JPWO2012025948A1 - 直動機構及びロボット - Google Patents

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Abstract

磁気継手が切り離された場合に、磁気継手の接合関係の復帰が容易な直動機構及びロボットを提供する。直動機構(100)は、一軸方向に配置されたガイド(ボールネジナット113)に反力をとり、ガイドに沿って移動する移動部(114)と、ガイドに沿って摺動する摺動部(120)と、移動部(114)と摺動部(120)とを磁気的に接合する磁気継手(130)と、移動部(114)と摺動部(120)との接合関係を復帰させる復帰部材(140)と、を備える。

Description

本発明は直動機構及びロボットに関する。
例えば、特許文献1、2に開示されているように、磁気継手を用いた直動機構が知られている。特に、特許文献1の直動機構は、紐を介してブラインドを吊り下げ支持する回転軸にピニオンが設けられている。ピニオンには、上下方向に配置されたラックが噛み合わされている。ラックには磁気継手を成す一方の内側磁石が設けられている。内側磁石に向かい合うように、磁気継手を成す他方の外側磁石が配置されている。外側磁石は、駆動装置によって上下方向へ移動する。駆動装置を駆動して外側磁石を上下方向に移動させると、内側磁石も磁気誘引されて上下動する。これにより、ラックが上下動して、ピニオンが回転する。その結果、回転軸が回転し、ブラインドが開閉する。
特開平7−91153号公報 特許第2635226号公報
特許文献1の直動機構は、内側磁石又は外側磁石に過負荷が作用すると、相互の接合関係が破綻する。このとき、内側磁石と外側磁石との接合関係を復帰させるべく、原点位置の再調整等の処理が必要となる。そのため、内側磁石と外側磁石との接合関係が破綻した後の処理が煩雑となる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、磁気継手が切り離された場合に、磁気継手の接合関係の復帰が容易な直動機構及びロボットを提供することを目的とするものである。
本発明に係る直動機構は、一軸方向に配置されたガイドに反力をとり、前記ガイドに沿って移動する移動部と、前記ガイドに沿って摺動する摺動部と、前記移動部と前記摺動部とを磁気的に接合する磁気継手と、前記移動部と前記摺動部との接合関係を復帰させる復帰部材と、を備える。これにより、磁気継手が切り離されても、復帰部材によって再び磁気継手の接合関係を復帰させることができる。そのため、直動機構は磁気継手の接合関係の復帰が容易である。
前記摺動部には、前記一軸方向に間隔を開けて反力伝達部が形成されており、前記反力伝達部の間隔部分に前記移動部が配置され、前記反力伝達部と前記移動部との間に前記復帰部材が配置されていること、が好ましい。
前記摺動部における前記ガイドの軸回りの回転を拘束する拘束機構を備えること、が好ましい。
前記磁気継手として、前記移動部又は前記摺動部のいずれか一方に磁石が設けられ、他方に前記磁石に磁気誘引される部材が設けられ、前記磁石と前記磁石に磁気誘引される部材とは向かい合って配置されていること、が好ましい。
前記磁気継手は、前記ガイドを挟んで両側に配置されていること、が好ましい。これにより、磁気継手の接合力によって移動部が摺動部側に移動しようとする力を略相殺することができる。
前記移動部と前記摺動部との接合関係を補助する補助機構を備えること、が好ましい。これにより、磁気継手の負担を低減でき、磁気継手を小型化することができる。
前記移動部と前記摺動部との前記一軸方向への間隔を測定する測定部と、前記測定部の測定値が入力され、前記測定値に基づいて前記移動部に対する前記摺動部の変位を算出し、算出した変位が閾値以上であると、前記移動部の移動を停止させる制御部と、を備えること、が好ましい。これにより、移動部と摺動部との接合関係が安易に切り離されない。
本発明に係るロボットは、上記の直動機構を備える。これにより、磁気継手が切り離されても、復帰部材によって再び磁気継手の接合関係を復帰させることができる。そのため、直動機構は磁気継手の接合関係の復帰が容易である。
本発明によれば、磁気継手が切り離された場合に、磁気継手の接合関係の復帰が容易な直動機構及びロボットを提供することができる。
本発明に係る実施形態1のロボットを概略的に示す部分断面図である。 本発明に係る実施形態1の直動機構を概略的に示す水平断面図である。 本発明に係る実施形態1の直動機構の一部を概略的に示す側面図である。 磁気継手と復帰部材との特性を示す図である。 移動部に対する摺動部の変位を説明する図である。 本発明に係る実施形態1のロボットにおける、制御系のブロック図である。 本発明に係る実施形態2の直動機構における、磁気継手の構成を示す図である。 本発明に係る実施形態3の直動機構における、移動部と摺動部との関係を概略的に示す図である。 磁気継手の配置を概略的に示す図である。 本発明に係る実施形態4のロボットを概略的に示す正面図である。 本発明に係る実施形態5のロボットを概略的に示す正面図である。 本発明に係る実施形態5のロボットにおける、制御系のブロック図である。
<実施形態1>
本発明に係る直動機構及びロボットの実施形態1を、図面に基づいて説明する。
ロボット1は、図1乃至3に示すように、直動機構100と、ロボットアーム200と、を備える。直動機構100は、駆動機構110と、摺動部120と、磁気継手130と、復帰部材140と、拘束機構150と、を備える。
駆動機構110は、基台111と、駆動モータ112と、ギアトレイン(図示を省略)と、ボールネジナット(ガイド)113と、移動部114と、を備える。具体的に云うと、基台111に駆動モータ112が搭載されている。基台111内にギアトレインが内蔵されている。基台111にボールネジナット113が回転可能に支持されている。つまり、ボールネジナット113は上下方向に配置されている。駆動モータ112の回転駆動力はギアトレインを介してボールネジナット113に伝達される。
移動部114は、磁気継手130を介して摺動部120を移動させた際に、上下方向に振られない厚さを備える。移動部114は、図1に示すように、上下方向に貫通穴を備える。この貫通穴に雌ネジが形成され、雌ネジ部1141とされている。雌ネジ部1141は、ベアリングを介してボールネジナット113に噛み合わされている。移動部114は、磁気継手130を成す第1の磁気部材(磁石)131を備える。
摺動部120は、基部121と、反力伝達部122と、を備える。基部121は、ロボットアーム200を支持する。基部121における移動部114側に配置される側部は、上下方向に間隔を開けて、反力伝達部122を備える。基部121における移動部114側に配置される側部は、上下の反力伝達部122の間の位置に、磁気継手130を成す第2の磁気部材(磁石)132を備える。ここで、摺動部120の第2の磁気部材132が移動部114の第1の磁気部材131と向かい合う位置を、摺動部120の原点位置とする。
反力伝達部122は、略水平、且つ略同一方向に基部121から突出する。つまり、本実施形態の反力伝達部122は、図2に示すように、同一平面上に配置される。反力伝達部122の一方の端部は、基部121に接合されている。他方の端部には、切り欠き部1221が形成されている。この切り欠き部1221内に、ボールネジナット113が収められている。上下に配置された反力伝達部122の間隔部分に、移動部114が配置されている。
磁気継手130は、図1に示すように、第1の磁気部材131と、第2の磁気部材132と、を備える。第1の磁気部材131は、移動部114における摺動部120の基部121側に配置される側部に設けられている。第2の磁気部材132は、摺動部120における移動部114側に配置される側部に設けられている。これにより、摺動部120が原点位置に配置されると、第1の磁気部材131と第2の磁気部材132とが向かい合う。第1の磁気部材131及び第2の磁気部材132は、ロボットアーム200を上下に移動させたり、摺動部120に負荷が作用したりした際に、摺動部120と移動部114との磁気的な接合関係が破綻しない磁気誘引力を発揮する。
復帰部材140は、例えばバネ、ゴムなどの弾性部材である。復帰部材140は、移動部114と摺動部120の反力伝達部122との間にそれぞれ配置されている。例えば、復帰部材140としてバネを用いた場合、移動部114と摺動部120の反力伝達部122との間においてボールネジナット113に挿入された状態とされる。復帰部材140は、磁気継手130による移動部114と摺動部120との接合関係が切り離された際に、摺動部120が原点位置に復帰するように、摺動部120を移動させる復元力を発揮する。
拘束機構150は、図2及び3に示すように、支柱151と、リニアレール152と、を備える。支柱151は、平面から見てボールネジナット113を挟んで両側に配置されている。支柱151の高さは、ボールネジナット113と略等しい。
リニアレール152は、レール1521と、スライダー1522と、を備える。レール1521は、支柱151における摺動部120の基部121側に配置される側面に設けられている。スライダー1522は、摺動部120の基部121における支柱151側に配置される側面に設けられている。スライダー1522は、レール1521に沿って軸方向に移動可能であって、且つ当該軸方向以外の変位を拘束可能に、レール1521に連結されている。これにより、摺動部120におけるボールネジナット113の軸回りの回転を拘束することができる。しいては、摺動部120の第2の磁気部材132と移動部114の第1の磁気部材131とは、磁気的に接合されているので、移動部114におけるボールネジナット113の軸回りの回転を拘束することができる。
このような直動機構100は、駆動モータ112を制御部400(図6)からの制御信号に基づいて駆動させると、駆動モータ112の回転駆動力はギアトレインを介してボールネジナット113に伝達される。これにより、ボールネジナット113は回転し、移動部114は上方又は下方に移動する。そして、移動部114と摺動部120とは、磁気的に接合されているので、移動部114の上方又は下方への移動に伴って、摺動部120は上方又は下方に移動する。その結果、ロボットアーム200を所定の高さに移動させることができる。ここで、上方又は下方から摺動部120に負荷が作用し、磁気継手130が切り離されて当該負荷が作用する方向に摺動部120が移動すると、移動部114を挟んで上方又は下方に配置された復帰部材140が収縮する。収縮した復帰部材140は、復元力を発揮して摺動部120を押し上げ又は押し下げ、移動部114と摺動部120との磁気的な接合関係を復帰させる。これにより、摺動部120は原点位置に復帰する。このように直動機構100は、磁気継手が切り離されても、復帰部材140によって再び磁気継手130の接合関係を復帰させることができる。そのため、直動機構100は磁気継手130の接合関係の復帰が容易である。
ここで、磁気継手130と復帰部材140とは、図4に示す特性を満たすように設定されていることが好ましい。具体的に云うと、図5に示すように、移動部114に対する摺動部120の変位をXとし、摺動部120に作用する負荷をFとする。
このとき、ロボットアーム200を上方又は下方に移動させる際に、摺動部120に作用する負荷より大きな負荷が当該摺動部120に作用しても、磁気継手130の接合関係が維持される。そして、摺動部120に作用する負荷が所定の大きさに達すると、移動部114に対して摺動部120が離れようとして、磁気継手130の接合関係が弱まる。このとき、移動部114に対して摺動部120が離れるにつれ、摺動部120に作用する負荷が小さくなるが、磁気継手130の接合関係も弱まる。最終的に、磁気継手130の接合関係が殆ど無くなると、変わって当該変位に比例するように復帰部材140が復元力を発揮する。
ロボットアーム200は、多関節のアーム部210と、ハンド部220と、を備える。本実施形態のアーム部210は、第1のアーム211と、第2のアーム212と、第3のアーム213と、を備える。第1のアーム211の一端部は、摺動部120の基部121の上面に連結されている。第1のアーム211の他端部には、第2のアーム212の一端部が回転可能に連結されている。第2のアーム212の他端部には、第3のアーム213の一端部が回転可能に連結されている。第3のアーム213の他端部には、ハンド部220が回転可能に連結されている。各アームの連結部(関節部)は、図6に示すように、駆動モータ310、320、330を備える。ハンド部220も、一般的なロボットハンドと同様に駆動モータ(図示を省略)を備える。これにより、ロボットアーム200として機能する。つまり、図6に示す制御部400は、記憶部500に格納されたプログラム又は操作部600からの操作信号に基づいて制御信号を生成し、当該制御信号に基づいて駆動モータ310、320、330やハンド部220の駆動モータ、及び直動機構100の駆動モータ112等を制御する。
<実施形態2>
実施形態1では、磁気継手130を、第1の磁気部材131と、第2の磁気部材132と、で構成したが、この限りでない。つまり、図7に示す磁気継手1300のように、磁気継手を磁気部材1310と、磁気部材1310に磁気誘引される鉄等の部材1320と、で構成しても良い。これにより、磁気部材に代わって鉄等の安価な部材を用いることができるので、コストの削減に寄与できる。なお、図7に示す磁気継手1300は、磁気部材1310を移動部114に設け、鉄等の部材1320を摺動部120に設けているが、逆の構成でも良い。
<実施形態3>
実施形態1、2では、一つの磁気継手を用いて移動部114と摺動部120とを磁気的に接合しているが、この限りでない。つまり、図8及び9に示すように、ボールネジナット113を挟んで両側に磁気継手2300が配置されていることが好ましい。磁気継手2300は、実施形態2と同様に、磁気部材2310と、鉄等の部材2320と、を備える。磁気部材2310は、移動部114の外周部におけるボールネジナット113を挟む位置に設けられている。つまり、磁気部材2310は、ボールネジナット113を中心とする点対称の位置に配置されている。摺動部120は、ボールネジナット113を側方から覆う側壁部123を備える。側壁部123は、基部121における移動部114側に配置される側部から突出する。鉄等の部材2320は、側壁部123における高さ方向の略中央位置に設けられている。このような構成により、移動部114はボールネジナット113を挟む両側から摺動部120を支持することになる。そのため、磁気継手の接合力によって移動部114が摺動部120側に移動しようとする力を略相殺することができ、ボールネジナット113の摩耗を低減できる。
<実施形態4>
実施形態1乃至3では、摺動部120を磁気継手のみで支持しているが、この限りでない。つまり、図10に示すように、摺動部120を下方からガススプリングやガスバランサ、エアシリンダ等の補助機構700によって支持することが好ましい。このような構成により、磁気継手の負担を低減でき、磁気継手を小型化することができる。
<実施形態5>
実施形態1乃至4では、移動部114に対する摺動部120の変位が大きくなった際に、駆動モータ112の動作を制御する構成とされていないが、この限りでない。つまり、図11及び12に示すように、移動部114と摺動部120との上下方向における間隔Lに基づいて、駆動モータ112を制御する構成とされていることが好ましい。具体的に云うと、直動機構100は、上述の要素に加えて、さらに測距センサ等の測定部800を備える。測定部800は、移動部114と摺動部120との上下方向における間隔Lを測定する。例えば、測定部800は、摺動部120における下側の反力伝達部122の上面に設けられている。測定部800は、移動部114の下面と摺動部120における下側の反力伝達部122の上面との間隔を測定する。測定部800は、測定した測定値を制御部400に出力する。制御部400は、予め設定されている移動部114の下面と摺動部120における下側の反力伝達部122の上面との間隔から、入力された測定値を差分して、移動部114に対する摺動部120の変位を算出し、算出した変位が予め定められた閾値以上であると、駆動モータ112の動作を停止させる。要するに、摺動部120に作用する負荷と、移動部114と摺動部120との間隔Lの変位と、は関連付けることができるので、当該変位が大きいと摺動部120に大きな負荷が作用しているものと判断できる。そこで、本実施形態では、摺動部120に大きな負荷が作用して、移動部114との接合関係が切り離されないように、駆動モータ112の動作を停止させる。このような構成により、移動部114と摺動部120との接合関係が安易に切り離されない。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記の実施形態では、駆動機構110をボールネジナット113と移動部114の雌ネジ部1141とをベアリングを介して噛み合わせて回転駆動力を伝達可能な構成としているが、この限りでない。つまり、ボールネジナット113の代わりにラックを用い、当該ラックと、移動部114に搭載した駆動モータの回転軸に設けたピニオンギアと、を噛み合わせて移動部114が上下方向に移動可能な構成としても良い。要するに、一軸方向に移動部114を移動させることができる構成であれば良い。
上記の実施形態では、直動機構100の移動部114が上下方向に移動するように配置したが、水平方向に移動するように配置しても良い。
上記の実施形態では、直動機構100にロボットアーム200を搭載したが、直動機構100の使用用途は限定されない。
上記の実施形態では、拘束機構150としてリニアレールを用いたが、要するに摺動部120におけるボールネジナット113の軸方向への回転を拘束できる構成であれば良い。
本発明の直動機構及びロボットは、磁気継手が切り離された場合に、磁気継手の接合関係の復帰が容易な直動機構及びロボットとして用いられる。
100 直動機構
110 駆動機構
111 基台
112 駆動モータ
113 ボールネジナット
114 移動部、1141 雌ネジ部
120 摺動部、121 基部、122 反力伝達部、1221 切り欠き部、123 側壁部
130 磁気継手、131 第1の磁気部材、132 第2の磁気部材
140 復帰部材
150 拘束機構、151 支柱、152 リニアレール 1521 レール、1522 スライダー
200 ロボットアーム
210 アーム部、211 第1のアーム、212 第2のアーム、213 第3のアーム
220 ハンド部
310 駆動モータ
400 制御部
500 記憶部
600 操作部
700 補助機構
800 測定部
1300 磁気継手、1310 磁気部材、1320 鉄等の部材
2300 磁気継手、2310 磁気部材、2320 鉄等の部材

Claims (8)

  1. 一軸方向に配置されたガイドに反力をとり、前記ガイドに沿って移動する移動部と、
    前記ガイドに沿って摺動する摺動部と、
    前記移動部と前記摺動部とを磁気的に接合する磁気継手と、
    前記移動部と前記摺動部との接合関係を復帰させる復帰部材と、
    を備えることを特徴とする直動機構。
  2. 前記摺動部には、前記一軸方向に間隔を開けて反力伝達部が形成されており、
    前記反力伝達部の間隔部分に前記移動部が配置され、
    前記反力伝達部と前記移動部との間に前記復帰部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の直動機構。
  3. 前記摺動部における前記ガイドの軸回りの回転を拘束する拘束機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の直動機構。
  4. 前記磁気継手として、前記移動部又は前記摺動部のいずれか一方に磁石が設けられ、他方に前記磁石に磁気誘引される部材が設けられ、
    前記磁石と前記磁石に磁気誘引される部材とは向かい合って配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の直動機構。
  5. 前記磁気継手は、前記ガイドを挟んで両側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の直動機構。
  6. 前記移動部と前記摺動部との接合関係を補助する補助機構を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の直動機構。
  7. 前記移動部と前記摺動部との前記一軸方向への間隔を測定する測定部と、
    前記測定部の測定値が入力され、前記測定値に基づいて前記移動部に対する前記摺動部の変位を算出し、算出した変位が閾値以上であると、前記移動部の移動を停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の直動機構。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の直動機構を備えるロボット。
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