JPWO2012077796A1 - 化学強化ガラスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

表面圧縮応力を増大させることができる化学強化ガラスの製造方法の提供。ガラスを(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行い、その後(歪点+70℃)超の温度にすることなく溶融塩に浸漬してイオン交換することを特徴とする化学強化ガラスの製造方法。

Description

本発明は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)などのモバイル機器、タッチパネル、大型液晶テレビなどの大型薄型テレビ、等のディスプレイ装置等のカバーガラスや、太陽電池基板などの基板などに用いられる化学強化ガラスの製造方法に関する。
近年、携帯電話、PDA等のモバイル機器やタッチパネル、液晶テレビなどのディスプレイ装置に対しては、ディスプレイの保護ならびに美観を高めるためのカバーガラス(保護ガラス)や筺体が用いられ、または提案されることが多くなっている。
このようなディスプレイ装置に対しては、薄型デザインによる差異化や移動のための負担の減少のため、軽量・薄型化が要求されている。そのため、たとえばディスプレイ保護用に使用されるカバーガラスも薄くすることが要求されている。しかし、カバーガラスの厚さを薄くしていくと、強度が低下し、据え置き型の場合には物体の飛来や落下による衝撃、または携帯機器の場合には使用中の落下などによりカバーガラス自身が割れてしまうことがあり、ディスプレイ装置を保護するという本来の役割を果たすことができなくなるという問題があった。
上記問題を解決するためには、カバーガラスの強度を高めることが考えられ、その方法としてガラス表面に圧縮応力層を形成させる手法が一般的に知られている。
ガラス表面に圧縮応力層を形成させる手法としては、軟化点付近まで加熱したガラス板表面を風冷などにより急速に冷却する風冷強化法(物理強化法)と、ガラス転移点以下の温度でイオン交換によりガラス板表面のイオン半径が小さなアルカリ金属イオン(典型的にはLiイオン、Naイオン)をイオン半径のより大きいアルカリイオン(典型的にはKイオン)に交換する化学強化法が代表的である。
前述したようにカバーガラスの厚さは薄いことが要求されている。しかしながら、カバーガラスとして要求される、厚みが2mmを下回るような薄いガラス板に対して風冷強化法を適用すると、表面と内部の温度差がつきにくいために圧縮応力層を形成することが困難であり、目的の高強度という特性を得ることができない。そのため、後者の化学強化法によって強化されたカバーガラスが通常用いられている。
このようなカバーガラスとしてはソーダライムガラスを化学強化したものが広く用いられている(たとえば特許文献1参照)。
ソーダライムガラスは安価であり、また化学強化によってガラス表面に形成した圧縮応力層の表面圧縮応力Sを550MPa以上にできるという特徴があるが、圧縮応力層の厚みtを30μm以上にすることが容易ではないという問題があった。
そこで、ソーダライムガラスとは異なるSiO−Al−NaO系ガラスを化学強化したものがこのようなカバーガラスとして提案されている(たとえば特許文献2、3参照)。
前記SiO−Al−NaO系ガラスには、前記Sを550MPa以上にできるだけでなく前記tを30μm以上にすることも可能であるという特徴がある。
特開2007−11210号公報 米国特許出願公開第2009/0298669号明細書 米国特許出願公開第2008/0286548号明細書
モバイル機器は、手やポケットやカバンから落としてしまいそのカバーガラスに傷(圧痕)がつく機会が多く、また、落としたモバイル機器を踏んだりモバイル機器をポケットに入れたままその上に座ってしまうこともあるのでカバーガラスに大きな負荷がかかる機会も多い。
液晶テレビ、プラズマテレビなどの薄型テレビ、特に大きさが20インチ以上の大型の薄型テレビにおいてもそのカバーガラスの面積が大きいので傷がつく機会が多く、また、画面が大きいのでその傷を破壊起点として破壊する可能性が高くなる。さらに、薄型テレビが壁掛けタイプで使用されると落下する可能性もあり、その場合カバーガラスに大きな負荷がかかる。
タッチパネルはその使用時にスクラッチなどの傷がつく機会が多い。
このような大小のディスプレイ装置がより広く利用されるようになってくると、利用数が少なかったときに比べてカバーガラスが破壊する事象数そのものが増大する。
本発明は化学強化ガラスの表面圧縮応力をより大きくしガラスの破壊を抑制することが可能になる化学強化ガラス製造方法の提供を目的とする。
本発明は、ガラスを(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行い、その後(歪点+70℃)超の温度にすることなく溶融塩に浸漬してイオン交換することを特徴とする化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、ガラスを(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行い、その後(歪点+50℃)超の温度にすることなく溶融塩に浸漬してイオン交換することを特徴とする化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、化学強化ガラスの表面圧縮応力が550MPa以上である前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、前記ガラスが下記酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを50〜80%、Alを0.5〜20%、NaOを5〜20%、MgOを1〜20%含有し、SiOおよびAlの含有量の合計が51〜85%である前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。なお、このような組成を有するガラスを本発明のガラスという。
また、前記ガラスのAl含有量が3%以上である前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、ガラスがダウンドロー法またはフロート法で製造されたガラス板、またはそのガラス板を加工したものである前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
化学強化ガラスの厚みが1.2mm以下である前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、化学強化ガラスがディスプレイ装置のカバーガラスに用いられるものである前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
また、ディスプレイ装置が、モバイル機器、タッチパネルまたは大きさが20インチ以上の薄型テレビである前記化学強化ガラスの製造方法を提供する。
従来、たとえばカバーガラスについていえば、ダウンドロー法やフロート法で製造されたガラス板またはそれを必要に応じて研削、研磨など加工したものを溶融塩に浸漬して化学強化処理していた。
しかし、本発明者は化学強化処理を行う前に(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行うことにより、そのような熱処理を行わない場合に比べて表面圧縮応力が増大することを見出し、さらに、化学強化処理を行う前に(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行うことにより、そのような熱処理を行わない場合に比べて表面圧縮応力が増大することを見出し、本発明に至った。なお、たとえば(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に保持する時間とは、たとえば熱処理が、(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度域に保持した後にいったん降温し、その後再度その温度域に保持した後に再度降温するという2回の熱処理からなる場合には、その2回の熱処理における前記温度域保持時間の合計である。
このような現象が起こるメカニズムは次のようなことであると考えられる。すなわち、ガラスの熱処理により構造緩和が生じることによってガラスの構造が密となる。その結果、ガラス中でナトリウムイオンが占有する体積が小さくなることで、カリウムイオンとの置換が生じた際の歪が大きくなることによって、表面圧縮応力が高まるものと考えられる。しかし、その後にガラスが(歪点+70℃)超の温度になると構造が粗になってしまい、本発明の効果が失われてしまう。そのため、本発明の熱処理を行った後には(歪点+70℃)超の温度にはしないこととされている。
このような現象は、ガラスが有する緩和特性によるものであるため、本質的にはガラス組成によらず生じると考えられる。
本発明によれば、同じガラスを用いてもより大きな表面圧縮応力を有する化学強化ガラスを得ることができる。
表面圧縮応力の増加量は典型的には10MPa以上であるが、30MPa以上であることが好ましい。なお、当該増加量が5MPa未満では実質的な表面圧縮応力の増加があるとはいえない。
本発明により得られる化学強化ガラス(以下、本発明の強化ガラスという。)の表面圧縮応力Sは550MPa以上であることが好ましく、また、典型的には1200MPa以下である。Sが550MPa未満ではカバーガラスなどに使用することが困難になり、好ましくは650MPa以上である。
本発明の強化ガラスの圧縮応力層の厚みtは20μm超であることが好ましく、また、典型的には70μm以下である。
本発明における前記熱処理において、ガラスを加熱する温度は、ガラスの緩和を十分に生じさせるため(歪点−40℃)以上とされるが、(歪点−30℃)以上が望ましく、(歪点−20℃)以上がより好ましい。一方、その温度が高すぎると構造緩和が進みすぎ所望の表面圧縮応力が得られなくなる、または板ガラスを化学強化した場合などに変形が生じるおそれがある。そのため、前記熱処理温度の上限は(歪点+70℃)以下とされるが、(歪点+65℃)以下が好ましく、(歪点+60℃)以下がより好ましく、(歪点+50℃)以下がさらに好ましい。
また、以上の温度に保持する時間が不十分であると、高い表面圧縮応力を得るために必要な緩和状態に達することなく冷却されてしまい、表面圧縮応力値の向上が不十分となってしまう。そのため、保持時間は30分以上とされるが、好ましくは40分以上、より好ましくは1時間以上である。
本発明において用いられる溶融塩は特に限定されず適切に選ばれるべきものであるが、たとえばガラス中のNaイオンを溶融塩中のKイオンと交換する場合には通常硝酸カリウム(KNO)溶融塩が用いられる。
ガラスに所望の表面圧縮応力を有する化学強化層(圧縮応力層)を形成するためのイオン交換条件はガラスの厚みなどによっても異なるが、350〜550℃のKNO溶融塩に2〜20時間ガラス基板を浸漬させることが典型的である。経済的な観点からは350〜500℃、2〜16時間の条件で浸漬させることが好ましく、より好ましい浸漬時間は2〜10時間である。
本発明の強化ガラスであるガラス板をディスプレイ装置のカバーガラスに用いる場合その厚みは典型的には0.3〜2mmである。
本発明におけるガラス板の製造方法は特に限定されないが、たとえば種々の原料を適量調合し、約1400〜1700℃に加熱し溶融した後、脱泡、攪拌などにより均質化し、周知のフロート法、ダウンドロー法、プレス法などによって板状に成形し、徐冷後所望のサイズに切断して製造される。
本発明で用いられるガラスの歪点は400℃以上であることが好ましい。歪点が400℃未満ではKNO溶融塩を用いてイオン交換しようとすると圧縮応力層厚みを大きくすることが困難になるおそれがあり、より好ましくは500℃以上、典型的には530℃以上である。
次に、本発明のガラスの組成について、特に断らない限りモル百分率表示含有量を用いて説明する。
SiOはガラスの骨格を構成する成分であり必須である。SiOが50%未満ではガラスの失透性が高まり、高品質なガラスが得られなくなる。SiOは55%以上含むことが好ましく、58%以上であることがより好ましい。一方、SiOが多すぎるとガラスの粘性が高くなりすぎ、溶解時の清澄が困難となってしまい、低品質のガラスしか得られなくなる。SiOは78%以下であることが好ましい。
Alは耐侯性を高めるとともに、化学強化性能、特に応力層深さを向上させる成分であり必須である。Alが0.5%未満では前記tが小さくなり、必要な強度が得られなくなる。Alは4%以上が好ましく、4.5%以上がより好ましい。一方、Alが多すぎると、ガラス融液の粘性が高くなって清澄が困難となり、低品質なガラスしか得られなくなる。Alは10%以下であることが好ましく、9%以下であることがより好ましい。
SiOおよびAlの含有量の合計SiO+Alが51%未満ではガラスの安定性が低下し、失透しやすくなり、85%超ではガラス融液の粘性が高くなりすぎ、ガラスの溶解が困難になる。
NaOはイオン交換により表面圧縮応力層を形成させ、またガラスの溶融性を向上させる成分であり、必須である。NaOが5%未満ではイオン交換により所望の表面圧縮応力を付与することが困難となり、8%以上が好ましい。NaOが20%超ではガラスの耐侯性が低下し、18%以下が好ましい。
Oは必須ではないが、溶解性を高めるため、またはイオン交換速度を増大させるため、15%まで含有してもよい。KOが15%超では前記Sが低下し、好ましくは10%以下、より好ましくは6%以下である。
MgOは化学強化特性を損なわずにガラスの粘性を低下させ、溶融性を向上させる成分であり、必須である。MgOが20%超ではガラスが失透しやすくなり、好ましくは18%以下である。
ZrOは必須ではないが、高温での粘性を低下させ、溶融性を向上させる成分であり、7%以下の範囲で含有してもよい。ZrOが7%超では失透しやすくなり、好ましくは5%以下である。
ZnOは必須ではないが、ガラスの高温での溶融性を向上するためにたとえば2%まで含有してもよい場合があるが、好ましくは1%以下である。
フロート法で製造する場合などにはZnOは0.5%以下にすることが好ましい。ZnOが0.5%超ではフロート成型時に還元し製品欠点となるおそれがある。典型的にはZnOは含有しない。
は必須ではないが、高温での溶融性またはガラス強度の向上のためにたとえば1%未満の範囲で含有してもよい場合がある。Bが1%以上では均質なガラスを得にくくなり、ガラスの成型が困難になるおそれがある、またはチッピング耐性が低下するおそれがあり、好ましくは0.5%未満である。典型的にはBは含有しない。
CaOは必須ではないが、高温での溶融性を向上させる、または失透を起こりにくくする成分であり、15%未満の範囲で含有してもよい。CaO含有量が多すぎる場合、ガラスの失透性が高くなってしまう。CaOは10%以下であることが好ましく、9%以下がより好ましい。
SrOは必須ではないが、必要に応じて含有してもよい。しかし、MgO、CaOに比べてイオン交換速度を低下させる効果が大きいので含有する場合であってもその含有量は8%未満であることが好ましい。典型的にはSrOは含有しない。
BaOは必須ではないが、ガラス安定化のために含有させた方がよい場合もある。しかし、アルカリ土類金属酸化物の中でイオン交換速度を低下させる効果が最も大きいので、BaOは含有しないこととするか、含有する場合であってもその含有量は8%未満とすることが好ましい。
SrOまたはBaOを含有する場合それらの含有量の合計は12%以下であることが好ましく、より好ましくは10%未満である。
CaO、SrO、BaOおよびZrOのいずれか1以上を含有する場合それら4成分の含有量の合計は20%未満であることが好ましい。当該含有量の合計が20%以上ではイオン交換速度が低下してしまい、典型的には15%以下である。
本発明のガラスは本質的に以上で説明した成分からなるが、本発明の目的を損なわない範囲でその他の成分を含有してもよい。そのような成分を含有する場合、それら成分の含有量の合計は5%以下であることが好ましく、典型的には3%以下である。
たとえば、ガラスの溶融の際の清澄剤として、SO、塩化物、フッ化物などを適宜含有してもよい。ただし、タッチパネルなどディスプレイ装置の視認性を上げたい場合などには、可視域に吸収をもつFe、NiO、Crなど原料中の不純物として混入するような成分はできるだけ減らすことが好ましく、各々質量百分率表示で0.15%以下であることが好ましく、より好ましくは0.05%以下である。
なお、TiOはガラス中に存在するFeイオンと共存することにより、可視光透過率を低下させ、ガラスを褐色に着色するおそれがあるので、着色を望まない場合は含有するとしても1%以下であることが好ましく、典型的には含有しない。
本発明のガラスは化学強化に好適なガラスであるが、本発明の効果をもたらす圧縮応力向上メカニズムを勘案すると本発明に用いられるガラスは前記本発明のガラスに限られず、本発明において化学強化されるガラスの組成は本発明の強化ガラスの用途等に応じて適切に選ばれる。
(例1)
モル百分率表示の組成が、SiO:73%、Al:7%、MgO:6%、NaO:14%、であるガラス400gが得られるように原料を秤量した。これら秤量された原料全体にこれら原料の合計質量の0.2%に相当する質量の硫酸ナトリウムを添加したものについて混合した。ついで、白金製るつぼに混合した原料を入れ、1650℃の抵抗加熱式電気炉に投入し、5時間溶融し、脱泡、均質化した。得られた溶融ガラスを型材に流し込み、670℃の温度で1時間保持した後、0.5℃/分の速度で室温まで冷却し、ガラスブロックを得た。このガラスブロックを切断、研削し、最後に両面を鏡面に加工して、サイズが20mm×20mm、厚みが1.2mmであるガラス板を得た。なお、このガラスのガラス転移点Tgは617℃、歪点は556℃である。
このガラス板を10℃/分の速度で昇温し、650℃の温度で1時間保持した後、100℃/分の速度で室温まで冷却し、急冷ガラス板とした。
この急冷ガラス板を425℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に10時間浸漬し、化学強化処理を行った。化学強化処理後のガラス板について、折原製作所社製表面応力計FSM−6000にて表面圧縮応力Sおよび圧縮応力層深さtを測定したところ、それぞれ660MPa、48μmであった。
また前記急冷ガラス板について、540℃または550℃の熱処理温度(以下、Θにより表すことがある)に1時間、2時間または4時間保持する熱処理を行った。なお、昇温は5℃/分の速度で行い、Θから(Θ−150℃)の温度までは0.5℃/分の速度で冷却し、その後室温までは自然冷却させた(自然冷却時の200℃までの冷却速度は1℃/分超である)。なお、Θまでの昇温およびΘからの冷却の過程で(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約60分間、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約80分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約91分間である。
このようにして得られた熱処理ガラス板について先に述べたと同様の化学強化処理を行い、Sおよびtを測定した。前記熱処理のΘ(単位:℃)およびΘに保持する時間H(単位:時間)、並びに、S(単位:MPa)、t(単位:μm)を、Sと前記熱処理を行わなかった場合のSすなわち660MPaとの差ΔS(単位:MPa)とともに表1に示す。
表1から、急冷ガラス板に前記熱処理を施すことによって表面圧縮応力が増大することがわかる。特に550℃、4時間での熱処理では表面圧縮応力が100MPa以上増大した。なお、540〜550℃という比較的低い温度で熱処理を行ったのでガラス板に反りは認められなかった。
Figure 2012077796
(例2)
モル百分率表示の組成が、SiO:73%、Al:7%、MgO:6%、NaO:14%である、厚みが1.3mmのフロートガラスを用意した。
このフロートガラスを切断、研削し、最後に両面を鏡面に加工して、サイズが20mm×20mm、厚みが1.0mmであるガラス板を得た。なお、このガラスのガラス転移点Tgは617℃、歪点は556℃であり、(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に存在していた時間は約2分、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約3分間である。
このガラス板について、410℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に13時間浸漬する化学強化処理を行った。このような化学強化を行ったガラスのSおよびtを測定したところ、それぞれ686MPa、50μmであった。
また、前記サイズが20mm×20mm、厚みが1.0mmであるガラス板を表2に示すように、550℃または570℃の熱処理温度Θに4時間または8時間保持する熱処理を行った。
なお、昇温は5℃/分の速度で行い、Θから(Θ−150℃)の温度までは0.5℃/分の速度で冷却し、その後室温までは自然冷却させた(自然冷却時の200℃までの冷却速度は1℃/分超である)。したがって、Θまでの昇温およびΘからの冷却の過程で(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に存在していた時間は、Θが550℃の場合は合計で約60分間、570℃の場合は合計で約100分間、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間はΘが550℃の場合は合計で約80分間、570℃の場合は合計で約120分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間はΘが550℃の場合は合計で約90分間、570℃の場合は合計で約130分間、である。
このような熱処理を行ったガラス板について、410℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に13時間浸漬する化学強化処理を行った。このような化学強化処理を行ったガラスのSおよびtを測定した。結果をΔSとともに表2に示す。いずれのガラス板においても、熱処理を行わなかったガラス板のS=686MPaに比べて87〜116MPaのSの向上が見られた。
Figure 2012077796
(例3)
モル百分率表示の組成が、SiO:73%、Al:7%、MgO:6%、NaO:14%である、厚みが1.3mmのフロートガラスを用意した。
このフロートガラスを切断、研削し、最後に両面を鏡面に加工して、サイズが20mm×20mm、厚みが1.0mmであるガラス板を得た。なお、このガラスのガラス転移点Tgは617℃、歪点は556℃であり、(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に存在していた時間は約2分である。
このガラス板について、種々の条件で化学強化処理を行った。すなわち、KNO溶融塩中のNaの含有量を0ppm、1350ppm、2700ppm、5400ppm、13500ppm、溶融塩温度を400℃、420℃、450℃、溶融塩に浸漬する時間を6時間、10時間、のそれぞれいずれかとする化学強化処理を行った。
このような化学強化処理を行ったガラス板についてSおよびtを測定した。結果を表3のS(単位:MPa)、t(単位:μm)の欄に示す。表中の「Na」はKNO溶融塩中のNaの含有量(単位:ppm)、「Tc」は溶融塩温度(単位:℃)、「Hc」は溶融塩に浸漬する時間(単位:時間)である。
また、サイズが20mm×20mm、厚みが1.0mmである前記ガラス板について、10℃/分の速度で昇温し、550℃の温度で4時間保持した後、400℃まで0.5℃/分の速度で室温まで冷却し、その後室温までは自然冷却する熱処理を行った(自然冷却時の200℃までの冷却速度は1℃/分超である)。なお、550℃までの昇温および550℃からの冷却の過程で(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約60分間、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約80分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は合計で約90分間である。
このような熱処理を行ったガラス板についても先に述べたような種々の条件で化学強化処理を行い、Sおよびtを測定した。結果を表3のS(単位:MPa)、t(単位:μm)の欄に示す。なお、表3のΔS(単位:MPa)はこのSと前記Sの差である。
ΔSは化学強化処理条件に関係なく43〜96MPaであり、フロート法で製造されたガラスにおいても本発明の熱処理を行うことにより表面圧縮応力が増大することがわかる。
Figure 2012077796
(例4)
モル百分率表示の組成が、SiO:66%、Al:9%、MgO:8.5%、NaO:12.5%、KO:4.0%である、厚みが1.1mmのフロートガラスを用意した。
このフロートガラスを切断、研削し、最後に両面を鏡面に加工して、サイズが30mm×30mm、厚みが1.0mmであるガラス板を得た。なお、このガラスのガラス転移点Tgは604℃、歪点は556℃であり、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は約2分である。
このガラス板について、435℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に4時間浸漬する化学強化処理を行った。このような化学強化を行ったガラスのSおよびtを測定したところ、それぞれ780MPa、44μmであった。
前記サイズが30mm×30mm、厚みが1.0mmであるガラス板を表4のΘに示す温度(単位:℃)にHに示す時間(単位:時間)保持する熱処理を行った。
546℃の熱処理温度に20分間および4時間保持する熱処理では、熱処理温度Θまでの昇温は5℃/分の速度で行い、Θから室温までは10℃/分の冷却速度で冷却した。したがって、Θまでの昇温およびΘからの冷却の過程で(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は、合計でいずれも約5分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は、合計でいずれも約11分間である。
また、(歪点−40℃)に相当する温度である516℃で4時間保持する熱処理も同様にして行った。この場合、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は0分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は約1分間である。
このような熱処理を行ったガラス板について、435℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に4時間浸漬する化学強化処理を行った。このような化学強化処理を行ったガラスのSおよびtを測定した。結果をΔSとともに表4に示す。熱処理を行わなかったガラス板のS=780MPaに比べて、546℃で4時間の熱処理を行った場合には、77MPaのSの向上が見られた。また、(歪点−40℃)に相当する温度である516℃で4時間熱処理したガラスでは43MPaのSの向上がみられた。一方、保持時間が20分間である熱処理については、Sが781MPaであり、ΔS=1MPaとほとんどSの向上が見られなかった。
Figure 2012077796
(例5)
例4で用いたものと同様のフロートガラスを用い、Θ=546℃で240分の熱処理を行った後に、3℃/分の温度で昇温し、歪点よりも60℃高い616℃に60分間保持し、10℃/分の冷却速度で冷却を行った。この場合、(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は約340分間、(歪点−45℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に存在していた時間は約340分間である。得られたガラス板について、435℃のKNO溶融塩(KNO:100%)に4時間浸漬する化学強化を行ったところ、ΔS=62MPaであった。
ディスプレイ装置のカバーガラスもしくはガラス基板、太陽電池のガラス基板、航空機の窓ガラス、などに用いられる化学強化ガラスの製造に利用できる。

なお、2010年12月10日に出願された日本特許出願2010−275791号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (7)

  1. ガラスを(歪点−40℃)以上(歪点+70℃)以下の温度に30分間以上保持する熱処理を行い、その後(歪点+70℃)超の温度にすることなく溶融塩に浸漬してイオン交換することを特徴とする化学強化ガラスの製造方法。
  2. 前記熱処理が(歪点−30℃)以上(歪点+50℃)以下の温度に保持するものであり、当該熱処理の後(歪点+50℃)超の温度にすることなく溶融塩に浸漬してイオン交換する請求項1の化学強化ガラスの製造方法。
  3. 化学強化ガラスの表面圧縮応力が550MPa以上である請求項1または2の化学強化ガラスの製造方法。
  4. ガラスがダウンドロー法またはフロート法で製造されたガラス板、またはそのガラス板を加工したものである請求項1〜3のいずれかの化学強化ガラスの製造方法。
  5. 化学強化ガラスの厚みが1.2mm以下である請求項1〜4のいずれかの化学強化ガラスの製造方法。
  6. 化学強化ガラスがディスプレイ装置のカバーガラスまたは筺体に用いられるものである請求項1〜5のいずれかの化学強化ガラスの製造方法。
  7. ディスプレイ装置が、モバイル機器、タッチパネルまたは大きさが20インチ以上の薄型テレビである請求項6の化学強化ガラスの製造方法。
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