JPWO2012039026A1 - 車両用情報処理装置及びデータベース - Google Patents

車両用情報処理装置及びデータベース Download PDF

Info

Publication number
JPWO2012039026A1
JPWO2012039026A1 JP2012534845A JP2012534845A JPWO2012039026A1 JP WO2012039026 A1 JPWO2012039026 A1 JP WO2012039026A1 JP 2012534845 A JP2012534845 A JP 2012534845A JP 2012534845 A JP2012534845 A JP 2012534845A JP WO2012039026 A1 JPWO2012039026 A1 JP WO2012039026A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
vehicle
deceleration
driver
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012534845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5700047B2 (ja
Inventor
友希 山田
友希 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Publication of JPWO2012039026A1 publication Critical patent/JPWO2012039026A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5700047B2 publication Critical patent/JP5700047B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/0104Measuring and analyzing of parameters relative to traffic conditions
    • G08G1/0125Traffic data processing
    • G08G1/0129Traffic data processing for creating historical data or processing based on historical data
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

運転支援装置10のECU30及びDB40が、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両VMのドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する。このため、位置情報として緯度・経度を用いる場合に比べて誤差が大きくなることを防止して精度を高めることが可能となる。また、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合にも、対応することが可能となる。

Description

本発明は、車両用情報処理装置及びデータベースに関し、特にドライバーの運転操作を記憶する車両用情報処理装置及びデータベースに関する。
ドライバーの運転操作を学習することにより、得られたデータを様々な用途に利用する提案がなされている。例えば、特許文献1には、車両を運転するドライバーのドライバー操作の変化を検出するドライバー操作変化検出手段と、ドライバー操作変化検出手段がドライバー操作の変化を検出したときに、緯度及び経度等の車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、ドライバー操作の変化と、そのドライバー操作の変化があったときの位置情報とを関連づけて記憶する地図情報作成手段とを備える地図情報作成装置が開示されている。
特開2009−103570号公報
ところで、上記のような技術では、車両の位置情報として緯度及び経度の情報を用いているが、GPS(Global Positioning System)等で直接に車両の位置を検出すると誤差が大きくなり精度が低くなる欠点がある。ここで、交差点等の具体的な施設を用いて、車両の位置を特定することが考えられるが、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合には、対応が難しいという欠点がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、地図データベースに具体的な施設に関する情報が少なくとも、精度良くドライバーの運転操作を学習することが可能な車両用情報処理装置及びデータベースを提供することにある。
本発明は、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する記憶ユニットを備えた車両用情報処理装置である。
この構成によれば、記憶ユニットが、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する。このため、位置情報として緯度・経度を用いる場合に比べて誤差が大きくなることを防止して精度を高めることができる。また、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合にも、対応することができる。
この場合、記憶ユニットは、ドライバーの減速操作終了時における車両の位置から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの減速操作終了の基準となる減速終了ノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、ドライバーの減速操作終了時における車両の位置から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの減速操作終了の基準となる減速終了ノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの減速操作を学習する際に、安定する傾向にある減速操作終了に基づいて学習を行なうことができ、ドライバーの減速操作終了の基準として最も近く有用なノードを減速終了ノードとして記憶することができる。
この場合、記憶ユニットは、既に記憶された減速終了ノードがある場合に、ドライバーの減速操作開始時における車両の位置から車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報をドライバーの減速操作開始の基準となる減速開始ノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、既に記憶された減速終了ノードがある場合に、ドライバーの減速操作開始時における車両の位置から車両の走行方向反対側に最も近いノードのノード情報をドライバーの減速操作開始の基準となる減速開始ノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの運転操作を学習する際に、ドライバーの減速操作開始の基準として最も有用なノードを減速開始ノードとして記憶することができる。
この場合、記憶ユニットは、ドライバーの減速操作終了時における車両の位置と既に記憶された減速終了ノードとの距離が閾値以上となったときは、減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しないものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、ドライバーの減速操作終了時における車両の位置と既に記憶された減速終了ノードとの距離が閾値以上となったときは、減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しない。これにより、ドライバーの減速操作終了位置と既に記憶された減速終了ノードとの距離が閾値以上に長く、今回のドライバーの減速操作が既に記憶された減速終了ノードに関連するものではないような場合を除外して、ドライバーの減速操作をより精度良く学習することが可能となる。
また、記憶ユニットは、減速開始ノードからドライバーの減速操作開始時における車両の位置までの車両の走行距離を記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、減速開始ノードからドライバーの減速操作開始時における車両の位置までの車両の走行距離を記憶するため、ドライバーの減速操作をより精度良く学習することが可能となる。
また、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードがあり、既に記憶された減速開始ノードを車両が通過する前にドライバーが減速操作を開始し、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向反対側に存在するノードとドライバーの減速操作開始時における車両の位置との距離が閾値未満であるときは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向反対側に存在するノードに関するノード情報を新たな減速開始ノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードがあり、既に記憶された減速開始ノードを車両が通過する前にドライバーが減速操作を開始し、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向反対側に存在するノードとドライバーの減速操作開始時における車両の位置との距離が閾値未満であるときは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向反対側に存在するノードに関するノード情報を新たな減速開始ノードのノード情報として記憶する。これにより、減速開始ノードを減速終了ノードから遠い方向に更新することができ、学習されたドライバーの減速操作を利用して、ドライバーの運転支援をするような際に、より早期に情報の提供等の運転支援を行なうことが可能になる。
また、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードがあり、既に記憶された減速開始ノードを車両が通過した後であってドライバーが減速操作を開始する前に既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードを車両が通過したときは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードに関するノード情報を新たな減速開始ノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードがあり、既に記憶された減速開始ノードを車両が通過した後であってドライバーが減速操作を開始する前に既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードを車両が通過したときは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードに関するノード情報を新たな減速開始ノードのノード情報として記憶する。これにより、減速開始ノードを減速終了ノードから近い方向に更新することができ、学習されたドライバーの減速操作を利用して、ドライバーの運転支援をするような際に、ドライバーにあまりに早期の減速操作を促して、ドライバーに目標に車両が到達する前に再度のアクセル操作をさせるような事態を避けることが可能となる。
この場合、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードと既に記憶された減速開始ノードとの距離が閾値以下のときは、減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しないものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、既に記憶された減速開始ノードよりも車両走行方向側に存在するノードと既に記憶された減速開始ノードとの距離が閾値以下と近いときは、減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しない。これにより、車両走行方向側に存在するノードが既に記憶された減速開始ノードに近く、減速開始ノードの更新の必要が無い場合にまで、頻繁に減速開始ノードが更新されることを防止することができる。
また、記憶ユニットは、ドライバーの操舵角を0に戻し始める時における車両の位置から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作戻し始めの基準となる操舵戻し始めノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、ドライバーの操舵角を0に戻し始める時における車両の位置から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作戻し始めの基準となる操舵戻し始めノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの操舵操作を学習する際に、安定する傾向にある操舵操作戻し始めに基づいて学習を行なうことができ、ドライバーの操舵戻し始めの基準として最も近く有用なノードを操舵戻し始めノードとして記憶することができる。
この場合、記憶ユニットは、既に記憶された操舵戻し始めノードがある場合に、ドライバーの操舵操作開始時における車両の位置から車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作開始の基準となる操舵開始ノードのノード情報として記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、既に記憶された操舵戻し始めノードがある場合に、ドライバーの操舵操作開始時における車両の位置から車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作開始の基準となる操舵開始ノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの運転操作を学習する際に、ドライバーの操舵操作開始の基準として最も有用なノードを操舵開始ノードとして記憶することができる。
この場合、記憶ユニットは、操舵開始ノードからドライバーの操舵操作開始時における車両の位置までの車両の走行距離を記憶するものとできる。
この構成によれば、記憶ユニットは、操舵開始ノードからドライバーの操舵操作開始時における車両の位置までの車両の走行距離を記憶するため、ドライバーの操舵操作をより精度良く学習することが可能となる。
一方、本発明は、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶するデータベースである。
この構成によれば、データベースは、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する。このため、データベースを情報処理センター等で利用することにより、位置情報として緯度・経度を用いる場合に比べて誤差が大きくなることを防止して精度を高めることができる。また、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合にも、対応することができる。
本発明の車両用情報処理装置及びデータベースによれば、地図データベースに具体的な施設に関する情報が少なくとも、精度良くドライバーの運転操作を学習することが可能となる。
第1実施形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る運転支援装置の減速終了ノード候補を抽出する動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る運転支援装置の減速終了ノード候補を抽出する際のノードの位置と車速の変化とを示す図である。 第1実施形態に係る運転支援装置の基準ノード候補を抽出する動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る運転支援装置の基準ノード候補を抽出する際のノードの位置と車速の変化とを示す図である。 第1実施形態に係る運転支援装置の走行データを学習する動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る基準ノードをさらに手前側に更新する動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る基準ノードをさらに手前側に更新する際のノードの位置と車速の変化とを示す図である。 第3実施形態に係る基準ノードをさらに奥側に更新する動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る基準ノードをさらに奥側に更新する際のノードの位置と車速の変化とを示す図である。 第4実施形態に係るステアリング操作を学習する様子を示す図である。 第5実施形態に係る情報処理センターの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車両用情報処理装置について説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態の車両用情報処理装置は、車両に搭載される運転支援装置10として構成される。本実施形態の運転支援装置10は、本実施形態の運転支援装置10は、例えば、燃費向上のために、エンジンブレーキを適切なタイミングでかけるようにドライバーの減速操作を誘導する等の運転支援を行なうための装置である。本実施形態の運転支援装置10は、GPS21、車載カメラ22、ミリ波レーダ23、通信装置24、車速センサ25、ディスプレイ26、ACCスイッチ27、PCSスイッチ28、ECU30、DB40、カーナビゲーションシステム51、ブレーキアクチュエータ52、アクセルアクチュエータ53及びスピーカ54を備えている。
GPS21は、GPS衛生からの信号を受信することにより、自車両の測位を行うためのものである。車載カメラ22は、自車両周囲の状況を検出するために自車両周囲の映像を撮像するカメラである。ミリ波レーダ23は、自車両周囲に放射されたミリ波の反射波を検出することにより、自車両周囲の状況を検出するためのものである。通信装置24は、他車両や情報処理センター等の施設と通信を行なうためのものである。車速センサ25は、自車両の車輪の回転速度を検出することにより、自車両の車速を検出するセンサである。
ディスプレイ26は、自車両のドライバーにエンジンブレーキを適切なタイミングでかけるための減速操作等に関する情報を表示する。ACC(Adaptive Cruse Control)スイッチ27は、ミリ波レーダ23により前方車両との距離を監視し、アクセル量制御及びブレーキ量制御を行い、車速及び車間距離の制御を行なうACCシステムを操作するためのスイッチである。PCS(Pre-Crash Safety)スイッチ28は、自車両周囲の障害物との衝突を回避し、衝突時の被害を軽減するPCSシステムを操作するためのスイッチである。
ECU(Electronic Control Unit)30は、後述するように、運転支援装置10全体の制御を行うためのものである。ECU30は、例えばCPUを主体として構成され、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などを備えている。
DB(Data Base)40は、運転支援装置10が学習した自車両のドライバーのアクセルOFF等の減速操作の開始時の車両の位置、減速操作終了時の車両の位置及びノード番号の情報を関連付けて記憶する。
カーナビゲーションシステム51は、GPS21の測位情報を利用して自車両のドライバーに経路案内を行なう。
ブレーキアクチュエータ52及びアクセルアクチュエータ53は、ECU30からの指令信号に基づき、自車両のドライバーがエンジンブレーキ等を適切なタイミングでかけるようにブレーキペダルやアクセルペダルに反力を与えて、ドライバーの運転操作を誘導する。また、ブレーキアクチュエータ52及びアクセルアクチュエータ53は、自車両がエンジンブレーキ等を適切なタイミングでかけて走行するように、ブレーキ量やアクセル量を調整する。さらに、ブレーキアクチュエータ52及びアクセルアクチュエータ53は、センサによりブレーキ踏量及びアクセル踏量を検出し、ECU30に検出値を送出する。
スピーカ54は、自車両のドライバーにエンジンブレーキを適切なタイミングでかけるための減速操作に関する情報を音声で報知する。
以下、本実施形態の運転支援装置10の動作について説明する。本実施形態の運転支援装置10は、ドライバーが普段運転操作をしている走行データを学習し、運転支援を行なうシステムにおいて、走行データと位置とを精度良く関連付けるためのものである。以下に示すように、本実施形態では走行データと位置とを関連付けるために、基準となる地点からの走行距離を算出する。本実施形態では、その基準となる地点に関する情報として、地図上の地点を特定するノードに関するノード情報をナビゲーションシステムの地図データベースより取得することにより行なう。また、本実施形態では、ノード同士のつながりを特定するリンクに関するリンク情報や、GPSの緯度及び経度のエリアに関する情報も用いられる。
以下、減速行動の学習の動作について説明する。減速行動の位置を学習する場合、下記の工程で処理を行なう。
(工程1):学習に適した減速行動、すなわち、ある程度同じ場所で行なわれる減速に関する操作の位置を抽出する。
(工程2):工程1の減速行動を学習し、運転支援を行なうにあたり、使用する基準を特定する。すなわち、同一の減速終了基準の減速行動を抽出し、それらの減速開始位置より減速開始の基準を算出する。
(工程3):工程2で決定した基準からの距離と走行データとを関連付けて学習する。すなわち、開始基準となるノードを通過してからの走行距離を算出し、各ドライバーのアクセルOFF等の操作位置を学習する。
まず、(工程1)について説明する。図2に示すように、運転支援装置10のECU30は、ブレーキアクチュエータ52、アクセルアクチュエータ53あるいはトランスミッションに装備されたシフト位置センサ等により、ドライバーがブレーキペダルを踏んだ、アクセルペダルを放した、あるいはトランスミッションのシフト位置を下げた等の減速行動が開始されたか否かを判定する(S101)。
図2及び図3に示すように、減速行動が開始されている場合(S101)、ECU30は、そのときの車両VMに最も近いノードNのノード番号をK1と定義する(S102)。ECU30は、K1以外のノードを車両VMが通過した場合は(S103)、通過したそのノードのノード番号をK1と定義し直す(S104)。以上の動作は減速行動が終了するまで繰り返される(S105)。アクセルOFF等の減速行動が終了したときは(S105)、ECU30は、減速行動終了前の最も近いノードNK1から減速行動終了位置までの距離d1を算出する(S106)。
すなわち、ECU30は、減速行動開始から減速行動終了までに、ノードあるいはリンクのID等が切り替わったか否か判断する。ノードのID等が切り替わった場合は、ECU30は、その時点からの走行距離を算出し、減速行動終了までに最も近いノードNK1を抽出する。一方、K1以外のノードを車両VMが通過しない場合は(S103)、減速行動終了時に(S107)、ECU30は、d1=0と定義する(S108)。
K1のノードNK1以外のノードNK2を通過した場合は(S109)、ECU30は、当該ノードNK2のノード番号をK2と定義する(S110)。ECU30は、減速行動終了後に車両VMに最も近いノードがノードNK1からノードNK2に切り替わるまでの走行距離、すなわち、減速行動終了位置からノードNK2までの距離d2を算出する(S111)。
d1<d2の場合(S112)、ECU30は、減速終了ノード候補としてK1のノードNK1をDB40に登録する(S113)。d1≧d2の場合(S112)、ECU30は、減速終了ノード候補としてK2のノードNK2をDB40に登録する(S114)。ECU30は、このようにして得られたノードNK1あるいはNK2について、ノードNK1あるいはNK2を通過した全走行データの内で、減速終了ノード候補をノードNK1あるいはNK2と判定した走行データ数が一定の割合以上であれば、減速終了ノードNとして当該ノードNK1あるいはNK2をDB40に登録する。
次に、(工程2)について説明する。図4及び図5に示すように、ECU30は、(工程1)で抽出した車両VMの進行方向に減速終了ノードNがあり、車両VMが減速終了ノードNのエリアAに入ったか否かを判断する(S201)。この判断は、例えば、車両VMの進行方向X〔m〕以内に減速終了ノードNがあるか否かを判定することにより行なうことができる。車両VMの進行方向に減速終了ノードNがあるときは(S201)、ECU30は、車両VMが減速終了ノードNに向かう途中に、車両VMから最も近いノードが切り替わったか否かを判定する(S202)。ノードが切り替わっている場合は(S202)、ECU30は、切り替わったノードからの車両VMの走行距離を算出し続ける(S203)。
ECU30は、減速行動が開始されるまで、S201〜S203を実行する(S204)。ドライバーが減速行動を開始した場合(S204)、ECU30は、減速開始前に車両走行方向反対側で車両VMから最も近いノード番号MのノードNをDB40に登録する(S205)。ECU30は、ノードNから減速行動開始時の車両VMの位置までの走行距離d3を算出する(S206)。
ECU30は、d3が閾値未満であるか否かを判断する(S207)。d3が閾値以上であるときは、ECU30は当該ノードNを登録対象としない(S207)。d3が閾値未満であるときは、ECU30は当該ノードNを登録対象とする(S207)。
減速行動が終了した場合(S208)、ECU30は減速行動終了時の車両VMの位置と減速終了ノードNとの距離が閾値未満であるか否かを判断する(S209)。減速終了位置と減速終了ノードNとの距離が閾値以上であるときは、ECU30は、当該減速行動は減速終了ノードNに対するものではないとして、当該ノードNを登録対象としない(S209)。減速終了位置と減速終了ノードNとの距離が閾値以上であるときは(S209)、当該減速行動は減速終了ノードNに対するものとして、当該ノードNを基準ノード候補としてDB40に登録する(S210)。この場合の閾値は、これまでに学習された減速終了ノードNと減速終了位置との最大距離としても良い。
ECU30は、減速終了ノードNのエリアAを走行するたびに上記S201〜S210の工程を繰り返し、基準ノード候補をDB40に登録していく。ECU30は、登録した基準ノード候補のうち、例えば、最も減速終了ノードNとの距離が大きいノードNを基準ノードNとする。
次に、(工程3)について説明する。図6に示すように、ECU30は車両VMが基準ノードNを通過したか否かを判断する(S301)。車両VMが基準ノードNを通過したときは(S301)、ECU30は基準ノードNからの走行距離の算出を開始する(S302)。ドライバーの減速行動の運転操作があった場合(S303)、ECU30は、当該基準ノードNからの走行距離をDB40に記録する(S304)。減速行動が終了した場合、ECU30は学習を終了する(S305)。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両VMのドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する。このため、位置情報として緯度・経度を用いる場合に比べて誤差が大きくなることを防止して精度を高めることができる。また、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合にも、対応することができる。
また、本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、ドライバーの減速操作終了時における車両VMの位置から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの減速操作終了の基準となる減速終了ノードNのノード情報として記憶するため、ドライバーの減速操作を学習する際に、安定する傾向にある減速操作終了に基づいて学習を行なうことができ、ドライバーの減速操作終了の基準として最も近く有用なノードを減速終了ノードNとして記憶することができる。
また、本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、既に記憶された減速終了ノードNがある場合に、ドライバーの減速操作開始時における車両VMの位置から車両VMの走行方向反対側に最も近いノードのノード情報をドライバーの減速操作開始の基準となる基準ノードNのノード情報として記憶するため、ドライバーの運転操作を学習する際に、ドライバーの減速操作開始の基準として最も有用なノードを基準ノードNとして記憶することができる。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、ドライバーの減速操作終了時における車両VMの位置と既に記憶された減速終了ノードNとの距離が閾値以上となったときは、基準ノードNのノード情報を新たに記憶しない。これにより、ドライバーの減速操作終了位置と既に記憶された減速終了ノードNとの距離が閾値以上に長く、今回のドライバーの減速操作が既に記憶された減速終了ノードNに関連するものではないような場合を除外して、ドライバーの減速操作をより精度良く学習することが可能となる。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、基準ノードNからドライバーの減速操作開始時における車両VMの位置までの車両の走行距離を記憶するため、ドライバーの減速操作をより精度良く学習することが可能となる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、上記第1実施形態の(工程2)で設定した基準ノードNを減速終了ノードNからより遠くの位置に更新する。
図7及び図8に示すように、ECU30は、車両VMの進行方向に減速終了ノードNがあり、車両VMが減速終了ノードNのエリアAに入ったか否かを判断する(S401)。車両VMの進行方向に減速終了ノードNがあるときは(S401)、ECU30は、車両VMが減速終了ノードNに向かう途中に、車両VMから最も近いノードが切り替わったか否かを判定する(S402)。ノードが切り替わっている場合は(S402)、ECU30は、切り替わったノードからの車両VMの走行距離を算出し続ける(S403)。
基準ノードNが学習済みでないときは、ECU30は上記第1実施形態の(工程2)のS201を実行する(S404)。基準ノードNが学習済みであり(S404)、基準ノードNを車両VMが通過する前にドライバーの減速行動が開始されなかったときは、ECU30は上記第1実施形態の(工程3)のS301〜S305を実行する(S405)。基準ノードNが学習済みであり(S404)、基準ノードNを車両VMが通過する前にドライバーの減速行動が開始されたときは、ECU30は、減速開始前に車両走行方向反対側で車両VMから最も近いノード番号MのノードNをDB40に登録する(S406)。
ECU30は、切り替わったノードNから減速行動開始時の車両VMの位置までの距離d4を算出する(S407)。また、ECU30は、切り替わったノードNから基準ノードNまでの距離d5を算出する(S408)。減速行動が終了した場合(S409)、減速終了位置と減速終了ノードNとの距離が閾値以上であり、且つ距離d4が閾値未満と有効な減速行動であるときは(S410)、当該ノードNを基準ノードNとしてDB40に新たに登録する(S411)。また、ECU30は、これまでDB40に記録されていた基準ノードNから減速開始位置までの距離にd5を加算する(S412)。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、既に記憶された基準ノードNがあり、既に記憶された基準ノードNを車両が通過する前にドライバーが減速操作を開始し、既に記憶された基準ノードNよりも車両走行方向反対側に存在するノードNとドライバーの減速操作開始時における車両VMの位置との距離d4が閾値未満であるときは、既に記憶された基準ノードNよりも車両走行方向反対側に存在するノードNに関するノード情報を新たな基準ノードNのノード情報として記憶する。これにより、基準ノードNを減速終了ノードNから遠い方向に更新することができ、学習されたドライバーの減速操作を利用して、ドライバーの運転支援をするような際に、より早期に情報の提供等の運転支援を行なうことが可能になる。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、上記第1実施形態の(工程2)で設定した基準ノードNを減速終了ノードNからより近くの位置に更新する。
図9及び図10に示すように、ECU30は、基準ノードNを車両VMが通過したか否かを判定する(S501)。基準ノードNを車両VMが通過したときは(S501)、基準ノードNから車両VMから最も近いノードが切り替わったか否かを判定する(S502)。基準ノードNから車両VMから最も近いノードが切り替わり(S502)、ドライバーの減速行動が開始されたときは(S503)、ECU30は、減速開始前に車両走行方向反対側で車両VMから最も近いノード番号MのノードNをDB40に登録する(S504)。
ECU30は、切り替わったノードNから減速行動開始時の車両VMの位置までの距離d6を算出する(S505)。また、ECU30は、切り替わったノードNから基準ノードNまでの距離d7を算出する(S506)。また、ECU30は、(d7−d6)が閾値を超えているか否かを判定する(S507)。ECU30は、(d7−d6)が閾値以下のときは、基準ノードNで車両VMの基準ノードNからの走行距離を算出しても問題無いと判断し、ノードNを登録の対象としない(S507)。
(d7−d6)が閾値を超えており(S507)、減速行動が終了した場合(S508)、減速終了位置と減速終了ノードNとの距離が閾値以上と有効な減速行動であるときは(S509)、ECU30は当該ノードNを基準ノード候補としてDB40に仮登録する(S510)。ノード番号MのノードNを仮登録した回数あるいは基準ノード候補として仮登録ノードの内でノード番号MのノードNが仮登録された割合が閾値を超えているときは(S511)、ECU30は、基準ノードNとしてDB40に新たに登録する(S512)。また、ECU30は、これまでDB40に記録されていた基準ノードNから減速開始位置までの距離に(S513)。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、既に記憶された基準ノードNがあり、既に記憶された基準ノードNを車両VMが通過した後であってドライバーが減速操作を開始する前に既に記憶された基準ノードNよりも車両走行方向側に存在するノードNを車両が通過したときは、既に記憶された基準ノードNよりも車両走行方向側に存在するノードNに関するノード情報を新たな基準ノードNのノード情報として記憶する。これにより、基準ノードNを減速終了ノードNから近い方向に更新することができ、学習されたドライバーの減速操作を利用して、ドライバーの運転支援をするような際に、ドライバーにあまりに早期の減速操作を促して、ドライバーに目標に車両が到達する前に再度のアクセル操作をさせるような事態を避けることが可能となる。
また、本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、既に記憶された基準ノードNよりも車両走行方向側に存在するノードNと既に記憶された減速開始ノードとの距離(d7−d6)が閾値以下と近いときは、基準ノードNのノード情報を新たに記憶しない。これにより、車両走行方向側に存在するノードNが既に記憶された基準ノードNに近く、基準ノードNの更新の必要が無い場合にまで、頻繁に基準ノードNが更新されることを防止することができる。
以下、本発明の第4実施形態について説明する。上記第1〜3実施形態では、ドライバーの減速操作を学習したが、本発明はドライバーの加速操作や操舵操作の学習にも適用可能である。本実施形態では、ドライバーの操舵操作を学習する。
ドライバーの操舵操作を学習する場合、下記の工程で処理を行なう。
(工程A):ECU30は、図11の操舵操作を戻し始める位置(最も操舵操作量が大きい地点)P2を最も車両から近いノードとともに学習し、操舵操作エリア判定ノードを決定する。
(工程B):ECU30は、工程Aの操舵操作を支援するにあたり、図11の操舵操作を開始する位置P1の傾向より基準ノードを決定する。この場合、操舵操作の開始として減速操作を含めても良い。減速操作を含める場合は、減速開始位置の傾向により基準ノードを決定する。
(工程C):工程Bで決定した基準からの距離と走行データとを関連付けて学習する。すなわち、開始基準となるノードを通過してからの走行距離を算出し、各ドライバーの操舵開始等の操作位置を学習する。
本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、ドライバーの操舵角を0に戻し始める時における車両の位置P2から最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作戻し始めの基準となる操舵操作エリア判定ノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの操舵操作を学習する際に、安定する傾向にある操舵操作戻し始めに基づいて学習を行なうことができ、ドライバーの操舵戻し始めの基準として最も近く有用なノードを操舵操作エリア判定ノードとして記憶することができる。
また、本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、既に記憶された操舵操作エリア判定ノードがある場合に、ドライバーの操舵操作開始時における車両の位置P1から車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報をドライバーの操舵操作開始の基準となる基準ノードのノード情報として記憶するため、ドライバーの運転操作を学習する際に、ドライバーの操舵操作開始の基準として最も有用なノードを基準ノードとして記憶することができる。
また、本実施形態によれば、運転支援装置10のECU30及びDB40が、基準ノードからドライバーの操舵操作開始時における車両の位置P1までの車両の走行距離を記憶するため、ドライバーの操舵操作をより精度良く学習することが可能となる。
以下、本発明の第5実施形態について説明する。図12に示すように、本実施形態では、本発明の車両用情報処理装置を情報処理センター100として構成している。情報処理センター100では、通信装置24により複数の車両から必要なデータを受信し、ECU30は上記第1〜第4実施形態の車載の運転支援装置10と同様の情報処理を行い、その結果をDB40に記憶する。さらに、通信装置24は、DB40内に記憶された情報を複数の車両に送信する。
本実施形態によれば、情報処理センター100のECU30及びDB40が、地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する。このため、データベースを情報処理センター等で利用することにより、位置情報として緯度・経度を用いる場合に比べて誤差が大きくなることを防止して精度を高めることができる。また、地図データベース上で交差点等の道路上の具体的な施設に関する情報が少ない場合にも、対応することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
本発明の車両用情報処理装置及びデータベースによれば、地図データベースに具体的な施設に関する情報が少なくとも、精度良くドライバーの運転操作を学習することが可能となる。
10 運転支援装置
21 GPS
22 車載カメラ
23 ミリ波レーダ
24 通信装置
25 車速センサ
26 ディスプレイ
27 ACCスイッチ
28 PCSスイッチ
30 ECU
40 DB
51 カーナビゲーションシステム
52 ブレーキアクチュエータ
53 アクセルアクチュエータ
54 スピーカ
100 情報処理センター

Claims (12)

  1. 地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶する記憶ユニットを備えた車両用情報処理装置。
  2. 前記記憶ユニットは、前記ドライバーの減速操作終了時における前記車両の位置から最も近い前記ノードに関するノード情報を前記ドライバーの減速操作終了の基準となる減速終了ノードのノード情報として記憶する、請求項1に記載の車両用情報処理装置。
  3. 前記記憶ユニットは、既に記憶された前記減速終了ノードがある場合に、前記ドライバーの減速操作開始時における前記車両の位置から前記車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報を前記ドライバーの減速操作開始の基準となる減速開始ノードのノード情報として記憶する、請求項1又は2に記載の車両用情報処理装置。
  4. 前記記憶ユニットは、前記ドライバーの減速操作終了時における前記車両の位置と既に記憶された前記減速終了ノードとの距離が閾値以上となったときは、前記減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しない、請求項3に記載の車両用情報処理装置。
  5. 前記記憶ユニットは、前記減速開始ノードから前記ドライバーの減速操作開始時における前記車両の位置までの前記車両の走行距離を記憶する、請求項3又は4に記載の車両用情報処理装置。
  6. 前記記憶ユニットは、既に記憶された前記減速開始ノードがあり、既に記憶された前記減速開始ノードを前記車両が通過する前に前記ドライバーが減速操作を開始し、既に記憶された前記減速開始ノードよりも前記車両走行方向反対側に存在するノードと前記ドライバーの減速操作開始時における前記車両の位置との距離が閾値未満であるときは、既に記憶された前記減速開始ノードよりも前記車両走行方向反対側に存在するノードに関するノード情報を新たな前記減速開始ノードのノード情報として記憶する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両用情報処理装置。
  7. 前記記憶ユニットは、既に記憶された前記減速開始ノードがあり、既に記憶された前記減速開始ノードを前記車両が通過した後であって前記ドライバーが減速操作を開始する前に既に記憶された前記減速開始ノードよりも前記車両走行方向側に存在するノードを前記車両が通過したときは、既に記憶された前記減速開始ノードよりも前記車両走行方向側に存在するノードに関するノード情報を新たな前記減速開始ノードのノード情報として記憶する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両用情報処理装置。
  8. 前記記憶ユニットは、既に記憶された前記減速開始ノードよりも前記車両走行方向側に存在するノードと既に記憶された前記減速開始ノードとの距離が閾値以下のときは、前記減速開始ノードのノード情報を新たに記憶しない、請求項7に記載の車両用情報処理装置。
  9. 前記記憶ユニットは、前記ドライバーの操舵角を0に戻し始める時における前記車両の位置から最も近い前記ノードに関するノード情報を前記ドライバーの操舵操作戻し始めの基準となる操舵戻し始めノードのノード情報として記憶する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用情報処理装置。
  10. 前記記憶ユニットは、既に記憶された前記操舵戻し始めノードがある場合に、前記ドライバーの操舵操作開始時における前記車両の位置から前記車両の走行方向反対側に最も近いノードに関するノード情報を前記ドライバーの操舵操作開始の基準となる操舵開始ノードのノード情報として記憶する、請求項9に記載の車両用情報処理装置。
  11. 前記記憶ユニットは、前記操舵開始ノードから前記ドライバーの操舵操作開始時における前記車両の位置までの前記車両の走行距離を記憶する、請求項10に記載の車両用情報処理装置。
  12. 地図データで地図上の地点を特定するノードに関するノード情報と車両のドライバーの運転操作とを関連付けて記憶するデータベース。
JP2012534845A 2010-09-22 2010-09-22 車両用情報処理装置及びデータベース Active JP5700047B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2010/066354 WO2012039026A1 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 車両用情報処理装置及びデータベース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012039026A1 true JPWO2012039026A1 (ja) 2014-02-03
JP5700047B2 JP5700047B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=45873540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012534845A Active JP5700047B2 (ja) 2010-09-22 2010-09-22 車両用情報処理装置及びデータベース

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5700047B2 (ja)
WO (1) WO2012039026A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012073355A1 (ja) 2010-12-01 2012-06-07 トヨタ自動車株式会社 車両用情報処理装置及びデータベース
JP5655107B2 (ja) 2013-03-29 2015-01-14 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 減速終了地点記憶システム、運転支援システム、運転支援方法及びコンピュータプログラム
JP6081402B2 (ja) * 2014-04-22 2017-02-15 本田技研工業株式会社 走行支援装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174314A (ja) * 2003-11-21 2005-06-30 Nissan Motor Co Ltd 道路情報作成・配信装置、車載装置、道路情報作成・配信システム
JP2005329781A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Denso Corp 車両制御装置
JP2006293683A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Denso Corp 車両用運転者支援装置
JP2006321291A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の走行軌跡生成方法、及びそれを利用した駐車支援装置
JP2008037201A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2008062751A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Denso Corp 駐車支援装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174314A (ja) * 2003-11-21 2005-06-30 Nissan Motor Co Ltd 道路情報作成・配信装置、車載装置、道路情報作成・配信システム
JP2005329781A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Denso Corp 車両制御装置
JP2006293683A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Denso Corp 車両用運転者支援装置
JP2006321291A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の走行軌跡生成方法、及びそれを利用した駐車支援装置
JP2008037201A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2008062751A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Denso Corp 駐車支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5700047B2 (ja) 2015-04-15
WO2012039026A1 (ja) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10215572B2 (en) Map update determination system
JP6411956B2 (ja) 車両制御装置、および車両制御方法
CN109426261B (zh) 自动驾驶装置
JP5703597B2 (ja) 運転支援装置
CN110678372B (zh) 车辆控制装置
JP2018176935A (ja) 自動運転装置
JP2019038425A (ja) 自動運転装置
WO2007132858A1 (ja) 支援制御装置
JP7189691B2 (ja) 車両の走行制御システム
JP7156989B2 (ja) 走行制御装置、走行制御方法、およびプログラム
JP5660139B2 (ja) 車両用情報処理装置及びデータベース
CN111806462B (zh) 车辆控制装置
US20200292332A1 (en) Map information distribution system and vehicle
JP5700047B2 (ja) 車両用情報処理装置及びデータベース
CN111754799A (zh) 图像信息收集系统和车辆
JP6705270B2 (ja) 移動体の自動運転制御システム
JP2020045039A (ja) 車両制御方法及び車両制御装置
JP2019156355A (ja) 車両制御装置
JP2017194930A (ja) 移動体の自動運転制御システム
JP5664568B2 (ja) 運転支援装置
JPWO2012017513A1 (ja) 車両用情報処理装置
JP5589877B2 (ja) 車両用情報処理装置
JP2021138245A (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
JP6705271B2 (ja) 移動体の自動運転制御システム
US20220289236A1 (en) Movement control system, movement control method, non-transitory computer-readable storage medium storing control program, and control device

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5700047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151