JPWO2013014752A1 - 無線装置 - Google Patents

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Abstract

電源電圧の変動に起因する通信エラーの発生を抑制することを課題とする。携帯電話機100は、無線信号に対する信号処理を行う無線部202と、無線部202とデジタル通信路を介して接続されており、デジタル通信路を介して無線部202とデジタル信号を送受信するベースバンド処理部302とを備える。また、携帯電話機100は、無線部202又はベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることを検出するミドルウェア406を備える。また、携帯電話機100は、ミドルウェア406によってイベントが起動されることが検出されたら、イベントが起動される前に、デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加させる振幅レベル制御部350を備える。

Description

本発明は、無線装置に関する。
従来、携帯電話機等の無線装置は、RF(Radio Frequency)部(無線部)と、ベースバンド処理部とを含み、RF部とベースバンド処理部との間のインターフェースは、アナログ信号線とデジタル又はアナログの制御線とを含んで構成されていた。
ところが近年、RF−IC(Integrated Circuit)のCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor)化に伴い、ADC(Analog Digital Converter)あるいはDAC(Digital Analog Converter)をRF−ICへ内蔵することが可能となってきた。これを受けて、RF−ICとベースバンド処理用のデジタルICとをデジタル通信路で接続する「DigRF」と呼ばれる規格が制定されている。
DigRF規格におけるDigRFv3と呼ばれるバージョンでは、RF−ICとベースバンド処理用のデジタルICとの間で、デジタル通信路を介して差動信号が送受信される。ここで、従来技術では、無線装置の消費電力を抑えるために、無線装置のスリープ時には、デジタル通信路を送受信される差動信号を通常の通信時よりも小さい振幅レベルに制御することが知られている。
特開2010−56977号公報
しかしながら、従来技術は、電源電圧の変動に起因する通信エラーの発生を抑制することは考慮されていない。
すなわち、DigRFv3では、差動信号の波形によって形成されるアイパターンが規格で決められている範囲を満たすように差動信号の振幅レベルが調整される。一方で、無線装置の消費電力を抑えることが望まれているため、差動信号の振幅レベルはなるべく小さくなるように調整される。
そのため、例えば無線装置のTV電話などのアプリケーションの起動によってRF−IC又はベースバンド処理用のデジタルICへ供給される電源電圧が変動したら、この電源電圧の変動にともなって差動信号の振幅レベルが変動する。その結果、差動信号の振幅レベルが規格で決められている範囲より小さくなり、通信エラーが発生する場合がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、電源電圧の変動に起因する通信エラーの発生を抑制することができる無線装置を実現することを目的とする。
本願の開示する無線装置は、一つの態様において、無線信号に対する信号処理を行う無線部と、前記無線部とデジタル通信路を介して接続されており、前記デジタル通信路を介して前記無線部とデジタル信号を送受信するベースバンド処理部とを備える。また、無線装置は、前記無線部又は前記ベースバンド処理部へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることを検出するイベント起動検出部を備える。また、無線装置は、前記イベント起動検出部によって前記イベントが起動されることが検出されたら、前記イベントが起動される前に、前記デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加させる振幅レベル制御部を備える。
本願の開示する無線装置の一つの態様によれば、電源電圧の変動に起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
図1は、携帯電話機の全体構成を示す図である。 図2は、TxPath,RxPathの通信フォーマットの一例を示す図である。 図3は、ベースバンド処理部の構成を示す図である。 図4は、携帯電話機の処理を示すフローチャートである。 図5Aは、携帯電話機の処理による効果を説明するための図である。 図5Bは、携帯電話機の処理による効果を説明するための図である。
以下に、本願の開示する無線装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態により開示技術が限定されるものではない。以下の実施形態では、無線装置の一例として携帯電話機を挙げて説明するが、これに限らず、無線通信を行うことができる装置であればよい。
図1は、携帯電話機の全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の携帯電話機100は、RF(Radio Frequency)−CPU(Central Processing Unit)200,及びベースバンドCPU300を備える。また、携帯電話機100は、アプリケーションCPU400,ユーザインターフェース502,カメラ504,内蔵バッテリ506,及びDC/DCコンバータ508を備える。
RF−CPU200は、無線部202を備える。無線部202は、DigRFv3インターフェース部210と、DAC(Digital to Analog Converter)212と、ADC(Analog to Digital Converter)214とを備える。
ADC214は、外部の無線装置から送信された無線信号を、アンテナ150を介して受信し、受信した無線信号をデジタル信号に変換してDigRFv3インターフェース部210へ出力する。DAC212は、DigRFv3インターフェース部210から出力されたデジタル信号をアナログの無線信号に変換して、アンテナ150を介して外部へ送信する。
DigRFv3インターフェース部210は、DigRFv3受信処理部220、LVDSReceiver222、DigRFv3送信処理部230、及びLVDSDriver232を備える。LVDSReceiver222は、ベースバンドCPU300からLVDSTxPathを介して送信された送信信号を受信する。DigRFv3受信処理部220は、LVDSReceiver222で受信された信号に対して受信処理を行って、DAC212へ出力する。
DigRFv3送信処理部230は、ADC214から受信したデジタル信号に対してDigRFパケット化を行って、LVDSReceiver222へ出力する。LVDSDriver232は、DigRFv3送信処理部230から受信したDigRFパケットに対してLVDSドライブ処理を行い、LVDSRxPathを介してLVDS信号をベースバンドCPU300へ出力する。
ここで、LVDSTxPath及びLVDSRxPathを送受信されるLVDS信号の通信フォーマットを説明する。図2は、TxPath,RxPathの通信フォーマットの一例を示す図である。図2に示すように、TxPathの通信フォーマット250は、16bitの同期検出パターンビットであるSync252を有する。また、TxPathの通信フォーマット250は、データの種別を通知する8bitのHeader254と、Payloadと呼ばれる96bitのDataビットであるTxIQData256を有する。
また、RxPathの通信フォーマット260は、16bitの同期検出パターンビットであるSync262を有する。また、RxPathの通信フォーマット260は、データの種別を通知する8bitのHeader264と、Payloadと呼ばれる256bitのDataビットであるRxIQData266を有する。
図1の説明に戻って、ベースバンドCPU300は、ベースバンド処理部302を備える。また、ベースバンド処理部302は、DigRFv3インターフェース部310を備える。DigRFv3インターフェース部310は、DigRFv3送信処理部320、LVDSDriver328、DigRFv3受信処理部330、LVDSRceiver340、及び振幅レベル制御部350を備える。
LVDSRceiver340は、LVDSDriver232から出力されたLVDS信号を受信する。DigRFv3受信処理部330は、LVDSRceiver340で受信されたLVDS信号に対して受信処理を行い、RxI/QData信号とRF−ICResponse信号を出力する。DigRFv3受信処理部330の詳細は後述する。
DigRFv3送信処理部320は、TxI/QData信号と、ControlData信号とに基づいて、外部の無線装置へ送信する送信信号を生成する処理を行う。LVDSDriver328は、DigRFv3送信処理部320で生成された送信信号に対してLVDSドライブ処理を行い、LVDSTxPathを介してLVDS信号をRF−CPU200へ出力する。DigRFv3送信処理部320の詳細は、後述する。
振幅レベル制御部350は、ベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることが検出されたら、イベントが起動される前に、TxPath及びRxPathにおいて送受信されるLVDS信号の振幅を増加させる。ここで、イベントとは、例えば携帯電話機100に搭載されたTV電話等のアプリケーションの起動である。したがって、振幅レベル制御部350は、例えばTV電話等のアプリケーションの起動に伴う電源変動がある場合に、アプリケーションの起動の前に予めLVDS信号の振幅レベルを上げて通信を行う。例えば、振幅レベル制御部350は、LVDSDriver328に供給される電圧を増加させることにより、LVDSDriver328から出力されるLVDS信号の振幅を増加させる。なお、イベントは、アプリケーションの起動に限らず、例えば、携帯電話機100の表示部の点灯、携帯電話機100への着信時のバイブレータの起動、及び携帯電話機100のステーショナリ機能によるアラームの起動などである。
アプリケーションCPU400は、アプリケーション処理部402、OS(Operating System)404、及びミドルウェア406を備える。アプリケーション処理部402は、例えばTV電話、画像撮影などの携帯電話機100に搭載された各種のアプリケーションソフトウェアを実行するための処理を行う。アプリケーション処理部402は、例えばTV電話のアプリケーションを実行する際には、カメラ504の起動を含む各種アプリケーションの起動処理を行う。OS404は、携帯電話機100のプロセス管理及びメモリ管理などの処理を行う。
ミドルウェア406は、例えば、OS404からアプリケーションの起動要求を受信したら、受信したアプリケーションの起動要求をアプリケーション処理部402へ送信する。ミドルウェア406は、無線部202又はベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントとして、例えばTV電話のアプリケーションの起動要求をOS404から受信する。これにより、ミドルウェア406は、無線部202又はベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることを検出する。また、ミドルウェア406は、アプリケーション処理部402においてTV電話のアプリケーションの起動処理が終了したら、アプリケーション処理部402からTV電話のアプリケーションの起動処理が終了したことを受信する。これにより、ミドルウェア406は、無線部202又はベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントとしてのTV電話のアプリケーションの起動処理が終了したことを検出する。
ユーザインターフェース502は、携帯電話機100の各種操作キー又はタッチパネル式の表示などの入力インターフェースである。ユーザインターフェース502は、ユーザの入力操作を受け付け、受け付けられた入力操作をアプリケーションCPU400へ出力する。
カメラ504は、アプリケーション処理部402からの起動要求に応じて起動され、画像を撮像するモジュールである。カメラ504は、例えばTV電話のアプリケーションが起動される際に起動され、撮像した画像をアプリケーション処理部402へ送信する。内蔵バッテリ506は、携帯電話機100の内部に内蔵された電池である。DC/DCコンバータ508は、内蔵バッテリ506から供給された電圧を異なる電圧へ変換し、変換した電圧をベースバンドCPU300及びアプリケーションCPU400等へ供給する。なお、本実施形態では、DC/DCコンバータ508から、ベースバンドCPU300及びアプリケーションCPU400へ電源電圧が供給される例を示したが、DC/DCコンバータ508から、RF−CPU200へ電源電圧を供給することもできる。
次に、ベースバンド処理部の詳細について説明する。図3は、ベースバンド処理部の構成を示す図である。図3に示すように、DigRFv3送信処理部320は、TxI/QControlDataMux処理部322、Parallel/Serial処理部324、及びSyncMux処理部326を有する。また、DigRFv3受信処理部330は、RxI/QControlDetect処理部332、Serial/Parallel処理部334、SyncDetect処理部336、及びTimeAlignment処理部338を有する。
TxI/QControlDataMux処理部322は、Tx/IQDataとControlDataの多重処理を行う。Parallel/Serial処理部324は、多重処理を行ったデータのSerial変換処理を行う。SyncMux処理部326は、Serial変換されたデータにSyncビットの付加処理を行う。LCDSDriver328は、LVDS送信するデータをLVDS信号へ変換する処理を行い、TxPathを介してRF−CPU200へ送信する。
LVDSReceiver340は、LVDS受信するデータを受信し、Single信号へと変換する。TimeAlignment処理部338は、LVDSReceiver340で受信した受信信号に対してサンプリング処理を行う。SyncDetect処理部336は、サンプリング処理したデータのSyncビットを検出し、DigRFv3規格で規定されたSyncパターンと一致するか否かの比較を行うことで、同期検出処理を行う。
Serial/Parallel処理部334は、同期検出処理が行われたデータのParallel変換処理を行う。RxI/QControlDetect処理部332は、Parallel変換処理されたデータのHeaderを解析し、PayloadをRxI/QDataとRF−ICResponseとに分岐する処理を行う。
次に、携帯電話機100の処理について説明する。図4は、携帯電話機の処理を示すフローチャートである。図4は、ベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントの一例として、通常の音声通話を行っている際にユーザの入力操作によってTV電話のアプリケーションが起動される場合を挙げたものである。
図4に示すように、まず、ユーザインターフェース502は、ユーザの入力操作によってTV電話を起動すべき操作を受信したら、OS404へTV電話の起動要求を行う(ステップS101)。続いて、OS404は、ユーザインターフェース502からTV電話の起動要求を受信したら、ミドルウェア406へTV電話のアプリケーションの起動要求を行う(ステップS102)。
続いて、ミドルウェア406は、TV電話のアプリケーションの起動要求を受信したら、TV電話のアプリケーションが起動される旨をベースバンド処理部302へ通知する(ステップS103)。TV電話のアプリケーションが起動される旨の信号は、ベースバンド処理部302を介して振幅レベル制御部350へ送信される。振幅レベル制御部350は、TV電話のアプリケーションが起動される旨の信号を受信したら、LVDSDriver328から出力されるLVDS信号の振幅を中から大へ増加させる(ステップS104)。これにより、LVDS信号の振幅は中から大へ変更される。
続いて、ミドルウェア406は、アプリケーション処理部402に対してTV電話のアプリケーションの起動要求を行う(ステップS105)。アプリケーション処理部402は、ミドルウェア406からアプリケーションの起動要求を受信したら、カメラ504の起動を含むTV電話のアプリケーションを起動する(ステップS106)。続いて、アプリケーション処理部402は、TV電話のアプリケーションの起動処理を終了する(ステップS107)。携帯電話機100は、TV電話のアプリケーションの起動処理が終了したら、通常の音声通話モードからTV電話モードへ切り換わる。
ミドルウェア406は、アプリケーション処理部402においてTV電話のアプリケーションの起動処理が終了したら、TV電話のアプリケーションの起動処理が終了した旨をベースバンド処理部302へ通知する(ステップS108)。TV電話のアプリケーションの起動処理が終了した旨の信号は、ベースバンド処理部302を介して振幅レベル制御部350へ送信される。振幅レベル制御部350は、TV電話のアプリケーションの起動処理が終了した旨の信号を受信したら、LVDSDriver328から出力されるLVDS信号の振幅を大から中へ減少させる(ステップS109)。これにより、LVDS信号の振幅は大から中へ変更される。
なお、振幅レベル制御部350は、携帯電話機100がスリープモードの際には、LVDS信号の振幅レベルを小に設定する。例えば、LVDS信号の振幅が中の状態で携帯電話機100がスリープモードになった場合には、振幅レベル制御部350は、LVDS信号の振幅を中から小へ変更する。また、携帯電話機100がスリープモードから例えば通常の音声通話モードへ切り替わった場合には、振幅レベル制御部350は、LVDS信号の振幅を小から中へ変更する。すなわち、本実施形態の携帯電話機100は、LVDS信号の振幅レベルが、スリープモードにおける「小」、通常モードにおける「中」、ベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントの起動時における「大」の3段階に設定される。言い換えれば、振幅レベル制御部350は、LVDS信号の振幅レベルを、スリープモードにおける「小」、通常モードにおける「中」、及びベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントの起動時における「大」の3段階で制御する。
次に、携帯電話機100の処理による効果を説明する。図5A,図5Bは、携帯電話機の処理による効果を説明するための図である。図5Aは、通常状態におけるLVDSアイパターン600と、LVDSDriver328へ供給される電源電圧に変動が生じた場合のLVDSアイパターン604と、LVDSDriver328の電源電圧606とを示したものである。図5Bは、LVDSDriver328へ供給される電源電圧に変動が生じた場合のLVDSアイパターン620と、LVDSDriver328の電源電圧622と、アプリケーションが起動状態を示すアプリ開始終了情報624を示したものである。
まず、図5AのLVDSアイパターン600に示すように、通常状態では、LVDS信号は例えば振幅300mvで駆動される。この場合、LVDS信号の振幅は、正常に通信が行える閾値範囲602より大きいので、正常に通信が行われる。
一方、例えばTV電話などのアプリケーションの起動によりカメラ504での電流消費が開始され、そのときの突入電流によりDC/DCコンバータ508で電源変動が発生し、その結果、ベースバンド処理部302への電流供給に影響を及ぼす場合がある。これにより、LVDSDriver328の電源電圧606に変動608が生じた場合には、LVDSアイパターン604は、変動610が生じた箇所については、LVDS信号の振幅が、正常に通信が行える閾値範囲602より小さくなる。その結果、例えば、図2で示したSyncビットがエラーになった場合、図3で示したSyncDetect処理部336においてSyncパターンを検出することができず、I/QDataやControlDataが破棄される場合がある。また、ControlDataそのものにビットエラーが生じる場合もある。そのため、無線通信データを正常に送受信できなくなるため、RF−IC200の制御が困難になったり、スループットの劣化を招いたりする問題が発生するおそれがある。
これに対して、図5Bに示すように、LVDSアイパターン620は、アプリ開始終了情報624における、アプリケーションが起動される旨を示す開始信号626が検出されたことに応じて、LVDS信号の振幅が例えば400mvへ増加される。これにより、LVDSDriver328の電源電圧622に変動630が生じた場合であっても、LVDSアイパターン620には変動632が生じるが、LVDS信号の振幅は、正常に通信が行える閾値範囲602より大きくなる。その結果、アプリケーションの起動に起因してLVDSDriver328(ベースバンド処理部302)の電源電圧が変動したとしても、正常に通信を行うことができる。
また、図5Bに示すように、LVDSアイパターン620は、アプリ開始終了情報624における、アプリケーションの起動処理が終了したことが検出されたことに応じて、LVDS信号の振幅が例えば増加前の300mvへ戻される。これによって、携帯電話機100の消費電力を低減することができる。
以上、本実施形態の携帯電話機100によれば、電源電圧の変動に起因する通信エラーの発生を抑制することができる。すなわち、振幅レベル制御部350は、アプリケーションCPU400に含まれるミドルウェア406からアプリケーションが起動される旨の情報を受信したら、LVDSDriver328から出力されるLVDS信号の振幅レベルを上げる制御を行う。これにより、アプリケーションの起動に起因するベースバンド処理部302の電源電圧の変動があったとしても、LVDS信号の振幅レベルが規格で決められている閾値範囲より小さくなることを抑制することができる。その結果、LVDS信号のビットエラーの発生を抑えることができるため、通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、上述の実施形態は、ベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動された場合を例に挙げて説明を行ったが、これには限られない。例えば、無線部202へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動された場合にも同様に、上述の実施形態を適用することができる。すなわち、無線部202へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることが検出されたら、イベントが起動される前に、デジタル通信路において送受信されるLVDS信号の振幅を増加させることができる。この場合、例えば、無線部202のDigRFv3インターフェース部210に振幅レベル制御部を設け、この振幅レベル制御部が、LVDSDriver232に供給される電圧を増加させる。これにより、振幅レベル制御部は、LVDSDriver232から出力されるLVDS信号の振幅を増加させる。
また、上述の実施形態は、RF−CPU200とベースバンドCPU300との間のDigRF規格によるデジタル通信において、LVDS信号の振幅を増加させる例を挙げて説明したが、これには限られない。例えば、振幅レベル制御部は、I2C通信などの他のデジタル通信においても同様に、無線部202またはベースバンド処理部302へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることが検出されたら、イベントが起動される前に、デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加させることができる。
なお、上述の実施形態は、主に携帯電話機100を中心に説明したが、これに限らず、あらかじめ用意された振幅レベル制御プログラムをコンピュータで実行することによって、上述の実施形態と同様の機能を実現することができる。すなわち、振幅レベル制御プログラムは、無線信号に対する信号処理を行う無線部と、前記無線部とデジタル通信路を介して接続されており、前記デジタル通信路を介して前記無線部とデジタル信号を送受信するベースバンド処理部とを備えた無線装置に、以下の処理を実行させる。振幅レベル制御プログラムは、無線装置に、前記無線部又は前記ベースバンド処理部へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることを検出する処理を実行させる。また、振幅レベル制御プログラムは、無線装置に、前記イベントが起動されることが検出されたら、前記イベントが起動される前に、前記デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加させる処理を実行させる。なお、振幅レベル制御プログラムは、インターネットなどの通信ネットワークを介してコンピュータに配布することができる。また、振幅レベル制御プログラムは、無線装置に設けられたメモリ、ハードディスク、その他のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
100 携帯電話機
202 無線部
232 LVDSDriver
302 ベースバンド処理部
328 LVDSDriver
350 振幅レベル制御部
402 アプリケーション処理部
406 ミドルウェア

Claims (4)

  1. 無線信号に対する信号処理を行う無線部と、
    前記無線部とデジタル通信路を介して接続されており、前記デジタル通信路を介して前記無線部とデジタル信号を送受信するベースバンド処理部と、
    前記無線部又は前記ベースバンド処理部へ供給される電源電圧を変動させるイベントが起動されることを検出するイベント起動検出部と、
    前記イベント起動検出部によって前記イベントが起動されることが検出されたら、前記イベントが起動される前に、前記デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加させる振幅レベル制御部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  2. 前記振幅レベル制御部は、前記無線部に設けられ、前記ベースバンド処理部へ前記デジタル信号を送信する第1のドライバに供給する電圧を増加させるか、又は前記ベースバンド処理部に設けられ、前記無線部へ前記デジタル信号を送信する第2のドライバに供給する電圧を増加させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記イベントの起動処理が終了したことを検出するイベント起動終了検出部をさらに備え、
    前記振幅レベル制御部は、前記イベント起動終了検出部によって前記イベントの起動処理が終了したことが検出されたら、前記デジタル通信路において送受信されるデジタル信号の振幅を増加前の振幅に戻す
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記イベントは、前記無線装置のアプリケーションの起動、前記無線装置の表示部の点灯、前記無線装置への着信時のバイブレータの起動、及び前記無線装置のアラームの起動の少なくとも1つである
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
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