JPWO2013129423A1 - チタン酸リチウム粒子粉末、非水電解質二次電池用負極活物質粒子粉末並びに非水電解質二次電池 - Google Patents
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Abstract
非水電解質二次電池用活物質として、高い初期放電容量であり、ガス発生を抑制出来、バランスのとれた電池特性が得られるチタン酸リチウム粒子粉末を提供する。本発明は、スピネル構造を有し、XRDにてFd−3mで指数付けしたとき、リートベルト解析によるTiO2量が1.5%以下で、Li2TiO3量が1%以上6%以下の範囲で、Li4Ti5O12量が94%以上99%以下で、結晶歪みが0.0015以下で、且つ、BET法による比表面積が2m2/g以上7m2/g以下の範囲であるチタン酸リチウム粒子粉末である。
Description
本発明は、非水電解質二次電池用負極活物質として、優れた初期放電容量を示し、かつガス発生抑制に優れたチタン酸リチウム粒子粉末、並びに該材料を負極活物質として使用した非水電解質二次電池を提供する。
近年、AV機器やパソコン等の電子機器のポータブル化、コードレス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として小型、軽量で高エネルギー密度を有する二次電池への要求が高くなっている。このような状況下において、充放電電圧が高く、充放電容量も大きいという長所を有するリチウムイオン二次電池が注目されている。
このリチウムイオン二次電池において、近年、負極活物質にチタン酸リチウムを使用することが知られている。
チタン酸リチウム:Li4Ti5O12は、充放電によるリチウムイオン挿入・脱離反応における結晶構造変化が非常に小さいため、構造安定性が高く、信頼性の高い負極活物質として知られている。
従来から、チタン酸リチウム(Li4Ti5O12)を得るための製造法としては、リチウム塩とチタン酸化物をLi/Ti比がほぼ0.80となるように乾式または湿式混合した混合粉末(これらは、単なるリチウム塩とチタン酸化物の混合物である)を加熱焼成してLi4Ti5O12を得る、いわゆる固相反応法(以下、乾式法と言う)が知られている(特許文献1、2)。
一方、チタンとリチウムの混合物を水熱処理して、その後加熱焼成してLi4Ti5O12を得る、液相反応+固相反応法(以下、湿式法と言う)が知られている(特許文献3、4)。
これまでの報告では、最終組成物であるLi4Ti5O12の純度をより高めることを目標としており、この純度を高めるほど、電池特性が向上することが知られている。
しかしながら、不純物相を低減して純度の高いLi4Ti5O12からなるチタン酸リチウム粒子粉末としても、初期放電容量が高く、出力特性に優れ、且つガス発生が抑制できる負極活物質は未だ得られていない。特に、ラミネートタイプのセルでは、ガス発生により、接触不良が起こり、電池特性が劣化するため、極めてガス発生が少ないチタン酸リチウムが望まれている。
本発明者らは、目的物であるLi4Ti5O12に含まれるTiO2とLi2TiO3の存在量に着目し、鋭意、検討を行った結果、従来の知見、即ち、Li4Ti5O12の純度をより高めるよりも、Li2TiO3を特定の範囲で存在させ、且つBET法による比表面積を特定の範囲に調整することで、初期放電容量、及びガス発生抑制がともに優れた該負極活物質が得られることを見出した。更に、結晶歪みを特定の範囲以下にすることによって、出力特性にも優れた負極活物質を得ることを見出し、本発明に至った。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって達成できる。
すなわち、本発明は、スピネル構造を有するチタン酸リチウム粒子粉末において、XRDにてFd−3mで指数付けしたとき、リートベルト解析によるTiO2量が1.5%以下で、Li2TiO3量が1%以上6%以下の範囲で、Li4Ti5O12量が94%以上99%以下で、結晶歪みが0.0015以下で、且つ、BET法による比表面積が2m2/g以上7m2/g以下の範囲であることを特徴とするチタン酸リチウム粒子粉末である(本発明1)。
また、本発明は、Li/Ti比(モル比)が0.801〜0.83の範囲である本発明1に記載のチタン酸リチウム粒子粉末である(本発明2)。
また、本発明は、本発明1または本発明2に記載のチタン酸リチウム粒子粉末からなる負極活物質粒子粉末である(本発明3)。
また、本発明は、本発明3記載の負極活物質粒子粉末を使用し、対極をリチウム金属としたセルにおいて、リチウムが挿入される方向を充電としたときに、初期放電容量が165mAh/g以上で、且つ対極にマンガン酸リチウムを使用したラミネートタイプのセルによるガス発生量が1.0cc/g以下である本発明3記載の非水電解質二次電池用負極活物質粒子粉末である(本発明4)。
また、本発明は、本発明3又は4に記載の負極活物質粒子粉末を使用した非水電解質二次電池である(本発明5)。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、負極活物質粒子粉末として非水電解質二次電池に用いた場合に、優れた初期放電容量及び出力特性を示し、且つ、ガス発生が抑制されたバランスの良い電池特性が得られるので非水電解質二次電池用の活物質粒子粉末として好適である。
本発明の構成をより詳しく説明すれば次の通りである。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、少なくともスピネル構造であり、一般化学式でLi4Ti5O12と記載できる化合物であり、且つ、少なくともLi2TiO3を含有している。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末におけるLi2TiO3の存在状態は、本発明で特定する範囲の量であれば、粒子表面に被覆された状態やアイランド状に存在していてもよく、また、粒内ではどのような形状で存在していてもよい。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、XRDで10〜90度(2θ/θ)間の回折がFd−3mで指数付けできる。XRDパターンからリートベルト解析を行うことで、残留したTiO2量とLi2TiO3量を定量することができる。
本発明において、TiO2の存在量は1.5%以下であり、Li2TiO3の存在量は1.0〜6.0%の範囲である。TiO2の存在量が1.5%を超えると、出力特性が悪くなる。Li2TiO3の存在量が1.0%未満の場合、このチタン酸リチウム粒子粉末を負極活物質粒子粉末として用いて作製した二次電池の初期放電容量、出力特性は良好であるが、ガス発生が多くなる。また、Li2TiO3の存在量が6.0%を超えると、このチタン酸リチウム粒子粉末を負極活物質粒子粉末として用いて作製した二次電池の初期放電容量が低くなり、165mAh/g以上の高容量を満たすことができなくなる。好ましくはTiO2の存在量は1.0%以下であり、Li2TiO3の存在量は1.5〜5.0%であって、より好ましくはTiO2の存在量は0.5%以下であり、Li2TiO3の存在量は2.0〜4.0%である。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末のBET法による比表面積は2m2/g以上7m2/g以下の範囲である。比表面積がこの範囲より小さいと、電池容量が小さくなってしまい実用性に欠ける。この範囲より大きいとガスが発生しやすくなり電池の膨れが顕著になる。好ましい比表面積は2.2〜6.8m2/gであり、さらにより好ましくは2.4〜6.6m2/gである。
本発明ではチタン酸リチウム粒子粉末をXRD測定し、リートベルト解析によりチタン酸リチウム粒子粉末の結晶歪みを求めることができる。XRD測定条件は2θ/θで10〜90度の範囲を0.02度ステップスキャンした。
得られたXRD回折からリートベルト解析を行った結果、本発明にある結晶歪みの範囲が好適であることが分かった。本発明において、結晶歪みが0.0015を超えると出力特性が悪くなる。結晶歪みの好ましい範囲は0.0014以下であり、更に好ましい範囲は0.0001〜0.0013である。
本発明では、チタン酸リチウム粒子粉末のLi2TiO3存在量、比表面積及び結晶歪みなどの各種特性が本発明で規定する条件を満たすことで、下記のような効果をもたらされていると考えられる。
一般的に活物質は比表面積が小さいことでガス発生を抑制することができると考えられる。しかしながら、後述比較例6に示すように、比表面積を小さくしすぎると、初期容量も小さくなってしまう。本発明者らは、ガス発生について、比表面積以外の制御パラメータを検討した結果、チタン酸リチウム粉末中のLi2TiO3量にも関係していることを見出した。この作用は定かではないが、Li2TiO3がチタン酸リチウム粒子内若しくは表層に存在することで、チタン酸リチウムが満充電によりLi7Ti5O12となったときに、粒子全体ではなくLi2TiO3の存在ポイントが残り、その結果ガス発生が小さくなると考えている。
一方、出力特性を大きくする手法として、比表面積を大きくする処方(例えば、微粒子化する方法)が行われるが、微粒子化に伴う際に粒子にダメージ(応力の残留や化学組成の変化)が発生するために粒子に歪みが残ってしまう。この歪みが本発明の範囲より大きいと急激に出力特性が悪化してしまうことが分かった。
従って、チタン酸リチウム粒子粉末のLi2TiO3存在量と比表面積及び結晶歪みを特定の範囲に制御することで、非水電解質二次電池用の活物質粒子粉末として用いた場合、バランスのとれた電池特性を得ることが可能となる。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末のLi/Ti比(モル比)は0.801〜0.83が好ましい。チタン酸リチウム粒子粉末のLi/Ti比(モル比)が前記範囲外の場合、Li2TiO3などの不純物相が多量に生成し、その結果、非水電解質二次電池としたときに初期充電容量が小さくなるので、好ましくない。より好ましいLi/Ti比(モル比)は0.803〜0.828、更に好ましくは0.805〜0.827、更により好ましくは0.807〜0.826である。
次に、本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末の製造方法について述べる。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末の製造方法は、特に制限されるものではなく、湿式法/乾式法といった方法にて合成することができる。
以下にチタン酸リチウム粒子粉末を乾式法で製造した場合の一例を示す。
例えば、少なくともリチウム化合物とTiO2とを所定の本発明にあるLi/Tiとなるように秤量して、均一混合することで混合物を得、当該混合物を700〜900℃で焼成し、粉砕することによりチタン酸リチウム粒子粉末が得られる。
本発明に用いることができるリチウム化合物は炭酸リチウム、水酸化リチウム、酢酸リチウム、硝酸リチウム、酸化リチウムといったものがあるが、安価な炭酸リチウムが好ましい。
本発明に用いるTiO2は、特に制限はなく、含水和物も用いることが出来る。使用するTiO2は、結晶子サイズが10〜100nmであることが好ましい。また、TiO2含水和物の場合は、1〜20nmであることが好ましい。該結晶子サイズより大きい場合は、合成において異相が大きく生成してしまい、本発明の目的とするチタン酸リチウム粒子粉末を得ることが困難となる。また、本発明において用いることができるTiO2は、アナターゼ型とルチル型と、その混相があるが、アナターゼ型が好ましい。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末の製造に用いるリチウム化合物とTiO2は、焼成後のLi/Ti比で0.801〜0.83となるように調整し混合することが好ましい。前記範囲に調整するためには、リチウム化合物とTiO2との混合比を調整することによって行うことができる。Li/Tiを理論比の0.80より大きくする理由は、より結晶性の高いチタン酸リチウムを得ると共に、焼成後にLi2TiO3を残留させることにある。上記範囲より大きすぎると、初期放電容量が低下し、尚且つLi2TiO3残留物が更に多くなることにより得られたチタン酸リチウム粒子粉末は残留アルカリが多くなり、塗料のゲル化が起こる。
該混合物は700〜900℃で焼成することにより本発明にあるチタン酸リチウム粒子粉末が得られる。焼成温度が700℃未満であるとTiO2が多量に残留してしまう。焼成温度が高すぎると、リチウムの蒸発量が多くなりTiO2相が多量に発生してしまう。焼成温度は好ましくは700〜880℃である。ただし、用いるTiO2の特性(BET比表面積、結晶子径等)に応じて反応の進行程度が異なるので、好ましい焼成温度の温度範囲は変動する。
焼成における雰囲気は、酸化性雰囲気であっても還元雰囲気であってもよい。本発明において得られたチタン酸リチウム粒子粉末は、公知な技術の範囲において酸素欠損若しくは酸素過剰があってもよい。
焼成して得られたチタン酸リチウム粒子粉末は、粉砕することで粒度分布を整えることもできる。その粒度分布の形状は、シャープでもブロードでも、バイモーダルでもよい。粉砕には、ボールミル、ビーズミル、ハンマーミルなどが使用できる。
本発明においては、原料混合粉のLi/Ti比、焼成温度及び焼成時間、粉砕条件をそれぞれ組みわせることによって目的とするチタン酸リチウム粒子粉末を得ることができる。例えば、比較的高温で熱処理した場合には比表面積が低いものが得られる傾向にあり、また、粉砕時間が長くなれば、結晶歪が大きくなる傾向にある。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、非水電解質二次電池用負極活物質粒子粉末として用いることができる。
次に、本発明に係る負極活物質粒子粉末を含有する負極、並びに非水電解質二次電池について述べる。
本発明に係る負極活物質粒子粉末を含有する負極を製造する場合には、常法に従って、導電剤と結着剤とを添加混合する。導電剤としてはアセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛等が好ましく、結着剤としてはポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等が好ましい。
本発明に係る負極用活物質粒子粉末を含有する負極を用いて製造される二次電池は、正極、負極及び電解質から構成される。
正極活物質としては、一般的な非水電解質二次電池用の正極材であるコバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム、ニッケル酸リチウム等を用いることができる。
また、電解液の溶媒としては、炭酸エチレンと炭酸ジエチルの組み合わせ以外に、炭酸プロピレン、炭酸ジメチル等のカーボネート類や、ジメトキシエタン等のエーテル類の少なくとも1種類を含む有機溶媒を用いることができる。
さらに、電解質としては、六フッ化リン酸リチウム以外に、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸リチウム等のリチウム塩の少なくとも1種類を上記溶媒に溶解して用いることができる。
本発明に係る負極用活物質粒子粉末を含有する電極を用いて製造した非水電解質二次電池は、後述する評価法で1.0V以上の初期放電容量が165mAh/g以上である。
また、本発明に係る負極用活物質粒子粉末を負極とし、正極にマンガン酸リチウムを用いて製造した非水電解質二次電池にて、後述する評価法でガス発生量は1.0cc/cm3未満である。
なお、本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、正極活物質として用いることも可能である。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末を正極活物質として用いる場合、非水電解質二次電池は、前記の電極、対極および電解質からなり、対極(負極)には金属リチウム、リチウム合金等、あるいはグラファイト、コークスなどの炭素系材料が用いられる。
<作用>
本発明において最も重要な点は、本発明に係る特定量のLi2TiO3が存在し、且つ本発明範囲にある比表面積や結晶歪みを有するチタン酸リチウム粒子粉末を用いることで、二次電池として優れた初期放電容量や出力特性を有し、且つガス発生を抑制できる非水電解質二次電池を得ることができるという点である。
本発明において最も重要な点は、本発明に係る特定量のLi2TiO3が存在し、且つ本発明範囲にある比表面積や結晶歪みを有するチタン酸リチウム粒子粉末を用いることで、二次電池として優れた初期放電容量や出力特性を有し、且つガス発生を抑制できる非水電解質二次電池を得ることができるという点である。
従来は、X線回折によるピーク強度比を基準として、不純物相を低減して純度の高いLi4Ti5O12からなるチタン酸リチウム粒子粉末を得ることが行われてきた。しかしながら、単に、高純度にすることだけでは、初期放電容量が高く、且つガス発生が抑制できるという特性を十分に満たせるものではなかった。
本発明者らは、X線回折のピーク強度比による定量よりも、より正確に定量できるリートベルト解析によって不純物相を定量するとともに、ごく微量のLi2TiO3が存在させ、しかも、BET比表面積と結晶歪みを制御することによって、高い電池特性を示す負極活物質を得ることが可能となった。
本発明の代表的な実施の形態は、次の通りである。
BET比表面積は試料を窒素ガス下で120℃、45分間乾燥脱気した後、マックソーブHM Model−1208 マウンテック(株)製を用いて測定した。
Li/Ti比は、調整液を作製し、ICP測定には、iCAP6500 サーモフィッシャーサイエンティフィック(株)製を用いて各元素を定量して決定した。
試料のX線回折は、株式会社リガク製 SmartLabを用いて測定した(10〜90度、0.02度ステップスキャン)。また、TiO2量とLi2TiO3量の定量や結晶歪みと結晶子サイズの計算には、X線回折のデータを用いてリートベルト解析を行うことで算出した。リートベルト解析には、RIETAN2000を使用した。
本発明に係る負極活物質粒子粉末については、2032型コインセルを用いて電池評価を行った。
電池評価に係るコインセルについては、本発明による負極用活物質粒子粉末であるチタン酸リチウムを正極として用い、活物質量を90重量%、導電材としてアセチレンブラックを2.5重量%、グラファイトを2.5重量%、バインダーとしてN−メチルピロリドンに溶解したポリフッ化ビニリデン5重量%とを混合した後、Al金属箔に塗布し120℃にて乾燥した。このシートを16mmΦに打ち抜いた後、3.0t/cm2で圧着した物を正極に用いた。対極は16mmΦに打ち抜いた厚さが500μmの金属リチウムとし、電解液は1mol/LのLiPF6を溶解したECとDMCを体積比で1:2で混合した溶液を用いて2032型コインセルを作製した。
充放電特性は、恒温槽で25℃とした環境下で、充電をLiが脱離される方向としたときに、充電は1.0Vまで0.1Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)後、放電を3.0Vまで0.1Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)。本操作の1回目の充電容量(1st−CH)、放電容量(1st−DCH)を測定した。測定結果を表2に示す。表2において、初期充電容量が165mAh/g以上を「〇」、165mAh/g未満を「×」とした。
出力特性は、恒温槽で25℃とした環境下で放電は1.0Vまで0.1Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)後、充電は3.0Vまで0.1Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)。このときの放電容量をaとする。次に、放電は1.0Vまで4Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)後、充電は3.0Vまで0.1Cの電流密度にて行った(CC−CC操作)。このときの放電容量をbとするとき、出力特性は(b/a×100(%))とした。測定結果を表2に示す。表2において、出力特性が80以上を「〇」、80%未満を「×」とした。
ガス発生量の評価は、以下のとおりの方法でラミネートセルを作製して評価した。
本発明による負極用活物質粒子粉末であるチタン酸リチウムを90重量%、導電材としてアセチレンブラックを2.5重量%、グラファイトを2.5重量%、バインダーとしてN−メチルピロリドンに溶解したポリフッ化ビニリデン5重量%とを混合した後、Al金属箔に塗布し120℃にて乾燥した。このシートを40mm×100mm角に切り取った後、3.0t/cm2で圧密し、負極に用いた。
対極にはLi1.07Mn1.83Al0.1O4を92重量%、導電材としてアセチレンブラックを2.5重量%、グラファイトを2.5重量%、バインダーとしてN−メチルピロリドンに溶解したポリフッ化ビニリデン3重量%とを混合した後、Al金属箔に塗布し120℃にて乾燥し、このシートを40mm×100mm角に切り取った後、3.0t/cm2で圧密したものを用いた。
これらの電極を2セット対向するように組み合わせてラミネートセルを作成した。
上記ラミネートセルにおいて、まず室温で初期の充放電を行った後、2.7Vまで充電を行い、この電圧でのラミネートセルの容積を測定した。次に、測定後のセルを60℃環境下で24時間保存した後、再度、ラミネートセルの容積を測定し、高温保存前後の容積変化からガス発生量を評価した。測定結果を表2に示す。表2において、ガス発生量が1.0cc/g以下を「〇」、1.0cc/gを超えるものを「×」とした。
実施例1:
比表面積50m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.85に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度850℃で6時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比表面積50m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.85に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度850℃で6時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比較例1:
Li/Ti比のモル比を0.80に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
Li/Ti比のモル比を0.80に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例2:
ボールミルでの粉砕時間を3時間に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
ボールミルでの粉砕時間を3時間に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
比較例2:
ボールミルでの粉砕時間を6時間に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
ボールミルでの粉砕時間を6時間に変えた以外は、実施例1と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例3:
比表面積330m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.82に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度750℃で4時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで0.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比表面積330m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.82に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度750℃で4時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで0.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比較例3:
Li/Ti比のモル比を0.90に変えた以外は、実施例3と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
Li/Ti比のモル比を0.90に変えた以外は、実施例3と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例4:
比表面積8m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で1.00に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度880℃で10時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで4時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比表面積8m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で1.00に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度880℃で10時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで4時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比較例4:
焼成温度を750℃に変えた以外は、実施例4と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
焼成温度を750℃に変えた以外は、実施例4と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例5:
比表面積90m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.83に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度840℃で4時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比表面積90m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.83に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度840℃で4時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比較例5:
ボールミルでの粉砕時間を5時間に変えた以外は、実施例5と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
ボールミルでの粉砕時間を5時間に変えた以外は、実施例5と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例6:
比表面積285m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.83に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度800℃で3時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比表面積285m2/gのTiO2と炭酸リチウムをLi/Ti比のモル比で0.83に調整し、ライカイキにて1hr混合した。該混合粉末をアルミナるつぼに入れ、マッフル炉で、温度800℃で3時間、空気雰囲気中で焼成を行い、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。このチタン酸リチウムをボールミルで1.5時間粉砕してチタン酸リチウム粉末を得た。
比較例6:
焼成温度を850℃、焼成時間を4時間に変えた以外は、実施例6と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。比較例6では原料のTiO2のBET比表面積が285m2/gと大きいため反応が進行しやすく、850℃の焼成によって、BET比表面積が低いものが得られた。
焼成温度を850℃、焼成時間を4時間に変えた以外は、実施例6と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。比較例6では原料のTiO2のBET比表面積が285m2/gと大きいため反応が進行しやすく、850℃の焼成によって、BET比表面積が低いものが得られた。
比較例7:
Li/Ti比のモル比を0.82に変えた以外は、実施例5と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
Li/Ti比のモル比を0.82に変えた以外は、実施例5と同様に処理して、チタン酸リチウム粒子粉末を得た。
実施例及び比較例で得られたチタン酸リチウムの特性と条件を表1、表2に示す。
実施例に示すとおり、本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、初期放電容量が165mAh/g以上、出力特性が80%以上と、ともに高く、しかもガス発生が1.0cc/g以下と抑制されているので、非水電解質二次電池用の活物質として好適である。
なお、前記実施例においては、本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末を正極活物質として用いた例を示しているが、本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末を負極活物質として用いた場合にも、非水電解質二次電池の活物質として、優れた特性を発揮できるものである。
本発明に係るチタン酸リチウム粒子粉末は、負極活物質粒子粉末として非水電解質二次電池に用いた場合に、優れた初期放電容量及び出力特性を示し、且つ、ガス発生が抑制されたバランスの良い電池特性が得られるので非水電解質二次電池用の活物質粒子粉末として好適である。
Claims (5)
- スピネル構造を有するチタン酸リチウム粒子粉末において、XRDにてFd−3mで指数付けしたとき、リートベルト解析によるTiO2量が1.5%以下で、Li2TiO3量が1%以上6%以下の範囲で、Li4Ti5O12量が94%以上99%以下で、結晶歪みが0.0015以下で、且つ、BET法による比表面積が2m2/g以上7m2/g以下の範囲であることを特徴とするチタン酸リチウム粒子粉末。
- Li/Ti比(モル比)が0.801〜0.83の範囲である請求項1に記載のチタン酸リチウム粒子粉末。
- 請求項1または請求項2に記載のチタン酸リチウム粒子粉末からなる負極活物質粒子粉末。
- 請求項3記載の負極活物質粒子粉末を使用し、対極をリチウム金属としたセルにおいて、リチウムが挿入される方向を充電としたときに、初期放電容量が165mAh/g以上で、且つ対極にマンガン酸リチウムを使用したラミネートタイプのセルによるガス発生量が1.0cc/g以下である請求項3記載の非水電解質二次電池用負極活物質粒子粉末。
- 請求項3又は4に記載の負極活物質粒子粉末を使用した非水電解質二次電池。
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