JPWO2012077274A1 - 照明装置 - Google Patents

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美奈子 赤井
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Abstract

固体発光素子(111)が、同一平面内に複数個配置され、かつ、固体発光素子(111)の光軸が固体発光素子(111)が配置される平面に対して垂直な方向に沿って配置される面状光源(101)と、面状光源(101)から放射される光が隙間無く通過する大きさを有し、光が隙間無く通過する位置、かつ、中心が面状光源(101)の光軸と重なる位置に配置される開口(121)を備える遮蔽体(102)と、開口(121)を通過した光をスポットライトにするレンズ(103)とを備える。

Description

本願発明は、舞台装置やスタジオ、店頭ディスプレイなどに用いられるスポットライトを創出することのできる照明装置に関する。
従来、発熱の低減や消費電力の抑制を目的として、LED(発光ダイオード)等の半導体を利用して発光する固体発光素子が複数個並べて配置されるものを光源とする照明装置がある。当該照明装置の構成は、従来のフィラメントを利用して発光する電球を光源とした照明装置の構成と類似しており、光源から放射された光を遮蔽体の開口に通過させ、遮蔽体の開口を通過した光をレンズにより集光してスポットライトとして放射する構成が採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような照明装置では、複数の固体発光素子から放射される光が遮蔽体の開口で重なりあうため、配光むらが軽減することが可能となる。
特開2009−4276号公報
ところが、上記光源を利用した照明装置は、全体的に色むらが低減されたスポットライトを創出することは可能なものの、スポットライトの中心部と周縁部との間で色むらが現れるため、外縁形状がくっきりとしたスポットライトを看取させることができる照明装置とすることが困難であった。
そこで、本願発明者らは、点光源を複数備えた照明装置により創出されたスポットライトの色むらを軽減すべく鋭意実験と研究を重ねた結果、複数の光源が配置されている領域と遮蔽体の開口の面積の関係や位置関係、遮蔽体の開口と光源との距離関係など、各構成の良好な位置関係を見いだすに至った。
本願発明は、上記知見に基づきなされたものであり、スポットライトの中心部と周縁部との間の色むらを可及的に抑えてくっきりとした印象を与えることのできるスポットライトを創出することのできる照明装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる照明装置は、半導体を利用して発光する固体発光素子が、同一平面内に複数個配置され、かつ、前記固体発光素子の光軸が前記固体発光素子が配置される平面に対して垂直な方向に沿って配置される面状光源と、前記面状光源から放射される光が隙間無く通過する大きさを有し、前記光が隙間無く通過する位置、かつ、中心が前記面状光源の光軸と重なる位置に配置される開口を備える遮蔽体と、前記開口を通過した光をスポットライトにするレンズとを備えることを特徴としている。
これによれば、スポットライトの中心部と周縁部との間の色むらを可及的に抑えることが可能となる。従って、スポットライトが照射される部分を看取する看者に対し、明瞭でくっきりとした印象を与えることが可能なスポットライトを照射することができる。
前記開口の中心から仮想的に前記面状光源の光軸に沿って到達する前記面状光源上の点から前記固体発光素子が配置される領域である配置領域の端縁までの距離の内の最も短い距離を最短距離とした場合、前記開口の中心から開口端までの距離のうちもっとも長い距離である開口長は、前記最短距離の0.5倍以上、0.8倍以下の範囲にあるものでもよい。
以上のような開口長となる開口を有した遮蔽体とすれば、スポットライトの中心部と周縁部との間の色むらを押さえつつ、十分な光量を確保したスポットライトを照射する照明装置とすることが可能となる。
さらに、前記面状光源と前記遮蔽体との間に、前記面状光源を挟んで前記面状光源の光軸に対して対象に配置され、前記面状光源から放射された光を反射して前記開口に向かわせるリフレクタを備えてもよい。
これによれば、スポットライトの中心と周縁部との間の色むらの発生を抑制しつつ、低消費電力でも高い光量を確保することが可能となる。
本願発明によれば、中心部と周縁部との間の色むらが可及的に抑制されたスポットライトを創出することが可能となる。
図1は、内部構造を示すため照明装置を断面で示す平面図である。 図2は、照明装置の外観を示す斜示図である。 図3は、面状光源を発光方向から示す平面図である。 図4は、開口と面状光源との関係を断面で示す平面図である。 図5は、光源の配置領域と開口との関係を示すために配置領域と開口とを仮想的に同一平面に並べて模式的に示す図である。 図6は、最短距離を一定とした場合の、開口の半径と色ずれ量(色むらの大きさ)との関係を示すグラフである。 図7は、最短距離を一定とした場合の、開口の半径と光利用率との関係を示すグラフである。
次に、本願発明に係る照明装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係る照明装置の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。
図1は、内部構造を示すため照明装置を断面で示す平面図である。
図2は、照明装置の外観を示す斜示図である。
これらの図に示すように、照明装置100は、面状光源101と、遮蔽板102と、レンズ103とを備えている。照明装置100はさらに、リフレクタ104と筐体105とを備えている。
図3は、面状光源を発光方向から示す平面図である。
面状光源101は、半導体を利用して発光する固体発光素子111が、平面内(図中YZ平面内)に複数個配置されたものである。
固体発光素子111は、例えばLED(発光ダイオード)や有機EL素子などを挙示することができる。具体的に例えば、固体発光素子111としては、例えば青色光を発光する青色LEDチップ等が用いられる。青色LEDチップとしては、InGaN系の材料によって構成された、中心波長が450[nm]〜470[nm]の窒化ガリウム系の半導体固体発光素子等を用いることができる。また、前記固体発光素子111として、有機ELを用いることも可能である。例えば、赤色光を発光するリン光ドーパントのビス(1−フェニルイソキノリン)イリジウムアセチルアセトネート[pq2Ir(acac)]系発光層、緑色光を発光するトリス(2−フェニルピリジナート)イリジウム(III)系発光層、青色光を発光するターシャリーブチルホスフィン(TBP)系発光層からなる3色発光方式の有機ELにて構成することができる。
本実施の形態の場合、面状光源101は、複数の発光モジュール110をマトリクス状に並べた状態で備えている。発光モジュール110は、基板113と、基板113の表面にマトリクス状に取り付けられる複数個の固体発光素子111と、固体発光素子111の基板113と反対側(光が放射される側)に設けられる蛍光体含有部材112とを備えている。また、複数の固体発光素子111が曲面上ではなく同一平面上に配置されるように発光モジュール110が配置されている。
このように面状光源101を複数の発光モジュール110で構成することで、例えば家庭用の照明に用いられるような汎用性のある発光モジュール110を利用して大きな光量のスポットライトを創出することが可能となる。また、平面である基板113の表面に実装された発光モジュール110を用いることで、発光モジュール110自体の構造を簡略化でき面状光源101の生産が容易かつ低コストとなる。
蛍光体含有部材112は、単一色で発光する固体発光素子111からの光の一部を蛍光体に吸収させると共に、異なる波長の光を蛍光体から発生させ、固体発光素子111からの光と前記蛍光体からの光を混ぜ合わせて外部に放射することにより、白色光など照明に適用しうる色を放射する部材である。蛍光体含有部材112は、透明、又は、半透明の樹脂に蛍光体が分散した状態で存在するものである。また、蛍光体含有部材112は、固体発光素子111を封止する機能を備えており、固体発光素子111を空気や湿気から保護する。なお、固体発光素子111を被覆するための封止部材と蛍光体含有部材112とを別体としてもよく、これらの材料は、樹脂に限定されるものではない。例えば、チップ封止用として知られている、ガラスのような透明性材料であってもよい。
また、蛍光体含有部材112に含まれる蛍光体は、微粒子等からなる光波長変換体である。蛍光体は例えば、固体発光素子111が青色LEDである場合、白色光を得るために、黄色蛍光体の微粒子が好適に用いられる。この黄色蛍光体としては、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体材料、やシリケート系蛍光体材料などが例示できる。また、前記蛍光体を分散状に担持する樹脂としては、シリコーン樹脂を例示することができる。
基板113は、固体発光素子111が表面に取り付けられる矩形板状の部材である。例えば基板113は、酸化アルミニウム等のセラミック基板で構成される。なお基板113の材質は限定されるものではなく、絶縁性を備える材料であれば、樹脂やガラス等でもかまわない。また、基板113は、剛体ばかりでなく、可撓性を備えたフレキシブル基板でもよい。
また面状光源101において固体発光素子111は、YZ平面に対して垂直な軸(X軸)方向に光軸が沿うように配置されている。固体発光素子111のこのような配置により面状光源101全体としては、YZ平面に対して垂直な軸(X軸)方向に沿い光軸が沿い、固体発光素子111の配置領域Aの中央部を通る光軸を備える。
ここで、光軸とは放射される光の内、最も強い光の位置と光源の位置とを仮想的に結ぶ軸である。つまり、固体発光素子111の配向性を示す軸や面状光源101の配光性を示す軸が光軸となる。
また図1図2に示すように、面状光源101には放熱手段114が取り付けられている。これは、面状光源101が光を放射する際に発生する熱を空気中に放熱するものである。放熱手段114としては、例えば、面状光源101に接触する板部材に複数のフィンが設けられた放熱体と、該放熱体のフィンの間を通過する空気流を発生させ、フィンと空気との間の熱交換を効率よく行わせるファンとを備えた放熱手段114を例示できる。
図4は、開口と面状光源との関係を断面で示す平面図である。
遮蔽板102は、いわゆるアパーチャと称される板状の部材であり、面状光源101の複数の固体発光素子111からそれぞれ放射される光Lが隙間無く通過する大きさを有し、面状光源101から放射される光が隙間無く通過する位置、かつ、中心が面状光源101の光軸Bと重なる位置に配置される開口121を備える部材である。
以上のような開口121の大きさ、および、面状光源101と開口121との位置関係を採用することで、創出されるスポットライトの色むらの発生を抑制することが可能となる。特に本実施の形態のように並べられた複数の発光モジュール110で構成される面状光源101の場合、一の発光モジュール110と隣接する他の発光モジュール110との間に大きな非発光部分が発生するが、開口121に隙間無く光Lを通過させる大きさ及び位置関係とすることにより、スポットライトの色むらを抑制することが可能となる。
遮蔽板102は、薄い板状の部材であり、厚さ方向に貫通する孔である開口121が設けられている。また、遮蔽板102の少なくとも面状光源101側の面には反射を極力抑えた加工(つや消し黒色の塗装や、黒色のメッキなど)が施されている。また本実施の形態の場合、開口121は円形となっており、面状光源101と開口121とが平行となるように配置されている。
図5は、光源の配置領域と開口との関係を示すために配置領域と開口とを仮想的に同一平面に並べて模式的に示す図である。
同図に示すように、開口121の中心Cから仮想的に面状光源101の光軸Bに沿って到達する面状光源101上の点Pから固体発光素子111が配置される領域である配置領域Aの端縁までの距離の内の最も短い距離を最短距離Dとした場合、開口121の中心から開口端までの距離のうちもっとも長い距離であるである開口長R(本実施の形態の場合は半径)は次式を満たすことが好ましい。
0.5D≦R≦0.8D
開口長Rを最短距離Dの0.8倍以下とするのは、図6のグラフで示すように、開口長Rが最短距離Dの0.8倍よりも長くなると、スポットライトの中心部と周縁部との間の色ずれ量が0.5(a.u.)を超えて急激に悪化するためである。
ここで、周縁部において色ずれ量を評価した点は、中心部の照度と比較して照度が1/10となる点とした。
また、色ずれ量とは、スポットライトの中心部の色を色ずれ量ゼロとしたときの、中心部と周縁部との間の色の変化量の絶対値(ケルビン)である。図6に示すグラフは、R/D=1における中心部と周縁部の色ずれ量を1としたときの、各R/Dにおける色ずれ量を相対比較したものである。
開口長Rを最短距離Dの0.5倍以上とするのは、図7のグラフで示すように、開口長Rが最短距離Dの0.5倍より短くなると、光利用率が30%以下となりスポットライトとして必要な光量を得ることができなくなるためである。
なお、図7に示すグラフは、R/D=1において実際に面状光源101からレンズ103に取り込まれる光量(有効光束)を1としたときの、各R/Dにおける有効光束を相対比較したものである。
また、遠方に灯光させた領域の中心部と周縁部との間の色ずれ量が発生するのは、レンズ103がスポットライトとして遠方に灯光させるための仕様であり、面状光源101がランバーシアン配光をとるためである。すなわち、面状光源101で発光した青色から赤色に及ぶ色成分がレンズ103を通過したことで、レンズ103における青色から赤色成分の屈折率の違いがあり、灯光領域で中心部と周縁部との間の色ずれが原理的に発生する。ランバーシアン光源である面状光源101であれば色ずれがさらに大きくなる。この色ずれをスポットライトの中心部と周縁部との間で0.5(a.u.)以下に抑えるために、ランバーシアン光源の面状光源101とレンズ103の間に遮蔽体102を配置して、レンズ103に入射される前に面状光源101の青色から赤色成分を一様に保てばよいこととなる。これはレンズの位置や大きさと関係なく起こり、上記0.5D≦R≦0.8Dの関係を満たせば、スポットライトの中心部と周縁部との間の色ずれ量を0.5(a.u.)以下に抑えることができる。
レンズ103は、開口121を通過した光、つまり開口121を疑似光源として放射される光をスポットライトにするものである。本実施の形態の場合、照明装置100は、スポットライト創出用のレンズ103の他、レンズ103と開口121との間に第二レンズ131とを備えている。第二レンズ131は、複数の固体発光素子111のそれぞれから放射される光をぼやけさせる(拡散させる)ことで第二レンズ131を通過させた後の光を均一化(粒々感の抑制)する機能を担っている。従って、レンズ103は、第二レンズ131によって均一化された光でスポットライトを作り出すこととなる。レンズ103や第二レンズ131の材質は、特に限定されるものではないが、アクリル、ポリカーボネイトなどの樹脂で形成されるレンズを採用することにより照明装置100の軽量化を図ることが可能となる。また、レンズ103、第二レンズ131の光軸が開口121の中心を通過する面状光源101の光軸と一致するように、レンズ103と第二レンズ131とは筐体105に取り付けられている。
リフレクタ104は、面状光源101と遮蔽板102との間に、面状光源101を挟んで面状光源101の光軸Bに対して対象に配置され、面状光源101から放射された光を反射して開口121に向かわせるための部材である。
本実施の形態の場合、リフレクタ104は、面状光源101の外縁に沿って面状光源101を囲むように配置される4枚の平板状の部材で形成され、相互に対向する面は、鏡面処理が施されている。また、リフレクタ104は、面状光源101から遮蔽板102に至るまでの間を覆うように配置されており、リフレクタ104の端部の内方に収容された面状光源101の各固体発光素子111からの光を遮蔽板102の開口121に導光するものとなっている。
このように、本実施形態の照明装置100によれば、リフレクタ104内に面状光源101を収容しているので、各固体発光素子111から放射される光のうち、開口121に直接到達しない光をリフレクタ104内で一段または多段反射させて開口121に導光することができる。これにより、開口121を通過する光の量が増えて照明装置100の照射効率を向上させることが可能となる。
なお、リフレクタ104は、本実施の形態のように面状光源101の周囲をすべて囲う必要はなく、対向する2枚の板状の鏡としても照射効率の向上を図ることが可能となる。また、面状光源101の外形に沿う必要はなく、配置領域Aが矩形であっても、円筒形のリフレクタ104としても良い。また、リフレクタ104は、光を正反射するものばかりでなく、乱反射するものでもかまわない。
筐体105は、面状光源101と遮蔽板102とレンズ103とを収容することができる空洞の部材である。本実施の形態の場合、筐体105は、断面が矩形の角筒状であり、面状光源101が配置される端部は放熱手段114等により閉鎖され、他端はスポットライトを照射するための光取出孔151が設けられている。筐体105は、つや消し黒色の塗装がなされた金属又は樹脂により形成されることが好ましい。
以上のような照明装置100とすることにより、面状光源101から放射された光が開口121を隙間無く通過するため、レンズ103を介して照射されるスポットライトは、色むらの発生が可及的に抑制され、輪郭がはっきりと看取できるものとなる。
さらに、要すればリフレクタ104を設けることで、色むらの発生が抑制されたスポットライトの照度を向上させることが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、複数の発光モジュール110を備えた面状光源101ばかりでなく、1枚の基板に複数の固体発光素子111が取り付けられた面状光源101でもかまわない。また、固体発光素子111が配置される配置領域Aは、正方形に限定されるわけではなく、円形など任意の形であってもかまわない。
また、照明装置100は、面状光源101を発光させるための駆動回路を備えていてもかまわない。
本願発明にかかる照明装置は、舞台やテレビスタジオに用いられるいわゆるスポットライトや、建造物をライトアップするための装置、店頭ディスプレイ用の装置等として利用可能である。
100 照明装置
101 面状光源
102 遮蔽体
103 レンズ
104 リフレクタ
105 筐体
110 発光モジュール
111 固体発光素子
112 蛍光体含有部材
113 基板
114 放熱手段
121 開口
131 第二レンズ
151 取出孔
A 配置領域
B 面状光源の光軸
C 開口の中心
D 最短距離
R 開口長

Claims (3)

  1. 半導体を利用して発光する固体発光素子が、同一平面内に複数個配置され、かつ、前記固体発光素子の光軸が前記固体発光素子が配置される平面に対して垂直な方向に沿って配置される面状光源と、
    前記面状光源から放射される光が隙間無く通過する大きさを有し、前記光が隙間無く通過する位置、かつ、中心が前記面状光源の光軸と重なる位置に配置される開口を備える遮蔽体と、
    前記開口を通過した光をスポットライトにするレンズと
    を備える照明装置。
  2. 前記開口の中心から仮想的に前記面状光源の光軸に沿って到達する前記面状光源上の点から前記固体発光素子が配置される領域である配置領域の端縁までの距離の内の最も短い距離を最短距離とした場合、前記開口の中心から開口端までの距離のうちもっとも長い距離である開口長は、前記最短距離の0.5倍以上、0.8倍以下の範囲にある
    請求項1に記載の照明装置。
  3. さらに、
    前記面状光源と前記遮蔽体との間に、前記面状光源を挟んで前記面状光源の光軸に対して対象に配置され、前記面状光源から放射された光を反射して前記開口に向かわせるリフレクタ
    を備える請求項1に記載の照明装置。
JP2012547678A 2010-12-08 2011-10-26 照明装置 Pending JPWO2012077274A1 (ja)

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JP2010274082 2010-12-08
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