JPWO2012035633A1 - カテーテル及びカテーテル組立体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ガイドワイヤによる人体の内腔へのカテーテルの挿入性を改善する技術の提供を目的とする。本発明は、ガイドワイヤ61によって誘導されるカテーテル12を提供する。本カテーテル12は、先細のテーパ形状の先端部25aを有しガイドワイヤ61が挿通するための第1のワイヤルーメン23が形成されている誘導部21と、先端部25aの内部に装着されて第1のワイヤルーメン23に連通する第2のワイヤルーメン24aが形成されているインナチップ24と、を備える。本構成によれば、病変によって極端に狭まった領域や石灰化して硬化した領域といった通過が困難な部位の通過を円滑化させるための設計自由度を提供することができる。

Description

本発明は、使用に際して冠動脈といった導入目的箇所に遠位端側が導入されるカテーテル組立体に関するものである。
従来から、アウタカテーテルと、アウタカテーテルの挿入を補助するインナカテーテルとを備えるカテーテル組立体が提案されている。カテーテル組立体では、先後に開口するガイドワイヤルーメンが内部に形成された先細の先端部を有するインナカテーテルを人体の内腔に進入させ、内腔に進入したインナカテーテルを使用してアウタカテーテルを誘導することができる。特許文献1は、このようなカテーテル組立体において、カテーテルの挿入を補助しつつ、アウタカテーテルに対する相対的な進退がし易く、アウタカテーテルに先行させてもガイドワイヤを交換可能とする技術を開示している。
特開2008−142351号公報
しかし、人体の内腔へのインナカテーテルの挿入において、人体の内腔には屈曲した箇所や細くなっている箇所があり、インナカテーテルの挿入がスムーズにできない場合があった。さらに、本問題は、カテーテル組立体に限られず、カテーテル一般に共通する問題であることが本発明者によって見出された。
本発明は、上述の従来の課題を解決するために創作されたものであり、ガイドワイヤによる人体の内腔へのカテーテルの挿入性を改善する技術の提供を目的とする。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
手段1.ガイドワイヤによって誘導されるカテーテルであって、
先細のテーパ形状の先端部を有し、前記ガイドワイヤが挿通するための第1のワイヤルーメンが形成されている誘導部と、
前記先端部の内部に装着され、前記第1のワイヤルーメンに連通する第2のワイヤルーメンが形成されているインナチップと、
を備えるカテーテル。
手段1では、ワイヤルーメンが形成されているインナチップが先端部に装着されているので、先端部の弾性特性とインナチップの弾性特性と両者の装着状態(構造状態)によってガイドワイヤへの誘導部の先端の追従特性を調整することができる。これにより、病変によって極端に狭まった領域や石灰化して硬化した領域といった通過が困難な部位の通過を円滑化させるための設計自由度を提供することができる。さらに、インナチップの材料選択においては、ガイドワイヤとの低摩擦特性を重視した選択を可能とすることもできる。
手段2.前記インナチップは、前記先端部から遠位側に突出する突出部を備える手段1に記載のカテーテル。
手段2は、インナチップが先端部から遠位側に突出する突出部を備えている。このように、突出部は、インナチップの一部を構成しているので、突出部を先端部に対して接続する場合に比較して、突出部の境界部分での折れ曲がりを抑制することができる。
手段3.前記インナチップは、前記先端部よりも大きな縦弾性係数を有している手段2に記載のカテーテル。
手段3では、先端部よりも大きな縦弾性係数を有しているので、たとえばインナチップの突出部の先端に印加された横荷重が先端部のテーパ領域において柔軟に吸収される。これにより、折れ曲がりの発生をさらに抑制することができる。
手段4.前記インナチップは、前記インナチップと前記先端部とが非固定部位を挟んで複数の固定部で固定されている手段1乃至3のいずれか1つに記載のカテーテル。
手段4では、インナチップと先端部とが非固定部位を挟んで複数の固定位置(二以上の数)で固定されているので、インナチップと先端部とで構成される二重管構造の各部における曲げ剛性を弱める方向に調整して先端部の動的な変形挙動を改善させることができる。
本発明者は、カテーテルの体内への誘導に関する動的な解析を行った結果、突出部と先端部の動的な変形挙動をインナチップと先端部とで構成することによって改善し、これにより体内への誘導を円滑化する構造体を新規に創作することに成功した。
手段5.前記複数の固定部は、前記先端部の遠位端から延びている遠位側固定部と、前記先端部の近位端から延びている近位側固定部と、を含む手段4に記載のカテーテル。
手段5では、先端部の遠位端から延びている遠位側固定部と、先端部の近位端から延びている近位側固定部とを含む複数の固定部で固定されているので、先端部の中間位置を跨ぐ広い領域の弾性変形をコントロールすることができる。
手段6.前記インナチップには、放射線の透過を抑制する複数のマーカが装着されている手段1乃至5のいずれか1つに記載のカテーテル。
手段6では、インナチップに放射線の透過を抑制する複数のマーカが装着されているので、複数のマーカの相互の位置関係の精度を向上させることができる。
手段7.前記遠位側固定部と前記近位側固定部とにおいて、前記先端部と前記インナチップとの間に放射線の透過を抑制するマーカが装着されている手段5に記載のカテーテル。
手段7では、先端部とインナチップとの間に放射線(たとえばX線)の透過を抑制するマーカが装着されているので、従来の方法と比較して、高精度での配置と明確な輪郭とを実現させることができる。従来の方法では、タングステンなどの放射線(X線)を透過しない材料からなる粉末を含む樹脂を用いて先端部において筒状のマーカ領域が形成されていたが、高精度での配置が困難で輪郭も不明瞭となるという問題を生じさせていた。しかし、マーカの装着では、このような問題が生じないからである。
手段8.前記第1のワイヤルーメンは、前記第2のワイヤルーメンよりも大きな内径を有している手段1乃至6のいずれか1つに記載のカテーテル。
手段8では、メインワイヤルーメンは大きな内径を有しているので、ワイヤルーメン内における長い領域においてワイヤの摩擦を低減させることができる。一方、インナチップ内のワイヤルーメンは、先端部の短い領域において狭くしてワイヤへの追従性を重視した内径を設定することができる。これにより、ワイヤの摩擦低減と追従性の両立を実現することができる。
手段9.アウタカテーテルの挿入を補助するためのカテーテルであって、
前記カテーテルは、前記先端部の少なくとも一部が、前記アウタカテーテルの遠位端から遠位側に突出した状態で装着されるように構成されたインナカテーテルである手段1乃至8のいずれか1つに記載のカテーテル。
本発明は、アウタカテーテルの挿入を補助するために使用されるインナカテーテルにも適用することができるとともに、以下のカテーテル組立体にも適用可能である。
手段10.手段9に記載のインナカテーテルと、
前記アウタカテーテルと、
を備えるカテーテル組立体。
カテーテル組立体10を構成する部材を示す正面図。 インナカテーテル12の遠位端側の縦断面図。 インナカテーテル12のテーパ領域25aを示す拡大断面図。 ガイディングカテーテル62内に挿通された状態におけるカテーテル組立体10の縦断面。 カテーテル組立体10のA―A線断面図。 左冠動脈BV4にカテーテル組立体10が導入されている様子を説明するための模式図。 放射線不透過材料を用いて形成された筒状のマーカ領域29a、29bを示す断面図。 変形例のアウタカテーテル11aを示す外観図。
以下、カテーテル組立体に本発明を適用した場合の一の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、カテーテル組立体10を構成する部材を示す正面図である。カテーテル組立体10は、アウタカテーテル11とインナカテーテル12とを備えている。アウタカテーテル11は、冠動脈の末梢狭窄病変部に図示しないバルーンカテーテルなどを導入するために利用されるデリバリ用のカテーテルである。インナカテーテル12は、アウタカテーテル11に対して先行することで、アウタカテーテル11の挿入を補助する挿入補助具である。インナカテーテル12は、アウタカテーテル11を生体内の病変部に挿入する際にアウタカテーテル11内に挿通されて使用される。
アウタカテーテル11は、アウタ管部41とアウタシャフト部42とを備えている。アウタ管部41は、遠位端から近位端側(基端側)の途中位置までであってアウタカテーテル11の遠位端側を構成している。アウタシャフト部42は、アウタ管部41よりも近位端側を構成している。
アウタ管部41は、アウタ孔としてアウタ管孔(アウタルーメン)43が内部に形成されて全体として管状をなしている。アウタ管孔43は、遠位端部及び近位端部の両方において開放されるようにして軸線方向の全体に亘って形成されている。アウタ管孔43は、インナカテーテル12及びガイドワイヤ(後述)を挿通させるために利用される。アウタ管孔43には、インナカテーテル12が取り外された状態においては病変部に対する治療を行うためのバルーンカテーテル(図示省略)などのカテーテルが挿通される。
アウタ管孔43は、軸線方向の略全体に亘って孔径dが一定となるように形成されている。孔径dは、インナ管部21におけるテーパ領域25aと近位端開口23bとの間の領域の外径、すなわちインナ管部21の最大外径よりも若干大きい程度となっている。アウタ管部41は、ポリエーテルブロックアミド共重合体(PEBAX)により形成されていることで屈曲した血管への追従を可能とする柔軟性が確保されている。アウタ管部41の内周面は、アウタ管孔43内においてインナカテーテル12や他のカテーテルを摺動させる際の抵抗を低減させるべく、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)により摩擦低減層(図示省略)が形成されている。なお、インナ管部21は誘導部とも呼ばれる。
アウタ管部41の材料は、PEBAXなどのポリアミドエラストマに限定されることはなく、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリイミドエラストマ、シリコーンゴム、天然ゴムなどを用いてもよい。これらの材料を、上述したインナ管部21に対して利用してもよい。また、摩擦低減層(図示省略)を形成する材料はPTFEに限定されることはなく、他のフッ素系樹脂や、無水マレイン酸共重合体などの親水性ポリマを用いてもよい。
アウタ管部41の遠位端部には、アウタ管部41に比べて柔軟性が高められたアウタ側チップ46を有している。これにより、アウタ管部41の遠位端部が血管壁に接触した場合であってもその際に血管壁に与える負荷が低減される。アウタ側チップ46は、本実施形態では、アウタ管部41と同一の材料により形成されているが、異なる材料により形成してもよい。
アウタ管部41の近位端部には、ジョイントリング51を利用してアウタシャフト部42に接続されている。アウタシャフト部42は、ステンレスやNi−Ti合金などの金属又はナイロンなどの樹脂により円柱状に形成されている。アウタシャフト部42は、遠位端側の端部に先細り部53が設けられているとともに、近位端側の端部にアウタ摘み部47が設けられている。アウタシャフト部42は、先細り部53及びアウタ摘み部47を除いてその軸線方向の全体に亘って概ね外径が一定となっている。
アウタシャフト部42には、アウタカテーテル11の生体内への挿入量を目視確認するための2つのマーカ48a,48bが設けられている。マーカ48aは、アウタカテーテル11の遠位端部から1000mm近位端側の位置において、たとえば着色された樹脂やプラチナのリングを装着することによって形成されている。マーカ48aの位置は、ガイディングカテーテル(後述)からアウタカテーテル11が出始める位置に対応している。マーカ48bは、アウタカテーテル11の遠位端部から1200mm近位端側の位置に形成されている。マーカ48bの位置は、バルーンカテーテルなどの他のカテーテルがアウタ開口43aの位置に達したことを確認するための位置である。
ジョイントリング51は、アウタカテーテル11の内部に埋め込まれており、埋め込まれた部分の範囲として図1において図示されている。ジョイントリング51は、ステンレスなどの金属により筒状又は管状に形成されている。ジョイントリング51は、アウタシャフト部42の先細り部53にレーザ照射によるスポット溶接で固定された状態において、アウタ管部41に埋め込まれている。これにより、アウタ管部41とアウタシャフト部42とが相互に固定されている。
インナカテーテル12は、インナ管部21とインナシャフト部22とインナ摘み部36とを備えている。インナ管部21は、遠位端から近位端側(基端側)の途中位置までであってインナカテーテル12の遠位端側を構成している。インナシャフト部22は、インナ管部21よりも近位端側を構成している。
図2は、インナカテーテル12の遠位端側の縦断面図である。図3は、インナカテーテル12のテーパ領域25aを示す拡大断面図である。インナ管部21は、遠位端側でインナチップ24の管孔24aに連通し、近位端部にて開放されるようにして軸線方向の全体に亘って形成されたガイドワイヤルーメン23をインナ孔として有しており、全体として管状をなしている。ガイドワイヤルーメン23は、ガイドワイヤを挿通させるために利用されるものである。
インナ管部21には、図2に示されるようにインナシャフト部22が固定されている。インナシャフト部22は、管状に形成されたハイポ管31と延長管部32とを備えている。ハイポ管31はステンレスやNi−Ti合金などの金属又はポリイミドなどの樹脂により管状に形成されており、延長管部32はポリアミドなどの合成樹脂により管状に形成されている。延長管部32は、ハイポ管31の遠位端部を外周側から覆いさらにインナシャフト部22をハイポ管31よりも遠位端側へと延長させるように形成されている。なお、ハイポ管31の外径は、本実施形態では、0.5mmとなっており、アウタシャフト部42の外径と同一又は略同一となっている。
インナ管部21とインナシャフト部22の接続構造は以下のとおりである。インナ管部21が有するベース管部25の内部には、ガイドワイヤルーメン23の近位端開口23bからテーパ領域25aの位置に亘って、連結用管部27が形成されている。連結用管部27には、軸線方向に延びる連結用管孔(連結用ルーメン)28が形成されている。連結用管孔28の遠位端側は、テーパ領域25aを構成する壁部により閉塞されている一方、近位端側が開放されている。
連結用管孔28には、シャフト側管孔(シャフト側ルーメン)33が連通された状態において、延長管部32が連結用管部27に熱溶着されている。シャフト側管孔33は、ハイポ管31と延長管部32の各管孔(ルーメン)よりなる管孔である。この熱溶着は、芯材34によって補強されている。芯材34は、ステンレスやNi−Ti合金などの金属又はナイロンなどの樹脂により形成されたワイヤであり、ハイポ管31の内周面に対して接合されている。あるいは、芯材34は、その近位端(基端)を延ばしてインナ摘み部36に固定するようにしても良い。ハイポ管31は、らせん状のスリット35aによって部分的に剛性低下領域35(図2参照)が形成されている。
近位端開口23bは、開口面が軸線方向に対して傾斜するように形成されており、広い開口面積が確保されている。近位端開口23bの近傍には、タングステンなどの放射線を透過しない材料を用いて筒状に形成されたインナ開口用のマーカ37が造影部として設けられている。これにより、カテーテル組立体10を生体内に挿入した場合であっても施術者は近位端開口23bの位置を確認することができる。
一方、インナカテーテル12の遠位端側は、ガイドワイヤ(後述)への追従性や人体の内腔への円滑な進行を実現するために以下のように構成されている。
インナ管部21はテーパ領域25aを有しており、そのテーパ領域25aにおいては近位端21mから遠位端21eに向けて外径が除々に小さくなっている。ガイドワイヤルーメン23には、インナチップ24の内部に形成されている管孔24aが連通している。これにより、ガイドワイヤルーメン23は比較的に大きな内径を有しているので、ガイドワイヤルーメン23の内部における長い領域においてワイヤの摩擦を低減させることができる。一方、インナチップ24の内部の管孔24aは、先端部の短い領域において狭くしてガイドワイヤ61への追従性を重視した内径を設定することができる。この結果、ワイヤの摩擦低減と追従性の両立が実現されることになる。なお、ガイドワイヤルーメン23は、第1のワイヤルーメンとも呼ばれる。インナチップ24の内部に形成されている管孔24aは、第2のワイヤルーメンとも呼ばれる。
インナ管部21の内部には、インナチップ24が溶着されている。インナ管部21とインナチップ24との間には、プラチナ製のリング状(あるいは筒状)の2つのテーパ領域用マーカ26a、26bが埋め込まれて装着されている。インナ管部21とインナチップ24は、テーパ領域用マーカ26aを覆う溶着領域W1と、テーパ領域用マーカ26bを覆う溶着領域W2との2箇所で溶着されている。2つの溶着領域W1,W2の間には、溶着されていない非溶着領域NWが残されている。
溶着領域W1は、テーパ領域25aの遠位端21eからテーパ領域用マーカ26aよりも近位側の位置まで延びている。溶着領域W2は、テーパ領域25aの近位端21mからテーパ領域用マーカ26bよりも遠位側の位置まで延びている。このように、遠位端21eと近位端21mが溶着されているためインナチップ24がその端部から剥がれるということが防止される。なお、インナ管部21へのインナチップ24の接合方法は溶着だけでなく、接着で接合されていてもよい。
テーパ領域用マーカ26a,26bは、以下のような方法で装着される。先ず、テーパ領域用マーカ26a,26bがインナチップ24に固定される。次に、テーパ領域用マーカ26a,26bが装着されたインナチップ24がインナ管部21に挿入される。最後に、テーパ領域用マーカ26a,26bの範囲をカバーする溶着領域W1,W2において溶着される。これにより、2つのテーパ領域用マーカ26a、26bの相互の位置関係の精度を顕著に向上させた状態で強固に装着されることになる。
2つの溶着領域W1,W2は、テーパ領域25aにおいて以下のように配置されている。テーパ領域25aは、領域Tの範囲に渡って外形が一定の勾配で変化する領域として構成されている。2つの溶着領域W1,W2は、テーパ領域25aの軸線方向の中間位置の遠位端側と近位端側の双方に配置され、非溶着領域NWが中間位置を跨いでいる。中間位置は、テーパ領域25aの遠位端と近位端の中間の位置であり、遠位端から領域Tの半分(T/2)だけ近位端側の位置である。なお、勾配の変化は非線形(曲線)であってもよい。
インナチップ24及びインナ管部21は、いずれもポリエーテルブロックアミド共重合体(PEBAX)により形成されている。ただし、インナチップ24は、インナ管部21よりも大きな縦弾性係数を有し、かつインナ管部21よりも小さな摩擦係数を有する材料で構成されている。このように、インナチップ24の摩擦係数が小さいのでガイドワイヤ61との摩擦をさらに低減させることができる。一方、インナチップ24は、インナ管部21の遠位端21eから所定の長さδだけ突出して突出部24bを形成している。
本発明者は、このようなインナチップ24とインナ管部21の二重管構造が以下のような弾性特性を有し、この弾性特性が自由に調整可能であることを見出した。第1の特性は、インナチップ24とインナ管部21の境界部分を形成する遠位端21eにおいて応力集中が発生しにくいという特性である。
これにより、突出部24bの境界部分での折れ曲がりに起因する進入不可能状態を抑制することができる。本実施形態では、さらにインナチップ24の縦弾性係数がインナ管部21よりも大きくなるように設定されているので、たとえばインナチップ24の先端に印加された横荷重がインナ管部21のテーパ領域25aの先端領域において柔軟に吸収されることになる。これにより、折れ曲がりの抑制を顕著とすることができる。
第2の特性は、この二重管構造は、2つの溶着領域W1,W2と非溶着領域NWの設定によって、インナチップ24とインナ管部21の間が固定されていないので、二重管構造の各部における曲げ剛性を弱めることができるという特性である。屈曲時におけるインナチップ24とインナ管部21の間の相互の摺動を許容しているので、二重管構造の各部における曲げ剛性を弱めることができる、すなわち比較的高い柔軟性を維持できるという特性である。
第3の特性は、2つの溶着領域W1,W2と非溶着領域NWの設定は、インナ管部21の軸線方向において2つの溶着領域W1,W2の各々の幅、テーパ領域25aにおける各位置、テーパ形状、および非溶着領域NWの幅といった多くの設計自由度を有しているという特性である。本二重構造体は、本発明者がカテーテルの体内への誘導に関する動的な解析を行った結果、突出部と先端部の動的な変形挙動をインナチップと先端部とで構成することによって改善し、これにより体内への誘導を顕著に円滑化することができるという知見を得るとともに、その知見に基づいて創作されたものである。
具体的には、本実施形態では、溶着領域W1が中間位置よりもインナ管部21の遠位端21eに近い位置に配置され、溶着領域W2が中間位置よりも近位端に近い位置に配置されている。これにより、二重構造体の弾性特性の設定の際において、テーパ領域25aの中間位置を跨ぐ広い領域を有効利用することができる。さらに、非溶着領域NWは、中間位置を跨ぐ広い領域に設定することができるので、減衰機能も高めることができる。なお、2つの溶着領域W1,W2は固定部とも呼ばれる。非溶着領域NWは非固定部位とも呼ばれる。なお、溶着領域W1は遠位側固定部とも呼ばれる。溶着領域W2は近位側固定部とも呼ばれる。
次に、アウタカテーテル11に対してインナカテーテル12を挿通させてカテーテル組立体10を心臓の冠動脈に挿通させるための操作内容について、図4乃至図6を参照しながら説明する。
図4は、ガイディングカテーテル62内に挿通された状態におけるカテーテル組立体10の縦断面である。図4では、カテーテル組立体10には、アウタカテーテル11とインナカテーテル12とが含まれ、ガイドワイヤ61が挿通されている。図5は、カテーテル組立体10のA―A線断面図である。図6は、左冠動脈BV4にカテーテル組立体10が導入されている様子を説明するための模式図である。
医療従事者は、図6に示されるようにガイディングカテーテル62を使用してカテーテル組立体10の先端部を左冠動脈BV4の入口に誘導する。左冠動脈BV4の入口へは、ガイディングカテーテル62に予め形成されている形状によって、下行大動脈BV1、大動脈弓BV2及び上行大動脈BV3を経て誘導される。本誘導では、先ずガイドワイヤ61が挿通されているガイディングカテーテル62が左冠動脈BV4の入口に誘導される。
次に、医療従事者は、カテーテル組立体10をガイディングカテーテル62とガイドワイヤ61とによって左冠動脈BV4の入口に誘導する。カテーテル組立体10は、図4及び図5に示されるように組立てられた状態において、ガイディングカテーテル62の内部を通過する。カテーテル組立体10は、アウタカテーテル11のアウタ管孔43の内部にインナカテーテル12のインナ管部21が挿入された状態となっている。ただし、ガイドワイヤ61とカテーテル組立体10が挿入された状態でガイディングカテーテル62を挿入するようにしてもよい。
次に、医療従事者は、ガイドワイヤ61をさらに左冠動脈BV4の奥に進入させる。医療従事者は、ガイドワイヤ61が十分な距離だけ左冠動脈BV4の奥に挿通したことを確認し、インナカテーテル12をガイドワイヤ61に追従させつつインナカテーテル12を左冠動脈BV4の奥に進入させる。
医療従事者は、左冠動脈BV4の奥に進入したインナカテーテル12を使用して、アウタカテーテル11を目的位置に進入させることができる。医療従事者は、アウタカテーテル11の目的位置への進入の確認の後に、インナカテーテル12を引き抜く。これにより、医療従事者は、目的位置への治療用のカテーテルの進入経路を確保したことになる。すなわち、ガイディングカテーテル62とアウタカテーテル11とによって形成された内部空間を利用して様々な治療用あるいは検査用のカテーテルを進入させることができる。
本発明者は、左冠動脈BV4の内部におけるインナカテーテル12の進入が左冠動脈BV4の病変に起因して阻害される状況についての分析を行った。この分析の結果、主としてソフトチップが折れ曲がって、これに起因して進入不可能な状態が発生することが見出された。ソフトチップは、従来技術において突出部24b(図3参照)に相当する外径を有する部材である。従来技術では、ソフトチップは、ベース管部25の遠位端に溶着によって接続されていた。ソフトチップの折れ曲がりは、この接続部における応力集中が主な原因となっていることが本発明者によって見出された。
本発明者は、このような解析に基づいて、インナチップ24とインナ管部21の二重管構造を創作し、突出部24bの折れ曲がりに起因する進入不可能状態を抑制することが可能であることを見出した。本実施形態では、特に縦弾性係数がインナ管部21よりも大きくなるように設定されているので、たとえばインナチップ24の先端に印加された横荷重がインナ管部21のテーパ領域25aの先端領域において柔軟に吸収されることになる。これにより、突出部24bの折れ曲がりに対する耐性を強化することができる。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
(1)突出部24bの折れ曲がりに起因する進入不可能状態を抑制することができる。(2)非溶着領域NWの設定によって、二重管構造の荷重状態から開放されたときの反動(スプリングバック)を緩和することができる。(3)複数の溶着領域と非溶着領域の設定によって二重管構造の各部分の弾性特性を自由に設定することができる。
(他の実施の形態)
本発明は上記各実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
(1)上記各実施の形態では、テーパ領域25aの両端部においてテーパ領域用マーカ26a,26bを含む領域が溶着されている。しかし、このような構成に限られず、テーパ領域25aの遠位端21eからテーパ領域用マーカ26aよりも遠位側の位置まで、およびテーパ領域25aの近位端21mからテーパ領域用マーカ26bよりも近位側の位置までを溶着するようにしてもよい。このように溶着した場合でも、テーパ領域用マーカ26a,26bはインナチップ24に固定されているため、テーパ領域用マーカ26a,26bがずれるということがない。あるいは、テーパ領域25aの遠位端21eからテーパ領域用マーカ26aの近位端と遠位端の間の位置まで、およびテーパ領域25aの近位端21mからテーパ領域用マーカ26bの近位端と遠位端の位置までを溶着するようにしてもよい。また、近位端部を溶着することなく遠位端部のみを溶着してもよい。
(2)上記各実施の形態では、インナ管部21のマーカ26a,26bがインナチップ24とインナ管部21との間にプラチナリングとして装着されている。しかし、このような構成に限られず、図7に示されるようにタングステンなどの放射線(X線)を透過しない材料からなる粉末が混合された樹脂を用いてインナ管部21において筒状のマーカ領域29a、29bを形成するようにしてもよい。ただし、マーカ領域29a、29bの形成は、一般に高精度での配置が困難で輪郭も不明瞭となる傾向があった。しかし、上述の実施形態の放射線を透過しない金属体を使用する構成によれば、高精度での配置と明確な輪郭とを実現させることができる。
放射線不透過材料の混入は弾性特性を急変させるので、先端部としてのインナ管部21の進入性を悪化させるという問題を生じさせる。特に、インナ管部21の遠位側におけるマーカ領域29aは、インナ管部21の直径が小さい領域なので放射線不透過材料の混入領域の比率が高く、顕著な問題を生じさせることになる。しかし、上述の実施形態では、放射線不透過材料の混入に起因する本問題を回避することができる。
(3)上記各実施の形態では、デバイス(バルーンカテーテル等)をデリバリするためのアウタカテーテルが例示されているが、たとえば吸引カテーテルとして機能するアウタカテーテルとして構成するようにしても良い。たとえば図8に示されるように、変形例のアウタカテーテル11aは、吸引用のルーメン(図示せず)が内部に形成されている遠位端側のチューブ構造体41aと、チューブ構造体41aに比べて柔軟性が高められたアウタ側チップ46aと、近端側のチューブ構造体42aと、アウタ摘み部47aとを有している。このように、アウタカテーテル11aは、その内部に吸引用のルーメンを備えているので、吸引カテーテルとして機能することができる。なお、アウタカテーテル11aの吸引用のルーメンはバルーンカテーテル等のデバイスを通過させるのに十分な径を有しているので、アウタカテーテル11aをデバイスデリバリ用のカテーテルとして機能させることもできる。
(4)上記各実施の形態では、インナチップ24がインナ管部21よりも大きな縦弾性係数を有する材料で構成されているが、インナ管部21がインナチップ24よりも大きな縦弾性係数を有する材料で構成するようにしてもよい。こうすれば、インナチップ24との挿入時における人体組織への負担を軽減させることができる。
(5)上記各実施の形態では、インナチップ24がインナ管部21の軸線方向に装着されているが、インナチップ24がインナ管部21の軸線方向に対して傾斜して装着されていても良い。
(6)上記各実施の形態では、ラピッドエクスチェンジタイプ(Rxタイプ)のカテーテル組立体を例示しているが、オーバーザワイヤタイプ(OTWタイプ)のカテーテル組立体にも本発明は適用可能である。
(7)上記各実施の形態では、カテーテル組立体を例示しているが、カテーテル組立体に限られず、本発明をカテーテルに適用するようにしてもよい。
(8)上記各実施の形態では、デバイスをデリバリするためのカテーテルを例示して説明がなされているが、たとえば血管造影用カテーテルや血管留置カテーテル、吸引カテーテル、貫通カテーテルといったカテーテルに本発明を適用することができる。本発明は、一般的にガイドワイヤによって導かれるカテーテルに適用することができる。
10…カテーテル組立体、11…アウタカテーテル、12…インナカテーテル、21…インナ管部、21e…遠位端、22…インナシャフト部、23…ガイドワイヤルーメン、23b…近位端開口、24…インナチップ、24b…突出部、25…ベース管部、25a…テーパ領域。

Claims (10)

  1. ガイドワイヤによって誘導されるカテーテルであって、
    先細のテーパ形状の先端部を有し、前記ガイドワイヤが挿通するための第1のワイヤルーメンが形成されている誘導部と、
    前記先端部の内部に装着され、前記第1のワイヤルーメンに連通する第2のワイヤルーメンが形成されているインナチップと、
    を備えるカテーテル。
  2. 前記インナチップは、前記先端部から遠位側に突出する突出部を備える請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記インナチップは、前記先端部よりも大きな縦弾性係数を有している請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記インナチップは、前記インナチップと前記先端部とが非固定部位を挟んで複数の固定部で固定されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  5. 前記複数の固定部は、前記先端部の遠位端から延びている遠位側固定部と、前記先端部の近位端から延びている近位側固定部とを含む請求項4に記載のカテーテル。
  6. 前記インナチップには、放射線の透過を抑制する複数のマーカが装着されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカテーテル。
  7. 前記遠位側固定部と前記近位側固定部とにおいて、前記先端部と前記インナチップとの間に放射線の透過を抑制するマーカが装着されている請求項5に記載のカテーテル。
  8. 前記第1のワイヤルーメンは、前記第2のワイヤルーメンよりも大きな内径を有している請求項1乃至7のいずれか1項に記載のカテーテル。
  9. アウタカテーテルの挿入を補助するためのカテーテルであって、
    前記カテーテルは、前記先端部の少なくとも一部が前記アウタカテーテルの遠位端から遠位側に突出した状態で装着されるように構成されたインナカテーテルである請求項1乃至8のいずれか1項に記載のカテーテル。
  10. 請求項9に記載のインナカテーテルと、
    前記アウタカテーテルと、
    を備えるカテーテル組立体。
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