内音声を言語選択部(ナビゲーションECU5)が選択した言語の組み合わせに対して予め設定された周波数帯域に変調する音声変調部(ナビゲーションECU5)をさらに備え、音声出力部(音声出力制御装置6)は、音声変調部が変調した案内音声をスピーカから出力する。複数の言語の音声が同じスピーカから、あるいは異なるスピーカから同時に出力されたとしても、言語毎に周波数帯域がなるべく重ならないように変調された音声であれば、その中から母国語の案内音声を聞き分けることが容易である。
また、変形例2に係る移動体用通信システムによれば、予め定められた案内についての案内音声に対してのみ音声出力部(音声出力制御装置6)による複数の言語の同時出力が行われる。そのため、例えば運転にとって重要度の高い案内音声については全スピーカから一斉に運転手向けの言語で音声出力することにより、運転手の聞き漏れを防ぐことが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 表示部、2 表示制御装置、3 操作部、4 GPS装置、5 ナビゲーションECU、6 音声出力制御装置、7 地図データベース、8 表示データ記憶部、9 音声データ記憶部、10a,10b スピーカ。
本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、車両に搭載され、案内音声の言語を選択する言語選択部と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部と、案内音声を言語選択部が選択した言語の組み合わせに対して予め設定された周波数帯域に変調する音声変調部と、を備え、音声出力部は、車両に設置された複数のスピーカを駆動して音声変調部が変調した案内音声を出力し、言語選択部は、スピーカごとに案内音声の言語を選択する。
本発明の移動体用ナビゲーションシステムは、車両に搭載され、案内音声の言語を選択する言語選択部と、言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に案内音声を出力する音声出力部と、案内音声を言語選択部が選択した言語の組み合わせに対して予め設定された周波数帯域に変調する音声変調部と、を備え、音声出力部は、車両に設置された複数のスピーカを駆動して音声変調部が変調した案内音声を出力し、言語選択部は、スピーカごとに案内音声の言語を選択する。従って、言語圏の異なる複数の搭乗者の全員が同時に案内音声を理解することができる。特に、各スピーカが近い座席に着座している搭乗者の母国語を担当することで、各搭乗者はより近くから発声される母国語の案内音声を主体的に聞くことが可能になり、聞き取り易さが向上する。また、言語毎に周波数帯域がなるべく重ならないように変調することにより、複数の言語の音声が同じスピーカから、あるいは異なるスピーカから同時に出力されたとしても、その中から母国語の案内音声を聞き分けることが容易である。

Claims (7)

  1. 案内音声の言語を選択する言語選択部と、
    前記言語選択部が複数の言語を選択した場合には、当該複数の言語で同時に前記案内音声を出力する音声出力部と、を備える、
    移動体用ナビゲーションシステム。
  2. 車両に搭載され、
    前記音声出力部は、前記車両に設置された複数のスピーカを駆動して前記案内音声を出力し、
    前記言語選択部は、前記スピーカごとに前記案内音声の言語を選択する、
    請求項1に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
  3. 前記言語選択部は、スピーカごとに前記案内音声の言語を一つ選択する、
    請求項2に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
  4. 前記言語選択部は、設定操作に基づき前記案内音声の言語を選択する、
    請求項2に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
  5. 前記スピーカは指向性を有するパラメトリックスピーカである、請求項2に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
  6. 前記案内音声を前記言語選択部が選択した言語の組み合わせに対して予め設定された周波数帯域に変調する音声変調部をさらに備え、
    前記音声出力部は、前記音声変調部が変調した前記案内音声を前記スピーカから出力する、
    請求項2に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
  7. 予め定められた案内についての前記案内音声に対してのみ、前記音声出力部による前記複数の言語の同時出力が行われる、
    請求項2に記載の移動体用ナビゲーションシステム。
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