JPWO2013157130A1 - 超電導マグネットおよびその調整方法 - Google Patents

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Abstract

1対の超電導コイル(110)と、1対の超電導コイル(110)の各々の周囲を囲む2つの熱シールド(130)と、2つの熱シールド(130)の各々を収納して互いの間に所定の空間(20)を挟んで対向する2つの真空槽(140)と、2つの真空槽(140)の少なくとも一部を覆う磁気シールド(180)と、2つの真空槽(140)の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構(190)とを備える。2つの位置調整機構(190)は、2つの真空槽(140)の相対的位置関係を調整することにより、1対の超電導コイル(110)によって上記所定の空間(20)に形成される静磁場の分布を変更する。

Description

本発明は、超電導マグネットおよびその調整方法に関し、特に、超電導コイルが1対で対向配置される超電導マグネットおよびその調整方法に関する。
1対で対向配置される超電導コイルの相対位置にミリ単位のずれがある場合、静磁場が発生する空間の位置およびその空間における磁場均一度に影響が生ずる。そのような場合に、磁場調整可能な超電導磁石装置を開示した先行文献として、特開2005‐185319号公報(特許文献1)がある。
特許文献1に記載された超電導磁石装置においては、冷媒容器を真空容器に支持する支持部材に、真空容器内を真空にした状態で真空容器の外部から支持寸法の調整が可能な位置調整手段を設けている。位置調整手段により、組立調整時に冷媒容器の取付位置を真空容器の外部から調整して、静磁場が発生する空間の磁場調整を行なっている。
特開2005‐185319号公報
真空容器内の冷媒容器の支持寸法を調整することにより超電導コイルの位置を調整して静磁場が発生する空間の磁場調整を行なう場合、真空容器内における冷媒容器の位置調整可能範囲があまり広くないため、磁場調整範囲に拡大する余地がある。また、真空容器内に位置調整手段が位置するため、超電導磁石装置の構造が複雑になる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、磁場調整範囲が広く簡易な構造を有する超電導マグネットおよびその調整方法を提供することを目的とする。
本発明に基づく超電導マグネットは、1対の超電導コイルと、1対の超電導コイルの各々の周囲を囲む2つの熱シールドと、2つの熱シールドの各々を収納して互いの間に所定の空間を挟んで対向する2つの真空槽と、2つの真空槽の少なくとも一部を覆う磁気シールドと、2つの真空槽の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構とを備える。2つの位置調整機構は、2つの真空槽の相対的位置関係を調整することにより、1対の超電導コイルによって上記所定の空間に形成される静磁場の分布を変更する。
本発明によれば、簡易な構造により広い範囲で磁場調整できる。
本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。 本実施形態に係る超電導マグネットの調整方法を示すフローチャートである。 1つの測定面上における測定ポイントを示す図である。 本実施形態において磁気センサ装置を超電導マグネットに取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る超電導マグネットの構成を示す一部断面図である。 本発明の実施形態3に係る超電導マグネットの構成を示す一部断面図である。 本発明の実施形態4に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態1に係る超電導マグネットおよびその調整方法について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態1に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。
図1,2に示すように、本発明の実施形態1に係る超電導マグネット100は、1対の超電導コイル110と、1対の超電導コイル110の各々の周囲を囲む2つの熱シールド130と、2つの熱シールド130の各々を収納して互いの間に所定の空間20を挟んで対向する2つの真空槽140とを備えている。熱シールド130と真空槽140とからクライオスタット150が構成されている。
また、超電導マグネット100は、2つの真空槽140の少なくとも一部を覆う磁気シールド180と、2つの真空槽140の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構190とを備えている。
超電導マグネット100は、真空槽140に固定されて超電導コイル110を熱伝導体170を介して冷却する冷凍機160を備えている。本実施形態に係る超電導マグネット100は、冷凍機160と超電導コイル110とを熱的に接触させて超電導コイル110を冷却する、いわゆる伝導冷却方式の超電導マグネットである。
以下、本実施形態に係る超電導マグネット100の各構成について説明する。本実施形態の超電導マグネット100は、上述の通り、超電導コイル110、熱シールド130、真空槽140、および、冷凍機160をそれぞれ2つずつ備えている。
超電導コイル110は、ニオブチタン合金からなる超電導線からなり、筒状の巻枠120に巻き付けられてソレノイド状に巻き回されている。超電導線の材料は、ニオブチタン合金に限られず、たとえば、ニオブ錫合金でもよい。巻枠120はステンレス鋼から形成されているが、巻枠120の材料はこれに限られない。
熱シールド130は、超電導コイル110に外部からの熱輻射による熱が侵入すること防止している。熱シールド130はアルミニウムから形成されているが、熱シールド130の材料はこれに限られず、熱伝導性のよい材料であればよい。
真空槽140は、超電導コイル110、巻枠120および熱シールド130を収納している。真空槽140は、真空槽140の内部と外部とを真空断熱している。熱シールド130および真空槽140は、いずれも超電導コイル110への熱侵入を防止するための構造である。
本実施形態においては、真空槽140は略直方体状の外形を有しているが、真空槽140の外形はこれに限られず、略円柱状などの外形を有していてもよい。2つの真空槽140は、互いの側面同士が所定の空間20を挟んで対向するように配置されている。2つの真空槽140の各々に、軸孔部151が形成されている。
冷凍機160は、2段の冷却部を有している。冷凍機160の第1段目の冷却部は、熱シールド130に接している。冷凍機160の先端部である第2段目の冷却部は、たとえば銅からなる熱伝導体170を介して超電導コイル110と接している。
磁気シールド180は、超電導マグネット100から外部に漏洩する磁場を効果的に低減するため、100mm以上の厚さの鉄などの磁性体から形成されている。磁気シールド180は、2つの真空槽140の各々の対向面以外の側面および底面を覆っている。
本実施形態においては、磁気シールド180が、2つの位置調整機構190による2つの真空槽140の位置調整に関する位置基準を有している。具体的には、磁気シールド180の互いに対向する側部に位置基準となる2つの貫通孔181が設けられている。2つの貫通孔181の中心軸は、2つの真空槽140の軸孔部151の中心軸と略一致している。
2つの位置調整機構190の各々は、磁気シールド180上に設けられたリニアガイド191およびリニアガイド191上に設けられた2つのジャッキ192を含んでいる。リニアガイド191は、磁気シールド180上に固定されたレールと、レール上をスライドする2つの可動ブロックとを含んでいる。
各ジャッキ192は、リニアガイド191の可動ブロック上に固定されている。ジャッキ192は、螺子ジャッキなどの機械式、油圧ジャッキなどの液体作動式、および、エアジャッキなどの気体作動式のいずれでもよい。
位置調整機構190によりクライオスタット150が支持されている。リニアガイド191により、クライオスタット150が図1のX方向において位置調整される。ジャッキ192により、クライオスタット150が図1のY方向において位置調整される。
以下、超電導マグネット100において磁場を発生させる際の動作について説明する。
まず、超電導コイル110を超電導状態にするために、真空槽140内を減圧して真空引きする。その後、冷凍機160を稼動させる。熱シールド130は、冷凍機160の第1段の冷却部により約60Kまで冷却される。超電導コイル110は、冷凍機160の第2段の冷却部により、最終的に4K以下の温度まで冷却される。
熱シールド130および超電導コイル110が十分冷却された後、図示しない外部の電源装置からリードを通して超電導コイル110に電流を流すことにより、磁場を発生させる。本実施形態においては、2つの真空槽140の対向面同士の間の所定の空間20が、発生する静磁場の利用領域である。
所定の空間20に発生する静磁場の分布は、超電導コイル110および磁気シールド180の配置によって決まる。1つの超電導コイル110は、超電導コイル110の軸に対して線対称な磁場を発生する。2つの超電導コイル110が発生する磁場は、各超電導コイル110が発生する磁場の重ね合わせとなる。さらに、磁気シールド180が磁化することにより、2つの超電導コイル110が発生した磁場に磁気シールド180が発生した磁場が重ね合わせられる。
このように重ね合わされて形成される静磁場の分布を所望の分布にするために、本実施形態に係る超電導マグネットの調整方法においては下記の工程を行なう。図3は、本実施形態に係る超電導マグネットの調整方法を示すフローチャートである。
まず、磁気シールド180の貫通孔181の中心軸と、真空槽140の軸孔部151の中心軸とが一致するように、クライオスタット150の磁気シールド180内における位置を調整する。このとき、互いに対向する真空槽140同士の軸孔部151の中心軸が一致するようにする。
たとえば、磁気シールド180の2つの貫通孔181と2つの真空槽140の軸孔部151とに、貫通孔181の内径および軸孔部151の内径より僅かに小さな直径を有する1本の棒状部材を挿通することにより、貫通孔181および軸孔部151の中心軸を一致させる。このように位置調整した状態で、リニアガイド191およびジャッキ192の各々を図示しないストッパにより固定する。
次に、図3に示すように、1対の超電導コイル110を励磁し、1対の超電導コイル110によって所定の空間20に形成された静磁場の分布を磁気センサにより測定する(S100)。磁気センサとしては、ガウスメータまたはテスラメータなどのセンサを用いることができる。
本実施形態においては、まず、2つの真空槽140の互いに対向する側面同士の中間に位置する中間面10から、図2中の左側に位置する真空槽140側に所定の距離Lだけ離れて平行に位置する第1測定面30上で静磁場の分布を測定する。
次に、中間面10から、図2中の右側に位置する真空槽140側に所定の距離Lだけ離れて平行に位置する第2測定面40上で静磁場の分布を測定する。距離Lとしては、たとえば150mmである。
図4は、1つの測定面上における測定ポイントを示す図である。図4に示すように、本実施形態においては、第1測定面30上および第2測定面40上の各々にて、37点の測定ポイント50を設定している。
図4中のX軸とY軸との交点は、第1測定面30または第2測定面40と、真空槽140の軸孔部151の中心軸との交点である。この交点を中心とする半径の異なる3つの円上に、放射状に測定ポイント50を配置している。
第1測定面30上および第2測定面40上の各々の37点の測定ポイント50における磁気センサの測定結果から、1対の超電導コイル110の各々によって形成された静磁場の分布を把握することができる。
第1測定面30上における測定結果は、第1測定面30に近接している図2中の左側に位置する超電導コイル110によって形成された静磁場の影響を大きく受けている。一方、第2測定面40上における測定結果は、第2測定面40に近接している図2中の右側に位置する超電導コイル110によって形成された静磁場の影響を大きく受けている。
そのため、第1測定面30上における測定結果と第2測定面40上における測定結果とを比較することにより、1対の超電導コイル110の各々によって形成された静磁場の分布を把握することができる。
なお、本実施形態においては、磁気シールド180の2つの貫通孔181に磁気センサの冶具を取り付けて測定している。図5は、本実施形態において磁気センサ装置を超電導マグネットに取り付けた状態を示す断面図である。
図5に示すように、磁気センサ装置60は、軸部210と、軸部210の両端から下方に延在する1対の脚部220と、軸部210の下面から下方に延在して磁気センサ240を支持する支持部230とからなる冶具を含んでいる。1対の脚部220の下端側の互いに対向する側面に、1対の突出部221が設けられている。突出部221の外形は、貫通孔181の外形より僅かに小さく形成されている。
1対の脚部220の各々は、独立して軸部210に着脱自在に取り付けられている。支持部230は、軸部210に着脱自在に取り付けられている。支持部230として、互いに長さの異なる複数の支持部230が用意されている。
軸部210には、支持部230を取り付け可能な複数の取付部が形成されている。その複数の取付部のいずれかに、複数の支持部230のいずれかを取り付けることにより、図4に示す37点の測定ポイント50の全てに磁気センサ240を択一的に配置可能となる。また、磁気センサ240を第1測定面30上または第2測定面40上に選択的に配置可能となる。
磁気センサ装置60を超電導マグネット100に取り付ける際には、一対の脚部220のうちの一方を軸部210から取り外した状態で、他方の脚部220の突出部221を一方の貫通孔181に挿入する。その後、取り外していた一方の脚部220の突出部221を他方の貫通孔181に挿入した状態で、一方の脚部220を軸部210に取り付ける。
このように、静磁場の分布を測定する工程(S100)において、磁気シールド180が有する位置基準に磁気センサ240の冶具を取り付けて磁気センサ240を所定の空間20内に配置することにより、磁気シールド180に対して高い位置精度で磁気センサ240を配置することができる。
次に、磁気センサ240により測定された第1測定面30上および第2測定面40上の静磁場の分布を放物面で近似する。具体的には、最小二乗法を用いて、下記の式(1)で示される放物面で近似する。
B(x,y)=hx(x−x0)2+hy(y−y0)2+c ・・・(1)
第1測定面30上および第2測定面40上の静磁場の分布の各々において、式(1)のパラメータhx、x0、hy、y0、cを決定することにより、放物面が最大になる座標である(x0,y0)が求まる。この座標(x0,y0)が、第1測定面30上および第2測定面40上の各々の静磁場の中心位置である。
第1測定面30上および第2測定面40上の静磁場の分布の少なくともいずれかが所望の分布からずれている場合には、図3に示すように、静磁場の分布を測定する工程(S100)における磁気センサ240の測定結果に基づいて、2つの位置調整機構190により2つの真空槽140の相対的位置関係を調整する(S110)。
たとえば、静磁場の中心位置を(0,0)にする場合には、超電導コイル110を消磁した後、クライオスタット150をリニアガイド191により図1中のX方向に−x0だけ移動させ、ジャッキ192によりY方向に−y0だけ移動させる。
この後、超電導コイル110を再励磁し、再度、第1測定面30上および第2測定面40上の静磁場の分布を測定する。この測定結果においても、第1測定面30上および第2測定面40上の静磁場の分布の少なくともいずれかが所望の分布からずれている場合には、上記の位置調整を再度行なう。
その後、静磁場の分布が所望の分布になるまで、静磁場の測定と位置調整とを繰り返す。
上記のように、本実施形態に係る超電導マグネット100は、位置調整機構190によって真空槽140の位置を調整することにより静磁場の分布を変更できる。そのため、位置調整機構190を真空槽140内に配置する必要がなく簡易な構造とすることができ、磁気シールド180内で真空槽140が移動可能な広い範囲で磁場調整を行なうことができる。
また、磁気シールド180に設けられた位置基準を用いて、所定の空間20に静磁場を利用する機器を配置することにより、当該機器において所望の分布を有する静磁場を利用することができる。
以下、本発明の実施形態2に係る超電導マグネットおよびその調整方法について説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット200は、位置調整機構の構成および磁気シールドおよび真空槽の形状のみ実施形態1に係る超電導マグネット100と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2に係る超電導マグネットの構成を示す一部断面図である。図6においては、磁気シールドのみ断面視で示している。
図6に示すように、本発明の実施形態2に係る超電導マグネット200においては、磁気シールド280上に、真空槽140を支持するための支持台290が載置されている。支持台290は、鉄などの磁性体から形成されており、磁気シールドの機能を有している。
本実施形態に係る超電導マグネット200の位置調整機構は、磁気シールド280および支持台290を貫通するように設けられた雌螺子およびこの雌螺子と螺合する止め螺子を含んでいる。
具体的には、磁気シールド280の上部の一方の側部に設けられた雌螺子182および止め螺子292、磁気シールド280の上部の他方の側部に設けられた雌螺子183および止め螺子293、磁気シールド280の下部の一方の側部に設けられた雌螺子184および止め螺子294、磁気シールド280の下部の他方の側部に設けられた雌螺子185および止め螺子295、ならびに、支持台290の上面に設けられた雌螺子291および止め螺子299から位置調整機構が構成されている。
真空槽140は、上記の止め螺子により周囲から押圧されることにより、位置決めされた状態で支持されている。なお、本実施形態においては、止め螺子として、六角穴付止めねじを用いている。また、磁場中での取り扱いを容易にするために、止め螺子の材料をSUS304などの非磁性体としている。
本実施形態においては、各止め螺子の締め込み量を調整することにより真空槽140の位置を変更することができる。たとえば、真空槽140を図6中の左上方向に移動させる場合には、止め螺子291,292,294の締め込み量を増し、止め螺子293,295の締め込み量を減じる。
このようにして、2つの真空槽140の相対的位置関係を調整することにより、所定の空間20に形成される静磁場の分布を変更することができる。本実施形態に係る超電導マグネット200の調整方法の手順は、実施形態1に係る超電導マグネット100の調整方法と同様である。
本実施形態においても、位置調整機構を真空槽140内に配置する必要がなく簡易な構造とすることができ、磁気シールド280内で真空槽140が移動可能な広い範囲で磁場調整を行なうことができる。
以下、本発明の実施形態3に係る超電導マグネットおよびその調整方法について説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット300は、磁気シールドの形状および冷凍機の姿勢のみ実施形態2に係る超電導マグネット200と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態3)
図7は、本発明の実施形態3に係る超電導マグネットの構成を示す一部断面図である。図7においては、磁気シールドのみ断面視で示している。
図7に示すように、本実施形態に係る超電導マグネット300においては、冷凍機260が横向きに取り付けられている。それに対応して、磁気シールド380においては、冷凍機260が位置する側の側部は低く、反対側の側部は高く形成されている。また、磁気シールド380は、真空槽140の上方も覆っている。
本実施形態に係る超電導マグネット300の位置調整機構は、磁気シールド380および支持台390を貫通するように設けられた雌螺子およびこの雌螺子と螺合する止め螺子を含んでいる。
具体的には、磁気シールド380の上部の他方の側部に設けられた雌螺子383および止め螺子293、磁気シールド380の下部の一方の側部に設けられた雌螺子384および止め螺子294、磁気シールド380の下部の他方の側部に設けられた雌螺子385および止め螺子295、ならびに、支持台290の上面に設けられた雌螺子291および止め螺子299から位置調整機構が構成されている。
磁気シールド380は、図7中のX方向において非対称の形状を有しているため、磁気シールド380が磁化することにより発生する磁場もX方向において非対称となる。
また、超電導コイル110と磁気シールド380との間に生じる吸引力もX方向において非対称となる。そのため、クライオスタット150は、磁性体の多く存在する図7中の左側に向けて−X方向の吸引力を受ける。
そのため、本実施形態に係る超電導マグネット300の調整方法においては、予め、クライオスタット150の中心位置を磁気シールド380の中心位置に対して+X方向に寄せて固定した状態で超電導コイル110を励磁する。+X方向に寄せる距離は、たとえば、5mm程度である。
次に、実施形態1に係る超電導マグネット100の調整方法と同様に、所定の空間20に形成される静磁場の分布を磁気センサ240により測定する(S100)。その測定結果を、上記式(1)で示される放物面で近似する。近似した放物面から得られた静磁場の中心位置は、+X方向に片寄っている。
次に、位置調整機構により2つの真空槽140の相対的位置関係を調整する(S110)。具体的には、超電導コイル110を励磁した状態で、静磁場の分布の測定結果に基づいて、止め螺子293,295の締め込み量を減じる。すると、真空槽140は、−X方向の吸引力により図7中の左側に移動する。その後、止め螺子294の締め込み量を増して、真空槽140を位置決めする。
その状態で、再度、静磁場の分布を測定する。この測定結果においても、静磁場の分布が所望の分布からずれている場合には、上記の位置調整を再度行なう。その後、静磁場の分布が所望の分布になるまで、静磁場の測定と位置調整とを繰り返す。
上記のように、本実施形態に係る超電導マグネット300においては、超電導コイル110を消磁せずに静磁場の分布を変更することができる。そのため、短時間で超電導マグネット300の調整を行なうことができる。
本実施形態においても、位置調整機構を真空槽140内に配置する必要がなく簡易な構造とすることができ、磁気シールド380内で真空槽140が移動可能な広い範囲で磁場調整を行なうことができる。
以下、本発明の実施形態4に係る超電導マグネットおよびその調整方法について説明する。なお、本実施形態に係る超電導マグネット400は、超電導コイルの冷却方式のみ実施形態1に係る超電導マグネット100と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態4)
図8は、本発明の実施形態4に係る超電導マグネットの構成を示す断面図である。図8に示すように、本発明の実施形態4に係る超電導マグネット400は、超電導コイル110と、超電導コイル110を収納して内部に液体ヘリウム420を貯留するヘリウム槽410と、ヘリウム槽410の周囲を囲む熱シールド430と、熱シールド430を収納する真空槽440とを備えている。熱シールド430と真空槽440とからクライオスタット450が構成されている。
また、超電導マグネット400は、真空槽440の少なくとも一部を覆う磁気シールド480と、真空槽440に固定され、気化した液体ヘリウム420を液化して超電導コイル110を冷却する冷凍機460とを備えている。
さらに、超電導マグネット400は、2つの真空槽440の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構490とを備えている。
本実施形態に係る超電導マグネット400は、超電導コイル110を液体ヘリウム420に浸漬することにより冷却する、いわゆるヘリウム冷却方式の超電導マグネットである。
以下、本実施形態に係る超電導マグネット400の各構成について説明する。本実施形態の超電導マグネット400は、超電導コイル110、ヘリウム槽410、熱シールド430、真空槽440、および、冷凍機460をそれぞれ2つずつ備えている。
ヘリウム槽410は、O字状の外形を有している。ヘリウム槽410の軸部に超電導コイル110が巻き付けられている。ヘリウム槽410の上部にヘリウム配管470が連結されている。ヘリウム配管470は、液体ヘリウム420の注液、および、液体ヘリウム420が気化したヘリウムガスの排気を行なうものである。ヘリウム槽410の内部に貯留された液体ヘリウム420により超電導コイル110が冷却される。
冷凍機460の第1段目の冷却部は、熱シールド430に接している。冷凍機460の先端部である第2段目の冷却部は、ヘリウム槽410内において気化した液体ヘリウムと接しており、気化した液体ヘリウムを冷却して再液化する。
2つの位置調整機構490の各々は、磁気シールド480上に設けられたリニアガイド491およびリニアガイド491上に設けられた2つのジャッキ492を含んでいる。リニアガイド491は、磁気シールド480上に固定されたレールと、レール上をスライドする2つの可動ブロックとを含んでいる。
各ジャッキ492は、リニアガイド491の可動ブロック上に固定されている。ジャッキ492は、螺子ジャッキなどの機械式、油圧ジャッキなどの液体作動式、および、エアジャッキなどの気体作動式のいずれでもよい。
位置調整機構490によりクライオスタット450が支持されている。リニアガイド491により、クライオスタット450が図8のX方向において位置調整される。ジャッキ492により、クライオスタット450が図8のY方向において位置調整される。
なお、本実施形態に係る超電導マグネット400は、リニアガイド491およびジャッキ492を含む位置調整機構490を有しているが、位置調整機構はこれに限られず、実施形態2,3に係る雌螺子および止め螺子を含む位置調整機構を有していてもよい。
本実施形態においても、位置調整機構を真空槽440内に配置する必要がなく簡易な構造とすることができ、磁気シールド480内で真空槽440が移動可能な広い範囲で磁場調整を行なうことができる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 中間面、20 空間、30 第1測定面、40 第2測定面、50 測定ポイント、60 磁気センサ装置、100,200,300,400 超電導マグネット、110 超電導コイル、120 巻枠、130,430 熱シールド、140,440 真空槽、150,450 クライオスタット、151 軸孔部、160,260,460 冷凍機、170 熱伝導体、180,280,380,480 磁気シールド、181 貫通孔、182,183,184,185,291,383,384,385 雌螺子、190,490 位置調整機構、191,491 リニアガイド、192,492 ジャッキ、210 軸部、220 脚部、221 突出部、230 支持部、240 磁気センサ、290,390 支持台、291,292,293,294,295,299 止め螺子、410 ヘリウム槽、420 液体ヘリウム、470 ヘリウム配管。

Claims (8)

  1. 1対の超電導コイル(110)と、
    前記1対の超電導コイル(110)の各々の周囲を囲む2つの熱シールド(130,430)と、
    前記2つの熱シールド(130,430)の各々を収納して互いの間に所定の空間(20)を挟んで対向する2つの真空槽(140,440)と、
    前記2つの真空槽(140,440)の少なくとも一部を覆う磁気シールド(180,280,380,480)と、
    前記2つの真空槽(140,440)の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構と
    を備え、
    前記2つの位置調整機構は、前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整することにより、前記1対の超電導コイル(110)によって前記所定の空間(20)に形成される静磁場の分布を変更する、超電導マグネット。
  2. 前記磁気シールド(180)は、前記2つの位置調整機構による前記2つの真空槽(140)の位置調整に関する位置基準(181)を有している、請求項1に記載の超電導マグネット。
  3. 前記2つの位置調整機構の各々は、前記磁気シールド(180,480)上に設けられたリニアガイド(191,491)および該リニアガイド(191,491)上に設けられたジャッキ(192,492)を含む、請求項1または2に記載の超電導マグネット。
  4. 前記2つの位置調整機構の各々は、前記磁気シールド(280,380)を貫通するように設けられた雌螺子、および該雌螺子と螺合する止め螺子を含む、請求項1または2に記載の超電導マグネット。
  5. 1対の超電導コイル(110)と、前記1対の超電導コイル(110)の各々の周囲を囲む2つの熱シールド(130,430)と、前記2つの熱シールド(130,430)の各々を収納して互いの間に所定の空間を挟んで対向する2つの真空槽(140,440)と、前記2つの真空槽(140,440)の少なくとも一部を覆う磁気シールド(180,280,380,480)と、前記2つの真空槽(140,440)の各々を位置調整可能に支持する2つの位置調整機構とを備える超電導マグネットの調整方法であって、
    前記1対の超電導コイル(110)によって前記所定の空間に形成される静磁場の分布を磁気センサにより測定する工程(S100)と、
    前記静磁場の分布を測定する工程(S100)における前記磁気センサの測定結果に基づいて、前記2つの位置調整機構により前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整する工程(S110)と
    を備える、超電導マグネットの調整方法。
  6. 前記静磁場の分布を測定する工程(S100)において、前記磁気シールド(180)が有する位置基準(181)に前記磁気センサ(240)の冶具を取り付けて前記磁気センサ(240)を前記所定の空間内(20)に配置する、請求項5に記載の超電導マグネットの調整方法。
  7. 前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整する工程(S110)において、前記2つの位置調整機構の各々が含む、前記磁気シールド(180,480)上に設けられたリニアガイド(191,491)および該リニアガイド(191,491)上に設けられたジャッキ(192,492)を用いて、前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整する、請求項5または6に記載の超電導マグネットの調整方法。
  8. 前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整する工程(S110)において、前記2つの位置調整機構の各々が含む、前記磁気シールド(280,380)を貫通するように設けられた雌螺子、および該雌螺子と螺合する止め螺子を用いて、前記2つの真空槽(140,440)の相対的位置関係を調整する、請求項5または6に記載の超電導マグネットの調整方法。
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