JPWO2013061517A1 - 機器連携サービス実行装置、機器連携サービス実行方法、及び機器連携サービス実行プログラム - Google Patents
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Abstract
アプリ情報取得部405は、ローカルストレージ407に記録済みの所有機器であって、機器検索部402により今回検索されなかった所有機器である非接続機器と、機器検索部402により今回検索された所有機器である接続機器との機器リストを、外部ネットワークを介して外部サーバ107に送信する。サービス一覧表示部406は、アプリ情報取得部405が外部サーバ107から取得し、機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、所有機器管理部404により所有機器と判定された機器とを表示部410に一覧表示し、ユーザに機器連携サービスの選択を行わせる。
Description
本発明は、ネットワークを介して接続された機器が互いに通信し合いながら連携して動作し、機器連携サービスを実行する機器連携サービス技術に関するものである。
従来技術として、DLNA(Digital Living Network Alliance)やUPnP(Universal Plug and Play)といったホームネットワークに接続された機器同士でコマンドの送受信を行う通信プロトコルを利用し、ホームネットワーク内の機器を検索し、発見された機器とユーザの手元の機器とでコンテンツを共有したり、発見した機器をユーザの手元の機器から遠隔操作したりといった機器連携サービスが知られている。
また、これら機器連携サービスを実現するためのアプリケーションを外部サーバから動的に取得することで、連携対象の機器が新しい規格にバージョンアップされていた場合に、その規格に追随できるように機器連携サービスを更新するといった機器連携サービスシステムも知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、従来の機器連携サービスシステムでは、現在、ホームネットワークに接続されている機器との連携に関しては対応できるが、ホームネットワークから取り外され、現在ホームネットワークに接続されていない機器との連携は一切考慮されていない。
本発明の目的は、現在、ホームネットワークに接続されている機器のみならず、現在ホームネットワークから取り外されている機器も考慮した機器連携サービスを実現することができる技術を提供することである。
本発明の一態様による機器連携サービス実行装置は、ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行装置であって、前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索部と、前記機器検索部により検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理部と、前記ローカルストレージに機器情報が記録済みの機器であって前記機器検索部により今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索部により今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得部と、前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示部と、前記サービス一覧表示部により一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行部とを備え、前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報と、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する。
(本実施の形態の機器連携サービス実行装置に至った経緯)
ユーザが所有している機器は常にホームネットワークに接続されているとは限らず、電源オフの状態や宅外などホームネットワークの外に持ち出されている機器も存在する。
ユーザが所有している機器は常にホームネットワークに接続されているとは限らず、電源オフの状態や宅外などホームネットワークの外に持ち出されている機器も存在する。
しかしながら、従来の機器連携サービスシステムでは、現在ホームネットワークに接続されている機器のみが考慮されているため、この機器が継続してIPアドレスを保持していなければ、機器連携サービスに対応できないという課題がある。
また、現在はホームネットワークに接続されているが将来的にはホームネットワークから切り離される機器も発生することが想定される。しかしながら、従来の機器連携サービスシステムでは、現在ホームネットワークに接続されている機器のみが考慮されているため、現在ホームネットワークに接続されていない機器を含むユーザが所有する全ての機器に対応することができず、不完全なシステムとなっている。
また、機器を購入した時点では、興味あるサービスが公開されていなかったために、その機器を使用するのをやめて、ホームネットワークへの接続から外して、例えば倉庫の奥へ片づけてしまったが、後日、その機器に対して非常に魅力的な機器連携サービスが公開されることもある。
しかしながら、従来の機器連携サービスシステムでは、機器をネットワークに接続しなければ、どのような機器連携サービスがあるのかユーザは知ることができない。そのため、従来の機器連携サービスシステムでは、ホームネットワークの接続から外した機器に対して魅力ある機器連携サービスが後日公開されたとしても、ユーザにその機器連携サービスを通知する手段がなく、その機器が倉庫に収納されたまま放置される虞がある。
また、ホームネットワークに接続されている機器の全てがユーザにより所有される機器であるとは限らない。例えば、機器連携サービスシステムが組み込まれた機器を宅外に持ち出し、公衆の無線LANサービスに接続した際、公衆の無線LANサービスに接続されている他人の機器との間で機器連携サービスを行うことも考えられる。この場合、何らの制約も設けずに機器同士で機器連携サービスを行うと、知らないうちに個人情報が他人の機器に盗み出されたり、自身の機器が意図せぬ動作を行ったりする虞が生じる。
また、ユーザの自宅に友人が訪ねてきて、友人の持つ機器が一時的にホームネットワークに接続された際、ユーザの機器と友人の機器との間で何らの制約も設けずに機器連携サービスを実行すると、一時的なネットワーク参加にも関わらず、ユーザの機器のアプリケーションが勝手に更新されたり、設定が上書きされたりするなど、ユーザが期待していない動作が行われる虞がある。
そこで、本実施の形態による機器連携サービス実行装置は、現在、ホームネットワークに接続されている機器のみならず、現在ホームネットワークから取り外されている機器も考慮した機器連携サービスを実現することができる技術を提供することである。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における機器連携サービス実行装置101の利用形態の一例を示す図である。機器連携サービス実行装置101は、ルータ102を介してインターネット及びローカルネットワークに接続されている。そして、機器連携サービス実行装置101は、インターネットを経由して外部サーバ107へのアクセスと、宅内に構築されたローカルネットワークを経由してローカルネットワークに接続された機器へのアクセスとが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1における機器連携サービス実行装置101の利用形態の一例を示す図である。機器連携サービス実行装置101は、ルータ102を介してインターネット及びローカルネットワークに接続されている。そして、機器連携サービス実行装置101は、インターネットを経由して外部サーバ107へのアクセスと、宅内に構築されたローカルネットワークを経由してローカルネットワークに接続された機器へのアクセスとが可能である。
ここで、インターネットは外部ネットワークの一例である。外部ネットワークはインターネットに限定されず、例えば、データ通信が可能な専用回線や公衆回線網であればどのようなネットワークを採用してもよい。
また、ローカルネットワークとしては、例えば有線LAN及び無線LANのうちの一方または両方を用いて構築した構成が採用され、DLNA(Digital Living Network Alliance)やUPnP(Universal Plug and Play)等の通信プロトコルにしたがってデータが伝送される。
ローカルネットワークに接続されている機器の例としては、機器連携サービス実行装置101の他にテレビ103、BD(Blu−ray Disc)レコーダ104、デジタルカメラ105、携帯プレーヤ106等のネットワーク対応機器が挙げられる。これらの機器は、同じルータ102の配下に接続されており、機器同士はローカルネットワークを介して相互にデータの送受信が可能である。
機器連携サービス実行装置101は、ローカルネットワークに接続されている機器を検出し、検出した機器のモデル番号等を含む機器リストを、インターネットを介して外部サーバ107へ送信する。機器リストを受け取った外部サーバ107は、これらの機器群で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を機器連携サービス実行装置101へ送信する。ここで、機器連携サービス一覧情報には、機器連携サービスを実行する際に必要となる機器情報や、機器連携サービスを実行する際に必要となるアプリケーションの配布先URLが含まれている。機器連携サービス実行装置101は、機器連携サービスを実行する際、対応するアプリケーションがなければ配布先URLにアクセスして、対応するアプリケーションをダウンロードすればよい。
機器連携サービス実行装置101は、外部サーバ107から受け取った機器連携サービス一覧情報に含まれる機器連携サービスを一覧表示してユーザに提示し、現在ローカルネットワークに接続されている機器群で実行可能な機器連携サービスをユーザに選択させ、選択させた機器連携サービスを連携先の機器と連携して実行する。
なお、本実施の形態では、以降、機器連携サービス実行装置101はタブレット端末であるとして説明するが、同様の構成であれば、スマートフォン、携帯AVプレーヤなどの携帯機器を採用してもよい。また、機器連携サービス実行装置101としては、機器連携サービス実行装置101の機能が組み込まれたBDレコーダなどの据え置き機器を採用してもよい。
図2は、機器連携サービス実行装置101が一覧表示する機器連携サービスの一例を示す図である。図2(A)はサービス選択画面の一例を示す図、図2(B)は機器選択画面の一例を示す図である。機器連携サービス実行装置101は、外部サーバ107より得られた機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスを、例えば図2(A)に示すように連携先の機器と関連付けて画面上に一覧表示する。単に機器連携サービスを一覧表示するだけでは、各機器連携サービスがどの機器と連携して実現されるのか判断がつかず、ユーザが想定外の機器を操作する恐れがある。
そこで、図2(A)に示すように、機器連携サービス実行装置101は、各機器連携サービスと、各機器連携サービスを実現する際に使用される機器とが関連付けられた一覧画像を表示する。これにより、どの機器連携サービスを実行すればどの機器が使用されるかをユーザに直感的に理解させることができる。
また、機器連携サービスを一覧表示するだけでなく、機器連携サービスに使用される機器も一覧表示することで、現在、ユーザが所有している機器が一目でわかり、ユーザに対して機器の所有感を与えることができる。
図2の例では、ローカルネットワークにテレビ103、BDレコーダ104、デジタルカメラ105、携帯プレーヤ106、タブレット端末である機器連携サービス実行装置101が接続されているとする。
このとき、機器連携サービスに使用される機器の一例として、“テレビ”、“BDレコーダ”、“デジタルカメラ”、“携帯プレーヤ”のアイコンを表示するとともに、各機器のサービス(例えば、テレビ103では、“テレビ”のアイコンの下方にその機能“テレビを見る”、“番組表を見る”、“BDレコーダ”のアイコンの下方には“録画番組を見る”、“録画予約をする”が表示されるなど)がアイコンで表示される。
また、各機器のサービスについては、入力部(図示せず)からの入力により選択入力が可能である。機器連携サービス実行装置101をタブレット端末としている場合、図2(A)に示される情報がタッチパネルに表示されることになるが、各機器のサービスに対応するアイコンの表示位置または表示位置付近のタッチパネルを押圧することにより、タッチパネルから各機器のサービスを選択入力できるように構成すればよい。
なお、図2(A)、(B)の例では、機器連携サービス実行装置101をタブレット端末としているので、タブレット端末自身については、図2(A)には示されていない。
ユーザが手元で操作しているタブレット端末である機器連携サービス実行装置101から、ローカルネットワークに接続されているBDレコーダ104に対して録画予約をする場合、ユーザは、図2(A)に示す“BDレコーダ”の欄にある“録画予約をする”のアイコンをタッチして“録画予約をする”を選択する。すると、機器連携サービス実行装置101と遠隔のBDレコーダ104との間で録画予約サービスが実行されることになる。
ユーザが選択した機器連携サービスがローカルネットワークに接続された2台の機器で連携可能な2機器連携サービスであれば、図2(A)において、ユーザは操作したい機器の欄にある機器連携サービスを選択すれば、操作したい機器と機器連携サービス実行装置101との2台の機器で2機器連携サービスが実行されることになる。
一方、ユーザが選択した機器連携サービスが、ネットワークに接続された3台の機器で連携可能な3機器連携サービスの場合は、図2(A)において、まず、ユーザは操作したい機器の欄にある機器連携サービスを選択する。すると、図2(B)に示す機器選択画面が表示される。この機器選択画面において、ユーザは連携先の機器を更に選択する。すると、機器連携サービス実行装置101と、図2(A)で選択された機器と、図2(B)で選択された機器との3台の機器で3機器連携サービスが実行されることになる。
例えば、図2(A)に示すデジタルカメラの欄の“撮影写真を見る”の機器連携サービスが、機器連携サービス実行装置101とデジタルカメラとの2台の機器に加え、更に表示先の機器とで行われる3機器連携サービスに対応しているものとする。
この場合、図2(A)において、ユーザは、デジタルカメラの欄にある“撮影写真を見る”を選択した後、図2(B)において、更に表示先の機器を選択することになる。図2(B)の例では、表示先の機器として、“テレビ”、“タブレット”が選択可能であることを示している。ここで、“テレビ”が選択されたとすると、ユーザは機器連携サービス実行装置101からローカルネットワークを介してデジタルカメラ105を操作して、デジタルカメラ105で撮影された写真をテレビ103に表示することができる。一方、“タブレット”が選択されたとすると、ユーザは機器連携サービス実行装置101からデジタルカメラ105を操作して、デジタルカメラ105で撮影された写真を機器連携サービス実行装置101に表示する2機器連携サービスが実行される。
また、図2(A)に示す“写真を転送する”の機器連携サービスが機器連携サービス実行装置101とデジタルカメラとの2台の機器に加え、更に転送先の機器とで行われる3機器連携サービスに対応しているものとする。
この場合、図2(A)において、ユーザは、“写真を転送する”を選択した後、図2(B)において、転送先の機器を選択することになる。また、図2(A)に示す“写真を印刷する”も“写真を転送する”と同様、3機器連携サービスに対応しているものとする。すると、図2(B)において、ユーザは、印刷先の機器を選択することになる。
また、図2(A)のテレビの欄の“テレビを見る”がユーザにより選択された場合も、図2(B)に示す表示先を選択する画面が表示される。そして、ユーザは、“テレビ”を選択すると、機器連携サービス実行装置101からテレビ103を操作して、テレビ103の映像をテレビ103に表示させることができる。一方、ユーザは、“タブレット”を選択すると、機器連携サービス実行装置101を用いてテレビ103を操作してテレビ103の映像を機器連携サービス実行装置101に表示させることができる。
なお、連携させたい機器がユーザにより予め設定されているのであれば、機器連携サービスの選択後に予め設定された連携先の機器と機器連携サービスを実行するようにしても良い。この場合、ユーザは、機器連携サービスを選択する都度、機器を選択する操作を行う手間が省かれる。
図3は、2機器連携サービス及び3機器連携サービスの一例を示す図である。図3(A)は前述の図2(B)で、表示先の機器として“テレビ”が選択された場合に実行される3機器連携サービスの一例を示している。
表示先の機器がテレビ103となる場合は、デジタルカメラ105内に保存された写真のサムネイル画像が機器連携サービス実行装置101に一覧表示され、ユーザは一覧表示されたサムネイル画像の中からテレビ103に映して表示したい写真を選択する。そして、デジタルカメラ105は、機器連携サービス実行装置101で選択された写真をテレビ103へ転送し、テレビ103はデジタルカメラ105から転送された写真を画面に表示する。この場合、機器連携サービス実行装置101が操作機器、テレビ103が表示機器、デジタルカメラ105がコンテンツ提供機器という役割分担で、3機器連携サービスが実行されることになる。
一方、前述の図2(B)で、表示先の機器として“タブレット”がユーザにより選択された場合、図3(B)に示す2機器連携サービスが実行される。この場合、機器連携サービス実行装置101は、デジタルカメラ105内に保存された写真の選択と、選択された写真の表示とを行う。そして、この場合、機器連携サービス実行装置101が操作機器、かつ、表示機器、デジタルカメラ105がコンテンツ提供機器という役割分担で、2機器連携サービスが実行されることになる。
図4は、本発明の実施の形態1における機器連携サービス実行装置101の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように機器連携サービス実行装置101は、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F)401、機器検索部402、所有機器判定部403、所有機器管理部404(機器情報管理部の一例)、アプリ情報取得部405、サービス一覧表示部406、ローカルストレージ407、アプリ管理部408(アプリケーション情報管理部の一例)、サービス実行部409、及び表示部410を備えている。
ネットワークインターフェース401は、通信装置及びその通信装置を制御するコンピュータ読み取り可能なプログラムにより構成され、CPUがそのプログラムを実行することで実現される。表示部410は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置により構成される。機器検索部402、所有機器判定部403、所有機器管理部404、アプリ情報取得部405、サービス一覧表示部406、アプリ管理部408、及びサービス実行部409は、コンピュータ読み取り可能なプログラムにより構成され、CPUがそのプログラムを実行することで実現される。ローカルストレージ407は、ハードディスクドライブ等の記録媒体により構成されている。なお、図4に示す各ブロックを実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムは、機器連携サービス実行プログラムとして、ハードディスクドライブや書き換え可能なメモリ、または読取り専用のメモリ等に格納され、CPUにロードされ、CPUに実行される。なお、図4の例では、各ブロックは機器連携サービス実行プログラムをCPUが実行することで実現されたが、専用のハードウェア回路により実現してもよい。この場合、図4に示す各ブロックがワンチップ化された集積回路により機器連携サービス実行装置101を実現すればよい。機器連携サービス実行装置101を集積回路により構成する場合、例えば、機器検索部402〜サービス一覧表示部406、アプリ管理部408、サービス実行部409をワンチップ化してもよいし、表示部410以外の全ブロックをワンチップ化してもよい。
ネットワークインターフェース401は、機器連携サービス実行装置101をローカルネットワーク及びインターネットに接続するための通信インターフェースである。機器連携サービス実行装置101は、ネットワークインターフェース401を介して、ローカルネットワーク内の機器群へのアクセス、及びインターネット上の外部サーバ107へのアクセスを行う。
機器検索部402は、同一ローカルネットワークに接続されている機器を検索する。ここで、機器検索部402は、例えばUPnP(Universal Plug and Play)のSSDP(Simple Service Discovery Protocol)等の機器検索プロトコルを用いて機器を検索する。
具体的には、機器検索部402は、ネットワークインターフェース401を介してローカルネットワークにサーチメッセージをマルチキャストで送信する。サーチメッセージを受け取った機器は、自身の機器情報をサーチレスポンスとして、サーチメッセージの送信元の機器に返す。
サーチレスポンスとして得られる機器情報には、例えば、機器名、メーカ名、モデル番号、機器IPアドレス、機器ID、及びアイコンURLなどが含まれる。機器名としては、例えば機器に対してユーザが自由に設定することができる名前が採用され、例えば“リビングのテレビ”といった名前が設定される。
メーカ名としては、例えば、機器の製造元の名前が採用される。この機器の製造元の名前を用いれば、例えば、特定メーカの機器群で連携サービスを行うといった、機器群の絞り込みも可能である。
モデル番号としては、例えば機器の型番が採用され、同一機能を持つ機器には同一のモデル番号が割り振られる。機器IPアドレスとしては、例えばローカルネットワークに接続中の機器に割り振られているIPアドレスが採用される。
機器IDとしては、例えば機器ごとに一意に割り付けられる機器IDが採用され、モデル番号が同一であっても、機器IDは別のものが割り振られる。
アイコンURLとしては、例えば機器を示すアイコンデータの格納場所を指し示すURLが採用される。機器連携サービス実行装置101で、検索された機器を一覧表示する際は、機器名だけでなく、アイコンURLからアイコンデータを取得し、機器名と合わせてアイコンを表示させてもよい。これにより、検索された機器をユーザに対してより分かりやすく提示することができる。
図5は、サーチレスポンスとして得られる機器情報の一例を示した表図である。図5に示すように機器検索部402は、サーチレスポンスを取得することで、ローカルネットワークに接続された各機器の機器名、機器ID、モデル番号、メーカ名、機器IPアドレス、及びアイコンURLを得ることができる。図5の例では、テレビ、BDレコーダ、デジタルカメラ、及び携帯プレーヤの機器情報がサーチレスポンスとして取得されている。
図4に戻り、所有機器判定部403は、機器検索部402により検索された機器、すなわち、サーチレスポンスを返した機器のうち、どの機器がユーザに所有された機器(以下、“所有機器”と記述する。)であるか否かを判定する。
ここで、所有機器判定部403は、検索された機器がユーザにより予め設定された条件に一致する機器であれば所有機器と判定し、条件に一致する機器でなければ所有機器でないと判定する。なお、予め設定された条件については後述する。
所有機器管理部404は、所有機器判定部403により所有機器と判定された機器の機器情報をローカルストレージ407に記録し、所有機器の機器情報を管理する。そして、所有機器管理部404は、新たに検索された所有機器の機器情報のローカルストレージ407への記録と、ローカルストレージ407に記録済み所有機器の機器情報の読み出しとを行う。
アプリ情報取得部405は、ローカルストレージ407に機器情報が記録済みの所有機器であって、機器検索部402により今回検索されなかった所有機器である非接続機器と、機器検索部402により今回検索された所有機器である接続機器との機器リストを、外部ネットワークを介して外部サーバ107に送信する。そして、アプリ情報取得部405は、非接続機器及び接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得する。
つまり、アプリ情報取得部405は、現在、ローカルネットワークに接続されている機器のみならず、過去にローカルネットワークに接続されていたが現在はローカルネットワークから取り外された機器を用いて実現することができる機器連携サービスの一覧を取得するのである。
サービス一覧表示部406は、アプリ情報取得部405が外部サーバ107から取得し、機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、所有機器管理部404により所有機器と判定された機器とを表示部410に一覧表示し、ユーザに機器連携サービスの選択を行わせる。この場合、サービス一覧表示部406は、図2(A)に示すように、所有機器と、各所有機器で実行できる機器連携サービスとが一覧表示された一覧画像を生成し、その画面データをフレームバッファに書き込むことで表示部410に一覧画像を表示する。
ここで、サービス一覧表示部406は、機器連携サービス一覧情報と外部サーバ107に送信した機器リストとに基づき、各アプリケーションの実行に必要な機器として非接続機器が含まれているか否かを判定し、非接続機器が含まれている場合、非接続機器が必要なアプリケーションに関しては、選択不可であることをユーザに通知する。この場合、サービス一覧表示部406は、例えば、図10、または図11に示すような一覧画像を表示する。
アプリ管理部408は、アプリ情報取得部405が外部サーバ107から取得した機器連携サービス一覧情報をローカルストレージ407に記録する。ここで、アプリ管理部408は、ユーザが選択した機器連携サービスに対応するアプリケーションが未インストールであった場合に、機器連携サービス一覧情報に基づき、対応するアプリケーションをローカルストレージ407へインストールする。
ローカルストレージ407は、ハードディスクドライブ(HDD)、USBメモリ、SDメモリーカード、内蔵フラッシュメモリ等、機器連携サービス実行装置101に取り付けられている記録媒体である。
具体的には、ローカルストレージ407は、所有機器判定部403により所有機器と判定された機器の機器情報の記録、アプリ管理部408により記録された機器連携サービス一覧情報の記録、及びアプリ管理部408によりインストールされたアプリケーションの記録等を行う。
サービス実行部409は、サービス一覧表示部406により表示部410に一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動することで機器連携サービスを実行する。ここで、サービス実行部409は、機器連携サービスの実行時において、ネットワークインターフェース401を介して連携先の機器とデータの送受信を行い、連携先の機器と連携して機器連携サービスを実行する。
また、サービス実行部409は、ユーザにより選択された機器連携サービスに対応するアプリケーションが未インストールの場合は、アプリ管理部408にインストール指示を行う。そして、サービス実行部409は、アプリ管理部408による未インストールのアプリケーションのインストールが完了すると、そのアプリケーションを起動し、機器連携サービスを開始する。
表示部410は、例えば、タッチパネルを備える表示装置により構成され、一覧画像等の種々の画像を表示し、かつ、ユーザからの入力指示を受け付ける。
なお、表示部410は、タッチパネル有する構成を採用しない表示装置であってもよい。この場合、タッチパネル有する構成を採用しない表示装置は、図示しない入力部(リモコン、入力ボタンなど)を有し、ユーザからの指示入力をこの入力部より受け付けるような構成とすれば良い。
以上が、機器連携サービス実行装置101の機能構成である。
外部サーバ107は、ユーザに提供する複数の機器連携サービスと、各機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを予め記憶している。そして、外部サーバ107は、アプリ情報取得部405から非接続機器と接続機器との機器リストを受信すると、データベースを参照して、その機器リストに示される機器を用いて実行可能な機器連携サービスを抽出し、抽出した機器連携サービスの一覧を示す機器連携サービス一覧情報を返信する。
図6は、図4に示す各ブロック間のデータの授受を示す図である。機器検索部402によって検索された、機器連携サービス実行装置101の周辺機器の一覧を示す周辺機器一覧情報61は、所有機器判定部403へ渡される。
所有機器判定部403は、周辺機器一覧情報61に示される機器が予め指定された条件に一致するか否かにより、現在ローカルネットワークに接続されている所有機器を抽出し、抽出した機器情報の一覧を示す現所有機器一覧情報62を作成する。現所有機器一覧情報62は、所有機器管理部404へ渡される。
所有機器管理部404は、所有機器判定部403から渡された現所有機器一覧情報62を、現在の所有機器の一覧として扱い、ローカルストレージ407に記録済みの所有機器一覧情報(記録済所有機器一覧情報63)を過去の所有機器の一覧として扱う。つまり、記録済所有機器一覧情報63は、過去の検索により所有機器と判定された機器が示されている。
所有機器管理部404は、現所有機器一覧情報62と記録済所有機器一覧情報63とをマージし、過去+現在所有機器一覧情報64を作成し、アプリ情報取得部405に渡す。
ここで、所有機器管理部404は、現所有機器一覧情報62に含まれているが、記録済所有機器一覧情報63には含まれていない機器の機器情報を記録済所有機器一覧情報63に追加することで、過去+現在所有機器一覧情報64を作成する。つまり、過去+現在所有機器一覧情報64は、現在ローカルネットワークに接続されている機器に対応する接続機器と、過去にはローカルネットワークに接続されていたものの、現在ローカルネットワークには接続されていない機器に対応する非接続機器とを含む機器リストとなる。
アプリ情報取得部405は、所有機器管理部404から渡された過去+現在所有機器一覧情報64を外部サーバ107へ送信する。外部サーバ107は、過去+現在所有機器一覧情報64に記載されている機器群で実行可能な機器連携サービスを抽出し、抽出した機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報65を、アプリ情報取得部405に返信する。アプリ情報取得部405は、外部サーバ107より機器連携サービス一覧情報65を受け取ると、機器連携サービス一覧情報65と過去+現在所有機器一覧情報64とをサービス一覧表示部406へ渡す。
サービス一覧表示部406は、受け取った機器連携サービス一覧情報65と過去+現在所有機器一覧情報64とに基づいて、現在及び過去の所有機器と各所有機器により実行可能な機器連携サービスとを表示部410に一覧表示する。
図7は、所有機器管理部404が、現所有機器一覧情報62と記録済所有機器一覧情報63とをマージする処理の一例を示す図である。例えば、現所有機器一覧情報62には、テレビ、BDレコーダ、携帯プレーヤ、エアコンが含まれており、記録済所有機器一覧情報63には、テレビ、BDレコーダ、デジタルカメラ、携帯プレーヤが含まれているとする。
所有機器管理部404は、これらの差分を機器IDから判断し、現所有機器一覧情報62に存在するが、記録済所有機器一覧情報63には存在しない機器は、新規に追加された機器であるとみなし、この機器を記録済所有機器一覧情報63に追加して、過去+現在所有機器一覧情報64を作成する。
この場合、所有機器管理部404は、過去+現在所有機器一覧情報64の状態の欄に新規であることを示す値を記載する。図7の例では、エアコンに対応する機器IDが現所有機器一覧情報62にあるが、記録済所有機器一覧情報63にはないため、過去+現在所有機器一覧情報64において、エアコンの状態の欄には、“新規”と記載されている。
一方、所有機器管理部404は、現所有機器一覧情報62に存在しないが、記録済所有機器一覧情報63に存在する機器は、ネットワークに接続されておらず、現在は機器連携サービスが使えない非接続機器であるとみなし、過去+現在所有機器一覧情報64の状態の欄に無効であることを示す値を記載する。図7の例では、デジタルカメラに対応する機器IDが記録済所有機器一覧情報63にはあるが、現所有機器一覧情報62にはないため、過去+現在所有機器一覧情報64において、デジタルカメラの“状態”の欄には“無効”と記載されている。
所有機器管理部404は、現所有機器一覧情報62及び記録済所有機器一覧情報63のいずれにも存在する機器は、状態が変化しておらず継続してローカルネットワークに接続されていると判定し、機器の状態として有効であることを示す値を過去+現在所有機器一覧情報64に記載する。図7の例では、テレビ、BDレコーダ、及び携帯プレーヤが現所有機器一覧情報62及び記録済所有機器一覧情報63に存在するため、過去+現在所有機器一覧情報64において、これらの機器の状態の欄には“有効”と記載されている。なお、図7において、状態の欄に“有効”又は“新規”と記載された機器が接続機器となり、“無効”と記載された機器が非接続機器となる。
図8は、外部サーバ107から得られる機器連携サービス一覧情報の一例を示す図である。機器連携サービス一覧情報は、機器連携サービス毎に1つのテーブル81が割り当てられたデータ構造を持つ。テーブル81には、「アプリID」、「サービス名」、「概要」、「バージョン」、「配布先URL」、及び「連携機器1」等の情報が含まれている。
「アプリID」は、機器連携サービス毎に一意に割り付けられた識別子である。「サービス名」は、各機器連携サービスに付与された名称である。「概要」は、サービス内容を簡単に説明した情報である。「バージョン」は、各機器連携サービスのアプリケーションのバージョンを示し、例えば機器連携サービスを構成するアプリケーションが更新され、更新版のアプリケーションが公開されると、更新版のアプリケーションのバージョン番号が記載される。
「配布先URL」は、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションの配布先のURLである。実行しようとする機器連携サービスに対応するアプリケーションが未インストールの場合は、配布先URLに示されているURLからアプリケーションがダウンロードされ、インストールが完了すればサービスが実行できる状態となる。
「連携機器1」は、機器連携サービスを実行するときに連携対象となる機器のモデル番号を示す。例えば、“テレビ視聴”の機器連携サービスを実行するためには、モデル番号TV−100の機器が必要となるため、“テレビ視聴”のテーブル81の“連携機器1”は“TV−100”と記載されている。
「連携機器2」は、機器連携サービスが3機器連携サービスに対応している場合において使用される機器を示す。「連携機器2」に、複数のモデル番号が記載されている場合、連携対象となる機器として複数の候補があることを示す。例えば、“写真表示”の機器連携サービスの“連携機器2”には“TV−100,TABLET−10”と記載されている。よって、この機器連携サービスは、表示先の機器としてモデル番号が“TV−100”の機器とモデル番号が“TABLET−10”の機器とのどちらかが選択可能である。
「連携機器2−役割」は、“連携機器2”に記載された機器がどういう目的で使用されるかを示す。例えば、“写真表示”の機器連携サービスの“連携機器2−役割”には、“表示先”と記載されている。したがって、“連携機器2”に記載された“TV−100”及び“TABLET−10”の機器は写真を表示するために使用されることが分かる。
なお、4機器連携サービスの場合は、「連携機器3」、「連携機器3−役割」が追加される。また、暗黙的に「連携機器0」はサービス起動元の機器である機器連携サービス実行装置101となる。例えば、機器連携サービス実行装置101がタブレット端末(モデル番号:TABLET−10)であり、ユーザがこのタブレット端末から写真表示サービスを起動し、表示先にテレビ(モデル番号:TV−100)を選択した場合、連携機器0=TABLET−10、連携機器1=DSC−001、連携機器2=TV−100の3機器連携サービスが実行される。
図9は、アプリ情報取得部405が外部サーバ107から取得した機器連携サービス一覧情報とローカルストレージ407に記録済みの機器連携サービス一覧情報との差分を抽出する処理の一例を示す図である。
まず、アプリ情報取得部405は、外部サーバ107からサーバ側の機器連携サービス一覧情報92を取得する。次に、アプリ情報取得部405は、アプリ管理部408に対して、ローカルストレージ407に記録済みのローカル側の機器連携サービス一覧情報91があるか否かを問い合わる。そして、アプリ情報取得部405は、ローカル側の機器連携サービス一覧情報91があれば、サーバ側の機器連携サービス一覧情報92とローカル側の機器連携サービス一覧情報91との差分を抽出し、ローカル側の機器連携サービス一覧情報91を更新し、更新機器連携サービス一覧情報93を作成する。
図9(A)はローカル側の機器連携サービス一覧情報91の一例であり、図9(B)はサーバ側の機器連携サービス一覧情報92一覧の一例であり、図9(C)は更新機器連携サービス一覧情報93の一例である。なお、図9(A)〜(C)において、差分処理に不要となる情報は図示を省略している。
まず、アプリ情報取得部405は、ローカル側の機器連携サービス一覧情報91とサーバ側の機器連携サービス一覧情報92とを比較し、どの機器連携サービスが追加され、どの機器連携サービスが更新されたかを確認する。
図9の場合、サーバ側の機器連携サービス一覧情報92において、“写真編集”の機器連携サービスが追加され、かつ、“テレビ視聴”の機器連携サービスのバージョンが更新されていることが分かる。
そこで、アプリ情報取得部405は、どのサービスが追加もしくは更新されたかを示す状態の属性を更新機器連携サービス一覧情報93に設定し、サービス一覧表示部406に渡す。
図9の場合、アプリ情報取得部405は、更新機器連携サービス一覧情報93の“テレビ視聴”の機器連携サービスの状態を“更新”に設定し、“写真編集”の機器連携サービスの状態を“新規”に設定して、更新機器連携サービス一覧情報93を、サービス一覧表示部406に渡す。
なお、アプリ情報取得部405は、“録画予約”及び“写真表示”の機器連携サービスにおいてバージョンが更新されていないため、更新機器連携サービス一覧情報93の“テレビ視聴”及び“写真編集”の状態を“変化なし”に設定する。
アプリ情報取得部405は、サービス情報の差分処理が終了すると、外部サーバ107から取得した機器連携サービス一覧情報92を、ローカルストレージ407に記録するようにアプリ管理部408に指示する。
図10は、サービス一覧表示部406が作成する一覧画像の一例を示す画面図であり、(A)はローカルネットワーク構成欄の一例を示し、(B)はサービス構成欄の一例を示している。
図11は、サービス一覧表示部406が作成する一覧画像の一例を示す画面図であり、サービス構成欄の他の例を示す図である。
なお、図10、図11に付した符号は説明の便宜上付したものであり、実際には表示されない。サービス一覧表示部406は、アプリ情報取得部405から渡された更新機器連携サービス一覧情報93及び過去+現在所有機器一覧情報64に基づき、一覧画像を表示する。
アプリ情報取得部405から渡される更新機器連携サービス一覧情報93には、どの機器連携サービスが追加され、どの機器連携サービスが更新されたかを示す状態が記されている。そのため、サービス一覧表示部406は、状態が“新規”と記載されていれば、その機器連携サービスは新しく追加された機器連携サービスであると判定する。
そして、サービス一覧表示部406は、新しく追加された機器連携サービスについては、新しく追加されたことがユーザに分かるように一覧画像を作成する。
図9(C)に示す例では、更新機器連携サービス一覧情報93の“サービス名”が“写真編集”のサービスは、“状態”の欄に“新規”という情報に対応する値が示されている。サービス一覧表示部406は、“サービス名”が“写真編集”のサービスを新しく追加された機器連携サービスであると判定し、新しく追加された機器連携サービスのアイコンの近傍に新たに追加された機器連携サービスであることを示すマークを表示する。
図10(B)の例では、デジタルカメラ105に対し、デジタルカメラ105の表示欄において“写真を編集する”と記載されたアイコンが追加表示され、“写真を編集する”のアイコンの近傍に新たに追加された機器連携サービスであることを示すマークである“NEW”のアイコンが表示されている。
また、1画面に全てのアイコン、アイコンに対応する機器の機能を表示できない場合、例えば画面を切り換えるなどの操作をして、必要な情報を表示できるように構成しても良い。例えば、図10(A)の例では、ネットワークに携帯プレーヤ106が接続されているものの、図10(B)の例では、サービス構成欄に携帯プレーヤ106のアイコン、機能が示されていない。
これは、テレビ103、レコーダ104、デジタルカメラ105、エアコン1000のアイコン、およびアイコンに対する機能を表示画面内に表示できるものの、携帯プレーヤ106のアイコン、およびアイコンに対する機能を表示できないことを示している。携帯プレーヤ106のアイコン、およびアイコンに対する機能を表示するには、例えば、図10(B)の右上または左上に表示する三角形のアイコンを選択入力することにより、画面の表示が切り替わり、携帯プレーヤ106のアイコン、およびアイコンに対する機能を表示するように構成している。
図9(C)に示す例では、更新機器連携サービス一覧情報93の“サービス名”が“テレビ視聴”のサービスは、“状態”の欄に“更新”という情報に対応する値が示されている。サービス一覧表示部406は、“状態”の欄に“更新”という情報に対応する値が示されているサービスについては、更新されたサービスであると判定し、更新された機器連携サービスのアイコンの近傍に更新された機器連携サービスであることを示すマークを表示する。
図10(B)の例では、テレビ103の表示欄において、“テレビを見る”のアイコンの近傍にバージョンが更新されたことを示すマークである“UPDATE”のアイコンが表示されている。なお、“NEW”や“UPDATE”のアイコンは一例にすぎず、ユーザが機器連携サービスの追加及び更新を認識できるアイコンであればどのようなアイコンを表示してもよい。
また、アプリ情報取得部405から渡される過去+現在所有機器一覧情報64は、各機器につき、現在ローカルネットワークに接続されているか否か、及び新たにローカルネットワークに接続されたことを示す状態が記載されている。よって、サービス一覧表示部406は、過去+現在所有機器一覧情報64の状態を参照し、現在ローカルネットワークに接続されていない機器があれば、この機器を用いた機器連携サービスは現在利用できないことをユーザに分かるように一覧画像を作成する。
図7に示す過去+現在所有機器一覧情報64では、例えば、機器名が“デジタルカメラ”の状態が“無効”に対応する値が示されている。サービス一覧表示部406は、状態が“無効”に対応する値が示されている“デジタルカメラ”は過去にはローカルネットワークに接続されていたものの、現在はローカルネットワークに接続されていないと判定するとともに、判定したデジタルカメラが現在ローカルネットワークに接続されていないことをユーザに示す画像を生成して表示する。
図10(A)の例では、サービス一覧表示部406が、現在はローカルネットワークに接続されていないと判定したデジタルカメラ105のアイコンにデジタルカメラ105が現在ローカルネットワークに接続されていないことを示すマークを表示する。図10(A)、(B)の例では、デジタルカメラ105のアイコンに重ねて“×”のマークが生成されて表示され、かつ、図10(B)においてデジタルカメラ105の欄の背景がグレー色で表示されている。なお、“×”のマークを付す、背景の色をグレー色で表示する表示態様は一例にすぎず、現在、ローカルネットワークに接続されていないことが分かるのであればどのような表示態様を採用してもよい。
図7に示す過去+現在所有機器一覧情報64では、例えば、機器名が“エアコン”の状態が“新規”に対応する値が示されている。サービス一覧表示部406は、状態が“新規”に対応する値が示されている“エアコン”は過去にはローカルネットワークに接続されておらず、現在ローカルネットワークに新たに接続されていると判定するとともに、判定したエアコンが現在ローカルネットワークに新たに接続されたことをユーザに示す画像を生成して表示する。
また、図10(A)、(B)の例では、サービス一覧表示部406は、現在ローカルネットワークに新たに接続されたと判定したエアコン1000のアイコンの近傍に新たに追加されたことを示す画像の一例としてのマークである“NEW”のアイコンが付されている。これにより、ユーザはエアコン1000が新たに追加された機器であることを認識することができる。
図11の例では、デジタルカメラ105のアイコンに“×”のマークが重ねて表示され、かつ、図11において、デジタルカメラ105の機能を示すアイコンを含む領域が接続されている他の機器のアイコンを含む領域とは異なる表示がなされている。図11に示す例では、機能を示すアイコンを含む領域(アイコンの境界である長方形、文字を除く)がグレー色で表示されている。一方、接続されている他の機器のアイコンを含む領域(アイコンの境界である長方形、文字を除く)は白色の表示がなされている。
デジタルカメラ105のアイコンに“×”のマークを重ねて表示することにより、デジタルカメラが現在ローカルネットワークに接続されていないことが視覚的に理解できる。
更に、デジタルカメラ105の機能を示すアイコンを含む領域がグレー色で表示されているので、デジタルカメラの機能が現在利用できないことを視覚的に理解できる。
この場合において、デジタルカメラの機能の一部が追加されたことが視覚的に理解できるように“New”というアイコンが“写真を編集する”のアイコンの近傍に表示されている。
このように構成することにより、ローカルネットワークから外れた機器であっても、追加された機能(連携機能)を得ることが可能となる。
なお、“×”のマークを付す、機能を示すアイコンを含む領域をグレー色で表示する表示態様は一例にすぎず、現在、ローカルネットワークに接続されていないことが分かるのであればどのような表示態様を採用してもよい。
図11は、図10(B)と同様に、“テレビを見る”のアイコンの近傍にバージョンが更新されたことを示すマークである“UPDATE”のアイコンが表示されている。これにより、ユーザは機器の機能が更新されたこと(この例ではテレビの機能が更新されたこと)を認識することができる。
図11は、図10(B)と同様に、エアコン1000のアイコンに対して、新たに追加されたことを示すマークである“NEW”のアイコンが付されている。これにより、ユーザは、ローカルネットワークに新たな機器が接続されたこと、およびこの機器の機能(この例ではエアコン1000が新たに追加されたこと、およびエアコンの機能)を認識することができる。
このように、現在ローカルネットワークに接続されていない機器が存在し、かつ、この機器を使った機器連携サービスが新たに追加又は更新されている場合、この機器連携サービスを実現するための機器が現在ローカルネットワークに接続されていないために、この機器連携サービスが使用不可であることがユーザに通知される。
これにより、機器を購入した時点では興味ある機器連携サービスが公開されていなかったために、その機器をローカルネットワークから外していたユーザに対して、その機器に関連する機器連携サービスが追加又は更新されたことを通知することができる。
その結果、ユーザに対して、例えば倉庫等に収めた機器を再度ローカルネットワークに接続する契機を与えることができる。そして、ユーザが求めていた機器連携サービスが機器購入後、しばらく経ってから公開された場合において、ユーザがその公開に気付かず、倉庫等に収められた機器がネットワークに接続されずに放置され続ける事態を防止することができる。
図12は、ローカルネットワークから取り外された所有機器が再度ローカルネットワークに接続されたときに表示される報知画面の一例を示す図であり、上覧はローカルネットワークを表示する欄であり、下欄は再度ローカルネットワークに接続された所有機器が持つ機器連携サービスを表示する欄である。なお、図12において、各機器の符号は説明の便宜上記載したものであり、実際には表示されない。
ローカルネットワークに新たに接続された機器は、ローカルネットワークに対して参加通知をマルチキャストで送信する。機器連携サービス実行装置101は、参加通知を受信すると、参加通知を送信した機器が所有機器であるか否か判定する。この場合、機器連携サービス実行装置101は、参加通知を送信した機器の機器情報がローカルストレージ407に記録されている記録済所有機器一覧情報63に記載されていれば、この機器を所有機器と判定する。
そして、機器連携サービス実行装置101は、過去+現在所有機器一覧情報64を参照し、新たに接続された機器を用いて実行可能な機器連携サービスを特定し、特定した機器連携サービスを表示する。
一方、機器連携サービス実行装置101は、新たに接続された機器が所有機器でないと判定した場合、新たに接続された機器をローカルネットワークに参加させてよいか否かをユーザに問い合わせ、ユーザから参加させてもよいとの入力指示を受け付けた場合、新たに接続された機器を用いて実行できる機器連携サービスを外部サーバ107に問い合わせる。
この場合、機器連携サービス実行装置101は、現所有機器一覧情報62と新たに接続された機器の機器情報とを合わせて外部サーバ107に送信し、新たに接続された機器と現在ローカルネットワークに接続されている残りの機器とで実行できる機器連携サービスを問い合わせる。
そして、機器連携サービス実行装置101は、外部サーバ107から新たに接続された機器と現在ローカルネットワークに接続されている残りの機器とを用いて実行できる機器連携サービスが示された機器連携サービス一覧情報を取得し、取得した機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスを表示部410に一覧表示する。
図12の例では新たにデジタルカメラ105がローカルネットワークに接続されている。そのため、デジタルカメラ105のアイコンが上欄に追加され、デジタルカメラ105のアイコンからローカルネットワークの表示欄の中央に向けて矢印のアイコンが表示されている。
これにより、ユーザは一目でデジタルカメラ105がローカルネットワークに接続されたことを認識することができる。
そして、図12の下欄において、デジタルカメラ105と機器連携サービス実行装置101とを連携させて実行することができる機器連携サービスが一覧表示される。図12の例では“撮影写真を見る”、“写真を転送する”、及び“写真を印刷する”と表示され、これらの機器連携サービスがデジタルカメラ105を用いて実行できることがユーザに提示されている。
このように、ローカルネットワークに新たに機器が参加すると、その機器を用いて実行可能な機器連携サービスが表示部410に速やかに一覧表示されるため、ユーザは、新たに接続させる機器の電源をオフからオンにするなどの操作を行うことで、その機器により実行される機器連携サービスを速やかに利用することができる。
図13は、機器連携サービスを一覧表示する際に機器連携サービス実行装置101により実行される機器連携サービス一覧表示処理を示すフローチャートである。
まず、機器検索部402は、機器連携サービスの一覧表示の指示を受け付ける(S101)。この場合、機器検索部402は、例えば、ユーザからの入力指示、又は、機器連携サービス実行装置101上で実行されているあるアプリケーションからの表示要求に従って、機器連携サービスの一覧表示の指示を受け付ける。
次に、機器検索部402は、ローカルネットワークに接続されている周辺機器を検索する(S102)。ここで、機器検索部402は、検索結果から周辺機器一覧情報61を作成し、所有機器判定部403に渡す。
次に、所有機器判定部403は、周辺機器一覧情報61に示される各機器がユーザの所有機器であるか否かを判定する(S103)。この処理の詳細は図14で後述する。S103の処理により、所有機器であると判定された機器を示す現所有機器一覧情報62が作成される。
次に、所有機器管理部404は、ローカルストレージ407に保存されている記録済所有機器一覧情報63と現所有機器一覧情報62とをマージし、過去+現在所有機器一覧情報64を作成し、外部サーバ107へ送信する(S104)。
次に、外部サーバ107は、過去+現在所有機器一覧情報64に示されている機器群で実行可能な機器連携サービスを抽出し、これらの機器群で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を作成し、機器連携サービス実行装置101に送信する。
次に、アプリ情報取得部405は、外部サーバ107から送信された機器連携サービス一覧情報を、ネットワークインターフェース401を介して取得する(S105)。
次に、サービス一覧表示部406は、アプリ情報取得部405より取得されたサーバ側の機器連携サービス一覧情報92とローカルストレージ407に記録されたローカル側の機器連携サービス一覧情報91とから更新機器連携サービス一覧情報93を作成する。
次に、サービス一覧表示部406は更新機器連携サービス一覧情報93と、過去+現在所有機器一覧情報64とから図10に示す一覧画像を作成し、表示部410に表示する(S106)。
図14は、図13に示す所有機器判定処理のフローチャートである。まず、所有機器判定部403は、所有機器を判定するための条件が事前に設定されているか否かを確認する(S201)。
所有機器を判定するための条件が事前に設定されていない場合(S201でN)、所有機器判定部403は、S102で作成された周辺機器一覧情報61に含まれる各機器を所有機器として登録するか否かをユーザに問い合わせる登録問い合わせ画面を表示部410に表示する(S205)。
図15は、登録問い合わせ画面の一例を示した図である。図15に示すように、登録問い合わせ画面には、問い合わせの対象となる機器の機器名、モデル番号、及びメーカが表示され、機器の内容がユーザに示されている。そして、メーカの下欄には、“登録する”と記載された登録ボタン1401と、“登録しない”と記載された非登録ボタン1402が表示されている。ユーザにより登録ボタン1401がタッチされると、この機器が所有機器として登録され、ユーザにより非登録ボタン1402がタッチされると、この機器は所有機器として登録されない。
なお、図15では、1つの機器についての問い合わせ画面が示されているが、問い合わせの対象となる機器が複数存在する場合は図15に示す問い合わせ画面を機器毎に順番に表示し、各機器を登録するか否かをユーザに問い合わせればよい。又は、問い合わせの対象となる複数の機器と各機器を登録するか否かをユーザに選択させるチェックボックスとを一覧表示し、ユーザに所有機器の登録を行わせても良い。
一方、S201において、所有機器を判定するための条件が事前に設定されていると判断された場合(S201でY)、所有機器判定部403は、周辺機器が事前設定された条件に合致しているかどうかを判定する(S202)。条件の例としては、下記の条件i)〜v)が挙げられる。
条件i)は位置に基づく条件である。条件i)を用いて所有機器を判定する場合、所有機器判定部403は、例えば自宅の位置と基準半径とをユーザに予め設定させておく。そして、所有機器判定部403は、検索時において機器連携サービス実行装置101のGPSセンサから機器連携サービス実行装置101の位置を取得する。そして、所有機器判定部403は、機器連携サービス実行装置101の位置が、自宅の位置と基準半径とによって規定される判定領域内に存在すれば、検索された全ての機器を所有機器と判定する。
また、より精度を上げるのであれば、所有機器判定部403は、検索時において、検索された機器のGPSセンサから機器の位置を取得し、取得した位置が判定領域内にある機器を所有機器と判定してもよい。
また、所有機器判定部403は、機器連携サービス実行装置101の位置が判定領域外であっても、検索された機器の位置が判定領域内にあれば、判定領域内にある機器を所有機器と判定してもよい。
条件ii)は時間に基づく条件である。条件ii)を用いて所有機器を判定する場合、所有機器判定部403は、機器連携サービスを利用する時間帯を予めユーザに設定させておく。そして、所有機器判定部403は、検索時刻が予め設定された時間帯に属していれば、検索された全ての機器を所有機器と判定すればよい。
条件iii)は、ネットワークIDに基づく条件である。条件iii)を用いて所有機器を判定する場合、所有機器判定部403は、自宅のルータのネットワークID(例えばSSID(Service Set Identifier))をユーザに予め設定させておく。そして、所有機器判定部403は、検索された機器のSSIDが予め設定されたSSIDと一致すれば、検索された機器は所有機器であると判定すればよい。
条件iv)は、機器名やメーカ名に基づく条件である。条件iv)を用いて所有機器を判定する場合、所有機器判定部403は、機器名又はメーカ名を予めユーザに設定させておく。そして、所有機器判定部403は、検索された機器の機器名又はメーカ名が予め設定された機器名又はメーカ名と一致すれば、所有機器と判定すればよい。
所有機器判定部403は、機器名に関しては全文一致ではなく、部分一致で判定することが望ましい。例えば、“太郎の*”(“*”はワイルドカードを示す。)を機器名として予め設定しておくと、太郎のデジカメ、太郎のテレビ等の機器名を持つ機器が所有機器であると判定される。
条件v)はIPアドレスに基づく条件である。条件v)を用いて所有機器を判定する場合、所有機器判定部403は、IPアドレスのサブネットを予めユーザに登録させておく。そして、所有機器判定部403は、予め登録されたサブネットに一致するIPアドレスを持つ機器を、所有機器と判定すればよい。例えば、IPアドレス=192.168.0.1、サブネットマスク=255.255.255.0とすると、192.168.0.0〜192.168.0.255の範囲のIPアドレスを持つ機器が、所有機器と判定される。
なお、所有機器判定部403は、これらの条件i)〜条件v)のうち、いずれの条件を用いて所有機器の判定を行うかを予めユーザに指定させておき、ユーザにより指定された条件を用いて所有機器の判定を行えばよい。ここで、ユーザは、条件i)〜v)のうちいずれか1つの条件を指定してもよいし、複数の条件を指定してもよい。
このように、ユーザに条件を事前に指定させることで、ユーザが意図していない機器が所有機器として判定される、又はユーザの所有機器が所有機器として判定されなくなるような事態を未然に防ぐことができる。
次に、所有機器判定部403は、事前設定した条件と一致している機器については、S203でYと判定し、現所有機器一覧情報62に所有機器と判定した機器の機器情報を書き込み、当該機器を所有機器として登録する(S204)。
一方、所有機器判定部403は、事前設定した条件と一致していない機器については、S203でNと判定し、当該機器を所有機器として登録するか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ画面を表示部410に表示する(S205)。この場合、図15に示す登録問い合わせ画面が表示される。
次に、所有機器判定部403は、ユーザにより登録ボタン1401がタッチされて登録指示を受け付けると(S206でY)、現所有機器一覧情報62に判定対象の機器の機器情報を書き込み、該当する機器を所有機器として登録する(S204)。
一方、所有機器判定部403は、ユーザにより非登録ボタン1402がタッチされて非登録指示を受け付けると(S206でN)、現所有機器一覧情報62に判定対象の機器の機器情報を書き込まず、当該機器を所有機器から除外する(S207)。
なお、この所有機器判定処理の対象となる機器は、図13のS102で検索された機器のうち、ローカルストレージ407に保存された記録済所有機器一覧情報63に記載されていない機器が対象となる。すなわち、一度、所有機器として判定され、記録済所有機器一覧情報63に記載されている機器は、図14の判定処理の対象外とされる。これにより、検索された機器が所有機器であるか否かの判定処理の処理コストを低下させることができる。
このように、ローカルネットワークに接続されている機器のうち、予め設定された条件に該当する機器であれば所有機器として登録されている。そのため、一時的にローカルネットワークに接続した友人等の他人の機器が、所有機器として勝手に登録されることを防止することができる。そのため、ユーザの機器と他人の機器との間で機器連携サービスが実行されてデータの送受が行われることを防止し、ユーザの機器の機器情報が他人の機器に流出することを防止することができる。
また、条件を満たさない機器であっても、ユーザが許可すれば、その機器は所有機器として登録される。これにより、例えばユーザの自宅を訪れた友人の機器を所有機器と登録して、友人の機器とユーザの機器とを用いた機器連携サービスを行うことができる。また、ユーザの許可に基づき他人の機器を所有機器として登録することができるため、ユーザが許可していない他人の機器が所有機器として勝手に登録されることが防止され、当該他人の機器にユーザの機器の機器情報が流出することを防止することができる。
また、外出先で公衆無線LAN等に機器連携サービス実行装置101を接続した際に、機器連携サービス実行装置101が同じネットワークに接続中の他人の機器を勝手に所有機器とみなして所有機器として登録し、他人の機器と機器連携サービスを行うことを防止することができる。そのため、機器連携サービス実行装置101から他人の機器にユーザの個人情報が盗み出されるといった問題も回避することが可能となる。
また、機器連携サービス実行装置101は、過去+現在所有機器一覧情報64に記載されていない新しい機器を検出した場合、新しく検出された機器をユーザに通知するため、ユーザが新しく購入した機器の利用をユーザに促すことができる。そのため、ユーザがせっかく機器を購入したにもかかわらず、その機器が全く使わずにそのまま放置されてしまうといったケースを減らす効果も期待できる。
なお、実施の形態1では、接続機器と非接続機器とで実行可能な機器連携サービスを外部サーバ107に問い合わせる態様を採用した。但し、これは一例であり、実行可能な機器連携サービスを機器連携サービス実行装置101が備えるデータベースに問い合わせることで取得してもよい。以下、この変形例について説明する。
図21は、本発明の実施の形態1による機器連携サービス実行装置101の変形例を示すブロック図である。変形例では、外部サーバ107が不要であるため、図21では外部サーバ107が取り除かれている。
また、機器連携サービス実行装置101は、外部サーバ107の役割を担うデータベース管理部2000を更に備えている。データベース管理部2000は、ハードディスクドライブ等の記録装置と、その記録装置を制御するコンピュータ読み取り可能なプログラムとにより構成され、そのプログラムがCPUに実行されて実現される。
データベース管理部2000は、機器連携サービスと、機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを管理する。そして、データベース管理部2000は、アプリ情報取得部405により、機器リストが通知されると、その機器リストに示された非接続機器及び接続機器で実行可能な機器連携サービスをデータベースから抽出し、機器連携サービス一覧情報をアプリ情報取得部405に返す。
(実施の形態2)
実施の形態1では、機器連携サービス実行装置101とローカルネットワーク内の所有機器とで機器連携サービスを実行する態様について説明した。実施の形態2では、ローカルネットワーク外のアドホックネットワークに機器連携サービス実行装置101を接続し、機器連携サービス実行装置101とアドホックネットワークに接続されているゲスト機器とで機器連携サービスを実行する態様について述べる。なお、実施の形態2では前述の実施の形態1と同様の部分は省略し、実施の形態1との変更点のみを説明する。記載していない部分は実施の形態1と同様と捉えてよい。
実施の形態1では、機器連携サービス実行装置101とローカルネットワーク内の所有機器とで機器連携サービスを実行する態様について説明した。実施の形態2では、ローカルネットワーク外のアドホックネットワークに機器連携サービス実行装置101を接続し、機器連携サービス実行装置101とアドホックネットワークに接続されているゲスト機器とで機器連携サービスを実行する態様について述べる。なお、実施の形態2では前述の実施の形態1と同様の部分は省略し、実施の形態1との変更点のみを説明する。記載していない部分は実施の形態1と同様と捉えてよい。
図16は、宅外に持ち出された機器連携サービス実行装置101が接続されたアドホックネットワークの構成図である。アドホックネットワークは各人により宅外に持ち出された機器を寄せ集めて形成されている。アドホックネットワークでは、それぞれ持ち寄った機器の中から、ある機器がホスト機器151となり、別のある機器がゲスト機器152となりWi−Fi DIRECT(登録商標)等の通信プロトコルを利用して、ゲスト機器とホスト機器との接続が確立される。アドホックネットワークでは、ユーザは宅外で自身の機器と他人の機器群とでネットワークを形成し、例えば、写真やビデオをその場にいる人たちで交換したり共有したりするといった機器連携サービスを行うことが可能となる。
以下、ユーザが宅外に持ち出した機器連携サービス実行装置101をホスト機器151、ユーザとは別の他人が宅外に持ち出した機器をゲスト機器152として説明する。なお、ゲスト機器152としては、アドホックネットワークに対応する機器であればどのような機器を採用してもよいが、以下の説明では機器連携サービス実行装置101が採用されているとする。
図17は、宅外での機器連携サービス開始時にホスト機器151及びゲスト機器152に表示される画面の一例を示す図であり、(A)はホスト機器151で表示される画面の一例を示し、(B)ゲスト機器152で表示される画面の一例を示している。
宅外のアドホックネットワーク上で機器連携サービスを利用する場合、ホスト機器151から機器連携サービスを連携するゲスト機器152の選択を行う。例えば、ホスト機器151において、写真共有サービスの機器連携サービスが選択されると、写真共有サービスが実行可能なアドホックネットワーク上のゲスト機器152のリストがホスト機器151に表示される。
図17(A)の例では、ホスト機器151の画面に“ケンジ”、“アイコ”、“ヒロシ”と3人のユーザ名が表示され、写真共有サービスが実行可能なゲスト機器152として3人のユーザの機器がアドホックネットワーク上に存在することが示されている。
そして、ホスト機器151のユーザは表示されたゲスト機器152のリストの中から、接続したいゲスト機器152を選択する。この場合、ホスト機器151のユーザは、図17(A)において、例えば接続したい機器のアイコンをタッチすることで接続したい機器を選択する。
そして、ホスト機器151のユーザにより接続したい機器が選択されると、ホスト機器151から、選択されたゲスト機器152に対して機器連携サービスの連携依頼が送信される。
連携依頼を受信したゲスト機器152は、画面上にホスト機器151から連携依頼があったことを表示する。ゲスト機器152に表示される内容としては、連携依頼を送信したホスト機器151のユーザ名及び機器連携サービス名等が挙げられる。
図17(B)の例では、写真共有サービスのダイアログボックス内に、“ユイさんより、写真共有のお誘いがあります。”と表示され、ホスト機器151のユーザであるユイから写真共有サービスの連携の申し出があったことがゲスト機器152の画面上に表示されている。
ゲスト機器152のユーザは画面上に表示されたホスト機器151のユーザ名、機器連携サービス名等を確認し、ホスト機器151のユーザからの連携を了承するのであれば“了承”と記載された了承ボタン1601をタッチする。
一方、知らないユーザ名や実行したくない機器連携サービス名等がゲスト機器152の画面上に表示されており、ゲスト機器152のユーザがホスト機器151のユーザからの申し出を拒否するのであれば、“拒否”と記載された拒否ボタン1602をタッチする。これにより、ゲスト機器152のユーザは、機器連携サービスの実行を止めることができる。
図18は、機器連携サービスが開始されるまでに、ホスト機器151及びゲスト機器152間で送受信されるデータの内容を示すシーケンス図である。まず、ホスト機器151は、サーチメッセージをマルチキャストで送信し、アドホックネットワークに接続された機器を検索する(S171)。
サーチメッセージを受信したゲスト機器152は、サーチメッセージの応答であるサーチレスポンスをホスト機器151に返信する(S172)。次に、ホスト機器151は、サーチレスポンスを送信したゲスト機器152に対し、端末情報の確認メッセージを送信する(S173)。
端末情報の確認メッセージを受信したゲスト機器152は、端末情報をホスト機器151に返信する(S174)。端末情報としては、例えば画面サイズ、OSバージョン等の情報が含まれている。
次に、ホスト機器151は、得られた端末情報を基に、機器連携サービス実行の対象となるゲスト機器152を絞り込み、絞り込んだゲスト機器152を機器連携サービスが実行可能なゲスト機器152としてユーザに提示する。ゲスト機器152の絞り込みを行うことにより、性能上、機器連携サービスを実行することができないゲスト機器152がユーザに提示されることを防止することができる。
ホスト機器151は、提示された機器連携サービスが実行可能な機器群から、ユーザが連携を希望するゲスト機器152の選定指示を受け付ける(S175)。また、このとき、ホスト機器151は、ユーザが連携を希望する機器連携サービスの選定指示を受け付ける。
次に、ホスト機器151は、ユーザにより選定されたゲスト機器152に対して機器連携サービスの連携依頼を送信する(S176)。この連携依頼には、ユーザが選定した機器連携サービスの情報も含まれている。連携依頼を受信したゲスト機器152は、ホスト機器151から連携依頼を受信したことを表示部410に表示する(S177)。
ゲスト機器152は、ユーザから連携を了承する入力指示又は拒否する入力指示を受け付け、了承通知又は拒否通知をホスト機器151に送信する(S178)。
次に、ホスト機器151は、連携依頼を送信した全てのゲスト機器152からの入力通知又は拒否通知の受信を待ち、全てのゲスト機器152から入力通知又は拒否通知を受信すると、連携を了承したゲスト機器152を今回の機器連携サービスの実行の対象となるゲスト機器152と判定し、そのゲスト機器152及びホスト機器151のIPアドレスリストを作成する。
そして、ホスト機器151は、作成したゲスト機器152のIPアドレスリスト、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションの識別情報であるアプリID、及びそのアプリケーションの配布先URLを含むサービス実行指示を、連携を了承したゲスト機器152に送信する(S180)。次に、ホスト機器151は、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動する(S181)。
サービス実行指示を受信したゲスト機器152は、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを配布先URLからダウンロードし、得られたアプリケーションを起動する(S182)。ここで、ゲスト機器152は、アプリケーションがインストール済みであればダウンロードすることなく、アプリケーションを起動すればよい。
機器連携サービスを実行するためのアプリケーションが起動されると、ホスト機器151及びゲスト機器152はIPアドレスリストを参照して、相互にデータをやりとりしながら機器連携サービスを実行する。
ホスト機器151又はゲスト機器152が、ユーザから機器連携サービスの終了指示を受け付けると、終了要求を各機器に送信し(S183)、終了要求の送信元の機器は起動していたアプリケーションを終了させる(S184)。終了要求を受け取った機器は、サービス終了要求を受け取ったタイミングでアプリケーションを終了する(S185)。上記の流れで、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションがホスト機器151及びゲスト機器152間で同時に起動され、同時終了されることになる。
図19は、実施の形態2における機器連携サービス実行装置101の機能構成を示すブロック図である。実施の形態1の図4で説明した機能構成ブロック図からの差分は、ゲスト機器管理部1801及びホスト機器指示受付部1802が追加されている点にある。なお、ゲスト機器管理部1801及びホスト機器指示受付部1802は、コンピュータ読み取り可能なプログラムにより構成され、そのプログラムがCPUにより実行されて実現される。但し、これは一例であり、ゲスト機器管理部1801及びホスト機器指示受付部1802を専用のハードウェア回路により構成してもよい。あるいは、図19において、機器検索部402〜サービス一覧表示部406、アプリ管理部408、サービス実行部409、ゲスト機器管理部1801、及びホスト機器指示受付部1802をワンチップ化して集積回路により構成してもよい。あるいは、図18において表示部410以外の機器連携サービス実行装置101の全ブロックをワンチップ化して集積回路により構成してもよい。
ゲスト機器管理部1801は、所有機器判定部403で非所有機器と判定された機器の管理を行う。実施の形態1では、非所有機器と判定された機器は、機器連携サービス実行の対象外であったが、実施の形態2では、非所有機器と判定された機器でもアドホックネットワーク上では機器連携の対象とされる。
ゲスト機器管理部1801は、非所有機器と判定された各機器をゲスト機器152とみなし、各ゲスト機器152の一覧を示す機器リストをローカルストレージ407には記録せずにアプリ情報取得部405へ渡す。
アプリ情報取得部405は、ゲスト機器管理部1801から受け取った機器リストを外部サーバ107に送信して、機器リストに示されるゲスト機器152と機器連携サービス実行装置101とで実行可能な機器連携サービスを外部サーバ107に問い合わせ、外部サーバ107から実行可能な機器連携サービスの一覧を示す機器連携サービス一覧情報を取得する。なお、図21に示すように機器連携サービス実行装置101がデータベース管理部2000を備えている場合、データベース管理部2000に機器リストを通知し、機器連携サービス一覧情報を取得してもよい。
サービス一覧表示部406は、アプリ情報取得部405により取得された機器連携サービス一覧情報に基づいて、サービス一覧表示部406にてゲスト機器152と連携して実行可能な機器連携サービスを表示部410に表示する。
ここで、サービス一覧表示部406は、所有機器で実行可能な機器連携サービスと、ゲスト機器152で実行可能な機器連携サービスとを区別して一覧表示する。例えば、所有機器で実行可能な機器連携サービスは、図2(A)に示すように、連携先の所有機器の機器名と対応付けてして表示される。一方、ゲスト機器152で実行可能なサービスは、機器名ではなく、ゲスト機器152を所有するユーザの名前と対応付けて表示される。
このように、ゲスト機器152と連携して実行可能な機器連携サービスを、所有機器と連携して実行可能な機器連携サービスと区別して一覧表示することにより、チャットなど個人情報をやり取りしない機器連携サービスと、アドレス帳同期等の個人情報をやり取りする機器連携サービスとを分けて管理することが可能となる。
ホスト機器指示受付部1802は、ネットワークインターフェース401を介してゲスト機器152からの連携依頼を受信すると、ホスト機器151のユーザ名及び機器連携サービス名を表示部410に表示し、連携を了承するか否かの判断をユーザに行わせる。そして、ホスト機器指示受付部1802は、ユーザから連携を了承する入力指示を受け付けると、了承通知をネットワークインターフェース401を介してホスト機器151に送信し、ホスト機器151からサービス実行指示を待つ。
そして、ホスト機器指示受付部1802は、ホスト機器151からサービス実行指示を受け取ると、サービス実行部409に機器連携サービスを実行するためのアプリケーションの実行を指示する。このとき、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションが未インストールの場合、サービス実行部409は、アプリ管理部408に当該アプリケーションをインストールするように指示し、インストールが終了した後に当該アプリケーションを起動する。
図20は、本発明の実施の形態2による機器連携サービス実行装置101がゲスト機器152である場合の機器連携サービス実行装置101の処理を示すフローチャートである。
まず、ホスト機器指示受付部1802は、ホスト機器151から連携依頼を受信する(S301)。次に、ホスト機器指示受付部1802は、受信した連携依頼を基に、ホスト機器151から機器連携サービスの連携依頼があった旨を表示部410に表示する(S302)。この場合、表示部410には、連携依頼を送信したホスト機器151のユーザ名及び機器連携サービス名等が表示される。ここで、ユーザは、知らないユーザ名や連携を希望しない機器連携サービス名が表示されていれば、連携を拒否する入力指示を行う。
次に、ホスト機器指示受付部1802は、ユーザから連携を拒否する入力指示を受け付けると(S303でN)、ホスト機器151に拒否通知を送信し(S305)、機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動せずに処理を終了する。
一方、ホスト機器指示受付部1802は、ユーザから連携を了承する判断結果を受け付けると(S303でY)、ホスト機器151に了承通知を送信し(S304)、ホスト機器151からのサービス実行指示を待つ。
次に、ホスト機器指示受付部1802は、機器連携サービスを実行するホスト機器151及びゲスト機器152のIPアドレスリスト、機器連携サービスを実行するためのアプリID、アプリの配布先URLを含むサービス実行指示をホスト機器151から受信する(S306)。
次に、サービス実行部409は、受信したアプリIDに対応するアプリケーションがインストール済みかどうかを判断する(S307)。次に、サービス実行部409によりアプリケーションがインストールされていないと判断されると(S307でN)、アプリ管理部408は、配布先URLに示されるURLからアプリケーションをダウンロードする(S308)。
次に、サービス実行部409は、アプリ管理部408によるインストールが完了すると、インストールされたアプリケーションを起動し(S309)、処理を終了する。
一方、S307において、サービス実行部409は、アプリケーションがインストール済みであると判断した場合(S307でY)、インストールされているアプリケーションを起動し(S309)、処理を終了する。
以上により、機器連携サービスの連携依頼を送信したホスト機器151に接続し、機器連携サービスを実行するか否かをユーザに判断させることが可能となり、ユーザの許可なく他人の機器とユーザの機器との間で機器連携サービスが実行され、ユーザの個人情報等が不正に取得されたり悪用されたりすることを防ぐことができる。
(本実施の形態の纏め)
(1)上記の機器連携サービス実行装置は、ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行装置であって、前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索部と、前記機器検索部により検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理部と、前記ローカルストレージに機器情報が記録済みの機器であって前記機器検索部により今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索部により今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得部と、前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示部と、前記サービス一覧表示部により一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行部とを備え、前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報と前記機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する。
(1)上記の機器連携サービス実行装置は、ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行装置であって、前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索部と、前記機器検索部により検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理部と、前記ローカルストレージに機器情報が記録済みの機器であって前記機器検索部により今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索部により今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得部と、前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示部と、前記サービス一覧表示部により一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行部とを備え、前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報と前記機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する。
この構成によれば、ローカルネットワークに接続された機器が検索され、今回検索された接続機器と、今回検索されなかったが、過去に検索された非接続機器とによって実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報が送信される。つまり、現在、ローカルネットワークに接続されている機器に加えて、過去にローカルネットワークに接続されていたが現在は取り外されている機器によって実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報が送信される。ここで、機器連携サービス一覧情報に含まれる機器連携サービスには、接続機器のみならず非接続機器も用いて実行可能な機器連携サービスが含まれている。
そして、実行可能な機器連携サービスが一覧表示され、ユーザに機器連携サービスの選択が促される。この際、非接続機器を用いなければ実行することができない機器連携サービスは、選択不可であることがユーザに通知される。
そのため、実行を希望する機器連携サービスに必要な機器が現在ローカルネットワークから取り外されていた場合、その機器をローカルネットワークに接続しようとする契機をユーザに与えることができる。
また、非接続機器を用いなければ実行することができない機器連携サービスは選択不可であることがユーザに通知されるため、実行できない機器連携サービスをユーザが誤って選択することを防止することができる。また、これにより、機器が意図せぬ動作を行ったり、機器に不具合が発生したりすることを防ぐことができる。
また、非接続機器と接続機器とが一覧表示されるため、ユーザはどの機器が現在ネットワークに接続されているのかを速やかに認識することができる。加えて、ユーザが所有する機器がユーザに提示されるため、ユーザに対して機器を所有していることへの満足感を付与することができる。また、非接続機器が一覧表示されるため、ユーザは過去にどのような機器を購入したのかを思い出すことができる。なお、本発明による機器連携サービス実行方法及び機器連携サービス実行プログラムは機器連携サービス実行装置と同じ特徴を持っている。
(2)上記の機器連携サービス実行装置において、前記機器検索部により検索された機器のうち、どの機器がユーザにより所有された所有機器であるかを判定する所有機器判定部を更に備え、前記所有機器判定部は、予め指定された条件に一致する機器を前記所有機器であると判定し、前記機器情報管理部は、前記所有機器判定部により前記所有機器であると判定された機器を前記所有機器として前記ローカルストレージに記録してもよい。
この構成によれば、ローカルネットワークに接続された機器であっても所定の条件を満たさなければ、ユーザの所有機器とはみなされず、その機器を用いた機器連携サービスが実行されることを防止することができる。そのため、一時的にローカルネットワークに接続された他人の機器を連携先とする機器連携サービスが実行されることを防止することができる。その結果、他人の機器にユーザの個人情報が流出する事態を防止することができる。また、外出先で機器連携サービス実行装置を公衆無線LAN等に接続した際に、同じネットワークに接続中の他人機器が勝手に所有機器とみなされて、機器リストに追加され、他人の機器に個人情報が盗み出されるといった問題も回避することが可能である。
(3)上記の機器連携サービス実行装置において、前記サービス一覧表示部は、前記接続機器のうち、前記ローカルストレージに記録されていない機器である新規機器が存在する場合、前記新規機器を新しく検出された機器であるとしてユーザに通知してもよい。
この構成によれば、新しく購入した機器の利用をユーザに促すことができるので、せっかく機器を購入したにも関わらずその機器が全く使わずにそのまま放置されてしまうといった事態を回避することができる。
(4)上記の機器連携サービス実行装置において、前記アプリ情報取得部により取得された機器連携サービス一覧情報を前記ローカルストレージに記録するアプリケーション情報管理部を更に備え、前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報に含まれる機器連携サービスであって、前記ローカルストレージに記録されていない機器連携サービスである新規機器連携サービスが存在する場合、前記新規機器連携サービスを新しく追加された機器連携サービスとしてユーザに通知することが好ましい。
この構成によれば、機器連携サービスが新たに追加された場合、そのことがユーザに通知される。そのため、購入当時は興味ある機器連携サービスがなく、ローカルネットワークから取り外し、倉庫等に収めた機器であっても、魅力ある機器連携サービスが追加されたために、その機器をローカルネットワークに接続する契機をユーザに与えることができる。そして、ユーザは、新しく追加された機器連携サービスを試すことができる。
(5)上記の機器連携サービス実行装置において、前記所有機器判定部により所有機器ではないと判定された機器をゲスト機器として管理するゲスト機器管理部を更に備え、前記ゲスト機器管理部は、前記ゲスト機器と連携して実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得し、前記サービス一覧表示部は、前記ゲスト機器と連携して実行される機器連携サービスを、前記所有機器と連携して実行される機器連携サービスと区別して一覧表示してもよい。
この構成によれば、チャットなど個人情報をやり取りしない機器連携サービスと、アドレス帳同期など個人情報をやり取りする機器連携サービスとを区別してユーザに通知することが可能となる。そのため、誤って他人の機器に対してアドレス帳同期など個人情報をやり取りが発生する機器連携サービスをユーザが選択することを防ぐことができる。
(6)上記の機器連携サービス実行装置において、ホスト機器から機器連携サービスの連携依頼を受け付けるホスト機器指示受付部を更に備え、前記ホスト機器指示受付部は、前記ホスト機器から連携依頼を受信すると、前記連携依頼があったことをユーザに通知し、前記ユーザから前記連携依頼を了承する入力指示を受け付けた場合、前記ホスト機器に前記連携依頼の了承通知を送信し、かつ、前記機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動してもよい。
この構成によれば、ユーザが機器連携サービス実行装置を宅外に持ち出してアドホックネットワーク等の宅外のネットワークに接続した際に、ユーザは許可した他人の機器との間で機器連携サービスを実行することができる。
(7)上記の機器連携サービス実行装置において、前記ホスト機器指示受付部は、前記ユーザから前記連携依頼を拒否する入力指示を受け付けた場合、前記ホスト機器に拒否通知を送信し、かつ、前記機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動しないようにしてもよい。
この構成によれば、ユーザが機器連携サービス実行装置を宅外に持ち出してアドホックネットワーク等の宅外のネットワークに接続した際に、ユーザの許可なく、ユーザの機器連携サービス実行装置が連携先の機器とされ、他人の機器との間で機器連携サービスが実行されることを防止することができる。そのため、他人によりユーザの個人情報が不正に取得されたり、悪用されたりすることを防ぐことができる。
(8)上記の機器連携サービス実行装置において、前記アプリ情報取得部は、前記機器連携サービスと、前記機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを管理する外部サーバに、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストを送信し、前記機器連携サービス一覧情報を取得してもよい。
この構成によれば、機器連携サービスと機器情報とが関連付けられたデータベースが外部サーバにより管理されているため、機器連携サービス実行装置にこのデータベースを管理させる手間を省くことができる。
(9)上記の機器連携サービス実行装置において、前記機器連携サービスと、前記機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを管理するデータベース管理部を更に備え、前記アプリ情報取得部は、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストを、前記データベース管理部に通知し、前記機器連携サービス一覧情報を取得してもよい。
この構成によれば、機器連携サービスと機器情報とが関連付けられたデータベースが機器連携サービス実行装置に設けられているため、機器連携サービス実行装置は、機器連携サービス一覧情報を速やかに取得することができる。
本発明にかかる機器連携サービス実行装置は、製造産業において経営的に、また継続的および反復的に製造し、販売することができる。特に、機器連携サービスの制作と実行とに携わる民生機器産業において利用できる。
Claims (11)
- ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行装置であって、
前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索部と、
前記機器検索部により検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理部と、
前記ローカルストレージに機器情報が記録済みの機器であって前記機器検索部により今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索部により今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得部と、
前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示部と、
前記サービス一覧表示部により一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行部とを備え、
前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、
前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報と、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する機器連携サービス実行装置。 - 前記機器検索部により検索された機器のうち、どの機器がユーザにより所有された所有機器であるかを判定する所有機器判定部を更に備え、
前記所有機器判定部は、予め指定された条件に一致する機器を前記所有機器であると判定し、
前記機器情報管理部は、前記所有機器判定部により前記所有機器であると判定された機器を前記所有機器として前記ローカルストレージに記録する請求項1記載の機器連携サービス実行装置。 - 前記サービス一覧表示部は、前記接続機器のうち、前記ローカルストレージに記録されていない機器である新規機器が存在する場合、前記新規機器を新しく検出された機器であるとしてユーザに通知する請求項1又は2記載の機器連携サービス実行装置。
- 前記アプリ情報取得部により取得された機器連携サービス一覧情報を前記ローカルストレージに記録するアプリケーション情報管理部を更に備え、
前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報に含まれる機器連携サービスであって、前記ローカルストレージに記録されていない機器連携サービスである新規機器連携サービスが存在する場合、前記新規機器連携サービスを新しく追加された機器連携サービスとしてユーザに通知する請求項1〜3のいずれかに記載の機器連携サービス実行装置。 - 前記所有機器判定部により所有機器ではないと判定された機器をゲスト機器として管理するゲスト機器管理部を更に備え、
前記ゲスト機器管理部は、前記ゲスト機器と連携して実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得し、
前記サービス一覧表示部は、前記ゲスト機器と連携して実行される機器連携サービスを、前記所有機器と連携して実行される機器連携サービスと区別して一覧表示する請求項2に記載の機器連携サービス実行装置。 - ホスト機器から機器連携サービスの連携依頼を受け付けるホスト機器指示受付部を更に備え、
前記ホスト機器指示受付部は、前記ホスト機器から連携依頼を受信すると、前記連携依頼があったことをユーザに通知し、前記ユーザから前記連携依頼を了承する入力指示を受け付けた場合、前記ホスト機器に前記連携依頼の了承通知を送信し、かつ、前記機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動する請求項5記載の機器連携サービス実行装置。 - 前記ホスト機器指示受付部は、前記ユーザから前記連携依頼を拒否する入力指示を受け付けた場合、前記ホスト機器に拒否通知を送信し、かつ、前記機器連携サービスを実行するためのアプリケーションを起動しない請求項6記載の機器連携サービス実行装置。
- 前記アプリ情報取得部は、前記機器連携サービスと、前記機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを管理する外部サーバに、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストを送信し、前記機器連携サービス一覧情報を取得する請求項1〜7のいずれかに記載の機器連携サービス実行装置。
- 前記機器連携サービスと、前記機器連携サービスを実行するにあたり必要となる機器の機器情報とが関連付けられたデータベースを管理するデータベース管理部を更に備え、
前記アプリ情報取得部は、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストを、前記データベース管理部に通知し、前記機器連携サービス一覧情報を取得する請求項1〜7のいずれかに記載の機器連携サービス実行装置。 - ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行装置を用いた機器連携サービス実行方法であって、
機器連携サービス実行装置が、前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索ステップと、
機器連携サービス実行装置が、前記機器検索ステップにより検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理ステップと、
機器連携サービス実行装置が、前記ローカルストレージに記録済みの機器であって前記機器検索ステップにより今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索ステップにより今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得ステップと、
機器連携サービス実行装置が、前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示ステップと、
機器連携サービス実行装置が、前記サービス一覧表示ステップにより一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行ステップとを備え、
前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、
前記サービス一覧表示ステップは、前記機器連携サービス一覧情報と、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する機器連携サービス実行方法。 - ローカルネットワークに接続されている機器と連携しながら機器連携サービスを実行する機器連携サービス実行プログラムであって、
前記ローカルネットワークに接続された機器を検索する機器検索部と、
前記機器検索部により検索された機器の機器情報をローカルストレージに記録する機器情報管理部と、
前記ローカルストレージに機器情報が記録済みの機器であって前記機器検索部により今回検索されなかった機器である非接続機器、及び前記機器検索部により今回検索された機器である接続機器で実行可能な機器連携サービスを示す機器連携サービス一覧情報を取得するアプリ情報取得部と、
前記機器連携サービス一覧情報に示される機器連携サービスと、前記非接続機器及び前
記接続機器とを一覧表示するサービス一覧表示部と、
前記サービス一覧表示部により一覧表示された機器連携サービスの中からユーザにより選択された機器連携サービスを実行するアプリケーションを起動し、前記機器連携サービスを実行するサービス実行部としてコンピュータを機能させ、
前記機器連携サービス一覧情報は、各機器連携サービスの実行に必要な機器の機器情報を含み、
前記サービス一覧表示部は、前記機器連携サービス一覧情報と、前記非接続機器及び前記接続機器の機器リストとに基づき、各機器連携サービスの実行に必要な機器として前記非接続機器が含まれているか否かを判定し、前記非接続機器が含まれている場合、前記非接続機器が必要な機器連携サービスに関しては、選択不可であることをユーザに通知する機器連携サービス実行プログラム。
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