JPWO2013129383A1 - 電磁力平衡式計量装置 - Google Patents

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Abstract

テコ部55に取り付けられるコイルは、テコ部55の延伸方向に平行な垂直面に沿って、テコ部の延伸方向に平行な上側及び下側の巻線部分61、62が生じるように偏平に巻回された偏平コイル60から成り、磁気回路70は、偏平コイル60の上側または下側の巻線部分61、62に対向し、前記垂直面に直交する方向に磁化された一または複数の板状の永久磁石91、92と、前記垂直面に直交する向きの磁束が生成されるように永久磁石の磁力線を導くヨーク部材75,76、77、78とを備える。偏平コイル60をテコ部55の延伸方向に沿って垂直に配置し、この偏平コイル60と平行に磁気回路70を配置しているため、計量装置の幅方向の厚さを薄くできる。

Description

本発明は、例えば、製造ラインを流れる製品などの計量に用いる電磁力平衡式計量装置に関し、幅方向の厚みを薄くして設置面積の減少を図ったものである。
電磁力平衡式の秤は、図18に示すように、支点で支えられたテコ10と、テコ10の一方で荷重を支える荷重受け部11と、テコ10の他方に取り付けられたコイル12と、永久磁石の磁界をコイル12に及ぼす磁気回路13と、テコ10の位置変位を検出するフォトセンサ14及び位置検出部15と、テコ10の位置変位を補償する電流をコイル12に供給するPIDコントローラ16とを備えており、テコの位置変位が補償されたときのコイルへの供給電流から、A/Dコンバータ17及びCPU18により荷重の重量が算出され、インターフェース19を介して重量データが外部に出力される。
下記特許文献1には、生産ラインに組み込まれて、ライン上を流れる製品や部品などを計量する組込み用の電磁力平衡式計量装置が開示されている。この組込み用計量装置100は、図19に示す外観を有し、筐体が、ステンレス製のカバー20と、ステンレス製のベース21とで構成され、カバー20の上面から荷重受け部30だけが露出している。この荷重受け部30の上に計量皿(不図示)が載り、計量皿の上に被測定物(不図示)が置かれる。また、カバー20の後端には、コネクタが取り付けられた裏蓋22が固定されている。
この筐体内には、図18に示す、テコ10、コイル12、磁気回路13及びフォトセンサ14が配置され、また、位置検出部15、PIDコントローラ16、A/Dコンバータ17及びCPU18を含む電気部が収容されている。
この組込み用計量装置100は、例えば、図20に示すように、搬入コンベア120と搬出コンベア121との間に複数台が並べて設置される。搬入コンベア120で搬入された被測定物130は、その複数個がチャックハンドル(不図示)などで把持されて複数台の組込み用計量装置100の計量皿に同時に載せられ、計量される。計量が終了した被測定物130は、チャックハンドルで把持されて搬出コンベア121に移され、搬出される。
特開2012−13465号公報 米国特許第4,545,448号明細書
従来の電磁力平衡式計量装置では、磁界をコイルに及ぼすために、図18に示すように、壷型ヨーク(スピーカ型ヨーク)を備える磁気回路が用いられている。
また、前記特許文献2には、図21に示すように、テコ36の延伸方向と直交する面に沿って永久磁石74及びコイル54が配置され、この永久磁石及びコイルを囲むようにヨーク70、72が配置された磁気回路が開示されている。
しかし、電磁力平衡式計量装置を生産ラインに組み込む場合には、壷型ヨークを備える磁気回路や、特許文献2に記載された磁気回路を使用すると、幅方向の厚さ(図19の寸法D)が増大し、そのため、生産ラインに多数の計量装置を組み込んだり、生産ラインをコンパクトに構成したりすることが困難になる。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、幅方向の厚さが薄い電磁力平衡式計量装置を提供することを目的としている。
本発明は、支点の前後に延びるテコ部と、テコ部の支点より後側に取り付けられるコイルと、コイルに及ぼす磁界を生成する磁気回路と、を備え、テコ部の支点より前側の力点に作用する力がコイルに通電して補償される電磁力平衡式計量装置であって、コイルは、テコ部の延伸方向に平行な垂直面に沿って、テコ部の延伸方向に平行な上側及び下側の巻線部分が生じるように偏平に巻回された偏平コイルから成り、磁気回路は、偏平コイルの上側または下側の巻線部分に対向し、前記垂直面に直交する方向に磁化された一または複数の板状の永久磁石と、前記垂直面に直交する向きの磁束が生成されるように永久磁石の磁力線を導くヨーク部材と、を備えることを特徴とする。
この電磁力平衡式計量装置は、偏平コイルをテコ部の延伸方向に沿って垂直に配置し、この偏平コイルと平行に磁気回路を配置しているため、計量装置の幅方向の厚さを薄くすることができる。
また、本発明では、偏平コイルの一方の側に、上側の巻線部分及び下側の巻線部分の各々に対向する二つの永久磁石を設け、二つの永久磁石の磁化の方向を逆向きにしている。
この電磁力平衡式計量装置では、コイルに通電したとき、偏平コイルの上下の巻線部分の位置で同一向きの垂直方向の力が発生するため、力点に作用する力を、小さい形状の偏平コイルで補償することができる。
また、本発明では、偏平コイルの他方の側に、二つの永久磁石の各々と向かい合う二つの板状のヨーク部材を設けることが望ましい。
このように板状ヨークを同じ側に配置する構造では、板状ヨークの厚さを薄くして磁気回路全体の幅を狭くできるため、装置の薄形化を図る上で有利である。
また、本発明では、板状のヨーク部材が、偏平コイルを介して向かい合う永久磁石と同一面積を有することが望ましい。
こうすることで、偏平コイルに垂直に作用する磁束量を増加させることができ、また、偏平コイル位置での磁束密度分布の対称性を確保することができる。
また、本発明の電磁力平衡式計量装置は、磁気回路が、偏平コイルの一方の側で上側の巻線部分に対向する上側永久磁石と、偏平コイルの他方の側で下側の巻線部分に対向する下側永久磁石と、上側の巻線部分を介して上側永久磁石に向き合う板状の上側ヨーク部材と、下側の巻線部分を介して下側永久磁石に向き合う板状の下側ヨーク部材と、を有し、上側永久磁石の磁化の方向が下側永久磁石の磁化の方向と逆向きであり、上側ヨーク部材の上辺及び下辺に上側永久磁石との間隔を狭める突条が設けられ、下側ヨーク部材の上辺及び下辺に下側永久磁石との間隔を狭める突条が設けられていることを特徴とする。
この電磁力平衡式計量装置は、偏平コイルに電流を流したときに発生する電磁力の強さが、偏平コイルの位置を変えても殆ど変化しない。そのため、系のバランス点が何らかの原因でずれたときでも、スパンの変化が回避でき、また、機構部分の組み立て精度が緩和される。
また、本発明の電磁力平衡式計量装置では、磁気回路の外側を電磁鋼板で覆うことが望ましい。
電磁鋼板は、磁気回路のヨークから漏れた磁束を吸収して外に漏らさないため、ヨークの厚さを薄くして、計量装置の一層の薄形化を図ることができる。
また、本発明の電磁力平衡式計量装置は、生産ラインに組み込んで使用する組込み用計量装置に適している。
計量装置の幅方向の厚さが薄いため、生産ライン間の狭い面積に多数の計量装置を並べて配置することができ、生産ラインのコンパクト化が可能になる。
本発明の電磁力平衡式計量装置は、幅方向の厚みを薄くできる。そのため、複数台を並べて設置する場合でも、占有面積が少なくて済む。
また、偏平コイルの上側巻線部分に対向する永久磁石と、下側巻線部分に対向する永久磁石とが、偏平コイルの異なる側に在り、それらの永久磁石と対を成すヨーク部材の上辺及び下辺に突条が設けられている電磁力平衡式計量装置は、偏平コイルに通電したときの発生電磁力の強さが偏平コイルの位置に殆ど依存しないため、系のバランス点が何らかの原因でずれたときでも、スパンの変化が回避でき、また、機構部分の組み立て精度が緩和される。
本発明の第1の実施形態に係る電磁力平衡式計量装置の断面図 図1の電磁力平衡式計量装置の平面図 図1のA−A位置における磁気回路部分の断面図 図1のB−B位置における磁気回路部分の断面図 図4の磁気回路の磁束を示す図 永久磁石間距離(A)及び永久磁石と周辺ヨークとの間の距離(B)に伴う漏洩磁束密度及び電磁力の変化を示す図 図6における距離A及びBを説明する図 磁気回路部分の変形例を示す図(永久磁石の位置を変更した例(a)と、永久磁石同士を対向させた例(b)) 電磁鋼板で覆った磁気回路を示す図 本発明の第2の実施形態に係る電磁力平衡式計量装置の磁気回路を示す図 図10の磁気回路の磁束密度分布を示す図 図11の磁束密度分布の解析位置を示す図 図10の磁気回路でコイルがy方向に変位したときの電磁力変化を示す図 図10の磁気回路でコイルがx方向に変位したときの電磁力変化を示す図 コイルのy方向の変位に伴う電磁力変化を突条間隔を変えて解析した図 コイルのx方向の変位に伴う電磁力変化を突条間隔を変えて解析した図 図15及び図16の測定条件を説明する図 従来の電磁力平衡式計量装置の構成を示す図 従来の組み込み用電磁力平衡式計量装置の外観を示す図 図19の装置が生産ラインに組み込まれた状態を示す図 従来の電磁力平衡式計量装置の他の構成を示す図
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る電磁力平衡式計量装置の断面図を示し、図2は、その平面図を示している。
この計量装置は、荷重受け部51を支持し、被測定荷重に応じて下方に変位する可動部52と、可動部52に一端が連結された二本の平行するロバーバル機構53と、可動部52に一端が連結された連結部54と、連結部54の他端に連結されたテコ部55と、テコ部55の支点56を保持し、且つ、ロバーバル機構53の他端が連結された固定部57とを有している。固定部57は、後述する磁気回路を介して基板50に固定されている。テコ部55と連結部54との連結点(58)は、荷重に応じた力がテコ部55に作用する力点58となる。
この明細書では、テコ部55の力点58が存在する側をテコ部55の前側と言い、反対側を後側と言うことにする。
支点56で支持されたテコ部55の後端は、力点58に作用する力に応じて、垂直方向に移動することが可能である。ただ、実際には、テコ部55の移動が後述する偏平コイル60への通電で即時に補償されるため、テコ部55は殆ど動かない。テコ部55の後端には、垂直方向の位置を検出するためのスリット80が設けられている。
テコ部55のスリット80よりも前側の位置には、電線をトラック(競争路)形状に巻回して構成された偏平コイル60が取り付けられている。偏平コイル60は、テコ部55の延伸方向に平行な上側の巻線部分(上側平行巻線部分)61と下側の巻線部分(下側平行巻線部分)62とを有している。
テコ部55は、偏平コイル60を取り付けるための偏平コイル保持部551を備えている。偏平コイル保持部551は、テコ部55から垂直下方に延びており、偏平コイル60よりも僅かに大きな面積を有している。偏平コイル保持部551、及び、それと一体化されたテコ部55の部分は、アルミ板や樹脂板などの非磁性体で構成されている。
この偏平コイル60に及ぼす磁界を生成する磁気回路70は、偏平コイル60を取り囲むように基板50に固定されている。
なお、磁気回路70には、テコ部55の動きを妨げないように、テコ部55が挿通される挿通孔71、72が設けられている(図1)。磁気回路70の後側の挿通孔72からはテコ部55の後端が突出し、この後端に設けられたスリット80を利用してテコ部55の後端位置(垂直方向の位置)を検出するフォトインタラプタ81が、磁気回路70に固定されている。フォトインタラプタ81は、対向する発光部及び受光部を有し、テコ部55の後端が基準位置にあるとき、受光部がスリット80を通して発光部の光を検出する。
図3は、図1のA−A位置の切断面から見た磁気回路70と、磁気回路70に囲まれたテコ部55及び偏平コイル60を示している。
また、図4は、図1のB−B位置の切断面から見た磁気回路70と、磁気回路70に囲まれたテコ部55及び偏平コイル60を示している。
偏平コイル60を囲む磁気回路70は、テコ部55の長手方向に沿って垂直に立つ第1の横側面ヨーク73と、第1の横側面ヨーク73と平行に垂直に立つ第2の横側面ヨーク74と、支点56側から見て手前側に立つ、挿通孔71が形成された前側面ヨーク75と、支点56側から見て後ろ側に立つ、挿通孔72が形成された後側面ヨーク76と、第1の横側面ヨーク73、前側面ヨーク75、第2の横側面ヨーク74及び後側面ヨーク76によって四方が囲まれた空間の上側を塞ぐ上側ヨーク77と、この空間の下側を塞ぐ下側ヨーク78とを具備している。
また、図4に示すように、第1の横側面ヨーク73の内面には、偏平コイル60の上側平行巻線部分61に対向する位置に板状の永久磁石(上側板状永久磁石)91が固定され、偏平コイル60の下側平行巻線部分62に対向する位置に板状の永久磁石(下側板状永久磁石)92が固定されている。上側板状永久磁石91及び下側板状永久磁石92は、共に厚さ方向に磁化されているが、磁化の方向は、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92とで逆向きになっている。
また、第2の横側面ヨーク74の内面には、偏平コイル60の上側平行巻線部分61を間に挟んで、上側板状永久磁石91と対向する位置に、上側板状永久磁石91と同一面積で厚さが薄い上側板状ヨーク93が固定され、偏平コイル60の下側平行巻線部分62を間に挟んで、下側板状永久磁石92と対向する位置に、下側板状永久磁石92と同一面積で厚さが薄い下側板状ヨーク94が固定されている。
このように、同一面積の上側板状永久磁石91及び上側板状ヨーク93、並びに、下側板状永久磁石92及び下側板状ヨーク94を近接させて対向させると、それらの対向位置では、偏平コイル60の面に垂直な方向にベクトルを揃えた磁束密度の高い磁束が、上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62を通過する。
図5には、図4の磁気回路に流れる磁束を示している。
ただし、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92との距離が近過ぎると、永久磁石間に渡る磁束が増加し、偏平コイル60の面に垂直なベクトルの磁束密度が減少するため、偏平コイル60に通電したときの電磁力が小さくなる。
また、上側板状永久磁石91と上側板状ヨーク93との対向位置から、その側方に位置する上側ヨーク77までの距離が近いと、上側板状永久磁石91から上側ヨーク77に渡る磁束が発生し、上側板状永久磁石91から上側板状ヨーク93に向かう磁束(偏平コイル60の面に垂直なベクトルの磁束)の磁束密度が減少する。そのため、偏平コイル60に通電したときの電磁力が小さくなる。これは、下側板状永久磁石92と下側板状ヨーク94と下側ヨーク78との関係においても同様である。
図6は、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92との磁石間距離、及び、上側板状永久磁石91と上側ヨーク77との距離が電磁力に与える影響について解析した結果を示している。
ここでは、図7に示すように、磁気回路の中心(点線位置)から上側板状永久磁石91の一端までの距離をA、上側板状永久磁石91の他端から上側ヨーク77までの距離をBとして、側面からの漏れ磁束密度の最大値と偏平コイル60に生じる電磁力とがA及びBによりどのように変化するかを調べている。
図6のグラフにおいて、横軸はA及びBの距離(mm)を表し、左側の縦軸は漏れ磁束密度の最大値(mT)を表し、右側の縦軸は偏平コイル60に生じる電磁力(mN)を表している。また、Aを変えたときの漏れ磁束密度の最大値の変化を実線1で表し、Bを変えたときの漏れ磁束密度の最大値の変化を実線2で表し、Aを変えたときの電磁力の変化を点線3で表し、また、Bを変えたときの電磁力の変化を点線4で表している。
図6から分かるように、磁石間距離が狭い(Aが小さい)と、上側板状永久磁石91から下側板状永久磁石92に渡る磁束量が増加するため、偏平コイル60に作用する磁束密度が減少し、偏平コイル60に生じる電磁力が小さくなる。Aを拡げることで上側板状永久磁石91から上側板状ヨーク93に渡る磁束量が増加し、偏平コイル60に生じる電磁力が改善される。同時に、側面からの漏れ磁束密度の最大値も若干増加する。
また、上側板状永久磁石91から上側ヨーク77までの距離(B)が狭いと、上側板状永久磁石91から上側ヨーク77に渡る磁束量が増加し、側面からの漏れ磁束密度の最大値が増加する。そのため、偏平コイル60に作用する磁束密度が減少し、偏平コイル60に生じる電磁力が小さくなる。そのため、Bの距離は、ある程度拡げる必要がある。
こうした解析結果を踏まえて、この電磁力平衡式計量装置では、上側板状永久磁石91と上側ヨーク77との距離、及び、下側板状永久磁石92と下側ヨーク78との距離を、板状永久磁石91、92の寸法の1/3に設定し、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92との磁石間距離を、板状永久磁石91、92の寸法の2/5に設定している。
この電磁力平衡式計量装置では、テコ部55の垂直方法の動きを補償する電流が偏平コイル60に流れたときに、偏平コイル60の上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62に、同じ向きの垂直方向の力が発生し、これらの合力でテコ部55は、基準位置に引き戻される。
このように、この電磁力平衡式計量装置では、偏平コイル60がテコ部55の延伸方向に沿って垂直に配置され、また、偏平コイル60を挟む板状永久磁石91、92及び板状ヨーク93、94、並びに、それらが固定された左右の側面ヨーク73、74が、いずれも偏平コイル60と平行に配置されているため、幅方向の寸法(図2の寸法D)を極めて小さくできる。
そのため、生産ラインに複数の電磁力平衡式計量装置を並べて配置しても、占有面積が小さくて済み、生産ラインのコンパクト化が可能になる。
また、偏平コイル60の平行巻線部分61、62を間に挟み、同一面積の板状永久磁石91、92と板状ヨーク93、94とを近接位置で対向させているため、平行巻線部分61、62の位置には、偏平コイル60の面に垂直な向きの磁束が均質に存在する、磁束密度分布が密(磁束量が多い)な磁界が発生する。この磁界により偏平コイル60の動きの対称性が確保され、高精度の計量が可能になる。
また、偏平コイル60の上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62のそれぞれに対向させて上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92とを配置し、上側板状永久磁石91及び下側板状永久磁石92の磁化方向を逆向きにしているため、偏平コイル60に通電したとき、上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62に、同じ向きの垂直方向の力が発生する。そのため、小型の偏平コイル60を使用しても、テコ部55の動きを補償する力が確保できる。
なお、テコ部55の動きを補償する大きな力が必要なときは、偏平コイル60の上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62の長さを拡張し、それに合わせて、上側板状永久磁石91及び下側板状永久磁石92の長さを拡張したり、上側板状永久磁石91及び下側板状永久磁石92の複数個を上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62に対向させて配置したりすることで対応できる。
また、図8(a)に示すように、第1の横側面ヨーク73の内面に上側板状永久磁石91と下側板状ヨーク94とを固定し、第2の横側面ヨーク74の内面に上側板状ヨーク93と下側板状永久磁石92とを固定しても良い。
また、図8(b)に示すように、平行巻線部分61の両側に、同一の厚さ方向に磁化された板状永久磁石91、95を対向して配置し、平行巻線部分62の両側に、同一の厚さ方向に磁化された板状永久磁石92、96を対向して配置しても良い(ただし、板状永久磁石91と板状永久磁石92との磁化方向は逆向きとし、板状永久磁石95と板状永久磁石96との磁化方向は逆向きとする。)。
なお、図8(a)の構造と図4の構造とを比較すると、同じ厚さの板状永久磁石91、92を使用する場合に、板状ヨーク93、94を同じ側に配置する図4の構造は、板状ヨーク93、94の厚さを薄くして磁気回路全体の幅を狭くすることができるため、装置の薄形化を図る上で有利である。なお、この場合、板状永久磁石91、92の体積は、図4と図8(a)とで同じであるため、偏平コイル60に通電したときに発生する力は殆ど変わらない。
また、図9に示すように、磁気回路の外郭を構成する第1の横側面ヨーク73、前側面ヨーク75、第2の横側面ヨーク74、後側面ヨーク76、上側ヨーク77及び下側ヨーク78の外面全体を、磁気シールド機能を有する電磁鋼板97で覆うようにしても良い。電磁鋼板97は、磁気回路のヨークから漏れた磁束を吸収して外に漏らさない。
この計量装置の一層の薄形化を進めるために、磁気回路の外郭を構成するヨークの厚さを薄くすると、ヨークから漏れる磁束が増えてしまうが、磁気回路の外面全体を電磁鋼板97で覆うことにより漏れ磁束を閉じ込めることができる。そのため、隣接する計量装置に対しても漏れ磁束の影響は及ばない。
このように、磁気回路全体を電磁鋼板97で覆うことにより、計量装置の一層の薄形化が可能になる。
(第2の実施形態)
偏平コイル60に流れる電流から被測定物の重量を計測する電磁力平衡式計量装置では、偏平コイル60に一定電流を通電したときに発生する電磁力が、磁気回路70内の偏平コイル60の位置によって変わることは好ましくない。発生電磁力と電流との関係が偏平コイル60の位置に依存する場合は、テコ部55の変位が0になる位置、つまり系のバランス点が何らかの原因でずれたときに、大きなスパン変化が生じるからであり、また、機構部分の組み立て精度を厳密にしなければ、意図する大きさの電磁力を得ることができないからである。
本発明の第2の実施形態に係る電磁力平衡式計量装置は、発生電磁力と電流との関係が偏平コイル60の位置によって殆ど変わらない構造を有している。
この電磁力平衡式計量装置の磁気回路の断面図を図10(a)に示している。この磁気回路では、図8(a)と同様に、偏平コイルの上側平行巻線部分61の位置で上側板状永久磁石91が上側板状ヨーク193に向き合う方向と、下側平行巻線部分62の位置で下側板状永久磁石92が下側板状ヨーク194に向き合う方向とが逆になっている。
即ち、上側平行巻線部分61に対向する上側板状永久磁石91は第1の横側面ヨーク73の内面に固定され、上側平行巻線部分61を介して上側板状永久磁石91に向き合う上側板状ヨーク193は第2の横側面ヨーク74の内面に固定され、また、下側平行巻線部分62に対向する下側板状永久磁石92は第2の横側面ヨーク74の内面に固定され、下側平行巻線部分62を介して下側板状永久磁石92に向き合う下側板状ヨーク194は第1の横側面ヨーク73の内面に固定されている。なお、上側板状永久磁石91、下側板状永久磁石92、上側板状ヨーク193及び下側板状ヨーク194の対向する面積は同一である。
そして、上側板状ヨーク193及び下側板状ヨーク194は、図10(b)に拡大して示すように、上辺及び下辺に突条201、202を有しており、この突条201、202の位置では、突条201、202の厚さの分だけ、上側板状永久磁石91または下側板状永久磁石92との間隔が狭くなっている。
この計量装置では、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92とが偏平コイル60の異なる側に設置されているため、それらが同じ側に設置された図4の構造に比べて、上側板状永久磁石91と下側板状永久磁石92との間の直線距離が長く、永久磁石間で直接流出入する磁束が少ない。その結果、偏平コイルの上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62に作用する有効磁束が増加する。
また、上側板状ヨーク193及び下側板状ヨーク194の上辺及び下辺に設けられた突条201、202の位置では、上側板状永久磁石91または下側板状永久磁石92との間隔が狭くなるため、対向する永久磁石から流入する磁束が増加する。その結果、上側板状永久磁石91と上側板状ヨーク193との間、及び、下側板状永久磁石92と下側板状ヨーク194との間の磁束密度分布が、広い範囲で均一化する。
図11(a)は、突条を設けた板状ヨークと板状永久磁石とを対向させたときの磁束密度分布について解析した結果を示している。ここでは、図12に示すように、コイル中心から0.5mmだけ板状ヨーク側に近付けた点線位置(a)、コイル中心を通る点線位置(b)及びコイル中心から0.5mmだけ永久磁石側に近付けた点線位置(c)の磁束密度を解析している。図11(a)では、(c)の位置での磁束密度の最大値を基準値に採り、板状ヨークの長さ方向(紙面の左右方向)の各位置における磁束密度の基準値からの差異を%で示している。図11(b)は、比較のため、板状ヨークが突条を持たない場合の磁束密度分布を示している。
図11(a)、図11(b)を比較して明らかなように、板状ヨークの上辺及び下辺に突条を設けることで、磁束密度分布の均一な領域が拡大している。
そのため、図10(a)のy方向に偏平コイル60が変位した場合でも、上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62は、それぞれ、磁束密度分布が略均一な領域内で位置を変えることになり、偏平コイル60に流れる電流と発生電磁力との関係に変化が生じない。
図13(a)のグラフは、図10(a)のy方向に偏平コイル60が変位したときの電磁力の変化を示している。図13(a)において、線aは、図10(a)の磁気回路を有する電磁力平衡式計量装置の特性を示し、線bは、比較例として、図4の磁気回路(即ち、偏平コイルの上側巻線部分及び下側巻線部分の各々に対向する永久磁石が偏平コイルの同じ側に在り、偏平コイルの反対側に在って各永久磁石と対を成す板状ヨークが突条を持たない磁気回路)を有する装置の特性を示している。また、図13(b)のグラフは、偏平コイル60のy方向の変位が0のときの電磁力を基準値に採り、偏平コイル60がy方向に変位した位置での電磁力と基準値との差異を%で示している。
図13(a)(b)から明らかなように、図10の磁気回路を備える電磁力平衡式計量装置は、偏平コイル60がy方向に変位しても、発生電磁力は殆ど変わらない。
また、この電磁力平衡式計量装置では、上側板状永久磁石91が第1の横側面ヨーク73に固定され、下側板状永久磁石92が第2の横側面ヨーク74に固定されているため、図10(a)のx方向に偏平コイル60が変位すると、上側平行巻線部分61は上側板状永久磁石91に近付き、下側平行巻線部分62は下側板状永久磁石92から離れることになる。
このとき、板状永久磁石と板状ヨークとの間の磁界は、板状永久磁石に近付く程、強くなる。これは、板状永久磁石及び板状ヨークの面積が有限であるため、板状永久磁石から板状ヨーク以外に向かう磁束が発生し、磁束密度は、板状永久磁石に近い程、高くなるからである。
それ故、偏平コイル60がx方向に変位するとき、上側平行巻線部分61及び下側平行巻線部分62の一方に対する磁界は強まり、他方に対する磁界は弱まる。磁界が強まる巻線部分では、発生電磁力が増加するが、磁界が弱まる巻線部分で、発生電磁力が減少するため、電磁力の変化はキャンセルされ、電磁力が略一定に保たれる。
図14(a)のグラフは、図10(a)のx方向に偏平コイル60が変位したときの電磁力の変化を示している。図14(a)において、線aは、図10(a)の磁気回路を有する電磁力平衡式計量装置の特性を示し、線bは、比較例として、板状永久磁石が同じ側に固定された図4の場合の特性を示している。また、図14(b)のグラフは、偏平コイル60のx方向の変位が0のときの電磁力を基準値に採り、偏平コイル60がx方向に変位した位置での電磁力と基準値との差異を%で示している。
図14(a)(b)から明らかなように、図10(a)の磁気回路を備える電磁力平衡式計量装置は、偏平コイル60がx方向に変位しても、発生電磁力は殆ど変わらない。
また、図15及び図16は、上側板状ヨーク193及び下側板状ヨーク194に設けた突条201、202の幅を変えたときの特性変化を示している。
ここでは、図17に示すように、板状ヨーク193、194の全長を一定に保ち、突条201、202の幅Aを変えて特性変化を調べている。
図15は、y方向に偏平コイル60が変位したときの電磁力の変化について、幅Aを3.0mmから3.5mmまで、0.1mm刻みで変えて調べた結果を示している。
また、図16は、同様の条件の下でx方向に偏平コイル60が変位したときの電磁力の変化の様子を示している。
図15から、突条の幅Aを3.3mmから3.4mmの間に設定すれば、偏平コイル60がy方向に変位しても、発生電磁力に変化が生じないことが分かる。
また、図16から、突条の幅Aを3.3mmから3.4mmの間に設定したときには、偏平コイル60がx方向に変位しても、発生電磁力に変化が生じないことが分かる。
このように、図10(a)の磁気回路を備える電磁力平衡式計量装置は、上側板状ヨーク193及び下側板状ヨーク194に設ける突条201、202の幅を適宜選定することにより、偏平コイル60の位置ずれによる発生電磁力の変化を略ゼロにすることができる。
なお、ここで示した構成は、本発明の一例であり、本発明は、それだけに限定されるものではない。
本発明の電磁力平衡式計量装置は、狭い場所に設置することが可能であり、生産ラインを持つ製造工場や搬送ラインを持つ物流施設、あるいは、研究施設や医療施設など、幅広い分野で利用することができる。
10 テコ
11 荷重受け部
12 コイル
13 磁気回路
14 フォトセンサ
15 位置検出部
16 PIDコントローラ
17 A/Dコンバータ
18 CPU
19 インターフェース
20 カバー
21 ベース
22 裏蓋
30 荷重受け部
50 基板
51 荷重受け部
52 可動部
53 ロバーバル機構
54 連結部
55 テコ部
56 支点
57 固定部
58 力点
60 偏平コイル
61 上側平行巻線部分
62 下側平行巻線部分
70 磁気回路
71 挿通孔
72 挿通孔
73 第1の横側面ヨーク
74 第2の横側面ヨーク
75 前側面ヨーク
76 後側面ヨーク
77 上側ヨーク
78 下側ヨーク
80 スリット
81 フォトインタラプタ
91 上側板状永久磁石
92 下側板状永久磁石
93 上側板状ヨーク
94 下側板状ヨーク
95 板状永久磁石
96 板状永久磁石
97 電磁鋼板
100 組込み用計量装置
120 搬入コンベア
121 搬出コンベア
130 被測定物
193 上側板状ヨーク
194 下側板状ヨーク
201 突条
202 突条
551 偏平コイル保持部

Claims (7)

  1. 支点の前後に延びるテコ部と、前記テコ部の支点より後側に取り付けられるコイルと、前記コイルに及ぼす磁界を生成する磁気回路と、を備え、前記テコ部の支点より前側の力点に作用する力が前記コイルに通電して補償される電磁力平衡式計量装置であって、
    前記コイルは、前記テコ部の延伸方向に平行な垂直面に沿って、前記テコ部の延伸方向に平行な上側及び下側の巻線部分が生じるように偏平に巻回された偏平コイルから成り、
    前記磁気回路は、前記偏平コイルの上側または下側の前記巻線部分に対向し、前記垂直面に直交する方向に磁化された一または複数の板状の永久磁石と、前記垂直面に直交する向きの磁束が生成されるように前記永久磁石の磁力線を導くヨーク部材と、を備えることを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  2. 請求項1に記載の電磁力平衡式計量装置であって、前記磁気回路は、前記偏平コイルの一方の側で前記上側の巻線部分及び下側の巻線部分の各々に対向する二つの前記永久磁石を有し、前記二つの永久磁石の磁化の方向が逆向きであることを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  3. 請求項2に記載の電磁力平衡式計量装置であって、前記磁気回路は、前記偏平コイルの他方の側に、前記二つの永久磁石の各々と向かい合う二つの板状の前記ヨーク部材を有することを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  4. 請求項3に記載の電磁力平衡式計量装置であって、前記板状のヨーク部材は、前記偏平コイルを介して向かい合う前記永久磁石と同一面積を有することを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  5. 請求項1に記載の電磁力平衡式計量装置であって、前記磁気回路が、前記偏平コイルの一方の側で前記上側の巻線部分に対向する上側永久磁石と、前記偏平コイルの他方の側で前記下側の巻線部分に対向する下側永久磁石と、前記上側の巻線部分を介して前記上側永久磁石に向き合う板状の上側ヨーク部材と、前記下側の巻線部分を介して前記下側永久磁石に向き合う板状の下側ヨーク部材と、を有し、
    前記上側永久磁石の磁化の方向が前記下側永久磁石の磁化の方向と逆向きであり、
    前記上側ヨーク部材の上辺及び下辺に、前記上側永久磁石との間隔を狭める突条が設けられ、前記下側ヨーク部材の上辺及び下辺に、前記下側永久磁石との間隔を狭める突条が設けられていることを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の電磁力平衡式計量装置であって、前記磁気回路の外側を覆う電磁鋼板を備えることを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の電磁力平衡式計量装置であって、生産ラインに組み込まれて使用されることを特徴とする電磁力平衡式計量装置。
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