JPWO2012124422A1 - 録音装置 - Google Patents

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利弘 和栗
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山田  敦
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寛祥 佐藤
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Abstract

少なくとも一方が回動自在に支持された第1筐体及び第2筐体の夫々に、少なくとも第1マイクロフォン及び第2マイクロフォンを含む複数のマイクロフォンが配備され、設定された所定の録音モードで録音する機能を有する録音装置であって、第1筐体と第2筐体は上下方向に重ねて配置され、第1マイクロフォンと第2マイクロフォンとの相対位置に応じて、所定の録音モードを設定する手段を有することを特徴とする。この録音装置によれば、第1筐体と第2筐体との相対位置に応じて所定の録音モードが設定されるため、使用者にとってより直感的に所望する録音モードを設定することができる。

Description

本発明は、複数のマイクロフォンを有する録音装置に関する。
複数のマイクロフォンを有する従来の録音装置の一例として、特開2001−296343号公報(特許文献1)に記載された撮像装置が挙げられる。この撮像装置は、テレビ会議システム等に利用され、該複数のマイクロフォンを移動させることにより、所望の音源からの音声を録音する。
特開2001−296343号公報(G01S 3/808)
特許文献1に開示された撮像装置では、回転手段を介して上下方向に配置された第1筐体と第2筐体の夫々に設けられた2つのマイクロホンセットが該撮像装置に備えられる。第1筐体に設けられたマイクロホンセットの指向方向を話者などの音源に正しく向けられるように、そのマイクロホンセットを移動制御することが出来る。しかしながら第2筐体に設けられたマイクロホンセットは移動制御することが出来なかった。また、録音のための各マイクロフォンに対する設定等について、使用者は煩雑な操作を行わなければならなかった。また設定の自由度が低かった。
本発明は上記の問題を解決するもので、この発明の目的の一つは、使用者が所望する録音形態をより直感的な操作で設定することが出来る、録音装置を提供するものである。
本発明に係る録音装置によれば、上下方向に重ねて配置され、少なくとも一方が回動自在に支持された第1筐体及び第2筐体と、第1筐体及び第2筐体の夫々に配備された少なくとも第1マイクロフォン及び第2マイクロフォンを含む複数のマイクロフォンと、第1マイクロフォンと第2マイクロフォンとの相対位置に応じて、所定の録音モードを設定するとともに、該設定された録音モードで録音する機能を有効化する制御部とを備える。
この録音装置によれば、第1筐体と第2筐体との相対位置に応じて所定の録音モードが設定されるため、使用者にとってより直感的に所望する録音モードを設定することができる。
この録音装置のある局面によれば、複数のマイクロフォンは、第1筐体に第1マイクロフォンに対して対角方向に設けられた第3マイクロフォンと、第2筐体に第2マイクロフォンに対して対角方向に設けられた第4マイクロフォンとをさらに含み、第1マイクロフォン及び第3マイクロフォンの一方と、第2マイクロフォンおよび第4マイクロフォンの一方とが上下方向に重ねた位置となるように、第1筐体及び第2筐体の少なくとも一方が回動されたとき、第1マイクロフォン及び第3マイクロフォンの一方と、第2マイクロフォン及び前記第4マイクロフォンの他方とは、互いに逆方向に指向性を有し、第1マイクロフォンと第3マイクロフォンとを結ぶ第1対角線と、第2マイクロフォンと第4マイクロフォンとを結ぶ第2対角線とが、略直交状態になるように第1筐体及び第2筐体の少なくとも一方が回動されたとき、第1マイクロフォンと第2マイクロフォンと第3マイクロフォンと第4マイクロフォンとは互いに異なる方向に指向性を有する。
この録音装置によれば、第1筐体又は/及び第2筐体が回動されることによって、集音のための指向性が変化するため、使用者にとってより簡単に所望する指向性にすることができる。
この録音装置のある局面によれば、第1マイクロフォンは第1筐体の側面近傍に配置され、録音装置は、第1筐体の天面上であって、第1マイクロフォンの近傍に設けられる第1センサを備え、前記制御部は、第1センサによる検出が為されると、第1マイクロフォンと対角方向に位置するマイクロフォンをオフにする、又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき前記第1マイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化する。
この録音装置によれば、例えば使用者はセンサを指定することで、検出したセンサの対角方向にあるマイクロフォンを、ノイズを軽減させるために使用できるため、所望するマイクロフォンからの音声信号をよりクリアに聴くことができる。
この録音装置のある局面によれば、録音装置は、第1筐体の天面上に設けられる第3センサと第4センサとをさらに備え、第3センサと第4センサとは、第1筐体及び第2筐体の少なくとも一方が回動されることによって、第2対角線が第1対角線と略直交する場合に、第2対角線上に設けられ、第3センサによる検出が為されると、制御部は、第3センサの近傍に位置するマイクロフォンに対して対角方向に位置するマイクロフォンをオフにする又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき、第3センサの近傍に位置するマイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化し、第4センサによる検出が為されると、制御部は、第4センサの近傍に位置するマイクロフォンに対して対角方向に位置するマイクロフォンをオフにする、又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき、第4センサの近傍に位置するマイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化する。
この録音装置のある局面によれば、録音装置は、第1筐体の天面上に設けられ、複数のマイクロフォンの状態を示す発光部をさらに備える。
この録音装置によれば、マイクロフォンの状態が一目で分かるため、使用者はより直感的に操作が可能となる。
この録音装置のある局面によれば、録音装置は、第1筐体の天面上に設けられて、回動軸近傍に録音された音声を出力するスピーカをさらに備える。
本発明の録音装置によれば、使用者が所望する録音形態をより直感的な操作で設定することが出来る。
本発明の一実施例に係るICレコーダの斜視図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの他の斜視図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの他の斜視図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの外観の一部を示す外観図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの回路の一部を示す回路図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダが保持するテーブルの一部を示した図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの第1状態を図解した図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの第1状態を図解した他の図のである。 本発明の一実施例に係るICレコーダの第2状態を図解した図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの第2状態を図解した他の図である。 本発明の一実施例に係るICレコーダの動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るICレコーダの動作の他の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るICレコーダの動作の他の一部を示すフローチャートの続きを示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係るICレコーダの他の一部を示すフローチャートの続きを示すフローチャートである。
以下、本発明の録音装置の一実施例を図面に沿って具体的に説明する。この実施例では、本発明の音声記録装置がIC(Integrated Circuit)レコーダとして実現される。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1及び図3は、本発明の一実施形態に係るICレコーダ(1)を矢印Aの方向から見た斜視図であり、図2はICレコーダ(1)を矢印Bの方向から見た斜視図であり、図4はICレコーダ(1)を上方向から見た斜視図である。
ICレコーダ(1)は、第1筐体(2)及び第2筐体(3)を含む。中間部材(8)を介して上下方向に重ねて第1筐体(2)及び第2筐体(3)が配置される。第2筐体(3)の上に第1筐体(1)が配設されている。第1筐体(2)及び第2筐体(3)は夫々円柱形状の筐体である。第1筐体(2)の天面(9)の円周に接する外周側面を介して筐体外部と通じるように、かつ第1筐体(2)の中心を通る直径線(52)上に位置するように、マイクロフォン(4)とマイクロフォン(6)とが設置される。同様に、第2筐体(3)の外周側面を介して、筐体外部と通じるように、かつ第2筐体(3)の中心を通る直径線(53)上に位置するように、マイクロフォン(5)とマイクロフォン(7)とが設置される。直径線(52)はマイクロフォン(4)とマイクロフォン(6)とを結ぶ対角線に対応する。直径線(53)はマイクロフォン(5)とマイクロフォン(7)とを結ぶ対角線に対応する。
第1筐体(2)は、第1筐体(2)の中心軸(51)を回動軸として反時計回りに90度回動可能である。図1及び図2に示すような、マイクロフォン(4)とマイクロフォン(5)とが上下方向(第1筐体(2)の天面(9)に対して垂直方向)に位置している状態を第1状態と定義する。図3に示すような、マイクロフォン(4)とマイクロフォン(5)との間の相対位置が90度となるように位置している状態を第2状態と定義する。第1状態では、直径線(52)と直径線(53)とは重なり合っている。第2状態では、直径線(52)は直径線(53)と直交する。
本実施例では、第1筐体(2)が回動可能とした構成を説明するが、第2筐体(3)が回動可能であってもよいし、第1筐体(2)及び第2筐体(3)の両者が回動可能であっても良い。第2筐体(3)が回動可能である場合は、第2筐体(3)の中心軸(51)を回動軸として時計回りに第2筐体(3)が回動する。
中間部材(8)には、図示しない第1ストッパと、図示しない第2ストッパとが設けられている。第1ストッパは、図1及び図2に示す第1状態において、第1筐体(2)に対し時計回りの回動を禁止する。第2ストッパは、図3に示す第2状態において、第1筐体(2)に対し反時計回りの回動を禁止する。つまり、第1筐体(2)は第2筐体(3)に対する相対角度が90度以上回動しない構成である。
第1筐体(2)の天面(9)には、図4に示すようにLED(Light Emitting Diode)タッチセンサ(10)(20)(30)(40)、再生ボタン(42)、録音ボタン(44)及び停止ボタン(46)が配置される。これらのセンサ及びボタンがタッチされる又は押下されることにより、ICレコーダ(1)において各種動作が実行される。更に、第1筐体(2)の中心付近には、天面(9)を介して筐体外部と通じるようにスピーカ(36)が配置されている。
次に、本実施例のICレコーダ(1)の電気的な構成を図5を参照して説明する。
ICレコーダ(1)は、指向性を有するマイクロフォン(4)(5)(6)(7)を含む。CPU(Central Processing Unit)(32)はICレコーダ(1)の全体を制御する。CPU(32)はバス(14)と接続されている。さらに、バス(14)には、AD/DA変換部(12)、フラッシュメモリ(18)、DSP(Digital Signal Processor)(22)、外部メモリコントローラ(24)及びSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)(28)が接続されている。フラッシュメモリ(18)は、CPU(32)が実行するプログラム、及び該プログラムを実行するためのパラメータ等を記憶する。また、CPU(32)には、マイクロフォン(4)(5)(6)(7)、LEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)、アンプ(34)、角度検出部(38)、再生ボタン(42)、録音ボタン(44)及び停止ボタン(46)が接続されている。
本実施例のICレコーダ(1)は、録音モードとして“口述モード”、“会議モード”、“会話モード”、“音楽モード”、“お気に入りモード”を有し、使用者による選択若しくは第1筐体(1)の回動後の状態に応じて、いずれかのモードが選択される。例えば、“口述モード”が選択されると口述シーンに適した録音パラメータをICレコーダ(1)は自動的に設定する。“会議モード”が選択されると会議シーンに適した録音パラメータをICレコーダ(1)は自動的に設定する。“会話モード”が選択されると会話シーンに適した録音パラメータをICレコーダ(1)は自動的に設定する。“音楽モード”が選択されると音楽シーンに適した録音パラメータをICレコーダ(1)は自動的に設定する。“お気に入りモード”が選択されると、使用者によって予め決められた録音パラメータをICレコーダ(1)は自動的に設定する。
録音パラメータとして、ALC(オートレベルコントロール)、マイク感度、ローカットフィルタ、記録モード、VAS(Voice Active System)及び録音ピークリミッタが用意されている。各設定値は、図6に示すように、各モードとの関係を示す対応テーブルとしてフラッシュメモリ(18)に記憶されている。
DSP(22)はALC機能、記録モード及び録音ピークリミッタ機能を実行する。CPU(32)は対応テーブルを参照して、DSP(22)を指示し、DSP(22)は各モードに対応した録音パラメータの設定値に基づいて各処理を実行する。また、DSP(22)はノイズキャンセル処理機能を有する。DSP(22)は、ノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定されたいずれかのマイクロフォン(4)(5)(6)(7)で集音され、AD/DA変換部(12)を経て入力されるデジタル音声信号に対して、逆位相の信号に変換する処理を施してキャンセル信号を生成する。そして、集音用マイクロフォンとして設定されたいずれかのマイクロフォン(4)(5)(6)(7)で集音され、AD/DA変換部(12)を経て入力されるデジタル音声信号のノイズを軽減するために、DSP(22)は、各種処理が施された後のデジタル音声信号に対して、生成されたキャンセル信号を混合する。この処理をノイズキャンセル処理と定義する。
また、CPU(32)は、マイク感度の切換及びVAS機能に対応しており、各モードに対応した機能の設定値に基づいて各処理を実行する。
ここで、各機能について説明する。ALC機能とは処理対象とするデジタル音声信号の入力レベルを調整する機能である。ローカットフィルタ機能とは処理対象とするデジタル音声信号の低い帯域の音をカットする機能である。記録モードとは、設定モードに応じた圧縮方式(又は非圧縮方式)とビットレートとにて音声データを記録する機能である。VAS機能とは、無音状態が発生したときに録音を一時的に停止する機能である。録音ピークリミッタ機能とは、処理対象とされたデジタル音声信号の入力レベルを所定の値以下に制限する機能である。
録音ボタン(44)が押下されることにより、録音が開始される。使用者は、録音開始前にマイクロフォン(4)(5)(6)(7)を選択的に集音用マイクロフォン(オン状態)に設定することが可能であり、かつ、選択的にノイズキャンセル用マイクロフォンとして指定することが可能である。なお、ノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定されていないマイクロフォンが集音用マイクロフォンと設定されても良い。
全てのマイクロフォン又は選択されたマイクロフォンで集音された音声は、アナログ音声信号として出力され、マイクロフォン(4)(5)(6)(7)に接続されるAD/DA変換部(12)へ入力される。AD/DA変換部(12)は、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。
AD/DA変換部(12)で変換されたデジタル音声信号はDSP(22)に入力され、設定されたモードに応じた処理や、キャンセル処理や他のさまざまな処理が施される。
処理が施されたデジタル音声信号は、SDRAM(28)に一旦格納される。DSP(22)は、SDRAM(28)に格納されたデジタル音声信号を読出して、設定されたモードに応じた圧縮方式(非圧縮方式)及びビットレートで、そのデジタル音声信号を処理し、処理後の音声信号を音声データとしてSDRAM(28)へ一旦格納する。そして、CPU(32)は外部メモリコントローラ(24)を制御して、SDRAM(28)に格納されている音声データを外部メモリカード(26)へ記録を開始する。そして、停止ボタン(46)が押下されることにより、録音が終了される。記録された音声データは音声ファイルとして外部メモリカード(26)に記録される。本実施例では、マイクロフォンによる集音から外部メモリカード(26)に記録されるまでの処理を録音と定義する。
また、使用者によって外部メモリカード(26)に記録されている複数の音声ファイルから所望の音声ファイルが指定される。再生ボタン(42)が押下されることにより、指定された音声ファイルの再生が開始される。
CPU(32)の制御によって、音声ファイルは外部メモリカード(26)から一旦SDRAM(28)に格納される。DSP(22)によって伸張処理などの再生するためのさまざまな処理が音声ファイルに施され、処理後の音声ファイルはデジタル音声再生信号としてAD/DA変換部へ出力される。デジタル音声再生信号は、AD/DA変換部(12)にてアナログ再生信号に変換され、そのアナログ再生信号がアンプ(34)へ出力される。アンプ(34)は、アナログ再生信号に対してゲイン調整を行った後、スピーカ(36)へアナログ再生信号を出力する。スピーカ(36)はアナログ再生信号を音声として出力する。そして、停止ボタン(46)が押下されることにより、再生が終了する。本実施例では、音声ファイルが外部メモリカード(26)からSDRAM(28)へ一旦格納されてから、音声ファイルがアナログ再生信号としてスピーカ(36)へ出力されるまでの処理を再生と定義する。
また、天面(9)に配設されたLEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)は、夫々LED(10a)(20a)(30a)(40a)及びセンサ(10b)(20b)(30b)(40b)を含む。使用者によってLEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)がタッチされたことをセンサ(10b)(20b)(30b)(40b)が感知し、LED(10a)(20a)(30a)(40a)が発光する。LEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)のうち、タッチされたLEDタッチセンサに対して下方向に位置している、いずれかのマイクロフォン(4)(5)(6)(7)を、集音用マイクロフォンに設定する、又はオフ状態(集音不可能状態若しくは集音したアナログ音声信号を出力しない状態)に切り換えることが可能である。また、LED(10a)(20a)(30a)(40a)は、自身の下方向に位置するマイクロフォンが集音用マイクロフォンに設定されている状態であれば、発光する。
更に、CPU(32)内には図示しないレジスタが設けられており、レジスタにはフラグ(F10)(F20)(F30)(F40)が格納されている。このフラグ(F10)(F20)(F30)(F40)の値は、LED(10a)(20a)(30a)(40a)の発光状態に対応している。LEDが発光状態にあるときは、フラグの値は1であり、LEDが発光状態にないとき(非発光状態のとき)には、フラグの値は0である。
このように、集音用マイクロフォンに設定されているマイクロフォンの上方向に位置するLEDが発光する。さらに、LEDタッチセンサがタッチされることによってLEDタッチセンサの下方向に位置するマイクロフォンが、集音用マイクロフォンに又はオフ状態に切り換えられる。これにより使用者は直感的な操作でマイクロフォンの状態の設定が出来る。
上述したように、ICレコーダ(1)は、使用者によって第1筐体(2)が回動されることにより、図1及び図2に示す第1状態から図3に示す第2状態に遷移する。角度検出部(38)は、第1筐体(2)の回動角を検出するものであり、第1状態にあるようなマイクロフォン(4)とマイクロフォン(5)とが上下方向に位置している状態からマイクロフォン(4)がどのくらい角度分動いたかを検出する。CPU(32)は、検出された角度に応じて、上述した複数の録音モードの中からいずれかのモードを選択する。第1状態では、角度検出部(38)によって検出される角度は0度である。第2状態では、角度検出部(38)によって検出される角度は90度である。
また、再生ボタン(42)が押下されることによって、再生が開始されると、第1筐体(2)の回動動作は、ボリュームを調整するためのつまみの回転に対応する。第1筐体(2)が回動されると、第1筐体(2)の回動角に応じて音声のボリュームが変更される。第1状態では、ボリュームは最低レベルであり、第2状態ではボリュームは最高レベルとなる。第1筐体(2)が反時計回りに回動されて、回動角度が90度へ近づけば近づくほどボリュームのレベルが上がる。
図7〜図10は、第1筐体(2)の回動角に応じて設定されるマイクロフォン(4)(5)(6)(7)の状態と録音モードとを説明するための、第1筐体(2)の上面から見た第1筐体(2)の簡略図である。
図7は、第1状態における電源投入直後若しくは第2状態から第1状態になるように第1筐体(2)が回動された直後のICレコーダ(1)を示しており、LEDタッチセンサ(10)の下方向にマイクロフォン(4)(5)が位置し、LEDタッチセンサ(20)の下方向にマイクロフォン(6)(7)が位置している。第1状態における電源投入直後若しくは第1状態遷移直後においては、全てのマイクロフォン(4)(5)(6)(7)は集音用マイクロフォンとして設定されている。また、LEDタッチセンサ(10)(20)のみが機能し(有効化され)、LEDタッチセンサ(30b)(40b)は機能しない(無効化される)。また、LED(10a)(20a)は発光し、録音モードとして会話モードが自動的に設定され、ICレコーダ(1)はスタンバイ状態となる。
ここで使用者によって録音ボタン(44)が押下されると、会話モードで録音が開始される。具体的には、図6に示すように、ALC機能がオン、マイク感度が低、ローカットフィルタ機能がオン、記録モードとしてMP3圧縮方式のビットレートが128kbps、VAS機能がオフ、録音ピークリミッタ機能がオフとして設定されて、マイクロフォン(4)(5)(6)(7)にて集音される音声に基づいて録音が開始される。そして、停止ボタン(46)が押下されることによって、録音が終了し、ICレコーダ(1)はスタンバイ状態となる。
このスタンバイ状態において、使用者によってLEDタッチセンサ(10)がタッチされると、図8に示すように、LEDタッチセンサ(10)の対角方向に配置されているLEDタッチセンサ(20)のLED(20a)の発光が禁止されると共に、ICレコーダ(1)が口述モードに設定され、かつマイクロフォン(6)(7)がノイズキャンセル用マイクロフォンとして指定される。この状態で、録音ボタン(44)が押下されると、ノイズキャンセル処理を含んだ口述モードで録音が開始される。
具体的には、図6に示すように、ALC機能がオン、マイク感度が低、ローカットフィルタ機能がオン、記録モードとしてMP3圧縮方式のビットレートが64kbps、VAS機能がオフ、録音ピークリミッタ機能がオフとして設定されて、マイクロフォン(4)(5)にて集音される音声と、ノイズキャンセル用としてマイクロフォン(6)(7)にて集音される音声とに基づいて録音が開始される。そして、停止ボタン(46)が押下されることによって、録音が終了し、ICレコーダ(1)はスタンバイ状態となる。
図9は、第2状態における電源投入直後若しくは第1状態から第2状態になるように第1筐体(2)が回動された直後のICレコーダ(1)を示しており、LEDタッチセンサ(10)の下方向にマイクロフォン(4)が位置し、LEDタッチセンサ(20)の下方向にマイクロフォン(6)が位置し、LEDタッチセンサ(30)の下方向にマイクロフォン(5)が位置し、LEDタッチセンサ(40)の下方向にマイクロフォン(7)が位置している。第2状態における電源投入直後若しくは第2状態遷移直後は全てのマイクロフォン(4)(5)(6)(7)は集音用マイクロフォンとして設定され、全てのLEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)が有効化される。また、LED(10a)(20a)(30a)(40a)が発光し、録音モードとして会議モードが自動的に設定され、ICレコーダ(1)はスタンバイ状態となる。
ここで、使用者によって録音ボタン(44)が押下されると、会議モードで録音が開始される。具体的には、図6に示すように、ALC機能がオン、マイク感度が高、ローカットフィルタ機能がオン、記録モードとしてMP3圧縮方式のビットレートが128kbps、VAS機能がオフ、録音ピークリミッタ機能がオフとして設定されて、マイクロフォン(4)(5)(6)(7)にて集音される音声に基づいて録音が開始される。そして、停止ボタン(46)が押下されることによって、録音が終了し、ICレコーダ(1)はスタンバイ状態となる。
このスタンバイ状態において、使用者によってLEDタッチセンサ(20)及びLEDタッチセンサ(40)がタッチされると、図10に示すように、LEDタッチセンサ(20)の対角方向に配置されているLEDタッチセンサ(10)のLED(10a)の発光が禁止されると共に、LEDタッチセンサ(40)の対角方向に配置されているLEDタッチセンサ(30)のLED(30a)の発光が禁止される。そして、マイクロフォン(4)(5)がノイズキャンセル用マイクロフォンとして指定される。この状態で録音ボタン(44)が押下されると、会議モードでかつノイズキャンセル処理を含んだ録音が開始される。
次に、図11〜図14に示す、録音と再生タスク及びモード選択タスクのフローチャートを参照して、上述した処理を説明する。これらの処理は、フラッシュメモリ(18)に格納されている夫々のプログラムをCPU(32)が実行することにより、実現される。
まず、録音と再生タスクについて図11を参照して説明する。
ICレコーダ(1)に電源が投入されると、CPU(32)はステップS101において録音ボタン(44)が押下されたか否かを判別する。ステップS101においてYESと判別されると、処理はステップS103へ進み、CPU(32)は録音を開始させるべく各部を制御する。次に処理はステップS105へ進み、CPU(32)は停止ボタン(46)が押下されたか否かを判別する。YESと判別されるまで、CPU(32)は該判別を繰り返す。ここでYESと判別されると処理はステップS107へ進み、CPU(32)は録音を終了させるべく各部を制御し、処理はステップS101へ戻る。
ステップS101においてNOと判別されると、処理はステップS109へ進み、CPU(32)は再生ボタン(42)が押下されたか否かを判別する。ステップS109においてNOと判別されると処理はステップS101へ戻り、YESと判別されると、処理はステップS111へ進む。ここで、ステップS101及びステップS109においてYESと判別されず、CPU(32)が該判別を繰り返し行っている状態がスタンバイ状態に該当する。
ステップS111では、CPU(32)は再生を開始させるべく各部を制御する。次に処理はステップS113へ進み、CPU(32)は停止ボタン(46)が押下されたか否かを判別し、YESと判別されるまで、CPU(32)は該判別を繰り返す。ここでYESと判別されると処理はステップS115へ進み、CPU(32)は再生を終了させるべく各部を制御し、処理はステップS101へ戻る。
次に、モード選択タスクについて図12〜図14を参照して説明する。このモード選択タスクは、録音と再生タスクにおけるステップS101又はステップS109においてYESと判別されると強制的に終了され、電源が投入されるか、ステップS107又はステップS115のステップが終了すると、実行される。
CPU(32)は、ステップS201において、角度検出部(38)で検出される角度が0度であるか否かを判別する。ステップS201においてYESと判別されると、処理はステップS203へ進み、CPU(32)は会話モードを設定すると共に、フラグ(F10)とフラグ(F20)との値を1に設定する。次に処理はステップS205へ進み、CPU(32)はLEDタッチセンサ(10)(20)を有効化して、LEDタッチセンサ(30)(40)を無効化し、LED(10a)(20a)を発光させる。次に処理はステップS207へ進み、CPU(32)はマイクロフォン(4)(5)(6)(7)を集音用マイクロフォンに設定する。
次に処理はステップS209へ進み、CPU(32)はLEDタッチセンサ(10)がタッチされたか否かを判別する。ステップS209においてNOと判別されると処理はステップS223へ進み、YESと判別されると処理はステップS211へ進む。ステップS211では、CPU(32)はフラグ(F20)の値が1であるか否かを判別する。ステップS223においてNOと判別されると処理はステップS225へ進み、YESと判別されると処理はステップS213へ進む。CPU(32)はステップS213ではフラグ(F10)の値が1であるか否かを判別し、NOと判別すると処理はステップS219へ進む。ステップS219では、CPU(32)は会話モードを設定し、LED(10a)を発光させ、フラグ(F10)の値を1に設定する。次に処理はステップS221へ進み、CPU(32)はマイクロフォン(4)(5)を集音用マイクロフォンとして設定して、処理はステップS223へ進む。
ステップS213においてYESと判別されると、処理はステップS215へ進み、CPU(32)はLED(20a)を非発光にしてフラグ(F20)の値を0に設定する。そして、処理はステップS217へ進み、CPU(32)はマイクロフォン(6)(7)をノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定し、処理はステップS223へ進む。ステップS223では、CPU(32)は角度検出部(38)で検出される角度が0度であるか否かを判別し、YESと判別するとステップS209へ戻り、NOと判別すると処理はステップS224へ進む。
ステップS211においてNOと判別されると、処理はステップS225へ進み、CPU(32)はLEDタッチセンサ(20)がタッチされたか否かを判別する。ステップS225においてYESと判別されると処理はステップS227へ進み、CPU(32)はフラグ(F10)の値が1であるか否かを判別する。ステップS227においてYESと判別されると処理はステップS229へ進み、CPU(32)はフラグ(F20)の値が1であるか否かを判別する。ステップS229においてYESと判別されると処理はステップS231へ進み、NOと判別されると処理はステップS235へ進む。なお、ステップS225及びステップS227においてNOと判別されると、処理はステップS223へ進む。
ステップS231では、CPU(32)は録音モードとして口述モードを設定し、LED(10a)を非発光にしてフラグ(F10)の値を0に設定する。次に処理はステップS233へ進み、CPU(32)はマイクロフォン(4)(5)をノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定し処理はステップS223へ進む。
ステップS235では、CPU(32)は録音モードとして会話モードを設定し、LED(20a)を発光させ、フラグ(F20)の値を1に設定する。そして、処理はステップS237へ進み、CPU(32)はマイクロフォン(6)(7)を集音用マイクロフォンとして設定し、処理はステップS223へ進む。
ステップS201でNOと判別された場合、及びステップS223においてNOと判別された場合は、処理はステップS224へ進む。ステップS224では、CPU(32)は録音モードとして会議モードを設定し、フラグ(F10)(F20)(F30)(F40)の値を1に設定する。次に、処理はステップS226へ進み、CPU(32)はLEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)を有効化して、LED(10a)(20a)(30a)(40a)を発光させ、処理はステップS239へ進む。
ステップS239では、CPU(32)はいずれかのLEDタッチセンサ(10)(20)(30)(40)がタッチされたか否かを判別する。ステップS239においてNOと判別されると、処理はステップS253へ進み、YESと判別されると処理はステップS241に進む。
ステップS241において、CPU(32)はタッチされたLEDタッチセンサに対応するフラグの値は1であるか否かを判別する。このステップでは、例えば、タッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合、CPU(32)はフラグ(F10)の値が1であるか否かを判別する。ステップS241においてNOと判別されると、処理はステップS243へ進み、CPU(32)はタッチされたLEDタッチセンサのLEDを発光させ、タッチされたLEDタッチセンサに対応するフラグの値を1に設定する。このステップでは、例えば、タッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合に、CPU(32)はLED(10a)を発光させ、フラグ(F10)の値を1に設定する。
次に、処理はステップS245へ進み、CPU(32)はタッチされたLEDタッチセンサの下に位置するマイクロフォンを集音用マイクロフォンとして設定する。このステップでは、例えばタッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合に、CPU(32)はマイクロフォン(4)を集音用マイクロフォンとして設定する。
ステップS241においてYESと判別された場合は、処理はステップS247へ進み、CPU(32)はタッチされたLEDタッチセンサの対角方向に位置するLEDタッチセンサに対応するフラグの値が1であるか否かを判別する。このステップでは、例えばタッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合に、CPU(32)はLEDタッチセンサ(20)に対応するフラグ(F20)の値が1であるか否かを判別する。
ステップS247においてNOと判別された場合は、処理はステップS253へ進み、YESと判別された場合は、処理はステップS249へ進む。ステップS249では、CPU(32)は、タッチされたLEDタッチセンサの対角方向に位置するLEDタッチセンサのLEDを非発光にする。このステップでは、例えばタッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合に、CPU(32)はLED(20a)を非発光にする。
次に処理はステップS251へ進み、CPU(32)はタッチされたLEDタッチセンサの対角方向に位置するマイクロフォンをノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定する。このステップでは、例えばタッチされたLEDタッチセンサがLEDタッチセンサ(10)であった場合に、CPU(32)はマイクロフォン(6)をノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定する。そして、処理はステップS253へ進み、CPU(32)は角度検出部(38)で検出される角度が0度であるか否かを判別する。ステップS253において、YESと判別されると処理はステップS209へ戻り、NOと判別されると処理はステップS239へ戻る。
なお、本実施例においては、LEDが発光状態にあるLEDタッチセンサがタッチされると、タッチされたLEDタッチセンサの対角方向に位置するマイクロフォンがノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定される。しかし、センサの下に位置するマイクロフォンをノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定しても良い。この場合、例えば、第2状態において、センサ(10b)がタッチされると、マイクロフォン(4)がノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定されても良い。なお、マイクロフォン(4)が既にノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定されている場合は、センサ(10b)がタッチされると、マイクロフォン(4)が集音用マイクロフォンとして設定される。
また、LEDが発光状態にあるLEDタッチセンサがタッチされると、タッチされたLEDタッチセンサ以外のLEDタッチセンサの下に位置するマイクロフォンをノイズキャンセル用マイクロフォンに設定しても良い。例えば、第2状態においてLEDタッチセンサ(10)がタッチされると、マイクロフォン(5)(6)(7)がノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定される。なお、マイクロフォン(4)が既にノイズキャンセル用マイクロフォンとして設定されている場合は、LEDタッチセンサ(10)がタッチされると、マイクロフォン(4)が集音用マイクロフォンとして設定される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ICレコーダ、2 第1筐体、3 第2筐体、4 マイクロフォン、5 マイクロフォン、6 マイクロフォン、7 マイクロフォン、9 天面、10 LEDタッチセンサ、20 LEDタッチセンサ、22 DSP、30 LEDタッチセンサ、32 CPU、36 スピーカ、38 角度検出部、40 LEDタッチセンサ、42 再生ボタン、44 録音ボタン、46 停止ボタン。

Claims (6)

  1. 上下方向に重ねて配置され、少なくとも一方が回動自在に支持された第1筐体(2)及び第2筐体(3)と、
    前記第1筐体(2)及び前記第2筐体(3)の夫々に配備された第1マイクロフォン及び第2マイクロフォンを含む複数のマイクロフォンと、
    前記第1マイクロフォンと前記第2マイクロフォンとの相対位置に応じて、所定の録音モードを設定するとともに、該設定された録音モードで録音する機能を有効化する制御部(32)とを備える、録音装置。
  2. 前記複数のマイクロフォンは、前記第1筐体に前記第1マイクロフォンに対して対角方向に設けられた第3マイクロフォンと、前記第2筐体に前記第2マイクロフォンに対して対角方向に設けられた第4マイクロフォンとをさらに含み、
    前記第1マイクロフォン及び前記第3マイクロフォンの一方と、前記第2マイクロフォン及び前記第4マイクロフォンの一方とが上下方向に重ねた位置となるように、前記1筐体(2)及び前記第2筐体(3)の少なくとも一方が回動されたとき、前記第1マイクロフォン及び前記第3マイクロフォンの一方と、前記第2マイクロフォン及び前記第4マイクロフォンの他方とは、互いに逆方向に指向性を有し、
    前記第1マイクロフォンと前記第3マイクロフォンとを結ぶ第1対角線と、前記第2マイクロフォンと前記第4マイクロフォンとを結ぶ第2対角線とが、略直交状態になるように前記1筐体(2)及び前記第2筐体(3)の少なくとも一方が回動されたとき、前記第1マイクロフォンと前記第2マイクロフォンと前記第3マイクロフォンと前記第4マイクロフォンとは互いに異なる方向に指向性を有する、請求項1記載の録音装置。
  3. 前記第1マイクロフォンは前記第1筐体(2)の側面近傍に配置され、
    前記録音装置は、さらに、前記第1筐体(2)の天面上であって、前記第1マイクロフォンの近傍に設けられる第1センサを備え、
    前記制御部(32)は、前記第1センサによる検出が為されると、前記第1マイクロフォンと対角方向に位置するマイクロフォンをオフにする、又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき前記第1マイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化する請求項2に記載の録音装置。
  4. 前記録音装置は、前記第1筐体(2)の天面上に設けられる第3センサと第4センサとをさらに備え、
    前記第3センサと前記第4センサとは、前記1筐体(2)及び前記第2筐体(3)の少なくとも一方が回動されることによって、前記第2対角線が前記第1対角線と略直交する場合に、前記第2対角線上に設けられ、
    前記第3センサによる検出が為されると、前記制御部(32)は、前記第3センサの近傍に位置するマイクロフォンに対して対角方向に位置するマイクロフォンをオフする又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき、前記第3センサの近傍に位置するマイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化し、
    前記第4センサによる検出が為されると、前記制御部(32)は、該第4センサの近傍に位置するマイクロフォンに対して対角方向に位置するマイクロフォンをオフする又は、該マイクロフォンから出力される音声信号に基づき、前記第4センサの近傍に位置するマイクロフォンから出力される音声信号に含まれるノイズを軽減させる機能を有効化する、請求項3に記載の録音装置。
  5. 前記録音装置は、前記第1筐体(2)の天面上に設けられて、前記複数のマイクロフォンの状態を示す発光部をさらに備える、請求項1に記載の録音装置。
  6. 前記録音装置は、前記第1筐体(2)の天面上に設けられて、回動軸(51)近傍に録音された音声を出力するスピーカ(36)をさらに備える、請求項1に記載の録音装置。
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