JPWO2012105135A1 - トイレットペーパーロール及びその製造方法 - Google Patents
トイレットペーパーロール及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2012105135A1 JPWO2012105135A1 JP2012526558A JP2012526558A JPWO2012105135A1 JP WO2012105135 A1 JPWO2012105135 A1 JP WO2012105135A1 JP 2012526558 A JP2012526558 A JP 2012526558A JP 2012526558 A JP2012526558 A JP 2012526558A JP WO2012105135 A1 JPWO2012105135 A1 JP WO2012105135A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- toilet paper
- component
- paper roll
- orifice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K10/00—Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
- A47K10/16—Paper towels; Toilet paper; Holders therefor
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H27/00—Special paper not otherwise provided for, e.g. made by multi-step processes
- D21H27/002—Tissue paper; Absorbent paper
- D21H27/004—Tissue paper; Absorbent paper characterised by specific parameters
- D21H27/005—Tissue paper; Absorbent paper characterised by specific parameters relating to physical or mechanical properties, e.g. tensile strength, stretch, softness
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H21/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
- D21H21/14—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
- D21H21/22—Agents rendering paper porous, absorbent or bulky
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Sanitary Thin Papers (AREA)
Abstract
Description
又、ティッシュペーパーのローション成分等の薬液を塗工する方法として、インターフォルダにおいて、中空丸棒状の案内体の長手方向に沿って形成したスリット状の塗工口から薬液を吐出し、連続供給されるシートに薬液を塗工する技術が開発されている(特許文献4参照)。
又、特許文献4に記載されたようなティッシュペーパーの折り機(インターフォルダーと呼ばれる)の運転速度(ウェッブの走行速度)は100〜120m/分と遅いため、塗工時の水溶性成分の湿潤によってティッシュペーパーの強度が低下しても破れが生じ難く、操業に支障はない。一方、特許文献4記載の技術をトイレットペーパーに適用し、特許文献4に記載されたように塗工口の間隔を1〜3mmとした場合、湿潤によって原紙強度が低下して破れが生じ、操業が困難になることが判明した。これは、トイレットペーパーの巻き取り(ロールワインダーと呼ばれる)の運転速度(ウェッブの走行速度)が400〜1000m/分と著しく速く、原紙が破れやすくなったためと考えられる。従って、特許文献4記載の技術を単にトイレットペーパーの製造装置に適用しても、水溶性保湿成分及び柔軟成分が全面に塗工されたトイレットペーパーを実用的に生産することはて困難である。
このようなことから、従来は、ロールワインダーとは別の工程で(ウェッブの走行速度を低くして)、トイレットペーパーの一部にパターン状にローション成分を印刷し、非印刷領域で強度を保持して塗工する方法が採られている。しかし、印刷方式の場合、トイレットペーパーの全面にローション成分を塗工することができず、又、印刷領域には印圧が付与されるため、当該印刷領域で嵩が著しく低下するという問題がある。
前記オリフィスはヘッダの所定位置に開口され、少なくとも前記オリフィスが開口した部分の前記ヘッダの外面が円弧状をなし、当該円弧状の面に前記原紙が接し、前記ヘッダの軸方向から見たとき、前記円弧状の面に接する前記原紙の最上流の位置から最下流の位置へ至る円弧の中心角(ラップ角)θ=30〜90°であり、かつ前記オリフィスはθ/2よりも上流側に位置することが好ましい。
前記オリフィスより下流側にて、前記原紙の塗工面をディフュージングプレートにより支持することが好ましい。
本発明の実施形態に係るトイレットペーパーロールは、JIS-P4501に示すほぐれ易さが100秒以下である。ほぐれ易さが100秒を超えると、水に溶解し難くなってトイレットペーパーとして使用できなくなる。水洗流量のバラツキを考慮すると、ほぐれ易さは50秒以下がより好ましい。又、トイレットペーパーは、水分に接触すると瞬時に繊維間の水素結合が破壊されて強度を失って水解するよう、湿潤紙力剤を含まないことが好ましい。
トイレットペーパーロールの原紙の原料としては、パルプ100%又は、パルプと古紙パルプの混合物を用いるとよい。パルプと古紙パルプを混合すると、古紙パルプによる風合い低下を改善する効果が期待できる。シートは一枚でもよいが、複数枚重ねるとよい。原紙(シート)の坪量は好ましくは20〜50g/m2である。
水溶性保湿成分は、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、又はポリエチレングリコール等の多価アルコール類;ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール等の多糖類;セタノール、ステアリルアルコール、又はオレイルアルコール等の高級アルコールの水溶性化誘導体又は乳化物;の群から選ばれる1種以上(A)を含むと好ましい。
水溶性保湿成分(A)と、柔軟成分(B)を併用する場合には、これらを質量比で(A):(B)=99.9:0.1〜80:20とするとよい。
なお、シートの両面に水溶性保湿成分及び水溶性柔軟成分が塗工されている場合は、両面の塗工量の合計がシートに対して1〜10質量%の割合である。
オリフィスの間隔を3.2mm以上とすることで、400〜1000m/分の運転速度(原紙2の走行速度)においても原紙が破れずに水溶性保湿成分を含む液を塗工することができる。
図1は、トイレットペーパーロールの製造装置を示す斜視図である。トイレットペーパーロールの原反ロール10はリコイルされ、シートの原紙2が一対のエンボスロール50,51間を連続的に通されてエンボス加工される。次に、エンボス加工後の原紙2は、複数のオリフィス(図2参照)を開口した円筒状のヘッダ60に連続的に接触し、水溶性保湿成分(液状)を塗工された後、巻き取りロール12に巻き取られる。巻き取りロール12に巻き取られた原紙は、適宜製品サイズの幅に剪断されてトイレットペーパーロールとなる。巻き取りロール12及び図示しないロールの駆動装置等を「巻き取り装置(ロールワインダー)」という。又、原反ロール10から巻き取りロール12に至るラインは、400〜1000m/分の運転速度(原紙2の走行速度)で操業される。
なお、ヘッダ60は完全な円筒でなくてもよく、少なくともオリフィス61(図2参照)が開口した部分のヘッダ60外面が円弧状をなしていれば、半円筒等の形状であってもよい。又、原紙2に上記水溶性保湿成分及び柔軟成分を塗工すると、原紙2の嵩及び強度が幾分か低下するが、水溶性保湿成分及び柔軟成分を塗工する前に原紙2にエンボス加工を施すと、嵩及び強度の低下を少なくすることができる。また、原紙2の片面へエンボスすることにより、形状に表裏差が生じるときは、凸面側に塗工することで、この表裏差が緩和される効果がある。
また、強度がやや影響するものの、塗工後にエンボス加工してもよい。その場合にはエンボスが鮮明かつ成型が良い。
又、ヘッダ60のオリフィス61と反対側には液の供給パイプ63が複数本延び、供給パイプ63からヘッダ60内に上記水溶性保湿成分及び柔軟成分を、ヘッダ60の長手方向に流量が均一になるように供給しつつ、オリフィス61から水溶性保湿成分及び柔軟成分を吐出するようになっている。そして、原紙2をオリフィス61に連続的に接触させながら巻き取ると、オリフィス61から原紙2表面に上記水溶性保湿成分及び柔軟成分が筋状に塗工される。
ヘッダ60内では、供給パイプ63からの薬液流入により長手方向の流速分布が生じ、これによりオリフィス61からの吐出量にバラツキが生じることがある。これを緩和するため、ヘッダ60の内径は20〜45mmとするのが好ましく、35〜45mmとするのがより好ましい。又、オリフィス61は円形に限らず、楕円等の形状でもあっても良い。
オリフィス61の直径を0.5〜2.0mmとし、オリフィス61間の間隔dを3.2〜10mmとする。間隔dが3.2mm未満であると、塗工時に非塗工部の領域が狭くなるために、原紙2の走行速度が400m/分以上の高速で原紙の強度が低下し断紙する。dが10mmを超えると、一定の塗工量を確保するために個々のオリフィス61からの吐出量が増え、非塗工部との境界ムラ(縞模様)が大きくなり、得られたトイレットペーパーの縮みムラ(シワシワ)が生じやすくなると共に、非塗工部の擦れから生じる紙粉の発生量も大きくなる。オリフィス61の直径が0.5mm未満であると、オリフィス詰まりが生じやすく、2.0mmより大きいと吐出量にバラツキが生じやすい。なお、オリフィス61が円形で無い場合、その面積と同一の円の直径を用いる。
これにより、オリフィス61から吐出される薬液と原紙2との接触時間が増え、原紙2への薬液のなじみが良くなる。
原紙2の表面がオリフィス61(ヘッダ60)に密着するよう、オリフィス61より上流側にて、支持ロール70で原紙2の塗工面と反対面をオリフィス61近傍のヘッダ60外面に近接させるとよい。支持ロール70を設けると、オリフィス61から吐出される薬液と原紙2との接触時間が更に長くなり、液ダレも防ぐことができる
又、オリフィス61より下流側にて、ディフュージングプレート71により原紙2の塗工面を支持するとよい。ディフュージングプレート71を設けると、ディフュージングプレート71上で原紙2の薬液の拡散が促進され、原紙2への薬液の馴染みが更に良くなる。
なお、原紙2の走行方向に沿う、ディフュージングプレート71の長さは40〜80mmが望ましい。この長さが40mmより短いと、上記した原紙2への薬液の馴染み効果が小さく、80mmより大きいと原紙2が接触により擦られ、紙粉が発生することがある。
そして、塗工してしばらく経過すると(図5(b))、原紙2の紙(セルロース)繊維と親和性の高い水溶性保湿成分及び柔軟成分が原紙2のCD方向に浸透して非塗工部4bに流れ、通常1〜5分経過後に原紙2の全面に水溶性保湿成分及び柔軟成分が浸透し、筋(縞)模様が消える。このようにして、水溶性保湿成分及び柔軟成分が全面に塗布されたトイレットペーパーロールを製造することができる。
例えば、上記したオリフィス61による原紙2表面への水溶性保湿成分及び柔軟成分の塗工は、プライマシンで複数枚のプライとした原反ロール10に対して行うことが好ましい。又、原紙2の両面に塗工する場合は、2個のヘッダ60をそれぞれ原紙2の表裏に置くのが好ましく、その場合には、原紙2表面の塗工部4aと裏面の塗工部4aとの位置をずらした方がよい。
又、水溶性保湿成分及び柔軟成分を原紙に直接塗工してもよく、水溶性保湿成分を溶媒(水等)で薄めて原紙に塗工してもよい。なお、溶媒である水は、原紙中のパルプ繊維の水素結合を破壊することから、水溶性保湿成分及び柔軟成分を水で希釈する場合、水溶性保湿成分及び柔軟成分が50質量%以上であることが好ましい。
そして、表1に示す運転速度及び吐出量で、オリフィス61から水溶性保湿成分及び柔軟成分を原紙2の片面に吐出して塗工を行った。なお、定量吐出ポンプを用いて供給パイプ63へ水溶性保湿成分及び柔軟成分を供給した。
水溶性保湿成分及び柔軟成分の組成を以下の2種類用意した。組成Aは、ポリエーテル変性ジメチルシリコーン1wt%、グリセリン99wt%、比重1.25g/cm3、粘度70CP(25℃)とした。組成Bは、ポリグリセリンステアリルエステル20wt%、グリセリン35wt%、ジグリセリン5wt%、精製水40wt%とした。
又、ヘッダ60付近には、図3に示す支持ロール70及びディフュージングプレート71を配置し、支持ロール70の位置を移動させることで、中心角θを表1に示すように変化させた。
1(かなり硬い) 2、(やや硬い)、3(普通)、4(かなり柔らかい)、5(極めて柔らかい)
ほぐれ易さは、JIS-P4501に準拠して測定した。
トイレットペーパーロールの外観は、〇:シワ等の発生がない、△:シワの発生がある、×:塗工ムラがある、の基準で目視評価した。
得られた結果を表1に示す。表1の塗工量は、トイレットペーパーのシートに対する水溶性保湿成分及び柔軟成分の合計量の質量割合である。又、表1の「m当りのオリフィスの吐出量(ml/分)」は、実際のオリフィスの吐出量(ml/分)を、ヘッダ60の軸方向に沿ったオリフィス61の設置長さ(1.65m)で割った値である。
又、各実施例は、比較例1に比べて強度の低下割合が20%以下、紙厚(嵩)の低下割合が10%以下となり、使用上問題ないレベルである。
水溶性保湿成分及び柔軟成分の塗工量が10.0wt%を超えた比較例3の場合、ハンドフィールは良いが、比較例1に比べて強度が40%程度低下し、嵩(紙厚)が20%程度低下した。また、比較例3の場合、塗工量が多いため、塗工部4aと非塗工部4b(図5(a)参照)でトイレットペーパーの伸びが異なり、シワ(縮れ模様)が現れ、幅方向に若干の塗工ムラが見られ外観がやや劣った。
水溶性保湿成分及び柔軟成分の塗工量が1wt%未満である比較例4の場合、ハンドフィールが比較例1と同等であり、改善効果が低い。
中心角θを30度未満とし、ディフュージングプレートを原紙から離間させた(用いなかった)こと以外は実施例5と同一の条件とした比較例5の場合、液ダレが生じた。
中心角θが90度を超えたこと以外は実施例5と同一の条件とした比較例6の場合、ヘッダへの原紙の接触が多くなり過ぎ、紙粉の発生が見られた。
ティッシュペーパー製造用の公知のインターフォルダ(特許文献4の図1)を用い、特許文献4に記載されたのと同様の案内体G3に実施例1と同一条件でスリットを設け、このスリットから水溶性保湿成分及び柔軟成分を塗工した比較例7の場合、オリフィスの間隔を3.2mm以上とし、運転速度150m/分としたところ原紙が破れて折り加工ができなかった。
60 ヘッダ
61 オリフィス
(A):(B)の質量比率が99.9:0.1〜80:20であることが好ましい。
前記オリフィスはヘッダの所定位置に開口され、少なくとも前記オリフィスが開口した部分の前記ヘッダの外面が円弧状をなし、当該円弧状の面に前記原紙が接し、前記ヘッダの軸方向から見たとき、前記円弧状の面に接する前記原紙の最上流の位置から最下流の位置へ至る円弧の中心角(ラップ角)θ=30〜90°であり、かつ前記オリフィスはθ/2よりも上流側に位置することが好ましい。
Claims (8)
- JIS-P4501に示すほぐれ易さが100秒以下のトイレットペーパーロールであって、
当該トイレットペーパーロールを構成するシートの少なくとも片面の全面に、水溶性保湿成分及び柔軟成分が前記シートに対して1〜10質量%の割合で塗工されており、かつ前記水溶性保湿成分及び前記柔軟成分の合計量に対し、前記水溶性保湿成分が50質量%以上含まれ、
前記水溶性保湿成分及び柔軟成分は、前記トイレットペーパーロールを巻き取る前に、前記シートの原紙の少なくとも片面に、前記巻取り方向に垂直な方向にそれぞれ3.2〜10mmの間隔で離間する直径0.5〜2.0mmの複数のオリフィスを接触させ、該オリフィスから前記水溶性保湿成分を含む液を吐出することにより塗工されてなるトイレットペーパーロール。 - 前記水溶性保湿成分は、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、又はポリエチレングリコールの多価アルコール類;ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトールの多糖類;及びセタノール、ステアリルアルコール、又はオレイルアルコールの高級アルコールの水溶性化誘導体又は乳化物;の群から選ばれる1種以上(A)であり、
前記柔軟成分は、アミノ変性シリコーン、親水性ポリエーテル変性シリコーン等のポリシロキサン系柔軟剤;ポリエチレングリコール脂肪酸エーテル、ポリエチレンエーテル、多価アルコール脂肪酸エステルの非イオン型界面活性剤;4級アンモニア塩型又はアミン塩型カチオン型界面活性剤;両性型界面活性剤、及びアニオン型界面活性剤の群から選ばれる1種以上(B)であり、
(A):(B)の質量比率が99.9:0.1〜80:20である請求項1に記載のトイレットペーパーロール。 - 前記オリフィスに接する前記原紙の走行速度が400m/分以上で製造されてなる請求項1又は2に記載のトイレットペーパーロール。
- 水溶性保湿成分及び柔軟成分が全面に塗工され、JIS-P4501に示すほぐれ易さが100秒以下のトイレットペーパーロールの製造方法であって、
前記トイレットペーパーロールを巻き取る前に、当該トイレットペーパーロールを構成するシートの原紙の少なくとも片面に、前記巻取り方向に垂直な方向にそれぞれ3.2〜10mmの間隔で離間する直径0.5〜2.0mmの複数のオリフィスを接触させ、該オリフィスから前記水溶性保湿成分及び柔軟成分を含む液を吐出するトイレットペーパーロールの製造方法。 - 前記オリフィスに接する前記原紙の走行速度が400m/分以上である請求項4記載のトイレットペーパーロールの製造方法。
- 前記オリフィスはヘッダの所定位置に開口され、少なくとも前記オリフィスが開口した部分の前記ヘッダの外面が円弧状をなし、当該円弧状の面に前記原紙が接し、
前記ヘッダの軸方向から見たとき、前記円弧状の面に接する前記原紙の最上流の位置から最下流の位置へ至る円弧の中心角θ=30〜90°であり、かつ前記オリフィスはθ/2よりも上流側に位置する請求項4又は5記載のトイレットペーパーロールの製造方法。 - 前記オリフィスより上流側にて、前記原紙の塗工面と反対面を支持ロールにより押圧して前記円弧状の面に接しさせる請求項6記載のトイレットペーパーロールの製造方法。
- 前記オリフィスより下流側にて、前記原紙の塗工面をディフュージングプレートにより支持する請求項6又は7記載のトイレットペーパーロールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012526558A JP5683591B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-12-19 | トイレットペーパーロール及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011018038 | 2011-01-31 | ||
JP2011018038 | 2011-01-31 | ||
PCT/JP2011/079344 WO2012105135A1 (ja) | 2011-01-31 | 2011-12-19 | トイレットペーパーロール及びその製造方法 |
JP2012526558A JP5683591B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-12-19 | トイレットペーパーロール及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012105135A1 true JPWO2012105135A1 (ja) | 2014-07-03 |
JP5683591B2 JP5683591B2 (ja) | 2015-03-11 |
Family
ID=46602365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012526558A Active JP5683591B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-12-19 | トイレットペーパーロール及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5683591B2 (ja) |
WO (1) | WO2012105135A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014084533A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Nippon Paper Crecia Co Ltd | 衛生用紙の製造方法 |
JP6366675B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-08-01 | 日本製紙クレシア株式会社 | 衛生用紙の製造方法 |
ES2945436T3 (es) * | 2018-03-19 | 2023-07-03 | Corelex Shin Ei Co Ltd | Procedimiento de fabricación de rollos de papel sin núcleo |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0975815A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Ricoh Co Ltd | 塗工装置 |
JP2001252214A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-18 | Crecia Corp | 薄葉紙ならびにその製法 |
JP2003073037A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Daio Paper Corp | 芯無しぺーパーロール及びその製造方法 |
JP2003310476A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-11-05 | Hoxy Co Ltd | 着色家庭用薄葉紙とその製造方法並びに製造装置 |
JP2007061144A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Daio Paper Corp | 薬液塗布システム、薬液塗布方法および薬液付与ティシュペーパーの製造方法 |
JP2007075523A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Daio Paper Corp | 水解性衛生紙 |
JP2007511671A (ja) * | 2003-06-17 | 2007-05-10 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 繊維性構造体の処理方法 |
JP2008002017A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kao Corp | 水解性清掃物品及びその製造方法 |
JP2010202986A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daio Paper Corp | 水解性衛生薄葉紙及びトイレットペーパーロール |
-
2011
- 2011-12-19 WO PCT/JP2011/079344 patent/WO2012105135A1/ja active Application Filing
- 2011-12-19 JP JP2012526558A patent/JP5683591B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0975815A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-25 | Ricoh Co Ltd | 塗工装置 |
JP2001252214A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-18 | Crecia Corp | 薄葉紙ならびにその製法 |
JP2003073037A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Daio Paper Corp | 芯無しぺーパーロール及びその製造方法 |
JP2003310476A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-11-05 | Hoxy Co Ltd | 着色家庭用薄葉紙とその製造方法並びに製造装置 |
JP2007511671A (ja) * | 2003-06-17 | 2007-05-10 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 繊維性構造体の処理方法 |
JP2007061144A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Daio Paper Corp | 薬液塗布システム、薬液塗布方法および薬液付与ティシュペーパーの製造方法 |
JP2007075523A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Daio Paper Corp | 水解性衛生紙 |
JP2008002017A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kao Corp | 水解性清掃物品及びその製造方法 |
JP2010202986A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Daio Paper Corp | 水解性衛生薄葉紙及びトイレットペーパーロール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5683591B2 (ja) | 2015-03-11 |
WO2012105135A1 (ja) | 2012-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6646702B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
KR101757505B1 (ko) | 티슈페이퍼 및 티슈페이퍼의 제조방법 | |
KR101728578B1 (ko) | 티슈 페이퍼 제품용 2차 원단 롤의 제조방법 | |
WO2012117842A1 (ja) | トイレットペーパーの製造方法及びトイレットペーパー | |
JP4681677B1 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法及びティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP2016039992A5 (ja) | ||
JP6470236B2 (ja) | 水解性シート及び当該水解性シートの製造方法 | |
JP5736129B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5883190B1 (ja) | 水解性シート | |
JP2018076637A (ja) | 水解性シート及び水解性シートの製造方法 | |
JP5683591B2 (ja) | トイレットペーパーロール及びその製造方法 | |
WO2012131889A1 (ja) | トイレットペーパーロール | |
JP6366675B2 (ja) | 衛生用紙の製造方法 | |
JP6275671B2 (ja) | 水解性シート及び水解性シートの製造方法 | |
JP5479973B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法及びティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5875802B2 (ja) | 衛生用紙の製造方法 | |
JP5736470B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5812652B2 (ja) | ティシュペーパーの製造方法 | |
JP5718009B2 (ja) | ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 | |
JP5833293B2 (ja) | ティシュペーパーの製造方法 | |
JP6491570B2 (ja) | 水解性シート及び水解性シートの製造方法 | |
JP6592302B2 (ja) | 水解性シート及び水解性シートの製造方法 | |
JP5833318B2 (ja) | ティシュペーパー製品の製造方法 | |
JP5669459B2 (ja) | 巻きずれ防止材 | |
JP2014084533A (ja) | 衛生用紙の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A524 | Written submission of copy of amendment under section 19 (pct) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527 Effective date: 20120607 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5683591 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |