JPWO2012101890A1 - ネットワークシステム、制御装置、及び最適経路制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るネットワークシステムでは、外部のコントローラ(コントロールプレーン)からスイッチや端末等(ユーザプレーン)を制御するCU(C:コントロールプレーン/U:ユーザプレーン)分離型ネットワークを対象としている。CU分離型ネットワークの一例として、コントローラからスイッチを制御してネットワークの経路制御を行うオープンフロー(OpenFlow)技術を利用したオープンフローネットワークが挙げられる。なお、オープンフローネットワークは一例に過ぎない。
オープンフローネットワークでは、OFC(OpenFlow Controller)等のコントローラが、OFS(OpenFlow Switch)等のスイッチのフローテーブルを操作することによりスイッチの挙動を制御する。コントローラとスイッチの間は、コントローラがオープンフロープロトコルに準拠した制御メッセージを用いてスイッチを制御するためのセキュアチャネル(Secure Channel)により接続されている。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明に係るネットワークシステムは、制御装置10と、ネットワーク機器20(20−i、i=1〜n:nは台数)と、サーバ機器30(30−j、j=1〜s:sは台数)と、クライアント40を含む。
次に、各装置の機能詳細について説明する。
制御装置10は、パフォーマンス管理部11と、パフォーマンスデータ格納部12と、経路計算部13と、経路情報格納部14と、フロー制御部15と、フローテーブル格納部16を備える。
ネットワーク機器20(20−i、i=1〜n)は、パフォーマンス管理部21と、フロー制御部22と、フローテーブル格納部23と、パケット制御部24を備える。
サーバ機器30(30−j、j=1〜s)は、パフォーマンス管理部31と、パケット制御部32と、アプリケーション実行部33を備える。
制御装置10、サーバ機器30(30−j、j=1〜s)、及びクライアント40の例として、PC(パソコン)、アプライアンス(appliance)、シンクライアント端末/サーバ、ワークステーション、メインフレーム、スーパーコンピュータ等の計算機を想定している。また、制御装置10、サーバ機器30(30−j、j=1〜s)、及びクライアント40は、計算機に搭載される拡張ボードや、物理マシン上に構築された仮想マシン(VM:Virtual Machine)でも良い。
図2〜図6を参照して、本発明に係る最適経路制御処理について説明する。
まず、図2を参照して、本発明に係るネットワークシステムの実施例の構成について説明する。
なお、ネットワーク機器20−1の識別情報を「NW機器1」とする。ネットワーク機器20−2の識別情報を「NW機器2」とする。ネットワーク機器20−3の識別情報を「NW機器3」とする。ネットワーク機器20−4の識別情報を「NW機器4」とする。ネットワーク機器20−5の識別情報を「NW機器5」とする。ネットワーク機器20−6の識別情報を「NW機器6」とする。
サーバA(サーバ機器30−1)及びサーバC(サーバ機器30−3)は、サーバ群1に属する。サーバ群1には、仮想IPアドレス「XXX」が割り当てられている。すなわち、サーバA(サーバ機器30−1)及びサーバC(サーバ機器30−3)は、仮想IPアドレス「XXX」を共有する。
クライアント40は、NW機器1(ネットワーク機器20−1)と相互に接続されている。NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、NW機器2(ネットワーク機器20−2)、NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器4(ネットワーク機器20−4)と相互に接続されている。NW機器2(ネットワーク機器20−2)は、NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器4(ネットワーク機器20−4)と相互に接続されている。NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器4(ネットワーク機器20−4)は、いずれもNW機器5(ネットワーク機器20−5)、及びNW機器6(ネットワーク機器20−6)と相互に接続されている。NW機器5(ネットワーク機器20−5)は、NW機器6(ネットワーク機器20−6)と相互に接続されている。また、NW機器5(ネットワーク機器20−5)、及びNW機器6(ネットワーク機器20−6)は、いずれもサーバA(サーバ機器30−1)、サーバB(サーバ機器30−2)、サーバC(サーバ機器30−3)、及びサーバD(サーバ機器30−4)の各々と相互に接続されている。
図3、図4を参照して、パフォーマンスデータのテーブル例について説明する。
図3を参照して、NW機器テーブル121の詳細について説明する。
図4を参照して、サーバ機器テーブル122の詳細について説明する。
図5を参照して、最適条件として、「CPU使用率」と「NW使用率」が最も小さい経路を選択する場合の動作について説明する。
「Client A」(クライアント40)は、仮想IPアドレス「XXX」宛にパケットを送信する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、入力側エッジスイッチ(Ingress)として「Client A」(クライアント40)に接続されている。したがって、NW機器1(ネットワーク機器20−1)のパケット制御部24は、「Client A」(クライアント40)から仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを受信し、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに登録されているエントリの中に、受信パケットに該当するエントリが存在するか確認する。パケット制御部24は、該エントリが存在する場合、該エントリに定義されたアクションに従って、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを転送する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを今回初めて受信したため、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに登録されているエントリの中に、受信パケットに該当するエントリが存在しない。したがって、NW機器1(ネットワーク機器20−1)のフロー制御部22は、制御装置10に対し、「XXX」宛のパケットのフローのエントリを要求する。
制御装置10は、「XXX」宛のパケットのフローのエントリを要求された場合、「XXX」宛のパケットの転送先として、サーバA(サーバ機器30−1)宛、又はサーバC(サーバ機器30−3)宛のどちらかを選択することになる。このとき、制御装置10の経路計算部13は、図4に示されるサーバ機器テーブル122を参照し、サーバA(サーバ機器30−1)のCPU使用率が「20%」、サーバC(サーバ機器30−3)のCPU使用率が「40%」であるため、最もCPU使用率の低いサーバA(サーバ機器30−1)を選択する。
また、経路計算部13は、図3に示されるNW機器テーブル121を参照し、最もNW使用率の低い経路で転送することを決定する。ここでは、経路計算部13は、NW機器1(ネットワーク機器20−3)の次段のノードとして、NW機器3(ネットワーク機器20−3)のNW使用率が「20%」、NW機器4(ネットワーク機器20−4)のNW使用率が「15%」であるため、NW機器4(ネットワーク機器20−4)を次段のノードとする。また、NW機器4(ネットワーク機器20−4)の次段のノードとして、NW機器5(ネットワーク機器20−5)のNW使用率が「20%」、NW機器6(ネットワーク機器20−6)のNW使用率が「25%」であるため、NW機器5(ネットワーク機器20−5)を次段のノードとする。これにより、経路計算部13は、最終的に、最もNW使用率の低い経路である「NW機器1→NW機器4→NW機器5→サーバA」という経路で転送することを決定し、この経路情報を経路情報格納部14に蓄積する。すなわち、最適経路は、「NW機器1(ネットワーク機器20−1)→NW機器4(ネットワーク機器20−4)→NW機器5(ネットワーク機器20−5)→サーバA(サーバ機器30−1)」ということになる。
制御装置10のフロー制御部15は、経路情報格納部14から読み出した最適経路の経路情報を基に、最適経路上のネットワーク機器の各々に対するエントリを定義し、自身のフローテーブル格納部16内のフローテーブル、及び最適経路上のネットワーク機器の各々のフローテーブルへエントリの登録を行う。ここでは、最適経路上のネットワーク機器は、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器4(ネットワーク機器20−4)、及びNW機器5(ネットワーク機器20−5)である。フロー制御部15は、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器4(ネットワーク機器20−4)、及びNW機器5(ネットワーク機器20−5)のフローテーブルへ、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリの登録を行う。
最適経路上のネットワーク機器の各々のフロー制御部22は、制御装置10からのエントリ登録処理に応じて、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリを登録する。すなわち、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器4(ネットワーク機器20−4)、及びNW機器5(ネットワーク機器20−5)は、制御装置10からのエントリ登録処理に応じて、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリを登録する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)に辿り着いたパケットは、最もNW使用率の低い経路である「NW機器1→NW機器4→NW機器5→サーバA」という経路で転送される。すなわち、NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットをNW機器4(ネットワーク機器20−4)に転送する。NW機器4(ネットワーク機器20−4)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットをNW機器5(ネットワーク機器20−5)に転送する。NW機器5(ネットワーク機器20−5)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「XXX」宛のパケットをサーバA(サーバ機器30−1)に転送する。
図6を参照して、最適条件として、「CPU平均使用率」、「ネットワーク平均使用率」が最も小さい経路を選択する場合の動作について説明する。
「Client A」(クライアント40)は、仮想IPアドレス「YYY」宛にパケットを送信する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、入力側エッジスイッチ(Ingress)として「Client A」(クライアント40)に接続されている。したがって、NW機器1(ネットワーク機器20−1)のパケット制御部24は、「Client A」(クライアント40)から仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを受信し、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに登録されているエントリの中に、受信パケットに該当するエントリが存在するか確認する。パケット制御部24は、該エントリが存在する場合、該エントリに定義されたアクションに従って、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを転送する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを今回初めて受信したため、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに登録されているエントリの中に、受信パケットに該当するエントリが存在しない。したがって、NW機器1(ネットワーク機器20−1)のフロー制御部22は、制御装置10に対し、「YYY」宛のパケットのフローのエントリを要求する。
制御装置10は、「YYY」宛のパケットのフローのエントリを要求された場合、「YYY」宛のパケットの転送先として、サーバB(サーバ機器30−2)宛、又はサーバD(サーバ機器30−4)宛のどちらかを選択することになる。このとき、制御装置10の経路計算部13は、図4に示されるサーバ機器テーブル122を参照し、サーバB(サーバ機器30−2)のCPU平均使用率が「30%」、サーバD(サーバ機器30−4)のCPU平均使用率が「15%」であるため、最もCPU平均使用率の低いサーバD(サーバ機器30−4)を選択する。
また、経路計算部13は、図3に示されるNW機器テーブル121を参照し、最もNW平均使用率の低い経路で転送することを決定する。ここでは、経路計算部13は、NW機器1(ネットワーク機器20−3)の次段のノードとして、NW機器3(ネットワーク機器20−3)のNW平均使用率が「60%」、NW機器4(ネットワーク機器20−4)のNW平均使用率が「60%」であるため、どちらを次段のノードとしても同じであるが、優先順位又はNW機器1(ネットワーク機器20−3)との距離等を考慮して、NW機器3(ネットワーク機器20−3)を次段のノードとする。また、NW機器3(ネットワーク機器20−3)の次段のノードとして、NW機器5(ネットワーク機器20−5)のNW平均使用率が「35%」、NW機器6(ネットワーク機器20−6)のNW平均使用率が「10%」であるため、NW機器6(ネットワーク機器20−6)を次段のノードとする。これにより、経路計算部13は、最終的に、最もNW平均使用率の低い「NW機器1→NW機器3→NW機器6→サーバD」という経路で転送することを決定し、この経路情報を経路情報格納部14に蓄積する。すなわち、最適経路は、「NW機器1(ネットワーク機器20−1)→NW機器3(ネットワーク機器20−3)→NW機器6(ネットワーク機器20−6)→サーバD(サーバ機器30−4)」ということになる。
制御装置10のフロー制御部15は、経路情報格納部14から読み出した最適経路の経路情報を基に、最適経路上のネットワーク機器の各々に対するエントリを定義し、自身のフローテーブル格納部16内のフローテーブル、及び最適経路上のネットワーク機器の各々のフローテーブルへエントリの登録を行う。ここでは、最適経路上のネットワーク機器は、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器6(ネットワーク機器20−6)である。フロー制御部15は、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器6(ネットワーク機器20−6)のフローテーブルへ、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリの登録を行う。
最適経路上のネットワーク機器の各々のフロー制御部22は、制御装置10からのエントリ登録処理に応じて、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリを登録する。すなわち、NW機器1(ネットワーク機器20−1)、NW機器3(ネットワーク機器20−3)、及びNW機器6(ネットワーク機器20−6)は、制御装置10からのエントリ登録処理に応じて、自身のフローテーブル格納部23内のフローテーブルに、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットを最適経路上の次段のノードに転送するためのエントリを登録する。
NW機器1(ネットワーク機器20−1)に辿り着いたパケットは、最もNW平均使用率の低い「NW機器1→NW機器3→NW機器6→サーバD」という経路で転送される。すなわち、NW機器1(ネットワーク機器20−1)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットをNW機器3(ネットワーク機器20−3)に転送する。NW機器3(ネットワーク機器20−3)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットをNW機器6(ネットワーク機器20−6)に転送する。NW機器6(ネットワーク機器20−6)は、自身のフローテーブルに登録されたエントリに従い、仮想IPアドレス「YYY」宛のパケットをサーバD(サーバ機器30−4)に転送する。
最適経路制御処理における動作として、図5に示される動作1と、図6に示される動作2のどちらを採用するかは、仮想IPアドレスの宛先(アクセス先)のサーバ機器がクライアントに提供するサービスの内容に応じて変更・決定するようにしても良い。例えば、制御装置10の経路計算部13は、仮想IPアドレスの宛先(アクセス先)のサーバ機器がクライアントに提供するサービスの内容に応じて、図5に示される動作1と、図6に示される動作2のどちらを採用するか変更・決定する。
オープンフロー技術において、ネットワーク機器のフローテーブルにエントリを登録する方式は、大きく「Proactive型」と、「Reactive型」の2つの方式に分けられる。
オープンフロー(OpenFlow)等を用いた集中管理型ネットワークシステムでは、柔軟なネットワーク制御により、ネットワークの運用性、効率性の向上が期待されている。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載することも可能である。但し、実際には、以下の記載例に限定されない。
管理対象となるネットワーク機器と通信する第1の通信部と、
同一グループのサーバ群を形成し該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と通信する第2の通信部と、
ネットワーク機器及びサーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積するデータ収集部と、
サーバ群を形成するサーバ機器の中から、サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択するサーバ選択部と、
ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する経路計算部と、
最適経路上のネットワーク機器に、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと最適経路上の次段のノードに仮想アドレス宛のパケットを転送する旨の動作とが定義されたエントリを登録するフロー制御部と
を具備する
制御装置。
付記1に記載の制御装置であって、
サーバ選択部は、サーバ機器のパフォーマンスデータとして、サーバ機器の最新のCPU使用率及びCPU平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器を選択し、
経路計算部は、ネットワーク機器のパフォーマンスデータとして、ネットワーク機器の最新のネットワーク使用率及びネットワーク平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する
制御装置。
付記1又は2に記載の制御装置であって、
仮想アドレス宛のパケットの種類及びサーバが提供するサービスの内容に応じて、ネットワーク機器及びサーバ機器の各々のパフォーマンスデータとして使用するデータを定義した最適条件を変更する条件変更部と、
蓄積されたパフォーマンスデータの中から、最適条件に定義されたデータを選択するデータ選択部と
を更に具備し、
サーバ選択部は、最適条件に定義されたデータを基に、最適なサーバ機器を決定し、
経路計算部は、最適条件に定義されたデータを基に、最適経路を決定する
制御装置。
管理対象となるネットワーク機器と通信するステップと、
同一グループのサーバ群を形成し該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と通信するステップと、
ネットワーク機器及びサーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積するステップと、
サーバ群を形成するサーバ機器の中から、サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択するステップと、
ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定するステップと、
最適経路上のネットワーク機器に、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと最適経路上の次段のノードに仮想アドレス宛のパケットを転送する旨の動作とが定義されたエントリを登録するステップと
を計算機に実行させるための
プログラム。
付記4に記載のプログラムであって、
サーバ機器のパフォーマンスデータとして、サーバ機器の最新のCPU使用率及びCPU平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器を選択するステップと、
ネットワーク機器のパフォーマンスデータとして、ネットワーク機器の最新のネットワーク使用率及びネットワーク平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定するステップと
を更に計算機に実行させるための
プログラム。
付記4又は5に記載のプログラムであって、
仮想アドレス宛のパケットの種類及びサーバが提供するサービスの内容に応じて、ネットワーク機器及びサーバ機器の各々のパフォーマンスデータとして使用するデータを定義した最適条件を変更するステップと、
蓄積されたパフォーマンスデータの中から、最適条件に定義されたデータを選択し、最適条件に定義されたデータを基に、最適なサーバ機器及び最適経路を決定するステップと
を更に計算機に実行させるための
プログラム。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
Claims (10)
- ネットワーク機器と、
前記ネットワーク機器からパケットの問い合わせを受けた際、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと動作とが定義されたエントリを、前記ネットワーク機器のフローテーブルに設定する制御装置と、
同一グループのサーバ群を形成し、該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と、
を含み、
前記制御装置は、
前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積する手段と、
前記サーバ群を形成するサーバ機器の中から、前記サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択する手段と、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する手段と、
前記最適経路上のネットワーク機器に、前記最適経路上の次段のノードに前記仮想アドレス宛のパケットを転送する旨のエントリを登録する手段と
を具備する
ネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
前記制御装置は、
前記サーバ機器のパフォーマンスデータとして、前記サーバ機器の最新のCPU使用率及びCPU平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器を選択する手段と、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータとして、前記ネットワーク機器の最新のネットワーク使用率及びネットワーク平均使用率のうち少なくとも一方を基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する手段と
を更に具備する
ネットワークシステム。 - 請求項1又は2に記載のネットワークシステムであって、
前記制御装置は、
前記仮想アドレス宛のパケットの種類及び前記サーバが提供するサービスの内容に応じて、前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々のパフォーマンスデータとして使用するデータを定義した最適条件を変更する手段と、
前記蓄積されたパフォーマンスデータの中から、前記最適条件に定義されたデータを選択し、前記最適条件に定義されたデータを基に、前記最適なサーバ機器及び前記最適経路を決定する手段と
を更に具備する
ネットワークシステム。 - 管理対象となるネットワーク機器と通信する手段と、
同一グループのサーバ群を形成し該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と通信する手段と、
前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積する手段と、
前記サーバ群を形成するサーバ機器の中から、前記サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択する手段と、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する手段と、
前記最適経路上のネットワーク機器に、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと前記最適経路上の次段のノードに前記仮想アドレス宛のパケットを転送する旨の動作とが定義されたエントリを登録する手段と
を具備する
制御装置。 - 請求項4に記載の制御装置であって、
前記サーバ機器のパフォーマンスデータとして、前記サーバ機器の最新のCPU使用率及びCPU平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器を選択する手段と、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータとして、前記ネットワーク機器の最新のネットワーク使用率及びネットワーク平均使用率のうち少なくとも一方を基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定する手段と
を更に具備する
制御装置。 - 請求項4又は5に記載の制御装置であって、
前記仮想アドレス宛のパケットの種類及び前記サーバが提供するサービスの内容に応じて、前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々のパフォーマンスデータとして使用するデータを定義した最適条件を変更する手段と、
前記蓄積されたパフォーマンスデータの中から、前記最適条件に定義されたデータを選択し、前記最適条件に定義されたデータを基に、前記最適なサーバ機器及び前記最適経路を決定する手段と
を更に具備する
制御装置。 - 制御装置として使用される計算機により実施される最適経路制御方法であって、
管理対象となるネットワーク機器と通信することと、
同一グループのサーバ群を形成し該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と通信することと、
前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積することと、
前記サーバ群を形成するサーバ機器の中から、前記サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択することと、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定することと、
前記最適経路上のネットワーク機器に、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと前記最適経路上の次段のノードに前記仮想アドレス宛のパケットを転送する旨の動作とが定義されたエントリを登録することと
を含む
最適経路制御方法。 - 請求項7に記載の最適経路制御方法であって、
前記サーバ機器のパフォーマンスデータとして、前記サーバ機器の最新のCPU使用率及びCPU平均使用率のうち少なくとも一方を基に、最適なサーバ機器を選択することと、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータとして、前記ネットワーク機器の最新のネットワーク使用率及びネットワーク平均使用率のうち少なくとも一方を基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定することと
を更に含む
最適経路制御方法。 - 請求項7又は8に記載の最適経路制御方法であって、
前記仮想アドレス宛のパケットの種類及び前記サーバが提供するサービスの内容に応じて、前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々のパフォーマンスデータとして使用するデータを定義した最適条件を変更することと、
前記蓄積されたパフォーマンスデータの中から、前記最適条件に定義されたデータを選択し、前記最適条件に定義されたデータを基に、前記最適なサーバ機器及び前記最適経路を決定することと
を更に含む
最適経路制御方法。 - 管理対象となるネットワーク機器と通信するステップと、
同一グループのサーバ群を形成し該サーバ群に割り当てられた仮想アドレスを共有するサーバ機器と通信するステップと、
前記ネットワーク機器及び前記サーバ機器の各々からパフォーマンスデータを収集し蓄積するステップと、
前記サーバ群を形成するサーバ機器の中から、前記サーバ機器のパフォーマンスデータを基に、最適なサーバ機器を選択するステップと、
前記ネットワーク機器のパフォーマンスデータを基に、前記最適なサーバ機器に到達するための最適経路を決定するステップと、
前記最適経路上のネットワーク機器に、該パケットをフローとして一律に制御するためのルールと前記最適経路上の次段のノードに前記仮想アドレス宛のパケットを転送する旨の動作とが定義されたエントリを登録するステップと
を、制御装置として使用される計算機に実行させるためのプログラムを格納した
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