JPWO2013047179A1 - ブレード制御システムおよび建設機械 - Google Patents

ブレード制御システムおよび建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013047179A1
JPWO2013047179A1 JP2012542268A JP2012542268A JPWO2013047179A1 JP WO2013047179 A1 JPWO2013047179 A1 JP WO2013047179A1 JP 2012542268 A JP2012542268 A JP 2012542268A JP 2012542268 A JP2012542268 A JP 2012542268A JP WO2013047179 A1 JPWO2013047179 A1 JP WO2013047179A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
angle
design surface
control system
lift cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012542268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5161403B1 (ja
Inventor
林 和彦
和彦 林
岡本 研二
研二 岡本
健二郎 嶋田
健二郎 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5161403B1 publication Critical patent/JP5161403B1/ja
Publication of JPWO2013047179A1 publication Critical patent/JPWO2013047179A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/80Component parts
    • E02F3/84Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems
    • E02F3/844Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems for positioning the blade, e.g. hydraulically
    • E02F3/847Drives or control devices therefor, e.g. hydraulic drive systems for positioning the blade, e.g. hydraulically using electromagnetic, optical or acoustic beams to determine the blade position, e.g. laser beams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

ブレード制御システムは、設計面とブレードの刃先との距離が速度に基づいて決定される閾値以下か否かを判定する判定部と、距離が閾値以下であると判定された場合に、リフトシリンダに作動を供給することによって、ブレードを上方に移動開始させるリフトシリンダ制御部と、を備える。

Description

本発明は、ブレードの刃先を設計面に追従させるブレード制御システムおよび建設機械に関する。
従来、ブルドーザやグレーダなどの建設機械において、レーザ光線をブレード上のレベルセンサで検出し、レーザ光線の検出位置をレベルセンサ上の所定位置に合致させることによって、ブレードの刃先を所望の位置に保持する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この手法によれば、レーザ光線の出射方向を適宜調整することによって、刃先を所定形状の設計面に自動的に追従させることができるとされている。設計面とは、掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形のことである。
特開平11−256620号公報
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、特許文献1の手法では、走行しながら掘削している際に、刃先と設計面との距離が急に近くなった場合には、ブレードの上昇が間に合わずに刃先が設計面を超えてしまうおそれがある。
そのため、例えば、傾斜面を掘削しながら設計面に向かって下っている場合のように車速が速い場合には、刃先が設計面を超えることを回避するために、オペレータが手動でブレードを操作する必要がある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、ブレードの刃先を設計面に精度良く追従させることのできるブレード制御システムおよび建設機械の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段)
第1の態様に係るブレード制御システムは、上下揺動可能に車体に取り付けられるリフトフレームと、リフトフレームの先端に支持されるブレードと、リフトフレームを上下揺動させるリフトシリンダと、掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形である設計面とブレードの刃先との距離を取得する距離演算部と、設計面に対する刃先の速度を取得する速度取得部と、設計面とブレードの刃先との距離が速度に基づいて決定される閾値以下か否かを判定する判定部と、設計面とブレードの刃先との距離が閾値以下であると判定された場合に、リフトシリンダに作動油を供給することによって、ブレードを上方に移動開始させるリフトシリンダ制御部と、を備える。
第1の態様に係るブレード制御システムによれば、ブレードが設計面に近づくスピードが速いほど、ブレードの上昇開始タイミングを早めることができる。そのため、設計面とブレードの刃先との距離が急に小さくなる場合においても、刃先が設計面を超えてしまうことを抑制することができる。このように、第1の態様に係るブレード制御システムによれば、ブレードの刃先を設計面に精度良く追従させることができる。
第2の態様に係るブレード制御システムは、第1の態様に係り、リフトシリンダ制御部は、リフトフレームが所定の位置よりも上方に位置する場合には、ブレードを上方に移動開始させない。
第2の態様に係るブレード制御システムによれば、刃先が設計面を超える可能性が高い場合にのみ、ブレードの上昇開始タイミングを早める制御を行うことができる。そのため、ブレードの上昇開始タイミングを早める制御が過剰に実行されることを抑制できる。
第3の態様に係るブレード制御システムは、第1又は第2の態様に係り、リフトシリンダに繋がる比例制御弁と、車体の側面視におけるリフトフレームの設計面に対する角度を取得する角度取得部と、角度に基づいて比例制御弁の開口度を決定する開口度決定部と、を備える。リフトシリンダ制御部は、設計面とブレードの刃先との距離が閾値以下であると前記判定部によって判定された場合に、比例制御弁を開口度に応じて開口させることによって前記ブレードを上昇させる。
第3の態様に係るブレード制御システムによれば、ブレードが下降されているほど、ブレードの上昇スピードを速めることができる。そのため、刃先の貫入深さが大きい場合においても、刃先が設計面を超えてしまうことを抑制することができる。このように、第3の態様に係るブレード制御システムによれば、ブレードの刃先を設計面により精度良く追従させることができる。
第4の態様に係るブレード制御システムは、第1から第3の態様に係り、速度が大きい程、前記閾値を大きくする閾値決定部を備える。
第5の態様に係るブレード制御システムは、第4の態様に係り、閾値決定部は、速度が所定値以上である場合、閾値を最大値に固定する。
第6の態様に係る建設機械は、車体と、第1の態様に記載のブレード制御システムと、を備える。
第7の態様に係る建設機械は、第6の態様に係り、車体に取り付けられる一対の履帯を含む走行装置を備える。
(発明の効果)
本発明によれば、作業機の刃先を設計面に精度良く追従させることのできるブレード制御システムおよび建設機械を提供することができる。
ブルドーザの全体構成を示す側面図 ブレードの側面図 ブレードの上面図 ブレードの正面図 ブレード制御システムの構成を示すブロック図 ブレードコントローラの機能を示すブロック図 ブルドーザと設計面との位置関係の一例を示す模式図 図5の部分拡大図 速度と閾値との関係の一例を示すグラフ 角度と開口度との関係の一例を示すグラフ リフト角の算出方法を説明するための模式図 ブレード制御システムの動作を説明するためのフローチャート
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
以下、「建設機械」の一例であるブルドーザについて、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、「上」「下」「前」「後」「左」「右」とは、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
《ブルドーザ100の全体構成》
図1は、実施形態に係るブルドーザ100の全体構成を示す側面図である。
ブルドーザ100は、車体10と、走行装置20と、リフトフレーム30と、ブレード40と、リフトシリンダ50と、アングルシリンダ60と、チルトシリンダ70と、GPSレシーバ80と、IMU(Inertial Measurement Unit)90と、一対のスプロケット95と、駆動トルクセンサ95Sと、を備える。また、ブルドーザ100は、ブレード制御システム200を搭載している。ブレード制御システム200の構成および動作については後述する。
車体10は、運転室11とエンジン室12とを有する。運転室11には、図示しないシートや各種操作装置が内装される。エンジン室12は、運転室11の前方に配置される。
走行装置20は、一対の履帯(図1において、左側の履帯のみ図示)によって構成され、車体10の下部に取り付けられている。一対のスプロケット95の駆動に応じて一対の履帯が回転することによってブルドーザ100は走行する。
リフトフレーム30は、車幅方向において走行装置20の内側に配置される。リフトフレーム30は、車幅方向に平行な軸線Xを中心として上下揺動可能に車体10に取り付けられる。リフトフレーム30は、球関節部31と、ピッチ支持リンク32と、支柱部33とを介してブレード40を支持している。
ブレード40は、車体10の前方に配置される。ブレード40は、球関節部31に連結される自在継手41と、ピッチ支持リンク32に連結されるピッチング継手42とを介して、リフトフレーム30に支持されている。ブレード40は、リフトフレーム30の上下揺動に伴って上下に移動する。ブレード40の下端部には、整地時や掘削時に地面に挿入される刃先40Pが形成されている。
リフトシリンダ50は、車体10とリフトフレーム30とに連結される。リフトシリンダ50が伸縮することによって、リフトフレーム30は、軸線Xを中心として上下揺動される。
アングルシリンダ60は、リフトフレーム30とブレード40とに連結される。アングルシリンダ60が伸縮することによって、ブレード40は、自在継手41およびピッチング継手42それぞれの回動中心を通る軸線Yを中心として揺動される。
チルトシリンダ70は、リフトフレーム30の支柱部33とブレード40の右上端部とに連結される。チルトシリンダ70が伸縮することによって、ブレード40は、球関節部31とピッチ支持リンク32の下端部とを結んだ軸線Zを中心として回動される。
GPSレシーバ80は、運転室11上に配置される。GPSレシーバ80は、GPS(Global Positioning System;全地球測位システム)用のアンテナである。GPSレシーバ80は、自機の設置位置を示すGPSデータを受信する。GPSレシーバ80は、受信したGPSデータを後述するブレードコントローラ210(図3参照)に送信する。
IMU90は、前後左右方向における車体傾斜角を示す車体傾斜角データを取得する。IMU90は、車体傾斜角データをブレードコントローラ210に送信する。
一対のスプロケット95は、エンジン室12に収容されるエンジン(不図示)によって駆動される。一対のスプロケット95の駆動に応じて走行装置20が駆動される。
駆動トルクセンサ95Sは、一対のスプロケット95の駆動トルクを示す駆動トルクデータを取得する。駆動トルクセンサ95Sは、駆動トルクデータをブレードコントローラ210に送信する。
ここで、図2は、ブルドーザ100の構成を示す模式図である。具体的に、図2Aは、ブレード40の側面図であり、図2Bは、ブレード40の上面図であり、図2Cは、ブレード40の正面図である。また、図2A〜図2Cでは、リフトフレーム30の原点位置が二点鎖線で示されている。リフトフレーム30が原点位置に位置する場合、ブレード40の刃先40Pは水平面に接地する。
図2A〜図2Cに示すように、ブルドーザ100は、リフトシリンダセンサ50Sと、アングルシリンダセンサ60Sと、チルトシリンダセンサ70Sと、を備える。リフトシリンダセンサ50S、アングルシリンダセンサ60Sおよびチルトシリンダセンサ70Sそれぞれは、ロッドの位置を検出するための回転ローラと、ロッドの位置を原点復帰するための磁力センサと、によって構成されている。
図2Aに示すように、リフトシリンダセンサ50Sは、リフトシリンダ50のストローク長さ(以下、「リフトシリンダ長L1」という。)を検出してブレードコントローラ210に送信する。ブレードコントローラ210は、リフトシリンダ長L1に基づいてブレード40のリフト角θ1を算出する。本実施形態に係るリフト角θ1は、側面視におけるブレード40の原点位置からの下降角度、すなわち、刃先40Pの地中への貫入深さに対応している。リフト角θ1の算出方法については後述する。
図2Bに示すように、アングルシリンダセンサ60Sは、アングルシリンダ60のストローク長さ(以下、「アングルシリンダ長L2」という。)を検出してブレードコントローラ210に送信する。図2Cに示すように、チルトシリンダセンサ70Sは、チルトシリンダ70のストローク長さ(以下、「チルトシリンダ長L3」という。)を検出してブレードコントローラ210に送信する。ブレードコントローラ210は、アングルシリンダ長L2およびチルトシリンダ長L3に基づいて、ブレード40のアングル角θ2およびチルト角θ3を算出する。
なお、以下においては、リフト角θ1の用途について主に説明し、アングル角θ2及およびチルト角θ3の用途についての説明は省略する。
《ブレード制御システム200の構成》
図3は、実施形態に係るブレード制御システム200の構成を示すブロック図である。
ブレード制御システム200は、上述のリフトシリンダ50、リフトシリンダセンサ50S、GPSレシーバ80、IMU90および駆動トルクセンサ95Sに加えて、ブレードコントローラ210、設計面データ格納部220、比例制御弁230および油圧ポンプ240を備える。
ブレードコントローラ210は、リフトシリンダセンサ50Sからリフトシリンダ長L1を取得する。また、ブレードコントローラ210は、GPSレシーバ80からGPSデータを取得し、IMU90から車体傾斜角データを取得し、駆動トルクセンサ95Sから駆動トルクデータを取得する。ブレードコントローラ210は、これらの情報に基づいて得られる電流値に対応した電流を制御信号として比例制御弁230に出力する。ブレードコントローラ210の機能については後述する。
設計面データ格納部220は、作業エリア内における掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形(以下、「設計面M」という。)の位置および形状を示す設計面データを予め記憶している。
比例制御弁230は、リフトシリンダ50と油圧ポンプ240との間に配置される。比例制御弁230の開口度は、ブレードコントローラ210から制御信号として出力される電流によって制御される。
油圧ポンプ240は、エンジンと連動しており、比例制御弁230を介してリフトシリンダ50に作動油を供給する。なお、油圧ポンプ240は、比例制御弁230とは異なる比例制御弁を介して、アングルシリンダ60およびチルトシリンダ70に作動油を供給可能である。
《ブレードコントローラ210の機能》
図4は、ブレードコントローラ210の機能を示すブロック図である。図5は、ブルドーザ100と設計面Mとの位置関係の一例を示す模式図である。図6は、図5の部分拡大図である。
図4に示すように、ブレードコントローラ210は、車両情報及び設計面情報取得部211Aと、距離演算部211Bと、速度取得部212と、閾値決定部213と、判定部214と、角度取得部215と、開口度決定部216と、ブレード負荷取得部217と、リフトシリンダ制御部218と、記憶部300と、を備える。
車両情報及び設計面情報取得部211Aは、リフトシリンダ長L1、GPSデータ、車体傾斜角データおよび設計面データを取得する。本実施形態では、リフトシリンダ長L1、GPSデータおよび車体傾斜角データが「車両情報」に該当し、設計面データが「設計面情報」に該当する。
距離演算部211Bは、ブルドーザ100の車体寸法データを記憶している。距離演算部211Bは、図5に示すように、リフトシリンダ長L1、GPSデータ、車体傾斜角データ、設計面データおよび車体寸法データに基づいて、設計面Mと刃先40Pとの距離ΔZをリアルタイム又は一定の時間間隔で取得する。なお、一定の時間間隔とは、例えば、ブレードコントローラ210の処理速度に対応するタイミングである。具体的に、ブレードコントローラ210の処理速度が100Hzである場合、最短のサンプリングタイムは、10msecとなる。
速度取得部212は、図5に示すように、距離演算部211Bによって取得される距離ΔZをサンプリングタイムΔtで差分処理することによって、設計面Mに対する刃先40Pの速度Vを演算する。即ち、V=ΔZ/Δtの関係が成立している。
記憶部300は、ブレードコントローラ210の制御に用いられる各種マップを記憶している。記憶部300は、例えば、図7に示される“速度Vと閾値ZTHとの関係”を示すマップと、図8に示される“角度Δθと開口度Sとの関係”を示すマップとを記憶している。閾値ZTH、角度Δθ及び開口度Sについては後述する。
また、記憶部300は、ブレード40に掛かる負荷(以下、「ブレード負荷」という。)の目標値として設定される目標負荷を記憶している。目標負荷は、走行装置の履帯の地面に対するスリップ(以下、シュースリップと示す。)と土工量とのバランスを考慮して予め設定される値であり、例えば、ブルドーザ100の車重Wの0.5倍〜0.7倍の範囲内で適宜設定することができる。
なお、過度なシュースリップとは、履帯が地面に対してスリップする量が大きくなり過ぎて、走行装置による駆動力が地面に対して適切に伝達されない状態を意味している。
閾値決定部213は、記憶部300から“速度Vと閾値ZTHとの関係”を示すマップを読み出し、速度取得部212によって取得される速度Vに基づいて距離ΔZの閾値ZTHを決定する。この閾値ZTHは、刃先40Pの設計面Mに近づくスピードが速い場合であっても、余裕を持ってブレード40を上昇させるために設けられている。図7に示すように、閾値ZTHは、速度Vが速いほど大きくなり、速度Vが所定値以上で最大値となるように設定されている。
判定部214は、マップにアクセスして閾値ZTHを読み出し、距離演算部211Bによって取得される距離ΔZが閾値決定部213によって決定される閾値ZTH以下であるか否かを判定する。判定部214は、距離ΔZが閾値ZTH以下であると判定した場合、その旨をリフトシリンダ制御部218に通知する。
角度取得部215は、リフトシリンダ長L1、車体傾斜角データおよび設計面データを取得する。角度取得部215は、リフトシリンダ長L1に基づいてブレード40のリフト角θ1を算出する。
ここで、図9は、図2(A)の部分拡大図であり、リフト角θ1の算出方法を説明するための模式図である。図9に示すように、リフトシリンダ50は、前側回動軸101においてリフトフレーム30に回動可能に取り付けられており、後側回動軸102において車体10に回動可能に取り付けられている。図9において、鉛直線103は、上下方向に沿った直線であり、原点指示線104は、ブレード40の原点位置を示す直線である。また、第1長さLaは、前側回動軸101とリフトフレーム30の軸Xとを結ぶ直線の長さであり、第2長さLbは、後側回動軸102とリフトフレーム30の軸Xとを結ぶ直線の長さである。さらに、第1角度θaは、軸Xを頂点として前側回動軸101と後側回動軸102とが成す角度であり、第2角度θbは、軸Xを頂点として前側回動軸101とリフトフレーム30の上辺とが成す角度であり、第3角度θcは、軸Xを頂点として後側回動軸102と鉛直線103が成す角度である。第1長さLa、第2長さLb、第2角度θbおよび第3角度θcは固定値であり、角度取得部215は、これらの固定値を記憶している。なお、第2角度θbおよび第3角度θcの単位はラジアンであるものとする。
まず、角度取得部215は、余弦定理に基づく式(1)及び式(2)を用いて第1角度θaを算出する。
L1=La+Lb−2LaLb×cos(θa) ・・・(1)
θa=cos−1((La+Lb−L1)/2LaLb) ・・・(2)
次に、角度取得部215は、式(3)を用いてリフト角θ1を算出する。
θ1=θa+θb−θc−π/2 ・・・(3)
また、角度取得部215は、車体傾斜角データに基づいて、水平面Nと側面視におけるリフトフレーム30の原点位置とが成すリフトフレーム傾斜角αを取得する。角度取得部215は、設計面データに基づいて、設計面Mと水平面Nとが成す設計面傾斜角βを取得する。
そして、角度取得部215は、リフト角θ1とリフトフレーム傾斜角αと設計面傾斜角βとの和を取得する。図6に側面視で示すように、リフト角θ1とリフトフレーム傾斜角αと設計面傾斜角βとの和は、設計面M(図6では、設計面Mに平行な平行面mが図示されている。)に対するリフトフレーム30の角度Δθに対応している。即ち、Δθ=θ1+α+βの関係が成立している。
開口度決定部216は、角度Δθに基づいて、比例制御弁230の開口度Sを決定する。具体的には、開口度決定部216は、角度Δθが目標角度γより大きいか否かを判定する。目標角度γは、車速や車体角変動が大きい場合であっても刃先40Pを設計面Mに追従させられる程度の値である。すなわち、角度Δθが目標角度γより小さければ、車速や車体角変動に関わらず刃先40Pが設計面Mを超えることはない。このような目標角度γは、適宜、設定及び変更することができる。角度Δθが目標角度γより大きくない場合、開口度決定部216は、開口度Sを“0”に決定する。一方で、角度Δθが目標角度γより大きい場合、開口度決定部216は、記憶部300から図8に示される“角度Δθと開口度Sとの関係”を示すマップを読み出し、角度Δθに基づいて開口度Sを決定する。図8に示すように、開口度Sは、角度Δθが大きいほど大きくなり、角度Δθが所定値以上で最大値となるように設定されている。開口度決定部216は、決定された開口度Sをリフトシリンダ制御部218に通知する。
ブレード負荷取得部217は、一対のスプロケット95の駆動トルクを示す駆動トルクデータを駆動トルクセンサ95Sからリアルタイムに取得する。ブレード負荷取得部217は、駆動トルクデータに基づいてブレード負荷を取得する。ブレード負荷は、いわゆる「牽引力」に相当する。ブレード負荷取得部217は、ブレード負荷をリフトシリンダ制御部218に通知する。
リフトシリンダ制御部218は、判定部214によって距離ΔZが閾値ZTH以下であると判定された場合、開口度決定部216によって決定された開口度Sで比例制御弁230を制御し、リフトシリンダ50に作動油を供給することによって、ブレード40を上昇させる。従って、リフトシリンダ制御部218は、角度Δθが目標角度γより大きい場合には、角度Δθが大きければ大きいほど、速いスピードでブレード40を上昇させる。この際、角度Δθがそれ程大きくない場合は、ブレード40を上昇させるスピードはそれ程速くない。一方で、リフトシリンダ制御部218は、角度Δθが目標角度γより大きくない場合には、開口度Sを0とし、ブレード40を上昇させない。
また、リフトシリンダ制御部218は、距離ΔZが閾値ZTH以下であると判定部214によって判定されなかった場合、ブレード負荷取得部217によって取得されるブレード負荷が目標負荷に近づくように比例制御弁230の開口度を制御する。
具体的には、リフトシリンダ制御部218は、まず、目標負荷とブレード負荷との差(以下、「負荷偏差」という。)を算出する。次に、リフトシリンダ制御部218は、負荷偏差を所定の関数に代入することによって、或いは、負荷偏差と電流値とを関連づけるマップを参照することによって、電流値を取得する。次に、リフトシリンダ制御部218は、取得した電流値に対応した電流を比例制御弁230に出力する。これにより、ブレード負荷が目標負荷に近づくように比例制御弁230の開口度が制御され、走行装置20の過度なシュースリップの抑制と十分な土工量の維持とが両立された状態で掘削が行われる。
《ブレード制御システム200の動作》
図10は、実施形態に係るブレード制御システム200の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下においては、ブレードコントローラ210の動作について主に説明する。
ステップS10において、ブレードコントローラ210は、リフトシリンダ長L1、GPSデータ、車体傾斜角データ、設計面データおよび車体寸法データに基づいて距離ΔZを取得するとともに、距離ΔZに基づいて速度Vを取得する。また、ブレードコントローラ210は、リフトシリンダ長L1、車体傾斜角データおよび設計面データに基づいて角度Δθを取得する。
ステップS20において、ブレードコントローラ210は、速度Vに基づいて、距離ΔZの閾値ZTHを決定する。
ステップS30において、ブレードコントローラ210は、距離ΔZが閾値ZTH以下であるか否かを判定する。距離ΔZが閾値ZTH以下である場合、処理はステップS40に進み、距離ΔZが閾値ZTH以下でない場合、処理はステップS70に進む。
ステップS40において、ブレードコントローラ210は、角度Δθが目標角度γより大きいか否かを判定する。角度Δθが目標角度γより大きい場合、処理はステップS50に進み、角度Δθが目標角度γより大きくない場合、処理はステップS70に進む。
ステップS50において、ブレードコントローラ210は、角度Δθに基づいて、比例制御弁230の開口度Sを決定する。
ステップS60において、ブレードコントローラ210は、開口度Sで比例制御弁230を制御するために、比例制御弁230に制御信号を出力する。その後、処理はステップS10に戻る。
ステップS70において、ブレードコントローラ210は、ブレード負荷が0.5W〜0.7Wになるように比例制御弁230の開口度を制御する。ブレードコントローラ210は、ブレード負荷が目標負荷に近づくように電流値を設定し、比例制御弁230にこの電流値に対応した電流を出力する。
ステップS80において、ブレードコントローラ210は、距離ΔZが“0”以下であるか否かを判定する。距離ΔZが“0”以下である場合、処理は終了し、距離ΔZが“0”以下でない場合、処理はステップS10に戻る。
《作用および効果》
(1)本実施形態に係るブレード制御システム200は、距離ΔZが速度Vに基づいて決定される閾値ZTH以下か否かを判定する判定部214と、距離ΔZが閾値ZTH以下であると判定された場合に、リフトシリンダ50に作動を供給することによって、ブレード40を上方に移動開始させるリフトシリンダ制御部218と、を備える。
従って、ブレード40が設計面Mに近づくスピードが速いほど、ブレード40の上昇開始タイミングを早めることができる。そのため、刃先40Pと設計面Mとの距離ΔZが急に小さくなる場合においても、刃先40Pが設計面Mを超えてしまうことを抑制することができる。このように、本実施形態に係るブレード制御システム200によれば、ブレード40の刃先40Pを設計面Mに精度良く追従させることができる。
(2)リフトシリンダ制御部218は、リフトフレーム30が原点位置(「所定の位置」の一例)よりも上方に位置する場合には、ブレード40を上方に移動開始させない。
従って、刃先40Pが設計面Mを超える可能性が高い場合にのみ、ブレード40の上昇開始タイミングを早める制御を行うことができる。そのため、ブレード40の上昇開始タイミングを早める制御が過剰に実行されることを抑制できる。
(3)本実施形態に係るブレード制御システム200は、リフトフレーム30の設計面Mに対する角度Δθを取得する角度取得部215と、角度Δθに基づいて開口度Sを決定する開口度決定部216と、を備える。リフトシリンダ制御部218は、比例制御弁230を開口度Sに応じて開口させる。
従って、ブレード40が下降されているほど、ブレード40の上昇スピードを速めることができる。そのため、刃先40Pの貫入深さが大きい場合においても、刃先40Pが設計面Mを超えてしまうことを抑制することができる。このように、本実施形態に係るブレード制御システム200によれば、ブレード40の刃先40Pを設計面Mにより精度良く追従させることができる。
《その他の実施形態》
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態において、ブレード制御システム200は、角度取得部215と開口度決定部216とを備えることとしたが、これに限られるものではない。例えば、所定の開口度で比例制御弁230を制御する場合には、ブレード制御システム200は、角度取得部215と開口度決定部216とを備えていなくてもよい。
(B)上記実施形態において、ブレード制御システム200は、速度取得部212と閾値決定部213とを備えることとしたが、これに限られるものではない。例えば、予め記憶された固定値を判定部214が閾値ZTHとして用いる場合には、ブレード制御システム200は、速度取得部212と閾値決定部213とを備えていなくてもよい。
(C)上記実施形態において、リフトシリンダ制御部218は、ブレード負荷を0.5W〜0.7Wに制御することとしたが、これに限られるものではない。ブレード負荷は、掘削対象の硬さなどに応じて適宜変更してもよい。また、ブレード負荷は、例えば、トランスミッション、ステアリング機構及び終減速機構までの減速比とスプロケットの径とを、エンジントルクに乗算することによっても得ることができる。
(D)上記実施形態において、速度Vと閾値ZTHとの関係の一例を図7に示すとともに、角度Δθと開口度Sとの関係の一例を図8に示したが、これに限られるものではない。各関係は適宜設定することができる。
(E)ブレード40の刃先40Pとは、より具体的には、刃先40Pの左端又は右端であってもよいし、刃先40Pの幅方向中央であってもよい。
(F)上記実施形態では、ブレード40の刃先40Pを1つだけ設定することとしたが、例えば、刃先40Pの左右両端それぞれを基準として上記実施形態で説明した制御を実行することとしてもよい。この場合には、車体が左右に傾いている場合であっても、精度良く刃先40Pを設計面に追従させることができる。
(G)上記実施形態では、図7に示すように、閾値ZTHは、速度Vが所定値以上になった場合には最大値に固定されることとしたが、これに限られるものではない。閾値ZTHには最大値が設定されていなくてもよい。
(H)上記実施形態では、「建設機械」としてブルドーザを例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、モータグレーダなどであってもよい。
本発明のブレード制御システムは、作業機の刃先を設計面に精度良く追従させることができるため、建設機械分野に広く適用可能である。
30…リフトフレーム
40…ブレード
50…リフトシリンダ
211B…距離演算部
212…速度取得部
214…判定部
218…リフトシリンダ制御部

Claims (7)

  1. 上下揺動可能に車体に取り付けられるリフトフレームと、
    前記リフトフレームの先端に支持されるブレードと、
    前記リフトフレームを上下揺動させるリフトシリンダと、
    掘削対象の目標形状を示す3次元の設計地形である設計面と前記ブレードの刃先との距離を取得する距離演算部と、
    前記設計面に対する前記刃先の速度を取得する速度取得部と、
    前記設計面と前記ブレードの刃先との距離が前記速度に基づいて決定される閾値以下か否かを判定する判定部と、
    前記設計面と前記ブレードの刃先との距離が前記閾値以下であると判定された場合に、前記リフトシリンダに作動油を供給することによって、前記ブレードを上方に移動開始させるリフトシリンダ制御部と、
    を備えるブレード制御システム。
  2. 前記リフトシリンダ制御部は、前記リフトフレームが所定の位置よりも上方に位置する場合には、前記ブレードを上方に移動開始させない、
    請求項1に記載のブレード制御システム。
  3. 前記リフトシリンダに繋がる比例制御弁と、
    前記車体の側面視における前記リフトフレームの前記設計面に対する角度を取得する角度取得部と、
    前記角度に基づいて前記比例制御弁の開口度を決定する開口度決定部と、
    を備え、
    前記リフトシリンダ制御部は、前記設計面と前記ブレードの刃先との距離が前記閾値以下であると前記判定部によって判定された場合に、前記比例制御弁を前記開口度に応じて開口させることによって前記ブレードを上昇させる、
    請求項1又は2に記載のブレード制御システム。
  4. 前記速度が大きい程、前記閾値を大きくする閾値決定部を備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のブレード制御システム。
  5. 前記閾値決定部は、前記速度が所定値以上である場合、前記閾値を最大値に固定する、
    請求項4に記載のブレード制御システム。
  6. 車体と、
    請求項1に記載のブレード制御システムと、
    を備える建設機械。
  7. 前記車体に取り付けられる一対の履帯を含む走行装置
    を備える請求項6に記載の建設機械。
JP2012542268A 2011-09-30 2012-09-11 ブレード制御システムおよび建設機械 Active JP5161403B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/249,763 2011-09-30
US13/249,763 US8655556B2 (en) 2011-09-30 2011-09-30 Blade control system and construction machine
PCT/JP2012/073134 WO2013047179A1 (ja) 2011-09-30 2012-09-11 ブレード制御システムおよび建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5161403B1 JP5161403B1 (ja) 2013-03-13
JPWO2013047179A1 true JPWO2013047179A1 (ja) 2015-03-26

Family

ID=47993355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012542268A Active JP5161403B1 (ja) 2011-09-30 2012-09-11 ブレード制御システムおよび建設機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8655556B2 (ja)
JP (1) JP5161403B1 (ja)
CN (1) CN103140632B (ja)
WO (1) WO2013047179A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110056026B (zh) * 2019-04-30 2021-08-06 三一汽车制造有限公司 铲刀控制系统、平地机及其控制方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8649944B2 (en) * 2011-10-06 2014-02-11 Komatsu Ltd. Blade control system, construction machine and blade control method
CN105745379B (zh) * 2014-10-30 2018-02-27 株式会社小松制作所 推土铲控制装置、作业车辆和推土铲控制方法
US9624643B2 (en) * 2015-02-05 2017-04-18 Deere & Company Blade tilt system and method for a work vehicle
JP6845614B2 (ja) 2016-03-23 2021-03-17 株式会社小松製作所 制御方法およびモータグレーダ
JP6826833B2 (ja) * 2016-07-26 2021-02-10 株式会社小松製作所 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
JP2018021345A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 株式会社小松製作所 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
JP6871695B2 (ja) * 2016-08-05 2021-05-12 株式会社小松製作所 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
JP7122802B2 (ja) * 2016-08-05 2022-08-22 株式会社小松製作所 作業車両の制御システム、制御方法、及び作業車両
CN109689981B (zh) * 2016-09-30 2022-04-12 住友重机械工业株式会社 挖土机
US10267018B2 (en) 2017-01-27 2019-04-23 Deere & Company Work vehicle load control system and method
US10280590B2 (en) 2017-01-27 2019-05-07 Deere & Company Work vehicle anti-bridging system and method
WO2018179963A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社小松製作所 作業車両の制御システム、作業機の軌跡設定方法、及び作業車両
US10697151B2 (en) 2018-05-01 2020-06-30 Deere & Company Method of controlling a work machine according to a drivetrain load-adjusted economy mode and control system thereof
JP7122980B2 (ja) * 2019-01-23 2022-08-22 株式会社小松製作所 作業機械のシステム及び方法
JP7025364B2 (ja) * 2019-03-20 2022-02-24 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業車両のブレード制御システム
CN111576514B (zh) * 2020-05-28 2022-03-15 江苏徐工工程机械研究院有限公司 找平控制方法及系统、控制器、平地机

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4630685A (en) 1983-11-18 1986-12-23 Caterpillar Inc. Apparatus for controlling an earthmoving implement
WO1992018706A1 (fr) 1991-04-12 1992-10-29 Komatsu Ltd. Niveleuse pour bulldozer
US5951613A (en) 1996-10-23 1999-09-14 Caterpillar Inc. Apparatus and method for determining the position of a work implement
JP3731961B2 (ja) * 1996-12-27 2006-01-05 株式会社小松製作所 ブルドーザの油圧装置
JP2001500937A (ja) 1997-07-15 2001-01-23 キャタピラー インコーポレイテッド 所望の切り込み深さに近づく土工作業具を監視し、制御する方法及び装置
JP4033966B2 (ja) 1998-03-06 2008-01-16 株式会社トプコン 建設機械制御システム
WO2008028225A1 (en) * 2006-09-04 2008-03-13 Agrator Pty Ltd As Trustee For Gessner Unit Trust A blade assembly for an excavating apparatus
CN201089948Y (zh) * 2007-09-05 2008-07-23 天津工程机械研究院 平地机智能调平系统
CN101117809B (zh) * 2007-09-05 2012-02-15 天津工程机械研究院 平地机智能调平系统
JP2009156772A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Topcon Corp 測量システム
US8474254B2 (en) * 2008-11-06 2013-07-02 Purdue Research Foundation System and method for enabling floating of earthmoving implements
US8649944B2 (en) * 2011-10-06 2014-02-11 Komatsu Ltd. Blade control system, construction machine and blade control method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110056026B (zh) * 2019-04-30 2021-08-06 三一汽车制造有限公司 铲刀控制系统、平地机及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013047179A1 (ja) 2013-04-04
US8655556B2 (en) 2014-02-18
US20130085644A1 (en) 2013-04-04
CN103140632A (zh) 2013-06-05
JP5161403B1 (ja) 2013-03-13
CN103140632B (zh) 2014-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161403B1 (ja) ブレード制御システムおよび建設機械
JP5174996B1 (ja) ブレード制御システムおよび建設機械
JP5247939B1 (ja) ブレード制御システムおよび建設機械
JP5247940B1 (ja) ブレード制御システム、建設機械及びブレード制御方法
JP5285805B1 (ja) ブレード制御装置、作業機械及びブレード制御方法
JP5247941B1 (ja) ブレード制御システム、建設機械及びブレード制御方法
JP6025372B2 (ja) 油圧ショベルの掘削制御システム及び掘削制御方法
JP5391345B1 (ja) ブルドーザ及びブレード制御方法
JP5349710B2 (ja) 掘削制御システムおよび建設機械
JP5285815B1 (ja) ブレード制御システム、建設機械及びブレード制御方法
WO2021106938A1 (ja) 作業機械の制御システム、作業機械、作業機械の制御方法
JP2017008719A (ja) 油圧ショベルの掘削制御システム
JP6745839B2 (ja) 油圧ショベルの掘削制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5161403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3